説明

獣医学的使用のための経口投与剤形

【課題】動物は錠剤を飲み込む必要があるが、何が何でもこれらを飲み込むまいとする行動を頻繁に引き起こす。シロップ剤などの錠剤以外の製剤は、ペットには非常に受け入れがたく、このような製剤を摂取させることは多くの場合実質的に不可能である。したがって、当技術分野において、獣医学的使用のための新規な経口投与剤形の提供が求められている。
【解決手段】本発明は、油性液および少なくとも1つの固形物、すなわちこの油性液の中に分散された油不溶性活性成分を含む動物、特にペット用の経口投与剤形を提供する。その懸濁液は、振盪によってホモジナイズされ、容易にボトルより注入できる種類の液である。本発明の経口投与剤形は、動物の口に合うことが好ましく、水感受性活性成分を含む優れた安定性を示し、これを摂取すべき動物に容易に許容される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、獣医学的使用のための投与剤形に関する。
【背景技術】
【0002】
動物、特にイヌおよびネコなどのペットに薬剤を投与する場合、人を介して摂取させるためにデザインされた投与剤形が通常使用される。
【0003】
国際公開第9802143号パンフレットでは、特に反芻動物用の経口投与可能な獣医学的使用のためのペースト様組成物、さらに詳しくは乳熱治療のためのカルシウム化合物を含む組成物が記載されている。獣医学的に活性な化合物は、二相油状組成物中に懸濁される。この二相油状組成物には、液体状で獣医学的に許容可能な油成分および固形で、獣医学的に許容可能な脂肪成分が含まれ、この液体油成分中でこの脂肪成分は凝集性の結晶構造を形成している。
【0004】
ロシア特許第2180559号明細書では、動物における乳腺炎の治療のための注射製剤が記載されている。その製剤は、g/ml注射投与量で硫酸ゲンタマイシン0.017、ジオキシジン0.01、軟モノグリセリド0.03、固形モノグリセリド0.03、油1.0以下を含んでいる。この製剤は、コロイド粉砕機内で油ベース(油および乳化剤)中の抗生物質粉末を分散し、均質で安定な懸濁液を得ることにより調製される。
【0005】
米国特許第5122377号明細書では、適切な薬物、不揮発性油、二酸化ケイ素、カプリン酸/カプリル酸トリグリセリドおよび/またはカプリン酸/カプリル酸/ステアリン酸トリグリセリドを含み、動物への経口投与に適した動物用医薬品送達システムが記載されている。ここに記載された組成物は、注入可能な液体としての製造も可能であるが、投薬のし易さ、適切なテクスチャー、および薬剤または投与すべき薬剤の均一化を考えれば半固形媒体にする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、動物は錠剤を飲み込む必要があるが、何が何でもこれらを飲み込むまいとする行動を頻繁に引き起こす。シロップ剤などの錠剤以外の製剤は、ペットには非常に受け入れがたく、このような製剤を摂取させることは多くの場合実質的に不可能である。
したがって、当技術分野において、獣医学的使用のための新規な経口投与剤形の提供が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様によると、油不溶性の活性成分を有する少なくとも1つの固形物を含み、この少なくとも1つの固形物が油性液中に分散されている獣医学的使用のための経口投与剤形が提供される。
【0008】
本発明の経口投与剤形ではジオキシジンを含まないことが好ましい。
【0009】
本明細書に使用される用語「経口」は、嚥下する必要がある本発明の投与剤形を教示するために使用される。
【0010】
本発明の投与剤形は、一般に動物、特にペットへの使用に適する。ペットは、家畜用よりも愛玩用の全ての飼育動物、特にイヌおよびネコなどの哺乳類が含まれる。
【0011】
本発明による活性成分は固体状態で動物に摂取されるように、室温で固体であることが好ましく、35℃を超える融点を有することが好ましい。
【0012】
活性成分は、油性液中に直接分散させてもよく、あるいは、粉末粒子の表面に吸着させ、さらにこれらの粒子を油性液中に分散させてもよい。この後者の可能な方法は、油性液中で活性成分の分散体を振盪しても、均質な懸濁液の形成を期待することが実際的ではないような活性成分が低用量で与えられる場合は特に有用である。粉末粒子上の活性成分を吸収し、続いてこれらの粒子を油性液中に分散することにより、低用量活性成分の均質な懸濁液の形成が可能となる。
【0013】
本発明による投与剤形は、油性液中に直接分散させた任意の数(n1)の活性成分、油性液中で分散させた粉末粒子上に吸着された任意の数(n2)の低用量活性成分、任意の数(n3)の油溶性の活性成分を含み、n1およびn2の総和が少なくとも1である。
【0014】
用語「投与剤形」は広い意味で解釈すべきであり、動物の治療または栄養上の効果を達成する目的で投与される任意の剤形が含まれる。これは、適用用途に関する指示書が添付された投与剤形として、または処方薬または一般用医薬品として、あるいは例えば、栄養補給食品(栄養補給食品類は「食品添加物」あるいは「食品補給物」と呼ばれることが多い)、ハーブエキス、ホメオパシー抽出物などの特定の用途なしに販売されてもよい。活性成分の事例は、抗生物質、駆虫剤、気管支拡張薬、抗下痢薬、抗ヒスタミン剤、抗リウマチ薬、ホルモン、鎮痛薬、利尿薬、放射性薬、植物抽出エキス、ホメオパシー薬、ビタミン、ミネラルなどがある。
【0015】
100グラムの油中に1グラムの物質を混合しても澄明な溶液が得られず、物質の油中での溶解度が1から100未満の物質は、油不溶性と呼ばれる。
【0016】
本発明において、半液体も液体として考慮される。本発明において液体と呼ばれる物質の主な要件は室温において流動性を有することであり、それ故、容器に容易に注ぐことができ、例えば、動物に投与する前に、本発明による投与剤形で満たされたボトルハーフを振盪する飼い主が振盪する際に効率的に混合することができるような流動性を室温下でもっていることである。
【0017】
油性液は、本質的に油で作られた液体であり、ワックス、水素化油、脂肪族アルコール、脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、および他の増粘物質などの増粘剤を加えることもできる。
【0018】
本発明においては、懸濁液は、液体媒体中の固形粒子の不均質混合物と理解すべきである。なお、この混合物を好ましくは約30秒以下で人の手で強く振盪すると固形粒子の濃縮度が均質になった状態が得られる。
【0019】
本発明による投与剤形は、増粘剤、低用量薬剤のための担体、香料、甘味料、着色料、抗酸化剤などの非活性成分をさらに含んでもよい。
【発明の効果】
【0020】
本発明による投与剤形は、投与される動物に受け入れられるような剤形であるという利点を有する。活性成分が水に溶解するかまたは分解し、成分の味覚が悪い場合、活性成分の固有な味覚は、溶液内にあるよりも分散している方がはるかに弱く感じられるので、本発明は一層の利点が示唆される。乳剤に関する先行技術に対し本発明が優れている利点のひとつに、本発明の投与剤形には、味覚の悪さに関係することの多い界面活性剤が存在しないことがある。
【0021】
活性成分が水に感受性である場合、本発明のさらなる利点が達成される。このような場合、水性投与剤形と比較すると安定性が長くなる。本発明の投与剤形は注ぐことができるため、投薬の正確さを損なうことなく、使用される投与量を柔軟に変えることができる。
【0022】
本発明による投与剤形を投与する好ましい一様式は、動物にそれを飲ませることであり、また別の好ましい様式は動物の飼料にそれを混合することである。例えばティースプーン、シリンジ、ピペットなどにより、この製剤を動物の口へ直接投与してもよい。このため、これらの投与は設計がヒト用であった動物投与剤形を動物に投与する方法よりもより効率的に行うことができる。
【0023】
本発明の別の態様によれば、ヒト以外の動物を処置する方法が提供され、この方法では、本発明による投与剤形をこの動物に経口的に投与するステップを含む。
【0024】
本発明の別の態様によれば、ヒト以外の動物のための経口投与剤形として、本発明による投与剤形の使用が提供される。
【0025】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明が実際にどのように実行されるかを把握するために、非限定的な実施例としていくつかの特定の具体例の詳細な説明を以下に示す。
【0027】
以下の実施例において、十分振盪された後に、すべて投与剤形はこれらを必要とされる動物に飲み込ませるものとする。それらは動物の飼料に混合された場合のように飲み込まれてもよい。当業者において公知であるように、より大型の動物は、より多くの活性成分を含む大量の薬物を一回の投与剤形で投与してもよい。
【実施例1】
【0028】
総合ビタミン補給物
以下の成分は総合ビタミン補給物の調製に使用される。示されている量は約5gの投与剤形の1回量である。
ビタミンA 500IU
ビタミンD3 50IU
ビタミンE 1IU
ビタミンC 5mg
ナイアシンアミド 6.5mg
チアミン 0.5mg
炭酸カルシウム 0.4g
ダイズ油 4.8g
サラシミツロウ 0.2g
【0029】
ダイズ油を70℃でサラシミツロウと混合することにより増粘させる。得られた油性液を50℃に冷却し、さらに油状のビタミン(A、DおよびE)を添加する。油性溶液を35℃に冷却する。粉末化された水溶性ビタミンおよび炭酸カルシウムをともに加え混合する。得られた懸濁液を室温まで冷却し、固形ビタミンおよびミネラルが液体媒体にはいった注入可能な懸濁液を得る。この実施例で、炭酸カルシウムは、ペットにカルシウム供給するための活性成分として、および低用量の油不溶性ビタミンのキャリアとしての両方の機能を有する。
【実施例2】
【0030】
抗菌薬
以下の成分はペットの抗菌薬の調製に使用される。示されている量は約5gの投与剤形の1回量である。
アモキシシリン 0.5g
落花生油 4.2g
ヒマシ油 0.3g
ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT) 0.01g
【0031】
油を50℃に加熱する。BHTを添加する。得られた油性混合物を混合しながら30℃まで冷却させる。混合中にアモキシシリン粉末を添加し、室温までさらに冷却する。
【実施例3】
【0032】
股関節および関節の治療
以下の成分は、股関節および関節治療薬の調製のために使用される。示されている量は約5gの投与剤形の1回量である。
グルコサミン硫酸塩 0.25g
ヒマシ油 4.3g
水素化パーム油 0.3g
牛肉フレーバー 0.1g
【0033】
油を50℃に加熱し、さらにグルコサミンをそれに混合しながら添加する。得られた懸濁液を30℃まで冷却し、さらに香料を添加する。
【実施例4】
【0034】
抗下痢薬
以下の成分は、抗下痢薬の調製に使用される。示されている量は約5gの投与剤形の1回量である。
カオリンライト 0.3g
トウモロコシ油 4.3g
セチルアルコール 0.1g
モノステアリン酸グリセリン 0.1g
没食子酸プロピル 0.01g
【0035】
トウモロコシ油、モノステアリン酸グリセリン、没食子酸プロピル、およびセチルアルコールを75℃に加熱し、互いに混ぜる。カオリンを加える。均質化させながら、その懸濁液を冷却する。
【実施例5】
【0036】
駆虫剤
以下の成分は駆虫剤の調製に使用される。量は約1000回の単回投与量に十分な約5Kgのストックとして与えられる。
ピランテル・パモ酸 0.15Kg
鉱油 4.8Kg
【0037】
鉱油を50℃まで加熱し、ピランテル・パモ酸を添加し、混合し、ホモジナイズする。得られた製剤を冷却し、ボトルに充填する。
【実施例6】
【0038】
気管支拡張薬
以下の成分は気管支拡張薬の調製のために使用される。量は約100回の単回投与量に十分な約500gのバッチで与えられる。
クレンブテロール 20mg
微結晶性セルロース 50g
PEG 6000 50g
ダイズ油 450g
【0039】
クレンブテロールを微結晶セルロース上に吸着させ、均質な粉末を形成させる。
【0040】
ダイズ油を50℃で加熱しながらPEG6000と混合することにより増粘させる。上述の粉末を熱混合物中で懸濁し、続いて室温まで冷却し、本発明に従う投与剤形の約100回投与分のバッチを得る。
【実施例7】
【0041】
植物抽出エキス治療薬
以下の成分は植物抽出エキス治療薬の調製のために使用される。示されている量は約5gの投与剤形の1回量である。
エキナセア乾燥エキス剤 0.1g
カモミール乾燥エキス剤 0.1g
茴香乾燥エキス剤 0.1g
ダイズ油 4.4g
水素化植物油 0.3g
【0042】
油を50℃に加熱し、ハーブエキスを混合しながら加える。得られた懸濁液を30℃まで冷却する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
獣医学的使用のための経口投与剤形であって、油不溶性の活性成分を有する少なくとも1つの固形物を含み、前記少なくとも1つの固形物が油性液中に分散されていることを特徴とする経口投与剤形。
【請求項2】
前記少なくとも1つの固形物の各々が、油不溶性の活性成分および油不溶性の活性成分を吸着させた油不溶性粉末から成る群から選択される請求項1に記載の経口投与剤形。
【請求項3】
前記粉末が低用量活性成分を吸着している請求項2に記載の経口投与剤形。
【請求項4】
油溶性活性成分をさらに含む請求項1乃至3のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項5】
経口投与剤形がペット用である前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項6】
前記ペットがネコまたはイヌである請求項5に記載の経口投与剤形。
【請求項7】
前記活性成分が抗生物質、駆虫剤、気管支拡張性薬剤、抗下痢薬剤、抗ヒスタミン剤、抗リウマチ薬、ホルモン、鎮痛薬、利尿薬、放射性薬、ビタミン、およびミネラルから成る群から選択される前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項8】
前記油性液は少なくとも1つの油を含む前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項9】
前記油性液は少なくとも1つの増粘剤をさらに含む請求項8に記載の経口投与剤形。
【請求項10】
前記増粘剤がワックス、水素化油、脂肪族アルコール、脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、および他の増粘物質から成る群から選択される請求項9に記載の経口投与剤形。
【請求項11】
経口投与剤形が動物に受け入れられる前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項12】
増粘剤、香料、甘味料、着色料、植物抽出エキス、および抗酸化剤から成る群から選択される少なくとも1つの非活性成分をさらに含む前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項13】
前記活性成分が水感受性である前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項14】
前記活性成分は水に溶解または分解する前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項15】
経口投与剤形が界面活性剤を含まない前記請求項のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項16】
油不溶性の活性成分を含む少なくとも1つの固形物を有する投与剤形をヒト以外の対象に経口的に投与するステップを含み、前記少なくとも1つの固形物が油性液中に分散されている前記対象を処置する方法。
【請求項17】
少なくとも1つの固形物の各々が油不溶性の活性成分、油不溶性の活性成分を吸着させた油不溶性粉末から成る群から選択される請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記粉末は低用量活性成分を吸着している請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記ヒト以外の対象物がペットである請求項16乃至18のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
前記ペットはイヌまたはネコである請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記活性成分が抗生物質、駆虫剤、気管支拡張性薬剤、抗下痢薬剤、抗ヒスタミン剤、抗リウマチ薬、ホルモン、鎮痛薬、利尿薬、放射性薬、ビタミン、およびミネラルから成る群から選択される請求項16乃至20のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
前記油性液が少なくとも1つの油を有する請求項16乃至21のいずれかに記載の方法。
【請求項23】
前記油性液が少なくとも1つの増粘剤をさらに含む請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記増粘剤がワックス、水素化油、脂肪族アルコール、脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールから成る群から選択される請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記投与剤形が動物に受け入れられる請求項16乃至24のいずれかに記載の方法。
【請求項26】
前記投与剤形が少なくとも1つの油溶性活性成分をさらに含む請求項16乃至25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
前記投与剤形が増粘剤、香料、甘味料、着色料、植物抽出エキス、および抗酸化剤から成る群から選択される少なくとも1つの非活性成分をさらに含む請求項16乃至26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
前記活性成分が水感受性である請求項16乃至28のいずれかに記載の方法。
【請求項29】
前記活性成分が水に溶解または分解する請求項16乃至28のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
前記投与剤形は界面活性剤を含まない請求項16乃至29のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
前記投与剤形がエサとともに動物に与えられる請求項16乃至30のいずれかに記載の方法。
【請求項32】
活性成分を含み、油性液中に分散された少なくとも1つの固形の油不溶性物質をヒト以外の対象のための経口投与剤形として使用する使用法。
【請求項33】
前記経口投与剤形が請求項2乃至15のいずれかに従う請求項32に記載の使用法。
【請求項34】
前記活性成分が植物抽出エキスおよびホメオパシー薬から成る群から選択される請求項1乃至15のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項35】
前記活性成分が植物抽出エキスおよびホメオパシー薬から成る群選択される請求項16乃至31のいずれかに記載の方法。
【請求項36】
室温で注入可能な液体である請求項1乃至15のいずれかに記載の経口投与剤形。
【請求項37】
ジオキシジンを含まない請求項1乃至15、または36のいずれかに記載の経口投与剤形。

【公表番号】特表2006−522804(P2006−522804A)
【公表日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507591(P2006−507591)
【出願日】平成16年3月25日(2004.3.25)
【国際出願番号】PCT/IL2004/000277
【国際公開番号】WO2004/089337
【国際公開日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(505385583)シーティーエス ケミカル インダストリーズ リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】CTS CHEMICAL INDUSTRIES LTD.
【Fターム(参考)】