説明

環境適応形表示装置

【課題】前後両側から報知媒体を載せた透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響となる環境適応形表示装置を提供する。
【解決手段】巻上げ機構16により、透明パネル8を所定の順序に沿って格納部5から表示窓6に降ろすとともに、表示窓6に位置する透明パネル8を格納部5に引上げて、表示窓6に透明パネル8を一体づつ位置させる。偏平箱体2は表示窓6を前後両側に設けているので、偏平箱体2の前後両側から報知媒体11を載せた透明パネル8を表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも透明パネル8が光を通して明るさを増し、報知媒体11を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から環境に好影響をもたらす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、偏平箱体内に複数体の透明パネルを格納し、所定の順序で表示窓に移動させることにより、一連の表示を循環的に繰り返して行うことができる環境適応形表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
店舗、商店および飲食店などを抱えた商業地域では、軒先をはじめ駐車場や道路沿いに、商品をはじめサービスや料理品目の情報を伝える表示装置が広告案内塔として建てられている。この種の表示装置のなかには、筐体の内部で吊持部材により吊り上げられた複数体の表示体を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この表示装置では、上部に位置する複数体の表示体のうち、最前列の表示体から所定の時間間隔で一体づつ後列側の表示体にわたって降下させて筐体の下部に滞在させている。全ての表示体が降下した時、全表示体を一斉に上部に引上げて、最初の動作から循環的に繰り返し、異なる宣伝情報を載せた表示体を表示窓により一体づつ表示している。
【特許文献1】特開平7−028416号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところが、特許文献1の表示装置では、小型化が図られて全体がコンパクトな構成になってはいるものの、表示体の表示面が前面側に限られていることからも分かるように、表示窓は筐体の片側のみに設けられている。このため、表示装置を地上に設置した場合、筐体の後面側は単なる盲板となって広告・宣伝効果が半減するとともに、公共地域の建造物としては、美観や景観の点から周りの良好な環境保全に適さなくなる虞がある。
【0004】
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は前後両側から報知媒体を載せた透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも透明パネルが光を通して明るさを増し、報知媒体を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす優れた環境適応形表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(請求項1について)
偏平箱体は、脚部を介して地上に設置されるようになっており、遮蔽板で外部から遮られた格納部と前後両側に設けられた表示窓とを上下方向に有する。透明パネルは、偏平箱体の格納部内に縦型に並列するように複数体配設されて、格納部と表示窓との間で一体づつ昇降可能に設けられている。これら透明パネルには、各種の情報を載せた透明フィルム状の報知媒体が剥離可能に貼着されている。駆動装置により、透明パネルを所定の順序に沿って格納部から表示窓に降ろすとともに、表示窓に位置する透明パネルを格納部に引上げて、表示窓に透明パネルを一体づつ降ろす。
【0006】
偏平箱体は表示窓を前後両側に設けているので、偏平箱体の前後両側から報知媒体を載せた透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも透明パネルが光を通して明るさを増し、報知媒体を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす優れた効果を奏する。
また、透明フィルム状の報知媒体は、透明パネルに剥離可能に貼着されているので、報知媒体の内容を更新する場合、報知媒体を透明パネルから剥がして新内容の報知媒体を透明パネルに貼るだけで、簡単かつ迅速に更新できる利点がある。
【0007】
(請求項2について)
駆動装置は、透明パネルに対応して設けられて、透明パネルに連結されたワイヤーおよびプーリーを有する巻上げ機構からなり、プーリーによりワイヤーを巻取ることにより透明パネルを引上げ、ワイヤーを繰出すことにより透明パネルを降ろすようにしている。
この場合、透明パネルの昇降変位を入手が容易な既存の巻上げ機構により確実に行うことができるので、安全でコスト的に有利である。
【0008】
(請求項3について)
駆動装置は、透明パネルに対応して設けられて、駆動モータにより上下方向に往復旋回可能に取付けられた作動レバーからなり、作動レバーの往旋回により透明パネルを引上げ、復旋回により透明パネルを降ろすようにしている。
この場合、透明パネルの昇降変位を入手が容易な既存の駆動モータおよび作動レバーにより確実に行うことができるので、請求項2と同様に安全でコスト的に有利である。
【0009】
(請求項4について)
透明パネルは、縦揺れおよび横揺れに応じて別々に作動する二種類のローラベアリングが設けられた縦型レールに沿って昇降変位する。
このため、透明パネルが縦型レールに沿って昇降変位する際、透明パネルが縦横方向にがたつかず、透明パネルに円滑な昇降動作を確保することができる。
【0010】
(請求項5について)
偏平箱体は、脚部を介して地上に設置されるようになっており、遮蔽板で外部から遮られた格納部と前後両側に設けられた表示窓とを上下方向に有する。透明パネルは、偏平箱体の格納部内に縦型に並列するように複数体配設されて、格納部と表示窓との間で前後一体づつ昇降可能に設けられている。これら透明パネルには、各種の情報を載せた透明フィルム状の報知媒体が剥離可能に貼着されている。駆動装置により、透明パネルを所定の順序に沿って格納部から表示窓に降ろすとともに、表示窓に位置する透明パネルを格納部に引上げて、表示窓に透明パネルを前後一体づつ位置させる。照明部材は、表示窓に前後一体づつ降りる透明パネルの間に存するように設けられている。
【0011】
照明部材を表示窓において二体の透明パネルの間に存するように設けたので、照明部材の点灯により、偏平箱体の前後両側の表示窓から異なる報知媒体を載せた二体の透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が実質的に倍増する。
しかも、透明パネルが光を通して明るさを増して報知媒体を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、請求項1と同様に公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす優れた効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の環境適応形表示装置では、偏平箱体は表示窓を前後両側に設けているので、偏平箱体の前後両側から各種の情報を伝える報知媒体を載せた透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも透明パネルが光を通して明るさを増し、報知媒体を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす。
【実施例1】
【0013】
図1ないし図5に基づいて本発明の実施例1を説明する。
本発明に係る環境適応形表示装置1は、図1に示すように、店舗、商店、飲食店あるいは駐車場などにおける地上Gに設置されるもので、偏平箱体2から下方に延出された脚部3を地上Gに固定している。偏平箱体2は、図2に示すように、遮蔽板4により外部から遮られた格納部5と前後両側に設けられて透視ガラス6aが嵌められた表示窓6とを上下方向に有している。図2では、表示窓6は左右両側に図示されているが、偏平箱体2を設置して視認する観点から考え、表示窓6は本来的に偏平箱体2の前後両側にあるものとする。
【0014】
偏平箱体2の左右両側には、図3に示すように、例えばアクリル樹脂などにより矩形状に形成された透明パネル8を昇降可能に案内する断面略コ字状の縦型レール7が設けられている。縦型レール7には、縦揺れおよび横揺れに応じて別々に作動する二種類のローラベアリング9、10が設けられ、透明パネル8にがたつきのない円滑な昇降動作を確保している。透明パネル8は、偏平箱体2の格納部5内に縦型に並列するように複数体(例えば、四体)配設されて、格納部5と表示窓6との間で一体づつ昇降可能になっている。
【0015】
透明パネル8には、各種の情報を載せた透明フィルム状の報知媒体11が剥離可能に貼着され、商業上の商品、料理およびサービスなどの内容を表示できるようになっている(図2参照)。透明パネル8は光透過性のため、報知媒体11を透明パネル8の片面に貼着することにより、報知媒体11を透明パネル8の表裏両面から視認することができる。
【0016】
透明パネル8を昇降変位させる巻上げ機構16は、図4および図5に示すように、駆動装置として透明パネル8に対応して設けられ、透明パネル8の先端部中央に連結されたワイヤー13、駆動モータ14および駆動モータ14の回転軸14aに嵌着されたプーリー15を有する。
駆動モータ14への通電時、プーリー15を正回転させてワイヤー13を巻取ることにより透明パネル8を引上げ(図4の矢印A参照)、プーリー15を逆回転させてワイヤー13を繰出すことにより透明パネル8を降ろすように設定されている(図4の矢印B参照)。
【0017】
駆動モータ14は、駆動モータ14を通電制御する制御部(図示せず)に接続されており、予めプログラム化されたシーケンス動作に基づいて、透明パネル8を所定の順序に沿って格納部5から表示窓6に降ろすとともに、表示窓6に位置する透明パネル8を格納部5に引上げて、表示窓6に透明パネル8を一体づつ位置させる。
【0018】
制御部の作動例として、最前列の透明パネル8を格納部5から表示窓6に降ろし、所定時間後に最前列の透明パネル8を格納部5に引上げて隠し、二列目の透明パネル8を表示窓6に降ろすものがある(図2参照)。そして、所定時間後、二列目の透明パネル8を格納部5に引上げ、三列目の透明パネル8を表示窓6に降ろすといった動作を最前列から最後列の透明パネル8にかけて循環的に繰り返し、全体の透明パネル8を一体づつ表示窓6に位置させ、報知媒体11の内容を表示窓6から広告・宣伝情報として伝える。
【0019】
この場合、最前列の透明パネル8を格納部5に引上げると同時に、二列目の透明パネル8を降ろし始め、最前列の透明パネル8の全体が格納部5に収納されると同時に、二列目の透明パネル8の全体が表示窓6の全面に位置するようにしてもよい。
【0020】
上記構成の偏平箱体2は表示窓6を前後両側に設けているので、偏平箱体2の前後両側から報知媒体11を載せた透明パネル8を表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まる。
しかも、透明パネル8が光を通して明るさを増し、報知媒体11を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらすものである。
また、透明フィルム状の報知媒体11は、透明パネル8に剥離可能に貼着されているので、報知媒体11の内容を更新する場合、報知媒体11を透明パネル8から剥がして新内容の報知媒体を透明パネル8に貼るだけで、簡単かつ迅速に更新できる利点がある。
【実施例2】
【0021】
図6及び図7は本発明の実施例2を示す。
実施例2が実施例1と異なるところは、駆動装置に作動レバー18を用いたことである。作動レバー18は、偏平箱体2内で透明パネル8(図1参照)の側面部に対応して設けられた駆動モータ19により駆動される。
すなわち、図6に示すように、作動レバー18の一端部は、駆動モータ19の回転軸19aに、ベルト19b、プーリー19cおよび支軸19dを介して嵌着されている。作動レバー18の他端部には、図7に示すように、透明パネル8の先端部に形成した横長穴8aに沿って摺動可能に嵌め込まれたピン21を取付けている。この場合、四体の透明パネル8のそれぞれに駆動装置を設けているが、最前列にある一体の透明パネル8を代表させて駆動装置を説明した。
【0022】
駆動モータ19は、予めプログラム化された手順により制御部により駆動制御されるようになっており、作動レバー18を上下方向に往復旋回可能に取付けている。この際、作動レバー18の往旋回により透明パネル8を格納部5に引上げ(図7の矢印C参照)、復旋回により透明パネル8を表示窓6に降ろすようにしている(図7の矢印D参照)。このため、実施例2でも実施例1と同様な効果が得られる。
【実施例3】
【0023】
図8は本発明の実施例3を示す。
実施例3が実施例1と異なるところは、照明部材として発光ダイオードなどからなるランプ23を表示窓6に設置するとともに、透明パネル8を格納部5と表示窓6との間で前後一体づつ昇降可能に設けたことである。
【0024】
すなわち、ランプ23は、表示窓6において前後一体づつ位置させた透明パネル8の間に存するように設けられており、制御部のプログラムを変更することにより、透明パネル8を所定の順序に沿って格納部5から表示窓6に降ろし、表示窓6に位置する透明パネル8を格納部5に引上げて、透明パネル8を表示窓6に前後一体づつ位置させる。
【0025】
実施例3では、表示窓6においてランプ23を前後二体の透明パネル8の間に位置させたので、ランプ23の点灯時、前後両側の表示窓6から異なる報知媒体11を載せた二体の透明パネル8を表示することができ、広告・宣伝効果が実質的に倍増する。
しかも、透明パネル8が光を通して明るさを増して報知媒体11を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、請求項1と同様に公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす。
【0026】
(a)なお、各実施例における透明パネル8の個体数は、必要に応じて所望に設定することができる。
(b)透明パネル8に貼着する報知媒体11の表示内容は、広告・宣伝に限らず、名所旧跡、地理、地域の伝達事項、時間表、イベント行事、演奏会あるいは講演会などを案内するガイド機能を有するものであってもよい。
(c)透明パネル8は矩形に限らず、平行四辺形、楕円形、菱形あるいは台形など各種の形状であってもよく、その材質はアクリル樹脂に限らず、強化ガラスなど透明なものであればよい。
【0027】
(d)表示窓6と格納部5との位置関係は、各実施例とは逆に上部に表示窓6を設けて、下部に格納部5を設けるようにしてもよい。
(e)透明パネル8を表示窓6と格納部5との間に昇降させる順序は、表示内容や表示状況に応じてプログラムを所望に変更することができ、前列の透明パネル8が昇り切らないうちに、後列の透明パネル8を降ろして両者が表示窓6で部分的に重複する昇降パターンに設定してもよい。この際、透明パネル8が前後列で昇降変位する時間間隔は、報知媒体11の表示内容に応じて所望に変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明に係る環境適応形表示装置では、偏平箱体は表示窓を前後両側に設けているので、偏平箱体の前後両側から各種の情報を伝える報知媒体を載せた透明パネルを表示することができ、広告・宣伝効果が大幅に高まり、しかも透明パネルが光を通して明るさを増し、報知媒体を良好なコントラストで輝かせて高品質の画像にするので、公共地域の建造物として美観や景観の点から周りの環境に好影響をもたらす。周りの環境を保全しながら広告・宣伝などの優れた案内機能を求める需要者の増加に伴い、化学・機械部品などの流通を介して化学・機械産業界へ広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】地上に設置した環境適応形表示装置を示す斜視図である(実施例1)。
【図2】環境適応形表示装置を示す縦断面図である(実施例1)。
【図3】(a)は透明パネルに取付けたローラベアリングを示す縦断面図であり、(b)は透明パネルに取付けたローラベアリングを示す破断正面図である(実施例1)。
【図4】環境適応形表示装置を模式的に示す正面図である(実施例1)。
【図5】駆動モータからなる巻上げ機構を示す平面図である(実施例1)。
【図6】駆動装置を示す拡大側面図である(実施例2)。
【図7】駆動装置および透明パネルを模式的に示す正面図である(実施例2)。
【図8】環境適応形表示装置を示す縦断面図である(実施例3)。
【符号の説明】
【0030】
1 環境適応形表示装置
2 偏平箱体
3 脚部
4 遮蔽板
5 格納部
6 表示窓
7 縦型レール
8 透明パネル
9、10 ローラベアリング
11 報知媒体
13 ワイヤー
14、19 駆動モータ
15 プーリー
16 巻上げ機構(駆動装置)
18 作動レバー(駆動装置)
23 ランプ(照明部材)
G 地上

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脚部を介して地上に設置されるようになっており、遮蔽板で外部から遮られた格納部と前後両側に設けられた表示窓とを上下方向に有する偏平箱体と、
この偏平箱体の前記格納部内に縦型に並列するように複数体配設されて、前記格納部と前記表示窓との間で一体づつ昇降可能に設けられた透明パネルと、
これら透明パネルに剥離可能に貼着されて、各種の情報を載せた透明フィルム状の報知媒体と、
前記透明パネルを所定の順序に沿って前記格納部から前記表示窓に降ろすとともに、前記表示窓に位置する前記透明パネルを前記格納部に引上げて、前記表示窓に前記透明パネルを一体づつ降ろす駆動装置とを備えたことを特徴とする環境適応形表示装置。
【請求項2】
前記駆動装置は、前記透明パネルに対応して設けられて、前記透明パネルに連結されたワイヤーおよびプーリーを有する巻上げ機構からなり、前記プーリーにより前記ワイヤーを巻取ることにより前記透明パネルを引上げ、前記ワイヤーを繰出すことにより前記透明パネルを降ろすようにしたことを特徴とする請求項1に記載の環境適応形表示装置。
【請求項3】
前記駆動装置は、前記透明パネルに対応して設けられて、駆動モータにより上下方向に往復旋回可能に取付けられた作動レバーからなり、前記作動レバーの往旋回により前記透明パネルを引上げ、復旋回により前記透明パネルを降ろすようにしたことを特徴とする請求項1に記載の環境適応形表示装置。
【請求項4】
前記透明パネルは、縦揺れおよび横揺れに応じて別々に作動する二種類のローラベアリングが設けられた縦型レールに沿って昇降変位することを特徴とする請求項1に記載の環境適応形表示装置。
【請求項5】
脚部を介して地上に設置されて、遮蔽板で外部から遮られた格納部と前後両側に設けられた表示窓とを上下方向に有する偏平箱体と、
この偏平箱体の前記格納部内に縦型に並列するように複数体配設されて、前記格納部と前記表示窓との間で前後一体づつ昇降可能に設けられた透明パネルと、
これら透明パネルに剥離可能に貼着されて、各種の情報を載せた透明フィルム状の報知媒体と、
前記透明パネルを所定の順序に沿って前記格納部から前記表示窓に降ろすとともに、前記表示窓に位置する前記透明パネルを前記格納部に引上げて、前記表示窓に前記透明パネルを前後一体づつ位置させる駆動装置と、
前記表示窓に前後一体づつ降りる前記透明パネルの間に存するように設けた照明部材とを備えたことを特徴とする環境適応形表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−10886(P2007−10886A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−190081(P2005−190081)
【出願日】平成17年6月29日(2005.6.29)
【出願人】(305031707)
【Fターム(参考)】