説明

画像データ送信装置およびプログラム

【課題】送信先に送信元の停止状態を知らせることができる画像データ送信装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】送信先を受付ける受付手段と、前記受付手段により受付られた前記送信先に対し画像データを送信するための処理を行う送信処理手段と、前記送信処理手段による画像データを送信するための処理が中断された場合、前記送信先に送信が中断されたことを通知する通知手段とを有する。前記送信処理手段により処理された画像データを記憶する処理後画像データ記憶手段を有し、前記通知手段は、前記処理後記憶手段により記憶された画像データを前記送信処理手段により送信する場合に、送信が中断されたことを通知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データ送信装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、認証中に実施した処理が予め決められた時間以上かかる場合、処理を自動的に中断し、その旨をその処理の生成者に対して通知する装置を開示する。
【0003】
特許文献2は、認証中に実施した処理が予め決められた時間以上かかる場合、その処理の生産者が承認している場合には、処理を自動的に中断し、その旨をその処理の生成者に対して通知する装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−263396号公報
【特許文献2】特開2008−263397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、送信先に送信元の停止状態を知らせることができる画像データ送信装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る本発明は、送信先を受付ける受付手段と、前記受付手段により受付られた前記送信先に対し画像データを送信するための処理を行う送信処理手段と、前記送信処理手段による画像データを送信するための処理が中断された場合、前記送信先に送信が中断されたことを通知する通知手段とを有する画像データ送信装置である。
【0007】
請求項2に係る本発明は、前記送信処理手段により処理された画像データを記憶する処理後画像データ記憶手段を有し、前記通知手段は、前記処理後記憶手段により記憶された画像データを前記送信処理手段により送信する場合に、送信が中断されたことを通知する請求項1に記載の画像データ送信装置である。
【0008】
請求項3に係る本発明は、前記通知手段による通知の完了後、前記処理後画像データ記憶手段により記憶された画像データを削除する画像データ削除手段をさらに有する請求項2に記載の画像データ送信装置である。
【0009】
請求項4に係る本発明は、使用者を認証する認証手段をさらに有し、前記認証手段により使用者が認証された場合に、前記送信処理手段による画像データの送信が中断される請求項1〜3のいずれかに記載の画像データ送信装置である。
【0010】
請求項5に係る本発明は、前記通知手段による通知の完了後、前記画像データを使用者に関連付けて記憶する通知後画像データ記憶手段をさらに有し、前記送信処理手段は、前記認証手段によりこの使用者が再度認証された場合に、前記通知後画像データ記憶手段により記憶され、この使用者に関連づけられた画像データを送信する請求項4に記載の画像データ送信装置である。
【0011】
請求項6に係る本発明は、前記送信処理手段は、前記処理後記憶手段により記憶された画像データを送信する場合に、前記処理後記憶手段により記憶された画像データに、送信が中断されたことを示すデータが付加された画像データを送信する請求項2に記載の画像データ送信装置である。
【0012】
請求項7に係る本発明は、前記送信処理手段は、前記処理後記憶手段により記憶された画像データを送信する場合に、前記処理後記憶手段により記憶された画像データから作成された縮小イメージデータを送信する請求項2に記載の画像データ送信装置である。
【0013】
請求項8に係る本発明は、送信先を受付ける受付ステップと、前記受付ステップにより受付られた前記送信先に対し画像データを送信するための処理を行う送信処理ステップと、前記送信処理ステップによる画像データを送信するための処理が中断された場合、前記送信先に送信が中断されたことを通知する通知ステップとをコンピュータに実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る本発明によれば、画像データを送信するための処理が中断された場合、送信先に送信が中断されたことを通知することができる。
【0015】
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る発明により得られる効果に加えて、送信が中断されるまでに処理された画像データを送信することができる。
【0016】
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る発明により得られる効果に加えて、記憶領域を再利用することができる。
【0017】
請求項4に係る本発明によれば、請求項1〜3のいずれかに係る発明により得られる効果に加えて、使用者が認証された場合に、画像データの送信を中断することができる。
【0018】
請求項5に係る本発明によれば、請求項4に係る発明により得られる効果に加えて、使用者が再度認証された場合に、この使用者に関連づけられて記憶されていた画像データを送信することができる。
【0019】
請求項6に係る本発明によれば、請求項2に係る発明により得られる効果に加えて、送信先に送信が中断されたことを分かりやすく通知することができる。
【0020】
請求項7に係る本発明によれば、請求項2に係る発明により得られる効果に加えて、用紙を節約することができる。
【0021】
請求項8に係る本発明によれば、画像データを送信するための処理が中断された場合、送信先に送信が中断されたことを通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明にかかる画像送受信システムの構成を例示する図である。
【図2】図1に示した画像送信装置、画像受信装置のハードウェア構成を例示する図である。
【図3】画像送信装置により実行される画像送信プログラムの構成を示す図である。
【図4】処理内容記憶部が記憶する処理内容情報を例示する図である。
【図5】第1の通知プログラムの構成を示す図である。
【図6】第2の通知プログラムの構成を示す図である。
【図7】第3の通知プログラムの構成を示す図である。
【図8】図3に示した画像送信プログラムの処理(S10)を示すフローチャートである。
【図9】図5に示した第1の通知プログラムの処理(S20)を示すフローチャートである。
【図10】図6に示した第2の通知プログラムの処理(S30)を示すフローチャートである。
【図11】図7に示した第3の通知プログラムの処理(S40)を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
[第1の実施形態]
以下、本発明に係る画像送受信システム1を説明する。
図1は、本発明にかかる画像送受信システム1の構成を例示する図である。
図1に示すように、画像送受信システム1は、公衆回線網、インターネット網等の通信回線網100を介して相互に接続された画像送信装置10、画像受信装置12および画像受信装置14から構成される。
なお、以下の各図において、実質的に同じ構成部分・処理には、同じ符号が付される。
【0024】
画像送受信装置10は、スキャナ等の画像読み取り装置により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ機能を用いて、通信回線網100を介して通信相手の画像受信装置12に送信する。
また、画像送受信装置10は、スキャナ等の画像読み取り装置により読み取られた原稿の画像データを、電子メールを用いて、通信回線網100を介して通信相手の画像受信装置14に送信する。
画像受信装置12は、画像送信装置10からファクシミリ機能を用いて送信された画像データを、通信回線網100を介して受信する。
画像受信装置14は、画像送信装置10から送信された電子メールに添付された画像データを、通信回線網100を介して受信する。
画像送信装置10、画像受信装置12の具体的な例としては、ファクシミリ機能、電子メール送信機能および複写機能を有するプリンタなどの様々な形態が存在する。
画像受信装置14の具体的な例としては、電子メール送受信機能を有するコンピュータなどの様々な形態が存在する。
【0025】
[ハードウェア構成]
図2は、図1に示した画像送信装置10、画像受信装置12および画像受信装置14のハードウェア構成を例示する図である。
図2に示すように、画像送信装置10および画像受信装置12は、CPU(Central Processing Unit)102、メモリ104、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置106、外部のコンピュータなどとデータの送信および受信を行う通信装置108、タッチパネル、または、液晶ディスプレイおよびキーボードを含む外部入出力装置110、画像を読み取って読取画像データをCPU102に対して出力する例えばスキャナ等の読取装置112を有する。
これらの構成要素は、バス114を介して互いに接続されている。
画像受信装置14は、CPU102、メモリ104、記憶装置106、通信装置108および外部入出力装置110を有する。
【0026】
[画像送信プログラム2]
図3は、画像送信装置10により実行される画像送信プログラム2の構成を示す図である。
図3に示すように、画像送信プログラム2は、画面制御部200、認証画面表示部202、宛先表示部204、送信画面表示部206、送信命令受入部208、設定画面表示部210、設定記憶部212、認証部220、関連付け部222、処理内容記憶部224、送信制御部230、送信部232、画像処理プログラム3および通知プログラム4から構成される。
画像処理プログラム3は、画像読取部300、画像処理部302および画像記憶部304から構成される。
通知プログラム4は、第1の通知プログラム40、第2の通知プログラム42および第3の通知プログラム48から構成される。
画像送信プログラム2は、例えば、メモリ104に記憶されて画像送信装置10に供給され、画像送信装置10のOS(図示せず)上で、画像送信装置10のハードウェア資源を具体的に利用して実行される(以下の各プログラムについても同様)。
画像送信プログラム2は、これらの構成により、画像受信装置12および画像受信装置14に対して画像を送信する。
【0027】
画面制御部200は、認証画面表示部202から入力された使用者を認証するための認証画面を、外部入出力装置110に表示する。
また、画面制御部200は、使用者により入力されたパスワードなどの使用者認証情報を、認証部220に対して出力する。
また、画面制御部200は、送信画面表示部206から入力された画像を送信するための操作画面(送信画面)を、外部入出力装置110に表示する。
また、画面制御部200は、宛先表示部204から入力された宛先を選択するための画面(宛先選択画面)を、外部入出力装置110に表示する。
また、画面制御部200は、使用者により選択された宛先情報および送信開始などの命令情報を受け入れ、送信命令受入部208に対して出力する。
また、画面制御部200は、設定画面表示部210から入力された送信処理が中断した場合の通知モードを設定するための画面(通知モード設定画面)を、外部入出力装置110に表示する。
また、画面制御部200は、使用者により選択された通知モードを、設定記憶部212に対して出力する。
【0028】
認証画面表示部202は、使用者を認証するための認証画面を、画面制御部200に対して出力する。
上記認証画面は、例えば、パスワード入力画面などである。
宛先表示部204は、宛先選択画面を、画面制御部200に対して出力する。
送信画面表示部206は、送信画面を、画面制御部200に対して出力する。
送信命令受入部208は、画面制御部200から入力された宛先情報および送信開始などの命令情報を関連付け部222に対して出力する。
【0029】
設定画面表示部210は、通知モード設定画面を、画面制御部200に対して出力する。
設定記憶部212は、画面制御部200から入力された通知モードを、使用者毎に記憶する。
なお、通知モードは、送信処理が中断した場合に送信先の使用者(宛先)に通知を行う方法を示す。
認証部220は、画面制御部200から入力されたパスワードなどの認証情報に基づいて使用者を認証し、認証が成功した場合には、認証使用者の情報を、関連付け部222および送信制御部230に対して出力する。
なお、上述のパスワードは、認証情報の一例であり、認証部220は、ICカードおよび指紋などの他の認証情報に基づいて、使用者を認証してもよい。
【0030】
送信制御部230は、認証部220から入力された認証使用者の情報に基づいて、送信部232、画像処理プログラム3および通知プログラム4を制御する。
具体的には、送信制御部230は、処理内容記憶部224に記憶されている処理内容を参照し、画像送信プログラム2が認証使用者と異なる使用者の処理を行っていると判断した場合には、送信部232および画像処理プログラム3に処理を停止させ、通知プログラム4を起動する。
なお、送信制御部230は、通知プログラム4を起動する場合には、設定記憶部212を参照し、使用者毎に設定されている通知モードに応じて、第1の通知プログラム40、第2の通知プログラム42および第3の通知プログラム48のいずれかを起動する。
また、送信制御部230は、処理内容記憶部224に記憶されている情報を参照し、認証使用者に関連付けられている処理が記憶されている場合には、送信部232および画像処理プログラム3を実行させ、送信処理を行わせる。
また、送信制御部230は、処理内容記憶部224に記憶されている処理情報(図4を参照して後述)を、処理状態に応じて更新する。
また、送信制御部230は、送信部232、第1の通知プログラム40および第2の通知プログラム42から処理が完了した旨の通知を受けた場合には、処理内容記憶部224に記憶されている処理情報のうち、その処理を実行した使用者に関連付けられた処理情報を削除する。
また、送信制御部230は、第3の通知プログラム48から処理が完了した旨の通知を受けた場合には、処理内容記憶部224に記憶されている処理情報のうち、その処理を実行した使用者に関連付けられた処理情報を削除しない。
【0031】
関連付け部222は、送信命令受入部208から入力された宛先情報および送信開始などの命令情報と、認証部220から入力された認証使用者の情報と、画像処理プログラム3から入力された送信対象の画像データ情報とを関連づけて、処理内容記憶部224に対して出力する。
具体的には、関連付け部222は、認証使用者と、宛先情報と、ファクシミリ機能送信または電子メール送信などを示す処理内容と、送信対象の画像データ情報とを関連づけて、処理内容記憶部224に対して出力する。
【0032】
図4は、処理内容記憶部224が記憶する処理内容情報を例示する図である。
図4に示すように、処理内容記憶部224は、関連付け部222から入力された認証使用者に関連付けられた宛先情報、処理内容および画像情報を記憶する。
また、処理内容記憶部224は、認証使用者に関連付けられた処理内容の状態(ステータス情報)を記憶する。
具体的には、ステータス情報は、図4に示すように、「送信中」および「保留中」などであり、送信制御部230により、更新される。
送信部232は、送信制御部230の制御に従って、処理内容記憶部224に記憶された情報に基づいて、画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを、通信装置108を介して画像受信装置12および画像受信装置14に対して送信する。
また、送信部232は、送信処理が完了した場合には、送信制御部230に対してその旨を通知する。
また、送信部232は、通知プログラム4から入力された通知データを、通信装置108を介して画像受信装置12および画像受信装置14に対して送信する。
【0033】
[画像処理プログラム3]
画像処理プログラム3の画像読取部300は、送信制御部230からの制御に従い、スキャナなどの読取装置112から入力された画像データを読み取り、画像処理部302に対して出力する。
画像処理部302は、画像読取部300から入力された画像データに対して、フィルタ処理および2値化処理などの画像処理を行い、画像記憶部304に対して出力する。
画像記憶部304は、画像処理部302から入力された画像処理が施された画像データを送信対象の画像データとして記憶し、送信制御部230からの制御に従い、送信部232に対して出力する。
また、画像記憶部304は、送信対象の画像データ情報を、関連付け部222に対して出力する。
【0034】
[通知プログラム4]
通知プログラム4は、上述したように第1の通知プログラム40、第2の通知プログラム42および第3の通知プログラム48から構成され、送信制御部230により起動される。
【0035】
まず、第1の通知プログラム40を、図5を参照して説明する。
図5は、第1の通知プログラム40の構成を示す図である。
図5に示すように、第1の通知プログラム40は、制御部400、通知ページ作成部402、電子メールデータ生成部404、音声データ生成部406、出力部408および画像データ消去部410から構成される。
【0036】
制御部400は、処理内容記憶部224に記憶された処理内容に応じて、通知ページ作成部402または電子メールデータ生成部404を起動する。
つまり、処理内容が、ファクシミリ送信を示す場合には、通知ページ作成部402を起動し、電子メール送信を示す場合には、電子メールデータ生成部404を起動する。
また、制御部400は、設定記憶部212を参照し、音声にて通知を行うように通知モードが設定されていた場合には、音声データ生成部406を起動する。
また、制御部400は、出力部408がデータを送信部232に出力した後に、画像データ消去部410に画像記憶部304に記憶されている画像データを消去させる。
また、制御部400は、画像データ消去部410が画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去した後に、第1の通知プログラム40の処理が完了した旨を送信制御部230(図3)に対して通知する。
【0037】
通知ページ作成部402は、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを記載した通知用のページのデータを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
電子メールデータ生成部404は、電子メールによる送信が不完全に終わったことを記載したヘッダ情報を含む電子メールデータ、または、電子メールによる送信が不完全に終わったことを電子メール本文に記載した電子メールデータを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
【0038】
音声データ生成部406は、送信が不完全に終わったこと示す音声データを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
なお、通知データには、中断された要因、送信者の情報および中断された旨などの通知情報が含まれる。
送信者の情報は、例えば、名前や連絡先などであり、認証情報から取得される。
また、中断された旨は、例えば、「追加原稿があるかもしれません」、「全ての画像データが送られていない可能性があります」、「送信予定の画像があります」などのメッセージである。
【0039】
出力部408は、通知ページ作成部402、電子メールデータ生成部404および音声データ生成部406から入力された通知データを、送信部232(図3)に対して出力する。
また、出力部408は、通知データを送信部232に対して出力した旨を、制御部400に対して通知する。
画像データ消去部410は、制御部400の制御に従って、画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去する。
また、画像データ消去部410は、画像記憶部304に記憶された画像データを消去した旨を制御部400に対して通知する。
【0040】
以下、第2の通知プログラム42を、図6を参照して説明する。
図6は、第2の通知プログラム42の構成を示す図である。
図6に示すように、第2の通知プログラム42は、制御部420、出力部422、データ消去部424、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440、縮小ページ作成プログラム450、電子メールデータ生成プログラム460および音声データ生成プログラム470から構成される。
【0041】
通知ページ作成プログラム430は、通知ページ作成部432および画像データ付加部434から構成される。
画像データ加工プログラム440は、画像データ付加部442および画像データ加工部444から構成される。
縮小ページ作成プログラム450は、縮小ページ作成部452および縮小ページ加工部454から構成される。
電子メールデータ生成プログラム460は、電子メールデータ生成部462および画像データ付加部464から構成される。
【0042】
制御部420は、処理内容記憶部224に記憶された処理内容および設定記憶部212に記憶された通知モードに応じて、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440、縮小ページ作成プログラム450および電子メールデータ生成プログラム460のいずれかを起動する。
具体的には、制御部420は、処理内容がファクシミリ送信を示す場合には、使用者により設定された通知モードの内容に従って、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440および縮小ページ作成プログラム450のいずれかを起動する。
また、制御部400は、処理内容が電子メール送信を示す場合には、電子メールデータ生成プログラム460を起動する。
【0043】
また、制御部420は、設定記憶部212を参照し、音声にて通知を行うように通知モードが設定されていた場合には、音声データ生成プログラム470を起動する。
また、制御部420は、出力部422がデータを送信部232に出力した後に、データ消去部424に画像記憶部304(図3)に記憶されている画像データを消去させる。
また、制御部400は、データ消去部424が画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去した後に、第2の通知プログラム42の処理が完了した旨を送信制御部230(図3)に対して通知する。
【0044】
出力部422は、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440、縮小ページ作成プログラム450、電子メールデータ生成プログラム460および音声データ生成プログラム470から入力された通知データを、送信部232(図3)に対して出力する。
また、出力部422は、通知データを送信部232に対して出力した旨を、制御部420に対して通知する。
データ消去部424は、制御部420の制御に従って、画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去する。
【0045】
通知ページ作成プログラム430の通知ページ作成部432は、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを記載した表紙ページまたは終端ページのデータを生成し、画像データ付加部434に対して出力する。
画像データ付加部434は、通知ページ作成部432から入力された表示ページまたは終端ページのデータに、画像記憶部304に記憶された画像データを付加して、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0046】
画像データ加工プログラム440の画像データ付加部442は、画像記憶部304に記憶された画像データを取得し、画像データ加工部444に対して出力する。
画像データ加工部444は、画像データ付加部442から入力されたデータの一部を加工して、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを表示し、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0047】
縮小ページ作成プログラム450の縮小ページ作成部452は、画像記憶部304に記憶された画像データを取得して縮小イメージデータを生成し、縮小ページ加工部454に対して出力する。
縮小ページ加工部454は、縮小ページ作成部452から入力された縮小イメージデータの一部を加工して、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを表示し、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0048】
電子メールデータ生成プログラム460の電子メールデータ生成部462は、電子メールによる送信が不完全に終わったことを記載したヘッダ情報を含む電子メールデータ、または、電子メールによる送信が不完全に終わったことを電子メール本文に記載した電子メールデータを生成し、画像データ付加部464に対して出力する。
画像データ付加部464は、電子メールデータ生成部462から入力された電子メールデータに、画像記憶部304に記憶された画像データを付加して、通知データとして出力部422に対して出力する。
音声データ生成プログラム470は、送信が不完全に終わったこと示す音声データを生成し、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0049】
以下、第3の通知プログラム48を、図7を参照して説明する。
図7は、第3の通知プログラム48の構成を示す図である。
図7に示すように、第3の通知プログラム48は、第2の通知プログラム42において制御部420を制御部480に置き換え、データ消去部424を削除した構成を採る。
つまり、第2の通知プログラム42では、データ消去部424により画像記憶部304(図3)に記憶された画像データが消去されたが、第3の通知プログラム44では、画像記憶部304(図3)に記憶された画像データは消去されない。
したがって、送信処理を行った使用者が認証部220により再度認証された場合に、画像記憶部304(図3)に記憶されている画像データが送信される。
制御部480は、出力部422が、データを送信部232に対して出力をした後に、第3の通知プログラム48の処理が完了した旨を送信制御部230(図3)に対して通知する。
【0050】
以上説明した、画像送信プログラム2の処理を、図8を参照して、さらに説明する。
以下、使用者Aが複数の原稿をファクシミリ送信させるため、宛先を入力し送信指示を実行し立ち去ってしまった際に、自動原稿送り装置が途中で故障し一部しか読み取れていない状態や、読取時にまだ読み取る原稿があるという設定されている状態(原稿の追加待ち)で、使用者Bが認証操作を行った場合を具体例として説明するが、これに限定されない。
【0051】
図8は、図3に示した画像送信プログラム2の処理(S10)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ100(S100)において、認証部220は、使用者(使用者B)を認証する。
【0052】
ステップ102(S102)において、送信制御部230は、処理内容記憶部224に記憶されている処理内容を参照し、画像送信プログラム2が認証使用者(使用者B)と異なる使用者(使用者A)の処理を行っているか否かを判断する。
画像送信プログラム2が認証使用者(使用者B)と異なる使用者(使用者A)の処理を行っている場合には、画像送信プログラム2は、S104の処理に進み、これ以外の場合にはS114の処理に進む。
ステップ104(S104)において、送信制御部230は、送信部232および画像処理プログラム3に処理を停止させて、送信部232による送信処理および画像処理プログラム3による画像読み取り処理などを停止させる。
【0053】
具体的には、使用者Aが複数の原稿をファクシミリ送信させるため、宛先を入力し送信指示を実行し立ち去ってしまった際に、自動原稿送り装置が途中で故障し一部しか読み取れていない状態や、読取時にまだ読み取る原稿があるという設定されている状態(原稿の追加待ち状態)で、使用者Bが認証操作を行った場合に、使用者Aにより実行指示されているファクシミリ送信処理が中断される。
また、上記ファクシミリ送信処理が中断される場合に、例えば、追加原稿読取動作が中断される。
なお、上述した具体例は一例であり、これに限定されない。
また、送信する画像データは、画像送信装置10の記憶装置106などに記憶されているものから、使用者により選択されてもよい。
この場合、使用者Aの画像選択中に、使用者Bが認証操作を行った場合に、使用者Aにより実行指示されているファクシミリ送信処理が中断される。
【0054】
ステップ106(S106)において、送信制御部230は、設定記憶部212を参照し、使用者毎に設定されている通知モードが、第1の通知プログラム40、第2の通知プログラム42および第3の通知プログラム48のいずれかであるかを判断する。
使用者毎に設定されている通知モードが、第1の通知プログラム40であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S20の処理に進む。
使用者毎に設定されている通知モードが、第2の通知プログラム42であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S30の処理に進む。
使用者毎に設定されている通知モードが、第3の通知プログラム48であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S40の処理に進む。
【0055】
ステップ110(S110)において、送信制御部230は、処理内容記憶部224に記憶されている情報を参照し、認証使用者に関連付けられている処理が記憶されているかを判断する。
認証使用者に関連付けられている処理が記憶されている場合には、S112の処理に進み、これ以外の場合にはS114の処理に進む。
ステップ112(S112)において、送信制御部230は、送信部232および画像処理プログラム3を実行させ、送信処理を行わせる。
ステップ114(S114)において、送信命令受入部208は、使用者Bの処理を受け付ける。
【0056】
なお、ステップ104(S104)と、ステップ106(S106)との間に、画像記憶部304に使用者Aの処理対象の画像が記憶されているか否かを判断する処理を設けてもよい。
この場合、画像記憶部304に使用者Aの処理対象の画像が記憶されている場合には、ステップ106(S106)の処理に進み、これ以外の場合には、処理を終了する。
つまり、画像記憶部304に使用者Aの処理対象の画像が記憶されていない場合は、通知プログラム4は実行されない。
また、上述した処理の例では、ステップ100(S100)において、使用者Bが認証されることにより、使用者Aの処理が停止(中断)されたが、例えば、原稿の追加待ち状態で一定時間経った場合に、使用者Aの処理が停止(中断)されてもよい。
【0057】
図9は、図5に示した第1の通知プログラム40の処理(S20)を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップ200(S200)において、制御部400は、処理内容記憶部224(図3)に記憶された処理内容を参照し、ファクシミリによる送信が実行されているか電子メールによる送信が実行されているかを判断する。
ファクシミリによる送信が実行されている場合には、S202の処理に進み、電子メールによる送信が実行されている場合には、S220の処理に進む。
【0058】
ステップ202(S202)において、通知ページ作成部402は、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを記載した通知用のページのデータを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
ステップ204(S204)において、制御部400は、設定記憶部212を参照し、音声にて通知を行うように通知モードが設定されているか否かを判断する。
音声にて通知を行うように通知モードが設定されている場合には、第1の通知プログラム40は、S206の処理に進み、これ以外の場合には、S208の処理に進む。
【0059】
ステップ206(S206)において、音声データ生成部406は、送信が不完全に終わったこと示す音声データを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
ステップ208(S208)において、出力部408は、通知データを、送信部232(図3)に対して出力する。
ステップ210(S210)において、画像データ消去部410は、画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去する。
ステップ220(S220)において、電子メールデータ生成部404は、電子メールによる送信が不完全に終わったことを記載したヘッダ情報を含む電子メールデータ、または、電子メールによる送信が不完全に終わったことを電子メール本文に記載した電子メールデータを生成し、通知データとして出力部408に対して出力する。
【0060】
図10は、図6に示した第2の通知プログラム42の処理(S30)を示すフローチャートである。
図10に示すように、ステップ300(S300)において、制御部420は、処理内容記憶部224(図3)に記憶された処理内容を参照し、ファクシミリによる送信が実行されているか電子メールによる送信が実行されているかを判断する。
ファクシミリによる送信が実行されている場合には、S302の処理に進み、電子メールによる送信が実行されている場合には、S360の処理に進む。
【0061】
ステップ302(S302)において、制御部420は、設定記憶部212に記憶された通知モードを参照し、使用者毎に設定されている通知モードが、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440、縮小ページ作成プログラム450のいずれかであるかを判断する。
使用者毎に設定されている通知モードが、通知ページ作成プログラム430であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S304の処理に進む。
使用者毎に設定されている通知モードが、画像データ加工プログラム440であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S320の処理に進む。
使用者毎に設定されている通知モードが、縮小ページ作成プログラム450であると判断した場合には、画像送信プログラム2は、S340の処理に進む。
【0062】
ステップ304(S304)において、通知ページ作成プログラム430の通知ページ作成部432は、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを記載した表紙ページまたは終端ページのデータを生成し、画像データ付加部434に対して出力する。
ステップ306(S306)において、 画像データ付加部434は、通知ページ作成部432から入力された表示ページまたは終端ページに、画像記憶部304に記憶された画像データを付加して、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0063】
ステップ308(S308)において、制御部420は、設定記憶部212を参照し、音声にて通知を行うように通知モードが設定されているか否かを判断する。
音声にて通知を行うように通知モードが設定されている場合には、第2の通知プログラム42は、S310の処理に進み、これ以外の場合には、S312の処理に進む。
ステップ310(S310)において、音声データ生成プログラム470は、送信が不完全に終わったこと示す音声データを生成し、通知データとして出力部422に対して出力する。
ステップ312(S312)において、出力部422は、通知データを、送信部232(図3)に対して出力する。
ステップ314(S314)において、データ消去部424は、画像処理プログラム3の画像記憶部304に記憶された画像データを消去する。
【0064】
ステップ320(S320)において、画像データ加工プログラム440の画像データ付加部442は、画像記憶部304に記憶された画像データを取得し、画像データ加工部444に対して出力する。
ステップ322(S322)において、画像データ加工部444は、画像データ付加部442から入力されたデータの一部を加工して、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを表示し、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0065】
ステップ340(S340)において、縮小ページ作成プログラム450の縮小ページ作成部452は、画像記憶部304に記憶された画像データを取得して縮小イメージデータを生成し、縮小ページ加工部454に対して出力する。
ステップ342(S342)において、縮小ページ加工部454は、縮小ページ作成部452から入力された縮小イメージデータの一部を加工して、ファクシミリによる送信が不完全に終わったことを表示し、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0066】
ステップ360(S360)において、電子メールデータ生成プログラム460の電子メールデータ生成部462は、電子メールによる送信が不完全に終わったことを記載したヘッダ情報を含む電子メールデータ、または、電子メールによる送信が不完全に終わったことを電子メール本文に記載した電子メールデータを生成し、画像データ付加部464に対して出力する。
ステップ362(S362)において、画像データ付加部464は、電子メールデータ生成部462から入力された電子メールデータに、画像記憶部304に記憶された画像データを付加して、通知データとして出力部422に対して出力する。
【0067】
なお、上述の例では、使用者毎に設定されている通知モードにより、通知ページ作成プログラム430、画像データ加工プログラム440、縮小ページ作成プログラム450のいずれかが起動されて、通知動作の切り替え処理が行われたが、以下のように、通知動作が切り替えられてもよい。
例えば、画像記憶部304に記憶されている画像が、1ページの途中で途切れている場合には、画像データ加工プログラム440を起動し、画像の余白部分に中断された旨を付加してもよい。
また、例えば、画像記憶部304に記憶されている画像が、ページ単位では画像は完全である場合、通知ページ作成プログラム430を起動し、別紙(表紙など)に中断された旨を付加してもよい。
【0068】
図11は、図7に示した第3の通知プログラム48の処理(S40)を示すフローチャートである。
図11に示すように、第3の通知プログラム48の処理(S40)は、図10に示した第2の通知プログラム42の処理(S30)から、ステップ314(S314)を削除したフローチャートである。
つまり、第2の通知プログラム42では、データ消去部424により画像記憶部304(図3)に記憶された画像データが消去されたが、第3の通知プログラム48では、画像記憶部304(図3)に記憶された画像データは消去されない。
【0069】
[画像送受信システム1の全体動作]
1.使用者Aは、画像送信装置10の外部入出力装置110に表示された通知モードを選択する画面により、通知モードを設定する。
2.使用者Aは、画像送信装置10の外部入出力装置110に表示された認証画面により、認証情報を入力する。
また、画像送信装置10は、入力された認証情報に基づいて、使用者Aを認証する。
3.使用者Aは、画像送信装置10の外部入出力装置110に表示された宛先選択画面により宛先を選択する。
4.使用者Aは、画像送信装置10の外部入出力装置110に表示された送信画面により、画像データの送信処理を開始する。
5.画像送信装置10は、画像データの送信処理を開始する。
6.使用者Bは、画像送信装置10の外部入出力装置110に表示された認証画面により、認証情報を入力する。
また、画像送信装置10は、入力された認証情報に基づいて、使用者を認証する。
7.画像送信装置10は、使用者Aによる送信処理を停止する。
8.画像送信装置10は、送信先の使用者に、送信処理が中断されたことを通知する。
【符号の説明】
【0070】
1・・・画像送受信システム
10・・・画像送信装置
12・・・画像受信装置
14・・・画像受信装置
100・・・通信回線
102・・・CPU
104・・・メモリ
106・・・記憶装置
108・・・通信装置
110・・・外部入出力装置
112・・・読取装置
114・・・バス
2・・・画像送信プログラム
200・・・画面制御部
202・・・認証画面表示部
204・・・宛先表示部
206・・・送信画面表示部
208・・・送信命令受入部
210・・・設定画面表示部
212・・・設定記憶部
220・・・認証部
222・・・関連付け部
224・・・処理内容記憶部
230・・・送信制御部
232・・・送信部
3・・・画像処理プログラム
300・・・画像読取部
302・・・画像処理部
304・・・画像記憶部
4・・・通知プログラム
40・・・第1の通知プログラム
400・・・制御部
402・・・通知ページ作成部
404・・・電子メールデータ生成部
406・・・音声データ生成部
408・・・出力部
410・・・画像データ消去部
42・・・第2の通知プログラム
420・・・制御部
422・・・出力部
424・・・データ消去部
430・・・通知ページ作成プログラム
432・・・通知ページ作成部
434・・・画像データ付加部
440・・・画像データ加工プログラム
442・・・画像データ付加部
444・・・画像データ加工部
450・・・縮小ページ作成プログラム
452・・・縮小ページ作成部
454・・・縮小ページ加工部
460・・・電子メールデータ生成プログラム
462・・・電子メールデータ生成部
464・・・画像データ付加部
470・・・音声データ生成プログラム
48・・・第3の通知プログラム
480・・・制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
送信先を受付ける受付手段と、
前記受付手段により受付られた前記送信先に対し画像データを送信するための処理を行う送信処理手段と、
前記送信処理手段による画像データを送信するための処理が中断された場合、前記送信先に送信が中断されたことを通知する通知手段と
を有する
画像データ送信装置。
【請求項2】
前記送信処理手段により処理された画像データを記憶する処理後画像データ記憶手段を有し、
前記通知手段は、
前記処理後記憶手段により記憶された画像データを前記送信処理手段により送信する場合に、送信が中断されたことを通知する
請求項1に記載の画像データ送信装置。
【請求項3】
前記通知手段による通知の完了後、前記処理後画像データ記憶手段により記憶された画像データを削除する画像データ削除手段
をさらに有する
請求項2に記載の画像データ送信装置。
【請求項4】
使用者を認証する認証手段
をさらに有し、
前記認証手段により使用者が認証された場合に、前記送信処理手段による画像データの送信が中断される
請求項1〜3のいずれかに記載の画像データ送信装置。
【請求項5】
前記通知手段による通知の完了後、前記画像データを使用者に関連付けて記憶する通知後画像データ記憶手段
をさらに有し、
前記送信処理手段は、
前記認証手段によりこの使用者が再度認証された場合に、前記通知後画像データ記憶手段により記憶され、この使用者に関連づけられた画像データを送信する
請求項4に記載の画像データ送信装置。
【請求項6】
前記送信処理手段は、
前記処理後記憶手段により記憶された画像データを送信する場合に、前記処理後記憶手段により記憶された画像データに、送信が中断されたことを示すデータが付加された画像データを送信する
請求項2に記載の画像データ送信装置。
【請求項7】
前記送信処理手段は、
前記処理後記憶手段により記憶された画像データを送信する場合に、前記処理後記憶手段により記憶された画像データから作成された縮小イメージデータを送信する
請求項2に記載の画像データ送信装置。
【請求項8】
送信先を受付ける受付ステップと、
前記受付ステップにより受付られた前記送信先に対し画像データを送信するための処理を行う送信処理ステップと、
前記送信処理ステップによる画像データを送信するための処理が中断された場合、前記送信先に送信が中断されたことを通知する通知ステップと
をコンピュータに実行させる
プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2011−66698(P2011−66698A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−215790(P2009−215790)
【出願日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】