説明

画像処理装置及び画像処理プログラム

【課題】画像からエッジを損なわずにノイズを除去できる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】画像処理装置20であって、原画像に対しエッジ強調処理を行うエッジ強調手段21と、原画像に対しノイズ除去処理を行うノイズ除去手段22と、ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように画像の変換を行う入出力変換手段23と、変換された画像とエッジ強調処理された画像とを乗算処理する乗算手段24と、乗算処理された画像とノイズ除去処理された画像とを加算処理する加算手段25とを有することにより上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
画像のエッジを強調する画像エッジ処理は、画像の空間周波数の高周波成分を強調することにより行われる。画像エッジ処理は、画像の濃度値に関係なく、画像全体に一様な重みを作用させて空間周波数の高い成分を単純に強調すると、ノイズ成分もまた強調されることが知られていた。
【0003】
また、S/N比の低い低輝度部分とS/N比の高い高輝度部分に一様なエッジ強調処理を行うと、低輝度部分のノイズが強調されてS/N比が一層低下し、画面全体として見た場合、画質が劣化することが知られていた。
【0004】
従来、原画像に含まれるノイズ成分の強調を抑制してエッジを強調、すなわち、S/N比の低い低輝度部分で弱いエッジ強調を行い、S/N比の高い高輝度部分で強いエッジ強調を行う画像処理装置は知られている(例えば特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、映像や画像のノイズを除去する画像処理装置は画像の濃度値に関係なく、画像全体に一様な重みを作用させて空間周波数の高い成分を単純に抑制するだけなので、エッジ成分もまた除去されるという問題があった。例えば低輝度部分ではセンサが受光する光量が少ないため、ノイズが多い。このノイズが多い低輝度部分と、ノイズが少ない高輝度部分とに一様に行うノイズ除去処理では、高輝度部分のエッジが除去されて、画面全体として見た場合に画質が劣化する。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、画像からエッジを損なわずにノイズを除去できる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、原画像に対しエッジ強調処理を行うエッジ強調手段と、原画像に対しノイズ除去処理を行うノイズ除去手段と、ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように画像の変換を行う入出力変換手段と、前記入出力変換手段によって変換された画像とエッジ強調処理された画像とを乗算処理する乗算手段と、乗算処理された画像とノイズ除去処理された画像とを加算処理する加算手段とを有することを特徴とする。
【0008】
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像からエッジを損なわずにノイズを除去できる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】PCの一例のハードウェア構成図である。
【図2】本実施の形態における画像処理装置の一例の機能構成図である。
【図3】非線形回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。
【図4】各機能ブロックが扱う画像データの一例のイメージ図である。
【図5】本実施の形態における画像処理装置の他の例の機能構成図である。
【図6】切替回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。
【図7】本実施の形態における画像処理装置の他の例の機能構成図である。
【図8】線形回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施の形態における画像処理装置は、映像や画像のノイズを除去する機器や装置などであればよい。例えばコンピュータ、プリンタ、複合機やFAX、コピー機などは、画像処理装置の一例である。
【0012】
(ハードウェア構成図)
画像処理装置は例えば図1に示すようなPC(パーソナルコンピュータ)10により実現される。図1はPCの一例のハードウェア構成図である。PC10はバス18で相互に接続された入力装置11、出力装置12、記録媒体読取装置13、補助記憶装置14、主記憶装置15、演算処理装置16及びインタフェース装置17を有する構成である。
【0013】
入力装置11はキーボードやマウス等である。入力装置11は各種信号を入力するために用いられる。出力装置12はディスプレイ装置等である。出力装置12は各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インタフェース装置17は、モデム、LANカード等である。インタフェース装置17はLANやインターネット等のネットワークに接続するために用いられる。
【0014】
画像処理装置を実現するプログラムは、例えば記録媒体19の配布やネットワーク等からのダウンロードなどによって提供される。画像処理プログラムは画像処理装置を実現するプログラムの少なくとも一部である。
【0015】
記録媒体19はCD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0016】
プログラムを記録した記録媒体19が記録媒体読取装置13にセットされると、プログラムは記録媒体19から記録媒体読取装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワーク等からダウンロードされたプログラムはインタフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。
【0017】
補助記憶装置14はプログラム、必要なファイル、データ等を格納する。主記憶装置15はプログラムの起動時に補助記憶装置14からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置16は主記憶装置15に格納されたプログラムに従って各種機能を実現する。
【0018】
図2は本実施の形態における画像処理装置の一例の機能構成図である。画像処理装置20は、エッジ強調回路21、ノイズ除去回路22、非線形回路23、乗算回路24、加算回路25を有する。
【0019】
エッジ強調回路21及びノイズ除去回路22はセンサ(図示せず)等から得られた原画像が入力される。エッジ強調回路21は入力された原画像をエッジ強調する。エッジ強調回路21は例えばラプラス演算素子を画面全体の各画素に作用させるテンプレート処理することにより2次元のエッジ検出されたエッジ強調画像を得る。エッジ強調回路21のテンプレート処理は例えばラプラシアンフィルタ処理を利用できる。
【0020】
ノイズ除去回路22は入力された原画像からノイズ除去する。ノイズ除去回路22は例えば平均素子を画面全体の各画素に作用させるテンプレート処理することにより、2次元のノイズ除去されたノイズ除去画像を得る。ノイズ除去回路22のテンプレート処理は例えば移動平均フィルタ処理を利用できる。
【0021】
非線形回路23はノイズ除去画像を非線形処理し、入出力変換を行う。非線形回路23はノイズ除去画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸長するように、入出力特性を非線形に変換する入出力変換器として機能する。非線形回路23は例えばルック・アップ・テーブル(LUT)で構成される。
【0022】
乗算回路24はエッジ強調回路21でエッジ強調されたエッジ強調画像と非線形回路23で非線形処理されたノイズ除去画像とを乗算する。加算回路25は非線形処理されたノイズ除去画像と乗算回路24で乗算処理されたエッジ強調画像と、ノイズ除去画像とを加算して出力する。
【0023】
図3は非線形回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。非線形回路23はノイズ除去回路22の出力であるノイズ除去画像と非線形回路23の出力である非線形処理されたノイズ除去画像との入出力特性を図3に示すような非線形とする。非線形回路23は図3に示す入出力特性により、ノイズ除去画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張できる。つまり、非線形回路23で非線形処理されたノイズ除去画像は低輝度部分で振幅が小さく、高輝度部分で振幅が大きくなる。したがって、乗算回路24ではノイズが多い低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、ノイズの少ない高輝度部分で強いエッジ強調が行われる。
【0024】
乗算回路24でエッジ強調がされたエッジ強調画像は加算回路25に送信され、ノイズ除去画像と加算される。結果として、加算回路25からはノイズが除去された上、低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、高輝度部分で強いエッジ強調が行われた出力画像を得られる。このように、本実施の形態の画像処理装置20は原画像のエッジを損なわずにノイズを除去できる。
【0025】
図4は各機能ブロックが扱う画像データの一例のイメージ図である。ここでは図2に示した各機能ブロックの動作を図4の画像データとの関連において説明する。
【0026】
エッジ強調回路21及びノイズ除去回路22はセンサ(図示せず)等から得られた例えば図4(A)に示す画像データAが入力される。エッジ強調回路21は、入力された画像データAをエッジ強調し、2次元のエッジ検出された図4(B)に示すエッジ強調画像を画像データBとして出力する。画像データBはエッジ強調処理により低輝度部分である左側のノイズが強調された様子を表している。
【0027】
ノイズ除去回路22は入力された画像データAをノイズ除去し、2次元のノイズ除去された図4(C)に示すノイズ除去画像を画像データCとして出力する。画像データCはノイズ除去処理によりエッジ成分が除去された様子を表している。
【0028】
非線形回路23は画像データCが入力される。非線形回路23は入力された画像データCをLUTにより低輝度部分の画像信号を小さく圧縮し、高輝度部分の画像信号を大きく伸長する。
【0029】
乗算回路24は画像データBと、非線形回路23により非線形処理された画像データCとが入力される。乗算回路24は画像データBと非線形回路23により非線形処理された画像データCとを乗算する。非線形処理された画像データCは、低輝度部分の画像信号が小さく圧縮され、高輝度部分の画像信号が大きく伸長された画像データである。
【0030】
乗算回路24は、画像データBのノイズが強調された部分である低輝度部分で振幅が小さく、高輝度部分で振幅が大きい、換言すれば低輝度部分で弱いエッジ強調が、高輝度部分で強いエッジ強調が行われた図4(D)に示すエッジ強調画像を画像データDとして出力する。
【0031】
加算回路25は、画像データCと画像データDとを加算して図4(E)に示すような画像データEを出力する。加算回路25はノイズ除去処理によりエッジ成分が除去された画像データCと、低輝度部分で弱いエッジ強調、高輝度部分で強いエッジ強調が行われた画像データDとを加算することにより、低輝度部分で強いノイズ除去、高輝度部分で弱いノイズ除去を施している。したがって、画像データEは原画像のエッジを損なわずにノイズが抑えられた画像となる。
【0032】
図5は本実施の形態における画像処理装置の他の例の機能構成図である。画像処理装置20Aは、エッジ強調回路21、ノイズ除去回路22、乗算回路24、加算回路25、閾値出力回路31、切替回路32を有する。画像処理装置20Aは図2の画像処理装置20の非線形回路23を閾値出力回路31及び切替回路32で代替したものである。ここでは図2の画像処理装置20と同一部分について説明を省略し、閾値出力回路31及び切替回路32について説明する。
【0033】
閾値出力回路31は所定の閾値を切替回路32に出力する。切替回路32は閾値出力回路31から出力された閾値と、ノイズ除去回路22から出力されたノイズ除去画像とを入力される。切替回路32はノイズ除去画像の輝度信号が閾値以下である場合に「0」信号を出力し、ノイズ除去画像の輝度信号が閾値より大きい場合に「1」信号を出力する。乗算回路24はエッジ強調回路21でエッジ強調されたエッジ強調画像と切替回路32から出力される「0」又は「1」信号とを乗算する。
【0034】
図6は切替回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。切替回路32はノイズ除去回路22の出力であるノイズ除去画像と切替回路32の出力である「0」又は「1」信号との入出力特性を図6に示すような入出力特性とする。切替回路32は図6に示す入出力特性により、ノイズ除去画像の低輝度部分の画像信号を「0」信号に圧縮し、高輝度部分の画像信号を「1」信号に伸張できる。つまり、切替回路32で処理されたノイズ除去画像は低輝度部分で振幅が小さく、高輝度部分で振幅が大きくなる。したがって、乗算回路24ではノイズが多い低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、ノイズの少ない高輝度部分で強いエッジ強調が行われる。
【0035】
乗算回路24でエッジ強調がされたエッジ強調画像は加算回路25に送信され、ノイズ除去画像と加算される。結果として、加算回路25からはノイズが除去された上、低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、高輝度部分で強いエッジ強調が行われた出力画像を得られる。このように、本実施の形態の画像処理装置20Aは原画像のエッジを損なわずにノイズを除去できる。また、本実施の形態の画像処理装置20Aは画像処理装置20よりも小さい規模の回路又はプログラムで実現できる。
【0036】
図7は本実施の形態における画像処理装置の他の例の機能構成図である。画像処理装置20Bは、エッジ強調回路21、ノイズ除去回路22、乗算回路24、加算回路25、線形回路41を有する。画像処理装置20Bは図2の画像処理装置20の非線形回路23を線形回路41で代替したものである。ここでは図2の画像処理装置20と同一部分について説明を省略し、線形回路41について説明する。
【0037】
線形回路41はノイズ除去画像を線形処理し、入出力変換を行う。線形回路41はノイズ除去画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸長するように入出力特性を線形に変換する入出力変換器として機能する。乗算回路24はエッジ強調回路21でエッジ強調されたエッジ強調画像と線形回路41で線形処理されたノイズ除去画像とを乗算する。
【0038】
図8は線形回路の入出力関係の一例を示すグラフ図である。線形回路41はノイズ除去回路22の出力であるノイズ除去画像と線形回路41の出力である線形処理されたノイズ除去画像との入出力特性を図8に示すような線形とする。線形回路41は図8に示す入出力特性により、ノイズ除去画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張できる。つまり、線形回路41で線形処理されたノイズ除去画像は低輝度部分で振幅が小さく、高輝度部分で振幅が大きくなる。したがって、乗算回路24ではノイズが多い低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、ノイズの少ない高輝度部分で強いエッジ強調が行われる。
【0039】
乗算回路24でエッジ強調がされたエッジ強調画像は加算回路25に送信され、ノイズ除去画像と加算される。結果として、加算回路25からはノイズが除去された上、低輝度部分で弱いエッジ強調が行われ、高輝度部分で強いエッジ強調が行われた出力画像を得られる。このように、本実施の形態の画像処理装置20Bは原画像のエッジを損なわずにノイズを除去できる。また、本実施の形態の画像処理装置20Bは画像処理装置20、20Aよりも小さい規模の回路又はプログラムで実現できる。
【0040】
(まとめ)
本実施の形態によれば、低輝度部分で強いノイズ除去、高輝度部分で弱いノイズ除去を施すことができ、原画像のエッジを損なわずにノイズが抑えられた良質の画像を得ることができる。言い換えれば、本実施の形態によれば原画像の高輝度部分に含まれるエッジ成分の除去を抑制し、且つ、低輝度部分に含まれるノイズ成分の除去を行うことができる。
【0041】
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
【0042】
なお、特許請求の範囲に記載したエッジ強調手段はエッジ強調回路21に相当する。ノイズ除去手段はノイズ除去回路22に相当する。入出力変換手段は非線形回路23、切替回路32、線形回路41に相当する。乗算手段は乗算回路24に相当する。加算手段は加算回路25に相当する。
【符号の説明】
【0043】
10 PC(パーソナルコンピュータ)
11 入力装置
12 出力装置
13 記録媒体読取装置
14 補助記憶装置
15 主記憶装置
16 演算処理装置
17 インタフェース装置
18 バス
19 記録媒体
20、20A、20B 画像処理装置
21 エッジ強調回路
22 ノイズ除去回路
23 非線形回路
24 乗算回路
25 加算回路
31 閾値出力回路
32 切替回路
41 線形回路
【先行技術文献】
【特許文献】
【0044】
【特許文献1】特開平5−128739号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原画像に対しエッジ強調処理を行うエッジ強調手段と、
原画像に対しノイズ除去処理を行うノイズ除去手段と、
ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように画像の変換を行う入出力変換手段と、
前記入出力変換手段によって変換された画像とエッジ強調処理された画像とを乗算処理する乗算手段と、
乗算処理された画像とノイズ除去処理された画像とを加算処理する加算手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記入出力変換手段は、非線形処理を行い、ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように入出力特性を非線形に変換すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記入出力変換手段は、ノイズ除去処理された画像の輝度信号が閾値以下である低輝度部分の画像信号を圧縮し、閾値より大きい高輝度部分の画像信号を伸張するように画像の変換を行うこと
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記入出力変換手段は、線形処理を行い、ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように入出力特性を線形に変換すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項5】
コンピュータを、
原画像に対しエッジ強調処理を行うエッジ強調手段、
原画像に対しノイズ除去処理を行うノイズ除去手段、
ノイズ除去処理された画像の低輝度部分の画像信号を圧縮し、高輝度部分の画像信号を伸張するように画像の変換を行う入出力変換手段、
前記入出力変換手段によって変換された画像とエッジ強調処理された画像とを乗算処理する乗算手段、
乗算処理された画像とノイズ除去処理された画像とを加算処理する加算手段
として機能させるための画像処理プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−51503(P2013−51503A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−187604(P2011−187604)
【出願日】平成23年8月30日(2011.8.30)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】