説明

画像形成装置および印刷制御方法

【課題】 文書登録が容易でしかも安全性が高い機密文書印刷を実現する。
【解決手段】 文書情報生成照合部204は、機密文書登録の指示を受けた時に、機密文書に仮のユーザ名およびパスワードを生成し、印刷や削除の指示を受けた時に、登録時に生成したユーザ名およびパスワードと一致するかを照合する。印刷情報記録用媒体207は印刷文書や印刷文書に関連するユーザ名やパスワード等の情報を保存するための記憶装置であり、メール送信部202は、印刷データの登録、印刷、削除等の通知をメールで送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷制御に関し、特に画像形成装置における機密文書の印刷制御に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、セキュリティに対する重要性が高まっている。機密文書の印刷では、記録用媒体(HDD)などに印刷文書を登録し、その印刷文書を特定するためのユーザ名や、その印刷文書を処理(印刷/削除)するためのパスワードが設定される。このユーザ名やパスワードは、通常、ユーザが機密文書を指示(登録)したときに入力することが多い。このような場合、一般的にはユーザ名は姓名、パスワードは誕生日などの、ユーザが覚えやすいものが使用されることが多い。つまり、悪意のある第三者から機密文書を守るためには、複雑なユーザ名やパスワードを使用する必要があるが、あまり複雑なものにすると、覚えるのが容易でなくなり、管理や入力が煩雑になってしまい、複雑なものや長いものは使われない傾向にある。
また、ネットワーク下でプリンタが使用されることが多い近年では、自分の席とプリンタとが離れていることが多いので、機密文書とはいえ、万一パスワードが破られ、印刷や削除がなされてしまった場合には、それを行った者を特定するのが容易ではない。
このような機密文書を安全に扱う方法としては、ユーザ(グループ)毎に印刷ジョブを仕分けるメールボックスを備えたネットワークプリンタ(特許文献1)や、機密文書登録時に、印刷ジョブの文書名やユーザ名を任意に変えられるもの(特許文献2)などが提案されている。
【特許文献1】特開2000−357073公報
【特許文献2】特開2001−318779公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1の方法では、プリンタに特別なビンを設ける必要があり、特許文献2の方法では、ユーザ自身が任意にユーザ名や文書名を入力することから、従来の長くて複雑なものを避けるという傾向に対する解決にはならず、入力の度にどのようなユーザ名(あるいは文書名)にするか困惑するという問題が発生する。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、文書登録が容易でしかも安全性が高い機密文書印刷を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、ホスト装置から双方向通信路を介して送信された印刷データを受領し、該受領した印刷データに基づいて印刷出力を行う画像形成装置であって、前記受領した印刷データに対してユーザ名およびパスワードの文書情報を生成する文書情報生成手段と、前記生成した文書情報と前記印刷データとを関連付けて格納する印刷データ格納手段と、前記生成したユーザ名およびパスワードを印刷データと関連付けて、前記印刷データを送信したホスト装置へ通知する確認通知手段とを備え、前記生成したユーザ名およびパスワードを含む指示が入力された際に、前記指示に対応した処理を行うようにしたことを特徴とする。
また、請求項2は、請求項1記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷することを特徴とする。
また、請求項3は、請求項1記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードを含む削除指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを前記印刷データ格納手段から削除することを特徴とする。
また、請求項4は、請求項2または3記載の画像形成装置において、印刷あるいは削除結果を通知する処理結果通知手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項5は、請求項1記載の画像形成装置において、前記文書情報生成手段は前記生成したユーザ名およびパスワードに対応するバーコードも生成し、前記確認通知手段は、ユーザ名およびパスワードとして前記生成したバーコードを通知することを特徴とする。
【0005】
また、請求項6は、請求項5記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードに対応するバーコードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しかを照合する照合手段を設け、正しければユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷することを特徴とする。
また、請求項7は、請求項5記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードに対応するバーコードを含む削除指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを前記印刷データ格納手段から削除することを特徴とする。
また、請求項8は、請求項6または7記載の画像形成装置において、印刷あるいは削除結果を通知する処理結果通知手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項9は、ホスト装置から双方向通信路を介して送信された印刷データを受領し、該受領した印刷データに基づいて印刷出力を行う印刷制御方法であって、前記受領した印刷データに対してユーザ名およびパスワードの文書情報を生成し、該生成した文書情報と前記印刷データとを関連付けて格納し、前記生成したユーザ名およびパスワードを印刷データと関連付けて、前記印刷データを送信したホスト装置へ通知して、前記生成したユーザ名およびパスワードを含む指示が入力された際に、前記指示に対応した処理を行うようにしたことを特徴とする。
また、請求項10は、請求項9記載の印刷制御方法において、前記ユーザ名およびパスワードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合し、正しければユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷し、印刷したことを通知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ユーザ名、パスワードが画像形成装置側で作成されるので、第三者が印刷データの持ち主を特定することが困難になる。これにより、悪意のある第三者は、持ち主を特定して印刷出力を狙うことが出来なくなる。また、文書を印刷する側もユーザ名を特定できないようなものを考える必要が無くなるので機密文書の印刷操作が容易になる。
また、ユーザ名、パスワードが印刷データの持ち主に通知されるので漏洩の可能性が低い、つまり機密文書のセキュリティが保たれたシステムを構築できる。また、通知されたバーコードを使用して印刷等の操作ができるので、ユーザ名、パスワードをキーボード当から入力しなければならないという煩雑な操作をなくすことができる。
さらに、登録した印刷データに印刷等の処理がなされたことが通知されるので、自分以外の者による印刷(あるいは削除)が行われたことを印刷データの持ち主が知ることになり、機密の漏洩を察知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置が稼動するネットワーク環境を示す図である。本発明の画像形成装置101とホストコンピュータ100とは標準的な双方向通信可能な通信手段(たとえば、IEEE802.3、あるいはIEEE802.11等のインターフェース)を用いた通信路300で接続されている。また、ホストコンピュータ100は複数でも、図1のように1台であってもよい。ホストコンピュータ100は通常パーソナルコンピュータであり、文書作成や表計算あるいはウエブ閲覧ソフト等のアプリケーションソフトを稼動させ、必要に応じて文書全体や一部を印刷出力する。ホストコンピュータ100には印刷出力する画像形成装置101向けのデバイスドライバと呼ばれる印刷制御ソフトがインストールされており、印刷すべきデータをジョブという単位で画像形成装置101に送り出す処理を行っている。
本発明にかかる機密文書も、ホストコンピュータ100で作成され、画像形成装置101に登録され、登録したユーザの確認を得た後に印刷出力されるようになっている。
【0008】
図2は、本発明の画像形成装置における制御部(プリンタコントローラ)の要部機能構成を示す図である。
プリンタコントローラ200は画像形成装置101の本体に装着されており、ホストコンピュータ100およびプロッタ部と所定の通信方法で接続されている。プロッタ部は、画像形成装置101の本体に装着されており、実際に画像形成を行い紙に印刷する部分で、プリンタコントローラ200で展開・解釈された印刷データを印刷したり、処理の状態変化をプリンタコントローラ200に通知する機能もある。
ホストI/F203はホストコンピュータ100とのデータのやり取りを行う部分で、画像形成装置101の状態をホストコンピュータ100に通知したり、ホストコンピュータ100で作成された文書の印刷データや蓄積情報処理命令等を受けたりする。また、ホストI/F203は、メール送信部202が作成したメールをホストコンピュータ100へ送信する。メール送信部202は、SMTP等の規約に則り印刷文書の登録、印刷、削除等の通知をメールで送信するものである。
画像作成部201はホストI/F203で受け取った印刷データ(通常は印刷データコマンド)を解釈して電子画像データに展開する。また、画像処理主制御部205は、画像形成にかかる制御から、給紙・排紙・ステープルなどの印刷出力まで、装置全体の動作制御や、本発明にかかる機密文書処理や通知処理、印刷情報記録用媒体207への入出力制御等を行う。印刷情報記録用媒体207は印刷文書や印刷文書に関連するユーザ名やパスワード等の情報を保存するための記憶装置であり、ハードディスク(HDD)あるいはフラッシュROM等で構成する。文書情報生成照合部204は、機密文書登録の指示を受けた時に、機密文書に仮のユーザ名およびパスワードを生成し、印刷や削除の指示を受けた時に、登録時に生成したユーザ名およびパスワードと一致するかを照合する役割を果たす。バーコード生成部206は、文書情報生成照合部204が生成したユーザ名およびパスワードを基にバーコードパターンを生成するものである。
【0009】
次に、本発明での機密文書処理の流れを説明する。この処理は、ホストコンピュータ100のプリンタドライバと画像形成装置101のプリンタコントローラ200とで行われ、本発明の特徴的な処理は、主にプリンタコントローラ200のプログラムで実現される。
図3は、機密文書登録時の処理を示すフローチャートである。ホストコンピュータ100が画像形成装置101に印刷文書を送信する。この時、ユーザは機密文書印刷の指示をするものとする。この指示は、例えばアプリケーションから印刷出力を指示して開いたダイアログ等で、機密印刷のチェックボックスにチェックを入れることで、プリンタドライバにその旨を伝えることができる。また、このダイアログにユーザの通知先のメールアドレスを入れるテキストボックスを用意して、機密文書の登録、印刷、削除等に際して確認の通知メールを送信できるようにする。
プリンタコントローラ200は、送られてきた印刷文書と指示とをホストI/F203で受信して(ステップ301)、画像処理主制御部205が解釈する(ステップ302)。
機密文書が指定されているので、画像処理主制御部205は、送られてきた印刷文書用に文書情報生成照合部204を制御してユーザ名/パスワードを作成する(ステップ303)。そして、それらを印刷文書とともに印刷情報記録用媒体207に登録する(ステップ304)。なお、ステップ303では、バーコード生成部206でユーザ名/パスワードそれぞれに対応したバーコードも作成する。そして、機密文書印刷を指示したユーザに印刷文書が登録されたことと、ユーザ名/パスワード情報を通知する(ステップ305)。ユーザ名/パスワード情報はバーコードのみ、あるいはバーコードと作成したユーザ名/パスワードの両方を通知する。
ユーザ名/パスワードの作成方法は、既に生成した(あるいは現在画像処理装置に存在している)ユーザ名と重複しないランダムな文字や記号であっても、予め用意してある星座や動植物の名前等、意味のある単語を順次使用してもよい。また、機密文書印刷を指示したユーザに印刷文書が登録されたこと等を通知するのは、印刷出力の指示で開いたダイアログ中でも、電子メールを用いてもよい。通知は機密文書登録のダイアログで入力した宛先があれば電子メールでも送るようになっている。なお、バーコードを文書の印刷あるいは削除に使うには画面のハードコピーか受信した電子メールをプリントアウトしておく必要がある。
【0010】
図4は、以上のように登録した機密文書の印刷および削除の処理を示すフローチャートである。ユーザは、例えば、画像形成装置101の操作パネルで、印刷情報記録用媒体207に登録された印刷文書を選択し、文書登録時に通知されたユーザ名およびパスワードを入力する(ステップ401)。ユーザ名およびパスワードの入力は、操作パネルからの入力でも、登録時に通知されたユーザ名およびパスワードに対応するバーコードを読み込ませてもよい。バーコードを入力する場合は、画像形成装置101に専用のバーコードリーダを備えるか、複写機あるいは複合機の場合は既にあるスキャナを利用してもよい。画像処理主制御部205は、入力されたユーザ名およびパスワードを読み込み、以下の処理の制御を行う(ステップ402)。
まずユーザ名とパスワードの組み合わせのチェックを文書情報生成照合部204が行い(ステップ403)、ユーザ名に対するパスワードが正しくなければ処理を終了し、パスワードが正しければ、処理の種類の入力を待ち以下の処理を行う。なお、処理の種類は他の入力と一緒に行うようにしてもよい。
指定された処理の種類(印刷か削除か)を判断し(ステップ404)、指定された処理ごとの処理を行う。指定された処理が印刷の場合は、印刷情報記録用媒体207に蓄積された印刷文書を印刷し(ステップ405)、印刷したことを、文書を登録したユーザに対して通知し(ステップ406)処理を終了する。
指定された処理が削除の場合は、印刷情報記録用媒体207に蓄積された印刷文書を削除し(ステップ407)、削除したことを、文書を登録したユーザに対し通知し(ステップ408)処理を終了する。なお、文書を登録した(実際の)ユーザへの通知は、画像形成装置101で、作成されたユーザ名、印刷文書の頁数、登録日時、印刷日時等の情報をプリントアウトするか、同様の内容を電子メールで通知するとよい。この様にすると、自分以外の者による印刷(あるいは削除)が行われたことを実際のユーザが知ることになり、機密の漏洩を察知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の画像形成装置が稼動するネットワーク環境を示す図。
【図2】本発明の画像形成装置におけるプリンタコントローラの要部機能構成を示す図。
【図3】機密文書登録時の処理を示すフローチャート。
【図4】登録した機密文書の印刷および削除の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0012】
100 ホストコンピュータ、101 画像形成装置、200 プリンタコントローラ、201 画像作成部、202 メール送信部、203 ホストI/F、204 文書情報生成照合部、205 画像処理主制御部、206 バーコード生成部、207 印刷情報記録用媒体、300 通信路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホスト装置から双方向通信路を介して送信された印刷データを受領し、該受領した印刷データに基づいて印刷出力を行う画像形成装置であって、前記受領した印刷データに対してユーザ名およびパスワードの文書情報を生成する文書情報生成手段と、前記生成した文書情報と前記印刷データとを関連付けて格納する印刷データ格納手段と、前記生成したユーザ名およびパスワードを印刷データと関連付けて、前記印刷データを送信したホスト装置へ通知する確認通知手段とを備え、前記生成したユーザ名およびパスワードを含む指示が入力された際に、前記指示に対応した処理を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードを含む削除指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを前記印刷データ格納手段から削除することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2または3記載の画像形成装置において、印刷あるいは削除結果を通知する処理結果通知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記文書情報生成手段は前記生成したユーザ名およびパスワードに対応するバーコードも生成し、前記確認通知手段は、ユーザ名およびパスワードとして前記生成したバーコードを通知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
請求項5記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードに対応するバーコードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しかを照合する照合手段を設け、正しければユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項5記載の画像形成装置において、前記ユーザ名およびパスワードに対応するバーコードを含む削除指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合する照合手段を設け、該照合手段の結果、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しければ、ユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを前記印刷データ格納手段から削除することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項6または7記載の画像形成装置において、印刷あるいは削除結果を通知する処理結果通知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
ホスト装置から双方向通信路を介して送信された印刷データを受領し、該受領した印刷データに基づいて印刷出力を行う印刷制御方法であって、前記受領した印刷データに対してユーザ名およびパスワードの文書情報を生成し、該生成した文書情報と前記印刷データとを関連付けて格納し、前記生成したユーザ名およびパスワードを印刷データと関連付けて、前記印刷データを送信したホスト装置へ通知して、前記生成したユーザ名およびパスワードを含む指示が入力された際に、前記指示に対応した処理を行うようにしたことを特徴とする印刷制御方法。
【請求項10】
請求項9記載の印刷制御方法において、前記ユーザ名およびパスワードを含む印刷指示入力に対して、前記ユーザ名およびパスワードの組み合わせが正しか否かを照合し、正しければユーザ名およびパスワードに対応する印刷データを印刷し、印刷したことを通知することを特徴とする印刷制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−27143(P2006−27143A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−210791(P2004−210791)
【出願日】平成16年7月16日(2004.7.16)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】