説明

画像形成装置の制御装置

【課題】適切に濃度を補正することができる画像形成装置の制御装置を提供する。
【解決手段】複数の入力濃度により所定領域に形成された複数の濃度測定用画像501の濃度特性を測定する濃度測定手段401と、標準濃度パターンXに対する複数の補正濃度パターンY1〜Y6を記憶する記憶手段403と、前記濃度測定手段により測定された濃度特性と、当該測定された濃度特性に対応する標準濃度特性とのズレ量ΔDを演算する演算手段402と、前記演算手段により演算されたズレ量に基づいて、前記複数の補正濃度パターンから最適な補正濃度パターンを選択する選択手段404と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に用いられる制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
温度や湿度等の環境の変化にともなう出力画像の変化や、電子写真方式の印刷装置の場合には感光ドラムやトナーカートリッジ等の消耗品の劣化にともなう可視像の変化を補正し、安定した印刷画像を提供するために、濃度制御を行う印刷装置が提案されている(特許文献1,2)。
【0003】
これらの印刷装置は、所定濃度で実際に印刷されたパッチ(patch,センサにより濃度を検出するために小領域を所定パターンで塗りつぶしたもの。以下、濃度測定用画像ともいう。)の濃度を測定し、目的とする濃度と測定された濃度との差に基づいて実際の濃度出力値を補正するものである。
【0004】
【特許文献1】特開2000−318276号公報
【特許文献2】特開2008−116806号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、パッチの測定点が少ないことから、濃度測定値にバラツキが生じ、適切な濃度補正ができないという問題があった。
【0006】
この発明が解決しようとする課題は、適切に濃度を補正することができる画像形成装置の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る画像形成装置の制御装置は、所定領域に形成された濃度測定用画像の濃度特性を測定し、この濃度特性と標準濃度特性とのズレ量を演算し、このズレ量に基づいて、予め記憶しておいた複数の補正濃度パターンから最適な(1つの)補正濃度パターンを選択することにより、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0008】
上記発明によれば、濃度測定用画像の測定点が少なくても、適切に濃度を補正することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、上記発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本実施形態に係る両面カラー印刷装置の概略構成を示す図である。本実施形態の両面カラー印刷装置1は、図外の給紙装置から連続的に供給される連続紙からなるシート状印刷媒体100の第1面100a(たとえば裏面)に、所定の画像を形成するための第1印刷装置111と、シート状印刷媒体100の第2面100b(たとえば表面)に所定の画像を形成するための第2印刷装置211と、これら印刷媒体100の第1面100a及び第2面100bのそれぞれに転写されたトナーを定着させる定着ユニット240とを備える。
【0011】
第1印刷装置111及び第2印刷装置211は、電子写真方式に従って現像される複数色のトナー画像を印刷媒体100に転写して形成するが、このトナー画像は、一旦第1中間転写ベルト114及び第2中間転写ベルト214のそれぞれの画像形成面に形成される。第1中間転写ベルト114及び第2中間転写ベルト214のそれぞれは、無端状の合成樹脂フィルムなどから形成され、第1ベルト駆動ユニット116及び第2ベルト駆動ユニット216のそれぞれによって定まる経路を循環する。
【0012】
そして、第1中間転写ベルト114及び第2中間転写ベルト214のそれぞれに形成されたトナー画像が印刷媒体100の表裏面に転写されたのち、この印刷媒体100は定着ユニット240に送られ、加熱などによってトナー画像が印刷媒体100に定着する。
【0013】
第1中間転写ベルト114は、ベルト駆動ユニット116によって形成される上下方向に延びる形状の循環経路、換言すれば印刷媒体100の第1面100aに対向して延びる形状の経路を循環するように構成されている。また、この循環経路の、少なくとも上下に延びる辺に沿って、トナー画像を形成する画像形成ユニット120a〜120dが予め定められた複数色ぶんだけ配置されている。なお図1では画像形成ユニット120a〜120dの詳細を省略する。
【0014】
図2は本例の画像形成ユニット120a〜120dの一つを示す詳細図であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色それぞれについて同じ構成のユニットとされ、より要求に近い色のカラー画像を得ることとしているが、これに限定されるものではない。たとえば、特定色を加えた5色以上としてもよいし1色でもよい。
【0015】
画像形成ユニット120は、図2に示すように、第1中間転写ベルト114に接する感光ドラム1201と、感光ドラム1201の表面を帯電させる一次帯電器1202と、光学ユニットによって感光ドラム1201の表面に静電潜像を形成する印字ヘッド1203と、この静電潜像を顕像化させるトナー1206が収容された現像器1205とを備え、トナー1206は現像ローラ1204によって感光ドラム1201に付着し、トナー画像を形成する。
【0016】
これら複数色の画像形成ユニット120a〜120dは、第1中間転写ベルト114の循環経路の側方に、上下に並べて配置され、各画像形成ユニット120a〜120dの感光ドラム1201に形成されたトナー画像は、トナー画像とは逆特性の電圧を印加することにより感光ドラム1201上から順次第1中間転写ベルト114上に1次転写される。このカラー画像は、第1中間転写ベルト114上に必要に応じて複数色のトナーを重ねて形成することができる。
【0017】
本実施形態では、第1中間転写ベルト114の循環経路の上部に、第1転写ユニット130が設けられ、トナー画像と逆特性のバイアスを印加することにより、第1中間転写ベルト114上の複数色トナーによる画像が、供給されてきた印刷媒体100の第1面100aに2次転写される。
【0018】
一方、第2中間転写ベルト214は、ベルト駆動ユニット216によって形成される上下方向に延びる形状の循環経路、換言すれば印刷媒体100の第2面100bに対向して延びる形状の経路を循環するように構成されている。また、この循環経路の、少なくとも上下に延びる辺に沿って、トナー画像を形成する画像形成ユニット220a〜220dが予め定められた複数色ぶんだけ配置されている。なお図1では画像形成ユニット220a〜220dの詳細を省略する。
【0019】
本例の画像形成ユニット220a〜220dは、上述した第1印刷装置111と同様、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色が設けられ、より要求に近い色のカラー画像を得ることとしているが、これに限定されるものではない。たとえば、特定色を加えた5色以上としてもよいし1色でもよい。これら複数色の画像形成ユニット220a〜220dの構成は、第2中間転写ベルト214に対して左右対称である点を除き、図2に示す第1印刷装置111のユニット120と同じである。
【0020】
画像形成ユニット220a〜220dは、第2中間転写ベルト214の循環経路の側方に、上下に並べて配置され、各画像形成ユニット220a〜220dの感光ドラムに形成されたトナー画像は、トナー画像とは逆特性の電圧を印加することにより感光ドラム上から順次第2中間転写ベルト214上に1次転写される。このカラー画像は、第2中間転写ベルト214上に必要に応じて複数色のトナーを重ねて形成することができる。
【0021】
本実施形態では、第2中間転写ベルト214の循環経路の下部に、第2転写ユニット230が設けられ、トナー画像とは逆特性のバイアスを印加することにより、第2中間転写ベルト214上の複数色トナーによる画像が、供給されてきた印刷媒体100の第2面100bに2次転写される。
【0022】
図3は、上記印刷装置1の制御装置の要部を示すブロック図、図5は同制御装置の処理手順を示すフローチャートである。目的とする印刷データは図外の制御装置から印字ヘッド1203に送出され、これにより感光ドラム1201に目的とする印刷画像に対応するトナー画像が形成される。
【0023】
一方、本例の印刷装置1では、濃度測定用画像形成指示部301から各画像形成ユニット120a〜120d,220a〜220dの印字ヘッド1203へ印字指令を出力し、第1中間転写ベルト114及び第2中間転写ベルト214のトナーを顕像化できる描画領域であって目的とする印刷画像の描画領域以外の領域、たとえば各ベルト114,214の両端に、図4に示す濃度測定用画像501を形成する(図5のステップS1)。
【0024】
図4は、本例の濃度測定用画像501を示す図である。本例ではイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色それぞれについて、入力濃度(ユーザによって印刷データに設定される濃度)が0.25、0.5、0.75、1.0である合計16個の矩形パターンを濃度測定用画像501とする。
【0025】
また、図1に示すように第1中間転写ベルト114の転写面側であって最終画像が形成される位置、たとえば第1転写ユニット130と最終段の画像形成ユニット120aとの間に濃度測定センサ401aが設けられている。この濃度測定センサ401aは、第1中間転写ベルト114に形成されたトナー画像(つまり印刷媒体100の第1面100aへの印刷画像)による各濃度測定用画像501の濃度を測定し、これをズレ量演算部402へ出力する(図5のステップS2)。
【0026】
同様に、第2中間転写ベルト214の転写面側であって最終画像が形成される位置、たとえば第2転写ユニット230と最終段の画像形成ユニット220aとの間に濃度測定センサ401bが設けられている。この濃度測定センサ401bは、第2中間転写ベルト214に形成されたトナー画像(つまり印刷媒体100の第2面100bへの印刷画像)による各濃度測定用画像501の濃度を測定し、これをズレ量演算部402へ出力する(図5のステップS2)。
【0027】
濃度測定センサ401としては、正反射光量や乱反射光量を測定する光学的センサなどを用いることができる。
【0028】
図3に示すズレ量演算部402、補正濃度パターン選択部404はCPUやMPUなどのプロセッサまたはハードウェアロジックで構成され、記憶部403はメモリ等の記憶媒体で構成されている。
【0029】
ズレ量演算部402は、濃度測定センサ401により測定された各濃度測定用画像501の濃度と、標準濃度とのズレ量を演算する。図6は入力濃度に対する出力濃度の関係を示すグラフであり、直線Xは入力濃度に対する出力濃度が等しくなる、理想的な関係式である。これを標準濃度と称する。
【0030】
これに対し、濃度測定センサ401で測定された実際の濃度が同図に示す4点A1,A2,A3,A4であったとすると、ズレ量演算部402は、入力濃度0.25、0.5、0.75、1.0のそれぞれについて測定値A1,A2,A3,A4と標準濃度との差ΔD1,ΔD2,ΔD3,ΔD4を演算し、さらに、その総和を演算する(図5のステップS3)。このとき、同図の例では測定値A1,A2,A3が標準濃度より大きく、測定値A4は標準濃度より小さいので、その総和SはS=ΔD1+ΔD2+ΔD3−ΔD4とする。すなわち、測定値が標準濃度より大きい場合は正、小さい場合は負の値にして総和を演算する。
【0031】
図3の記憶部403には図7に示す補正濃度パターンがマップ化されて記憶されている。図7は入力濃度に対する補正出力濃度の関係を示すグラフである。
【0032】
ユーザによって印刷データに設定される入力濃度に対し、実際に出力される画像の出力濃度は、帯電電位、露光強度、現像バイアス電位、転写電圧、トナー補給量などの画像形成パラメータに影響を受けるが、これ以外にも画像形成ユニット120,220の現像ローラ1204の温度によっても影響を受ける。このため、印刷作業の初期、印刷作業の継続時間等々の諸条件によって現像ローラ1204の温度が変動し、その結果、実際の出力濃度が変動する。出力濃度の変動は特に濃度が小さい領域において顕著であることが本発明者らによって知見されている。
【0033】
そこで、こうした出力濃度の変動を予め幾つかのパターンに分類し、これを補正濃度パターンY1〜Y6として記憶部403に格納する。図7に示す6つの補正濃度パターンY1〜Y6においては、パターンY3が標準濃度Xに対して最も濃く印刷される場合であり、パターンY6が標準濃度Xに対して最も薄く印刷される場合である。
【0034】
図3の補正濃度パターン選択部404は、上記ズレ量演算部402で演算されたズレ量の総和Sと、各補正濃度パターンY1〜Y6の標準濃度Xに対するズレ量の総和とを比較し、最も近い補正濃度パターンを最適パターンとして選択する(図5のステップS4)。図7に示す例で言えば、補正濃度パターンY1と標準濃度Xとのズレ量の総和が、ズレ量演算部402で演算されたズレ量の総和Sに等しいので、補正濃度パターンY1を最適パターンとして選択する。
【0035】
なお、最適パターンを選択する方法はズレ量の総和の比較に限定されず、ズレ量の平均値が最も近いパターンを選択することもできる。また、上述したように濃度が小さい(薄い)領域における出力濃度の変動が顕著である点を考慮して、4つの測定点(0.25、0.5、0.75、1.0)のうち0.25のみ又は0.25と0.5といった特定の測定点のズレ量のみを比較することもできる。
【0036】
補正濃度パターン選択部404で最適パターンY1が選択されたら、その補正濃度パターンY1に応じた補正濃度で印刷されるように、印刷データを補正処理する。なお印刷データの補正処理に代えて、帯電電位、露光強度、現像バイアス電位、転写電圧、トナー補給量などの画像形成パラメータを補正することもできる。具体的には、図7に示す補正濃度パターンY1が選択された場合には、図8に示すようにこのパターンを標準濃度Xについて対称移動させたパターンY1´(つまり濃度のズレ量を相殺する出力濃度)を入力濃度に対する出力濃度パターンとして印刷制御を実行する(図5のステップS5)。以上の濃度補正処理は第1印刷装置111の画像形成ユニット120a〜120d及び第2印刷装置211の画像形成ユニット220a〜220dごとに独立して実行することができる。
【0037】
以上のように、本例の印刷装置1の制御装置によれば、4点という少ない濃度測定点であっても、簡単なズレ量演算を実行するだけで適切な補正濃度パターンを選択することができる。したがって、濃度測定用画像501の測定点が少なくても、適切に補正された濃度で印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】発明の実施形態に係る両面カラー印刷装置を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成ユニットの一つを示す詳細図である。
【図3】図1の印刷装置に用いられる制御装置の要部を示すブロック図である。
【図4】図3の濃度測定用画像形成指示部により形成される濃度測定用画像の一例を示す図である。
【図5】図3の制御装置における処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図3のズレ量演算部の処理を説明するための入力濃度に対する出力濃度の関係を示すグラフである。
【図7】図3の記憶部に記憶される入力濃度に対する補正出力濃度の関係を示すグラフである。
【図8】印刷装置へ出力される入力濃度に対する補正出力濃度の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
【0039】
1…両面カラー印刷装置
111…第1印刷装置
114…第1中間転写ベルト
116…第1ベルト駆動ユニット
120a〜120d…第1画像形成ユニット
130…第1転写ユニット
211…第2印刷装置
214…第2中間転写ベルト
216…第2ベルト駆動ユニット
220a〜220d…第2画像形成ユニット
230…第2転写ユニット
240…定着ユニット
100…印刷媒体
100a…第1面
100b…第2面
120…画像形成ユニット
1201…感光ドラム
1202…一次帯電器
1203…印字ヘッド
1204…現像ローラ
1205…現像器
1206…トナー
301…濃度測定用画像形成指示部
401(401a,401b)…濃度測定センサ
402…ズレ量演算部
403…記憶部
404…補正濃度パターン選択部
501…濃度測定用画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定領域に形成された複数の濃度測定用画像の濃度特性を測定する濃度測定手段と、
標準濃度パターンに対する複数の補正濃度パターンを記憶する記憶手段と、
前記濃度測定手段により測定された濃度特性と、当該測定された濃度特性に対応する標準濃度特性とのズレ量を演算する演算手段と、
前記演算手段により演算されたズレ量に基づいて、前記複数の補正濃度パターンから最適な補正濃度パターンを選択する選択手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置の制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置の制御装置において、
前記選択手段は、前記演算手段により演算されたズレ量の総和と、前記複数の補正濃度パターンと前記標準濃度パターンとのズレ量の総和との差が最も小さい補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置の制御装置において、
前記選択手段は、前記演算手段により演算されたズレ量の平均値と、前記複数の補正濃度パターンと前記標準濃度パターンとのズレ量の平均値との差が最も小さい補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置の制御装置において、
前記濃度測定用画像は複数の入力濃度により形成され、
前記選択手段は、前記複数の入力濃度のうち特定の入力濃度における、前記演算手段により演算されたズレ量と、前記複数の補正濃度パターンと前記標準濃度パターンとのズレ量との差が最も小さい補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置の制御装置において、
前記選択手段は、複数の特定の入力濃度における、前記演算手段により演算されたズレ量の総和と、前記複数の補正濃度パターンと前記標準濃度パターンとのズレ量の総和との差が最も小さい補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置の制御装置。
【請求項6】
請求項1〜請求項5のいづれか1項に記載の制御装置と、
画像色が異なる複数の画像形成手段と、を有する画像形成装置において、
前記制御装置は前記画像色ごとに最適な補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1〜請求項5のいづれか1項に記載の制御装置と、
画像形成媒体の表裏に画像を形成する複数の画像形成手段と、を有する画像形成装置において、
前記制御装置は前記画像形成媒体の表裏ごとに最適な補正濃度パターンを選択することを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−60807(P2010−60807A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−225994(P2008−225994)
【出願日】平成20年9月3日(2008.9.3)
【出願人】(591089877)昭和情報機器株式会社 (8)
【出願人】(000165136)桂川電機株式会社 (66)
【Fターム(参考)】