説明

画像形成装置

【課題】 簡単な構成で、側面カバー部が開かれた際中間転写ベルトを保護するとともに、側面カバー部が閉じられた際に中間転写ベルトと2次転写ベルトとのニップ部を通過した記録用紙を容易に分離することできるようにする。
【解決手段】 画像形成ユニット12で感光体ドラム12aに形成されたトナー像は中間転写ベルト11に転写される。中間転写ベルト上のトナー像は転写ローラ15によって記録用紙に転写され、画像形成装置本体20に対して回動可能に取り付けられた側面カバー部20と画像形成装置本体とによって用紙搬送路18が規定される。カバー部材19は保護位置にある際中間転写ベルトと転写部とのニップ部に対応する位置における中間転写ベルトを保護し、退避位置にある際記録用紙をガイドする。連動機構は、側面カバー部の回動に連動して側面カバー部が開状態となったカバー部材を保護位置に位置づけ、側面カバー部が閉状態となった際カバー部材を退避位置に位置づける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンター、又はファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に、中間転写ベルトを備えて中間転写ベルト上に形成したトナー像を記録用紙に転写するようにした画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、カラー画像形成装置において、中間転写ベルト上に各色トナー像を順次重ね合わせてカラートナー像を形成し、中間転写ベルト上のカラートナー像を記録用紙に転写して画像形成を行うようにしたものがあり、このような画像形成装置においては、給紙ユニットから用紙搬送路を介して中間転写ベルトと2次転写ローラとのニップ部に記録用紙を搬送し、記録用紙にカラートナー像を転写した後、用紙搬送路を介して記録用紙を定着ユニットに送り、カラートナー像の定着の後、排紙経路を介して排紙トレイに記録用紙を排紙している。
【0003】
そして、排紙トレイが画像形成装置筐体の上部に配置され、給紙ユニットが画像形成装置筐体の下部に配置された画像形成装置においては、用紙搬送路は略垂直状態に形成されており、中間転写ベルトと2次転写ローラとのニップ部を通過した記録用紙を定着ユニットの方向にガイドするガイド部材が用紙搬送路に設けられている。
【0004】
用紙ジャムが発生した際には、画像形成装置筐体に備えられた側面カバー部を開いて用紙搬送路を露出させて、用紙ジャム処理を行う(この際、前述の2次転写ローラは側面カバー部側に配置されている関係上、側面カバー部を開くと、中間転写ベルト(特に、2次転写ローラとのニップ部)が露出することになる。上述のように、ジャム処理の際、中間転写ベルトが露出すると、ジャム処理の際、ユーザが誤って中間転写ベルトに触れてしまうことがあり、画像不良の原因ともなる。
【0005】
一方、感光体ドラムの周辺付近に開閉可能なドラムシャッターを設けて、側面カバー部を閉じた状態では、ドラムシャッターが感光体ドラムよりも用紙搬送方向上流側に退避し、側面カバー部を閉じた状態では、ドラムシャッターが感光体ドラムと対向して位置づけられ感光体ドラムを覆うようにしたものがある(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開平7−230197号公報(第3頁〜第4頁、第1図〜第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、従来の画像形成装置においては、側面カバー部を開いた際には、像像担体である感光体ドラムをドラムシャッターで保護して、側面カバー部を閉じた際においては、ドラムシャッターが感光体ドラムよりも用紙搬送方向上流側に位置し、ドラムシャッターが用紙搬送路を搬送される記録用紙を感光体ドラムと転写ローラとのニップ部にガイドする役目をしているが、ニップ部を通過した記録用紙を感光体ドラムから分離するための機構(部材)は別に設けなければならず、その結果、部品点数等が増加してしまうという課題がある。
【0008】
さらに、従来の画像形成装置においては、側面カバー部の開閉に連動してドラムシャッターを動かすための機構が複雑であり、しかも、側面カバーが開かれた際に、中間転写ベルトの露出を防止することは行われていない。
【0009】
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、簡単な構成で、側面カバー部が開かれた際中間転写ベルトを保護するとともに、側面カバー部が閉じられた際に中間転写ベルトと2次転写ベルトとのニップ部を通過した記録用紙を容易に分離することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、感光体ドラムを備え該感光体ドラムにトナー像を形成する画像形成ユニットと、該感光体ドラム上のトナー像が転写される中間転写ベルトとを有する画像形成装置本体と、該中間転写ベルト上のトナー像を記録用紙に転写する転写部とを備え前記画像形成装置本体に対して回動可能に取り付けられたカバー体とを有し、前記画像形成装置本体と前記カバー体とによって前記中間転写ベルトと前記転写部とのニップ部に前記記録用紙を搬送し該ニップ部を通過した前記記録用紙を定着ユニット側に搬送する用紙搬送路が規定された画像形成装置において、保護位置にある際前記ニップ部に対応する位置における前記中間転写ベルトを保護し、退避位置にある際前記記録用紙をガイドするカバー部材と、前記カバー体の回動に連動して前記カバー体が開状態となって前記用紙搬送路が露出した際前記カバー部材を前記保護位置に位置づけ、前記カバー体が閉状態となった際前記カバー部材を前記退避位置に位置づける連動機構とを有することを特徴とするものである。
【0011】
本発明では、前記退避位置は前記ニップ部よりも前記記録用紙の搬送方向下流側であり、前記連動機構は一端が前記画像形成装置本体に回動可能に支持され他端が前記カバー部材に連結された支持部材と、前記カバー部材に設けられた当たり部と、前記カバー体に設けられ前記カバー体が閉状態の際前記当たり部に当接して前記カバー部材を前記支持部材の一端を支点として回動させて前記退避位置に位置づける腕部とを有し、該腕部は前記カバー体が開状態となった際前記当たり部から離脱して前記カバー部材を前記支持部材の一端を支点として回動させて前記保護位置に位置づける。なお、前記画像形成ユニットは、例えば、前記中間転写ベルトの下側に配置されている。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明の画像形成装置は、カバー部材は保護位置にある際ニップ部に対応する位置における中間転写ベルトを保護し、退避位置にある際記録用紙をガイドして、連動機構がカバー体の回動に連動してカバー体(側面カバー部)が開状態となって用紙搬送路が露出した際カバー部材を保護位置に位置づけ、カバー体が閉状態となった際カバー部材を退避位置に位置づけるようにしたので、カバー体を開いて用紙搬送路でジャムした記録用紙をジャム処理する際には、カバー部材によって中間転写ベルトが保護される結果、ユーザが誤って中間転写ベルトに触れてしまうことがないという効果がある。
【0013】
本発明では、退避位置をニップ部よりも記録用紙の搬送方向下流側として、支持部材の一端を画像形成装置本体に回動可能に支持し、その他端をカバー部材に連結して、カバー部材に当たり部を設けて、カバー体に設けられた腕部がカバー体を閉じた際当たり部に当接してカバー部材を支持部材の一端を支点として回動させて退避位置に位置づけ、腕部はカバー体が開かれた際当たり部から離脱してカバー部材を支持部材の一端を支点として回動させて保護位置に位置づけるようにしたので、簡単な構成で、カバー体が開かれた際中間転写ベルトを保護するとともに、カバー体が閉じられた際に中間転写ベルトと2次転写ベルトとのニップ部を通過した記録用紙を容易に分離することができることになり、カバー部材でガイド部材及び保護部材を兼ねることができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【実施例1】
【0015】
図1は、本発明による画像形成装置の一部を概略的に示す図であり、図示の画像形成装置10は中間転写ベルト11を有しており、中間転写ベルト11の下側には中間転写ベルト11に沿って各色画像形成ユニット12が配置されている(図1においては、一つの画像形成ユニット12のみが示されている)。
【0016】
中間転写ベルト11は駆動ローラ13及び従動ローラ(図示せず)等によって張架され、中間転写ベルト11を挟んで画像形成ユニット12の感光体ドラム12aが1次転写ローラ14と対向している。駆動ローラ13と対向して2次転写ローラ(転写部)15が配置され、図示のように、レジストローラ16、中間転写ベルト11と2次転写ローラ15とのニップ部、及び定着ユニット17を通って用紙搬送路18が規定され、この用紙搬送路18は略垂直となっている。
【0017】
感光体ドラム12a上に形成されたトナー像は1次転写ローラ14によって中間転写ベルト11に転写される。そして、各色毎に順次各色トナー像の転写が行われて、中間転写ベルト11上にカラートナー像が形成される。中間転写ベルト11は、図中実線矢印で示す方向に回転駆動されており、用紙搬送路18を通って中間転写ベルト11と2次転写ローラ15とのニップ部に搬送された記録用紙にカラートナー像が転写され、その後、記録用紙は定着ユニット17に送られて、記録用紙上のカラートナー像が定着される。
【0018】
図示のように、中間転写ベルト11と2次転写ローラ15とのニップ部よりも用紙搬送方向下流側にはカバー部材19が位置しており、このカバー部材19によって後述するようにニップ部を通過した記録用紙が中間転写ベルト11から分離される(つまり、中間転写ベルト側に引き込まれることが防止される)。
【0019】
図2及び図3を参照して、図2は画像形成装置の側面カバー部側を側面カバー部を閉じた状態で示す断面図であり、図3はその斜視図である。側面カバー部(カバー体)20には搬送ユニット21が備えられ、搬送ユニット21(つまり、側面カバー部20)と画像形成装置本体22とによって前述の用紙搬送路18が規定されている。搬送ユニット21にはレジストローラ16の一方及び2次転写ローラ15が備えられ、側面カバー部20を閉じた際には、レジストローラ16の一方が画像形成装置本体22側に配置されたレジストローラ16の他方に当接し、2次転写ローラ15が中間転写ベルト11に当接する。
【0020】
側面カバー部20の下端は画像形成装置本体22に回動可能に支持されており、搬送ユニット21の両側端にはそれぞれ画像形成装置本体22側に延びる腕部23a及び23bが形成されている。前述のカバー部材19は用紙搬送路18と略平行に延びており、画像形成装置本体22の両側端にはそれぞれその一端が画像形成装置本体22に回転可能に支持された支持軸部材(支持部材)24a及び24bが配置され、支持軸部材24a及び24bの他端はそれぞれカバー部材19の両側端に回動可能に取り付けられている。
【0021】
図3の一部を拡大して示す図4も参照して、カバー部材19の両側壁19aには長手方向に突出する支持片19bが形成されており、この支持片19bには図4において紙面の表側から裏側に向かって斜め下向きに傾斜する傾斜片(当たり部)19cが支持されている。
【0022】
一方、前述の腕部23a及び23bの上片は画像形成装置本体22側に向かって傾斜する円弧状(円弧状部231)に形成されており、側面カバー部20が閉じられた状態においては、円弧状部231が斜面片19cの下面側に当接しつつ、画像形成装置本体22側に挿入される結果、支持軸部材24a及び24bを支点としてカバー部材19が上側に持ち上げられることになる。この結果、カバー部材19は退避位置となる。
【0023】
図5は側面カバー部20を閉じた状態において、搬送ユニット21、つまり、側面カバー部20を省略した状態で示す斜視図であり、カバー部材19の表面(搬送ユニット21側の面)には、長手方向に沿って複数のコロ部材25が配置され、このコロ部材の周面は波形に形成されている(以下このコロ部材を手裏剣コロと呼ぶ)。また、カバー部材19の下端辺は分離爪26として機能する。
【0024】
上述の退避位置においては、カバー部材19は、中間転写ベルト11と2次転写ローラ15とのニップ部よりも用紙搬送方向下流側に位置しており、分離爪26はニップ部近傍に位置づけられる。その結果、ニップ部を通過した記録用紙は分離爪26で分離され、手裏剣コロ25に案内されて定着ユニット側には搬送されることになる。この際、手裏剣コロ25の周面は記録用紙に僅かに触れる程度であるから、記録用紙上のトナー像が乱されることはない。
【0025】
図6及び図7を参照して、図6は画像形成装置の側面カバー部側を側面カバー部を僅かに開いた状態で示す断面図であり、図7はその斜視図である。側面カバー部20が開方向に回動されると、前述の腕部23a及び23bの円弧状部231が斜面片19cの下面側に当接しつつ、画像形成装置本体22側から引き抜かれる。この結果、カバー部材19は、側面カバー部20の開方向への回動につれて、支持軸部材24a及び24bを支点として下方に徐々に下がることになる。
【0026】
図8及び図9を参照して、図8は画像形成装置の側面カバー部側を側面カバー部を完全に開いた状態で示す断面図であり、図9はその斜視図である。側面カバー部20を開方向に回動して、側面カバー部20を全開状態とすると、腕部23a及び23bの円弧状部231は斜面片19cの下面側に当接しない状態となり、つまり、腕部23a及び23bは斜面片19cから完全に離れた状態となるので、カバー部材19は、支持軸部材24a及び24bを支点として最も下側に下がった状態となる(以下この位置を保護位置と呼ぶ)。
【0027】
この保護位置においては、カバー部材19によって、駆動ローラ13の位置に対応する中間転写ベルト11はカバー部材19によって覆われ、露出しない状態となる。つまり、側面カバー部20を開いて用紙搬送路18でジャムした用紙をジャム処理する際には、用紙搬送路18は露出するものの、中間転写ベルト11はカバー部材19で覆われる結果、ジャム処理の際、ユーザが誤って中間転写ベルトに触れてしまうことがない。
【0028】
図10は側面カバー部20を開いた状態において、搬送ユニット21、つまり、側面カバー部20を省略した状態で示す斜視図であり、図5に示す状態においては、カバー部材19が引き上げられて、中間転写ベルト11が露出した状態(つまり、2次転写ローラ15と当接した状態)となるが、側面カバー部20を開くと、カバー部材19によって中間転写ベルト11が覆われて、側面側から見えない状態となることが分かる。
【0029】
上述のようにして、側面カバー部20を開いてジャム処理を行った後、側面カバー部20を閉じれば、腕部23a及び23bによって前述したように、カバー部材19が持ち上げられて、カバー部材19は中間転写ベルト11と2次転写ローラ15とのニップ部よりも用紙搬送方向下流側に位置することになる。
【0030】
なお、上述の説明から明らかなように、支持軸部材24a及び24b、斜面片19c、及び腕部23a及び23bが集合的に連動連動機構として作用することになる。
【0031】
このようにして、側面カバー部が開かれた状態においては、カバー部材によって中間転写ベルトを保護し、側面カバー部が閉じたれた状態においては、カバー部材が中間転写ベルトと2次転写ローラとのニップ部よりも用紙搬送方向下流側に位置づけられて、ニップ部を通過した記録用紙をガイドすることになるから、簡単な構成で、中間転写ベルトを保護するとともに、中間転写ベルトと2次転写ベルトとのニップ部を通過した記録用紙を容易に分離することができるという効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0032】
カバー部材は保護位置にある際ニップ部に対応する位置における中間転写ベルトを保護し、退避位置にある際記録用紙をガイドし、連動機構がカバー体の回動に連動して側面カバー部が開状態となるとカバー部材を保護位置に位置づけ、カバー体が閉状態となった際カバー部材を退避位置に位置づけるようにしたから、側面カバー部を開いて用紙搬送路中の記録用紙をジャム処理する際には、カバー部材によって中間転写ベルトが保護され、ユーザが誤って中間転写ベルトに触れてしまうことがない結果、中間転写ベルトを用いた画像形成装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施例1による画像形成装置の一部を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施例1による画像形成装置の側面カバー部側を側面カバー部を閉じた状態で示す断面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例1による画像形成装置において、側面カバー部を閉じた状態で側面カバー部を省略した状態で示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例1による画像形成装置を画像形成装置の側面カバー部側を、側面カバー部を僅かに開いた状態で示す断面図である。
【図7】図6の斜視図である。
【図8】本発明の実施例1による画像形成装置の側面カバー部側を、側面カバー部を完全に開いた状態で示す断面図である。
【図9】図8の斜視図である。
【図10】本発明の実施例1による画像形成装置において、側面カバー部を開いた状態で側面カバー部を省略した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
10 画像形成装置
11 中間転写ベルト
12 画像形成ユニット
12a 感光体ドラム
13 駆動ローラ
14 1次転写ローラ
15 2次転写ローラ
16 レジストローラ
17 定着ユニット
18 用紙搬送路
19 カバー部材
19c 傾斜片
20 側面カバー部
21 搬送ユニット
22 画像形成装置本体
23a,23b 腕部
24a,24b 支持軸部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
感光体ドラムを備え該感光体ドラムにトナー像を形成する画像形成ユニットと、該感光体ドラム上のトナー像が転写される中間転写ベルトとを有する画像形成装置本体と、該中間転写ベルト上のトナー像を記録用紙に転写する転写部とを備え前記画像形成装置本体に対して回動可能に取り付けられたカバー体とを有し、前記画像形成装置本体と前記カバー体とによって、前記中間転写ベルトと前記転写部とのニップ部に前記記録用紙を搬送し該ニップ部を通過した前記記録用紙を定着ユニット側に搬送する用紙搬送路が規定された画像形成装置において、
保護位置にある際前記ニップ部に対応する位置における前記中間転写ベルトを保護し、退避位置にある際前記記録用紙をガイドするカバー部材と、
前記カバー体の回動に連動して前記カバー体が開状態となって前記用紙搬送路が露出した際前記カバー部材を前記保護位置に位置づけ、前記カバー体が閉状態となった際前記カバー部材を前記退避位置に位置づける連動機構とを有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記退避位置は前記ニップ部よりも前記記録用紙の搬送方向下流側であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記連動機構は一端が前記画像形成装置本体に回動可能に支持され他端が前記カバー部材に連結された支持部材と、
前記カバー部材に設けられた当たり部と、
前記カバー体に設けられ前記カバー体が閉状態の際前記当たり部に当接して前記カバー部材を前記支持部材の一端を支点として回動させて前記退避位置に位置づける腕部とを有し、
該腕部は前記カバー体が開状態となった際前記当たり部から離脱して前記カバー部材を前記支持部材の一端を支点として回動させて前記保護位置に位置づけるようにしたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成ユニットは前記中間転写ベルトの下側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−17771(P2006−17771A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−192619(P2004−192619)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】