説明

画像形成装置

【課題】搬送経路内で記録シートが撓むのに十分なスペースを有するとともに、レイアウトの自由度を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成ユニット5に用紙Pを搬送する搬送ローラ114と、搬送ローラ114によって搬送される用紙Pを案内する湾曲した搬送経路110と、搬送経路110の用紙搬送方向下流側に設けられ、画像形成ユニット5に搬送される用紙Pの先端を規制するレジストローラ150と、を備え、搬送経路110は、搬送経路110の外周側を構成する外側ガイド部120と、外側ガイド部120に対向して搬送経路110の内周側を構成する内側ガイド部130とを有し、外側ガイド部120には、搬送経路110の外側に向けてくぼんだ外側凹部121が、用紙Pの全幅に渡って形成され、内側ガイド部130には、搬送経路110が膨らむようにくぼんだ内側凹部131が、用紙Pの全幅に渡って形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成部へ搬送される記録シートの先端位置を規制する規制部材を備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、画像形成部の記録シート搬送方向上流側において記録シートの先端位置を規制するレジストローラ(規制部材)を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、この画像形成装置では、レジストローラと、レジストローラへ記録シートを搬送する搬送ローラとの間に設けられているU字状の搬送経路に、外側に向かって湾曲した湾曲部が形成されている。これにより、搬送ローラによってレジストローラに突き当てられた記録シートが、湾曲部で撓むことができるので、記録シートに皺が寄ることを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−124753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した画像形成装置では、湾曲部の外側に他の部材を配置すると、装置が大型化してしまうため、レイアウト上の制約が生じていた。また、装置の小型化のため、湾曲部を十分な大きさで形成できず、記録シートに皺が寄ることがあった。
【0005】
そこで、本発明は、搬送経路内で記録シートが撓むのに十分なスペースを有するとともに、レイアウトの自由度を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、記録シートに画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに記録シートを搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送される記録シートを案内する湾曲した搬送経路と、前記搬送経路の記録シート搬送方向下流側に設けられ、前記画像形成ユニットに搬送される記録シートの先端を規制する規制部材と、を備えた画像形成装置であって、前記搬送経路は、前記搬送経路の外周側を構成する外側ガイド部と、前記外側ガイド部に対向して前記搬送経路の内周側を構成する内側ガイド部とを有し、前記外側ガイド部には、前記搬送経路の外側に向けてくぼんだ外側凹部が、記録シートの全幅に渡って形成され、前記内側ガイド部には、前記搬送経路が膨らむようにくぼんだ内側凹部が、記録シートの全幅に渡って形成されていることを特徴とする。
【0007】
このように構成された画像形成装置によれば、搬送経路に外側凹部と内側凹部を設けることで、外側凹部と内側凹部の一方のみを設けた場合に比べて、記録シートが撓むための十分なスペースを確保できる。また、外側ガイド部と内側ガイド部の一方のみに大きなくぼみを設ける場合に比べて、外側凹部と内側凹部のくぼみは小さくすることができるので、レイアウトの自由度が向上する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、搬送経路内で記録シートが撓むのに十分なスペースを確保できるとともに、レイアウトの自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態に係るレーザプリンタを示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る搬送経路の拡大図である。
【図3】搬送経路内で用紙がレジストローラに到達した状態を示す図である。
【図4】搬送経路内で用紙が外側凹部内で撓んでいる状態を示す図である。
【図5】搬送経路内で用紙が外側凹部と内側凹部で撓んでいる状態を示す図である。
【図6】搬送経路内で用紙が最も撓んでいる状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分について詳しく説明する。
【0011】
また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
【0012】
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙Pに画像を形成する画像形成ユニット5と、定着装置8とを主に備えている。
【0013】
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、給紙トレイ31内の用紙Pを画像形成ユニット5へ搬送する用紙供給機構100とを主に備えている。用紙供給機構100については、後で詳述する。
【0014】
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、画像データに基づくレーザ光が、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを通って(二点鎖線参照)、感光体ドラム61の表面上に高速走査にて照射される。
【0015】
画像形成ユニット5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2内に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。この画像形成ユニット5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
【0016】
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
【0017】
画像形成ユニット5では、感光体ドラム61の表面が帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定の厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
【0018】
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
【0019】
定着装置8は、加熱ローラ81と、加熱ローラ81を加圧する加圧ローラ82とを備えている。そして、定着装置8では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着させている。定着装置8でトナー像が熱定着された用紙Pは、排紙ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
【0020】
<用紙供給機構の詳細構造>
次に、本発明の特徴部分である用紙供給機構100の詳細構造について詳しく説明する。なお、以下の説明においては、用紙Pの搬送方向を単に「搬送方向」と呼ぶ。
用紙供給機構100は、図2に示すように、給紙トレイ31に収容される用紙Pを画像形成ユニット5へ案内する搬送経路110と、給紙ローラ111,112と、分離パット113と、搬送ローラ114と、アクチュエータ140と、一対のローラからなるレジストローラ150とを主に備えている。
【0021】
搬送経路110は、給紙トレイ31から前斜め上方へ延びた後、画像形成ユニット5の下方へ向かって後斜め上方へ延びるように略U字状に湾曲して形成され、外側ガイド部120と内側ガイド部130から主に構成されている。
【0022】
外側ガイド部120は、搬送経路110の前方に配置される複数の部材の外周面が組み合わされてなり、搬送経路110の前側(外周側)を構成している。この外側ガイド部120は、後述するレジストローラ150の搬送方向上流側において、搬送経路110の外側に向けてくぼんだ外側凹部121が、用紙Pの全幅に渡って形成されている。
【0023】
外側凹部121は、外側ガイド部120を構成する複数の部材の各部材間にできる隙間であり、レジストローラ150のニップ部と略同じ高さの位置において、前方へ向けて搬送経路110が膨らむように形成されている。これにより、外側凹部121は、レジストローラ150に前端位置が規制された用紙Pが撓むときに、この撓み部分を受け入れることができる。
【0024】
内側ガイド部130は、外側ガイド部120に対向して搬送経路110の後側(内周側)を構成している。この内側ガイド部130は、外側凹部121と搬送ローラ114の間において、搬送経路110が膨らむようにくぼんだ内側凹部131が、用紙Pの全幅に渡って形成されている。
【0025】
内側凹部131は、外側凹部121よりも大きく形成されており、内側凹部131に用紙Pが入り込む前の用紙Pに対し、搬送方向下流側の傾斜132が、搬送方向上流側の傾斜133よりも小さくなっている。これにより、内側凹部131に入り込んだ用紙Pをレジストローラ150に向けて誘導することができる。
【0026】
そして、外側凹部121と内側凹部131は、搬送経路110の搬送方向に直交する方向(厚み方向)に見て、外側凹部121の搬送方向上流側と内側凹部131の搬送方向下流側が重なるように配置されている。これにより、後述するように、外側凹部121内でそれ以上撓めなくなった用紙Pが、内側凹部131内に入り込んで撓みやすくなる。
【0027】
搬送ローラ114は、搬送部材の一例であり、搬送経路110の内側凹部131よりも搬送方向上流側に設けられている。搬送ローラ114は、紙粉取りローラ(符号省略)とピンチローラ(符号省略)とから構成されており、この一対のローラの間を通ることにより、用紙Pの紙粉が除去される。また、搬送ローラ114は、後述するレジストローラ150よりも速く回転するようになっている。
【0028】
アクチュエータ140は、用紙Pが搬送経路110を通過するのを検知するセンサであり、搬送経路110における外側凹部121とレジストローラ150の間に、搬送経路110に突出するように設けられている。このアクチュエータ140は、本体筐体2に揺動可能に支持されており、図示しないバネ等によって上端が搬送方向上流側に向けて付勢されるとともに、図示しないストッパによって上端の搬送方向上流側への揺動が規制されている。このアクチュエータ140は、搬送される用紙Pが当たると、搬送方向下流側に倒れ(図3参照)、用紙Pが完全に通過すると元の位置に復帰する。
【0029】
レジストローラ150は、画像形成ユニット5に搬送される用紙Pの前端位置(先端位置)を規制する規制部材の一例であり、搬送経路110の搬送方向下流側に設けられている。この一対のレジストローラ150の間には、一方のローラが他方のローラへ向けて付勢されることで、ニップ部が形成されている。これにより、停止された状態において搬送される用紙Pの前端を一度規制し、用紙Pの前端の位置を揃えた後に用紙Pを感光体ドラム61と転写ローラ63の間へ搬送する。
【0030】
以上のように構成された用紙供給機構100では、まず、給紙ローラ111,112および分離パット113によって、給紙トレイ31内の用紙Pが一枚ずつ分離されて搬送ローラ114へ送られる。そして、搬送ローラ114によって画像形成ユニット5に向けて搬送された用紙Pは、搬送経路110に案内されて、図3に示すように、アクチュエータ140を倒した後、前端がレジストローラ150に到達する。このとき、搬送ローラ114は、用紙Pを搬送するように回転している。そのため、前端がレジストローラ150に当接している用紙Pは、図4に示すように、外側凹部121に入り込むようにして撓む。そして、さらに搬送ローラ114が回転すると、用紙Pは外側凹部121にこれ以上入り込めなくなり、外側凹部121の上流側端部において、内向きに凸となった屈曲部P1が膨らむ。すると、図5に示すように、外側凹部121の搬送方向上流側と内側凹部131の搬送方向下流側は重なっているから、この膨らみが内側凹部131にも入り込むようにして撓み始める。このようにして前端が規制された用紙Pは、レジストローラ150が回転することで、感光体ドラム61と転写ローラ63の間へ搬送される。
【0031】
また、用紙Pが長い(搬送方向の寸法が大きい)場合、搬送ローラ114がレジストローラ150よりも回転速度が速いので、図6に示すように、用紙Pが内側凹部131の傾斜132に接触するように大きく撓む。このように用紙Pが大きく撓む場合でも、用紙Pの撓む前の状態に対し、内側凹部131の搬送方向下流側の傾斜132が搬送方向上流側の傾斜133よりも小さく形成されているので、用紙Pは、内側凹部131に引っかからずに、内側凹部131の搬送方向下流側の傾斜132によって、レジストローラ150に向けて案内される。また、用紙Pがカールしており、前端が傾斜132に当たるときも、前端をレジストローラ150へ向けて誘導することができる。
【0032】
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
搬送経路110を搬送されてきた用紙Pは、先端がレジストローラ150に規制されることで撓む。搬送経路110に外側凹部121と内側凹部131を設けることで、外側凹部121と内側凹部131の一方のみを設けた場合と比べて、搬送経路110内に用紙Pが撓むための十分なスペースを確保できる。これにより、用紙Pに皺が寄りにくくなる。また、外側ガイド部120と内側ガイド部130の一方のみに大きなくぼみを設ける場合に比べて、外側凹部121と内側凹部131のくぼみは小さくすることができるので、本体筐体2内のレイアウトの自由度が向上する。
【0033】
また、内側凹部131を外側凹部121よりも大きく形成することで、外側凹部121を大きくする場合よりもレーザプリンタ1を小型にすることができる。
【0034】
そして、外側凹部121と内側凹部131の一部が、搬送経路110の搬送方向と直交する方向に見て重なっているので、外側凹部121にそれ以上入り込めなくなった用紙Pが、内側凹部131へ入り込みやすい。
【0035】
また、内側凹部131は、内側凹部131に用紙Pが入り込む前の用紙Pに対し、搬送方向下流側の傾斜132が搬送方向下流側の傾斜133よりも小さいので、内側凹部131内で撓んでいる用紙Pの前端をレジストローラ150へ向けて誘導することができる。
【0036】
そして、内側凹部131は、外側凹部121よりも搬送方向上流側に形成されているため、用紙Pをスムーズに撓ませることができる。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
【0038】
前記実施形態では、内側凹部131が外側凹部121よりも大きく形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、内側凹部131が外側凹部121よりも小さく形成されていてもよいし、内側凹部131と外側凹部121が同じ大きさで形成されていてもよい。
【0039】
前記実施形態では、内側凹部131が外側凹部121よりも搬送方向上流側に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、内側凹部131が外側凹部121よりも搬送方向下流側に設けられていてもよい。
【0040】
前記実施形態では、規制部材として、レジストローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、規制部材として、搬送経路110内に、用紙Pの前端に当接する位置と、退避位置との間を揺動可能に設けられたゲートであってもよい。このゲートは、用紙Pの先端が当接すると、用紙Pの前端を揃えながら、退避位置に変位するようなものである。
【0041】
前記実施形態では、内側ガイド部130が一つの部品から構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、内側ガイド部130は、複数部品により構成されていてもよい。
【0042】
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよいし、多色画像を形成するカラープリンタやカラー複写機、カラー複合機などであってもよい。
【0043】
前記実施形態では、記録シートとして、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 レーザプリンタ
5 画像形成ユニット
31 給紙トレイ
61 感光体ドラム
63 転写ローラ
100 用紙供給機構
110 搬送経路
114 搬送ローラ
120 外側ガイド部
121 外側凹部
130 内側ガイド部
131 内側凹部
132 傾斜
133 傾斜
140 アクチュエータ
150 レジストローラ
P 用紙

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録シートに画像を形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットに記録シートを搬送する搬送部材と、
前記搬送部材によって搬送される記録シートを案内する湾曲した搬送経路と、
前記搬送経路の記録シート搬送方向下流側に設けられ、前記画像形成ユニットに搬送される記録シートの先端を規制する規制部材と、を備えた画像形成装置であって、
前記搬送経路は、前記搬送経路の外周側を構成する外側ガイド部と、前記外側ガイド部に対向して前記搬送経路の内周側を構成する内側ガイド部とを有し、
前記外側ガイド部には、前記搬送経路の外側に向けてくぼんだ外側凹部が、記録シートの全幅に渡って形成され、
前記内側ガイド部には、前記搬送経路が膨らむようにくぼんだ内側凹部が、記録シートの全幅に渡って形成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記内側凹部は、前記外側凹部よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記外側凹部と前記内側凹部は、前記搬送経路の厚み方向から見て、少なくとも一部が重なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記内側凹部は、当該内側凹部に記録シートが入り込む前の記録シートに対し、前記搬送方向下流側の傾斜が前記搬送方向上流側の傾斜よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記内側凹部は、前記外側凹部よりも記録シート搬送方向上流側に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−206831(P2012−206831A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−74216(P2011−74216)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000005267)ブラザー工業株式会社 (13,856)
【Fターム(参考)】