癌を治療するためのPTPアーゼ阻害剤およびT細胞活性化剤
本発明は、プロテインチロシンホスファターゼ(「PTPアーゼ」)阻害剤および癌を治療するための免疫療法におけるT細胞活性化剤とのそれらの併用に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
PTPアーゼ阻害剤およびT細胞活性化剤を含有する、癌の治療のための治療組成物。
【請求項2】
前記癌が、リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、黒色腫、前立腺癌、乳癌、腎癌、膀胱癌、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項3】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項4】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項3に記載の治療組成物。
【請求項5】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項4に記載の治療組成物。
【請求項6】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項5に記載の治療組成物。
【請求項7】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項6に記載の治療組成物。
【請求項8】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項7に記載の治療組成物。
【請求項9】
前記T細胞活性化剤が腫瘍浸潤性マクロファージを誘導する、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項10】
前記T細胞活性化剤が、IL−2およびその機能的変異体である、請求項9に記載の治療組成物。
【請求項11】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を含有する、IL−2の毒性を低下させるための治療組成物。
【請求項12】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項11に記載の治療組成物。
【請求項13】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項12に記載の治療組成物。
【請求項14】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項13に記載の治療組成物。
【請求項15】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項14に記載の治療組成物。
【請求項16】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項15に記載の治療組成物。
【請求項17】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項16に記載の治療組成物。
【請求項18】
a)PTPアーゼ阻害剤を含む容器;および
b)癌の治療における前記PTPアーゼ阻害剤とT細胞活性化剤の使用のための指示書
を含み、それらと共に包装されたキット。
【請求項19】
有効量のPTPアーゼ阻害剤およびT細胞活性化剤を患者に投与することを含む、癌を治療する方法。
【請求項20】
前記癌が、リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、黒色腫、前立腺癌、乳癌、腎癌、膀胱癌、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記T細胞活性化剤が腫瘍浸潤性マクロファージを誘導する、請求項19に記載の方法。
【請求項28】
前記T細胞活性化剤が、IL−2およびその機能的変異体である、請求項19に記載の方法。
【請求項29】
請求項11に記載の組成物を被験者に投与することを含む、IL−2の毒性を低下させる方法。
【請求項30】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を連続的に投与する、請求項29に記載の方法。
【請求項37】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を同時に投与する、請求項29に記載の方法。
【請求項38】
請求項11に記載の組成物を被験者に投与することを含む、IL−2の治療効果を増強する方法。
【請求項39】
IL−2治療を受けている被験者にPTPアーゼ阻害剤を投与することを含む、IL−2の治療効果を増強する方法。
【請求項1】
PTPアーゼ阻害剤およびT細胞活性化剤を含有する、癌の治療のための治療組成物。
【請求項2】
前記癌が、リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、黒色腫、前立腺癌、乳癌、腎癌、膀胱癌、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項3】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項4】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項3に記載の治療組成物。
【請求項5】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項4に記載の治療組成物。
【請求項6】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項5に記載の治療組成物。
【請求項7】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項6に記載の治療組成物。
【請求項8】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項7に記載の治療組成物。
【請求項9】
前記T細胞活性化剤が腫瘍浸潤性マクロファージを誘導する、請求項1に記載の治療組成物。
【請求項10】
前記T細胞活性化剤が、IL−2およびその機能的変異体である、請求項9に記載の治療組成物。
【請求項11】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を含有する、IL−2の毒性を低下させるための治療組成物。
【請求項12】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項11に記載の治療組成物。
【請求項13】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項12に記載の治療組成物。
【請求項14】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項13に記載の治療組成物。
【請求項15】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項14に記載の治療組成物。
【請求項16】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項15に記載の治療組成物。
【請求項17】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項16に記載の治療組成物。
【請求項18】
a)PTPアーゼ阻害剤を含む容器;および
b)癌の治療における前記PTPアーゼ阻害剤とT細胞活性化剤の使用のための指示書
を含み、それらと共に包装されたキット。
【請求項19】
有効量のPTPアーゼ阻害剤およびT細胞活性化剤を患者に投与することを含む、癌を治療する方法。
【請求項20】
前記癌が、リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、黒色腫、前立腺癌、乳癌、腎癌、膀胱癌、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記T細胞活性化剤が腫瘍浸潤性マクロファージを誘導する、請求項19に記載の方法。
【請求項28】
前記T細胞活性化剤が、IL−2およびその機能的変異体である、請求項19に記載の方法。
【請求項29】
請求項11に記載の組成物を被験者に投与することを含む、IL−2の毒性を低下させる方法。
【請求項30】
前記PTPアーゼ阻害剤が、五価アンチモン化合物、イミダゾール、およびジアミジン化合物、それらの生物学的等価物、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記PTPアーゼ阻害剤が五価アンチモン化合物である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記五価アンチモン化合物がスチボグルコン酸ナトリウムである、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記スチボグルコン酸ナトリウムが異なる化合物の混合物を含む、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記混合物を分別し、1またはそれ以上の分画を除去する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記混合物を高速液体クロマトグラフィーによって分別する、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を連続的に投与する、請求項29に記載の方法。
【請求項37】
PTPアーゼ阻害剤とIL−2を同時に投与する、請求項29に記載の方法。
【請求項38】
請求項11に記載の組成物を被験者に投与することを含む、IL−2の治療効果を増強する方法。
【請求項39】
IL−2治療を受けている被験者にPTPアーゼ阻害剤を投与することを含む、IL−2の治療効果を増強する方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【公表番号】特表2008−519845(P2008−519845A)
【公表日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−541328(P2007−541328)
【出願日】平成17年11月10日(2005.11.10)
【国際出願番号】PCT/US2005/040825
【国際公開番号】WO2006/053162
【国際公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【出願人】(500064708)ザ クリーブランド クリニック ファウンデーション (12)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年11月10日(2005.11.10)
【国際出願番号】PCT/US2005/040825
【国際公開番号】WO2006/053162
【国際公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【出願人】(500064708)ザ クリーブランド クリニック ファウンデーション (12)
【Fターム(参考)】
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