説明

皮膚用剤

【課題】ニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤としてすぐれている皮膚用剤を提供する。
【解決手段】イソフラボンおよび/またはイソフラボン配糖体、および/または辛味物質、苦味物質または酸味物質、および/またはコール酸、胆汁末、胆汁エキス、胆汁酸、ゴオウまたは人工ゴオウ、および/またはシムノールおよび/またはシムノールエステルを含む組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願発明はニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤として優れた皮膚用剤に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、グルコース、ガラクトースなどの単糖類が皮膚に潤いを与えることが知られている。
この出願発明者等は、これらについてつぎの発明を既に開発している。
【特許文献1】特開2004−182600(特許請求の範囲) 特開2004−210656(特許請求の範囲)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、これらの単糖類は、皮膚に塗布することにより行うが、摩擦、洗浄などにより皮膚から剥離するため、常に単糖類を塗布しなければならないという問題がある。
この出願発明は、直接皮膚に作用せずに、体内にいったん吸収された後に、体内で単糖類を生じることにより、皮膚の損傷、劣化、衰えを回復する皮膚用剤、皮膚に直接塗布する皮膚用外用剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この出願発明は、胆汁末、胆汁エキス、胆汁酸、ゴオウ、人工ゴオウ、とくに、イソフラボンおよび/またはアシルイソフラボンおよび/またはイソフラボン配糖体、およびコール酸、または、シムノールおよび/またはシムノールエステルを含む皮膚用剤に関する。
アシルイソフラボンのアシル成分は、脂肪酸が好ましく、炭素数が1〜18の脂肪酸がより好ましい。
【発明の効果】
【0005】
この出願発明は、いわゆる、津液を改善する物質を利用することにより、皮膚の症状を治療するものであり、ニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤の医薬としてすぐれた効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この出願発明のイソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体は、大豆に含まれる大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体がとくに好ましい。
アシルイソフラボンのアシル基としては、炭素数2〜18個の飽和または不飽和脂肪酸の酸残基が好ましく、酢酸、パルミチン酸、ステアリン酸の酸残基がとくに好ましい。また、アシル化はイソフラボンの水酸基のすべてがアシル化されていてもよいし、その一部がアシル化されていてもよい。
アシル化することにより、油溶性を増すことができるので、油剤の場合には、多量のアシルイソフラボンを溶解することができる。また、アシル化することにより、皮膚の刺激をやわらげることができる。
【0007】
この出願発明の胆汁等はとくに限定されないが、例えば、熊、豚、牛等の胆汁等がとくに好ましい。
胆汁末、胆汁エキス、胆汁酸、ゴオウ、人工ゴオウの一日の量は、1〜10000mgが好ましく、10〜5000mgがより好ましく、50〜2000mgがとくに好ましい。
また、辛味物質、苦味物質または酸味物質を含むことが好ましく、食品であることがより好ましい。
辛味物質、苦味物質または酸味物質は、辛味物質であることが好ましい。
辛味物質は、ウコンのクルクミン、
【化1】

トウガラシのカプサイシン、
【化2】

コショウのピペリン、
【化3】

ショウガのジンゲロン、
【化4】

ショウガの[6]−ショーガオール、
【化5】

ショウガの[6]−ジンゲロール
【化6】

であることが好ましく、クルクミンがとくに好ましい。
苦味物質は、スウェルチアマリン、ゲンチオピクリン、ロガニンが好ましい。
また、酸味物質は、クエン酸、乳酸が好ましい。
【0008】
辛味物質の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、5〜300mgがより好ましく、10〜70mgがとくに好ましい。
これらの単独使用の一日の投与量は、100〜800mgが好ましく、300〜500mgがとくに好ましい。
また、十全大補湯などの扶正の効果を持つ漢方製剤または漢方薬との併用のときの一日の投与量は、100〜200mgが好ましい。
【0009】
コール酸の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、2〜300mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。
【0010】
シムノールおよび/またはシムノールエステルは、鮫の胆汁に含まれている。
シムノールはつぎの構造式で表される。
【化7】

また、シムノール硫酸エステルナトリウム塩はつぎの構造式で表される。
【化8】

【0011】
シムノールおよび/またはシムノールエステルの一日の投与量は、0.1〜100mgが好ましく、0.1〜50mgがより好ましく、0.3〜10mgがとくに好ましい。
【0012】
この出願発明の皮膚用剤は、単糖類を含むことが好ましい。
単糖類としては、グルコース、ガラクトース等が好ましく、ガラクトースがとくに好ましい。
また、糖類は糖あるいは糖のアシルエステルが使用され、アシルエステルが好ましい。
アシルとしては、脂肪酸が好ましく、また、エステルはアルコールの1個〜総てがアシル化されていてもよい。
【0013】
この出願発明の皮膚用剤は、肝油を含むことが好ましく、こう骨類、魚類の肝油がとくに好ましい。
【0014】
この出願発明の皮膚用剤は、生薬を含むことが好ましく、いわゆる津液作用を有する単糖類を生産する生薬、いわゆる補血・活血作用を有する生薬が好ましい。
津液作用を有する生薬は、ブクリョウ、セキブクリョウ、ブクシン、ブクリョウヒ、チョレイ、タクシャ、インチンコウ、モクボウイ、カンボウイ、カッセキ、ヨクイニン、トウカニン、トウカヒ、モクツウ、ツウソウ、トウシンソウ、クバク、ジフシ、ヘンチク、セキイ、シャゼンシ、シャゼンソウ、トウキヒ、ヒカイ、キンセンソウ、セキショウズ、ハンペンレン、ギョクマイシュ、シャジン、セイヨウジン、テンモンドウ、バクモンドウ、セッコク、ギョクチクビャクゴウ、ソウキセイ、カンレンソウ、ジョテイシ、ゴマ、コクズ、コクズイ、キバン、キバンキョウ、ベッコウ、ベッコウキョウ、マオウ、ケイシ、シソヨウ、ケイガイ、キョウカツ、コウホン、ビャクシ、サイシン、ショウキョウ、ソウハク、コウジュ、ゲンスイ、セイリュウカ、シンイ、ハツカ、ゴボウシ、センタイ、ソウヨウ、キクカ、ノギクカ、マンケイシ、フヘイ、モクゾク、コクセイソウ、カッコン、サイコ、ダイオウ、ボウショウ、バンシャヨウ、ロカイ、マシニン、イクリニン、ケンゴシ、カンスイ、ゲンカ、タイゲキ、ショウリク、ゾクズイシ、テイレキシ、ウキュウコンピ、セッコウ、チモ、サンシシ、タンチクヨウ、カゴソウ、カンスイセキ、レンシン、ロコン、ケツメイシ、セイソウシ、ミツモウカ、ヤミョウシャ、ユウタン、セイテンキ、サイカク、ショウジオウ、ゲンジン、ボタンピ、シコン、ジコッピ、ビャクビ、ギンサイコ、オウゴン、オウレン、オウバク、リュウタン、クジン、シンピ、コオウレン、キンギンカ、レンギョウ、タイセイヨウ、バンランコン、ホコウエイ、シカジチョウ、バイショウソウ、ジュウヤク、キンシャトウ、センシンレン、ビャッカジャゼツソウ、ジタントウ、ハクトウオウ、アタンシ、バシケン、ハクセンビ、ドブクリョウ、カンジュウ、バボツ、サンズコン、ヤカン、ドゴシツ、ケンジン、キンカラン、カヨウ、リョクズ、セイカ、ハクヘンズ、ズケン、セイコウ、ロクジョウ、ゴウカイ、ヤモリ、トウチュウカソウ、ニクジュヨウ、サヨウ、インヨウカク、ハゲキテン、コロハ、コトウニク、ホコツシ、ヤクチニン、センボウ、トチュウ、クセキ、ゾクダン、コツサイホ、トクシ、トウシツリ、シカシャ、キュウシ、カイクジン、ヨウキセキ、ガカンセキ、シャジン、セイヨウジン、テンモンドウ、セッコク、ギョクチク、ヒャクゴウ、ソウキセイ、カンレイソウ、ジョテイシ、ゴマ、コクズ、キバン、ベッコウなどがある。
また、補血・活血作用を有する生薬は、センキュウ、タンジン、ケイケットウ、モウトウセイ、エンゴサク、ウコン、キョウォウ、ヤクモソウ、ジュウイシ、タクラン、リョウショウカ、ゲッキカ、サクバイカ、シカラク、セキシャク、トウニン、コウカ、バンコウカ、ガジュツ、サンリョウ、ニュウコウ、モツヤク、ゴシツ、オウフルギョウ、ロロツウ、リュウキド、ラクトクダ、シゼンドウ、ケッケツ、ソボク、キュウセイシ、ホウセンカ、ゴレイシ、ガリョウシ、センザンコウ、スイテツ、シャチュウ、サンヨウケツ、ジュクジオウ、カシュウ、トウキ、ビャクシャク、アキョウ、クコシ、ソウジン、リュウガンニク、魚胆がある。
抗菌、殺菌性を有する生薬は、カッコン、カシュウ、ニッケイ、タンジン、チンピ、ヤクモソウ、シソヨウ、オウレン、ブクリョウ、バンランコン、ホコウエイ、ウイキョウ、センキュウ、マムシがある。
【0015】
この出願発明の皮膚用剤は、化粧料として使用することができる。
化粧料として使用することにより、ニキビ(尋常性ざそう)、ヘルペス(単純性疱疹)、単純性疱疹、帯状疱疹、脂漏性湿疹、水虫、白鮮菌、爪白鮮菌、いぼ、魚の目、白斑、円形脱毛症、乾鮮、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)を治療できるので、肌を美しくすることができる。
【0016】
この出願発明の皮膚用剤は、ニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤である。
医薬は、内服薬、座薬、注射薬、外用薬である等の剤形で使用することができる。
【0017】
また、この出願発明の皮膚用剤とくに皮膚用外用剤は、液剤、軟膏であることが好ましいが、浴用剤であってもよい。
【0018】
この出願発明はその他の成分として、医薬品一般が使用され、ビタミン類、アミノ酸類が使用される。
【0019】
また、この出願発明において用いられるもうひとつの素材は、イソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体である。
大豆に含まれるこの目的のための有効成分はダイズイン(Daidzin)、グリシチン(Glycitin)、ゲニスチン(Genistin)などの数種のイソフラボン配糖体であり、また、そのアグリコンであるゲニン、ダイゼイン(Daidzein)、グリシテイン(Glycitein)、ゲニステイン(Genistein)などの数種のイソフラボンである。
【0020】
大豆は大豆油の製造原料であるが、大豆油の需要量は大きく、その副産物である大豆粕は同時に大量に生産される。大豆粕の一部は食品原料となる大豆蛋白などの製造原料となるが主として肥料、飼料として使われその価格は極めて低い。産業廃棄物に近い大豆粕を原料として大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体を高い純度で廉価に製造することができる。
【0021】
コール酸は、0.01%〜10%が好ましく、0.06%〜5%がとくに好ましい。
コール酸の一日の投与量は、1〜1000mgが好ましく、2〜300mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。
大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体は、0.01%〜30%が好ましく、更には0.05%〜20%がとくに好ましい。
イソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体の一日の投与量は、1〜500mgが好ましく、5〜200mgがより好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。
シムノールは、0.01〜5%が好ましく、0.05〜3%がとくに好ましい。
シムノールおよび/またはシムノールエステルの一日の投与量は、0.1〜100mgが好ましく、0.1〜50mgがより好ましく、0.3〜10mgがとくに好ましい。
クルクミンは1〜30%が好ましく、5〜20%がとくに好ましい。
一日の投与量は、1〜500mgが好ましく、10〜100mgがとくに好ましい。
ガラクトースは0.1%〜30%が好ましく、1%〜5%がとくに好ましい。
一日の投与量は、0.5〜500mgが好ましく、1〜100mgがとくに好ましい。
アセチルガラクトースは0.1%〜30%が好ましく、1%〜5%がとくに好ましい。
一日の投与量は、0.5〜500mgが好ましく、1〜100mgがとくに好ましい。
この出願発明の皮膚用剤を外用剤として投与する剤形としては、とくに限定されないが、クリーム、乳剤、液剤、軟膏などとして使用することが好ましい。
また、それらの配合成分は、通常のクリーム、乳剤、液剤、軟膏に使用されるものが使用される。
また、この出願発明の皮膚用剤を内服薬、座薬、注射薬として投与するときは通常の消化薬、賦形剤等が使用される。
【0022】
カプセル剤は、ゼラチン皮膜を約60℃に加温しすべての原料を均質に溶解する。ゾル状態にあるこの溶液のゼラチン皮膜をロータリー式充填機にセットする。
更に、内容液を加温し均質になるまで撹拌する。完全に混合分散した後、この溶液をロータリー式充填機にセットする。ゼラチン皮膜と内容液の溶液をセットした後運転を開始する。
製造直後のカプセルは、皮膜中に34−40%の水分を含むので形状が固定されるまで回転タンブラー等の乾燥機の中で低湿度空気を送風して乾燥する。その後、更に低湿度乾燥室内で目的とする製品水分まで乾燥を続ける。
カプセルの内容量は150mg〜400mgが好ましい。
【0023】
錠剤は、素錠の原料である大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体、コール酸、ガラクトースを粉砕機にかけて一定の粒度に粉砕する。次に粉砕したものを混合機にかけ、残った他の素錠の原料を加え十分に混合する。均質に混合した後造粒機にかけ、造粒する。造粒した顆粒を乾燥し、水分を調節し整粒工程を経て打錠を行うことがとくに好ましい。
このようにして製造した素錠に自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成し、糖衣錠を製造する。
糖衣の目的は、錠剤を呑みやすくする、耐光性、防湿性そして低酸素透過性の付与による安定性の向上等である。
たとえば、自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成する。
この時の素錠一錠あたりの重量は、100mg〜300mgが好ましい。
また、糖衣の重量は素錠重量に対し40%〜70%が好ましい。
【0024】
以下に、この出願発明を具体的に説明する。
使用する大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体の純度は40%とした。
また、純品以外の使用するコール酸の純度は90%である。
【0025】
以下に、この出願発明を具体的に説明する。
【実施例1】
【0026】
栄養クリーム(O/W)
(A)POE(40)モノステアレート 3.0部
ソルビタンモノパルミテート 1.0部
イソオクタン酸セチル 10.0部
ミリスチン酸イソプロピル 5.0部
流動パラフィン(#70) 5.0部
MCステアリン酸 10.0部
セタノール 3.0部
パラフィンワックス(135゜F) 3.0部
脱水ラノリン 2.0部
ジパルミチン酸ピリドキシン 0.3部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
コール酸 0.1部
大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.5部
アセチルガラクトース 2.0部
クルクミン 0.1部
(B)棚砂 0.5部
プロピレングリコール 5.0部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.3〜0.6部
【実施例2】
【0027】
乳液
(A)POE(20)ベヘニルエーテル 2.4部
ソルビタンモノパルミテート 1.6部
パルミチン酸イソステアリル 5.0部
ミリスチン酸イソプロピル 3.0部
脱水ラノリン 1.5部
MCステアリン酸 1.0部
セタノール 1.0部
ミツロウ 2.0部
パラフィンワックス(135゜F) 2.0部
鯨ロウ 2.0部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
コール酸 0.1部
アセチル化ガラクトース 2.0部
クルクミン 0.1部
(B)棚砂 0.5部
カーボポール940(2%水溶液) 10.0部
プロピレングリコール 10.0部
大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.1部
ガラクトース 2.0部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.2〜0.4部
【実施例3】
【0028】
栄養クリーム(W/○)
(A)POE((15)グリセリン植物油脂肪酸エステル 1.5部
ソルビタンセスキオレエート 3.5部
パルミチン酸イソプロピル 10.0部
流動パラフィン(#70) 10.0部
セタノール 4.0部
パラフィンワックス(135゜F) 5.0部
ミツロウ 10.0部
メチルパラベン 0.1部
ブチルパラベン 0.1部
コール酸 0.5部
アセチルガラクトース 2.0部
クルクミン 0.1部
(B)棚砂 0.5部
プロピレングリコール 2.0部
大豆イソフラボン(100%換算) 1.0部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.3〜0.5部
【実施例4】
【0029】
コールドクリーム(W/O)
(A)POE(6)ソルビタンモノオレエート 1.0部
ソルビタンモノイソステアレート 4.0部
モノイソステアリン酸バチル 1.0部
流動パラフィン(#70) 25.0部
ラノリンアルコール 4.0部
ミツロウ 15.0部
パラフィンワックス(135゜F) 5.0部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
アセチル化ガラクトース 2.0部
大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.1部
コール酸 0.1部
(B)棚砂 0.8部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.3〜0.5部
【実施例5】
【0030】
ダブルエマルジョン(○/W/○)
(A)環状5量体シリコーン(信越KF995) 30部
ポリエーテル変性シリコーン(信越KF6017) 4部
ベントン38(レオックス社) 2部
(B)グリセリン 10部
実施例2の乳液 適量
全量 100部
(C)香料 0.2〜0.4部
【実施例6】
【0031】
(A)ゼラチン皮膜液処方
ゼラチン 48部
グリセリン 15部
パール剤(魚鱗箔) 0.7部
パラベン 0.3部
精製水 36.5部
(B)内溶液処方
サフラワー油 70部
ミツロウ 2部
大豆イソフラボン(純度100%換算) 12.5部
コール酸 12.5部
ガラクトース 1部
蔗糖エステル 2部
【実施例7】
【0032】
(A)ゼラチン皮膜液処方
ゼラチン 48部
グリセリン 15部
パール剤(魚鱗箔) 0.7部
パラベン 0.3部
精製水 36.5部
(B)内溶液処方
クルクミン 2.0部
シムノール硫酸エステルNa 0.1部
大豆イソフラボン 10.4部
タラ肝油 6.7部
酢酸トコフェロール 0.4部
ヘプタデカン酸 2.5部
イノシン酸 8.3部
人参エキス 16.7部
ミツロウ 4.6部
サフラワー油 49.3部
【実施例8】
【0033】
(A)ゼラチン皮膜液処方
ゼラチン 48部
グリセリン 15部
パール剤(魚鱗箔) 0.7部
パラベン 0.3部
精製水 36.5部
(B)内溶液処方
クルクミン 2.5部
コール酸 5.0部
大豆イソフラボン配糖体 10.4部
ヘプタデカン酸 2.5部
イノシン酸 8.3部
ミツロウ 4.5部
サフラワー油 67.8部

カプセル剤の製造
Aを約60℃に加温しすべての原料を均質に溶解する。ゾル状態にあるこの溶液Aをロータリー式充填機にセットする。
更に、Bを加温し均質になるまで撹拌する。完全に混合分散した後、この溶液をロータリー式充填機にセットする。A、Bの溶液がセットした後運転を開始する。
製造直後のカプセルは、皮膜中に34−40%の水分を含むので形状が固定されるまで回転タンブラー等の乾燥機の中で低湿度空気を送風して乾燥する。その後、更に低湿度乾燥室内で目的とする製品水分まで乾燥を続ける。
カプセルの内容量は200mgである。これを一日当たり2カプセルを目安に内服または食する。
有効成分の大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンあるいは大豆イソフラボン配糖体、シムノールあるいはシムノールサルフェイト、クルクミン、ガラクトースの配合可能量は4者を合計した量として35部以内が好ましい。この範囲でそれぞれの比率を変えるのは自由である。
また、これらの合計量を減少してもよく、減少した分だけサフラワー油を増やす。
例えば、大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンあるいは大豆イソフラボン配糖体20部、シムノールあるいはシムノールサルフェイト0.5部、クルクミン11.5部、ガラクトース3部でも良い。
【実施例9】
【0034】
(A)素錠処方
大豆イソフラボン 12部
コール酸 12部
ガラクトース 2部
乳糖 30部
結晶セルロース 26部
蔗糖エステル 8部
とうもろこしタンパク 4部
馬鈴薯でんぷん 4部
ゼラチン 1部
タルク 1部
(B)フィルムコーティング液処方
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 10部
ポリエチレングリコール6000 1部
酸化チタン 2部
精製水 87部
【実施例10】
【0035】
(A)素錠処方
大豆イソフラボン 12部
コール酸 12部
ガラクトース 2部
乳糖 30部
結晶セルロース 26部
蔗糖エステル 8部
とうもろこしタンパク 4部
馬鈴薯でんぷん 4部
ゼラチン 1部
タルク 1部
(B)糖衣処方
グラニュー糖 50部
乳糖 39部
シェラック 4部
ゼラチン 2部
炭酸カルシュウム 2部
二酸化チタン 1部
タルク 1部
アラビアガム末 1部
【実施例11】
【0036】
錠剤の製法
実施例8(A)で示した素錠の原料である大豆イソフラボン、コール酸、ガラクトースを粉砕機にかけて一定の粒度に粉砕する。次に粉砕したものを混合機にかけ、残った他の素錠の原料を加え十分に混合する。均質に混合した後造粒機にかけ、造粒する。造粒した顆粒を乾燥し、水分を調節し整粒工程を経て打錠を行う。
このようにして製造した素錠に自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成し、糖衣錠を製造する。
糖衣の目的は、錠剤を呑みやすくする、耐光性、防湿性そして低酸素透過性の付与による安定性の向上等である。
製法的には、自動コーティングパン装置(ドリアコーターDRC−1600型機)によりコーティング層を形成する。
この時の素錠一錠あたりの重量は200mgであり、糖衣の重量は素錠重量に対し140mgである。
【実施例12】
【0037】
フィルムコート(FC)錠
FC錠の目的は、苦味、臭いなどのマスキングによる食性の向上、更に腸溶性、徐放性機能の付与による効果発現の調整等である。
コーティング装置(ハイコーターHCF−150型機)を使用し、素錠に対して重量で2〜5%をコーティングする。
素錠は200mgであり、フィルム重量は8mgである。
錠剤は、一日あたり2錠を目安に服用あるいは食する。
【実施例13】
【0038】
栄養クリーム(O/W)
(A)POE(40)モノステアレート 3.0部
ソルピタンモノパルミテート 1.0部
イソオクタン酸セチル 10.0部
ミリスチン酸イソプロピル 5.0部
流動パラフィン(#70) 5.0部
MCステアリン酸 10.0部
セタノール 3.0部
パラフィンワックス(135゜F) 3.0部
脱水ラノリン 2.0部
ジパルミチン酸ピリドキシン 0.3部
メチルパラペン 0.1部
プチルパラペン 0.1部
コール酸 0.1部
アセチル大豆イソフラボン 0.5部
(全ての水酸基をアセチル化したもの純度100%換算)
アセチルガラクトース 2.0部
(B)硼砂 0.5部
プロピレングリコール 5.0部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.3〜0.6部
【実施例14】
【0039】
乳液(O/W)
(A)POE(20)ベヘニルエーテル 2.4部
ソルビタンモノパルミテート 1.6部
パルミチン酸イソステアリル 5.0部
ミリスチン酸イソプロビル 3.0部
脱水ラノリン 1.5部
MCステアリン酸 1.0部
セタノール 1.0部
ミツロウ 2.0部
パラフィンワックス(135゜F) 2.0部
鯨ロウ 2.0部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
コール酸 0.1部
アセチルガラクトース 2.0部
アセチル大豆イソフラボン 0.1部
(全ての水酸基をアセチル化したもの。純度100%換算)
(B)硼砂 0.5部
カーボポール940(2%水溶液) 10.0部
プロピレングリコール 10.0部
ガラクトース 2.0部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香科 0.2〜0.4部
【実施例15】
【0040】
コールドクリーム(W/O)
(A)POE(6)ソルビタンモノオレエート 1.0部
ソルビタンモノイソステアレート 4.0部
モノイソステアリン酸バチル 1.0部
流動パラフィン(#70) 25.0部
ラノリンアルコール 4.0部
ミツロウ 15.0部
パラフィンワックス(135゜F) 5.0部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
アセチル化ガラクトース 2.0部
アセチル大豆イソフラボン 0.1部
(すべての水酸基をアセチル化したもの。純度100%換算)
コール酸 0.1部
(B)硼砂 0.8部
精製水 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.3〜0.5部
【実施例16】
【0041】
ダブルエマルジョン処方(O/W/O)
(A)環状5量体シリコーン(信越KF995) 30.0部
ポリエーテル変性シリコーン(信越KF6017) 4.0部
ベントン38(レオックス社) 2.0部
(B)グリセリン 10.0部
実施例11の乳液 適量
全量 100.0部
(C)香料 0.2〜0.4部
ダブルエマルジョンは、(B)を混合し、ついで、(A)を加えて混合し、最後に(C)を加えて混合する。
このようにすることによりO/W/Oのダブルエマルジョンを製造する。
【実施例17】
【0042】
散剤
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
乳糖 2700mg
トウモロコシデンプン 適量
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 4000mg(1包2g1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して散剤を製造した。
【実施例18】
【0043】
顆粒剤
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
乳糖 2700mg
トウモロコシデンプン 800mg
結晶セルロース 300mg
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 4000mg
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。
【実施例19】
【0044】
球形顆粒
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
乳糖 515mg
トウモロコシデンプン 適量
寒梅粉 500mg
結晶セルロース 400mg
合計 2000mg
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して球形顆粒剤を製造した。
【実施例20】
【0045】
錠剤
クルクミン 45mg
コール酸 140mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 280mg
乳糖 4000mg
カルボキシメチルセルロースカルシウム 320mg
ヒドロキシプロピルセルロース 74mg
結晶セルロース 適量
カープレックス 30mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 5484mg(1錠280mg1回5錠1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して錠剤を製造した。
【実施例21】
【0046】
ハードカプセル
クルクミン 30mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
トウモロコシデンプン 適量
ステアリン酸マグネシウム 9mg
合計 1153mg(1号カプセル1日4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してハードカプセルを製造した。
【実施例22】
【0047】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボンを使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例23】
【0048】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例24】
【0049】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例25】
【0050】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例26】
【0051】
ドリンク剤
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
朝鮮人参エキス 1500mg
リュウガンエキス 100mg
ゴミシ流エキス 300mg
ローヤルゼリー 150mg
リン酸リボフラビンナトリウム 10mg
エタノール 1.2ml
パラオキシ安香酸 4mg
精製水 適量
合計 50ml
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してドリンク剤を製造した。
【実施例27】
【0052】
顆粒剤
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
塩酸チアミン 10mg
塩酸ピリドキシン 100mg
塩酸ヒドロキソコバラミン 1.027mg
酢酸トコフェロール 100mg
乳糖 2700mg
結晶セルロース 300mg
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
トウモロコシデンプン 適量
合計 4000mg(1包2g、1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。
【実施例28】
【0053】
カプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
ビタミンA油 4mg
コレカルシフェロール 0.005mg
酢酸トコフェロール 10mg
ビタミンC 600mg
結晶セルロース 250mg
ステアリン酸マグネシウム 6mg
トウモロコシデンプン 適量
合計 1150mg(1号カプセル、1日4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してカプセルを製造した。
【実施例29】
【0054】
散剤
クルクミン 30mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
乳糖 2700mg
トウモロコシデンプン 適量
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 4000mg(1包2g1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して散剤を製造した。
【実施例30】
【0055】
顆粒剤
クルクミン 25mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
乳糖 2700mg
トウモロコシデンプン 適量
結晶セルロース 300mg
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 4000mg
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。
【実施例31】
【0056】
錠剤
クルクミン 30mg
コール酸 140mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 280mg
乳糖 4000mg
カルボキシメチルセルロースカルシウム 320mg
ヒドロキシプロピルセルロース 74mg
結晶セルロース 適量
カープレックス 30mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
合計 5484mg(1錠280mg1回5錠1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して錠剤を製造した。
【実施例32】
【0057】
ハードカプセル
クルクミン 25mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
トウモロコシデンプン 適量
ステアリン酸マグネシウム 9mg
合計 1153mg(1号カプセル1日4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してハードカプセルを製造した。
【実施例33】
【0058】
ドリンク剤
クルクミン 30mg
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
朝鮮人参エキス 1500mg
リュウガンエキス 100mg
ゴミシ流エキス 300mg
ローヤルゼリー 150mg
リン酸リボフラビンナトリウム 10mg
エタノール 1.2ml
パラオキシ安香酸 4mg
精製水 適量
合計 50ml
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してドリンク剤を製造した。
【実施例34】
【0059】
ソフトカプセル
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボンを使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例35】
【0060】
ソフトカプセル
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例36】
【0061】
ソフトカプセル
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例37】
【0062】
ソフトカプセル
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 200mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
同様に、大豆イソフラボンの代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボン配糖体を使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例38】
【0063】
ドリンク剤
コール酸 60mg
胆汁末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
朝鮮人参エキス 1500mg
リュウガンエキス 100mg
ゴミシ流エキス 300mg
ローヤルゼリー 150mg
リン酸リボフラビンナトリウム 10mg
エタノール 1.2ml
パラオキシ安香酸 4mg
精製水 適量
合計 50ml
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してドリンク剤を製造した。
【実施例39】
【0064】
顆粒剤
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
塩酸チアミン 10mg
塩酸ピリドキシン 100mg
塩酸ヒドロキソコバラミン 1.027mg
酢酸トコフェロール 100mg
乳糖 2700mg
結晶セルロース 300mg
軽質無水ケイ酸 5mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
トウモロコシデンプン 適量
合計 4000mg(1包2g、1日2回)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用して顆粒剤を製造した。
【実施例40】
【0065】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
シムノール硫酸エステルNa 1mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 80mg
バンランコンエキス 120mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg(1日分 4カプセル)
【実施例41】
【0066】
ソフトカプセル
クルクミン 45mg
コール酸 60mg
大豆イソフラボン 125mg
タラ肝油 80mg
酢酸トコフェロール 5mg
人参エキス 100mg
オウレンエキス 80mg
ミツロウ 55mg
食用油 適量
合計 1200mg
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりに大豆イソフラボンを使用してソフトカプセル剤を製造した。
【実施例42】
【0067】
コール酸 0.02部
ゴオウ末 0.01部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.002部
グリセリン 2.8部
オレイルアルコール 0.16部
エタノール 10.0部
安息香酸Na 0.9部
精製水 適量
全量 100.00部
香料 適量
【実施例43】
【0068】
シムノール硫酸Na 0.001部
胆汁末 0.02部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.002部
人参サポニン 0.002部
グリセリン 2.8部
オレイルアルコール 0.16部
エタノール 15.0部
安息香酸Na 0.9部
精製水 適量
全量 100.00部
香料 適量
【実施例44】
【0069】
シムノール硫酸Na 0.001部
人工ゴオウ 0.05部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.002部
1,3−ブチレングリコール 6.0部
グリセリン 4.0部
オレイルアルコール 0.1部
POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5部
POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5部
エタノール 10.0部
安息香酸Na 0.9部
精製水 適量
全量 100.00部
香料 適量
【実施例45】
【0070】
シムノール硫酸Na 0.001部
胆汁エキス 0.02部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.002部
人参サポニン 0.002部
グリセリン 2.8部
オレイルアルコール 0.16部
エタノール 15.0部
安息香酸Na 0.9部
精製水 適量
全量 100.00部
香料 適量
【実施例46】
【0071】
シムノール硫酸Na 0.001部
胆汁酸 0.05部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.002部
1,3−ブチレングリコール 6.0部
グリセリン 4.0部
オレイルアルコール 0.1部
POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5部
POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5部
エタノール 10.0部
安息香酸Na 0.9部
精製水 適量
全量 100.00部
香料 適量
【実施例47】
【0072】
ソフトカプセル
クルクミン 30mg
コール酸 60mg
ゴオウ末 100mg
大豆イソフラボン配糖体 125mg
ヘプタデカン酸 30mg
イノシン酸 100mg
ミツロウ 5.4mg
サフラワー油 適量
合計 1200mg(1日分4カプセル)
同様に、大豆イソフラボン配糖体の代わりにアセチル大豆イソフラボン、大豆イソフラボンを使用してソフトカプセルを製造した。
【実施例48】
【0073】
栄養クリーム(O/W)
(A)POE(40)モノステアレート 3.0部
ソルビタンモノパルミテート 1.0部
イソオクタン酸セチル 10.0部
ミリスチン酸イソプロピル 5.0部
流動パラフィン(#70) 5.0部
MCステアリン酸 10.0部
セタノール 3.0部
パラフィンワックス(135゜F) 3.0部
脱水ラノリン 2.0部
ジパルミチン酸ピリドキシン 0.3部
メチルパラペン 0.1部
ブチルパラペン 0.1部
コール酸 0.1部
胆汁酸 0.05部
大豆イソフラボン(純度100%換算) 0.5部
アセチルガラクトース 2.0部
クルクミン 0.1部
(B)棚砂 0.5部
プロピレングリコール 5.0部
精製水 適量
全量 100.00部
(C)香料 適量
【実施例49】
【0074】
実施例
シムノール 0.002部
大豆イソフラボン 0.025部
クルクミン 0.002部
プロピレングリコール 2.0部
エチルアルコール 40.0部
水 57.97部
全量 100.00部
香料 適量
【実施例50】
【0075】
コール酸 0.01部
大豆イソフラボン 0.03部
クルクミン 0.01部
白色ワセリン 25.0部
ステアリルアルコール 20.0部
プロピレングリコール 12.0部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 4.0部
モノステアリン酸グリセリン 1.0部
パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1部
精製水 37.75部
全量 100.00部
香料 適量
【0076】
実施例6、7のカプセルを投与し、また、実施例49の液剤、実施例50のクリームを塗布したところ、ニキビ(尋常性ざそう)、ヘルペス(単純性疱疹)、単純性疱疹、帯状疱疹、脂漏性湿疹、水虫、白鮮菌、爪白鮮菌、いぼ、魚の目、白斑、円形脱毛症、乾鮮、外陰部の湿疹 主婦湿疹(進行性指掌角皮症)に有効であった。
【産業上の利用可能性】
【0077】
この出願発明は、イソフラボンおよび/またはイソフラボン配糖体、および/または辛味物質、苦味物質または酸味物質、および/またはコール酸、胆汁末、胆汁エキス、胆汁酸、ゴオウまたは人工ゴオウ、および/またはシムノールおよび/またはシムノールエステルを含むニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤に関する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イソフラボンおよび/またはアシルイソフラボンおよび/またはイソフラボン配糖体、および/または辛味物質、苦味物質または酸味物質、および/またはコール酸、胆汁末、胆汁エキス、胆汁酸、ゴオウまたは人工ゴオウ、および/またはシムノールおよび/またはシムノールエステルを含むことを特徴とするニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項2】
単糖類を含むことを特徴とする請求項1に記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項3】
単糖類がアシルエステルであることを特徴とする請求項2に記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項4】
辛味物質、苦味物質または酸味物質が辛味物質であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚用剤。
【請求項5】
辛味物質がクルクミンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項6】
イソフラボン、アシルイソフラボンおよびイソフラボン配糖体が大豆イソフラボン、アシル大豆イソフラボンおよび大豆イソフラボン配糖体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項7】
肝油を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。
【請求項8】
生薬を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のニキビ(尋常性ざそう)治療剤、ヘルペス(単純性疱疹)治療剤、単純性疱疹治療剤、帯状疱疹治療剤、脂漏性湿疹治療剤、水虫治療剤 白鮮菌治療剤、爪白鮮菌治療剤、いぼ治療剤、魚の目治療剤、白斑治療剤、はげ治療剤、円形脱毛症治療剤、乾鮮治療剤、外陰部の湿疹治療剤、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)治療剤。

【公開番号】特開2007−63139(P2007−63139A)
【公開日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−247060(P2005−247060)
【出願日】平成17年8月29日(2005.8.29)
【出願人】(501072197)有限会社大長企画 (28)
【Fターム(参考)】