説明

監査要求装置、監査装置及び監査システム

【課題】処方せんと当該処方せんに従って取り揃えた薬剤との照合を遠隔地にいる第三者に監査させることにより調剤作業の信頼性を向上させること。
【解決手段】通信回線と当該通信回線を介して接続された監査要求装置及び監査装置を有する監査システムであって、画像取得手段によって所得した処方せんの画像と薬剤の画像を含む監査要求を前記通信回線を介して監査装置に出力し、監査装置は監査要求に含まれる処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、当該同一画面上に出力表示された処方せんの画像と薬剤の画像との照合結果を、前記通信回線を介して監査要求装置に出力することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、処方せんと薬剤の照合に関する監査要求装置、監査装置及び監査システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、薬品を画像データーとして認識する装置と、調剤情報を管理・表示する装置と、画像データーと入力情報とを比較判定する装置とを備えた薬品監査装置が知られている(特許文献1)。当該薬品監査装置は、薬品を払出した薬剤師本人と最終監査者が目視により監査を行う監査方法では、払出した薬剤師本人や最終監査者の目視だけを頼りにしていたため、薬品の取り違いや必要な薬品の取り忘れ等の問題が発生していたことに鑑み発明されたものである。すなわち、薬品の取り違いや必要な薬品の取り忘れ等の問題を払出された薬品の画像データーを基にして入力情報と比較判定することにより、薬品の取り違いや必要な薬品の取り忘れ等の問題を解決しようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−209132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の薬品監査装置は、予め薬品毎に複数の画像データを作成しておき、調剤情報に基づいて抽出された前記画像データと、調剤情報に基づいて薬剤師が取り出した薬品との一致を画像処理を利用して対比判定するものである。
しかしながら、機械装置による判定はあくまでミスを軽減するための補助的な作業であり、最終的な確認は機械装置に頼ることなく人間の目で行わなければならない。また、薬品を取り出した薬剤師自らが作業の正否を確認することは、自己の誤りを自己で見つけなければならないので信頼性に欠けるものである。すなわち、監査は作業者とは異なる第三者が行うことによって初めて信頼性が向上するわけである。
【0005】
上記のように、処方せんあるいは調剤情報に基づいて薬剤を取り出す場合、その作業を行う者とその作業が正しいか否かを監査する者は別人であることが好ましい。しかしながら、規模の小さな調剤薬局の場合には監査のために常に2人以上の人員を配置するのは困難な場合が少なくない。特に、配置しなければならない人材が薬剤師である場合、監査のために常に2人以上の人員を配置するのは更に困難なものとなる。
本発明は当該事情に鑑み発明されたものであって、処方せんと当該処方せんに従って取り出した薬剤との照合を遠隔地にいる第三者が確認及び監査することにより、規模の小さな調剤薬局であっても多数の人材を配置することなく調剤作業の信頼性を向上させることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る監査システムは以下の構成を有する。すなわち、
通信回線と当該通信回線を介して接続された監査要求装置及び監査装置を有する監査システムであって、
前記監査要求装置は、プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、画像取得手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有するとともに、
前記画像取得手段によって所得した処方せんの画像と薬剤の画像を含む監査要求を前記通信回線を介して監査装置に出力するとともに、受信した監査結果を記憶するとともに表示手段に出力するものであり、
前記監査装置は、プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有するとともに、
通信回線を介して受信した前記監査要求に含まれる処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、当該同一画面上に出力表示された処方せんの画像と薬剤の画像との照合結果を、前記通信回線を介して監査要求装置に出力することを特徴とする。
【0007】
また、上記課題を解決するために、本発明に係る監査要求装置は以下の構成を有する。すなわち、
通信回線を介して接続された監査装置に対して、処方せんと薬剤との照合を要求する監査要求装置であって、
プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、画像取得手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有し、
前記画像取得手段によって処方せんの画像と薬剤の画像をそれぞれ取得し、
前記取得した処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、
これらの画像を含む監査要求を前記通信回線を介して監査装置に出力した後、当該監査要求に対する監査結果を受信することによって、
当該監査結果を記憶するとともに表示手段に出力することを特徴とする。
【0008】
また、上記監査要求装置であって、前記監査装置のリストを表示するとともに、当該リストに含まれる監査装置を選択することによって、当該選択した監査装置に処方せんと薬剤との照合を要求することを特徴とする。
【0009】
また、上記課題を解決するために、本発明に係る監査装置は以下の構成を有する。すなわち、
通信回線を介して接続された監査要求装置が送信した処方せんと薬剤との照合を監査要求として受信するとともに、監査結果を前記監査要求装置に送信する監査装置であって、
プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有し、
前記監査要求として処方せんの画像と薬剤の画像をそれぞれ取得するとともに、当該取得した処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、
同一画面上に出力表示された処方せんの画像と薬剤の画像との照合結果を前記入力手段によって入力した後に、前記通信回線を介して監査要求装置に出力することを特徴とする。
【0010】
また、上記監査装置であって、受信した監査要求を受けるか否かの決定を監査要求装置に送信する通知手段と、前記受信した監査要求に含まれる処方せんの画像又は薬剤の画像について、当該受信した画像とは異なる他の画像の再送信を要求する画像要求手段を有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る監査システムは、処方せんと当該処方せんに従って取り出した薬剤との照合を遠隔地にいる第三者が確認及び監査することができるものである。すなわち、実際に薬剤を取りそろえた担当者以外の第三者が監査するので、調剤時のミスを軽減することができるという効果を有している。しかも、監査を行う第三者はその調剤を行う薬局にいる必要はなく、また一人で複数の調剤薬局を監査することも可能である。このように、各調剤薬局ごとに常に複数人の薬剤師を常駐させる必要はなく、人材の有効利用ができるという効果を有している。そして、監査要求装置、監査装置は当該監査システムを有効に機能させることができる装置となっている。
また、当該監査システムは、実際の監査は処方せんと薬剤を並べて見ることが出来るので、監査作業も容易であり、画像が不鮮明な場合には画像の再要求を行うことが出来るものである。したがって、監査作業の信頼性、確実性を向上させることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る監査システム概念図である。
【図2】本発明に係る監査システムに用いる端末の説明図である。
【図3】本発明に係る監査システムの動作フローチャートである。
【図4】監査要求装置において表示される画面の説明図である。
【図5】監査要求装置において表示される他の画面の説明図である。
【図6】監査装置において表示される画面の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明に係る監査システム1の概念図である。
監査システム1は、主としてコンピュータ端末である監査装置2(2a、2b、2c・・)と監査要求装置3(3a、3b、3c・・)及びこれらを繋ぐ通信回線の一種であるVPN(インターネットVPN)4によって構成されている。また、図2(a)は上記監査装置2の構成を表す概略ブロック図であり、図2(b)は上記監査要求装置3の構成を表す概略ブロック図となっている。
【0014】
監査システム1は、主として調剤薬局において使用されるシステムである。調剤薬局では、医師が発行した処方せんに従って収容庫等からその種類と量に応じた薬剤取り出し若しくは調合し、患者に渡すことを主たる業務としている。この業務において重要なことは、第1に処方せんに記載された薬剤名と分量に従い、その指示された通りの薬剤を取りそろえ患者に渡すことである。この作業は一見簡単な作業であるが、処方せんの確認、薬剤の取り出し、処方せんと薬剤の照合等を一人で行っていると、日頃の慣れも生じてミスが起こりやすくなる。したがって、このような一見簡単な作業であっても、作業者以外の第三者による確認(監査)が望まれる。
当該監査システム1は、処方せんとその処方せんに基づく薬剤の一致若しくは不一致の照合依頼を、その調剤薬局に配置した監査要求装置3によってVPN4で接続された監査装置2を備えた他店舗若しくは監査専用の担当者に送り、第三者の目で処方せんと薬剤の照合を行うものである。
【0015】
図2(a)に示した監査要求装置3は、プログラムを実行するCPU等による演算手段5、プログラム及び各種の情報を記憶する記憶手段6、キーボードやマウス等の入力手段7、ディスプレイ等の表示手段8に対して信号を出力する出力手段9、前記VPN4に接続してデータの送受信を行うための通信手段10及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段11を有し、さらに画像取得手段12としてカメラ12a及びスキャナ12bと接続するためにI/O(インターフェイス)13を有したものとなっている。
また、図2(b)に示した監査装置2は、プログラムを実行するCPU等による演算手段14、プログラム及び各種の情報を記憶する記憶手段15、キーボードやマウス等の入力手段16、ディスプレイ等の表示手段17に対して信号を出力する出力手段18、前記VPN4に接続してデータの送受信を行うための通信手段19及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段20を有したものとなっている。
【0016】
図3は、当該監査システム1の動作を表したフローチャートであり、左側の欄は主に監査要求装置3の動作を表し、右側の欄は主に監査装置2の動作を表している。
始めに監査要求装置3のプログラムを起動(S1)する。プログラムは記憶手段6に記憶されており、プログラムが起動すると表示手段8に図4(a)に示す待ち受け画面21が表示される(S2)。当該待ち受け画面21は、主に横並びに設けられた左側領域22および右側領域23と、マウス等で操作されるアイコン状の画面スイッチ24、25が表示されたものとなっている。初期画面である待ち受け画面21の左側領域22には「スキャナに処方せんを後ろ向きにセットし、Scanボタンを押して下さい。」のように、最初に操作をすべき作業の内容が指示されている。初期画面である待ち受け画面21の右側領域23には過去において行われた監査の履歴とともにカレンダーが表示されている。
【0017】
左側領域22に表示された指示に従い、スキャナ12bに処方せんをセットして画像を取得すると、スキャナ12bによって読み取られた処方せん画像が左側領域22に表示される。この際、内部処理によって、読み取られた処方せん画像からアクロバット(アドビシステムズ株式会社の登録商標)用のPDFファイルが作成される。当該PDFファイルが監査装置2に送信されるデータの一つとなっている。
次に、カメラ12aを用いて処方せんに対応した薬剤の画像を撮影する(S4)。カメラ12aは所謂Webカメラと称されるUSBインターフェイスによってI/O13と接続されたものであり、待ち受け画面21上のGUIである画面スイッチ24の操作によって撮影を行うようになっている。撮影が終了すると、右側領域23のカレンダー表示が撮影された薬剤の写真に代わり、同じくGUIである監査要求を指示するための画面スイッチ25の操作が可能となる(S5)。
図4(b)は、上記処方せん画像と薬剤画像の取得が終了し、表示手段8上の左側領域22に方箋画像が表示され、右側領域23に薬剤画像が表示された様子を表している。
【0018】
上記監査要求を指示する画面スイッチ25を操作すると、図4(c)に示すように店舗選択画面26がポップアップ表示される(S6)。店舗選択画面26には、VPN4に接続された監査依頼が可能な監査装置2の名称がリストとして表示されており、当該リストから任意の一つを選択することによって、当該選択された監査装置2に対して監査依頼が送信される(S7〜S9)。当該監査依頼に伴い、前記取得した処方せん画像と薬剤画像の送信が自動若しくは手動操作によって行われるようになっている。
なお、VPN4に接続された監査可能な監査装置2が1台のみであることを理由に店舗選択が行われない場合には、前記リスト表示は行われず画面スイッチ25の操作とともに唯一接続されている監査装置2に対して監査要求が送信される(S9)。
【0019】
前記監査依頼の後、監査装置2によって所定の監査が終了すると、監査装置2が送信した監査完了の通知およびこれに伴うデータを受信し(S10)、受信したデータを記憶手段6に保存(S11)した後に監査装置2との接続を終了する。
受信したデータを保存する際には、図5(a)に示す画面が表示され、入力手段7を用いてコメントとして同時に文章を保存できるようになっている。また、過去に保存したデータは、図5(b)に示す画面のように逐次見ることが出来るようになっている。
【0020】
監査装置2は、当該装置の起動(S20)に伴い監査要求装置3からの要求を待ち受ける画面が表示される(S21)。監査要求装置3からのデータを受信(監査依頼)すると(S22)図6(a)に示す画面表示が行われ、依頼を受けるか否(キャンセル)かを選択することができる(S23)。依頼を受けない場合には、監査要求装置3に対して受けない旨の内容を含むデータを送信する(S24)。
ちなみに、監査要求装置3が監査要求を拒否する旨の通知を受信した場合(S12)には、監査依頼が可能な監査装置2の名称がリスト表示されるので、他の監査装置2を選択して監査を依頼するようになっている。
【0021】
前記ステップS23において依頼を受ける選択をした場合には、監査要求装置3が送信した処方せん画像と薬剤画像を横並びに配置した状態で表示手段17に表示するようになっている。表示手段17には、左側欄30に処方せん画像31が表示され、右側欄32に薬剤画像が表示される。
監査装置2による監査は、上記左側欄30の処方せん画像31に示された薬剤の内容と、右側欄32に表示された薬剤が一致しているか否かを、薬剤師である担当者が照合するものである。照合が完了した薬剤については、処方せん画像31上にチェックマーク33を付けることが出来る(S25)。
監査処理を終了する場合には、表示手段17に表示されているGUIである監査終了ボタン34を選択して監査を終了し、同時に監査内容を表すデータを監査要求装置3に送信する(S26〜S27)。
また、監査要求装置3から送信された画像が不鮮明であったり、監査可能な画像でない場合には、表示手段17に表示されているGUIである再監査ボタン35を選択することで、データ送信(再撮影依頼)を求めるデータを送信する(S28)し、一旦、監査作業を終了する。前記画像の再撮影を求めるデータを受信(S13)した場合には、再度撮影した画像を用いた監査依頼を行うことが出来るようになっている。
【0022】
以上説明した監査システムは、薬剤の画像を監査用の情報として監査装置2に送信するようになっているが、薬剤を撮影した動画データを送信し当該動画データに基づいて監査をするようにしても差し支えがない。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明は、調剤薬局において行われる薬剤の監査に利用可能である。
【符号の説明】
【0024】
1 監査システム
2(2a、2b、2c・・) 監査装置
3(3a、3b、3c・・) 監査要求装置
4 VPN(インターネットVPN)
5 演算手段
6 記憶手段
7 入力手段
8 表示手段
9 出力手段
10 通信手段
11 制御手段
12 画像取得手段
12a カメラ
12b スキャナ
13 I/O(インターフェイス)
14 演算手段
15 記憶手段
16 入力手段
17 表示手段
18 出力手段
19 通信手段
20 制御手段
21 待ち受け画面
22 左側領域
23 右側領域
24、25 画面スイッチ
26 店舗選択画面
30 左側欄
31 処方せん画像
32 右側欄
33 チェックマーク
34 監査終了ボタン
35 再監査ボタン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信回線と当該通信回線を介して接続された監査要求装置及び監査装置を有する監査システムであって、
前記監査要求装置は、プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、画像取得手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有するとともに、
前記画像取得手段によって所得した処方せんの画像と薬剤の画像を含む監査要求を前記通信回線を介して監査装置に出力するとともに、受信した監査結果を記憶するとともに表示手段に出力するものであり、
前記監査装置は、プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有するとともに、
通信回線を介して受信した前記監査要求に含まれる処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、当該同一画面上に出力表示された処方せんの画像と薬剤の画像との照合結果を、前記通信回線を介して監査要求装置に出力することを特徴とする監査システム。
【請求項2】
通信回線を介して接続された監査装置に対して、処方せんと薬剤との照合を要求する監査要求装置であって、
プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、画像取得手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有し、
前記画像取得手段によって処方せんの画像と薬剤の画像をそれぞれ取得し、
前記取得した処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、
これらの画像を含む監査要求を前記通信回線を介して監査装置に出力した後、当該監査要求に対する監査結果を受信することによって、
当該監査結果を記憶するとともに表示手段に出力することを特徴とする監査要求装置。
【請求項3】
前記監査装置のリストを表示するとともに、当該リストに含まれる監査装置を選択することによって、当該選択した監査装置に処方せんと薬剤との照合を要求することを特徴とする請求項2記載の監査要求装置。
【請求項4】
通信回線を介して接続された監査要求装置が送信した処方せんと薬剤との照合を監査要求として受信するとともに、監査結果を前記監査要求装置に送信する監査装置であって、
プログラムを実行する演算手段、記憶手段、入力手段、出力手段、通信手段及びこれらのハードウエア手段を制御する制御手段を有し、
前記監査要求として処方せんの画像と薬剤の画像をそれぞれ取得するとともに、当該取得した処方せんの画像と薬剤の画像を同一画面上に表示するよう出力し、
同一画面上に出力表示された処方せんの画像と薬剤の画像との照合結果を前記入力手段によって入力した後に、前記通信回線を介して監査要求装置に出力することを特徴とする監査装置。
【請求項5】
受信した監査要求を受けるか否かの決定を監査要求装置に送信する通知手段と、
前記受信した監査要求に含まれる処方せんの画像又は薬剤の画像について、当該受信した画像とは異なる他の画像の再送信を要求する画像要求手段を有していることを特徴とする請求項4記載の監査装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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