説明

直動案内装置

【課題】案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能な直動案内装置を提供する。
【解決手段】直動案内装置1は、内面に軸方向に沿って延びるレール側軌道溝10a,11aを有する案内レール2と、外面にレール側軌道溝10a,11aに対向するスライダ側軌道溝15a,15bを有するスライダ本体3と、レール側軌道溝10a,11aとスライダ側軌道溝15a,15bとの間に転動自在に配設された転動体4と、を備える。そして、案内レール2の内面には、軸方向に沿って延びる長溝12aが設けられているとともに、長溝12aに向かって下降する傾斜面14が設けられ、長溝12aには、案内レール2の外側に連通する第一排出孔12bが設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、案内レールとスライダ本体との間に配置した転動体の転動によって、スライダ本体が案内レール内を直線移動する直動案内装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、軌道溝から漏れ出た潤滑剤や異物を外部に排出することが可能な直動案内装置として、例えば、特許文献1の直動案内装置が知られている。
この直動案内装置では、案内レールが、一対の側壁部と、該一対の側壁部を互いに連結する連結部とを有している。また、連結部の内面には、潤滑剤留め用の長溝が設けられている。さらに、長溝の底面には、案内レールの外側に連通する排出孔が設けられている。これにより、案内レールの内面の潤滑剤や異物を長溝に留め、該潤滑剤や異物を排出孔から案内レールの外部に排出することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−372043
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術においては、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することができない場合がある。
例えば、上記従来技術においては、案内レールの内面に留まった潤滑剤や異物を長溝に適切に誘導することができず、該潤滑剤や異物を案内レールの外部に排出することができない場合がある。
本発明は、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能な直動案内装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に係る直動案内装置は、内面に軸方向に沿って延びるレール側軌道溝を有する案内レールと、外面に前記レール側軌道溝に対向するスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に転動自在に配設された転動体と、を備える直動案内装置であって、前記案内レールの内面には、軸方向に沿って延びる長溝が設けられているとともに、該長溝に向かって下降する傾斜面が設けられ、前記長溝には、前記案内レールの外側に連通する第一排出孔が設けられていることを特徴とする。
【0006】
請求項1に係る直動案内装置では、案内レールの内面には、軸方向に沿って延びる長溝が設けられているとともに、長溝に向かって下降する傾斜面が設けられている。したがって、案内レールの内面の潤滑剤や異物が、傾斜面により長溝に誘導される。
よって、請求項1に係る直動案内装置によれば、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能となる。
【0007】
また、請求項2に係る直動案内装置は、請求項1に係る発明において、前記案内レールは、一対の側壁部と、該一対の側壁部を互いに連結する連結部と、を有し、前記レール側軌道溝は、前記一対の側壁部のそれぞれの内面に設けられ、前記長溝は、前記連結部の幅方向の略中央部に設けられ、前記傾斜面は、前記連結部における、前記長溝の両脇に設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る直動案内装置では、長溝が、連結部の幅方向の略中央部に設けられ、傾斜面が、連結部における長溝の両脇に設けられている。これにより、直動案内装置について連結部を下方にして設置した際、案内レールの内面の潤滑剤や異物が、傾斜面により長溝に誘導される。
したがって、請求項2に係る直動案内装置によれば、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能となる。
【0009】
また、請求項3に係る直動案内装置は、請求項1に係る発明において、前記案内レールは、一対の側壁部と、該一対の側壁部を互いに連結する連結部と、を有し、前記レール側軌道溝は、前記一対の側壁部のそれぞれの内面に設けられ、前記長溝は、前記側壁部と前記連結部との角部に設けられ、前記傾斜面は、前記側壁部における、前記レール側軌道溝の前記長溝側に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る直動案内装置では、長溝が、側壁部と連結部との角部に設けられ、傾斜面が、側壁部におけるレール側軌道溝の長溝側に設けられている。これにより、直動案内装置について側壁部を下方にして設置した際、案内レールの内面の潤滑剤や異物が、傾斜面により長溝に誘導される。
したがって、請求項3に係る直動案内装置によれば、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能となる。
【0011】
また、請求項4に係る直動案内装置は、請求項2又は3に係る発明において、前記側壁部における、前記レール側軌道溝が設けられている位置と前記連結部との角部の位置との間に、前記案内レールの外側に連通する第二排出孔が設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る直動案内装置では、潤滑剤や異物がレール側軌道溝に到達することを防止することが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、案内レールの内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レールの外部に適切に排出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。
【図2】図1に示すA−A線上の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。
【図4】図3に示すB−B線上の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。図2は、図1に示すA−A線上の断面図である。
直動案内装置1は、図1及び図2に示すように、案内レール2と、スライダ本体3と、複数の転動体4と、シール部材5とを備えている。
案内レール2は、一対の側壁部10,11と、一対の側壁部10,11を互いに連結する連結部12とを有している。本実施形態では、案内レール2は、軸方向(図2に示す奥行き方向)に直交する断面がコ字形に形成されている。
【0015】
一対の側壁部10,11は、それぞれ、軸方向に沿って延びている。そして、それぞれの側壁部10,11の内面には、軸方向に沿って延びる軌道溝(レール側軌道溝)10a,11aが形成されている。また、それぞれの側壁部10,11には、複数の排出孔(第二排出孔)10b,11bが設けられている。複数の排出孔10b,11bは、それぞれの側壁部10,11における、軌道溝10a,11aが設けられている位置と連結部12との角部の位置との間に設けられている。複数の排出孔10b,11bが設けられる位置は、それぞれの側壁部10,11における、軌道溝10a,11aが設けられている位置に対して低い位置であれば、適宜変更することが可能である。それぞれの排出孔10b,11bは、案内レール2の内側と外側とを連通する。
【0016】
連結部12は、軸方向に沿って延びている。そして、連結部12の内面における、幅方向(図2に示す左右方向)の略中央部には、軸方向に沿って延びる潤滑剤留め用の長溝(長溝)12aが形成されている。また、潤滑剤留め用の長溝12aの底面には、複数の排出孔(第一排出孔)12bが設けられている。それぞれの排出孔12bは、案内レール2の内側と外側とを連通する。それぞれの排出孔12bの直径は、潤滑剤留め用の長溝12aの幅に対して狭く選定されている。
【0017】
ここで、連結部12の内面には、潤滑剤留め用の長溝12aに向かって下降する傾斜面14が形成されている。本実施形態では、傾斜面14は、連結部12の内面における潤滑剤留め用の長溝12aの幅方向の両脇のそれぞれに形成されている。
案内レール2の軸方向の両端部は、それぞれ、案内レール2の内側面に沿った形状のシール部材13によって封止されている。
【0018】
スライダ本体3は、方形の箱形に形成されている。スライダ本体3の外面には、案内レール2の軌道溝10a,11aのそれぞれに対向する軌道溝(スライダ側軌道溝)15a,15bが形成されている。スライダ本体3は、案内レール2の内側に配置される。
複数の転動体4は、案内レール2の軌道溝10a,11aとスライダ本体3の軌道溝15a,15bとの間に転動自在に配置されている。これにより、スライダ本体3は、案内レール2に沿って直線移動することが可能となっている。
【0019】
シール部材5は、スライダ本体3の移動方向(軸方向)の両端面のそれぞれにおいて、例えば、ねじ留めによって固定されている。シール部材5は、案内レール2の内側面に沿った形状に形成されている。シール部材5は、スライダ本体3と一体となって案内レール2に沿って直線移動される。これにより、シール部材5は、軌道溝10a,11aと軌道溝15a,15bとの間からの転動体4の飛び出しを防止している。
また、軌道溝10a,11aと、軌道溝15a,15bと、シール部材5との間には、潤滑剤が充填されている。
【0020】
次に、上記第1の実施形態の動作について説明する。
直動案内装置1は、連結部12を下方として状態で使用される。
この際、シール部材5から漏れ出た潤滑剤や異物が、一対の側壁部10,11の内側面に沿って下方に流れ落ち、連結部12の内面に流れ落ちる。そして、連結部12の内面に流れ落ちた潤滑剤や異物は、傾斜面14によって潤滑剤留め用の長溝12aに誘導されて集められる。
【0021】
そして、潤滑剤留め用の長溝12aに集められた潤滑剤や異物は、排出孔12bを介して、案内レール2の外部に排出される。
さらに、シール部材5から漏れ出た潤滑剤や異物の量が多く、排出孔12bのみによる案内レール2の外部への排出が困難となり案内レール2内に堆積した場合には、該堆積した潤滑剤や異物は、排出孔10b,11bによって、案内レール2の外部に排出される。これにより、堆積した潤滑剤や異物が、軌道溝10a,11aに到達することを防止することが可能となる。
【0022】
本発明では、上述したように、案内レール2の内面には、軸方向に沿って延びる潤滑剤留め用の長溝12aが設けられているとともに、潤滑剤留め用の長溝12aに向かって下降する傾斜面14が設けられている。したがって、案内レール2の内面の潤滑剤や異物が、傾斜面14により潤滑剤留め用の長溝12aに誘導される。
よって、本発明によれば、案内レール2の内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レール2の外部に適切に排出することが可能となる。
さらに、本発明では、上述したように、一対の側壁部10,11の軌道溝10a,11aより低い位置に複数の排出孔10b,11bが形成されている。これにより、リール部材5から漏れ出た潤滑剤や異物が軌道溝10a,11aに到達することを防止でき、直動案内装置1の破損を防止することが可能となる。
【0023】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。図4は、図3に示すB−B線上の断面図である。
この第2の実施形態では、潤滑剤や異物を適切に案内レールの外部に排出するようにしたものである。
【0024】
直動案内装置20は、図3及び図4に示すように、案内レール21と、スライダ本体22と、複数の転動体23と、シール部材24とを備えている。
案内レール21は、一対の側壁部30,31と、一対の側壁部30,31を互いに連結する連結部32とを有している。本実施形態では、案内レール21は、軸方向(図4に示す奥行き方向)に直交する断面がコ字形に形成されている。
【0025】
一対の側壁部30,31は、それぞれ、軸方向に沿って延びている。そして、それぞれの側壁部30,31の内面には、軸方向に沿って延びる軌道溝(レール側軌道溝)30a,31aが形成されている。
連結部32は、軸方向に沿って延びている。そして、側壁部30,31と連結部32との両角部のうち少なくとも一方には、軸方向に沿って延びる潤滑剤留め用の長溝(長溝)32aが設けられている。本実施形態では、潤滑剤留め用の長溝32aは、側壁部30,31と連結部32との両角部のそれぞれに設けられている。潤滑剤留め用の長溝32aは、スライダ本体22の軸芯部に向かって所定角度に傾斜した状態で設けられている。また、潤滑剤留め用の長溝32aの底面には、複数の排出孔(第一排出孔)32bが設けられている。それぞれの排出孔32bは、案内レール21の内側と外側とを連通する。それぞれの排出孔32bの直径は、潤滑剤留め用の長溝32aの幅に対して狭く選定されている。
【0026】
ここで、側壁部30,31の内面には、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降する傾斜面34a,34bが形成されている。傾斜面34は、側壁部30,31における、軌道溝30a,31aの潤滑剤留め用の長溝32a側に設けられている。なお、傾斜面34aは、側壁部30を下方として設置された際に、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降するように設けられている。また、傾斜面34bは、側壁部31を下方として設置された際に、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降するように設けられている。
【0027】
また、連結部32の内面には、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降する傾斜面35が形成されている。本実施形態では、傾斜面35は、連結部12の幅方向の略中心部からそれぞれの潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降するように設けられている。
案内レール21の軸方向の両端部は、それぞれ、案内レール21の内側面に沿った形状のシール部材33によって封止されている。
【0028】
スライダ本体22は、方形の箱形に形成されている。スライダ本体22の外面には、案内レール21の軌道溝30a,31aのそれぞれに対向する軌道溝(スライダ側軌道溝)15a,15bが形成されている。スライダ本体22は、案内レール21の内側に配置される。
複数の転動体23は、案内レール2の軌道溝30a,31aとスライダ本体3の軌道溝15a,15bとの間に転動自在に配置されている。これにより、スライダ本体22は、案内レール21に沿って直線移動することが可能となっている。
【0029】
シール部材24は、スライダ本体22の移動方向(軸方向)の両端面のそれぞれにおいて、例えば、ねじ留めによって固定されている。シール部材24は、案内レール21の内側面に沿った形状に形成されている。シール部材24は、スライダ本体22と一体となって案内レール21に沿って直線移動される。これにより、シール部材24は、軌道溝30a,31aと軌道溝15a,15bとの間からの転動体23の飛び出しを防止している。
また、軌道溝30a,31aと、軌道溝15a,15bと、シール部材5との間には、潤滑剤が充填されている。
【0030】
次に、上記第2の実施形態の動作について説明する。
まず、直動案内装置20を、側壁部30又は側壁部31を下方として状態で使用した場合の動作について説明する。以下、直動案内装置20を側壁部30を下方とした状態で使用した場合の動作について説明する。
この際、シール部材24から漏れ出た潤滑剤や異物が、傾斜面34aによって潤滑剤留め用の長溝32aに誘導されて集められる。
【0031】
そして、潤滑剤留め用の長溝32aに集められた潤滑剤や異物は、排出孔32bを介して、案内レール21の外部に排出される。
本発明では、上述したように、案内レール21の内面には、軸方向に沿って延びる潤滑剤留め用の長溝32aが設けられているとともに、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降する傾斜面34a,34bが設けられている。したがって、案内レール21の内面の潤滑剤や異物が、傾斜面34a,34bにより潤滑剤留め用の長溝32aに誘導される。
よって、本発明によれば、案内レール21の内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レール21の外部に適切に排出することが可能となる。
【0032】
次に、直動案内装置20を、連結部32を下方として状態で使用した場合の動作について説明する。
この際、シール部材24から漏れ出た潤滑剤や異物が、一対の側壁部30,31の内側面に沿って下方に流れ落ち、連結部32の内面に流れ落ちる。そして、連結部32の内面に流れ落ちた潤滑剤や異物は、傾斜面35によってそれぞれの潤滑剤留め用の長溝32aに誘導されて集められる。
【0033】
そして、それぞれの潤滑剤留め用の長溝32aに集められた潤滑剤や異物は、排出孔32bを介して、案内レール21の外部に排出される。
本発明では、上述したように、案内レール21の内面には、軸方向に沿って延びる潤滑剤留め用の長溝32aが設けられているとともに、潤滑剤留め用の長溝32aに向かって下降する傾斜面35が設けられている。したがって、案内レール21の内面の潤滑剤や異物が、傾斜面35により潤滑剤留め用の長溝32aに誘導される。
よって、本発明によれば、案内レール21の内面に溜まった潤滑剤や異物を案内レール21の外部に適切に排出することが可能となる。
【符号の説明】
【0034】
1,20…直動案内装置、2,21…案内レール、3,22…スライダ本体、4,23…転動体、5,24…シール部材、10,11,30,31…側壁部、10a,11a,30a,31a…軌道溝、10b,11b…排出孔、12,32…連結部、12a,32a…潤滑剤留め用の長溝、12b,32b…排出孔、14,34a,34b,35…傾斜面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内面に軸方向に沿って延びるレール側軌道溝を有する案内レールと、外面に前記レール側軌道溝に対向するスライダ側軌道溝を有するスライダ本体と、前記レール側軌道溝と前記スライダ側軌道溝との間に転動自在に配設された転動体と、を備える直動案内装置であって、
前記案内レールの内面には、軸方向に沿って延びる長溝が設けられているとともに、該長溝に向かって下降する傾斜面が設けられ、
前記長溝には、前記案内レールの外側に連通する第一排出孔が設けられていることを特徴とする直動案内装置。
【請求項2】
前記案内レールは、一対の側壁部と、該一対の側壁部を互いに連結する連結部と、を有し、
前記レール側軌道溝は、前記一対の側壁部のそれぞれの内面に設けられ、
前記長溝は、前記連結部の幅方向の略中央部に設けられ、
前記傾斜面は、前記連結部における、前記長溝の両脇に設けられていることを特徴とする請求項1記載の直動案内装置。
【請求項3】
前記案内レールは、一対の側壁部と、該一対の側壁部を互いに連結する連結部と、を有し、
前記レール側軌道溝は、前記一対の側壁部のそれぞれの内面に設けられ、
前記長溝は、前記側壁部と前記連結部との角部に設けられ、
前記傾斜面は、前記側壁部における、前記レール側軌道溝の前記長溝側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の直動案内装置。
【請求項4】
前記側壁部における、前記レール側軌道溝が設けられている位置と前記連結部との角部の位置との間に、前記案内レールの外側に連通する第二排出孔が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の直動案内装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−99475(P2011−99475A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−253088(P2009−253088)
【出願日】平成21年11月4日(2009.11.4)
【出願人】(000004204)日本精工株式会社 (8,378)
【Fターム(参考)】