説明

着脱自在のフィルタ及びこれを組み込む水加熱容器

【課題】改良形式の水加熱容器に使用する取り替え可能のフィルタ構造を提供する。
【解決手段】水中の沈降物質をろ過するために電気式湯沸かし器の如き水加熱容器に使用するフィルタ構造(10)が例えば押し固められたメッシュブロックの形をなす湯垢収集器(25)を含む。前記ブロックはフィルタフレーム上に、好適には前記容器の底に最も近いフィルタ構造の端に向かって、永久的に又は着脱自在に取り付けられた担持部材(27)によって支持することができる。
【選択図】図1


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電気式水湯沸かし器、コーヒーメーカー及び類似物の如き水加熱容器に使用するための着脱自在のフィルタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
湯垢及び類似物を除去するために水湯沸かし器内に使用する着脱自在のフィルタ構造は既知であり、電気式水湯沸かし器に使用するためのものの例はGB−B−2251547号に記載されている。この文献に開示されたフィルタ構造は湯沸かし器(kettle)の水を入れる本体内に位置決めされて流出口上に横たわる微細フィルタメッシュによって覆われる窓をもつプラスチックスフレームからなり、湯沸かし器内で加熱された水は流出口を通して注出されるときフィルタ構造のフィルタメッシュを通過するようになされている。湯沸かし器本体の内部とフィルタ構造のフレームはフィルタ構造を湯沸かし器中に密封状に着脱自在に取り付けるために協働する掛合手段を備える。それはフィルタ構造が湯沸かし器内に滑り込まされて、所望位置に保持されることを可能にしまた、浄化又は取り替えのために上記とは逆の操作によってフィルタ構造を容易に除去することを可能にする。使用に際して、フィルタ構造フィルタメッシュは粒子及び沈降物質、特に水を沸騰させたときに生じる湯垢(一般的に炭酸カルシウム)の流出口の通過を阻止する。これらは特に湯沸かし器本体がプラスチックス材料から形成されているときには、浮渣が水の表面に形成されることがある。というのは、その場合にはそれらがくっつく金属表面の広さが小さいからである。かくして、望ましくない沈降物質が湯沸かし器内に留め置かれる。フィルタ構造は蓄積した浮渣や沈降物質を除去するために定期的に洗浄されることができ、同様に湯沸かし器の内部は弛緩した物質を除去するためにすすぐことができる。使用される水の硬度に依存する或る期間にわたって、湯垢がフィルタメッシュ上に形成されて、詰まりを起こすかも知れないが、フィルタは容易に除去でき、新しいユニットと取り替えることができる。
【0003】
かかるフィルタメッシュを有するフィルタ構造は浮渣や粒状物質が水と共に注出されるのを有効に防止することが証明されている。しかし、湯垢は通常、プラスチックス材料の本体をもつ湯沸かし器の場合、浸漬型ヒーター素子、又は隠蔽型電気式加熱素子が固定される露出した金属底壁面の如き金属要素の表面となる湯沸かし器本体の内面に形成され続ける。というのは、湯垢は湯沸かし器本体に普通使用されるプラスチックス材料よりはむしろ金属表面にずっと容易に出来ると思われるからである。加熱素子又は底の金属板上に蓄積した湯垢形成物は見苦しいばかりでなく、加熱素子の動作効力を損なうことがある。
【0004】
また、或る時には水湯沸かし器に湯垢収集器を使用することも知られていた。その湯垢収集器は小さいボール状ブロックの形に押し固められたステンレス鋼ワイヤ又はメッシュの本体からなり、このブロックは湯沸かし器内に単に落とし込まれ、かつ前記素子の如き他の金属構成要素よりもむしろ湯垢がその上に出来ることが助長される湯垢引き寄せ器又は沈殿器として役立つ。しかし、湯沸かし器本体内でのブロックの移動は引っ掻きや摩耗によって素子や湯沸かし器本体の壁面に、またもし取り付ておればフィルタのメッシュにも損傷を与える可能性がある。もしフィルタが取り付けられていないならば、そのブロックは流出口を遮り、それを通る自由な水流を阻止するかも知れない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、改良形式の水加熱容器に使用する取り替え可能のフィルタ構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は第1形態として、水中の沈降物質をろ過するためのフィルタを有する、水加熱容器に使用するフィルタ構造が、取り付けられた湯垢収集器をもつことを特徴とする。従って、フィルタ構造と湯垢収集器は単一の取り替え可能の品目として一体に結合される。この手法での湯垢収集器とフィルタ構造との組み合わせは多くの利益を提供する。フィルタ構造と一緒に容易に取り替えできるのに加えて、湯垢収集器はフィルタ構造に固定され、それ故素子、フィルタメッシュ又は本体壁面に摩耗又は他の損傷を生ぜしめることはできない。湯垢収集器はフィルタに近接しているので、湯垢フィルタメッシュの寿命や効率の増大が期待できる。更に、この場合湯垢収集器はフィルタ上に取り付けられ、その結果湯垢収集器はもはや素子に又は素子と直接接触する表面に接触する危険性がなく、かつ溶融する危険性がないので、この湯垢収集器は金属メッシュばかりでなくプラスチックスメッシュからも形成することができる。
【0007】
湯垢収集器は種々の仕方でフィルタ構造に取り付けることができるが、好適にはフィルタのフレーム上の担持部材によって支持される。この担持部材はフレーム上に永久的に取り付けられるか、又は担持部材と一緒に湯垢収集器の取り替えができるよう着脱自在に取り付けられる。代案として、湯垢収集器は個別に取り替えができるよう担持部材に着脱自在に取り付けられてもよい。
【0008】
湯垢収集器は例えば鋼又はプラスチックス材料の押し固められたメッシュのブロックの形をなすことができ、このブロックは穴をもち、その穴を通して担持部材の一部分が延在してブロックがその部分の回りに回転することを許し、必要ならば、担持部材からブロックを除去する必要なしに、ブラシ掛けによるブロックの定期的浄化を容易にすることができる。
【0009】
好適には、湯垢収集器は、フィルタメッシュ材料から離れて、かつ水加熱容器中でのフィルタの使用中前記容器の底に最も近いフィルタの一端に向けて、フィルタ上に置かれる。
【0010】
本発明の第2の形態として、本発明は前記容器内に着脱自在に取り付けられかつ容器の水出口の上に延在する本発明の第1形態によるフィルタを含む湯沸かし器の如き水加熱容器を提供する。
以下、本発明によるフィルタ及びこのフィルタを使用する湯沸かし器の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図は簡単化した概略図に過ぎず、比例尺度で示すものでないことは認められるだろう。
図1、2を参照すれば、図示のフィルタの一定の特徴は、GB−B−2251547号に記載されたものとほぼ類似している。上記文献を参照されたい。従って、フィルタ構造10は支持フレーム構造11を含み、このフレーム構造例えばポリプロピレンのプラスチックス成形物の単一部片からなり、ほぼ長方形の湾曲した主壁12と、外方へ突出する上部端壁14をもち、前記端壁は、フィルタ構造を湯沸かし器(kettle)に挿入又は湯沸かし器から引き出すときに、フィルタ構造を手で掴むことを可能にし、また湯沸かし器から注出されるとき水がフィルタ構造の頂部を越えて流出するのを防止する邪魔板として役立つ。主壁12はその上部領域に窓をもち、この窓は一体の横リブによって3つの個別の部分15に分離されている。前記部分の各々はナイロンのフィルタメッシュ17によって覆われている。このメッシュは約50μm 直径の細孔をもち、成形中フレームに定着されている。水チャンバを画成する、例えばアセタールコポリマー又はポリプロピレンのプラスチックス本体を有する水差し形湯沸かし器の典型的形状を示す図3を参照すれば、フィルタ構造は湯沸かし器中に位置決めされて、湯沸かし器本体の側壁の実質的部分にわたり垂直に延在し、かつ湯沸かし器から注出される加熱された水がフィルタメッシュ材料17通過するように流出口上に横たわっている。フィルタ構造10は湯沸かし器本体の側壁と一体に形成された対向するリブ21によってこの位置に置かれて保持され、前記リブはその高さの大部分にわたって延在しかつフィルタ構造が湯沸かし器本体内へ、その底縁が湯沸かし器の底壁に当接して又は密接して載るまで下方へ摺動させられそして反対方向の摺動によって除去されることを可能にするように、フィルタフレームの長手方向側縁と密封状となすように協働する。上記したフィルタ構造の特徴は既知のフィルタ形式にほぼ類似している。
【0013】
該フィルタ構造の下端には、湯垢収集器が取り付けられる。この実施例では、湯垢収集器は中心穴をもつほぼ円筒形に押し固められたステンレス鋼ワイヤメッシュブロック25からなり、前記ブロックは壁12の下端でフィルタフレーム11に固定される担持部材27上に支持される。湯垢収集器ブロックは担持部材と一緒に湯垢収集器カートリッジを形成する。ブロック25のメッシュは大きな表面積を提供し、湯垢形成のための沈殿器又は引き寄せ器(attractor)として作用する。或る程度まで、このブロックは弛緩した湯垢沈殿物を捕捉するフィルタとしても役立つ。担持部材27は成形プラスチックス、例えばポリプロピレンの側面がほぼ開放した構造であり、上壁28と、その曲率が前記壁12のものと適合する湾曲側壁29と、橋渡し側部アーム30を含む。上壁28は一体に形成した下向きのボス延長部32を備え、このボス延長部はブロック25の中心穴を通過し、朝顔形に開いた、矢形の端部分33をもち、前記端部分はメッシュ材料の弾力性を利用してブロック25を押し通されることができるが、そのときブロックが前記延長部から滑り外れるのを防止しかつブロックが延長部32の回りに回転するのを許すと同時に、ブロックが担持部材27上に安定的に支持されるようにブロックを保持する働きをする。
【0014】
担持部材27は次いで、フィルタフレーム11に固定されかつこのフィルタフレームによって、壁12に一体に形成された横リブ35により支持され、前記リブは側壁29と担持部材の橋渡し側部アーム30の間で担持部材上の肩部に掛合し、その際側壁29の面は壁12の面に当接する。側壁12の下縁は舌片36をもち、この舌片は担持部材を壁12の下部分に締着する押し嵌め様式で壁12の下縁を回ってかつこの壁の反対側を覆って上方へ延びる。こうしてカートリッジとフィルタフレームは互いにしっかり有効に掴持される。
【0015】
この配置では、担持部材27とフィルタフレームは担持部材をフィルタフレーム11から取り外すことができる非永久的な仕方で互いに定着され、従ってフィルタ構造と湯垢収集器カートリッジは必要に応じて、独立して取り替えることができる。勿論、湯垢収集器ブロックは担持部材上に、この湯垢収集器ブロック25を単独に取り替えらることができる着脱可能様式で保持されるように配置することもできる。
【0016】
フィルタフレーム11上における担持部材27の位置決めは、湯垢収集器ブロック25が湯沸かし器本体の底及び加熱素子のレベルに接近して置かれることを保証する。図3の実施例では、加熱素子は慣例の浸漬型素子を含む。しかし、湯沸かし器は隠蔽型加熱素子又は厚フイルム型加熱素子を使用する種類のものとすることができる。その場合、水加熱チャンバの底壁は通常は普通のステンレス鋼板又は類似物を含む。
【0017】
図示の特定の湯垢収集器ブロックは円筒形であるが、これは他の形状又は形式を使用でき、従ってそれを担持部材上に支持する仕方は多様に変えることができる。例えば、前記ブロックは一般的に球形又は立方体形状として、担持部材と一体に形成されたかご状構造中に担持することができる。
【0018】
以下本発明のフィルタ構造の第2実施例につき図4、5を参照して説明する。これらの図は夫々フィルタ構造の正面図と、このフィルタに使用される湯垢収集器担持部材の斜視図を示す。このフィルタ構造は多くの点で湯垢収集器カートリッジを除いて第1実施例のものと同様である。
【0019】
特に図5を参照すれば、湯垢収集器25用の担持部材40は成形されたプラスチックスの2つの相互にかみ合う部分41、42からなる。下部部分41は対向して直立する側部肩部44と起立した周囲縁45をもつ底壁43からなる。それは更に、底壁43のほぼ中心に配置された一体形成された十字形構造46を含み、この十字形構造は基礎壁から上方へ突出している。
【0020】
上部部分42は、第1の部分の側部肩部44と番い結合しかつこの肩部にきちんと載置されるよう設計された側部肩部49をもちかつ基礎壁43とほぼ同一広がりをもつ頂壁48と、側部肩部44に形成された切除部上に延在しかつこの切除部内に置かれるよう設計されかつ配置された下方へ延在する突出部50からなる。上部部分42の頂壁48は下方へ突出する一体成形された円筒形ボス52をほぼ中心において担持する。十字形構造46、ボス52及び部分41、42は夫々、図5に示す如く前記2つの部分を合わせて定着するために十字形構造がボス52の基部に内に延び入る押し嵌め方式で協働するよう設計される。そうすることは通常、湯垢引き寄せ器ブロック25が十字形構造上に配置された後に行われる。前記ブロックは簡明化のために図5では省略されているが、図4では所定位置に示されている。
【0021】
担持部材40の後面はフィルタフレーム11の壁12の曲率と適合するよう形作られ、担持部材は、頂壁48と底壁43の夫々の縁と掛合する壁12に形成された図4に示す如き横リブ54、55によってこの壁の下部分に位置決めされる。
【0022】
担持部材40は固定素子例えばハンマ打ち込みねじ57によってこの位置でフィルタフレームに固定される。このねじは担持部材の上部部分41と下部部分42中の側部肩部44と延長部50中の整列孔を貫通し、壁12の表面から外方へ突出する一体ボス(図には見えず)の穴内に入る。かくしてねじ57はフィルタフレームに担持部材40を定着するばかりでなく、部分41、42を合わせ定着する働きをする。
【0023】
図4から明らかな如く、湯垢収集器ブロック25はこの場合、フィルタフレーム11の中心垂直軸線の一側にそして第1実施例におけるよりも僅かに高いレベルに置かれるが、それにもかかわらず湯沸かし器内に備えたとき水チャンバの底のヒーター素子のレベルにまだ近い。
【0024】
この実施例の担持部材はフィルタフレームに永久的に取り付けられ、それ故フィルタ構造と湯垢収集器カートリッジの両方は単一品目として洗浄可能かつ取り替え可能である。更に、ブロック25の形は図示の特定形状から変えることができる。
【0025】
両実施例に関して、湯垢収集器ブロックは湯沸かし器の作動中に湯垢沈殿物を集めるのに役立ち、その目的でブロックのメッシュは湯垢がその上にできる大きい表面積を提供する。ブロック25は担持部材の頂壁の下でこの担持部材27又は40中に配置されので、前記ブロックとそれにより収集された湯垢は視覚的には使用者から覆い隠される。フィルタ及び湯垢収集器組立体は例えばすすぎとブラシ掛けによる浄化のために湯沸かし器から容易に取り除くことができ、湯垢収集器ブロックはかかる浄化を容易にするためにその支持ボスの回りに担持部材内で回すことができる。
【0026】
ブロック25はステンレス鋼以外の材料から形成してもなお湯垢沈殿器又は引き寄せ器としての機能を果たすことができる。例えば、プラスチックスメッシュは、ブロックがヒーター素子に接触する危険性がないので、使用することができる。湯垢収集器ブロックはフィルタメッシュに近接して置かれ、それ故フィルタメッシュを詰まらせる可能性のある湯垢沈降物を引き寄せて集めることができる。湯垢収集器ブロックはフィルタ構造上に保持されるので、解き放された収集器ブロックによって素子、フィルタ及び湯沸かし器本体の内壁面に生ぜしめられる摩耗と損傷といったものが回避される点は重要である。
【0027】
別々の構成要素として担持部材とフィルタフレームを製作することは、そのフィルタフレーム及びメッシュ組立体が、必要に応じて湯垢収集器カートリッジを用いて又は用いずに使用されることを可能になし、従って製造の便利さにとって好都合である。しかし、その代わりに湯垢収集器ブロックを保持する担持部材がフィルタフレームの一体部分として形成され、フレームと担持部材を単位成形物からなるものとすることが考えられる。第1実施例のものと同様なブロックの取り付け配置を用いれば、ブロックは必要に応じて、取り替えのために朝顔形に開いた端部分33の上を越えてそのブロックを引き抜くことによって、取り除くことができる。
【0028】
上述の実施例はいわゆる水差し形の、かつその水を入れるチャンバには金属底壁をもつことができる成形プラスチックスから作られた湯沸かし器に関して記載したが、勿論、フィルタは例えば、伝統的種類の金属本体を含む湯沸かし器に、また、コーヒー沸かし器、ホブ(hobs)に載せて使用する電気式加熱素子をもたない水釜の如き他の水加熱容器にも有利に使用することができる。
【0029】
上記説明から当業者には他の変更例は明らかであろう。かかる変更例は、電気湯沸かし器及びそれと共に使用するフィルタ構造の如き水加熱容器の分野で既知のかつ上述の特徴の代わりに又はそれに追加して使用することができる他の特徴を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の第1実施例のフィルタを上から見た斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のフィルタを下から見た斜視図である。
【図3】図1、2のフィルタを取り付けた湯沸かし器の部分断面側面図である。
【図4】本発明のフィルタの第2実施例の正面図である。
【図5】図4のフィルタのカートリッジ部分の斜視図である。
【符号の説明】
【0031】
10 フィルタ構造
11 フレーム構造
12 主壁
14 上部端壁
15 部分
17 フィルタメッシュ(フィルタメッシュ材料)
21 リブ
25 ブロック
27 担持部分
28 上壁
29 湾曲側壁
30 側部アーム
32 ボス延長部
33 端部分
35 横リブ
36 舌片
40 担持部分
41 かみ合う部分(下部部分)
42 かみ合う部分(上部部分)
43 底壁
44 側部肩部
45 周囲縁
46 十字形構造
48 頂壁
49 側部肩部
50 突出部
52 円筒形ボス
57 ねじ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水中の沈降物質をろ過するためのフィルタを有する、水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造であって、当該フィルタ構造は、その構造に取り付けられる湯垢収集器を持ち、前記湯垢収集器は、その上湯垢形成物を引き寄せるための表面を提供することを特徴とする、水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項2】
前記湯垢収集器は、当該フィルタ構造のフレームの上の担持部材によって支持されることを特徴とする、請求項1に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項3】
前記担持部材は、前記フレームの上に着脱自在に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項4】
前記担持部材は、前記フレームの上に永久的に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項5】
前記湯垢収集器は、前記担持部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項6】
前記担持部材は、前記フレームによって支持される水ろ過メッシュ材料から離れた前記フレームの一部の上に置かれることを特徴とする、請求項3に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項7】
前記湯垢収集器は、押し固められたメッシュブロックを含むことを特徴とする、請求項1から6の何れか1項に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項8】
前記担持部材は、前記ブロック中の穴を通して延在する部分をもち、前記ブロックは、前記部分の回りで回転可能であることを特徴とする、請求項3又は7に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項9】
前記湯垢収集器は、使用中水加熱容器内で該容器の底に最も近いその端部に向けて構造上に担持されることを特徴とする、請求項1から8の何れか1項に記載の水加熱容器内で使用するためのフィルタ構造
【請求項10】
前記容器内に着脱自在に取り付けられ且つ前記容器の水出口上に延在する請求項1から9の何れか1項に記載のフィルタ構造を含む水加熱容器。
【請求項11】
当該水加熱容器は、湯沸かし器を含むことを特徴とする、請求項10に記載の水加熱容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−45500(P2009−45500A)
【公開日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−309754(P2008−309754)
【出願日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【分割の表示】特願2000−586417(P2000−586417)の分割
【原出願日】平成11年12月3日(1999.12.3)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】