知育玩具
【課題】時間つぶしの目的を達成するほかに、脳力の発展を激発させ、特に児童や幼児の脳力を刺激し、脳力開発の効能を達成できる知育玩具を提供する。
【解決手段】知育玩具であって、主として、最大の外フレームと、最小の軸棒及び複数の順次に縮小されたフレーム体と、を含み、前記最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体は、皆二つの対応支持架を有し、更に前記最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴が設置され、又複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒の底端付近に繋止柱が設置され、最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒が前記繋止柱及び繋止穴の相互繋合によって、一体として繋がり、フレーム体の繋ぎ目ごとに折り曲げることの出来る関節を形成する。
【解決手段】知育玩具であって、主として、最大の外フレームと、最小の軸棒及び複数の順次に縮小されたフレーム体と、を含み、前記最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体は、皆二つの対応支持架を有し、更に前記最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴が設置され、又複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒の底端付近に繋止柱が設置され、最大の外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒が前記繋止柱及び繋止穴の相互繋合によって、一体として繋がり、フレーム体の繋ぎ目ごとに折り曲げることの出来る関節を形成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、知育玩具、特に、複数の順次縮小したフレーム体を順繰りにつなぎ合わせて、繋ぎ合わせ箇所を関節となし、前記関節を折り曲げることによって、複数の繋ぎ合わせられたフレーム体が各種形式の知育玩具を形成することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
知育玩具の種類はかなり多く、凡そブロック組み立て遊戯や、マジックスクエア(magic square)などは、市場でよく見かける知育玩具である。
しかし、現在市場でよく見かける知育玩具には、以下のような欠点が見られる。
1. ブロック組み立て遊戯は、沢山のブロックによって始めて各種形式の造型を組み立てることが出来る、ブロックの数量が非常に多く、且つ大小が異なるため、ユーザーはブロックを携帯して歩くことが出来ず、家の中でのみ遊び、いつどこででも遊べるものではない。
2. ルービックキューブは、携帯していつどこでも遊ぶことができ、小さいブロックの列を回転させて、乱れた6面体の各表面を最終的にそれぞれ同じ色に揃える遊びであるが、この遊びは、忍耐力や根気が必要で、一旦根気がなくなると、その遊びを嫌いになり易い。
これによって分かるように、上述従来の方式には、尚幾多の欠点があり、よい設計とは言いがたく、改良がまたれていた。
本発明者は、上述従来方式に派生する各項の欠点に鑑み、極力新規改善を試み、且つ長年苦心研鑽の末、ついに本件知育玩具の研究開発に成功した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、複数のフレーム体を順繰りに繋ぎ合せて、繋ぎ目を皆関節として形成し、関節を折り曲げることによって、前記繋ぎ合わされたフレームを各種異なる造型の物体に変換し、時間つぶしの目的を達成するほかに、脳力の発展を激発させ、特に児童や幼児の脳力を刺激し、脳力開発の効能を達成できる知育玩具を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、平面状態に折りたたんで携帯し、いつどこでも知育遊戯を行うことの出来る知育玩具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述発明の目的を達成できる知育玩具は、主として、最大の外フレームと複数の順次縮小されたフレーム体、及び最小軸棒を含む;前記最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体はほぼコ字型或いは逆コ字型を呈し、最大フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体は全て二つの対応する支持架を有し、且つ最大外フレーム及び複数のフレーム体の両支持架の頂端に近い箇所にそれぞれ繋止穴を設置し、複数のフレーム体の両支持架及び最小軸棒両側の底端に近い箇所にそれぞれ繋止柱を設置し、これら繋止穴及び繋止柱の相互繋止によって、最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体および最小軸棒を繋ぎ合わせて一体となし、繋ぎ合わせられた箇所が全て折り曲げ回転することの出来る関節を形成し、関節の折り曲げ回転によって、複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒が最大外フレームの中に収納され、平面状態を形成すると共に、最大外フレームや、複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒を引いたり伸ばしたりすることが出来、又、繋ぎ目ごとの関節を折り曲げることによって、フレーム体を各種異なる形式造型の物品に変化させ、面白い玩具としての目的を達成する。
【発明の効果】
【0005】
本発明に係る知育玩具は、その他従来の技術に比べ、次のような長所がある。
1. 本発明は、複数のフレーム体を繋ぎ合わせてなり、繋ぎ合わせ目毎に関節を形成し、関節を折り曲げることによって、繋ぎ合わされたフレーム体を各種異なる造型の物体に変換し、時間つぶしの目的のほかに、脳力の発展を激発させ、特に児童や幼児の脳力刺激に適し、脳力開発の効能がある。
2. 本発明は、平面状態に折りたたんで携帯し、いつでもどこでも知育遊戯を行うことが出来る。
上述詳細な説明は、本発明の実行可能な実施例の具体的説明であり、但し前記実施例は、本発明の特許請求範囲を制限するものではなく、凡そ本発明の技芸精神を逸脱せずになされる等価実施或いは変更は、全て本案の特許請求範囲に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1A】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図1B】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図1C】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図2A】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図2B】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図2C】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図3】本発明に係る知育玩具を引き伸ばした略図である。
【図4】本発明に係る知育玩具を収納した図である。
【図5】本発明に係る知育玩具の第一実施例略図である。
【図6】本発明に係る知育玩具の第二実施例略図である。
【図7】本発明に係る知育玩具の第三実施例略図である。
【図8】本発明に係る知育玩具の第四実施例略図である。
【図9】本発明に係る知育玩具の第五実施例略図である。
【図10】本発明に係る知育玩具の第六実施例略図である。
【図11】本発明に係る知育玩具の第七実施例略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1A,B,Cから図3までは、本発明に係る知育玩具であり、主として、最大の外フレーム1と、複数の順次縮小されたフレーム体ユニット2と、最小軸棒3と、を含む。
前記最大の外フレーム1は、図1Aに示すように、ほぼコ字型或いは逆コ字型を呈し、二つの対応する支持架11を有し、且つ両支持架11の頂端付近にそれぞれ繋止穴12を設置し、更に前記繋止穴12の中に繋止部13を設置し、且つ前記繋止穴12の内表面孔径14は外表面孔径15より小さい。
【0008】
前記複数の順次縮小されたフレーム体ユニット2は、図1B及び図3に示すように、複数のフレーム体2a〜2nを含み、一つ一つのフレーム体2a〜2nはそれぞれ両支持架21を有し、前記両支持架21の頂端付近にそれぞれ繋止穴22を設置し、更に前記繋止穴22の中に繋止部23を設け、且つ前記繋止穴22の内表面孔径24は外表面孔径25より小さい。又、両支持架21の底端付近に繋止柱26を設置し、前記繋止柱26の中央にはほぼV字型をなす切り込み溝27を設置し、且つ繋止柱26の先端部位に繋止ヘッド28を設け、前記繋止ヘッド28の表面にはガイド斜面29を設けてある。前記フレーム体2aの外フレーム径をほぼフレーム体2bの内フレーム径に等しくすることによって、フレーム体2aの両支持架21の繋止柱26がフレーム体2bの両支持架21の繋止穴22の中に繋止される。
【0009】
そして、前記繋止柱26が繋止穴22の内表面孔径24を経由して繋止穴22の中に入ると、前記繋止柱26の切り込み溝27が繋止穴22の内表面孔径24の圧迫によって接近密合して弾力性が生じ、且つ繋止ヘッド28のガイド斜面29の引導によって、繋止ヘッド28を順調に繋止穴22の中に入れ、繋止穴22の中の繋止部23と緊密に繋合する。且つ、繋止穴22の内表面孔径と外表面孔径24・25の大小が異なる特性によって、繋止柱26が繋止穴22としっかり繋合して外れにくくなり、フレーム体2aと2bが相互に繋がり、前記繋止穴22と繋止柱26の繋合部分が関節を形成し、フレーム体2aをフレーム体2bの中で動かしたり、或いはフレーム体2aをフレーム体2bの中に収納したり、或いはフレーム体2aを任意に回して所要の造型となすことが出来る。フレーム体2bの外フレーム径はフレーム体2cの外フレーム径にほぼ等しい(図3参照)。
【0010】
上述の繋ぎ合わせ方式で類推すると、フレーム体2a〜2nをフレーム体ユニット2として繋ぎあわせることが出来る。そしてフレーム体2nの外フレーム径は最大外フレーム1の内フレーム径にほぼ等しいので、フレーム体2nの両支持架底端の繋止柱26は最大外フレーム1の両支持架11の繋止穴12と繋合する。その繋合方式はフレーム体2a及びフレーム体2bの場合と同じであり、ここでは贅述しない。フレーム体ユニット2及び最大外フレーム1とが一体となって繋がる。
【0011】
前記最小軸棒3は、底端付近の両側部位にそれぞれ繋止柱31を設置し、前記繋止柱31の構造はフレーム体ユニット2の全てのフレーム体2a〜2nの繋止柱26の構造と同じであり、ここでは贅述しない。
【0012】
繋止柱31の軸径は前記フレーム体2aの内フレーム径とほぼ等しく、軸棒3の繋止柱31はフレーム体2aの繋止穴22と繋合し、そして繋合方式はフレーム体2a及び2bと同じであり、ここでは贅述しない。
【0013】
最小軸棒3と、フレーム体ユニット2及び最大外フレーム1は一体となって繋がっている。尚、前記最小軸棒3は、フレーム体であってもよく、軸棒の形式に限られるものではない。
【0014】
図4は、本発明の収納略図であり、最大外フレーム1は順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3と相互に繋がっており、そしてフレーム体2a〜2nは順次縮小されているので、フレーム体2a〜2nと最小軸棒3は繋ぎ目の関節で、折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1の中に収納され、ちょうど最大フレーム1の内部を埋め尽くして平面状態を形成し、ユーザーが携帯できるようになっている。
【0015】
図5は、本発明の第一実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、キリンに類似した造型として形成することが出来る。
【0016】
図6は、本発明の第二実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、子犬に類似した造型として形成することが出来る。
【0017】
図7は、本発明の第三実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、蛇に類似した造型として形成することが出来る。
【0018】
図8は、本発明の第四実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、筆筒に類似した造型として形成し、筆記具4を収納することが出来る。
【0019】
図9は、本発明の第五実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、携帯電話台座に類似した造型として形成し、携帯電話5を収納することが出来る。
【0020】
図10は、本発明の第六実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、吊鉤に類似した造型として形成し、飾り物6或いはその他の製品を掛けることが出来る。
【0021】
図11は、本発明の第七実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、筆筒兼名刺入れに類似した造型として形成し、筆記具4を入れるほか、名刺入れ7とすることが出来る。
【0022】
尚、前記最大外フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nの材質はナイロン・プラスチック或いはゴム材などで作られて良い。
本案では、ナイロン材質で作られた最大外フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nが最も効果が優れ、前記最大フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nに捻じ曲げ可能な特性を賦与することが出来た。
【符号の説明】
【0023】
1 最大外フレーム
11 支持架
12 繋止穴
13 繋止部
14 内表面孔径
15 外表面孔径
2 フレーム体ユニット
2a〜2n フレーム体
21 支持架
22 繋止穴
23 繋止部
24 内表面孔径
25 外表面孔径
26 繋止柱
27 切り込み溝
28 繋止ヘッド
29 斜面
3 最小軸棒
31 繋止柱
4 筆記具
5 携帯電話
6 飾り物
7 名刺
【技術分野】
【0001】
本発明は、知育玩具、特に、複数の順次縮小したフレーム体を順繰りにつなぎ合わせて、繋ぎ合わせ箇所を関節となし、前記関節を折り曲げることによって、複数の繋ぎ合わせられたフレーム体が各種形式の知育玩具を形成することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
知育玩具の種類はかなり多く、凡そブロック組み立て遊戯や、マジックスクエア(magic square)などは、市場でよく見かける知育玩具である。
しかし、現在市場でよく見かける知育玩具には、以下のような欠点が見られる。
1. ブロック組み立て遊戯は、沢山のブロックによって始めて各種形式の造型を組み立てることが出来る、ブロックの数量が非常に多く、且つ大小が異なるため、ユーザーはブロックを携帯して歩くことが出来ず、家の中でのみ遊び、いつどこででも遊べるものではない。
2. ルービックキューブは、携帯していつどこでも遊ぶことができ、小さいブロックの列を回転させて、乱れた6面体の各表面を最終的にそれぞれ同じ色に揃える遊びであるが、この遊びは、忍耐力や根気が必要で、一旦根気がなくなると、その遊びを嫌いになり易い。
これによって分かるように、上述従来の方式には、尚幾多の欠点があり、よい設計とは言いがたく、改良がまたれていた。
本発明者は、上述従来方式に派生する各項の欠点に鑑み、極力新規改善を試み、且つ長年苦心研鑽の末、ついに本件知育玩具の研究開発に成功した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、複数のフレーム体を順繰りに繋ぎ合せて、繋ぎ目を皆関節として形成し、関節を折り曲げることによって、前記繋ぎ合わされたフレームを各種異なる造型の物体に変換し、時間つぶしの目的を達成するほかに、脳力の発展を激発させ、特に児童や幼児の脳力を刺激し、脳力開発の効能を達成できる知育玩具を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、平面状態に折りたたんで携帯し、いつどこでも知育遊戯を行うことの出来る知育玩具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述発明の目的を達成できる知育玩具は、主として、最大の外フレームと複数の順次縮小されたフレーム体、及び最小軸棒を含む;前記最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体はほぼコ字型或いは逆コ字型を呈し、最大フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体は全て二つの対応する支持架を有し、且つ最大外フレーム及び複数のフレーム体の両支持架の頂端に近い箇所にそれぞれ繋止穴を設置し、複数のフレーム体の両支持架及び最小軸棒両側の底端に近い箇所にそれぞれ繋止柱を設置し、これら繋止穴及び繋止柱の相互繋止によって、最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体および最小軸棒を繋ぎ合わせて一体となし、繋ぎ合わせられた箇所が全て折り曲げ回転することの出来る関節を形成し、関節の折り曲げ回転によって、複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒が最大外フレームの中に収納され、平面状態を形成すると共に、最大外フレームや、複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒を引いたり伸ばしたりすることが出来、又、繋ぎ目ごとの関節を折り曲げることによって、フレーム体を各種異なる形式造型の物品に変化させ、面白い玩具としての目的を達成する。
【発明の効果】
【0005】
本発明に係る知育玩具は、その他従来の技術に比べ、次のような長所がある。
1. 本発明は、複数のフレーム体を繋ぎ合わせてなり、繋ぎ合わせ目毎に関節を形成し、関節を折り曲げることによって、繋ぎ合わされたフレーム体を各種異なる造型の物体に変換し、時間つぶしの目的のほかに、脳力の発展を激発させ、特に児童や幼児の脳力刺激に適し、脳力開発の効能がある。
2. 本発明は、平面状態に折りたたんで携帯し、いつでもどこでも知育遊戯を行うことが出来る。
上述詳細な説明は、本発明の実行可能な実施例の具体的説明であり、但し前記実施例は、本発明の特許請求範囲を制限するものではなく、凡そ本発明の技芸精神を逸脱せずになされる等価実施或いは変更は、全て本案の特許請求範囲に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1A】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図1B】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図1C】本発明に係る知育玩具の断面略図である。
【図2A】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図2B】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図2C】本発明に係る知育玩具の組み立て略図である。
【図3】本発明に係る知育玩具を引き伸ばした略図である。
【図4】本発明に係る知育玩具を収納した図である。
【図5】本発明に係る知育玩具の第一実施例略図である。
【図6】本発明に係る知育玩具の第二実施例略図である。
【図7】本発明に係る知育玩具の第三実施例略図である。
【図8】本発明に係る知育玩具の第四実施例略図である。
【図9】本発明に係る知育玩具の第五実施例略図である。
【図10】本発明に係る知育玩具の第六実施例略図である。
【図11】本発明に係る知育玩具の第七実施例略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1A,B,Cから図3までは、本発明に係る知育玩具であり、主として、最大の外フレーム1と、複数の順次縮小されたフレーム体ユニット2と、最小軸棒3と、を含む。
前記最大の外フレーム1は、図1Aに示すように、ほぼコ字型或いは逆コ字型を呈し、二つの対応する支持架11を有し、且つ両支持架11の頂端付近にそれぞれ繋止穴12を設置し、更に前記繋止穴12の中に繋止部13を設置し、且つ前記繋止穴12の内表面孔径14は外表面孔径15より小さい。
【0008】
前記複数の順次縮小されたフレーム体ユニット2は、図1B及び図3に示すように、複数のフレーム体2a〜2nを含み、一つ一つのフレーム体2a〜2nはそれぞれ両支持架21を有し、前記両支持架21の頂端付近にそれぞれ繋止穴22を設置し、更に前記繋止穴22の中に繋止部23を設け、且つ前記繋止穴22の内表面孔径24は外表面孔径25より小さい。又、両支持架21の底端付近に繋止柱26を設置し、前記繋止柱26の中央にはほぼV字型をなす切り込み溝27を設置し、且つ繋止柱26の先端部位に繋止ヘッド28を設け、前記繋止ヘッド28の表面にはガイド斜面29を設けてある。前記フレーム体2aの外フレーム径をほぼフレーム体2bの内フレーム径に等しくすることによって、フレーム体2aの両支持架21の繋止柱26がフレーム体2bの両支持架21の繋止穴22の中に繋止される。
【0009】
そして、前記繋止柱26が繋止穴22の内表面孔径24を経由して繋止穴22の中に入ると、前記繋止柱26の切り込み溝27が繋止穴22の内表面孔径24の圧迫によって接近密合して弾力性が生じ、且つ繋止ヘッド28のガイド斜面29の引導によって、繋止ヘッド28を順調に繋止穴22の中に入れ、繋止穴22の中の繋止部23と緊密に繋合する。且つ、繋止穴22の内表面孔径と外表面孔径24・25の大小が異なる特性によって、繋止柱26が繋止穴22としっかり繋合して外れにくくなり、フレーム体2aと2bが相互に繋がり、前記繋止穴22と繋止柱26の繋合部分が関節を形成し、フレーム体2aをフレーム体2bの中で動かしたり、或いはフレーム体2aをフレーム体2bの中に収納したり、或いはフレーム体2aを任意に回して所要の造型となすことが出来る。フレーム体2bの外フレーム径はフレーム体2cの外フレーム径にほぼ等しい(図3参照)。
【0010】
上述の繋ぎ合わせ方式で類推すると、フレーム体2a〜2nをフレーム体ユニット2として繋ぎあわせることが出来る。そしてフレーム体2nの外フレーム径は最大外フレーム1の内フレーム径にほぼ等しいので、フレーム体2nの両支持架底端の繋止柱26は最大外フレーム1の両支持架11の繋止穴12と繋合する。その繋合方式はフレーム体2a及びフレーム体2bの場合と同じであり、ここでは贅述しない。フレーム体ユニット2及び最大外フレーム1とが一体となって繋がる。
【0011】
前記最小軸棒3は、底端付近の両側部位にそれぞれ繋止柱31を設置し、前記繋止柱31の構造はフレーム体ユニット2の全てのフレーム体2a〜2nの繋止柱26の構造と同じであり、ここでは贅述しない。
【0012】
繋止柱31の軸径は前記フレーム体2aの内フレーム径とほぼ等しく、軸棒3の繋止柱31はフレーム体2aの繋止穴22と繋合し、そして繋合方式はフレーム体2a及び2bと同じであり、ここでは贅述しない。
【0013】
最小軸棒3と、フレーム体ユニット2及び最大外フレーム1は一体となって繋がっている。尚、前記最小軸棒3は、フレーム体であってもよく、軸棒の形式に限られるものではない。
【0014】
図4は、本発明の収納略図であり、最大外フレーム1は順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3と相互に繋がっており、そしてフレーム体2a〜2nは順次縮小されているので、フレーム体2a〜2nと最小軸棒3は繋ぎ目の関節で、折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1の中に収納され、ちょうど最大フレーム1の内部を埋め尽くして平面状態を形成し、ユーザーが携帯できるようになっている。
【0015】
図5は、本発明の第一実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、キリンに類似した造型として形成することが出来る。
【0016】
図6は、本発明の第二実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、子犬に類似した造型として形成することが出来る。
【0017】
図7は、本発明の第三実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、蛇に類似した造型として形成することが出来る。
【0018】
図8は、本発明の第四実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、筆筒に類似した造型として形成し、筆記具4を収納することが出来る。
【0019】
図9は、本発明の第五実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、携帯電話台座に類似した造型として形成し、携帯電話5を収納することが出来る。
【0020】
図10は、本発明の第六実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、吊鉤に類似した造型として形成し、飾り物6或いはその他の製品を掛けることが出来る。
【0021】
図11は、本発明の第七実施略図であり、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3が折り曲げ可能な特性によって、最大外フレーム1と、順次縮小されたフレーム体2a〜2n及び最小軸棒3を、筆筒兼名刺入れに類似した造型として形成し、筆記具4を入れるほか、名刺入れ7とすることが出来る。
【0022】
尚、前記最大外フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nの材質はナイロン・プラスチック或いはゴム材などで作られて良い。
本案では、ナイロン材質で作られた最大外フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nが最も効果が優れ、前記最大フレーム1と、最小軸棒3及び複数の順次縮小されたフレーム体2a〜2nに捻じ曲げ可能な特性を賦与することが出来た。
【符号の説明】
【0023】
1 最大外フレーム
11 支持架
12 繋止穴
13 繋止部
14 内表面孔径
15 外表面孔径
2 フレーム体ユニット
2a〜2n フレーム体
21 支持架
22 繋止穴
23 繋止部
24 内表面孔径
25 外表面孔径
26 繋止柱
27 切り込み溝
28 繋止ヘッド
29 斜面
3 最小軸棒
31 繋止柱
4 筆記具
5 携帯電話
6 飾り物
7 名刺
【特許請求の範囲】
【請求項1】
最大外フレームと、複数の順次縮小されたフレーム体ユニットと、最小軸棒と、を含み、
前記最大外フレームは、二つの対応する支持架を有し、且つ両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴を設置してあり、
前記複数の順次縮小されたフレーム体ユニットは、複数のフレーム体を含み、全てのフレーム体は皆二つの支持架を有し、前記両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴を設置し、底端付近に繋止柱を設置し、フレーム体の繋止柱と繋止穴がそれぞれ繋合することによって、複数のフレーム体を一体として相互に繋ぎあわせることが出来、且つフレーム体ユニット中の最大フレーム体の繋止柱と最大外フレームを相互に繋合することによって、フレーム体ユニット及び最大外フレームを一体として繋ぎあわせることが出来、
前記最小軸棒は、その底端付近の両側部位に、それぞれ繋止柱を設置し、最小軸棒の繋止柱とフレーム体ユニット中最小フレーム体の繋止穴とを相互に繋合することによって、最小軸棒と、フレーム体ユニット及び最大外フレームを一体として繋ぎあわせることが出来ることを特徴とする、知育玩具。
【請求項2】
前記最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体の繋止穴の中には繋止部を有し、且つ前記繋止穴の内表面孔径は外表面孔径より小さいことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【請求項3】
前記複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒の繋止柱中央に切り込み溝を設置し、且つ繋止柱の先端部位に繋止ヘッドを設置し、繋止ヘッドの表面にガイド斜面を設けることによって、繋止ヘッドが繋止穴に入りやすくしたことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【請求項4】
前記最小軸棒は、フレーム体であっても良いことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【請求項1】
最大外フレームと、複数の順次縮小されたフレーム体ユニットと、最小軸棒と、を含み、
前記最大外フレームは、二つの対応する支持架を有し、且つ両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴を設置してあり、
前記複数の順次縮小されたフレーム体ユニットは、複数のフレーム体を含み、全てのフレーム体は皆二つの支持架を有し、前記両支持架の頂端付近にそれぞれ繋止穴を設置し、底端付近に繋止柱を設置し、フレーム体の繋止柱と繋止穴がそれぞれ繋合することによって、複数のフレーム体を一体として相互に繋ぎあわせることが出来、且つフレーム体ユニット中の最大フレーム体の繋止柱と最大外フレームを相互に繋合することによって、フレーム体ユニット及び最大外フレームを一体として繋ぎあわせることが出来、
前記最小軸棒は、その底端付近の両側部位に、それぞれ繋止柱を設置し、最小軸棒の繋止柱とフレーム体ユニット中最小フレーム体の繋止穴とを相互に繋合することによって、最小軸棒と、フレーム体ユニット及び最大外フレームを一体として繋ぎあわせることが出来ることを特徴とする、知育玩具。
【請求項2】
前記最大外フレーム及び複数の順次縮小されたフレーム体の繋止穴の中には繋止部を有し、且つ前記繋止穴の内表面孔径は外表面孔径より小さいことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【請求項3】
前記複数の順次縮小されたフレーム体及び最小軸棒の繋止柱中央に切り込み溝を設置し、且つ繋止柱の先端部位に繋止ヘッドを設置し、繋止ヘッドの表面にガイド斜面を設けることによって、繋止ヘッドが繋止穴に入りやすくしたことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【請求項4】
前記最小軸棒は、フレーム体であっても良いことを特徴とする請求項1に記載の知育玩具。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図1B】
【図1C】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2010−253239(P2010−253239A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−230571(P2009−230571)
【出願日】平成21年10月2日(2009.10.2)
【出願人】(509274843)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年10月2日(2009.10.2)
【出願人】(509274843)
【Fターム(参考)】
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