説明

磁気軸受装置

【課題】 リラクタンス式変位センサによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸の良好な位置制御が可能になる磁気軸受装置を提供する。
【解決手段】 周辺部3aが磁性体からなる回転ディスク3と一対のスラスト用電磁石21,22とを有し、回転軸2の軸方向変位量に応じてスラスト用電磁石21,22に流れる電流が制御され、回転軸2の軸方向の位置を制御するスラスト磁気軸受Aと、回転軸2の表面に固定された回転子鉄心11と複数のラジアル用電磁石23とを有し、回転軸2の径方向変位量に応じてラジアル用電磁石23に流れる電流が制御され、回転軸2の径方向の位置を制御するラジアル磁気軸受Bと、回転軸2の軸方向変位量及び径方向変位量を検出するリラクタンス式変位センサSとを備え、回転ディスク3の周辺部3aから中央部3bを介して回転軸2に至る経路が磁気的に遮断された構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転軸をスラスト磁気軸受とラジアル磁気軸受とで非接触支持する磁気軸受装置に関する。
【背景技術】
【0002】
発電機や電動機などの回転機器の回転軸を磁気を利用して非接触支持する磁気軸受装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
磁気軸受装置では、例えば、回転軸の軸方向両端側において回転軸を磁気吸引力によって非接触支持し、回転軸の径方向の変位量に応じてその位置を制御するためのラジアル磁気軸受と、軸方向の一端側において回転軸に固着された回転ディスクとその両側に回転ディスクの周辺部と対向配置された一対の電磁石とを有し、回転軸の軸方向の変位量に応じてその位置を制御するためのスラスト磁気軸受とを備えている。また、回転軸の径方向及び軸方向のそれぞれの変位量を検出するためのセンサも設けられている。
【特許文献1】特開2001−336528号公報
【特許文献2】特開2002−242931号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような磁気軸受装置では、例えば、図1に示すように、スラスト磁気軸受Aと、ラジアル磁気軸受Bと、回転軸2の変位量を検出するためのリラクタンス式変位センサSとが設けられた構成において、回転軸2及び回転ディスク3がともに磁性体からなるものとした場合には、スラスト磁気軸受Aの発生する磁束(制御用磁束)の一部が回転軸2を通ってリラクタンス式変位センサSにまで達し、リラクタンス式変位センサSのセンサ信号にノイズを与え、回転軸の良好な位置制御が行えなくなるという問題がある。
【0005】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、リラクタンス式変位センサによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸の良好な位置制御が可能になる磁気軸受装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の磁気軸受装置は、軸央部に回転機の回転子が設けられている回転軸の軸端部に円盤状の中央部が結合され前記中央部の周囲の周辺部が磁性体からなる回転ディスクと、前記回転ディスクの両側に前記回転ディスクの周辺部に対向して配置された一対のスラスト用電磁石とを有し、前記回転軸の軸方向変位量に応じて前記スラスト用電磁石に流れる電流が制御されることにより前記回転軸の軸方向の位置を制御するスラスト磁気軸受と、前記スラスト磁気軸受と前記回転機の回転子との間の前記回転軸の表面に固定された軸受用回転子鉄心と、前記軸受用回転子鉄心の周囲に前記軸受用回転子鉄心と対向して配置された複数のラジアル用電磁石とを有し、前記回転軸の径方向変位量に応じて前記ラジアル用電磁石に流れる電流が制御されることにより前記回転軸の径方向の位置を制御するラジアル磁気軸受と、前記スラスト磁気軸受と前記回転機の回転子との間に配置され、前記回転軸の軸方向変位量及び径方向変位量のうち少なくとも一方を検出するリラクタンス式変位センサとを備え、前記回転ディスクの前記周辺部から前記中央部を介して前記回転軸に至る経路が磁気的に遮断されるように構成されている。
【0007】
この構成によれば、回転ディスクの周辺部から中央部を介して回転軸に至る経路が磁気的に遮断されるように構成されているので、回転軸を介して回転ディスクの周辺部とリラクタンス式変位センサとを結ぶ磁路の形成を防止でき、リラクタンス式変位センサによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸の良好な位置制御が可能になる。
【0008】
また、前記リラクタンス式変位センサは、前記スラスト磁気軸受と前記ラジアル磁気軸受との間に配置されてあってもよい。
【0009】
また、前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体により形成されていてもよい。これにより、回転ディスクの周辺部と回転軸とを磁気的に遮断できる。
【0010】
また、前記回転ディスクは、前記中央部と前記周辺部とが溶接により接合されていてもよい。
【0011】
また、前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体のステンレスにより形成され、前記周辺部が炭素鋼により形成されていてもよい。
【0012】
また、前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体のステンレスにより形成され、前記周辺部が磁性体のステンレスにより形成されていてもよい。
【0013】
また、前記回転ディスクは、非磁性体からなるスペース部材を介して前記回転軸の軸端部と結合されていてもよい。これにより、回転ディスクの周辺部から中央部を介して回転軸に至る経路を磁気的に遮断できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以上に説明した構成を有し、磁気軸受装置において、リラクタンス式変位センサによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸の良好な位置制御が可能になるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態の磁気軸受装置の軸心に沿った断面を示す概略模式図である。
【0017】
本実施の形態の磁気軸受装置は、発電機や電動機などの回転機器の回転軸を非接触支持するものである。図1は、回転軸2の軸方向の一端側の構成を示しており、スラスト磁気軸受Aは図示されているように回転軸2の一端側にのみ設けられているが、ラジアル磁気軸受Bは回転軸2の軸方向両端側に設けられている。なお、図示していないが、回転軸2の軸方向両端側に設けられた2つのラジアル磁気軸受Bの間には、回転機主要部として、例えば、回転軸2とともに回転する円柱状のモータロータ(回転機の回転子)が回転軸2に固定されて設けられているとともに、モータロータの周囲にモータロータとギャップを挟んで配置されたモータステータが設けられている。このモータステータはケーシング1の図示されていない部分に固定されている。
【0018】
回転軸2は、鉄などの磁性体によって形成されている。回転軸2には、ラジアル磁気軸受の回転子鉄心11と、リラクタンス式変位センサの回転子鉄心8とが、非磁性体からなる回転子鉄心保持リング12a、12b、12cによって強固に固定されている。
【0019】
スラスト磁気軸受Aは、回転ディスク3と、回転ディスク3の軸方向両側にスラストギャップを挟んで配置された一対の電磁石21,22とによって構成されている。回転ディスク3の中央部と回転軸2の軸端部とは互いに嵌合されるように構成されており、回転ディスク3は、回転軸2の軸端部と嵌合されて非磁性体のボルト13によって回転軸2の軸端部に強固に固定されている。電磁石21,22はそれぞれリング状のステータ鉄心4a,4bおよびリング状の電磁コイル5a,5bによって構成され、ケーシング1に固定されている。
【0020】
ラジアル磁気軸受Bは、回転軸2に固定されたリング状の回転子鉄心11と、4つの電磁石23とによって構成されている。これら4つの電磁石23は、回転軸2の回転子鉄心11の周囲でラジアルギャップを介し、円周方向に等間隔で配置され、それぞれステータ鉄心9および電磁コイル10によって構成され、ケーシング1に固定されている。
【0021】
リラクタンス式変位センサSは、回転軸2に固定されたリング状の回転子鉄心8と、回転子鉄心8の周囲で、円周方向に等間隔で配置され回転軸2の径方向の変位を検出する4つのセンサ部と、軸方向に並んで配置され回転軸2の軸方向の変位を検出する2つのセンサ部とからなる。合計6つのセンサ部のそれぞれは、ケーシング1に固定されたステータ鉄心6およびコイル7を有している。
【0022】
図2(a)は、回転ディスク3の断面図であり、図2(b)は、軸方向から視た回転ディスク3の正面図である。
【0023】
この回転ディスク3は、磁性体からなる周辺部3aと、非磁性体からなる中央部3bと、周辺部3aの磁性体と中央部3bの非磁性体とを溶接により接合した接合部3cとからなる。非磁性体からなる中央部3bが回転軸2の軸端部にボルト13によってネジ止めされて固定される。例えば、周辺部3aが炭素鋼で形成され、中央部3bが非磁性体のステンレスで形成されていてもよいし、周辺部3aが磁性体のステンレスで形成され、中央部3bが非磁性体のステンレスで形成されていてもよい。
【0024】
この磁気軸受装置では、回転軸2の軸方向変位及び径方向変位はリラクタンス式変位センサSによりそれぞれ検出され、電気信号に変換される。変換された電気信号は、図示しない制御装置によって、回転軸2を安定に支持する信号に変換され、さらに電力増幅され、電流信号としてスラスト磁気軸受の電磁石21,22およびラジアル磁気軸受の電磁石23に供給される。スラスト磁気軸受の電磁石21,22およびラジアル磁気軸受の電磁石23はそれぞれのコイルに流れる電流に相当する磁気吸引力で回転軸2を吸引し、非接触で安定支持する。
【0025】
図3(a)は、本実施の形態の磁気軸受装置及びその近傍のコンピュータシミュレーションによる漏洩磁束の状態を示す図であり、図3(b)は、比較例の磁気軸受装置及びその近傍のコンピュータシミュレーションによる漏洩磁束の状態を示す図である。なお、比較例は、回転ディスク3の全体が磁性体によって形成されている他は、図1に示す本実施の形態の場合と同様の構成である。また、ここでは、いずれの場合も、ケーシング1等の形状及び配置を実機と近い条件にしてシミュレーションを行っている。
【0026】
比較例の場合、図3(b)に示されるように、漏洩磁束が、スラスト磁気軸受Aのステータ鉄心4aから、ケーシング1、リラクタンス式変位センサSのステータ鉄心6やラジアル磁気軸受Bのステータ鉄心9、回転軸2、回転ディスク3、スラスト磁気軸受Aのステータ鉄心4aを通る不要な磁路が形成される。これに対し、回転ディスク3の中央部3bが非磁性体により形成された本実施の形態の場合、図3(a)に示されるように、回転軸2を通る漏洩磁束が無くなっており、図3(b)のような不要な磁路は形成されていない。また、ここでは、ケーシング1が磁性体で形成されているものとしているが、非磁性体で形成することにより、より漏洩磁束の低減が可能になる。
【0027】
本実施の形態では、回転ディスク3の中央部3bが非磁性体により形成されているので、回転ディスク3の周辺部3aから中央部3bを介して回転軸2に至る経路が磁気的に遮断され、回転軸2を介して回転ディスク3の周辺部3aとリラクタンス式変位センサSとを結ぶ磁路の形成を防止でき、リラクタンス式変位センサSによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸2の良好な位置制御が可能になる。
【0028】
なお、回転ディスク3を固定するボルト13は、前述のように非磁性体からなるものが望ましいが、磁性体のものを用いてもよい。
【0029】
(変形例)
図4は、本実施の形態の変形例で用いる回転軸及び回転ディスクを示す側面図である。
【0030】
この変形例では、回転ディスク3Aは、非磁性体のスペース部材3Bを介して回転軸2の軸端部に非磁性体のボルト14によってネジ止めされて固定されている。ここで、回転ディスク3Aの中央部とスペース部材3Bとが互いに嵌合されるとともにスペース部材3Bと回転軸2の軸端部とが互いに嵌合されるように構成され、ボルト14によって固定されている。この場合、回転ディスク3Aは、その全体が磁性体(炭素鋼あるいは磁性体のステンレス等)によって形成されている。なお、図1の回転ディスク3のように、周辺部が磁性体で形成され、中央部が非磁性体で形成されてあってもよい。これ以外の構成は、図1の構成と同様である。
【0031】
この変形例の場合、回転ディスク3Aが非磁性体のスペース部材3Bを介して回転軸2に固定されているので、図1の場合と同様、回転ディスク3Aの周辺部から中央部を介して回転軸2に至る経路が磁気的に遮断され、回転軸2を介して回転ディスク3Aの周辺部とリラクタンス式変位センサSとを結ぶ磁路の形成を防止でき、リラクタンス式変位センサSによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸2の良好な位置制御が可能になる。
【0032】
スペース部材3Bに用いられる非磁性体としては、非磁性体のステンレス、チタン、セラミックス、銅、真鍮、アルミニウム、ニッケル基合金の非磁性体、等がある。
【0033】
なお、図1、図4の構成では、リラクタンス式変位センサSを、回転軸2の軸方向変位及び径方向変位の両方を検出するものとしたが、いずれか一方の変位のみを検出するものとし、他方の変位は、他の場所に設けた別のセンサにより検出するようにしてもよい。
【0034】
また、図1、図4の構成では、リラクタンス式変位センサSがスラスト磁気軸受Aとラジアル磁気軸受Bとの間に配置されているが、ラジアル磁気軸受Bと図示されていない回転機主要部(例えばモータロータ及びモータステータ)との間に、リラクタンス式変位センサSが配置された構成であってもよい。この場合、図1において、スラスト磁気軸受Aの左側にラジアル磁気軸受Bが配置され、ラジアル磁気軸受Bの左側にリラクタンス式変位センサSが配置された構成になる。この構成において、回転ディスクの周辺部からその中央部を介して回転軸2に至る経路が磁気的に遮断されていない場合には、漏洩磁束が、スラスト磁気軸受Aのステータ鉄心4aから、ケーシング1、リラクタンス式変位センサSのステータ鉄心6や上記回転機主要部、回転軸2、回転ディスク(3,3A)、スラスト磁気軸受Aのステータ鉄心4aを通る不要な磁路が形成されるが、本実施の形態のように回転ディスク(3,3A)の周辺部からその中央部を介して回転軸2に至る経路が磁気的に遮断された構成とすることにより、上記の不要な磁路の形成を防止でき、リラクタンス式変位センサSによる検出精度の劣化を防ぎ、回転軸2の良好な位置制御が可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明に係る磁気軸受装置は、発電機及び電動機に用いられる磁気軸受装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態の磁気軸受装置の軸心に沿った断面を示す概略模式図である。
【図2】(a)は、図1の回転ディスクの断面図であり、(b)は、図1の軸方向から視た回転ディスクの正面図である。
【図3】(a)は、本実施の形態の磁気軸受装置及びその近傍のコンピュータシミュレーションによる漏洩磁束の状態を示す図であり、(b)は、比較例の磁気軸受装置及びその近傍のコンピュータシミュレーションによる漏洩磁束の状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の変形例で用いる回転軸及び回転ディスクを示す側面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 ケーシング
2 回転軸
3 回転ディスク
3a 回転ディスクの周辺部
3b 回転ディスクの中央部
3A 回転ディスク
3B スペース部材
6 リラクタンス式変位センサのステータ鉄心
7 リラクタンス式変位センサのコイル
8 リラクタンス式変位センサの回転子鉄心
11 ラジアル磁気軸受の回転子鉄心
21,22 スラスト磁気軸受の電磁石
23 ラジアル磁気軸受の電磁石
A スラスト磁気軸受
B ラジアル磁気軸受
S リラクタンス式変位センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸央部に回転機の回転子が設けられている回転軸の軸端部に円盤状の中央部が結合され前記中央部の周囲の周辺部が磁性体からなる回転ディスクと、前記回転ディスクの両側に前記回転ディスクの周辺部に対向して配置された一対のスラスト用電磁石とを有し、前記回転軸の軸方向変位量に応じて前記スラスト用電磁石に流れる電流が制御されることにより前記回転軸の軸方向の位置を制御するスラスト磁気軸受と、
前記スラスト磁気軸受と前記回転機の回転子との間の前記回転軸の表面に固定された軸受用回転子鉄心と、前記軸受用回転子鉄心の周囲に前記軸受用回転子鉄心と対向して配置された複数のラジアル用電磁石とを有し、前記回転軸の径方向変位量に応じて前記ラジアル用電磁石に流れる電流が制御されることにより前記回転軸の径方向の位置を制御するラジアル磁気軸受と、
前記スラスト磁気軸受と前記回転機の回転子との間に配置され、前記回転軸の軸方向変位量及び径方向変位量のうち少なくとも一方を検出するリラクタンス式変位センサとを備え、
前記回転ディスクの前記周辺部から前記中央部を介して前記回転軸に至る経路が磁気的に遮断されるように構成された磁気軸受装置。
【請求項2】
前記リラクタンス式変位センサは、前記スラスト磁気軸受と前記ラジアル磁気軸受との間に配置された請求項1に記載の磁気軸受装置。
【請求項3】
前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体により形成された請求項1に記載の磁気軸受装置。
【請求項4】
前記回転ディスクは、前記中央部と前記周辺部とが溶接により接合された請求項3に記載の磁気軸受装置。
【請求項5】
前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体のステンレスにより形成され、前記周辺部が炭素鋼により形成された請求項3に記載の磁気軸受装置。
【請求項6】
前記回転ディスクの前記中央部が非磁性体のステンレスにより形成され、前記周辺部が磁性体のステンレスにより形成された請求項3に記載の磁気軸受装置。
【請求項7】
前記回転ディスクは、非磁性体からなるスペース部材を介して前記回転軸の軸端部と結合された請求項1に記載の磁気軸受装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−243635(P2009−243635A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−93245(P2008−93245)
【出願日】平成20年3月31日(2008.3.31)
【出願人】(000000974)川崎重工業株式会社 (1,710)
【Fターム(参考)】