説明

神経系傷害および他の神経障害についての生物マーカーとしての神経タンパク質

本発明は、神経細胞傷害および/またはニューロンの障害の診断に用いられる生物マーカーを同定する。本発明の異なる生物マーカーの検出はまた、神経傷害の重症度の程度、傷害に関与する細胞、および傷害の細胞内局在性の診断に用いられる。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の段階を含む神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下から選択される、段階:
軸索タンパク質、アミロイド前駆体タンパク質、樹状突起タンパク質、細胞体タンパク質、シナプス前性タンパク質、シナプス後性タンパク質、脱髄生物マーカー、グリアタンパク質、神経伝達物質生物マーカー、ドーパミン作動性タンパク質、ノルアドレナリン作動性タンパク質、セロトニン作動性タンパク質、グルタミン酸作動性タンパク質、GABA作動性タンパク質、神経伝達物質受容体、神経伝達物質輸送体、ビメンチン(P31000)、CK-BB(P07335)、14-3-3-ε(P42655)、MMP2、MMP9、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項2】
軸索タンパク質が、αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200(NF-H)、NF-160(NF-M)、アミロイド前駆体タンパク質、およびαインターネキシンから選択される、請求項1記載の方法。
【請求項3】
樹状突起タンパク質が、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、およびコフィリン1、2から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項4】
細胞体タンパク質が、UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、およびHNP 22から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項5】
シナプス前性タンパク質が、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、およびアンフィフィシン-2(NP_647477)から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
シナプス後性タンパク質が、SD95-1、NMDA受容体(およびすべてのサブタイプ)-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体(すべてのサブタイプ)、mGluR(すべてのサブタイプ)、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、およびa-/b-SNAPから選択される、請求項1記載の方法。
【請求項7】
脱髄タンパク質が、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、ならびに乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項8】
グリアタンパク質が、GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、およびS100βから選択される、請求項1記載の方法。
【請求項9】
神経伝達物質が、コリン作動性神経伝達物質、ドーパミン作動性神経伝達物質、ノルアドレナリン作動性神経伝達物質、セロトニン作動性神経伝達物質、グルタミン酸作動性神経伝達物質、およびGABA作動性神経伝達物質から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項10】
神経伝達物質受容体が、NMDA受容体サブユニット、グルタミン酸受容体サブユニット(AMPA)、カイニン酸受容体、β-アドレナリン受容体サブタイプ、α-アドレナリン受容体サブタイプ、GABA受容体、代謝調節型グルタミン酸受容体、5-HTセロトニン受容体、ドーパミン受容体、ムスカリン性Ach受容体、およびニコチン性アセチルコリン受容体から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項11】
神経伝達物質輸送体が、ノルエピネフリン輸送体(NET)、ドーパミン輸送体(DAT)、セロトニン輸送体(SERT)、小胞輸送体タンパク質(VMAT1およびVMAT2)、GABA輸送体小胞阻害性アミノ酸輸送体(VIAAT/VGAT)、グルタミン酸輸送体、小胞アセチルコリン輸送体、およびコリン輸送体から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項12】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーが神経系傷害および/またはニューロンの障害を診断するために用いられる、請求項1記載の方法。
【請求項13】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーが以下を含む、請求項12記載の方法:αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68、NF-L-2、タウ-3、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、NeuN-1、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、PSD95-1、NMDA受容体-2、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、GFAP(P47819)、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、コルテキシン-1(P60606)、オレキシン受容体(OX-1R、OX-2R)、ストリアチン、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、ならびにニューロカルシン(NC)。
【請求項14】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーが神経系傷害および/またはニューロンの障害を診断するために用いられ、該生物マーカーが以下を含む、請求項1記載の方法:スタスミン、ヒポカルシン、SCG10、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、カルビンジンD9K、カルビンジンD28K(NP_114190)、小脳CaBP、スポット35;コルテキシン-1(P60606)、H-2Z1遺伝子産物;CD15(3-フコシル-N-アセチル-ラクトサミン)エピトープ;オレキシン受容体、オレキシン、MBP、MOG、PLP、MAG;シュワン細胞ミエリンタンパク質;ストリアチン、Rhes;Gadd45a;ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499);PH8、PEP-19、ニューロカルシン(NC)、ニューロン特異的EFハンドCa2+結合タンパク質、エンセファロプシン、ストリアチン、SG2NA、ジネジン、リカバリン、およびビシニン。
【請求項15】
生物マーカーが、SCG10、スタスミン、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、H-2Z1、CD15、オレキシン受容体、オレキシン、シュワン細胞ミエリンタンパク質、Rhesタンパク質、ストリアチン、Gadd45a、ペリフェリンのうち任意の1つまたは複数を含む、請求項1記載の方法。
【請求項16】
1つまたは複数の生物マーカーの検出が細胞型を区別する、請求項1記載の方法。
【請求項17】
生物マーカーが、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質;GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、S100β;Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、PTPアーゼ(CD45)、CD40、CD68、CD11b、フラクタルキン(CX3CL1)およびフラクタルキン受容体(CX3CR1)、5-d-4抗原;シュワン細胞ミエリンタンパク質;ならびにテネイシンのうち任意の1つまたは複数を含む、請求項16記載の方法。
【請求項18】
1つまたは複数の生物マーカーの検出が細胞内傷害の診断となる、請求項1記載の方法。
【請求項19】
生物マーカーが神経系細胞内タンパク質生物マーカー、軸索タンパク質:αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200(NF-H)、NF-160(NF-M)、アミロイド前駆体タンパク質、αインターネキシン;樹状突起タンパク質:βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、コフィリン1、2;細胞体タンパク質:UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、HNP 22;神経核タンパク質:NeuN-1、S/G(2)核自己抗原(SG2NA)、ハンチンチン;シナプス前性タンパク質:シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、アンフィフィシン-2(NP_647477);シナプス後性タンパク質:PSD95-1、NMDA受容体-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体、mGluR、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、およびa-/b-SNAP、のうち任意の1つまたは複数を含む、請求項18記載の方法。
【請求項20】
生物マーカーの複数が検出される、請求項1記載の方法。
【請求項21】
生物マーカーの少なくとも2つが検出される、請求項1記載の方法。
【請求項22】
生物マーカーの少なくとも3つが検出される、請求項1記載の方法。
【請求項23】
生物マーカーの少なくとも4つが検出される、請求項1記載の方法。
【請求項24】
タンパク質、それらのペプチドまたは誘導体が検出される、請求項1記載の方法。
【請求項25】
少なくとも2つの生物マーカーの任意の組み合わせが神経系傷害および/またはニューロンの障害を診断するために用いられる、請求項1記載の方法。
【請求項26】
マーカーの複数が、神経系傷害および/またはニューロンの障害を診断するために組み合わせて用いられる、請求項1記載の方法。
【請求項27】
試料が、脳脊髄液、血液、血漿、血清、尿、組織、細胞および器官からなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項28】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーが、神経系傷害および/もしくはニューロンの障害に罹りやすい、または罹っている患者からのタンパク質プロファイルを正常な被験体と比較することにより検出される、請求項1記載の方法。
【請求項29】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーがイムノアッセイを用いて検出される、請求項1記載の方法。
【請求項30】
イムノアッセイがELISAである、請求項29記載の方法。
【請求項31】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーがバイオチップアレイを用いて検出される、請求項1記載の方法。
【請求項32】
バイオチップアレイがタンパク質チップアレイである、請求項31記載の方法。
【請求項33】
バイオチップアレイが核酸アレイである、請求項31記載の方法。
【請求項34】
1つまたは複数のマーカーがバイオチップアレイ上に固定化されている、請求項31記載の方法。
【請求項35】
固定化された1つまたは複数のマーカーが、マーカーの分子量を検出するためにレーザーイオン化に供される、請求項34記載の方法。
【請求項36】
1つまたは複数のマーカーの分子量が、総イオン電流に対して標準化されている閾値強度に対して分析される、請求項35記載の方法。
【請求項37】
対数変換が、検出されるマーカーの数を制限するためにピーク強度範囲を縮小させるために用いられる、請求項36記載の方法。
【請求項38】
以下の段階を含む、請求項31記載の方法:
バイオチップアレイ上に固定化された被験体試料に関するデータを、バイオチップをレーザーイオン化に供し、質量/電荷比についてのシグナルの強度を検出することにより発生させる段階;ならびに、
データをコンピュータ読み取り可能な形式へ変換する段階;
ならびに、神経系傷害および/またはニューロンの障害に罹っている患者に存在し、かつ正常な被験体対照において欠けているマーカーを表すシグナルを検出するために、ユーザー入力パラメーターによりデータを分類するアルゴリズムを実行する段階。
【請求項39】
バイオチップアレイの表面が1つまたは複数の抗体を含む、請求項38記載の方法。
【請求項40】
バイオチップアレイの表面が一本鎖または二本鎖核酸を含む、請求項38記載の方法。
【請求項41】
バイオチップアレイの表面がタンパク質、それらのペプチドまたは断片を含む、請求項38記載の方法。
【請求項42】
バイオチップアレイの表面がアミノ酸プローブを含む、請求項38記載の方法。
【請求項43】
バイオチップアレイの表面がファージディスプレイライブラリーを含む、請求項38記載の方法。
【請求項44】
1つまたは複数のマーカーが、以下の段階を含むレーザー脱離/イオン化質量分析法を用いて検出される、請求項38記載の方法:
付着した吸着剤を含む質量分析計による使用に適応したプローブを提供する段階、および;
被験体試料を吸着剤と接触させる段階、および;
プローブからマーカーを脱離しかつイオン化し、脱イオン化/イオン化マーカーを質量分析計で検出する段階。
【請求項45】
レーザー脱離/イオン化質量分析法が以下の段階を含む、請求項44記載の方法:
付着した吸着剤を含む基質を提供する段階;
被験体試料を吸着剤と接触させる段階;
付着した吸着剤を含む質量分析計による使用に適応したプローブ上に基質を置く段階;および、
プローブからマーカーを脱離しかつイオン化し、脱離/イオン化マーカーを質量分析計で検出する段階。
【請求項46】
吸着剤が、抗体、一本鎖または二本鎖オリゴヌクレオチド、アミノ酸、タンパク質、そのペプチドまたは断片である、請求項44記載の方法。
【請求項47】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の軸索タンパク質から選択される、段階:
αIIスペクトリン、SPDB、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200(NF-H)、NF-160(NF-M)、アミロイド前駆体タンパク質、αインターネキシン、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項48】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーがアミロイド前駆体タンパク質、そのペプチドまたは断片である、段階、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項49】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の樹状突起タンパク質から選択される、段階:
βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、コフィリン1、2、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項50】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の細胞体タンパク質から選択される、段階:
UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質(P42655)、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、HNP 22、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項51】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のシナプス前性タンパク質から選択される、段階:
シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、アンフィフィシン-2(NP_647477)、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項52】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のシナプス後性タンパク質から選択される、段階:
PSD95-1、NMDA受容体(およびすべてのサブタイプ)-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体、mGluR、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、a-/b-SNAP、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項53】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の脱髄タンパク質から選択される、段階:
ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項54】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のグリアタンパク質およびミクログリアタンパク質から選択される、段階:
GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、S100β、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、PTPアーゼ(CD45)、CD40、CD68、CD11b、フラクタルキン(CX3CL1)およびフラクタルキン受容体(CX3CR1)、5-d-4抗原、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項55】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のコリン作動性タンパク質から選択される、段階:
アセチルコリンエステラーゼ、コリンアセチルトランスフェラーゼ、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項56】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のドーパミン作動性タンパク質から選択される、段階:
チロシンヒドロキシラーゼ(TH)、ホスホ-TH、DARPP32;ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(DbH)、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項57】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のアドレナリン作動性タンパク質から選択される、段階:
アドレナリン作動性生物マーカー:フェニルエタノールアミンN-メチルトランスフェラーゼ(PNMT)、トリプトファンヒドロキシラーゼ(TrH)、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項58】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の各神経系細胞型由来の少なくとも1つの生物マーカーから選択される、段階:
αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68、NF-L-2、タウ-3、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、NeuN-1、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、PSD95-1、NMDA受容体-2およびサブタイプ、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、GFAP(P47819)、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、コルテキシン-1(P60606)、オレキシン受容体、OX-1R、OX-2R、ストリアチン、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、ニューロカルシン(NC)、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項59】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のグルタミン酸作動性タンパク質から選択される、段階:
グルタミナーゼ、グルタミン合成酵素;GABAトランスアミナーゼ[GABAT]、GABA-B-R2、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項60】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下のGABA作動性タンパク質から選択される、段階:
GABAトランスアミナーゼ(4-アミノブチレート-2-ケトグルタレートトランスアミナーゼ[GABAT])、グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD25、44、65、67)、GABA-B-R2、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項61】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の神経伝達物質受容体から選択される、段階:
NMDA受容体サブユニット、NR1A2B、グルタミン酸受容体サブユニット、AMPA、カイニン酸受容体、GluR1、GluR4、β-アドレナリン受容体サブタイプ、β(2)、α-アドレナリン受容体サブタイプ、α(2c)、GABA受容体、GABA(B)、代謝調節型グルタミン酸受容体、mGluR3、5-HTセロトニン受容体、5-HT(3)、ドーパミン受容体、D4、ムスカリン性Ach受容体、M1、ニコチン性アセチルコリン受容体、α-7、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項62】
以下の段階を含む、神経系傷害および/またはニューロンの障害を検出ならびに診断する方法:
被験体試料において少なくとも1つまたは複数のタンパク質生物マーカーを検出する段階、および;1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を、神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数の生物マーカーの検出を考慮し、1つまたは複数のタンパク質マーカーが以下の神経伝達物質輸送体から選択される、段階:
ノルエピネフリン輸送体(NET)、ドーパミン輸送体(DAT)、セロトニン輸送体(SERT)、小胞輸送体タンパク質、VMAT1、VMAT2、GABA輸送体、小胞阻害性アミノ酸輸送体(VIAAT/VGAT)、グルタミン酸輸送体、小胞アセチルコリン輸送体、小胞グルタミン酸輸送体1、VGLUT1;BNPI、VGLUT2、コリン輸送体、CHT1、それらのペプチド、断片または誘導体、ならびに;
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を神経系傷害および/またはニューロンの障害の診断と相関させる段階であって、相関が、正常な被験体と比較した、各診断における1つまたは複数のタンパク質生物マーカーの検出を考慮する、段階。
【請求項63】
以下を含む生物マーカーの組成物/パネル:
αIIスペクトリン(およびSPDB)-1、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200(NF-H)、NF-160、NF-M、アミロイド前駆体タンパク質、αインターネキシン、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、コフィリン1、2;UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質、14-3-3-ε(P42655)、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、HNP 22、NeuN-1、S/G(2)核自己抗原(SG2NA)、ハンチンチン、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、アンフィフィシン-2(NP_647477)、PSD95-1、NMDA受容体、NMDA受容体サブタイプ-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体、AMPA-カイニン酸受容体サブタイプ、mGluR、mGluRサブタイプ、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、a-/b-SNAP、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質、GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、S100β、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、PTPアーゼ(CD45)、CD40、CD68、CD11b、フラクタルキン(CX3CL1)およびフラクタルキン受容体(CX3CR1)、5-d-4抗原、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、ヒポカルシン、SCG10、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、カルビンジンD9K、カルビンジンD28K(NP_114190)、小脳CaBP、スポット35;コルテキシン-1(P60606)、H-2Z1遺伝子産物、CD15(3-フコシル-N-アセチル-ラクトサミン)エピトープ、オレキシン受容体(OX-1RおよびOX-2R)-食欲、オレキシン(視床下部特異的ペプチド)、MBP、MOG、PLP、MAG、シュワン細胞ミエリンタンパク質、ストリアチン、Rhes、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、PH8、セロトニン作動性、ドーパミン作動性、PEP-19、ニューロカルシン(NC)、ニューロン特異的EFハンドCa2+結合タンパク質、エンセファロプシン、ストリアチン、SG2NA、ジネジン、リカバリン、ビシニン、NMDA受容体サブユニット、NR1A2B、グルタミン酸受容体サブユニット、AMPA、カイニン酸受容体、GluR1、GluR4、β-アドレナリン受容体サブタイプ、β(2)、α-アドレナリン受容体サブタイプ、α(2c)、GABA受容体、GABA(B)、代謝調節型グルタミン酸受容体、mGluR3、5-HTセロトニン受容体、5-HT(3)、ドーパミン受容体、D4、ムスカリン性Ach受容体、M1、ニコチン性アセチルコリン受容体、α-7、ノルエピネフリン輸送体(NET)、ドーパミン輸送体(DAT)、セロトニン輸送体(SERT)、小胞輸送体タンパク質(VMAT1およびVMAT2)、GABA輸送体小胞阻害性アミノ酸輸送体(VIAAT/VGAT)、グルタミン酸輸送体、GLT1、小胞アセチルコリン輸送体、小胞グルタミン酸輸送体1、[VGLUT1;BNPI]およびVGLUT2、コリン輸送体、CHT1、アセチルコリンエステラーゼ、コリンアセチルトランスフェラーゼ[ChAT]、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)、ホスホ-TH、DARPP32、ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(DbH)、フェニルエタノールアミンN-メチルトランスフェラーゼ(PNMT)、トリプトファンヒドロキシラーゼ(TrH)、グルタミナーゼ、グルタミン合成酵素、GABAトランスアミナーゼ[GABAT]、ならびにGABA-B-R2。
【請求項64】
生物マーカーが以下を含む、請求項63記載の組成物:
αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68、NF-L-2、タウ-3、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、NeuN-1、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、PSD95-1、NMDA受容体-2、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、GFAP(P47819)、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、コルテキシン-1(P60606)、オレキシン受容体(OX-1R、OX-2R)、ストリアチン、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、ならびにニューロカルシン(NC)。
【請求項65】
以下を含む、被験体において神経系傷害および/またはニューロンの障害を診断するためのキット:
(a)損傷した神経細胞を有すると疑われるヒト被験体から単離された生体試料を保持するための基質、
(b)神経タンパク質の少なくとも1つまたは複数を特異的に結合する作用物質;および
(c)生体試料において少なくとも1つのマーカーの存在または量を検出するために生体試料または生体試料の一部を作用物質と反応させることに関しての、印刷された使用説明書。
【請求項66】
基質が、疎水性の、親水性の、荷電した、極性の、または金属のイオンである、請求項65記載のキット。
【請求項67】
作用物質が、抗体、一本鎖または二本鎖オリゴヌクレオチド、アミノ酸、タンパク質、そのペプチドまたは断片である、請求項65記載のキット。
【請求項68】
1つまたは複数のタンパク質生物マーカーがイムノアッセイを用いて検出される、請求項65記載のキット。
【請求項69】
生物マーカーが以下である、請求項68記載のキット:αIIスペクトリン(およびSPDB)-1、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200、NF-H、NF-160、NF-M、アミロイド前駆体タンパク質、αインターネキシン、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、コフィリン1、2;UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質、14-3-3-ε(P42655)、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、HNP 22、NeuN-1、S/G(2)核自己抗原(SG2NA)、ハンチンチン、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、アンフィフィシン-2(NP_647477)、PSD95-1、NMDA受容体、NMDA受容体サブタイプ-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体、AMPA-カイニン酸受容体サブタイプ、mGluR、mGluRサブタイプ、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、a-/b-SNAP、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質、GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、S100β、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、PTPアーゼ(CD45)、CD40、CD68、CD11b、フラクタルキン(CX3CL1)およびフラクタルキン受容体、CX3CR1、5-d-4抗原、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、ヒポカルシン、SCG10、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、カルビンジンD9K、カルビンジンD28K(NP_114190)、小脳CaBP、スポット35;コルテキシン-1(P60606)、H-2Z1遺伝子産物、CD15(3-フコシル-N-アセチル-ラクトサミン)エピトープ、オレキシン受容体(OX-1RおよびOX-2R)-食欲、オレキシン(視床下部特異的ペプチド)、MBP、MOG、PLP、MAG、シュワン細胞ミエリンタンパク質、ストリアチン、Rhes、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、PH8、セロトニン作動性、ドーパミン作動性、PEP-19、ニューロカルシン(NC)、ニューロン特異的EFハンドCa2+結合タンパク質、エンセファロプシン、ストリアチン、SG2NA、ジネジン、リカバリン、ビシニン、NMDA受容体サブユニット、NR1A2B、グルタミン酸受容体サブユニット、AMPA、カイニン酸受容体、GluR1、GluR4、β-アドレナリン受容体サブタイプ、β(2)、α-アドレナリン受容体サブタイプ、α(2c)、GABA受容体、GABA(B)、代謝調節型グルタミン酸受容体、mGluR3、5-HTセロトニン受容体、5-HT(3)、ドーパミン受容体、D4、ムスカリン性Ach受容体、M1、ニコチン性アセチルコリン受容体、α-7、ノルエピネフリン輸送体(NET)、ドーパミン輸送体(DAT)、セロトニン輸送体(SERT)、小胞輸送体タンパク質(VMAT1およびVMAT2)、GABA輸送体小胞阻害性アミノ酸輸送体(VIAAT/VGAT)、グルタミン酸輸送体、GLT1、小胞アセチルコリン輸送体、小胞グルタミン酸輸送体1、[VGLUT1;BNPI]およびVGLUT2、コリン輸送体、CHT1、アセチルコリンエステラーゼ、コリンアセチルトランスフェラーゼ[ChAT]、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)、ホスホ-TH、DARPP32、ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(DbH)、フェニルエタノールアミンN-メチルトランスフェラーゼ(PNMT)、トリプトファンヒドロキシラーゼ(TrH)、グルタミナーゼ、グルタミン合成酵素、GABAトランスアミナーゼ[GABAT]、ならびにGABA-B-R2。
【請求項70】
生物マーカーが以下を含む、請求項65記載のキット:
αIIスペクトリン、SPDB-1、NF-68、NF-L-2、タウ-3、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、NeuN-1、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、PSD95-1、NMDA受容体-2、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、GFAP(P47819)、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、コルテキシン-1(P60606)、オレキシン受容体(OX-1R、OX-2R)、ストリアチン、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、ならびにニューロカルシン(NC)。
【請求項71】
イムノアッセイがELISAである、請求項65記載のキット。
【請求項72】
生物マーカーとして特異的な抗体を含む、請求項65記載のキット。
【請求項73】
抗体が、以下に対して特異的である、請求項72記載のキット:αIIスペクトリン(およびSPDB)-1、NF-68(NF-L)-2、タウ-3、αII、IIIスペクトリン、NF-200、NF-H、NF-160、NF-M、アミロイド前駆体タンパク質、αインターネキシン、βIII-チューブリン-1、p24微小管関連タンパク質-2、α-チューブリン(P02551)、β-チューブリン(P04691)、MAP-2A/B-3、MAP-2C-3、スタスミン-4、ダイナミン-1(P21575)、フォセイン、ダイナクチン(Q13561)、ビメンチン(P31000)、ダイナミン、プロフィリン、コフィリン1、2;UCH-L1(Q00981)-1、グリコーゲンホスホリラーゼ-BB-2、PEBP(P31044)、NSE(P07323)、CK-BB(P07335)、Thy 1.1、プリオンタンパク質、ハンチンチン、14-3-3タンパク質、14-3-3-ε(P42655)、SM22-α、カルグラヌリンAB、α-シヌクレイン(P37377)、β-シヌクレイン(Q63754)、HNP 22、NeuN-1、S/G(2)核自己抗原(SG2NA)、ハンチンチン、シナプトフィシン-1、シナプトタグミン(P21707)、シナプトジャニン-1(Q62910)、シナプトジャニン-2、シナプシン1(シナプシン-Ia)、シナプシン2(Q63537)、シナプシン3、GAP43、バスーン(Bassoon)(NP_003449)、ピッコロ(Piccolo)(アクゾニン)(NP_149015)、シンタキシン、CRMP1、2、アンフィフィシン-1(NP_001626)、アンフィフィシン-2(NP_647477)、PSD95-1、NMDA受容体、NMDA受容体サブタイプ-2、PSD93、AMPA-カイニン酸受容体、AMPA-カイニン酸受容体サブタイプ、mGluR、mGluRサブタイプ、カルモジュリン依存性タンパク質キナーゼII(CAMPK)-α、β、γ、CaMPK-IV、SNAP-25、a-/b-SNAP、ミエリン塩基性タンパク質(MBP)および断片、ミエリンプロテオリピドタンパク質(PLP)、ミエリン乏突起神経膠細胞特異的タンパク質(MOSP)、ミエリン乏突起神経膠細胞糖タンパク質(MOG)、ミエリン関連タンパク質(MAG)、乏突起神経膠細胞NS-1タンパク質、GFAP(P47819)、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)-P04785、ニューロカルシンδ、S100β、Iba1、OX-42、OX-8、OX-6、ED-1、PTPアーゼ(CD45)、CD40、CD68、CD11b、フラクタルキン(CX3CL1)およびフラクタルキン受容体(CX3CR1)、5-d-4抗原、シュワン細胞ミエリンタンパク質、テネイシン、スタスミン、ヒポカルシン、SCG10、プルキンエ細胞タンパク質-2(Pcp2)、カルビンジンD9K、カルビンジンD28K(NP_114190)、小脳CaBP、スポット35;コルテキシン-1(P60606)、H-2Z1遺伝子産物、CD15(3-フコシル-N-アセチル-ラクトサミン)エピトープ、オレキシン受容体(OX-1RおよびOX-2R)-食欲、オレキシン(視床下部特異的ペプチド)、MBP、MOG、PLP、MAG、シュワン細胞ミエリンタンパク質、ストリアチン、Rhes、Gadd45a、ペリフェリン、末梢性ミエリンタンパク質22(AAH91499)、PH8、セロトニン作動性、ドーパミン作動性、PEP-19、ニューロカルシン(NC)、ニューロン特異的EFハンドCa2+結合タンパク質、エンセファロプシン、ストリアチン、SG2NA、ジネジン、リカバリン、ビシニン、NMDA受容体サブユニット、NR1A2B、グルタミン酸受容体サブユニット、AMPA、カイニン酸受容体、GluR1、GluR4、β-アドレナリン受容体サブタイプ、β(2)、α-アドレナリン受容体サブタイプ、α(2c)、GABA受容体、GABA(B)、代謝調節型グルタミン酸受容体、mGluR3、5-HTセロトニン受容体、5-HT(3)、ドーパミン受容体、D4、ムスカリン性Ach受容体、M1、ニコチン性アセチルコリン受容体、α-7、ノルエピネフリン輸送体(NET)、ドーパミン輸送体(DAT)、セロトニン輸送体(SERT)、小胞輸送体タンパク質(VMAT1およびVMAT2)、GABA輸送体小胞阻害性アミノ酸輸送体(VIAAT/VGAT)、グルタミン酸輸送体、GLT1、小胞アセチルコリン輸送体、小胞グルタミン酸輸送体1、[VGLUT1;BNPI]およびVGLUT2、コリン輸送体、CHT1、アセチルコリンエステラーゼ、コリンアセチルトランスフェラーゼ[ChAT]、チロシンヒドロキシラーゼ(TH)、ホスホ-TH、DARPP32、ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(DbH)、フェニルエタノールアミンN-メチルトランスフェラーゼ(PNMT)、トリプトファンヒドロキシラーゼ(TrH)、グルタミナーゼ、グルタミン合成酵素、GABAトランスアミナーゼ[GABAT]、ならびにGABA-B-R2。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公表番号】特表2007−532915(P2007−532915A)
【公表日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−508545(P2007−508545)
【出願日】平成17年4月15日(2005.4.15)
【国際出願番号】PCT/US2005/012746
【国際公開番号】WO2005/106038
【国際公開日】平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願人】(500228159)ユニバーシティ・オブ・フロリダ・リサーチ・ファンデーション・インコーポレーテッド (13)
【Fターム(参考)】