説明

移動者の転倒監視システム

【課題】工場内を巡回する作業者が転倒した場合に、即時にこれを検出することが可能な移動者の転倒監視システムを提供する。
【解決手段】作業者11のヘルメット12に装着したカメラ13にて、作業者11の周囲画像を撮影する。そして、監視側端末機102より転倒検出データの送信要求が送信されると、移動側端末機101より監視側端末機102に転倒検出データ、及びカメラ13で撮影した画像データを送信する。監視側端末機102では、転倒検出データに基づき、作業者11の転倒が検出された場合には、警報ブザー49及び警報ランプ50を作動させて監視人に通知すると共に、転倒直前の画像をディスプレイ46に表示する。監視人はこの画像を見ることにより、作業者11が転倒した場所を認識することができ、転倒した作業者11の救護に向かうことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動者が転倒した際にこれを検知して監視人に通知する転倒監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、工場等の建物内で勤務する作業者は、夜間などにおいては、工場内を1人で巡回して機器の点検作業や計器類の測定作業を行うことがある。このような状況下では、作業者が体調不良を起こして転倒した場合に、転倒したことを誰にも気づかれないことが有り、転倒した作業者がこのまま放置されてしまうことがあり得る。
【0003】
そこで、作業者の転倒を検知するシステムとして、従来より、特開2008−148237号公報(特許文献1)、特開2000−207665号公報(特許文献2)に記載された技術が提案されている。これらの特許文献1,2では、建物内に複数のカメラを設置して建物内で作業する作業者の映像を撮影し、撮影した画像に基づいてこの作業者が転倒したか否かを判定しようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−148237号公報
【特許文献2】特開2000−207665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1,2に開示された従来例は、建物内の作業者が通行する領域全体を網羅するようにカメラを設置する必要があり、建物が大きくなるほど設置するカメラの個数が多くなり、システム全体が大規模化し、コストが増大するという欠点がある。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡素な構成で移動者(例えば、工場内の作業者)が転倒したことを検出して監視人に知らせることのできる移動者の転倒監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、移動者に装着される移動側端末機と、前記移動側端末機と通信回線を介して接続される監視側端末機と、を備え、前記移動側端末機は、前記移動者の周囲映像を撮影する撮影手段と、前記移動者が転倒したことを検出する転倒検出手段と、前記転倒検出手段による転倒、非転倒を示す転倒検出データを前記監視側端末機に送信する移動側通信手段と、を有し、前記移動側端末機及び前記監視側端末機の少なくとも一方に、前記撮影手段で撮影された画像データを記憶する画像記憶手段を搭載し、前記監視側端末機は、表示手段と、前記転倒検出データを受信する監視側通信手段と、受信した前記転倒検出データが転倒を示すデータである場合に警報を発する警報手段と、前記転倒検出データが転倒を示すデータである場合に、前記画像記憶手段に記憶されている画像データのうち、転倒発生前の任意の時点の画像を前記表示手段に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記画像記憶手段は、前記移動側端末機に搭載され、前記監視側通信手段は、任意のタイミングで前記転倒検出データの送信要求を送信し、前記移動側通信手段は、前記送信要求が送信された際に、前記転倒検出データ及び前記画像記憶手段に記憶された画像データを送信することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記移動側通信手段は、前記送信要求を受信した際に、前記転倒検出データを送信すると共に、該転倒検出データが転倒を示すデータである場合に限り、前記画像データを送信することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、前記画像記憶手段は、前記監視側端末機に搭載され、前記移動側通信手段は、前記撮影手段で撮影された画像データを送信し、前記監視側通信手段は、前記移動側通信手段より送信された画像データを受信して、前記画像記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、前記通信回線は、公衆ネットワーク回線であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る移動者の転倒監視システムでは、簡素な構成で移動者が転倒したことを検出して監視人に知らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る転倒監視システムの移動側端末機を作業者が装着する様子を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第5実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る転倒監視システムの処理動作を示すシーケンス図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る転倒監視システムの処理動作を示すシーケンス図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る転倒監視システムの処理動作を示すシーケンス図である。
【図10】本発明の実施形態に係る転倒監視システムで、転倒が発生したときのディスプレイの表示例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、移動者の一例として、工場内で作業する作業者を例に挙げて説明する。
【0015】
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の第1実施形態に係る移動者の転倒監視システムの構成を示すブロックである。図1に示すように、本実施形態に係る転倒監視システムは、工場内を移動する作業者が装着する移動側端末機101と、該移動側端末機101と無線LAN等の通信回線で接続される監視側端末機102を備えている。
【0016】
移動側端末機101は、作業者が装着するヘルメットの適所に設けられ該作業者の周囲の映像を撮影するカメラ(撮影手段)13と、作業者の腰部等に装着されて該作業者が転倒したことを検出する転倒検知センサ(転倒検出手段)15と、カメラ13で撮影された画像を記憶すると共に転倒検知センサ15で検出された転倒検出データを送信するカメラサーバ21、及び移動側端末機101の各機器駆動用の電力を供給するバッテリ23を備えている。
【0017】
図2は、移動側端末機101を装着した作業者11を模式的に示す説明図であり、作業者11が装着するヘルメット12の前側の適所にはカメラ13が搭載されている。従って、該カメラ13により作業者11の前方の映像を撮影することができる。また、作業者11の腰部には移動側端末機101が装着されている。また、カメラ13と移動側端末機101は電線で接続されている。
【0018】
図1に示す転倒検知センサ15は、例えば重力方向を検出するセンサであり、センサが60度以上傾斜し、これが10秒以上継続した場合に転倒が発生しているものと判断する。なお、ここでいう10秒とはあくまでも一例であって、10秒よりも長く設定しても、または短くしても構わない。また、転倒検知センサ15を複数設けるようにしても構わない。転倒検知センサ15を複数設けることで、一つの転倒検知センサ15が故障してオンになった場合でも、誤って転倒と判断してしまう不具合を防止することができる。
【0019】
カメラサーバ21は、総括的な制御を行うCPU31と、該カメラサーバ21を駆動するためのシステムプログラムが記憶されるROM32と、CPU31による演算処理実行時のデータ記憶領域となるRAM33と、監視側端末機102との間で無線LANによりデータの送受信を行う通信部(移動側通信手段)34を備えている。
【0020】
更に、カメラサーバ21は、カメラ13で撮影された画像データを取得するインターフェース36と、転倒検知センサ15で検出された転倒検出データ(転倒、非転倒を示すデータ)を取得するインターフェース37、及びカメラ13で撮影された画像を記憶するメモリカード(画像記憶手段)35を備えている。
【0021】
メモリカード35は、例えば取り外しが可能なリング式メモリであり、カメラ13で撮影された画像データを決められた時間(例えば、10分間)だけ記憶すると共に、その後新規の画像データが入力された場合には、古い画像データに上書きして画像データを更新する。即ち、メモリカード35には、カメラ13で撮影される直近の10分間の画像データが記憶されることになる。なお、画像記憶手段はメモリカード35に限定されるものではなく、ハードディスク装置等の他の記憶媒体を用いても良い。
【0022】
CPU31は、通信部34にて監視側端末機102より送信される転倒検出データの送信要求を受信した場合に、転倒検知センサ15で検出された転倒検出データ、及びメモリカード35に記憶されている画像データを送信する処理を実行する。
【0023】
一方、監視側端末機102は、例えば工場内の監視室等の監視人が常駐する場所に設置され、監視用コンピュータ22と、警報ブザー(警報手段)49、及び警報ランプ(警報手段)50を備えている。
【0024】
監視用コンピュータ22は、CPU41と、監視用コンピュータ22を駆動するためのシステムプログラムが記憶されるROM42と、CPU41による演算処理実行時のデータ記憶領域となるRAM43と、各種のアプリケーションプログラムが記憶されるハードディスク44と、操作者による各種の入力を受け付ける操作部45と、各種の画像データを表示するディスプレイ(表示手段)46と、カメラサーバ21との間でデータの送受信を行う通信部(監視側通信手段)47と、警報ブザー49及び警報ランプ50に接続するためのインターフェース48を備えている。
【0025】
CPU41は、所定の時間間隔(例えば、5秒間隔)で、通信部47より転倒検出データの送信要求を送信する処理を実行し、且つ、移動側端末機101より送信される転倒検出データ及び画像データを取得し、これらをハードディスク44に記憶する処理を実行する。そして、後述するように、転倒検出データが転倒を示すデータである場合には、警報ブザー49及び警報ランプ50に警報信号を送信すると共に、転倒が発生した時刻の直前に取得した画像データをディスプレイ46に表示する処理を実行する。即ち、CPU41は、転倒検出データが転倒を示すデータである場合に、画像記憶手段(メモリカード35)に記憶されている画像データのうち、転倒発生前の任意の時点の画像を表示手段(ディスプレイ46)に表示する表示制御手段としての機能を備える。
【0026】
次に、上述のように構成された第1実施形態に係る転倒監視システムの動作を、図7に示すシーケンス図を参照して説明する。
【0027】
始めに、カメラサーバ21の電源がオンとされると(ステップA1)、カメラ13を作動させ(ステップA2)、且つ転倒検知センサ15を作動させる(ステップA3)。
【0028】
また、監視用コンピュータ22の電源がオンとされると(ステップB1)、監視タイマをスタートさせる(ステップB2)。この監視タイマは、例えば、RAM43に設定される。そして、監視タイマにより5秒が経過したか否かが判定され(ステップB3)、5秒が経過した場合には(ステップB3でYES)、通信部47より転倒検出データの送信要求をカメラサーバ21に送信する(ステップB4)。
【0029】
次いで、カメラサーバ21の通信部34は、送信要求を受信する(ステップA4)。そして、通信部34は、転倒検知センサ15で検出される転倒検出データを送信し(ステップA5)、且つカメラ13で撮影される画像データ(直前の5秒間の画像データ)を送信する(ステップA6)。
【0030】
監視用コンピュータ22の通信部47は、カメラサーバ21より送信された転倒検出データを受信し(ステップB5)、且つ画像データを受信する(ステップB6)。更に、CPU41は、受信した画像データをハードディスク44に記憶する(ステップB7)。
【0031】
次いで、CPU41は、受信した転倒検出データが転倒を示すデータであるか否かを判断し(ステップB8)、非転倒を示すデータである場合には(ステップB8でNO)、現在の画像データをディスプレイ46に表示する(ステップB9)。即ち、移動側端末機101を装着した作業者11が転倒していない場合(通常に作業している場合)には、カメラ13で撮影されるリアルタイム画像(正確には5秒前の画像)がディスプレイ46に表示されることになる。
【0032】
一方、転倒検出データが転倒を示すデータである場合には(ステップB8でYES)、CPU41は、警報ブザー49、及び警報ランプ50に警報信号を出力し、警報ブザー49を鳴動させると共に、警報ランプ50を点灯させる(ステップB10)。更に、転倒前30秒間の画像データをハードディスク44から読み出して、ディスプレイ46に表示する(ステップB11)。この表示では、例えば、5秒間隔で取得した6枚の画像データを、ディスプレイ46上に分割表示する。その結果、図10に示すように、作業者11が転倒する5秒前の画像P1、10秒前の画像P2、15秒前の画像P3、20秒前の画像P4、25秒前の画像P5、及び30秒前の画像P6が表示される。なお、ここでは警報手段として、警報ブザー49と警報ランプ50の併用例を記したが、これらの併用例に限らず、警報部材49か警報ランプ50の一方のみを設けるようにしても構わない。
【0033】
従って、監視室に常駐する監視人は、工場内で作業者が転倒したことをいち早く認識することができ、更にディスプレイ46に表示される画像を見ることにより、作業者が転倒する直前にカメラ13にて撮影された画像を認識することができる。従って、監視人は、この画像に基づいて、作業者が工場内のどの地点で転倒したかを知ることができ、いち早く転倒した作業者の救護に向かうことが可能となる。
【0034】
また、工場内の風景が単調である場合には、工場内の通路、作業スペース等を塗装色で区別したり、壁面に「A」「B」「C」等の記号を付することにより、監視人がディスプレイ46に表示された画像を基に、確実に作業者が転倒した場所を特定できるようにすることも可能である。
【0035】
その後、監視用コンピュータ22は、操作部45よりリセット信号が入力された場合に(ステップB12でYES)、警報ブザー49の鳴動を停止し、且つ警報ランプ50を消灯する(ステップB13)。
【0036】
このようにして、第1実施形態に係る移動者の転倒検出システムでは、作業者(移動者)11がカメラ13及び転倒検知センサ15を装着し、該作業者11が転倒した場合には、転倒をしたことが監視用コンピュータ22で認識されて、警報ブザー49、及び警報ランプ50が作動し、且つ転倒が発生する直前の画像がディスプレイ46に表示される。従って、監視室に常駐する監視人は作業者11が転倒したことを即時に認識することができ、また、転倒直前の画像を見ることにより、転倒した場所を特定することができるので、いち早く転倒した作業者の救護に向かうことができる。
【0037】
また、第1実施形態に係る移動者の転倒検出システムでは、作業者11自身がカメラ13を装着するので、工場内に多くのカメラを設ける必要がなく、システムの規模を簡素化することができ、システム全体のコストダウンを図ることができる。更に、従来のように工場内に設置したカメラで作業者の転倒を検出する方式では、工場が広くなるほど多くのカメラが必要となりコストアップに繋がるが、本実施形態では、工場内の広さに関係が無いので、工場の増設等により多くのコストがかかる等の問題を回避することができる。
【0038】
なお、上述した第1実施形態では、カメラサーバ21と監視用コンピュータ22との間を無線LANを用いて通信する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の無線通信を用いることも可能である。
【0039】
また、上記した第1実施形態では、5秒間隔で転倒検出データの送信要求を出力する例について説明したが、本発明は5秒に限定されるものではなく、また、同一時間間隔に限定されるものではない。
【0040】
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態に係る移動者の転倒監視システムについて説明する。図3は、第2実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロックである。図3は、第1実施形態で説明した図1の転倒監視システムと対比して、監視用コンピュータ22がハードディスク44を備えておらず、その代わりにメモリカード51を備えている点で相違する。それ以外の構成は図1と同様であるので、構成説明を省略する。
【0041】
そして、第2実施形態では、監視用コンピュータ22より転倒検出データの送信要求が送信された際に、カメラサーバ21は、転倒が検出されていない場合には転倒検出データのみを送信し、転倒が検出されている場合には転倒検出データに付随してメモリカード35に記憶されている画像データ(例えば、直前の30秒間分の画像データ)を送信する点で、前述した第1実施形態と相違する。
【0042】
以下、第2実施形態に係る転倒検出システムの動作を、図8に示すシーケンス図を参照して説明する。
【0043】
始めに、カメラサーバ21の電源がオンとされると(ステップA21)、カメラ13を作動させ(ステップA22)、且つ転倒検知センサ15を作動させる(ステップA23)。
【0044】
また、監視用コンピュータ22の電源がオンとされると(ステップB21)、監視タイマをスタートさせる(ステップB22)。この監視タイマは、例えば、RAM43に設定される。そして、監視タイマにより5秒が経過したか否かが判定され(ステップB23)、5秒が経過した場合には(ステップB23でYES)、通信部47より転倒検出データの送信要求をカメラサーバ21に送信する(ステップB24)。
【0045】
次いで、カメラサーバ21の通信部34は、送信要求を受信する(ステップA24)。そして、カメラサーバ21のCPU31は、転倒検知センサ15で検出される転倒検出データに基づき、転倒を示すデータであるか、或いは非転倒を示すデータであるかを判断する(ステップA25)。
【0046】
そして、非転倒である場合には(ステップA25でNO)、CPU31は通信部34より非転倒信号を送信する(ステップA26)。他方、転倒である場合には(ステップA25でYES)、CPU31は、通信部34より転倒信号を送信する(ステップA27)。更に、CPU31は、メモリカード35に記憶されている画像データ(例えば、30秒間の画像データ)を読み出して、通信部34より送信する(ステップA28)。
【0047】
次いで、監視用コンピュータ22の通信部47は、転倒検出結果を受信する(ステップB25)。即ち、カメラサーバ21の通信部34より送信される非転倒信号、或いは転倒信号を受信する。
【0048】
そして、CPU41は、受信した信号が転倒信号であるか或いは非転倒信号であるかを判定する(ステップB26)。その結果、非転倒信号である場合には(ステップB26で「非転倒」)、本処理を終了する。即ち、移動側端末機101を装着した作業者11が転倒していない場合(通常に作業している場合)には、警報信号を出力することなく、且つディスプレイ46に画像を表示せずに本処理を終了する。
【0049】
一方、転倒信号が受信された場合には(ステップB26で「転倒」)、CPU41は、カメラサーバ21より送信される画像データを通信部47にて受信し(ステップB27)更に、受信した画像データをメモリカード51に記憶する(ステップB28)。
【0050】
次いで、CPU41は、警報ブザー49、及び警報ランプ50に警報信号を出力し、警報ブザー49を鳴動させると共に、警報ランプ50を点灯させる(ステップB29)。更に、転倒前30秒間の画像データをメモリカード51から読み出して、ディスプレイ46に表示する(ステップB30)。この表示では、前述した図10に示すように、5秒間隔で取得した6枚の画像データを、ディスプレイ46上に分割表示する。
【0051】
その結果、監視室に常駐する監視人は、工場内で作業者11が転倒したことをいち早く認識することができ、更にディスプレイ46に表示される画像を見ることにより、作業者11が転倒する直前にカメラ13にて撮影された画像を認識することができる。従って、監視人は、この画像に基づいて、作業者11が工場内のどの場所で転倒したかを知ることができ、いち早く転倒した作業者11の救護に向かうことが可能となる。
【0052】
また、第1実施形態と同様に、工場内の風景が単調である場合には、工場内の通路、作業スペース等を塗装色で区別したり、壁面に「A」「B」「C」等の記号を付することにより、監視人がディスプレイ46に表示された画像を基に、確実に作業者11が転倒した場所を特定できるようにすることも可能である。
【0053】
その後、監視用コンピュータ22は、操作部45よりリセット信号が入力された場合に(ステップB31でYES)、警報ブザー49の鳴動を停止し、且つ警報ランプ50を消灯する(ステップB32)。
【0054】
このようにして、第2実施形態に係る移動者の転倒検出システムでは、作業者11がカメラ13及び転倒検知センサ15を装着し、該作業者11が転倒した場合には、転倒をしたことが監視用コンピュータ22で認識され、且つ転倒が発生する直前の画像がディスプレイ46に表示される。従って、監視室に常駐する監視人は作業者11が転倒したことを即時に認識することができ、また、転倒直前の画像を見ることにより、転倒した場所を特定することができるので、いち早く転倒した作業者11の救護に向かうことができる。
【0055】
また、第2実施形態に係る転倒検出システムでは、作業者11自身がカメラ13を装着するので、工場内に多くのカメラを設ける必要がなく、システムの規模を簡素化することができ、システム全体のコストダウンを図ることができる。
【0056】
更に、第2実施形態に係る転倒検出システムでは、カメラサーバ21は、転倒が発生している場合にのみ、監視用コンピュータ22に画像データを送信するので、転倒検出データの送信要求を受信する毎に画像データを送信する場合と比較して、通信負荷を軽減することができ、且つ消費電力を低減できるという利点がある。
【0057】
なお、上述した第2実施形態では、カメラサーバ21と監視用コンピュータ22との間を無線LANを用いて通信する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の無線通信を用いることも可能である。
【0058】
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態に係る移動者の転倒検出システムについて説明する。図4は、本発明の第3実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロックである。図4に示すように、本実施形態に係る転倒監視システムは、工場内を移動する作業者11が装着する移動側端末機201と、該移動側端末機201と無線LAN等の通信回線で接続される監視側端末機202を備えている。
【0059】
移動側端末機201は、作業者11が装着するヘルメット12の適所に設けられ該作業者11の周囲の映像を撮影するカメラ(撮影手段)13と、作業者11の腰部等に装着されて該作業者11が転倒したことを検出する転倒検知センサ(転倒検出手段)15と、カメラ13で撮影された画像、及び転倒検知センサ15で検出された転倒検出データを監視側端末機202に送信するカメラクライアント61、及び移動側端末機201の各機器駆動用の電力を供給するバッテリ23を備えている。
【0060】
転倒検知センサ15は、前述した第1,第2実施形態と同様に、例えば重力方向を検出するセンサであり、センサが60度以上傾斜し、これが10秒以上継続した場合に転倒が発生しているものと判断する。
【0061】
カメラクライアント61は、総括的な制御を行うCPU71と、該カメラクライアント61を駆動するためのシステムプログラムが記憶されるROM72と、CPU71による演算処理実行時のデータ記憶領域となるRAM73と、監視側端末機202との間でデータの送受信を行う通信部(移動側通信手段)74を備えている。
【0062】
更に、カメラクライアント61は、カメラ13で撮影された画像データを取得するインターフェース76と、転倒検知センサ15で検出された転倒検出データ(転倒、非転倒を示すデータ)を取得するインターフェース77を備えている。
【0063】
CPU71は、所定の時間間隔(例えば、5秒間)毎に、転倒検知センサ15で検出された転倒検出データ、及びカメラ13で撮影された画像データを送信する処理を実行する。
【0064】
一方、監視側端末機202は、例えば工場内の監視室等の監視人が常駐する場所に設置される画像保管サーバ62と、該画像保管サーバ62に接続される監視用コンピュータ63と、警報ブザー(警報手段)49、及び警報ランプ(警報手段)50を備えている。
【0065】
画像保管サーバ62は、CPU81と、該画像保管サーバ62を駆動するためのシステムプログラムが記憶されるROM82と、CPU81による演算処理実行時のデータ記憶領域となるRAM83と、各種のアプリケーションプログラムを記憶し、且つカメラクライアント61側より送信される画像データを記憶するハードディスク(画像記憶手段)84と、カメラクライアント61との間でデータの送受信を行う通信部(監視側通信手段)85、及び監視用コンピュータ63と接続するためのインターフェース86を備えている。
【0066】
CPU81は、所定の時間間隔毎に通信部85で受信される転倒検出データ、及び画像データを取得し、取得した転倒検出データをRAM83に記憶し、且つ画像データをハードディスク84に記憶する。
【0067】
また、監視用コンピュータ63は、CPU91と、該監視用コンピュータ63を駆動するためのシステムプログラムが記憶されるROM92と、CPU91による演算処理実行時のデータ記憶領域となるRAM93と、操作者による各種の入力を受け付ける操作部94と、各種の画像データを表示するディスプレイ(表示手段)97と、画像保管サーバ62と接続するためのインターフェース95と、警報ブザー49及び警報ランプ50と接続するためのインターフェース96を備えている。
【0068】
そして、CPU91は、画像保管サーバ62にて受信された転倒検出データが、転倒を示すデータである場合には、警報ブザー49及び警報ランプ50に警報信号を出力すると共に、転倒が発生した時刻の直前に取得した画像データ(例えば、30秒間の画像データ)をハードディスク84より読み出して、ディスプレイ97に表示する処理を実行する。
【0069】
即ち、CPU91は、転倒検出データが転倒を示すデータである場合に、画像記憶手段(ハードディスク84)に記憶されている画像データのうち、転倒発生前の任意の時点の画像を表示手段(ディスプレイ97)に表示する表示制御手段としての機能を備える。
【0070】
次に、上述のように構成された第3実施形態に係る転倒監視システムの動作を、図9に示すシーケンス図を参照して説明する。
【0071】
始めに、移動側端末機201側でカメラクライアント61の電源がオンとされると(ステップA41)、カメラ13を作動させ(ステップA42)、且つ転倒検知センサ15を作動させる(ステップA43)。更に、データ転送タイマ(例えば、5秒間)を作動させる(ステップA44)。このデータ転送タイマは、例えばRAM73に設定される。
【0072】
また、監視側端末機202側にて、画像保管サーバ62、及び監視用コンピュータ63の電源がオンとされる(ステップB41)。
【0073】
次いで、カメラクライアント61のCPU71は、カメラ13で撮影される画像データをRAM73に一旦記憶する(ステップA45)。その後、CPU71は、データ転送タイマにより5秒が計時されたか否かを判断し(ステップA46)、5秒が計時された場合には(ステップA46でYES)、転倒検知センサ15による転倒検出データを送信し(ステップA47)、且つ、RAM73に記憶した画像データを送信する(ステップA48)。
【0074】
画像保管サーバ62は、カメラクライアント61より送信される転倒検出データ、及び画像データを受信する(ステップB42,B43)。更に、受信した画像データをハードディスク84に記憶する(ステップB44)。
【0075】
その後、監視用コンピュータ63のCPU91は、画像保管サーバ62にアクセスして、転倒検出データが転倒を示すデータであるか否かを判断し(ステップB45)、非転倒を示すデータである場合には現在の画像データをディスプレイ97に表示する(ステップB46)。即ち、移動側端末機201を装着した作業者11が転倒していない場合(通常に作業している場合)には、カメラ13で撮影されるリアルタイム画像(正確には5秒前の画像)がディスプレイ97に表示されることになる。
【0076】
一方、転倒検出データが転倒を示すデータである場合には(ステップB45でYES)、CPU91は、警報ブザー49、及び警報ランプ50に警報信号を出力し、警報ブザー49を鳴動させると共に、警報ランプ50を点灯させる(ステップB47)。更に、転倒前30秒間の画像データを画像保管サーバ62のハードディスク84から読み出して、ディスプレイ97に表示する(ステップB48)。この表示では、例えば図10に示したように、5秒間隔で取得した6枚の画像データを、ディスプレイ97上に分割表示する。
【0077】
その結果、監視室に常駐する監視人は、工場内で作業者11が転倒したことをいち早く認識することができ、更にディスプレイ97に表示される画像を見ることにより、作業者11が転倒する直前にカメラ13にて撮影された画像を認識することができる。従って、監視人は、この画像に基づいて、作業者11が工場内のどの場所で転倒したかを知ることができ、いち早く転倒した作業者11の救護に向かうことが可能となる。
【0078】
また、工場内の風景が単調である場合には、工場内の通路、作業スペース等を塗装色で区別したり、壁面に「A」「B」「C」等の記号を付することにより、監視人がディスプレイ97に表示された画像を基に、確実に作業者11が転倒した場所を特定できるようにすることも可能である。
【0079】
その後、監視用コンピュータ63は、操作部94よりリセット信号が入力された場合に(ステップB49でYES)、警報ブザー49の鳴動を停止し、且つ警報ランプ50を消灯する(ステップB50)。
【0080】
このようにして、第3実施形態に係る移動者の転倒検出システムでは、作業者11がカメラ13及び転倒検知センサ15を装着し、該作業者11が転倒した場合には、転倒をしたことが監視用コンピュータ63で認識され、且つ転倒が発生する直前の画像がディスプレイ97に表示される。従って、監視室に常駐する監視人は作業者11が転倒したことを即時に認識することができ、また、転倒直前の画像を見ることにより、転倒した場所を特定することができるので、いち早く転倒した作業者11の救護に向かうことができる。
【0081】
また、第3実施形態に係る転倒検出システムでは、作業者11自身がカメラ13を装着するので、工場内に多くのカメラを設ける必要がなく、システムの規模を簡素化することができ、システム全体のコストダウンを図ることができる。
【0082】
更に、第3実施形態では、カメラクライアント61で撮影された画像データを画像保管サーバ62に送信し、該画像保管サーバ62にて画像データを記憶するので、カメラクライアント61に大容量の記憶装置を備える必要がなく、作業者が装着する移動側端末機201を小型、軽量化することができる。また、データの送信方向がカメラクライアント61から画像保管サーバ62への一方向であるので、通信負荷を軽減することができ、装置全体の構成を簡素化することができる。
【0083】
また、作業者11が転倒してカメラクライアント61が破損し、通信が不能になった場合でも、過去の画像データが送信されて画像保管サーバ62のハードディスク84に記憶されているので、作業者11の転倒前の画像データを確実に監視人に提示することができる。
【0084】
[第4実施形態の説明]
次に、本発明の第4実施形態に係る移動者の転倒検出システムについて説明する。図5は、本発明の第4実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロックである。図5に示すように、本実施形態に係る転倒監視システムは、工場内を移動する作業者11が装着する移動側端末機301と、該移動側端末機301とインターネット回線(公衆ネットワーク回線)105を介して接続される監視側端末機302を備えている。即ち、第4実施形態では、前述した第1実施形態と比較して、カメラサーバ21と監視用コンピュータ22との間をインターネット回線105を経由して接続する点で相違している。また、インターネット回線105を用いることにより、移動側端末機301とインターネット回線105との間にネットワークサーバ106が設けられており、カメラサーバ21はネットワークサーバ106を経由してインターネット回線105に接続されることになる。
【0085】
また、第4実施形態に係る移動者の転倒監視システムの処理手順は、前述した図7に示した処理と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0086】
そして、第4実施形態に係る移動者の転倒監視システムでは、前述した第1実施形態にて示した効果を達成できると共に、移動側端末機301と監視側端末機302がインターネット回線105により接続されるので、監視用コンピュータ22の接続位置の融通性が向上する。即ち、インターネット回線105に接続可能な場所に監視用コンピュータ22を適宜移動させることや、監視対象となる工場と離れた場所で作業者11の転倒を監視することが可能となる。
【0087】
更に、複数の工場内で作業する作業者11の転倒状況を、一つの基地局で一括して監視することも可能となる。
【0088】
[第5実施形態の説明]
次に、本発明の第5実施形態に係る移動者の転倒検出システムについて説明する。図6は、本発明の第5実施形態に係る転倒監視システムの構成を示すブロックである。図6に示すように、本実施形態に係る転倒監視システムは、工場内を移動する作業者11が装着する移動側端末機401と、該移動側端末機401とインターネット回線(公衆ネットワーク回線)105を介して接続される監視側端末機402を備えている。即ち、第5実施形態では、前述した第3実施形態と比較して、カメラクライアント61と画像保管サーバ62との間をインターネット回線105を経由して接続する点で相違している。また、インターネット回線105を用いることにより、移動側端末機401とインターネット回線105との間にネットワークサーバ106が設けられており、カメラクライアント61はネットワークサーバ106を経由してインターネット回線105に接続されることになる。
【0089】
また、第5実施形態に係る転倒監視システムの処理手順は、前述した図9に示した処理と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0090】
そして、第5実施形態に係る移動者の転倒監視システムでは、前述した第3実施形態にて示した効果を達成できると共に、移動側端末機301と監視側端末機302がインターネット回線105により接続されるので、監視用コンピュータ63の接続位置の融通性が向上する。即ち、図6に示すように監視用コンピュータ63aをインターネット回線105に接続することにより、適宜画像保管サーバ62にアクセスして作業者11の転倒情報を取得することができる。更に、複数の工場内で作業する作業者11の転倒状況を、一つの基地局で一括して監視することも可能となる。
【0091】
以上、本発明の移動者の転倒監視システムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
【0092】
例えば、上述した各実施形態では、作業者11のヘルメット12(図2参照)にカメラ13を搭載する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、作業者11の腰、胸、保護眼鏡等にカメラ13を装着することも可能である。更に、カメラ13と転倒検知センサ15、バッテリ23を一体化して移動側端末機(101,201,301,401)に形成することも可能である。
【0093】
また、本実施形態では、一つの監視側端末機(102,202,302,402)に対して一つの移動側端末機(101,201,301,401)が接続される例について示したが、複数の作業者11が移動側端末機を装着し、各移動側端末機を一つの監視側端末機に接続することも可能である。このような構成によれば、複数の作業者11の転倒状況を監視室に常駐する監視人が一括して監視することが可能となる。
【0094】
更に、上述した各実施形態では、移動者として工場内を巡回する作業者11を例に挙げて説明したが、本発明はその他の建物内で移動する移動者の転倒監視に適用することができる。
【0095】
また、作業者11に装着するカメラ13として、赤外線カメラを使用すれば、作業者11が暗い場所で転倒した場合であっても、転倒時の周囲映像を撮影し監視人に認識させることができる。
【0096】
更に、上述した各実施形態では、作業者11の転倒が検出された際に、転倒する直前の30秒間の画像をディスプレイに表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものでは無く、転倒発生前の任意の時点における画像を表示しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0097】
本発明は、工場内等を移動する移動者が転倒した場合にこれを即時に監視人に通知する上で極めて有用である。
【符号の説明】
【0098】
101,201,301,401 移動側端末機
102,202,302,402 監視側端末機
11 作業者(移動者)
12 ヘルメット
13 カメラ(撮影手段)
15 転倒検知センサ(転倒検出手段)
21 カメラサーバ
22,63 監視用コンピュータ
23 バッテリ
34,74 通信部(移動側通信手段)
35 メモリカード(画像記憶手段)
46,97 ディスプレイ(表示手段)
47,85 通信部(監視側通信手段)
49 警報ブザー(警報手段)
50 警報ランプ(警報手段)
61 カメラクライアント
62 画像保管サーバ
84 ハードディスク(画像記憶手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動者に装着される移動側端末機と、
前記移動側端末機と通信回線を介して接続される監視側端末機と、を備え、
前記移動側端末機は、
前記移動者の周囲映像を撮影する撮影手段と、
前記移動者が転倒したことを検出する転倒検出手段と、
前記転倒検出手段による転倒、非転倒を示す転倒検出データを前記監視側端末機に送信する移動側通信手段と、を有し、
前記移動側端末機及び前記監視側端末機の少なくとも一方に、前記撮影手段で撮影された画像データを記憶する画像記憶手段を搭載し、
前記監視側端末機は、
表示手段と、
前記転倒検出データを受信する監視側通信手段と、
受信した前記転倒検出データが転倒を示すデータである場合に警報を発する警報手段と、
前記転倒検出データが転倒を示すデータである場合に、前記画像記憶手段に記憶されている画像データのうち、転倒発生前の任意の時点の画像を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
を有することを特徴とする移動者の転倒監視システム。
【請求項2】
前記画像記憶手段は、前記移動側端末機に搭載され、
前記監視側通信手段は、任意のタイミングで前記転倒検出データの送信要求を送信し、
前記移動側通信手段は、前記送信要求が送信された際に、前記転倒検出データ及び前記画像記憶手段に記憶された画像データを送信することを特徴とする請求項1に記載の移動者の転倒監視システム。
【請求項3】
前記移動側通信手段は、前記送信要求を受信した際に、前記転倒検出データを送信すると共に、該転倒検出データが転倒を示すデータである場合に限り、前記画像データを送信することを特徴とする請求項2に記載の移動者の転倒監視システム。
【請求項4】
前記画像記憶手段は、前記監視側端末機に搭載され、
前記移動側通信手段は、前記撮影手段で撮影された画像データを送信し、
前記監視側通信手段は、前記移動側通信手段より送信された画像データを受信して、前記画像記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の移動者の転倒監視システム。
【請求項5】
前記通信回線は、公衆ネットワーク回線であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の移動者の転倒監視システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−243085(P2011−243085A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−116010(P2010−116010)
【出願日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(391009372)ミドリ安全株式会社 (201)
【Fターム(参考)】