説明

空気ポンプ式排出装置及びこれを備える生活用品用容器

底面に形成されたピストン挿入部の周縁に複数の空気排出孔が形成され、内容物が収容された容器本体に嵌合されるハウジングと、下部が開放された形状に設けられ、前記ハウジングの上側開口部に挿入される押さえ部と、前記押さえ部の底面から延びて前記ピストン挿入部に挿入された後に前記ハウジングの底面に係止される連結杆と、前記押さえ部と前記連結杆に貫設されて空気が通過する空気通過孔と、を有するピストンと、前記ハウジングの内部に設けられて前記ピストンを上側に弾持するバネと、を備えることを特徴とする空気ポンプ式排出装置が開示される。本発明によれば、容器本体から容易に分離可能であることから作業性が向上されて資源活用度が高いだけではなく、消費者の経済的な負担を軽減することができ、バネが内設されるような構造であることからバネを紛失する恐れがない。
また、本発明は、前記空気ポンプ式排出装置が装備されて歯磨きなどの内容物が排出装置により排出可能な生活用品用容器を提供する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は空気ポンプ式排出装置とこれを備える生活用品用容器に係り、さらに詳しくは、歯磨きなどの内容物を空気圧を用いて排出することのできる空気ポンプ式排出装置とこれを備える生活用品用容器に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、家庭で広く使用されている歯磨きは、軟質のチューブ状容器に入れられており、この種の歯磨きを使用するためには容器を押さなければならないため、押圧位置に応じてチューブがしわになったり、内容物が完全に排出し切れずチューブの内壁面に残留したりしていた。
【0003】
そこで、大韓民国登録実用新案第0261356号公報に開示された従来のピストン方式の空気密閉用保管容器は、管体により内周縁の上端部に結合されて上側圧力により密閉されて下降する押し棒を有するシリンダーと、管体によりシリンダーの下端に密閉結合されて中心に通孔が形成され、下端部に通孔よりも大径の作動孔が形成された作動下板と、多数の吸入通孔を有し、シリンダーの上端に結合される支持上板と、中心に排出孔を有し、作動下板の作動孔の下端に密閉結合される排出栓体と、作動下板と排出栓体との間に配設されてシリンダー内側の押し棒の上部に圧力が加えられると排出栓体の排出孔を開放させ、シリンダー内側の押し棒の上部に加えられた圧力が消えると排出栓体の排出孔を閉塞するチェック弁と、シリンダーの押し棒の上部に位置して圧力により押し棒を下降させるピストンと、から構成されている。
【0004】
このとき、ピストンは、中心に加圧斜面を有する結合孔が形成されて押し棒の上側においてシリンダーの内周縁に密閉結合される円筒状の加圧板と、下端は加圧板の係合孔に係合される係合突起を有し、下端部は加圧斜面に接触される加圧部を有し、胴体の途中に係止爪を有し、上端に押さえ板部を有する加圧バーと、多数の通孔を有し、加圧バーの胴体に嵌合されて下側において係止爪に係止される復元板と、一方の端がシリンダーの上部一側に結合され、他方の端は復元板を上向きに弾発させる弾発バネと、から構成されている。
【0005】
このような構成により、使用者がピストンの加圧バーを押すと、空気圧により押し棒が下側方向に押されながら圧力が発生することになり、チェック弁はこの圧力により排出栓体の排出孔を開放させて内容物が排出孔を介して保管容器の外部に排出されることになる。
【0006】
ところが、この種の従来のピストン方式の空気密閉用保管容器においては、ピストンがシリンダーとは別途の部品から構成されていないため、ピストンを分離して他のシリンダーに活用することが極めて困難であり、ピストン未装着の他のシリンダーに前記ピストンを装着するためには極めて煩雑なピストン分解及び組立て作業を経ることを余儀なくされるという問題点があった。
【0007】
すなわち、ピストンを他のシリンダーに活用するために既存に使用していたシリンダーから分離するためには、先ず、支持上板をシリンダーから分離し、復元板および加圧板が一体に結合された加圧バーを持ち上げた後、シリンダーの上部一側に結合された弾発バネを分離する過程を経なければならない。
【0008】
このため、ピストンをシリンダーから分離する作業が複雑であるだけではなく、ピストンを構成する加圧バー及び弾発バネが分離されているためシリンダーから分離後に前記弾発バネが紛失される恐れもあった。
【0009】
一方、ピストンをシリンダーから分離することが容易ではないため、ほとんどの使用者はピストンを他のシリンダーに効率よく活用することができない。この理由から、資源活用の面で非効率的であるだけではなく、内容物を充填しない場合に容器を捨ててからピストン付き容器を再購買することになるため経済的な負担が大きいという問題点があった。
【0010】
なお、ピストンが支持上板、復元板、加圧板、バネなどの多数の部品からなるため構造が複雑であるだけではなく、これによる製造上の不都合に起因して製造コストが上がるという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
そこで、本発明の目的は、容器本体から容易に分離可能であることから作業性が向上されて資源活用度が高いだけではなく、消費者の経済的な負担を軽減することができ、バネが内設されるような構造であるためバネを紛失する恐れがなく、しかも、簡単な構造を有する空気ポンプ式排出装置及びこれを備える生活用品用容器を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、本発明は、底面に形成されたピストン挿入部の周縁に複数の空気排出孔が形成され、内容物が収容された容器本体に嵌合されるハウジングと、下部が開放された形状に設けられ、前記ハウジングの上側開口部に挿入される押さえ部と、前記押さえ部の底面から延びて前記ピストン挿入部に挿入された後に前記ハウジングの底面に係止される連結杆と、前記押さえ部と前記連結杆に貫設されて空気が通過する空気通過孔と、からなるピストンと、前記ハウジングの内部に設けられて前記ピストンを上側に弾持するバネと、を備えることを特徴とする空気ポンプ式排出装置を提供する。
【0013】
ここで、前記容器本体と接触される前記ハウジングの周縁には、前記容器本体と前記ハウジングを気密するための第1シール部材が取設される第1シール取付溝が凹設されたことが好ましい。
【0014】
また、前記ハウジングと接触される前記押さえ部の周縁には、前記ハウジングと前記押さえ部を気密するための第2シール部材が取設される第2シール取付溝が凹設されたことが好ましい。
【0015】
前記空気通過孔の直径は、概ね0.3mm〜0.7mmであることが好ましい。さらに、上記の目的を達成するために、本発明は、一方の端部に排出部が形成され、内容物が貯蔵される容器本体と、前記容器本体に設けられて内容物が漏れることを防止し、圧力により前記容器本体の内側面に沿って摺動自在に配設される容器パッドと、前記排出部を開閉する栓体と、前記容器本体と分離自在に前記容器パッドの上側に挿入されて内容物を排出するための前記空気ポンプ式排出装置と、を備えることを特徴とする生活用品用容器を提供する。
【0016】
ここで、前記栓体には、前記栓体が据置台から離脱されることを防止する抜け止め爪が形成されたことが好ましい。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、容器本体から容易に分離可能であることから作業性が向上されて資源活用度が高いだけではなく、消費者の経済的負担を軽減することができ、バネが内設されるような構造であることからバネを紛失する恐れがない空気ポンプ式排出装置及びこれを備える生活用品用容器を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1A】本発明に係る空気ポンプ式排出装置が装備された生活用品用容器の斜視図である。
【図1B】図1Aの分離斜視図である。
【図2】図1Bの空気ポンプ式排出装置を示す分離斜視図であり、
【図3A】図1Aの押さえ部が押圧されていない状態を示す断面図であり、
【図3B】使用者が図3Aの状態で押さえ部を押圧した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面に基づき、本発明を詳述する。
【0020】
本発明のいくつかの実施形態による空気ポンプ式排出装置は、本願出願人により先出願された大韓民国実用新案出願第2007−14712号公報の歯磨き容器に最適な装置であるが、これに限定されるものではなく、これと類似するシリンダータイプの容器にいずれも装着して使用可能である。
【0021】
図1Aは、本発明に係る空気ポンプ式排出装置が装備された生活用品用容器の斜視図であり、図1Bは、図1Aの分離斜視図である。同図に示すように、生活用品用容器1は、歯磨きやシャンプーまたはリンスなどの内容物T(以下、「歯磨き」と称する。)が貯蔵され、下端部に排出部10aが形成された容器本体10と、圧力により摺動自在に容器本体10に内設される容器パッド20と、排出部10aを開閉する栓体30と、容器パッド20の上側に挿入されて容器本体10の歯磨きTを排出するための空気ポンプ式排出装置50と、を備えてなる。
【0022】
容器本体10は歯磨きTを貯蔵するためのものであり、円筒状に形成される。容器本体10の下端部には歯磨きTが排出されるための排出部10aが設けられている。
【0023】
容器パッド20は、空気ポンプ式排出装置50の作動により容器本体10の内側面に沿って摺動して歯磨きTを排出部10aに向かって加圧する機能をする。このとき、容器パッド20はゴム材質から製作されて容器本体10と気密されることにより、歯磨きTが外部に漏れることを防止することができる。一方、容器パッド20は、容器本体10の下端部Bの形状と同じ形状に形成されて、空気ポンプ式排出装置50の作動により容器パッド20が容器本体10の下端部Bまで加圧されるときに容器本体10内の歯磨きTが満遍なく排出可能である。
【0024】
栓体30は排出部10aを開閉する機能をするが、栓体30の下端部には抜け止め爪33が形成されていることが好ましい。これは、この種の生活用品用容器1は据置台に据え付けされて保管される場合が多いが、使用者が歯磨きTを使用するために容器本体10を持ち上げるとき、栓体30が抜け止め爪33により据置台に残るようにするためである。これにより、使用者は栓体30を開く段階を省略した後、直ちに空気ポンプ式排出装置50を押して歯磨きTを歯ブラシにつけて歯を磨くことができるため使用が簡単であるというメリットがある。
【0025】
空気ポンプ式排出装置50は、図2に示すように、上側開口部62が形成されたハウジング60と、ハウジング60の上側開口部62を介して挿入されてハウジング60の内側面に沿って上下動するピストン70と、ハウジング60に内設されてピストン70を上側に弾持するバネ80と、を備えてなる。
【0026】
すなわち、本発明に係る排出装置50は、容器本体10と容易に分離可能な構造を有することにより、別途に分離して他の容器本体に結合して使用することができる。このため、使用者は歯磨きを使用し切った後、排出装置50だけを容器本体10から分離して他の容器本体に嵌め込んで使用することができることから、資源活用面で効率的であるだけではなく、容器本体10だけを購入しても済むことから、消費者にとっては経済的である。また、本発明の排出装置50はバネ80が内設されたような構造を有することから、バネが加圧バーとは別設されている従来のものとは異なり、バネが紛失される恐れがないだけではなく、携帯が簡単であるというメリットがある。
【0027】
一方、従来の空気密閉用保管容器の場合には、ピストンが作動されるために支持上板、復元板をさらに備えなければならない構造であるため構造が複雑化し、この複雑な構造により製造上の不都合を招き、これにより製造コストが上がっていたのに対し、本発明に係る排出装置50は、ハウジング60、ピストン70、バネ80だけを備えているため構造が簡単であり、金型費などを含む製造コストが節減される効果を期待することができる。
【0028】
ハウジング60の下端部は容器本体10の上端部Aに嵌合されるが、このとき、ハウジング60の下端部の周縁には第1シール部材81が取設される第1シール取付溝61が凹設されている。このとき、容器本体10の上端部Aの内側面には第1シール部材81が載置されるように載置溝10b(図1B参照)が形成される必要があることは言うまでもない。このため、ハウジング60と容器本体10の内側面が気密されることにより、容器パッド20と空気ポンプ式排出装置50との間に形成されたQ空間(図3A参照)の空気が外部に抜け出ることを防止することができる。その結果、空気圧の損失がないため使用者が加圧した分の圧力が容器パッド20に加えられて一定量の歯磨きTが排出可能である。
【0029】
ここで、ハウジング60の中央部の周縁には挿入調節爪65が突設されている。このため、ハウジング60の下端部が容器本体10の上端部Aに嵌め込まれるとき、挿入調節爪65により挿入位置が決定可能である。
【0030】
ハウジング60の底面中央には後述するピストン70の連結杆75が挿入されるピストン挿入部64が設けられており、ピストン挿入部64の周縁には複数の空気排出孔63(図3A参照)が貫設されている。
【0031】
ピストン70はプラスチック材質から製造され、下部が開放された形状に設けられてハウジング60の上側開口部62に挿入される押さえ部71と、押さえ部71の底面から延びてピストン挿入部64に挿入された後、ハウジング60の底面に係止される連結杆75と、から構成される。
【0032】
押さえ部71は、使用者が容器本体10に貯蔵された歯磨きTを排出するために加圧するためのものであり、指で押し易いように中央部が適当に凹んでいることが好ましい。また、ハウジング60と接触される押さえ部71の周縁には第2シール部材82が取設される第2シール取付溝72が凹設されている。このため、ハウジング60の内側面がピストン70と気密されることにより、ハウジング60と空気ポンプ式排出装置50との間に形成されたP空間(図3A参照)の空気が外部に抜け出ることが防止可能である。その結果、空気圧の損失がないため、使用者が加圧した分の空気がP空間からQ空間に移動されて容器パッド20を加圧するため、当該体積に見合う分の一定量の歯磨きTが排出可能である。
【0033】
ピストン70の連結杆75は、押さえ部71の底面から下向きに延びる連結杆胴体76と、連結杆胴体76の下端部に形成された掛止フック77と、から構成される。
【0034】
ここで、押さえ部71と連結杆75には空気が通過する空気通過孔79(図3A参照)が形成されている。すなわち、空気通過孔79は、外部空気が容器本体10のQ空間に流入するための通路であるだけではなく、使用者が歯磨きTを使用するためにピストン70を押した後に手を離した場合、瞬間的にQ空間の圧力が増加された少量の空気が空気通過孔79を介して外部に抜け出ることにより、排出部10aに負圧が作用して不要な歯磨きTが排出されることを防止することができる。この実施形態において、空気通過孔79の適正直径は、使用者がピストン70を押すときにQ空間の空気が外部に抜け出ることを防止し、使用者がピストン70を押した後に手を離したときに外部空気がQ空間に適切に流入するためには概ね0.3mm〜0.7mmであることが好ましい。空気通過孔79の直径はこれに限定されるものではなく、容器本体10の仕様(例えば、容器本体10の体積)に応じて試験的に決定可能であることは言うまでもない。このように、本発明によれば、空気通過孔49の直径を適切に選択することにより、従来のチェック弁などの構成を削除しても、ピストン70の加圧後に不要な歯磨きTが外部に排出されることを防止すると共に、製造コストを削減するという効果が得られる。
【0035】
掛止フック77はピストン挿入部64の直径よりもやや大きく設けられて、連結杆胴体76がピストン挿入部64に挿入された後、ハウジング60から抜け出ないようにハウジング60の底面に係止される。ここで、掛止フック77は連結杆胴体76の下端の円周方向に沿って突設されているが、所定のテンションを有するプラスチック材質から製造されることにより、ピストン挿入部64を通過するときにやや収縮された後、ピストン挿入部64を完全に通過すれば復元されてハウジング60の底面に係止されるのである。
【0036】
このような構成により、本発明に係る生活用品用容器1の歯磨きTが排出される原理を図3A及び図3Bに基づいて簡単に説明すれば、下記の通りである。
【0037】
先ず、容器本体10に空気ポンプ式排出装置50を組み付けるために、ハウジング60の下端部を容器本体10の上端部Aに嵌め込む。これにより、ハウジング60に嵌合された第1シール部材81が容器本体10の内側面に形成された載置溝10bに嵌め込まれてハウジング60と容器本体10が気密可能である。
【0038】
次に、使用者は、歯磨きTを使用するために、排出部10aから栓体30を外した後、空気通過孔79を閉塞したままで押さえ部71をF方向に押す。すると、図3Bに示すように、ピストン70がハウジング60の内側面に沿って下方に摺動されて空気排出孔63が開放された状態となる。これにより、P空間の空気が圧縮されながら空気排出孔63を介してQ空間に排出されて容器パッド20を加圧することになり、これにより、容器パッド20が容器本体10の内側面に沿って下方に摺動されることにより排出部10aに歯磨きTが排出可能である。
【0039】
この後、ピストン70から手を離すと、図3Bに示すように圧縮されていたバネ80は、復元力により図3Aに示すように引っ張られながらピストン70が元の位置に戻る。これにより、Q空間には歯磨きTの排出量に見合う分だけの外部空気が空気通過孔79を介してQ空間に充填されることにより、次の加圧動作時に空気圧が形成可能になる。
【0040】
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱しない限り種々に変形可能であることが当業者にとって自明であるといえるが、そのような変形例は本発明の請求範囲に属するものである。
【符号の説明】
【0041】
1 生活用品用容器
10 容器本体
20 容器パッド
30 栓体
33 抜け止め爪
50 空気ポンプ式排出装置
60 ハウジング
61 第1シール取付溝
63 空気排出孔
70 ピストン
71 押さえ部
72 第2シール取付溝
75 連結杆
79 空気通過孔
80 バネ
81 第1シール部材
82 第2シール部材
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面に形成されたピストン挿入部の周縁に複数の空気排出孔が形成され、内容物が収容された容器本体に嵌合されるハウジングと、
下部が開放された形状に設けられ、前記ハウジングの上側開口部に挿入される押さえ部と、前記押さえ部の底面から延びて前記ピストン挿入部に挿入された後に前記ハウジングの底面に係止される連結杆と、前記押さえ部と前記連結杆に貫設されて空気が通過する空気通過孔と、を有するピストンと、
前記ハウジングの内部に設けられて前記ピストンを上側に弾持するバネと、
を備えることを特徴とする空気ポンプ式排出装置。
【請求項2】
前記容器本体と接触される前記ハウジングの周縁には、前記容器本体と前記ハウジングを気密するための第1シール部材が取設される第1シール取付溝が凹設されたことを特徴とする請求項1に記載の空気ポンプ式排出装置。
【請求項3】
前記ハウジングと接触される前記押さえ部の周縁には、前記ハウジングと前記押さえ部を気密するための第2シール部材が取設される第2シール取付溝が凹設されたことを特徴とする請求項1に記載の空気ポンプ式排出装置。
【請求項4】
前記空気通過孔の直径は、概ね0.3mm〜0.7mmであることを特徴とする請求項1に記載の空気ポンプ式排出装置。
【請求項5】
一方の端部に排出部が形成され、内容物が貯蔵される容器本体と、
前記容器本体に設けられて内容物が漏れることを防止し、圧力により前記容器本体の内側面に沿って摺動自在に配設される容器パッドと、
前記排出部を開閉する栓体と、
前記容器本体と分離自在に前記容器パッドの上側に挿入されて内容物を排出するための請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気ポンプ式排出装置と、
を備えることを特徴とする生活用品用容器。
【請求項6】
前記栓体には、前記栓体が据置台から離脱されることを防止する抜け止め爪が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の生活用品用容器。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−528949(P2010−528949A)
【公表日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−511114(P2010−511114)
【出願日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際出願番号】PCT/KR2008/003153
【国際公開番号】WO2008/150115
【国際公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【出願人】(509335340)
【Fターム(参考)】