説明

立体フェイスマスク

【課題】顎のラインに密着することができ、顎のラインの手入れを効率的にすることができる立体フェイスマスクを提供することを課題とする。さらには、顔面と同時に顎裏全体や首部の手入れをすることにより、効果的に顔の手入れができる立体フェイスマスクを提供する。
【解決手段】重畳されたシート材(20、30)を、人の顔面部分の側面視において、少なくとも鼻下から口を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、顎のラインを覆うように幅広に形成した。さらには、上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、上記鼻下から首部にまで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させた。また、上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、額の上部から上記鼻下を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、こめかみを覆うように幅広に形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、化粧水を含浸させて用いることができるフェイスマスクや美容液を含浸された美容シートが肌の接触面に添付されているフェイスマスク等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、上述のフェイスマスクとしては、図3に示すように、平面状のものが用いられていた。
このような平面状のフェイスマスク90は、縁部91において、内方に向けて線状の切り込み92が形成されるとともに、目及び口に対応する開口93、94が形成され、鼻の頭頂部に対応する切り込み95が形成されている。そして、この縁部91の切り込み92を顔の外周の輪郭に沿って、折り込むことにより装着している。
【0003】
しかしながら、立体である顔面の凹凸に平面状のシート材を沿わすことができても、全面的に密着させることが困難であるため、フェイスマスク90は、部分的に顔から浮いたり、適正な場所からずれたり、更に少しの顔面の動きによって剥離してしまうという問題があった。
特に、切り込み91を折り込むことにより装着させている顎のラインやこめかみの部分等を含む顔の外周に密着し難いため、顎のラインやこめかみに出ることが多いニキビや吹き出物を、効率的に手入れすることができないという問題があった。
【0004】
これに加えて、顔の色艶や張り等に影響を与える頸動脈やリンパ管等の代謝機能が集中する顎裏や首部の手入れができないため、効果的に顔の手入れができないといった欠点がある。
【0005】
これに対して、顔面と同時に顎裏や首部をケアすることができるフェイスマスクとして、特許文献1に示すように、顔面に対応する平面状の顔面シート材が顎裏にも対応するように延長して設けられ、かつこの顔面シートの延長部と一体的に首部に対応した形状を有する平面状の首シート材が設けられたものが提案されている。
【0006】
このフェイスマスクを用いた場合には、顔面シートを顎のラインに沿って折り曲げるとともに、首シート材を顔面との境界において首に沿わせるように折り曲げることによって、顔面と同時に一部顎裏や首部をケアすることができる。
しかしながら、このフェイスマスクは、図3に示すフェイスマスクと同様、平面状のシート材からなるため、全面的に密着させることが困難であり、顔から浮いてしまう等の問題があり、こめかみ部分の手入れが効率的にできないといった問題があった。
【0007】
また、顔面シートは、一部顎裏を手入れすることができるものの、顔面部と顎裏部とに対応するように平面状に設けられているため、顎裏に沿わせることができても、顎裏全体に密着させることが困難であり、顎のラインからも離間し易く、効率的に顎のラインの手入れをすることができないという欠点があった。
【0008】
【特許文献1】特開2004−209143号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、顎のラインに密着することができ、顎のラインの手入れを効率的にすることができる立体フェイスマスクを提供することを課題とする。さらには、顔面と同時に顎裏全体や首部の手入れをすることにより、効果的に顔の手入れができる立体フェイスマスクを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、請求項1に記載の発明に係る立体フェイスマスクは、重畳されたシート材を、人の顔面部分の側面視において、少なくとも鼻下から口を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、顎のラインを覆うように幅広に形成したことを特徴としている。
ここで、顎のラインを覆うように幅広に形成したとは、少なくとも顎先から口の端部の延長線上までを覆うように形成され、好ましくは顎先から耳元近傍の顎の端までを覆うように形成されていることを意味するものである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の立体フェイスマスクにおいて、上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、上記鼻下から首部にまで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させたことを特徴としている。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の立体フェイスマスクにおいて、上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、額の上部から上記鼻下を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、こめかみを覆うように幅広に形成したことを特徴としている。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の立体フェイスマスクにおいて、上記シート材は、左顔面に対応する形状の左シート材及び右顔面に対応する形状の右シート材の2枚のシート材が上記重畳されていることを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の立体フェイスマスクにおいて、上記シート材が上記顔面上部の鼻孔に対応する切り込みが入れられていることを特徴としている。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の立体フェイスマスクにおいて、上記シート材は、人の顔面部分の動きに応じて伸縮する素材によって構成されるとともに、上記顎のラインに連続して当該シート材の外周部と一体的に着用ベルトが設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に記載の発明によれば、重畳されたシート材を、人の顔面部分の側面視において、少なくも鼻下から口を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、顎のラインに沿うように幅広に形成したため、立体フェイスマスクを装着することによって、鼻下から顎先までに密着させることができるとともに、顎のラインに密着させることができる。このため、ニキビや吹き出物等が出やすい顎のラインの手入れを効率的にすることができる。
【0017】
また、縫製、接着や圧着等によって接合することにより、特別な成型用型を必要せずに立体的形状が製造することができ、簡易に製造することができる。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、シート材を鼻下から首部にまで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させたため、顔の色艶や張り等に影響を与える頸動脈やリンパ管等の代謝機能が集中する顎裏や首部の手入れをすることができ、効果的に顔の手入れができる。
【0019】
また、フェイスマスクを顎のラインに固定することによって、安定的に装着することができるため、密着性を高めて鼻下から首部までを手入れすることができるとともに、一段と効率的に顎のラインの手入れができる。
【0020】
請求項3に記載の発明によれば、シート材を額の上部から鼻下を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、こめかみを覆うように幅広に形成したため、立体フェイスマスクを装着することによって、額の上部から顎先までに密着させることができるとともに、こめかみにも密着させることができる。このため、ニキビや吹き出物等が出やすいこめかみの手入れを効率的にすることができる。また、シート材を鼻頭の隆起を利用して固定することによって、安定的に装着することができるため、密着性を高めて顎の上部から顎先までを手入れすることができる。
【0021】
特に、シート材を額の上部から顎先を経て首部に至る形状に沿うように凹凸線状に接合させた場合には、装着することによって鼻及び顎に固定され、顔面とのずれを防止することできるため、利用者が装着したまま日常生活における軽度な行動をすることができ、行動の自由度を高めることができる。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、左顔面に対応する形状の左シート材及び右顔面に対応する形状の右シート材の2枚のシート材を上記重畳させたため、人の顔面に対応しない不要なシート材が接合部からはみ出して形成されること防止できる。
このため、収容する際に必要以上のスペースを必要とすることを防止できる。また、シート材を不織布によって構成し、化粧水を含浸させてパックとして用いる場合に、必要以上の化粧水が吸収されることを防止できる。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、鼻孔に対応する切り込みを入れたため、鼻の穴から呼吸することができるとともに、立体フェイスマスクを、鼻の付け根から鼻先に向けて毛穴が開き易い小鼻に一層密着させることができ、効率的に小鼻の手入れをすることができる。
【0024】
請求項6に記載の発明によれば、シート材を人の顔面部分の動きに応じて伸縮する素材によって構成したため、立体フェイスマスクを装着し、着用ベルトを締めることによって、シート材を顎のラインに密着させることができる。特に、シート材を少なくとも鼻下から首部にまで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させている場合には、シート材を全面的に顎裏及び首部に密着させることができ、著しく効果的に顔の手入れができる。
また、着用ベルトによって、立体フェイスマスクを鼻等のその他の凹凸にも沿わせて密着固定させることができるため、顔全体の手入れを効率的にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明に係る立体フェイスマスクについて、図1及び図2を用いて説明する。
本実施形態におけるフェイスマスクは、左顔面に対応する形状の左シート材20と、右顔面に対応する形状の右シート材30とによって構成されている。
【0026】
この左シート材20及び右シート材30は、それぞれ顔面の幅方向中央部に対応する顔面中央ライン20a、30aが人の側面視において、額、鼻、口、顎先、首等の各部位の顔面の凹凸寸法を基に、額の上部から鼻、口、顎先、顎裏を経て首までに至る形状に沿うように凹凸線状に裁断されている。なお、この顔面中央ライン20a、30aの凹凸は、個人差を吸収するために顔面の凹凸寸法より一回り小さく形成されている。
【0027】
また、左シート材20及び右シート材30は、それぞれ額、目、鼻、頬、口、顎、首等の各部位の顔面幅方向の寸法を基に、額の上部からこめかみ、耳元を経て顎のラインに至る顔面外周ラインを覆うように幅広に形成されている。なお、顔面中央ライン20a、30aに後述の縫い代を確保するため、また個人差を吸収するため、顔面の幅方向寸法よりも一回り大きく形成されている。
【0028】
そして、左シート材20と右シート材30とは、左右対称に形成され、互いに顔面中央ライン20a、30aを合わせて重畳されており、縁部の顔面中央ライン20a、30aから縫い代を5mm設けて、同ライン20a、30aに沿って凹凸線状に形成された縫い目10によって接合されている。
【0029】
これらの左シート材20及び右シート材30は、面方向及び厚み方向に向けて伸縮する素材によって構成されてなる平面状のシート材からなり、塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン等の化学繊維、綿、毛等の自然繊維、シリコン等の樹脂やゴム等によって構成されている編地、織り地、不織布、フィルム又は樹脂成型体からなる各種シート材を用いることができる。さらに、複数の素材やシート材を併用して用いることもでき、例えば、ポリウレタンと綿とが混合されてなる織り地によって構成されていてもよいものである。
また、顔面から発汗される汗を吸収することにより発熱する機能を備えた吸湿発熱素材や電子レンジなどによって与えられた熱を蓄熱する蓄熱素材などの温熱効果によって代謝機能を促進させることが可能となる特殊素材を用いてもよい。
【0030】
これに加えて、上記シート材に遠赤外線を発するトルマリン、ベントナイト、珪素などの鉱石、銀、ニッケルなどの金属イオンをゼオライトなどの固体粒子に担持させたものやセラミックス等を1種あるいは2種以上を混合して織り込ませることも可能である。その場合、これらの鉱石、金属イオンを固体粒子に担持させたものやセラミックス等は、各種シート材に合わせて、1〜3μmの微粉末状にして織り込ませることが望ましい。
【0031】
また、顔面の一部との接触面に、例えば鼻の接触面に、温湿布若しくは冷湿布又は美容液、化粧水やクリーム等の美容溶剤が含浸されているゲル等が貼付されていてもよい。
【0032】
以上のように、左シート材20及び右シート材30を構成する素材、シート材、シート材に織り込ませる鉱石等や湿布材等を組み合わせることによって、立体フェイスマスクにあらゆる機能をもたせることが可能である。例えば、不織布によって構成されている安価な製品の場合には、使い捨て用に適しており、自然繊維の織り地にトルマリン鉱石が織り込まれている高価な製品の場合には、繰り返し利用することも可能である。特に、後者の場合には、専用の美容液等を含浸させ、顔にパックした後に、手洗いして繰り返し利用することも可能である。
【0033】
一方、左シート材20及び右シート材30は、それぞれ目に対応する楕円状の開口1が左右対称に形成されている。また、鼻頭の隆起に対応する深い切り込み2が顔面幅方向に向けて入れられ、かつ鼻下には上唇の隆起に対応する浅い切り込み22が切り込み2に30°〜50°の角度で交差するように入れられられることにより、三角形に切り取られている。さらには、口に対応する部分に顔面幅方向に向けて三角形の切り込み3が入れられている。
【0034】
他方、左シート材20及び右シート材30は、それぞれ人の顎のラインに連続するように耳元の周辺の外周部において、帯状の着用ベルト4、5が一体に設けられている。
【0035】
この着用ベルト4、5は、幅広に形成され、顎先から顎裏に亘る縫い目10の湾曲線状のライン8を人の顎裏に沿って引き上げることにより、ライン8とベルト4、5との間のシート材20、30を顎のラインに沿って一段と密着させるようになっている。そして、ベルトの先端部に向けて漸次、幅が狭くなるように形成されており、それぞれ先端部には、長方形状のマジックテープ(登録商標)6、7が取り付けられている。このマジックテープ6、7の長手方向の貼付位置の調整によって、フェイスマスクを顔面により密着させるようになっている。
この着用ベルト4、5は、左シート材20及び右シート材30と同一素材又は異なる素材によって構成されていてもよく、長手方向に向けて伸縮性を有するものであれば何ら素材が限定されるものでない。
【0036】
なお、本発明は、上述の実施形態に何ら限定されるものでなく、例えば、鼻下から顎先までが縫い合わされた頬、顎のライン等の一部分をケアする立体フェイスマスクであってもよい。また、ベルト4、5は、左シート材20及び右シート材30に取付自在に設けられていてもよく、特に安価な不織布等の使い捨て製品の場合には、設けられていなくてもよい。さらには、不織布に遠赤外線効果のあるトルマリン鉱石が織り込まれているベルト4、5のないフェイスマスクの上に、塩化ビニルの樹脂成形型からなるベルト4、5付きの保湿力の高いフェイスマスクを固定して機能性を高めてもよい。
【0037】
以下、上述の立体フェイスマスクの使用方法を説明する。
【0038】
まず、フェイスマスクを顔に当て、開口1を目に、切り込み2を鼻頭に、切り込み22を鼻下に、開口3を口にそれぞれ合わせるとともに、ライン8を顎先から顎裏に固定する。次いで、ベルト4、5を後頭部に回して、ライン8を人の顎裏に沿って引き上げるようにして、マジックテープ6、7を貼り付けることにより、装着する。
【0039】
すると、左シート材20及び右シート材30は、顔面中央ライン20a、30aが額から鼻、鼻下、口、顎先、顎裏を経て首に至る顔面中央部の凹凸に密着するとともに、それぞれ額の上部からこめかみ、耳元を経て顎のラインに至る顔面外周ラインを覆うようにして全面的に密着する。その際、鼻頭及び上唇の隆起に対応する切り込み2及び切り込み22によって、顔面において一番凹凸の大きい鼻の付け根から鼻先に向けて密着するとともに、小鼻にかけても密着し、鼻下を含めた口周り等にも密着するため、顔から離間することなく全面的に密着する。
【0040】
上述の実施の形態のフェイスマスクによれば、シート材を額の上部から顎先を経て首部に至る形状に沿うように凹凸線状に接合させたため、装着することによって鼻及び顎に固定され、顔面とのずれを防止することでき、ベルト4、5を締めなくても利用者が装着したまま日常生活における軽度な行動をすることができ、行動の自由度を高めることができる。
【0041】
さらに、左シート材20及び右シート材30が面方向及び厚み方向に向けて伸縮する素材によって構成されているため、フェイスマスクを装着した際に、ライン8を人の顎裏に沿って引き上げ、ライン8から顔面幅方向に向けた周囲のシート材20、30を顎のラインに沿って密着させることができ、シート材20、30を顎裏及び首部に密着させることができる。また、顔面の動きに対する追従性も高く、優れた装着感を有し、安定的に装着することができ、装着したままの状態において行動することができる日常生活の範囲を拡げることができる。
【0042】
加えて、着用ベルト4、5によって、フェイスマスクを顔面に密着させるよう後頭部に向けて引っ張りつつ固定した場合には、顔面とのずれを確実に防止することができるとともに、フェイスマスクをより顔面に密着させることができる。特に、ライン8を人の顎裏に沿って引き上げ、ライン8とベルト4、5との間のシート材20、30が顎のラインに沿って一段と密着させることができるため、顎裏及び首部の密着を著しく高めることができ、優れた美容効果を得ることができる。
【0043】
一方、顔面の各部位の凹凸寸法を基に左シート材20及び右シート材30を裁断し、顔面中央ライン20a、30aを合わせて重畳させた後に、縁部の顔面中央ライン20a、30aから縫い代を5mm設けて、額上部から鼻頭まで、鼻下から口まで、さらに口下から首部までの3箇所を縫い合わせることによって得ることができ、特別な成型用型を必要とせずに簡易に製造することができるため、安価に提供することができる。
【0044】
さらには、左右対称に形成された平面状の左シート材20及び右シート材30を、顔面中央ライン20a、30aにおいて縫い合わせたものであるため、重畳させた状態のまま折り畳むことにより、コンパクトに収容することができ、携帯することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明のフェイスマスクを示す正面斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】従来のフェイスマスクの平面図である。
【符号の説明】
【0046】
10・・・縫い目(接合)
20・・・左シート材
30・・・右シート材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
重畳されたシート材を、人の顔面部分の側面視において、少なくとも鼻下から口を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、顎のラインを覆うように幅広に形成したことを特徴とする立体フェイスマスク。
【請求項2】
上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、上記鼻下から首部にまで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させたことを特徴とする請求項1に記載の立体フェイスマスク。
【請求項3】
上記シート材を、人の顔面部分の側面視において、額の上部から上記鼻下を経て顎先まで至る形状に沿うように凹凸線状に接合させるとともに、こめかみを覆うように幅広に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の立体フェイスマスク。
【請求項4】
上記シート材は、左顔面に対応する形状の左シート材及び右顔面に対応する形状の右シート材の2枚のシート材が上記重畳されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の立体フェイスマスク。
【請求項5】
上記シート材は、鼻孔に対応する切り込みが入れられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の立体フェイスマスク。
【請求項6】
上記シート材は、人の顔面部分の動きに応じて伸縮する素材によって構成されるとともに、顎のラインに連続するように当該シート材の外周部と一体的に着用ベルトが設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の立体フェイスマスク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−330329(P2007−330329A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−162514(P2006−162514)
【出願日】平成18年6月12日(2006.6.12)
【出願人】(501196345)
【Fターム(参考)】