説明

竹飼料製造装置及び竹飼料製造方法

【課題】従来の竹飼料製造装置では竹に乳酸菌を添加して製造していたが、時間がかかり、悪臭が発生して環境的にも問題があった。
【解決手段】竹を粉砕して微粉末化し、粉末化した竹粉と焼酎粕等の廃液を浄化して製造される光合成菌消臭液との竹微粉末飼料と、焼酎粕及び、米糠及び、バカス及び、ビート、大豆粕等の植物性飼料物を微粉末化した飼料を、混合し混合された混合物から粉末飼料を生成するかまたはペレット飼料を生成し、前記生成された粉末飼料ないしはペレット飼料を乾燥する竹飼料製造装置を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、竹材を飼料として使うために竹飼料製造装置及び竹飼料製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1は、図3で示すが、伐採した竹31を所定の寸法に切断した竹で、細いものはそのまま長いものをホッパー32に投入する。太いものは所定寸法まで割って投入する。刃を備えた回転刃33、竹31の投入や微粉体35の移送用ファン34で、吸い込み押出しを行う。5mm以下の粉体37を得るためのフィルタ36、フィルタ36で越されなかったものを再度投入口に移送するパイプ38で、この移送はファン34にて行われる。粉体37の収納ケース39で、この粉体37が乾燥しないように、例えばビニール袋に入れてシールが行われたりするなどの処置が取られる。なお、竹31の粉砕は回転刃33とこれに相対する刃33aによって行われている。以上のような構成及び作用によって得られた粉体37は、養分が飛ばないように保管され、この保管されたものは種々の草食動物に与えられる。
【0003】
特許文献2は、図4で示すが、竹41を破砕機42に投入して得られた竹チップ43を解繊装置44によって竹チップ解繊体45を得るとともに、この竹チップ解繊体45に対し、タンク車46によって運んで貯留タンク47に貯留した焼酎粕48に予め乳酸菌を添付した焼酎粕48を噴霧ノズル49の先端から噴霧して、竹チップ解繊体45と、の混合物Kを生成する。混合物Kをガイド板50と振分板51により台車52に載せた収容袋53この混合物Kを収容袋53に収容して、密閉し、嫌気状態下で、乳酸発酵させ、畜産用混合料を得る。ガイド板50に対して振分板51を切り換えて一つの収容袋53に混合物Kが満載したらとなりの台車52に載った収容袋53に混合物Kを収容する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−224960号公報
【特許文献2】特開2008−113574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた特許文献1は竹を微細化して飼料とするものであるが、竹は若竹といえどもこのままでは飼料としては硬く食する動物が食べきれない場合もあり、またのどに引かかって事故になる危険性があった。特許文献2は、粉末状の竹に醸造粕を散布し、さらに竹あるいは醸造酒に乳酸菌を添加しても乳酸菌を撒布して、竹が乳化するように乳酸菌を添加しているが、嫌気状態下で処理をする必要があった。
【0006】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、竹の腐敗及びカビの発生を防止すると共に、安定無害の長期保存を可能とした竹飼料を製造することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の請求項1は、竹を粉砕する手段と、前記粉砕された竹を竹粉とする微粉末化する手段と、前記微粉末化した竹粉と、別途備えられた光合成菌液を焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米等の廃液を浄化して製造される残渣物に投入して得られる光合成菌消臭液と、該光合成消臭液を混合して混合物を生成する手段と、前記混合された混合物から焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米廃液残渣物と混合された微粉末竹飼料を生成するか、またはペレット状竹飼料を生成するかを選択する手段と、前記混合された微粉末竹飼料またはペレット状竹飼料を乾燥する手段と、を備えた竹飼料製造装置を提供するものである。
【0008】
請求項2は、さらに前記ペレット状竹飼料は加圧された加圧ペレット竹飼料を生成するか、押出しされた押出ペレット竹飼料を生成するかを選択する手段を備えた請求項1に記載の竹飼料製造装置を提供するものである。
【0009】
請求項3、4は請求項1、2に対応する竹飼料生成方法を提供するものである。
【0010】
請求項5〜請求項9は、前記光合成菌液は耐アルカリ性光合成細菌(Rhodopseudomonas)、耐アルカリ性ラン色細菌(Synechococcus)であり、より具体的には、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレン、リオコピンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)A株、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)B株、耐アルカリ性でクロロフィルa、およびβカロチンを有すラン色細菌(Synechococcus)C株から選ばれた少なくとも一つを含む微生物群である液を含む請求項1及び請求項2に記載の竹飼料製造装置及び方法を提供するものであり、請求項1、3の光合成菌液を限定したものである。
【発明の効果】
【0011】
上述したように、本発明の竹飼料製造装置及び方法は、竹を粉砕して微粉末にし、光合成菌液を焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米等の廃液を浄化して製造される残渣物に投入して得られる光合成菌消臭液とを混合して微粉末飼料とするかまたはペレット状竹飼料にするもので、光合成菌液の代わりに乳酸菌を投入して混合するより竹を早く乳化できる飼料が得られるので食する動物にとって消化のよい食べやすい飼料を作ることができる装置および方法を提供するものである。またさらにペレット状竹飼料として、加圧された加圧ペレット竹飼料を生成するか、押出しされた押出ペレット竹飼料を生成するかを選択できる。本発明に用いる光合成細菌は、こうしたカビ、放線菌など従来、好気的生物と考えられていた微生物に対して脱窒能を有するもので、自然界より多数の細菌をスクリーニングすることにより、アルカリ側で機能する光合成細菌およびラン色細菌を分離培養し、効率のよい有機物分解を行わせることに成功した光合成細菌であり、アルカリ側で機能する光合成細菌である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の竹飼料製造装置及び方法のブロック図
【図2】本発明の竹飼料製造装置及び方法の制御装置のフローチャート
【図3】従来例
【図4】従来例
【発明を実施するための形態】
【0013】
竹の腐敗及びカビの発生を防止すると共に、短時間に無臭腐敗防止を実現し安定無害の長期保存を可能とした竹飼料を製造することを可能とした。
【実施例】
【0014】
図1は本発明の竹飼料製造装置及び方法のブロック図を示す。
【0015】
1は制御装置、SW1はスタートスイッチを示し、SW1がオンされると制御装置1が作動状態になる。2はスイッチ群を示し、3S、4S、5S、6S、7S、8S、9S、10Sを示すスイッチング素子が制御装置1に対して接続されている。
【0016】
3は切断機を示し、スタートスイッチSW1がオンすると制御装置1によりスイッチ群2のスイッチング素子3Sをオンさせて、切断機3を作動させ、竹をほぼ同じ長さに切断する。切断作業が終わると、制御装置1によりスイッチ群2のスイッチング素子4Sをオンさせて切断された竹を4で示す粉砕機に投入されて、粉砕機4により竹が粉砕される。
【0017】
粉砕機4に投入された竹は粉砕され、粉砕が終了すると制御装置1によりスイッチ群2のスイッチング素子5Sがオンになると、所定の粒径以上の大きい粉砕された竹が入れられた微粉末製造機5が作動して、所定の粒径以下の微粉末の竹にする。微粉末製造機5による竹の微粉末の製造が終了すると制御装置1によりスイッチ群2のスイッチング素子6Sをオンさせる。
【0018】
竹粒が、所定の粒径以下になったとき、別途準備された米糠ないしは焼酎粕ないしは大豆粕ないしは無洗米廃液を浄化して製造される残渣物に、光合成菌の液とがと投入されると、消臭液が生成される。その消臭液と竹の微粉末を入れた6で示す混合機で、スイッチング素子6Sがオンすると、混合機6の中にある羽根を回転させて竹粉末と米糠、焼酎粕ないしは無洗米廃液とを浄化して製造される残渣物とを混合された微粉末に消臭液がしみ込んだが混合物を生成される。
【0019】
混合機6の運転による混合作業が終了すると、前述の竹粉末と米糠、焼酎粕ないしは無洗米廃液とを浄化して製造される残渣物とを混合された微粉末にするか、またはこの微粉末を固めてペレット状の飼料にするかを選択する。またペレット状飼料の中で圧縮型ペレットにするか、押出型ペレットにするか、選択する。ここで微粉末の飼料は鳥の飼料として向いており、押出型ペレットは豚の飼料として向いており、加圧型ペレットは牛の飼料として向いている。
【0020】
混合機6の混合作業が終了し、11で示す選択手段のA端子が選択されると、スイッチング素子7Sがオンされて加圧型ペレット製造機7が選択され、また選択手段11のB端子が選択されるとスイッチング素子8Sがオンされて押出型ペレット製造機8が選択される。選択手段11のA端子、B端子が選択されなければ混合機6の混合作業によって製造された混合された微粉末竹飼料が選択される。
【0021】
加圧型ペレット製造機7、押出型ペレット製造機8の作業が終了すると、制御装置1によってスイッチング素子9Sがオンされて9で示す乾燥機が作動する。乾燥機9の不図示の湿度計または所定時間作動後に乾燥機9の作動が停止すると、制御装置1によってスイッチング素子10Sが作動して10で示す袋詰機が作動する。袋詰機10によりそれぞれの飼料が袋詰めされて袋詰機10の作動が停止して出荷を待つ。
【0022】
図2は本発明の竹飼料製造装置及び方法の制御装置のフローチャートを示す。
【0023】
S1で竹を略同じ長さになるように切断機3で切断して竹粉砕機4に導いてS2で粉砕して、所定以下の粒径になるまで繰り返して粉砕してS3で微粉末化してS4に導く。S4では微粉末化した竹に対して前もって米糠、焼酎粕、大豆粕ないしは無洗米廃液を浄化して製造された残渣物に光合成菌液を投入して生成した消臭液を混合機6に導いて混合する。
【0024】
S5で混合された混合物を粉末飼料用POとペレット飼料用PEとに選択して分別する。微粉末飼料用はS6に導いて乾燥機9で乾燥後、S7では袋詰機10に導いて微粉末飼料として袋詰めして出荷を待つ。
【0025】
ペレット飼料用は、S9で押出ペレットでなくて加圧ペレットとするならば、S10に導いて、加圧型ペレット製造機7で加圧ペレット飼料を製造し、S11に導いて乾燥機9で所定湿度以下または所定時間乾燥させ、S12で加圧ペレット飼料を袋詰めし、S13で、加圧ペレット飼料として出荷を待つ。
【0026】
S10で押出ペレットと選択した場合には、S14で押出ペレット製造機8で押出ペレット飼料を製造してのち、S15に導いて乾燥機9で所定湿度以下または所定時間乾燥させ、S16で押出ペレット飼料を袋詰めし、S17で、押出ペレット飼料として出荷を待つ。
【0027】
特許文献2では竹に乳酸菌を添加した場合の効果を示しているが、本発明の光合成菌を添加した場合の効果を以下に述べる。
【0028】
竹の繊維は強靭で畜産の動物の消化に負担をかける障害を解消するために微粉砕化する方法と、光合成細菌液と焼酎粕及び、酒粕及び、大豆粕、無洗米等の廃液を浄化して製造される残渣物とを混合して生成された光合成菌消臭液が竹粉末に含まれていない成分を多く含んでいるので、バランスのとれた基礎飼料を短時間の製造を可能とし、光合成細菌作用により腐敗、成長促進、排泄物悪臭軽減、体内の代謝能力を高め飼育環境の改善に効果を発揮する。
【0029】
竹はタンパク質含量が低いため、焼酎粕、大豆粕、無洗米等の廃液を処理した光合成菌消臭液に、不足するタンパク質を補充した竹粉末飼料製品は、低・未利用の食品残渣を混合すれば、低コストでタンパク質の補充が可能となり、ゴミの減量にもつながる。
【0030】
竹を食品や飼料にする試みは、過去何度か行われたが、従来の破砕方式の粉体化では、針状の繊維が残り、胃腸を傷つけるため、食品・飼料化は断念されてきたが、粉体化からさらに進めて微粉末化して、光合成細菌消臭液を加えることで問題を解決し、光合成細菌作用の効果を加えることで短期間に飼料を製造できることを特徴とする。
【0031】
自然の竹を常温で粉砕してさらに微細化して、焼酎粕等の廃液を浄化して製造される残渣物に光合成菌消臭液と混合する手段で、光合成細菌浄化処理液に含まれた栄養成分と腐敗防止作用ある焼酎粕浄化消臭と混合させた高品質で成長促進、排泄物悪臭を減少させる効果のある畜産飼料として誕生させた安全、安心して使用できる竹飼料を提供する。
【0032】
【表1】

【0033】
【表2】

【0034】
【表3】

【0035】
微粉砕した生竹は常温ではカビが発生しやすいことから、必要量ずつ粉砕するか冷蔵保存する必要があり、粉砕時に発生する熱で竹の中にある乳酸菌が低下するなどの理由で、竹が持つ抗酸化・抗菌・消臭効果作用などの有効な成分がなくなってしまうという問題があることで飼料として利用出来ないと考えられていたので、焼酎粕等廃液をリサイクルする手段で、光合成細菌浄化処理液を製造した消臭液に含まれた栄養成分と、腐敗防止作用ある焼酎粕浄化消臭液と、混合させた高品質で成長促進、排泄物悪臭を減少させる効果のある畜産飼料として竹を新規な方法で再生させることを特徴とする。
【0036】
竹の処理に際してその際に竹の特性で酸性側でしか機能しない光合成細菌は使用できないという問題点と、増殖には硫黄を大量に必要をした。そこで前記光合成菌液として、本出願の発明者が以前に出願し登録された特許3699987号に記載の耐アルカリ性光合成細菌(Rhodopseudomonas)、耐アルカリ性ラン色細菌(Synechococcus)であり、より具体的には、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレン、リオコピンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)A株、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)B株、耐アルカリ性でクロロフィルa、およびβカロチンを有すラン色細菌(Synechococcus)C株から選ばれた少なくとも一つを含む微生物群である液を含むものを用いて腐敗に対して強みを生かすことができた。
【0037】
不快な臭いの原因が窒素でありその窒素が腐敗してエチレン臭や、アンモニア臭であり、光合成細菌は窒素固定能を有するので、光合成細菌は共生関係にある菌と共存すると、著しく増殖活性を増大するという、この現象を発見したことが消臭を実現したものです。
固液分離した有機物液体の微粒子に含まれる微生物と自浄作用を特定な無施設内で、人為的に循環接触させる方式を、一定時間繰り返すと、光合成細菌は共生関係にある菌と共存すると、著しく増殖活性を増大するという、この現象を発見したことにより100〜200時間で浄化透明水にすること消臭液が製造される技術となったのである。
【0038】
主に酸性側で機能する光合成細菌が着目されてきた。しかし、有機物処理にはアルカリ処理をほどこすことがあり、その際に酸性側でしか機能しない光合成細菌は使用できないという問題点があった。また、それ以外で有機物処理に用いられる細菌は光合成硫黄細菌であり、増殖には硫黄を大量に必要とする性質があった。本発明は、アルカリ側で機能する光合成非硫黄細菌を提供することで、酸性の焼酎粕を中性に自動的にできるので、中和剤を必要としないで飼料を製造する方法と技術である。
【0039】
竹は本来多量の水分を含んでいる植物であり、非常にカビが発生しやすい素材です。天日に晒すとカビは防げるかもしれませんが、日陰に保管するとカビが発生しやすくなります。カビは竹を扱う上で非常にやっかいなものであり、完全に防ぐことは非常に困難である問題を解決し、短時間に飼料を製造する方法と技術である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明に係る竹飼料製造装置及び方法は、竹を粉砕した竹粉とし、焼酎粕、米糠、光合成菌液とを混合して竹飼料を製造するので、従来、嫌気状態下で添加していた乳酸菌の代わりに光合成菌を使うのでさらに匂いも発生せずに時間もかけずに製造できる特徴を有する。
【符号の説明】
【0041】
1 制御装置
2 スイッチ群
3 切断機
4 粉砕機
5 微粉末製造機
6 混合機
7 圧縮型ペレット製造機
8 押出型ペレット製造機
9 乾燥機
10 袋詰機
11 選択手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
竹を粉砕する手段と、前記粉砕された竹を竹粉とする微粉末化する手段と、前記微粉末化した竹粉と、別途備えられた光合成菌液を焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米等の廃液とを浄化して製造される残渣物に投入して得られる光合成菌消臭液と、該光合成消臭液を混合して混合物を生成する手段と、前記混合された混合物から焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米廃液残渣物と混合された微粉末竹飼料を生成するかまたはペレット状竹飼料を生成するかを選択する手段と、前記混合された微粉末竹飼料またはペレット状竹飼料を乾燥する手段と、を備えた竹飼料製造装置。
【請求項2】
さらに前記ペレット状竹飼料は加圧された加圧ペレット竹飼料を生成するか、押出しされた押出ペレット竹飼料を生成するかを選択する手段を備えた請求項1に記載の竹飼料製造装置。
【請求項3】
竹を粉砕するステップと、前記粉砕された竹を竹粉とする微粉末化するステップと、微粉末化した竹粉と、別途備えられた光合成菌液を焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米等の廃液とを浄化して製造される残渣物に投入して得られる光合成菌消臭液とを混合するステップと、前記混合された混合物から焼酎粕、酒粕、大豆粕ないしは無洗米廃液残渣物と混合された微粉末竹飼料を生成するかまたはペレット状竹飼料を生成するかを選択するステップと、前記微粉末竹飼料またはペレット状竹飼料を乾燥するステップとを備えた竹飼料製造方法。
【請求項4】
さらに前記ペレット状竹飼料は加圧された加圧ペレット竹飼料を生成するか、押出しされた押出ペレット竹飼料を生成するかを選択するステップを備えた請求項3に記載の竹飼料製造装置。
【請求項5】
前記光合成菌液は耐アルカリ性光合成細菌(Rhodopseudomonas)、耐アルカリ性ラン色細菌(Synechococcus)であり、より具体的には、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレン、リオコピンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)A株、耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレンを有する光合成細菌(Rhodopseudomos)B株、耐アルカリ性でクロロフィルa、およびβカロチンを有すラン色細菌(Synechococcus)C株から選ばれた少なくとも一つを含む微生物群である液を含む請求項1及び請求項3に記載の竹飼料製造装置及び方法。
【請求項6】
耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレン、リオコピンを有する光合成細菌Rhodopseudomos A株(受託番号FERM P−19432)である請求項5に記載の竹飼料製造装置及び方法。
【請求項7】
耐アルカリ性でバクテリアクロロフィルa、ノイロスポレンを有する光合成細菌Rhodopseudomos B株(受託番号FERM P−19431)である請求項5に記載の竹飼料製造装置及び方法。
【請求項8】
配列番号1記載の16s rDNA分子を有する光合成細菌Rhodopseudomos A株である請求項5に記載の竹飼料製造装置及び方法。
【請求項9】
配列番号2記載の16s rDNA分子を有する光合成細菌Rhodopseudomos B株である請求項5に記載の竹飼料製造装置及び方法。







【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−155842(P2011−155842A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−17538(P2010−17538)
【出願日】平成22年1月29日(2010.1.29)
【出願人】(301037626)
【出願人】(301046499)
【Fターム(参考)】