説明

符号化の方法および装置

【課題】十分な周波数ダイバシティ利得および時間ダイバシティ利得を得ることができる符号化の方法および装置を提供すること。
【解決手段】符号化の方法および装置を提供する。符号化方法において、入力情報ビットを符号化行列Gおよび線形結合式で符号化するステップ。符号化行列Gは、符号化行列Hの1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列Hに対して行交換を行うことによって得られる符号化行列である。本発明の態様によって提供される符号化行列で制御情報を符号化すれば、制御情報の各ビットが、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散される。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、参照により全体が本明細書に組み込まれる2009年1月7日出願の中国特許出願第200910001828.8号の優先権を主張する。
【0002】
本発明は、通信技術の分野に関し、より詳細には、符号化の方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
LTE(long term evolution)のシステムにおいて、物理アップリンクチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含み得る。一般に、アップリンクデータは、PUSCHで送信され、アップリンク制御シグナリングは、PUCCHで送信される。アップリンク制御シグナリングは、チャネル品質インジケータ(CQI)シグナリング、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)されたメッセージ、およびスケジューリング要求メッセージを含み得る。
【0004】
ユーザ機器(UE)が制御情報、例えばCQI情報またはCQI情報およびACK/NACK情報を送信すると、「A」ビットの制御情報は、最初に(20,A)のリードマラー(RM)符号により符号化され、この場合、「A」ビットは、20ビットに符号化される。次いで20ビットは、4相位相偏移(QPSK)変調を受け、変調されたQPSKシンボルが10個得られる。10個の変調されたQPSKシンボルは、PUCCHの2つのスロットにマッピングされ、この場合、図1に示されるように、最初の5つのQPSKシンボルが第1のスロットにマッピングされ、最後の5つのシンボルが第2のスロットにマッピングされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施中、発明者は、従来技術には以下の欠点があることに気付く。制御情報が上述した(20,A)のRM符号行列で符号化されると、制御情報のいくつかのビットがいくつかの連続する変調シンボルに関する情報を有していない場合があり、したがって、十分な周波数ダイバシティ利得および時間ダイバシティ利得を得ることができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、符号化の方法および装置を対象とする。本発明の態様によって提供される符号化行列で符号化を行えば、または符号化された情報においてビットマッピングを実行すれば、制御情報の各ビットを、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0007】
したがって、本発明の一態様によれば、ある符号化方法が提供される。この符号化方法は、入力情報ビットを符号化行列Gおよび線形結合式(linear combination formula)で符号化するステップを含み、線形結合式は、
【0008】
【数1】

【0009】
であり、式中、biは、符号化された出力ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nは、符号化行列Gにおける対応する要素であり、anは、入力情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBは、ゼロより大きい正の整数である。符号化行列Gは、符号化行列Hの1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列Hに対して行交換を行うことによって得られる符号化行列である。
【0010】
本発明の別の態様によれば、ある符号化方法が提供される。この符号化方法は、入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するステップと、入力情報ビットを変調されたシンボルにわたって均一に分散させるように、事前に設定されたマッピングモードに従って、符号化された情報ビットをインターリーブするステップとを含み得る。この符号化方法では、線形結合式は、
【0011】
【数2】

【0012】
であり、式中、biは、RM符号化の後の出力ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nは、符号化行列における対応する要素であり、anは、入力情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBは、ゼロより大きい正の整数である。
【0013】
本発明のさらに別の態様によれば、ある符号化装置が提供され、これは、符号化ユニットを含み得る。
【0014】
この符号化ユニットは、請求項1に従って、入力情報ビットを符号化行列Gおよび線形結合式で符号化するように構成されている。
【0015】
本発明のさらに別の態様によれば、ある符号化装置が提供され、これは、符号化ユニットおよびインターリーブユニットを含み得る。
【0016】
符号化ユニットは、入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するように構成されている。
【0017】
インターリーブユニットは、符号化ユニットと接続されており、入力情報ビットを変調されたシンボルにわたって均一に分散させるように、事前に設定されたマッピングモードに従って、符号化された情報ビットをインターリーブするように構成されている。
【0018】
本発明の態様によって提供される符号化行列で制御情報を符号化すれば、または符号化された制御情報においてビットマッピングを実行すれば、制御情報の各ビットを、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができることがわかる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0019】
以下の図面は、本発明の実施形態をより良く理解できるようにするためのものであり、本発明を制限するものではなく、本出願の一部分を構成する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】従来技術におけるPUCCH物理チャネルのマッピング模式図である。
【図2】本発明の実施形態3による符号化方法のフロー図である。
【図3】本発明の実施形態2による符号化行列により6ビットのCQI情報ビットを符号化することによって得られる性能曲線である。
【図4】本発明の実施形態2による符号化行列により7ビットのCQI情報ビットを符号化することによって得られる性能曲線である。
【図5】本発明の実施形態2による符号化行列により8ビットのCQI情報ビットを符号化することによって得られる性能曲線である。
【図6】本発明の実施形態2による符号化行列により9ビットのCQI情報ビットを符号化することによって得られる性能曲線である。
【図7】従来技術における符号化行列によって符号化された様々なビットの性能曲線である。
【図8】本発明の一実施形態によるTable 2(表3)に示される符号化行列によって符号化された様々なビットの性能曲線である。
【図9】本発明の実施形態4による符号化方法のフロー図である。
【図10】本発明の実施形態5による符号化方法のフロー図である。
【図11】本発明の実施形態6による符号化装置の構造模式図である。
【図12】本発明の実施形態7による符号化装置の構造模式図である。
【図13】本発明の実施形態8による符号化装置の構造模式図である。
【図14】本発明の実施形態9による符号化装置の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の技術的解決策、目的、およびメリットをより明確にするために、添付の図面およびいくつかの実施形態例を参照して、本発明の詳細な説明を以下に示す。本発明の実施形態例およびその説明は、本発明を制限するのではなく、むしろ説明するためのものである。
【0022】
実施形態1
本実施形態では、符号化方法が提供され、入力情報ビットを符号化行列(本実施形態では、符号化行列はGと表される)および線形結合式(または符号化式)で符号化するステップを含む。線形結合式は、以下の通りである。
【0023】
【数3】

【0024】
上記の式において、biは、符号化された出力情報ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nは、符号化行列Gにおける対応する要素であり、anは、入力情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBは、ゼロより大きい正の整数である。
【0025】
本実施形態では、符号化行列Gは、符号化行列の1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列に対して行交換を行うことによって得られる(本実施形態では、1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列は、符号化行列Hと表される)。
【0026】
本実施形態において、Aは、入力情報ビットの数を表し、Bは、出力情報ビットの数を表す。
【0027】
本実施形態において、PUCCHチャネルで送信されたCQIの入力情報ビットa0,a1,a2,a3,...,aA-1は、符号化行列Gおよび符号化式を使用することによって符号化される。入力情報ビットの数は、CQIの固有の報告モードによって決まる。Bの数は、固有の符号化モードによって決まり、例えば、LTEシステムでは、B=20である。しかし、Bは、実際の要望に従って、要求通りに任意の適切な数に設定できることを、当業者であれば理解されよう。
【0028】
上記の実施形態からわかるように、行列Hの1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列Hに対して行交換を行うことによって得られる符号化行列Gによって制御情報を符号化して、制御情報の各ビットを、復号されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0029】
実施形態2
本実施形態において、符号化方法が提供され、この場合、出力情報ビットは、B=20である。
【0030】
この方法は、入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するステップを含み得る。
【0031】
線形結合式は、以下の通りである。
【0032】
【数4】

【0033】
上記の式において、biは、RM符号化の後の出力ビット、i=0,1,2,...,B-1、B=20であり、Mi,nは、符号化行列Gにおける対応する要素であり、anは、情報ビット、n=0,...A-1である。
【0034】
本実施形態において、出力情報ビットの数は、B=20である。1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列は、例えば、Table A(表1)に示される通りである。
【0035】
【表1】

【0036】
例えば、6列目、すなわち、Table A(表1)に示される符号化行列における列Mi,5において、最初の10行は、すべてゼロである。こうした連続するゼロが存在するために、制御情報のいくつかのビットが連続する変調シンボルに関する情報を有していない場合があり、したがって、チャネルが急速に変わるとき、十分な時間ダイバシティ利得を得ることができない。
【0037】
したがって、本実施形態では、連続するゼロの数を低減するために、Table A(表1)に示される符号化行列に対して、行交換が行われ得る。
【0038】
本実施形態において、Table A(表1)に示される符号化行列に対して行交換を行った後に得られた符号化行列は、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列のうちの任意の1つとすることができるが、本発明は、これらに限定されない。
【0039】
【表2】

【0040】
【表3】

【0041】
【表4】

【0042】
【表5】

【0043】
【表6】

【0044】
【表7】

【0045】
本実施形態において、PUCCHチャネルで送信されたCQIの制御情報、例えば、a0,a1,a2,a3,...,aA-1は、行交換後に得られた符号化行列Gおよび上述した符号化式を使用することによって符号化される。制御情報の数は、A個のビットであり、CQIの固有の報告モードによって決まる。
【0046】
本実施形態において、符号化行列は、RM符号化行列であり、A個のビットを含む制御情報は、上述した符号化行列Gを使用することによって、20ビットに符号化され得る。
【0047】
本実施形態からわかるように、本実施形態に従って行交換の後に得られる、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列で制御情報を符号化することである。Table 1(表2)からTable 6(表7)の符号化行列における連続するゼロの数が低減されるために、制御情報の各ビットは、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散され得る。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0048】
実施形態3
本実施形態では、PUCCHチャネルで送信されるCQIの制御情報が(20,A)の符号で符号化される符号化方法が提供される。この方法は、図2に示されるように、以下のステップを含み得る。
【0049】
ステップ201で、PUCCHチャネルで送信されるべき、例えばa0,a1,a2,a3,...,aA-1のA個のビットを有するCQIの制御情報が生成される。本実施形態において、CQIのビット数、すなわちAの数は、CQIの固有の報告モードによって決まる。
【0050】
ステップ202で、CQI情報の生成されたA個のビットは、Table 1(表2)からTable 6(表7)における符号化行列のうちのいずれか1つ、および線形結合式に従って、(20,A)の符号で符号化される。すなわち、CQI情報のA個のビットは、20個の符号化された出力情報ビットを生成するように、線形結合によって符号化される。本実施形態において、使用された(20,A)の符号は、Table 1(表2)からTable 6(表7)の任意の符号化行列における13個の基本系列Mi,nの線形結合である。
【0051】
符号化方法について、例と共に以下で説明する。
【0052】
a0,a1,a2,a3,...,aA-1など、A個のビットを有するCQI情報について、符号化された出力情報ビットは、RM符号化の後、b0,b1,b2,b3,...,bB-1であり、この場合、B=20である。線形結合式は、
【0053】
【数5】

【0054】
であり、この場合、i=0,1,2,...,B-1である。以下に、4ビットのCQI情報、a0,a1,a2,a3を例に挙げて説明を行う。
【0055】
例えば、符号化行列および線形結合式によるRM符号化の後の第1の出力情報ビット、b0は、
bo=(a0・M0,0+a1・M0,1+a2・M0,2+a3・M0,3)mod2
である。
【0056】
同様に、他の出力情報ビット、b1,b2,b3,...,bB-1の値も取得することができ、すなわち、以下の通りである。
b1=(a0・M1,0+a1・M1,1+a2・M1,2+a3・M1,3)mod2
...
b19=(a0・M19,0+a1・M19,1+a2・M19,2+a3・M19,3)mod2
上記の計算の後、20個の符号化された出力情報ビットが取得され得る。
【0057】
ステップ203では、20個の符号化された出力情報ビットは、QPSKで変調され、すなわち、10個のQPSKシンボル、d0,d1,...,d9を生成するように、2ビットごとに1つのQPSKシンボルを形成する。次いで、10個のQPSKシンボルは、スクランブルされ、PUCCHチャネルのサブフレームにマッピングされる。図1に示されるように、PUCCHチャネルは、周波数領域におけるアップリンクチャネルの2つの側面に分配され、2つのスロットは、周波数領域の異なる2つの側面に配置される。例えば、d0,d1,...,d4がPUCCHの第1のスロット(例えば、第1のスロットのm=0部分)にマッピングされ、d5,d6,...,d9がPUCCHの第2のスロット(例えば、第2のスロットのm=0部分)にマッピングされる。
【0058】
本実施形態において、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される各符号化行列は、例えばTable A(表1)に示される従来技術における符号化行列に基づいて取得され得る。
【0059】
Table A(表1)に示されるように、いくつかの列には、さらに連続するゼロがある。例えば、6列目、すなわちMi,5において、最初の10行は、すべてゼロである。制御情報の数が6ビットに等しい、または6ビットより多いと仮定すると、制御情報の6番目のビットは、符号化後の20個の符号化された出力ビット中の最後の10個の符号化された出力ビットのみに組み込まれ、すなわち、制御情報の6番目のビットは、QPSK変調後の最後の5つのQPSKシンボルのみに組み込まれる。さらに、PUCCHは、1つのサブフレームの2つのスロットにおいて、周波数領域の2つの側面にそれぞれマッピングされるため、周波数領域の非干渉性をできるだけ使用することによって、周波数ダイバシティ利得が得られる。PUCCHのマッピングルールによれば、第1のスロットが6番目のビットのどんな情報も含まないように、最後の5つのシンボルは、サブフレームの第2のスロットにマッピングされ、したがって、6番目のビットは、十分な周波数ダイバシティ利得を得ることができない。同様に、他の列は、情報ビットを2つのスロット上で具体化させることができるが、連続するゼロが存在するために、いくつかの情報ビットは、連続する変調シンボルについての情報を有さないことになり、したがって、チャネルが急速に変わるとき、十分な時間ダイバシティ利得を得ることができない。
【0060】
したがって、本実施形態では、従来技術における符号化行列、例えば、Table A(表1)に示される符号化行列に対して、行変換(または行交換と呼ばれる)が行われる。行変換は、連続するゼロの数を低減することができ、したがって、制御情報のビットを、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができる。
【0061】
例えば、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される行列など、本発明の本実施形態における符号化行列による最大数の連続するゼロを有する列における連続するゼロの数は、例えばTable A(表1)に示される行列など、従来技術における符号化行列による最大数の連続するゼロを有する列における連続するゼロの数より少ない。
【0062】
さらに、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列による同じ変調シンボルへのいくつかの行のマッピング中に連続するゼロを有する列の数は、従来技術における符号化行列による同じ変調シンボルへのいくつかの行のマッピング中に連続するゼロを有する列の数より少ない。
【0063】
さらに、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列によれば、最初のB/2行および最後のB/2行において連続するゼロを有する列は、実質的に均一に分散される。
【0064】
本実施形態において、Table 1(表2)からTable 6(表7)の符号化行列のうちの任意の1つは、以下の方法で得ることができる。
【0065】
Table A(表1)に示される従来技術における符号化行列に対して行交換が行われ、すなわち、Table A(表1)の符号化行列において、n行目がm行目で置き換えられ、したがって、行変換された符号化行列の各列における連続するゼロの数ができるだけ低減される。
【0066】
行交換の後、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列が取得され得る。当然、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列は、単に例にすぎず、上述した行交換方法によれば、入力情報ビットを、符号化されたすべての出力情報ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができる他の符号化行列を得ることもできる。
【0067】
さらに、行交換または行変換の後に得られた符号化行列における任意の列に、連続するゼロが依然として存在する場合、連続するゼロを、異なる変調シンボルにできるだけさらに分散させることができる。
【0068】
さらに、存在する連続するゼロを異なる変調シンボルに分散させた後、符号化された情報ビットは、2つのグループに分けられ、例えば、最初の10ビットが1つのグループとみなされ、最後の10ビットが別のグループとみなされる。2つのグループにおける任意の列が1つを超える0シンボルを有する場合、これらのシンボルを、2つのグループに均一に分散させる。
【0069】
本実施形態による符号化行列、例えば、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列は、上記の行交換方法によって得ることができる。
【0070】
行変換を介して、例えば、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列などの符号化行列を得る特定の実施プロセスについて、さらに説明する。
【0071】
ステップ1で、BがRM符号器の出力ビットを表す(B,A)RM符号化行列X1について、符号化行列X1のある行が、符号化行列X2のi行目(例えば1行目)となるように選択される。
【0072】
ステップ2で、符号化行列X1における残りの行からある行が選択され、その行は、符号化行列X2のi行目の隣の行として取得された後、2つの行に連続するゼロを有する列の数が最小となるという条件を満たす。
【0073】
ステップ3で、ステップ2の終了後、いくつかの行がステップ2で定義された条件を満たす場合、i行目および(i-1)行目と共に、ステップ2で選択された行が決定される。次いで、少なくとも3つの連続するゼロを含む列を有する組合せを形成する行が選択され、選択された行は、符号化行列X2の(i+1)行目となる。
【0074】
ステップ4で、符号化行列X2の(i+1)行目は、i行目として設定され、符号化行列X1におけるB個の行がすべて符号化行列X2にマッピングされるまで、ステップ2および3が繰り返される。
【0075】
ステップ5で、符号化行列X2について、隣接する奇数行および偶数行は、シンボル行とみなされる。あるシンボル行が2つの連続するゼロを含む列を有する場合、この列は、ゼロシンボル列である。符号化行列X2が処理され、この場合、シンボル行は、符号化行列X3のj行目(例えば1行目)となるように、ランダムに選択される。
【0076】
ステップ6で、符号化行列X2における残りのシンボル行から1つのシンボル行が選択され、その行は、符号化行列X3のj行目の隣の行として取得された後、2つのシンボル行に連続するゼロを有する列の数が最小となるという条件を満たしていなければならない。選択されたシンボル行は、符号化行列X3の(j+1)番目のシンボル行となる。
【0077】
ステップ7で、符号化行列X3の(j+1)番目のシンボル行は、j番目のシンボル行として設定され、符号化行列X2のすべてのシンボル行が処理されるまで、ステップ6が繰り返される。
【0078】
ステップ8で、生成された符号化行列X3について、最初のB/2行は、1つのグループとみなされ、後のB/2行は、別のグループとみなされる。ある列が2つ以上のゼロシンボル列を有している場合、符号化行列X3に対してシンボル行変換が行われ、したがって、シンボル行変換後に取得された符号化行列X4において、ゼロシンボルが2つのグループにわたってできるだけ均一に分散される。
【0079】
ステップ9で、符号化行列X4は、最後に取得された符号化行列である。
【0080】
本実施形態において、本発明の実施形態によるTable 1(表2)からTable 6(表7)における符号化行列のうちの任意の1つを、上記のステップ1からステップ9により取得することができる。
【0081】
取得されたRM符号化行列、例えば、Table 1(表2)に示される符号化行列は、従来技術における符号化行列、すなわちTable A(表1)に示される符号化行列と比較される。符号化された出力ビットに対してQPSK変調が実行され、特に、符号化行列は、検討するために、10個のグループに分けられ、すなわち、連続する2行ごとに1つのグループとしてみなされ、そのグループは、1つのQPSKシンボルに変調される。Table 1(表2)の符号化行列を使用するとき、ゼロシンボルの数が32から17に低減され、複数のシンボルにおいて連続するゼロ(2つ以上の連続するゼロシンボル)は存在しない。
【0082】
本発明の実施形態による符号化行列の性能を調べるために、以下の、10MHz帯域幅、典型的都市(TU)型チャネル、3km/hの移動速度を有するUE、2つの送信アンテナおよび1つの受信アンテナのアンテナアーキテクチャ、および実際のチャネルを採用することによる推定のシミュレーション条件下で、RM符号がシミュレートされる。
【0083】
図3から図6を参照すると、6ビット、7ビット、8ビット、および9ビットの異なる状況におけるCQI情報のシミュレーション結果を示す概略図が示されている。図において、横座標は、信号対雑音比(SNR)を表し、縦座標は、ブロック誤り率(BLER)を表し、実線は、既存のLTEプロトコルにおいて採用されるRM符号を表し(現在の曲線)、点線は、Table 1(表2)の符号化行列に対応するBLER性能曲線(変更後の曲線)である。
【0084】
図7は、従来技術の符号化行列で符号化を行うときの性能曲線であり、図8は、本発明の実施形態によるTable 1(表2)に示される符号化行列で符号化を行うときの性能曲線である。
【0085】
図3から図6からわかるように、本発明の実施形態による符号化行列で符号化して、性能は、大幅に向上する。
【0086】
異なるビット間の関係について、以下で説明する。
【0087】
図8に示されるように、本発明の実施形態による符号化行列が使用されるとき、BLERは、入力情報ビットの数の増加により、一様に増加する。しかし、図7に示されるように、Table A(表1)に示される符号化行列が使用されるとき、入力情報ビットの数が5ビットと6ビットとの間である場合に大きいギャップが存在する。
【0088】
CQI制御シグナリングの送信品質は、従来技術の符号化行列を使用したときと比べて、本発明の実施形態の符号化行列を使用した後、大幅に向上することがわかる。制御情報が制御シンボルにわたってできるだけ均一に分散されるため、またUEの移動速度が増加するとき、本発明の実施形態の符号化行列により、より大きい利得が得られる。
【0089】
Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列によって制御情報を符号化して、制御情報の各ビットを、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができることが、上記の実施形態からわかる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0090】
実施形態4
本実施形態において、図9に示されるように、符号化方法が提供される。この方法は、以下のステップを含み得る。事前に格納されている符号化行列および線形結合式により、入力情報ビットが符号化される(図9のステップ901参照)。入力情報ビットが変調されたシンボルにわたって均一に分散されるように、符号化された出力情報ビットがインターリーブされる(図9のステップ902参照)。線形結合式は、
【0091】
【数6】

【0092】
であり、biは、RM符号化の後の出力情報ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nは、符号化行列における対応する要素であり、anは、入力情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBは、ゼロより大きい正の整数である。
【0093】
本実施形態において、使用される符号化行列は、例えばTable A(表1)に示される従来技術の符号化行列を採用し得る。
【0094】
本実施形態において、従来技術の既存の符号化行列は、変更の必要がない。符号化された出力情報ビットがインターリーブされて、出力情報ビットの順序が変更され、したがって、制御シグナリングの入力情報ビットが変調されたシンボルにわたってできるだけ均一に分散される。
【0095】
符号化された出力情報ビットをインターリーブし、出力ビットの順序を変更して、制御シグナリングの情報ビットが変調されたシンボルにわたってできるだけ均一に分散されることが上記の実施形態からわかる。それによって、制御シグナリングの情報ビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0096】
実施形態5
本実施形態では、PUCCHチャネルで送信されるCQIの制御情報が、符号化された出力情報ビットがB=20の場合、(20,A)の符号で符号化される符号化方法が提供される。
【0097】
図10に示されるように、この方法は、以下のステップを含み得る。
【0098】
ステップ1001で、PUCCHチャネルで送信されるべき、例えばa0,a1,a2,a3,...,aA-1のA個のビットを有するCQIの制御情報が生成される。本実施形態において、CQIのビット数、すなわちAの数は、CQIの固有の報告モードによって決まる。
【0099】
ステップ1002で、CQIの生成されたA個のビットは、Table A(表1)に示される符号化行列、および上述した線形結合式に従って、(20,A)の符号で符号化される。すなわち、CQI情報ビットのA個のビットは、20個の符号化された出力情報ビットを生成するように、線形結合によって符号化される。符号化プロセスは、実施形態2のものとほぼ類似している。
【0100】
ステップ1003で、20個の符号化ビットが事前に設定されたマッピングモードに従ってインターリーブされ、したがって、符号化された各出力情報ビットを、変調されたシンボルにわたって均一に分散させることができる。インターリーブプロセスは、入力-出力マッピング方法を使用することができる。例えば、マッピング関係は、以下の通りとすることができる。20個の符号化された入力ビットの符号インデックスは、[0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19]であり、出力ビットの符号インデックスは、[0,18,14,6,2,1,8,11,3,15,10,7,12,16,4,17,5,9,19,13]である。本発明はこの例に限定されるものではなく、他の方法も使用可能であることを、当業者であれば理解されよう。
【0101】
ステップ1004で、20個のインターリーブされたビットに対してQPSK変調が行われ、そのプロセスは、実施形態3のものと類似している。
【0102】
符号化された出力情報ビットをインターリーブし、出力情報ビットの順序を変更することによって、制御シグナリングの情報ビットが変調されたシンボルにわたってできるだけ均一に分散されることが上記の実施形態からわかる。それによって、制御シグナリングの情報ビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0103】
実施形態6
本実施形態では、符号化装置が提供される。図11に示されるように、符号化装置は、符号化ユニット1101を含み、符号化ユニット1101は、実施形態1に示されるように、入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するように構成されている。
【0104】
符号化ユニット1101によって実行される符号化プロセスは、実施形態1に示した符号化プロセスと類似している。
【0105】
符号化行列の1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する符号化行列に対して行交換を行うことによって得られる符号化行列で制御情報を符号化することが、上記の実施形態からわかる。得られた符号化行列における連続するゼロの数が低減されるために、制御情報のビットは、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散される。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0106】
実施形態7
本実施形態では、符号化装置が提供される。図12に示されるように、符号化装置は、符号化ユニット1101を含み、符号化ユニット1101によって実行されるプロセスは、実施形態5で説明した符号化プロセスと類似しており、ここでは繰り返さない。
【0107】
図12に示されるように、符号化装置は、符号化ユニット1101に接続された変調ユニット1201をさらに含んでいてもよく、制御情報の符号化された出力情報ビットを変調し、変調されたビットをPUCCHにマッピングするように構成されている。
【0108】
本実施形態では、符号化行列は、実施形態2によるTable 1(表2)からTable 6(表7)に示される符号化行列のうちの任意の1つとすることができる。
【0109】
従来技術による符号化行列(例えば、Table A(表1)に示される符号化行列)に対する行変換によって得られた符号化行列(特に、Table 1(表2)からTable 6(表7)に示される任意の符号化行列)で制御情報を符号化し、したがって、制御情報の各ビットを、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散させることができることが、上記からわかる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0110】
実施形態8
本実施形態では、符号化装置が提供される。図13に示されるように、装置は、符号化ユニット1301およびインターリーブユニット1302を含む。符号化ユニット1301は、入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するように構成されている。インターリーブユニット1302は、符号化ユニット1301に接続されており、入力情報ビットが変調されたシンボルにわたって均一に分散されるように、符号化された出力情報ビットをインターリーブするように構成されている。
【0111】
本実施形態において、インターリーブユニット1302によって実行されるインターリーブプロセスは、実施形態4で説明したインターリーブプロセスと類似しており、ここでは繰り返さない。
【0112】
本実施形態では、使用される符号化行列は、Table A(表1)に示される符号化行列とすることができる。
【0113】
符号化された出力情報ビットをインターリーブし、出力情報ビットの順序を変更して、制御シグナリングの情報ビットが変調されたシンボルにわたってできるだけ均一に分散されることが上記の実施形態からわかる。それによって、制御シグナリングの情報ビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0114】
実施形態9
本実施形態では、符号化装置が提供される。図14に示されるように、装置は、符号化ユニット1301およびインターリーブユニット1302を含む。符号化ユニット1301およびインターリーブユニット1302によって実行されるプロセスは、実施形態7のものと類似しており、ここでは繰り返さない。
【0115】
図14に示されるように、装置は、インターリーブユニット1302に接続された変調ユニット1401をさらに含むことができ、制御情報のインターリーブされた情報ビットを変調し、インターリーブされた情報ビットをPUCCHにマッピングするように構成されている。
【0116】
本実施形態において、装置の動作プロセスは、実施形態5で説明したものと類似しており、ここでは繰り返さない。
【0117】
本発明の態様によって提供される符号化行列で制御情報を符号化すれば、または制御情報の符号化された出力情報ビットにおいてビットマッピングを実行すれば、制御情報の各ビットが、符号化されたすべての出力ビットにわたってできるだけ均一に分散されることが、上記の実施形態からわかる。それによって、制御情報のビットは、チャネルのマッピングの後、十分な周波数ダイバシティおよび時間ダイバシティを取得し、したがって制御情報の送信性能が効果的に向上する。
【0118】
上記の説明は、単に本発明の好ましい実施形態であり、本発明の範囲を制限するためのものではない。本発明の意図および原理から逸脱することなく加えられた任意の変更、同等の代替、または改良は、本発明の範囲内に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0119】
1101 符号化ユニット
1201 変調ユニット
1301 符号化ユニット
1302 インターリーブユニット
1401 変調ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力情報ビットを符号化行列Gおよび線形結合式で符号化するステップを含み、
前記線形結合式が
【数1】

であり、biが、符号化された出力情報ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nが、前記符号化行列Gにおける対応する要素であり、anが、入力情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBが、ゼロより大きい正の整数であり、
前記符号化行列Gが、符号化行列Hの1つまたは複数の列に複数の連続するゼロを有する前記符号化行列Hに対して行交換を行うことによって得られる符号化行列である
符号化方法。
【請求項2】
前記符号化行列Gにおいて最大数の連続するゼロを有する列における連続するゼロの数が、前記符号化行列Hにおいて最大数の連続するゼロを有する列における連続するゼロの数より少ない請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記符号化行列Gにおける同じ変調シンボルへのいくつかの行のマッピングにおいて連続するゼロを有する列の数が、前記符号化行列Hにおける同じ変調シンボルへのいくつかの行のマッピングにおいて連続するゼロを有する列の数より少ない請求項2に記載の方法。
【請求項4】
最初のB/2行および最後のB/2行において連続するゼロを有する列が、前記符号化行列Gにおいて実質的に均一に分散される請求項3に記載の方法。
【請求項5】
B=20のとき、前記符号化行列Hの1つまたは複数の列において複数の連続するゼロを有する前記符号化行列Hが、Table A(表1)
【表1】

に示される符号化行列である請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記符号化行列Gが
【表2】

である、または前記符号化行列Gが
【表3】

である、または前記符号化行列Gが
【表4】

である、または前記符号化行列Gが
【表5】

である、または前記符号化行列Gが
【表6】

である、または前記符号化行列Gが
【表7】

である請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記情報ビットを前記符号化行列Gおよび前記線形結合式で符号化するステップの後に、
前記符号化された出力情報ビットを変調し、前記変調された情報ビットを物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)にマッピングするステップ
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するステップと、
前記入力情報ビットが変調されたシンボルにわたって均一に分散されるように、事前に設定されたマッピングモードに従って、前記符号化された入力情報ビットをインターリーブするステップと
を含み、前記線形結合式が、
【数2】

であり、biが、RM符号化の後の出力情報ビット、i=0,1,2,...,B-1であり、Mi,nが、前記符号化行列における対応する要素であり、anが、情報ビット、n=0,...A-1であり、AおよびBが、ゼロより大きい正の整数である
符号化方法。
【請求項9】
B=20のとき、前記符号化行列が、Table A(表8)
【表8】

に示される符号化行列である請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記入力情報ビットを前記符号化行列および前記線形結合式で符号化するステップの後に、
前記インターリーブされた情報ビットを変調し、インターリーブされた情報ビットを物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)にマッピングするステップ
をさらに含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
請求項1に従って、入力情報ビットを前記符号化行列Gおよび前記線形結合式で符号化するように構成された符号化ユニット
を含む符号化装置。
【請求項12】
前記符号化ユニットに接続されており、前記符号化された情報ビットを変調し、前記変調された情報ビットを物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)にマッピングするように構成された変調ユニット
をさらに含む請求項11に記載の装置。
【請求項13】
入力情報ビットを符号化行列および線形結合式で符号化するように構成された符号化ユニットと、
前記符号化ユニットに接続されており、前記入力情報ビットを変調されたシンボルにわたって均一に分散させるように、事前に設定されたマッピングモードに従って、前記符号化された情報ビットをインターリーブするように構成されたインターリーブユニットと
を含む符号化装置。
【請求項14】
前記インターリーブユニットに接続されており、前記インターリーブされた情報ビットを変調し、前記インターリーブされた情報ビットを物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)にマッピングするように構成された変調ユニット
をさらに含む請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記符号化行列が、Table A(表9)
【表9】

に示される符号化行列である請求項13に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−161776(P2010−161776A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−1276(P2010−1276)
【出願日】平成22年1月6日(2010.1.6)
【出願人】(504277388)▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 (220)
【Fターム(参考)】