説明

粘度の高い内容物の充填方法及び装置

【課題】充填ノズル2により粘度の高い内容物を底部が水平面から傾斜した袋に充填する際に、袋底の鋭角側隅部に残留する空気の量を低減する。
【解決手段】充填用ノズル2からの内容物の吐出に先立ち、上部が凹湾曲したプレス板73,74により、袋の両面から袋底の鋭角側隅部C1を湾曲状に挟持して、袋の両面のフィルムを密着させ、その部分の空気を予め追い出し、その上で充填ノズルから袋内に内容物を吐出する。充填ノズルは内容物を吐出しながら上昇し、かつ上昇の過程で充填ノズルの先端を袋底の鋭角側隅部C1から袋口まで袋内の空間の中心にほぼ沿うように袋幅方向に変位することが望ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホイップクリーム、マヨネーズ、ネギトロ等、通常の液体に比べ粘度が高く流動性の悪い内容物を袋内に充填する充填装置に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1,2に、粘度が高く流動性が悪いマヨネーズ等の内容物を、瓶状の容器に充填する方法及び装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】特公昭48−034138号公報
【特許文献2】特開昭52−056684号公報
【0004】
一方、従来の垂直に昇降する充填ノズルを備えた充填装置を用い、底部が水平面から傾斜した袋に内容物を充填する場合、図6に示すように、袋口の中心に臨む位置に設置した充填ノズルNを垂直に下降させて袋口から挿入し、その先端が袋底の傾斜面の少し手前にきたところで停止させている。つまり、充填ノズルの先端は袋底の3角形状の隅部(鋭角側隅部)から離れた位置にしか挿入できない。そして、その位置で内容物の吐出を開始し、袋内に内容物が積もって行くに従って充填ノズルNを上昇させている(袋内の斜線部は内容物が順に積もっていく様子を模式的に示すもの)。
このとき、内容物が前記のような粘度が高く流動性が悪いものであると、充填ノズルの先端から出て袋の内面に接触した内容物はいっそう流動性を失い、3角形状の隅部に入って行かず、そこに空気Aが残った状態で充填が完了する。なお、底部が水平な通常の袋であっても、やはり両隅部に空気が残った状態で充填が完了する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この袋底隅部に残った空気を後工程にて脱気することは困難であり、結果的に脱気状態が悪く商品の品質を著しく低下させていた。
従って、本発明の目的は、粘度の高い内容物を袋に充填する際に、袋底隅部に残留する空気の量を低減しようというものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る充填方法は、上向きに開口する袋口から充填用ノズルを挿入し、その先端から粘度の高い内容物を吐出して袋内に充填する充填方法であり、内容物の吐出に先立ち、上部が凹湾曲したプレス部材により袋の両面から袋底の隅部を湾曲状に挟持して、挟持した隅部の空気を予め追い出し、その上で内容物の吐出を行うことを特徴とする。
この充填方法は、底部が水平面から傾斜した袋だけでなく、底部が水平な通常の袋に対しても適用される。特に前者の袋に適用する場合、前記プレス部材により袋底の少なくとも鋭角側隅部を挟持する。また、その場合、充填ノズルを袋内に内容物を吐出しながら上昇させ、かつ上昇の過程で充填ノズルの先端を袋底の鋭角側隅部から袋口まで袋内の空間の中心にほぼ沿うように袋幅方向に変位させることが望ましい。
【0007】
また、本発明に係る充填装置は、上向きに開口する袋口から充填用ノズルを挿入し、その先端から粘度の高い内容物を吐出して袋内に充填する充填装置であり、袋の両面から袋底の隅部を挟持するプレス部材が設置され、そのプレス部材は上部が凹湾曲した形状を持ち袋底の隅部を湾曲状に挟持することを特徴とする。
この充填装置は、底部が水平面から傾斜した袋だけでなく、底部が水平な通常の袋に対しても適用される。特に前者の袋に適用する場合、前記プレス部材が袋底の少なくとも鋭角側隅部を挟持する。また、その場合、充填ノズルは下記(1)〜(3)のような形態(いずれも充填ノズルの先端が袋幅方向に変位する)をとることが望ましい。これにより空気の残留量をより低減することができる。
【0008】
(1)充填ノズルが昇降自在に設置され、かつ昇降に伴い充填ノズルの先端が袋底の鋭角側隅部から袋口まで袋内の空間の中心にほぼ沿うように袋幅方向に変位する。
(2)充填ノズルが昇降自在で昇降に伴い袋幅方向に沿って傾動し、かつ昇降に伴いその傾動中心が傾動の方向に変位し同時にその先端が傾動の方向とは逆方向に変位するように設定され、さらに、下降するほど充填ノズルの傾斜及び傾動中心の変位量が大きくなり、かつその先端の変位量が大きくなる。
(3)充填ノズルが昇降自在に設置され、かつ昇降に伴い充填ノズルが袋幅方向に変位するように設定され、さらに下降するほど充填ノズルの変位量が大きくなる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、粘度の高い内容物を袋に充填する際に、袋底隅部に残留する空気の量を大幅に低減できるので、商品の品質が低下しないで済む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図1〜図5を参照して、本発明(ただし、図1,2に示す充填装置は参考例)を具体的に説明する。
図1に示す充填装置1は、例えば周知の間欠回転テーブル型袋詰め包装機において、内容物の充填位置に設置され、粘度の高い内容物を吐出する充填ノズル2、充填ノズル2を昇降させる昇降装置3、及び充填ノズル2を傾動させる傾動装置4からなる。
昇降装置3は、機台5に立設された昇降軸スタンド6、それにガイドされ機台5内の図示しない駆動源により所定のタイミングで昇降する昇降軸7、その先端部に固定されたノズル支持アーム8、ノズル支持アーム8の先端部に軸9により回動自在に軸支された作動リンク10からなる。
【0011】
傾動装置4は、充填ノズル2の中程に固定されたノズル保持部材11、ノズル保持部材11の両側に軸心が一致するように固定された軸12、13(軸12は作動リンク10の下端に回動自在に支持されている)、軸13を回動自在に支持する軸受部材14、それに固定されたスライドユニット15、スライドユニット15が摺動するスライドレール16を備え、また、充填ノズル2の上端部に固定されたカムローラ取付部材17、それに固定されたカムローラ取付軸18、それに回転自在に軸支されたカムローラ19、カムローラ19が転動するカム20、カムローラ19をカム20に対し付勢する引張バネ21を備え、さらに、機台5の上面に立設されたベース板取付スタンド22、ベース板23等を備えている。スライドレール16及びカム20は、ベース板23にそれぞれ傾斜して固定されている。
なお、充填ノズル2の側面には充填ホース24が取り付けられ、この充填ホース24はバルブ、シリンダー等を介して供給タンク(いずれも周知、図示せず)に接続されている。
【0012】
ところで、内容物が粘度が高く流動性が悪いものであると、充填ノズル2の先端から出て袋の内面に接触した内容物はさらに流動性を失うため、袋内に空気をできるだけ残さないようにするには、充填ノズル2の先端が袋内の3角形状の隅部(鋭角側隅部)の空間に深く、かつ空間のほぼ中心に位置するように挿入し、吐出した内容物を左右に均等に分布させることが望ましい。続いて袋内に内容物を吐出しながら上昇していく過程でも、充填ノズルの先端が常に袋内の空間の中心にほぼ沿ったかたちで上昇することが望ましい。これは、図1においてaを隅部の3角形の2等分線とし、bを袋の左右の中心線とすると、充填ノズル2の先端が2等分線a上にほぼ位置するように挿入され、上昇時この2等分線aにほぼ沿うように上昇し、続いて左右の中心線bにほぼ沿うように上昇する、といいかえてもよい。
【0013】
一方、この充填装置1において、充填ノズル2は、グリッパーGに両縁を把持された袋Wが充填位置に回動してくるまでは図1の実線で示す待機位置にあり、このとき充填ノズル2は垂直に立っており、その先端は袋Wの少し上で袋口の中心を臨む位置(中心線b上)にある。
ここで、昇降軸7を下降させると、ノズル支持アーム8、リンク10、ノズル保持部材11等を介して充填ノズル2は下降し、その際、カムローラ19がカム20に沿って転動し、スライドユニット15がスライドレール16に沿って摺動する。これにより、図1の仮想線に示すように、充填ノズル2は傾動中心(軸12の位置)が傾動の方向(図1において左)に変位し、同時にその先端が傾動の方向とは逆方向(図1において右)に変位し、さらに、下降するほど充填ノズルの傾斜及び傾動中心の袋幅方向の変位量が大きくなり、かつその先端の袋幅方向の変位量が大きくなっている。なお、この充填装置1では、傾動の中心が傾動の方向に変位するので、例えば傾動の中心が変位しない場合に比べ、充填ノズル2の傾斜を大きくすることができる。
【0014】
充填ノズル2が下降に際してこのような傾動及び変位をすることで、充填ノズル2の先端は中心線b及び2等分線aに近似的に沿うように下降し(より正確にいえば、これらの線のやや上を緩やかに湾曲して下降する)、下降端では充填ノズル2の先端は袋Wの鋭角側隅部に深く、かつ2等分線a上にほぼ位置するように挿入される。そして上昇時は、内容物を吐出しながら下降時とは全く逆方向に軌跡をたどり、袋口から抜き出される。なお、この充填装置1では、充填ノズル2の下降端及びそこからの上昇中、その先端(吐出口)が常に2等分線a及び中心線bの方向を概略向いているので、吐出した内容物が左右に一層均等に配分される。
袋内の斜線部は内容物が順に積もっていく様子を模式的に示すものであるが、このように鋭角側隅部のごく先端部には空気Aが残留するものの、従来に比べ残留量を大幅に低減することができる。
【0015】
なお、上記の例ではスライドレール16及びカム20を直線的な形状とし、それを図1に示すような角度関係でベース板23に固定していたが、スライドレール16及びカム20の形状や傾斜を適宜変更することで、充填ノズル2の軌跡を2等分線a及び中心線bにより近く沿わせることもできる。また、スライドレール16及びカム20の取付角度を変更可能としておけば、袋Wのサイズ又は形状の変更に対応して、充填ノズルの軌跡を調整することも可能となる。
【0016】
図2に示す充填装置31は、粘度の高い内容物を吐出する充填ノズル2、充填ノズル2を昇降させる昇降装置32、及び充填ノズル2を横(袋幅方向)に変位させる横変位装置33からなり、横変位装置33以外は充填装置1と同等の構造を有する(同等の部位には同じ番号を付与している)。横変位装置33は、充填ノズル2の上端近傍に上下に距離をおいて固定されたノズル保持部材34、35、昇降軸スタンド6の上端近傍に上下に距離をおいて固定された平行リンク支持部材36、37、一端が平行リンク支持部材に回動自在に軸支され、他端がノズル保持部材に回動自在に軸支された一対×2組の平行リンク38〜41(リンク38は作動リンク10の下端にピン42を介して連結されている)からなる。
【0017】
この充填装置31において、充填ノズル2は常に垂直に立ち、グリッパーGに両縁を把持された袋Wが充填位置に回動してくるまでは図2の実線で示す待機位置にあり、その先端は袋Wの少し上で袋口の中心を臨む位置にある。
ここで、昇降軸7を下降させると平行リンク38〜41が下方に揺動し、図2の仮想線に示すように、充填ノズル2は下降に伴い袋幅方向に変位し、さらに下降するほど充填ノズル2の袋幅方向の変位量が大きくなっている。
【0018】
充填ノズル2が下降に際してこのような変位をすることで、充填ノズル2の先端は中心線b及び2等分線a(図1参照)に近似的に沿うように下降し(より正確にいえば、これらの線のやや上を緩やかに湾曲して下降する)、下降端では充填ノズル2の先端は袋Wの底部の鋭角側隅部に深く、かつ2等分線a上にほぼ位置するように挿入される。そして上昇時は、内容物を吐出しながら下降時とは全く逆方向に軌跡をたどり、袋口から抜き出される。
袋内の斜線部は内容物が順に積もっていく様子を模式的に示すものであるが、このように鋭角側隅部のごく先端部には空気Aが残留するものの、従来に比べ残留量を大幅に減少させることができる。ただし、充填ノズル2の下降端及びそこからの上昇中、その先端(吐出口)が2等分線aの方向を向いていないので、特に袋底の鋭角側隅部の3角形域において、吐出した内容物の左右への配分の均等性は充填装置1の方がやや優れている。
【0019】
図3(a)及び図4に示す充填装置51は、充填ノズルNが垂直に昇降する従来タイプの充填装置に、さらにプレス装置52を配置したものである。プレス装置52は、上部が湾曲した一対のプレス板53、54と、それを開閉する開閉装置55(図4参照)からなり、開閉装置55は、プレス板53、54が固定された支持アーム56、57、その後端に固定された回動軸58、59、回動軸58、59に固定され互いにかみ合う歯車60、61、作動用のエアシリンダ62、一方の回動軸59に一端が固定されシリンダロッドの先端に他端が回動自在に軸支された作動アーム63からなり、エアシリンダ62の作動によりプレス板53、54を開閉するようになっている。
【0020】
図3(a)の例では、上部が湾曲したプレス板53、54により袋底の隅部C及び側面の隅部Cを湾曲状に挟持し、その箇所の両フィルムを密着させて空気を予め追い出し、しかも袋とプレス板53、54の上部との交差部位C、Cに新たに隅部ができないように湾曲形状を工夫している。その上で充填ノズル2による内容物の吐出を行っているため、粘土の高い内容物でもすみずみまで充填されやすい。プレス板53、54で挟持した部分には内容物が充填されていないが、その部分には空気も残留していないため、例えばシール後袋を押さえるだけで簡単にその部分に内容物が入っていく。
【0021】
一方、図3(c)の例は、プレス板64、65の上部が直線的な形状を持つため、鋭角的な袋底の隅部Cを消すことができるが、プレス板64、65の上部と袋の交差部位に新たに隅部C、Cが形成されるため、ここに空気Aが残留しやすく、図6の従来例より改善されるが、効果は余り大きくない。
また、図3(b)の例は、湾曲したプレス板66、67により袋底の隅部Cを湾曲状に挟持するものである。この場合は、袋とプレス板66、67の上部との交差部位に新たに隅部C、Cが形成されるが、プレス板66、67の上部が湾曲しているため隅部の角度が緩やかになり、そこに残留する空気の量は少なくて済むため、図3(c)の例よりはるかに効果が大きい。
【0022】
なお、このようなプレス部材は、底部が傾斜した袋に適用できるだけでなく、粘土の高い内容物を充填するのであれば、通常の底部が水平な袋に対しても適用できる(底部の両隅部を挟持する)。
【0023】
図5に示す充填装置71は、充填装置1に対し、さらにプレス装置72を配置したものである。プレス装置72は、上部が湾曲した一対のプレス板73、74と、それを開閉する開閉装置(図示せず)からなり、このプレス板73、74により袋底の鋭角側隅部を挟持し、その上で充填ノズル2による内容物の吐出を行うものである。傾動する充填ノズル2とプレス板73、74の相乗効果により、空気の残留をさらに低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】充填装置(参考例)の正面図及び側面図である。
【図2】他の充填装置(参考例)の正面図及び側面図である。
【図3】本発明に係る充填装置(a)、(b)及び比較に用いた充填装置(c)である。
【図4】プレス板の開閉機構を説明する図である。
【図5】本発明に係る他の充填装置の正面図及び側面図である。
【図6】従来の充填装置を説明する図である。
【符号の説明】
【0025】
2 充填ノズル
3、32 昇降装置
4 傾動装置
12 軸(傾動中心)
16 スライドレール
20 カム
33 横変位装置
53、54、64〜67、73、74 プレス板
a 袋底隅部の2等分線
b 袋の中心線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上向きに開口する袋口から充填用ノズルを挿入し、その先端から粘度の高い内容物を吐出して袋内に充填する充填方法において、内容物の吐出に先立ち、上部が凹湾曲したプレス部材により袋の両面から袋底の隅部を湾曲状に挟持して、挟持した隅部の空気を予め追い出し、その上で内容物の吐出を行うことを特徴とする粘度の高い内容物の充填方法。
【請求項2】
底部が水平面から傾斜した袋に充填する場合に、前記プレス部材により鋭角側隅部を挟持することを特徴とする請求項1に記載された粘度の高い内容物の充填方法。
【請求項3】
充填ノズルを袋内に内容物を吐出しながら上昇させ、かつ上昇の過程で充填ノズルの先端を袋底の鋭角側隅部から袋口まで袋内の空間の中心にほぼ沿うように袋幅方向に変位させることを特徴とする請求項2に記載された粘度の高い内容物の充填方法。
【請求項4】
上向きに開口する袋口から充填用ノズルを挿入し、その先端から粘度の高い内容物を吐出して袋内に充填する充填装置において、袋の両面から袋底の隅部を挟持するプレス部材が設置され、そのプレス部材は上部が凹湾曲した形状を持ち袋底の隅部を湾曲状に挟持することを特徴とする粘度の高い内容物の充填装置。
【請求項5】
底部が水平面から傾斜した袋に充填する充填装置であり、前記プレス部材が鋭角側隅部を挟持することを特徴とする請求項4に記載された粘度の高い内容物の充填装置。
【請求項6】
充填ノズルが昇降自在に設置され、かつ昇降に伴い充填ノズルの先端が袋底の鋭角側隅部から袋口まで袋内の空間の中心にほぼ沿うように袋幅方向に変位することを特徴とする請求項5に記載された粘度の高い内容物の充填装置。
【請求項7】
充填ノズルが昇降自在で昇降に伴い袋幅方向に沿って傾動し、かつ昇降に伴いその傾動中心が傾動の方向に変位し同時にその先端が傾動の方向とは逆方向に変位するように設定され、さらに、下降するほど充填ノズルの傾斜及び傾動中心の変位量が大きくなり、かつその先端の変位量が大きくなることを特徴とする請求項5に記載された粘度の高い内容物の充填装置。
【請求項8】
充填ノズルが昇降自在に設置され、かつ昇降に伴い充填ノズルが袋幅方向に変位するように設定され、さらに下降するほど充填ノズルの変位量が大きくなることを特徴とする請求項5に記載された粘度の高い内容物の充填装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−57116(P2009−57116A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−312767(P2008−312767)
【出願日】平成20年12月8日(2008.12.8)
【分割の表示】特願平10−100715の分割
【原出願日】平成10年4月13日(1998.4.13)
【出願人】(000222727)東洋自動機株式会社 (91)
【Fターム(参考)】