説明

組成物、並びに、これを用いた透明膜、マイクロレンズ、固体撮像素子、透明膜の製造方法、マイクロレンズの製造方法、及び、固体撮像素子の製造方法

【課題】屈折率が高く、組成物の塗布後の塗布面状の経時変化が小さく、かつ、現像処理後の屈折率の低下が小さい膜を形成できる組成物、並びに、これを用いた透明膜、マイクロレンズ、固体撮像素子、透明膜の製造方法、マイクロレンズの製造方法、及び、固体撮像素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 金属酸化物粒子(A)としての酸化チタン粒子又は酸化ジルコニウム粒子と、ベンジル(メタ)アクリレートから誘導される繰り返し単位を含有するバインダーポリマー(F)と、界面活性剤(G)とを含有する組成物であって、前記界面活性剤(G)の含有量が前記組成物の全固形分に対して0.0010質量%〜3.0質量%である組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属酸化物粒子(A)としての酸化チタン粒子又は酸化ジルコニウム粒子と、ベンジル(メタ)アクリレートから誘導される繰り返し単位を含有するバインダーポリマー(F)と、界面活性剤(G)とを含有する組成物であって、前記界面活性剤(G)の含有量が前記組成物の全固形分に対して0.0010質量%〜3.0質量%である組成物。
【請求項2】
前記界面活性剤(G)がフッ素系界面活性剤又はノニオン系界面活性剤である請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記界面活性剤(G)の含有量が前記組成物の全固形分に対して0.50質量%〜3.0質量%である請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記金属酸化物粒子(A)として酸化チタン粒子を含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
前記バインダーポリマー(F)が更に(メタ)アクリレートから誘導される繰り返し単位を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
前記バインダーポリマー(F)がエチレンオキサイド基を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項7】
前記バインダーポリマー(F)が更にエチレンオキサイド基を含有するアルキル(メタ)アクリレートから誘導される繰り返し単位及びイソブチル(メタ)アクリレートから誘導される繰り返し単位の両方を含有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項8】
マイクロレンズ形成用である請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物を用いて形成された透明膜。
【請求項10】
請求項9に記載の透明膜を用いて形成されたマイクロレンズ。
【請求項11】
前記透明膜をドライエッチングすることにより形成された請求項10に記載のマイクロレンズ。
【請求項12】
請求項10又は11に記載のマイクロレンズを有する固体撮像素子。
【請求項13】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物をウエハ上に塗布する工程、
続く第一の加熱工程、及び
更に続いて前記第一の加熱工程における加熱温度より高い温度での第二の加熱工程を有する、透明膜の製造方法。
【請求項14】
請求項9に記載の透明膜をポストベーク処理し整形する工程、及び更にドライエッチング工程を有する、マイクロレンズの製造方法。
【請求項15】
少なくともフォトダイオード、遮光膜、及びデバイス保護膜を有する固体撮像素子用基板に、赤色画素、青色画素、及び緑色画素を形成する工程、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物を塗布し加熱する工程、
レジストパターンを形成する工程、
ポストベーク処理し、形成したレジストパターンをレンズ状の形状に整形する工程、及び
ドライエッチング工程、
を有する、固体撮像素子の製造方法。

【公開番号】特開2012−255128(P2012−255128A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−190180(P2011−190180)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】