説明

組換えコレラ菌外毒素

本発明は、様々なヒト疾患、特に望しくない細胞が大量または過剰にあることによって特徴づけられる疾患の治療のための、コレラ菌由来の組換え外毒素を特徴とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
SEQ ID NO: 1と80%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、組換えコレラ菌(Vibrio cholerae)外毒素(VCE)。
【請求項2】
前記アミノ酸配列がSEQ ID NO: 1と90%よりも高い配列同一性を有する、請求項1記載のVCE。
【請求項3】
前記アミノ酸配列がSEQ ID NO: 1と95%よりも高い同一性を有する、請求項1記載のVCE。
【請求項4】
前記アミノ酸配列がSEQ ID NO: 1と100%の配列同一性を有する、請求項1記載のVCE。
【請求項5】
請求項1記載のVCEをコードする配列を含むベクター。
【請求項6】
請求項1記載のVCEをコードする配列を含む宿主細胞。
【請求項7】
請求項1記載のVCEに特異的に結合する抗体。
【請求項8】
モノクローナル抗体である、請求項7記載の抗体。
【請求項9】
VCEの断片を含むタンパク質であって、該断片がSEQ ID NO: 2と80%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、タンパク質。
【請求項10】
前記断片がSEQ ID NO: 2と90%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項9記載のタンパク質。
【請求項11】
前記断片がSEQ ID NO: 2と95%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項9記載のタンパク質。
【請求項12】
前記断片がSEQ ID NO: 2と100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項9記載のタンパク質。
【請求項13】
前記断片がADPリボシル化活性を含む、請求項9記載のタンパク質。
【請求項14】
細胞膜トランスロケーション活性を含む、請求項13記載のタンパク質。
【請求項15】
前記断片が前記細胞膜トランスロケーション活性を有するVCE細胞膜トランスロケーションドメインを含む、請求項14記載のタンパク質。
【請求項16】
前記断片の天然のフリン切断部位が修飾可能な活性化ドメインで置き換えられており、該修飾可能な活性化ドメインが外因性酵素の基質を含む、請求項15記載のタンパク質。
【請求項17】
前記修飾可能な活性化ドメインがグランザイムB活性の基質を含む、請求項16記載のタンパク質。
【請求項18】
VCE細胞結合ドメインを含まない、請求項14記載のタンパク質。
【請求項19】
請求項9記載のタンパク質をコードする配列を含むベクター。
【請求項20】
請求項9記載のタンパク質をコードする配列を含む宿主細胞。
【請求項21】
請求項9記載のタンパク質を特異的に結合する抗体。
【請求項22】
融合タンパク質である、請求項9記載のタンパク質。
【請求項23】
非天然の細胞標的化部分を含む、請求項22記載の融合タンパク質。
【請求項24】
前記非天然の細胞標的化部分が抗体、またはその機能性断片である、請求項23記載の融合タンパク質。
【請求項25】
前記非天然の細胞標的化部分が人工的に多様化したポリペプチド結合因子である、請求項23記載の融合タンパク質。
【請求項26】
前記非天然の細胞標的化部分が受容体のリガンドである、請求項23記載の融合タンパク質。
【請求項27】
前記非天然の細胞標的化部分が、癌細胞上で発現される細胞表面標的を認識する、請求項23記載の融合タンパク質。
【請求項28】
前記非天然の細胞標的化部分が、造血細胞、リンパ球、および侵害受容ニューロンからなる群より選択される細胞を認識する、請求項23記載の融合タンパク質。
【請求項29】
修飾可能な活性化ドメインをさらに含む融合タンパク質であって、該修飾可能な活性化ドメインが外因性酵素の基質を含む、請求項22記載の融合タンパク質。
【請求項30】
前記酵素がプロテアーゼである、請求項29記載の融合タンパク質。
【請求項31】
前記プロテアーゼが外因性ヒトプロテアーゼである、請求項30記載の融合タンパク質。
【請求項32】
前記プロテアーゼが非ヒトプロテアーゼである、請求項30記載の融合タンパク質。
【請求項33】
前記プロテアーゼが非哺乳動物プロテアーゼである、請求項32記載の融合タンパク質。
【請求項34】
前記プロテアーゼがウイルスプロテアーゼである、請求項33記載の融合タンパク質。
【請求項35】
前記修飾可能な活性化ドメインがプロテアーゼ切断部位の翻訳後修飾を含む、請求項29記載の融合タンパク質。
【請求項36】
前記修飾可能な活性化ドメインが翻訳後修飾を除去可能な酵素の基質を含む、請求項29記載の融合タンパク質。
【請求項37】
前記修飾可能な活性化ドメインがグランザイムB活性の基質を含む、請求項29記載の融合タンパク質。
【請求項38】
標的細胞を破壊する方法であって、該標的細胞をVCEの断片を含むタンパク質と接触させる段階を含み、該断片はSEQ ID NO: 2と80%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、方法。
【請求項39】
前記断片がSEQ ID NO: 2と90%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項38記載の方法。
【請求項40】
前記断片がSEQ ID NO: 2と95%よりも高い配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項38記載の方法。
【請求項41】
前記断片がSEQ ID NO: 2と100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項38記載の方法。
【請求項42】
前記断片がADPリボシル化活性を含む、請求項38記載の方法。
【請求項43】
タンパク質が細胞膜トランスロケーション活性を含む、請求項42記載の方法。
【請求項44】
前記断片が前記細胞膜トランスロケーション活性を有するVCE細胞膜トランスロケーションドメインを含む、請求項43記載の方法。
【請求項45】
前記断片の天然のフリン切断部位が修飾可能な活性化ドメインで置き換えられており、該修飾可能な活性化ドメインが外因性酵素の基質を含む、請求項44記載の方法。
【請求項46】
前記修飾可能な活性化ドメインがグランザイムB活性の基質を含む、請求項45記載の方法。
【請求項47】
前記タンパク質がVCE細胞結合ドメインを含まない、請求項43記載の方法。
【請求項48】
前記タンパク質が融合タンパク質である、請求項38記載の方法。
【請求項49】
前記融合タンパク質が非天然の細胞標的化部分を含む、請求項48記載の方法。
【請求項50】
前記非天然の細胞標的化部分が抗体、またはその機能性断片である、請求項49記載の方法。
【請求項51】
前記非天然の細胞標的化部分が人工的に多様化したポリペプチド結合因子である、請求項49記載の方法。
【請求項52】
前記非天然の細胞標的化部分が受容体のリガンドである、請求項49記載の方法。
【請求項53】
前記非天然の細胞標的化部分が癌細胞上で発現される細胞表面標的を認識する、請求項49記載の方法。
【請求項54】
前記非天然の細胞標的化部分が造血細胞、リンパ球、および侵害受容ニューロンからなる群より選択される細胞を認識する、請求項49記載の方法。
【請求項55】
修飾可能な活性化ドメインをさらに含み、該修飾可能な活性化ドメインは外因性酵素の基質を含む、請求項48記載の方法。
【請求項56】
前記酵素がプロテアーゼである、請求項55記載の方法。
【請求項57】
前記プロテアーゼが外因性ヒトプロテアーゼである、請求項56記載の方法。
【請求項58】
前記プロテアーゼが非ヒトプロテアーゼである、請求項56記載の融合タンパク質。
【請求項59】
前記プロテアーゼが非哺乳動物プロテアーゼである、請求項58記載の方法。
【請求項60】
前記プロテアーゼがウイルスプロテアーゼである、請求項59記載の方法。
【請求項61】
前記修飾可能な活性化ドメインがプロテアーゼ切断部位の翻訳後修飾を含む、請求項55記載の方法。
【請求項62】
前記修飾可能な活性化ドメインが翻訳後修飾を除去可能な酵素の基質を含む、請求項55記載の方法。
【請求項63】
前記修飾可能な活性化ドメインがグランザイムB活性の基質を含む、請求項55記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2010−534061(P2010−534061A)
【公表日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−517023(P2010−517023)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【国際出願番号】PCT/US2008/008786
【国際公開番号】WO2009/014650
【国際公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【出願人】(592017633)ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション (177)
【Fターム(参考)】