説明

組立作業支援装置

【課題】製品種別の変更への対応が容易で、かつ、ブレーキチューブなどの長尺で柔軟な部品の組立作業の効率を向上させることのできる組立作業支援装置を提供すること。
【解決手段】表面上でブレーキチューブ等の部品が載置され組立作業が行われる表示パネル23を有する作業台20内にプロジェクタ22を設けて、表示パネル23に、部品の設置位置とともに、部品を仮固定するためのホルダーの設置位置を実物台の大きさで表示する。表示パネル23上にホルダー設置位置が表示されるので、作業者は、その製品の組み立てに適した位置にホルダーを設置できる。このホルダーで部品を仮固定することで、長尺で柔軟な部品を表示パネル23に示された部品設置位置に設置でき、組立作業効率が向上する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、組立作業支援装置に関し、特に、部品の組立作業に必要な情報を表示パネル上に表示する組立作業支援装置に関する。
【背景技術】
【0002】
大型車両に用いられる空気ブレーキには、様々な径及び長さのブレーキチューブが使用されている。車両の製造ラインでは、ブレーキチューブの設置作業の効率化のため、ブレーキチューブを複数本束ねてコンパクトにまとめた組立部品(以下、ブレーキ配管部品という)が使用される。また、車両の電気配線材についても同様な理由から、複数の電気配線材を束ねたワイヤーハーネスが製造ラインに供給される。
【0003】
ブレーキ配管部品は、作業者が作業台上に所定の長さに切断されたブレーキチューブを複数本載置し、このブレーキチューブの所定箇所に結束テープや結束バンドを巻き付けて組み立てている。この組立作業において、作業者に対して、作業台の近くに設置された作業指示書又は見本等で作業指示を行っている(例えば、特許文献1など)。また、見本や作業指示書に代えて、実物大の図面を作業台に投影して作業者に組立作業の内容を指示する方法が知られている(例えば、特許文献2など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−250223号公報
【特許文献2】特開平11−114735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、組み立てるべきブレーキ配管部品が複雑化、多品種化すると、見本や作業図面の準備作業が煩雑となり、品種の変更に迅速に対応するのが困難となる。
【0006】
また、ブレーキチューブは長尺で柔軟であるため、組立作業に伴って動きやすい。ブレーキチューブがドラム等に巻きつけて保管されている場合には、保管時の形状が癖として残っている場合もある。このため、見本又は図面を作業者に示すだけでは、その通りにブレーキチューブを配置して組立作業を行うのが困難である。さらに、ブレーキ配管部品が複雑化すると、組立作業の途中にブレーキチューブが動くことで、組立ミスや組立作業のやり直しにつながる場合があり、作業効率が極端に低下するおそれがある。同様の問題は、長尺で柔軟な電気配線を束ねるワイヤーハーネスの組立作業でも生じる。
【0007】
そこで、長尺で柔軟な部品の組立作業の効率を向上させることのできる組立作業支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一観点によれば、上面に組立作業の対象となる部品が載置される表示パネルを備えた作業台と、前記作業台上で前記部品を保持する保持具と、前記表示パネル上における前記部品及び前記保持具の位置を示す作業図面データを出力する制御装置と、前記制御装置から出力された作業図面データに基づいて、前記部品及び前記保持具の設置位置を前記表示パネルの下方から投影する投影装置と、を備えたことを特徴とする組立作業支援装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
上述の観点による組立作業支援装置によれば、投影装置によって作業台の表示パネルに部品及びその保持具の設置位置が表示される。これにより、作業者は表示パネルの上に、その部品の組立作業に適した位置に保持具を素早く設置できる。この保持具で部品を保持すれば、表示パネルに表示された部品設置位置に簡単に部品を設置できる。また、部品は保持具によって仮固定されるので、組立作業の途中で部品が移動したりすることがない。
【0010】
このため、上述の観点による組立作業支援装置によれば、長尺で柔軟な部品の組立作業の効率を向上させることができる。
【0011】
なお、長尺で柔軟な部品の組立作業以外であっても、組立作業において保持具による仮固定が必要となる場合に、上記観点による組立作業支援装置を用いることができる。これにより、組立作業者に適切な保持具の設置位置を示すことができ、組立作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、実施形態に係る組立作業支援装置を示す模式図である。
【図2】図2(a)は、実施形態に係る組立作業支援装置の作業台を示す上面図であり、図2(b)は、同じく作業台を正面側から示す透視図である。
【図3】図3は、実施形態に係る組立作業支援装置の作業台を側面側から示す透視図である。
【図4】図4(a)は、実施形態に係る組立作業支援装置に用いる保持具を分解した状態で示す斜視図であり、図4(b)は、同じく保持具を組み立てた状態で示す斜視図である。
【図5】図5は、実施形態に係る組立作業支援装置に用いる保持具を示す断面図である。
【図6】図6は、表示パネルに表示される作業図面の例を示す模式図である。
【図7】図7(a)は、表示パネルに保持具を設置する工程を示す模式図であり、図7(b)は、表示パネル上のブレーキチューブの組立工程を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1は、実施形態に係る組立作業支援装置を示す模式図である。図2(a)は、実施形態に係る組立作業支援装置の作業台を示す上面図であり、図2(b)は、同じく作業台を正面側から示す透視図である。図3は、実施形態に係る組立作業支援装置の作業台を側面側から示す透視図である。
【0015】
図1に示すように、組立作業支援装置10は、装置全体の制御を行う制御装置11と、作業指示書の内容を表示するディスプレイ12と、組立作業を行うべき製品の種類を入力するための入力装置13と、表示パネル23を有する作業台20とを備えている。作業台20の数は1台又は複数台とすることができ、複数台の作業台20を連結した場合には、1台の作業台20の長さaよりも長い部品の組み立てを行うことができる。
【0016】
入力装置13は、例えばバーコードリーダ等からなり、作業者が提示したバーコードから製品番号を読み取り、これを制御装置11に入力する。ディスプレイ12は、制御装置11の表示出力に基づいて、説明図、作業手順及び作業上の注意点などが記載された作業指示書を表示する。
【0017】
制御装置11は、例えばパーソナルコンピュータ等の電子計算機で構成され、内部に記憶部(図示せず)を備えている。この記憶部には、ブレーキチューブ及びホルダー(後述する)の設置位置、結束テープの巻き付け位置、並びに部品番号や寸法を表示する文字等が示された作業図面の画像データ(作業図面データ)が製品番号と対応付けて格納されている。作業図面データは表示パネル23に表示される作業図面の大きさが実物大となるように所定の形式で格納されている。
【0018】
入力装置13から製品番号が入力されると、制御装置11は製品番号に対応する作業図面データを記憶部から読み出して作業台20に出力する。なお、作業図面データのサイズが1台の作業台20で表示できるサイズよりも大きい場合には、制御装置11は作業図面データを分割して複数の作業台20に出力する。これにより、連結された複数台の作業台20を協働させて1枚の作業図面を表示することができる。例えば、図1に示すように長さaが約180cmの作業台20を3台連結した場合には長さb(約540cm)の作業図面を表示できる。
【0019】
作業台20は、ブレーキチューブ等の部品が載置される表示パネル23と、作業図面を表示パネル23に投影する複数台のプロジェクター22と、プロジェクター22を駆動する表示制御ボード21と、を備えている。図2及び図3に示すように、作業台20は筺体24を備えており、その筺体24の内部には複数台のプロジェクター22が配置されている。また、作業台20の上部には表示パネル23が設けられている。
【0020】
表示パネル23は、強化ガラス等の透明材料からなる透明板23aと、透明板23aの下側に配置された光拡散板(ディフューザ)23bと、光拡散板23bの下側に配置されたフレネルレンズ23cと、を備えている。透明板23aの上面では、ブレーキチューブ等の部品を載置して組立作業が行われる。透明板23aの長さaは、例えば180cm程度、幅dは例えば46cm程度とすることができる。図2において斜線で示すように、透明板23aの幅fの範囲(例えば幅30cm程度の範囲)の部分に作業図面が投影される。透明板23aの上面側は平滑に形成されており、保持具(後述する)の吸盤を吸着させることで保持具を固定できる。
【0021】
ディフューザ23bはプロジェクター22からの光を散乱させて投影された画像の視野角を広げる。フレネルレンズ23cは、各プロジェクター22の投影領域(例えば、長さ方向に36cm程度及び幅方向に30cm程度の領域)に1枚ずつ設けられており、プロジェクター22から投影された光を平行に整えて投影される画像の視認性を向上させる。なお、ブレーキ配管部品の組立作業を行う作業者は、図3に示すように作業支援装置10の正面側(図3において左側)に立って作業を行う。このため、作業者の目の位置と、プロジェクター22の投光レンズの中心とを結んだ線上の点Pにフレネルレンズ23cの中心を配置すると作業者に対する視認性が向上して好適である。
【0022】
プロジェクター22は、表示パネル23の下側に1列に並べて配置されており、複数台のプロジェクター22で表示パネル23の長さ方向の全域に画像を投影することができる。作業台20内のプロジェクター22の台数は、例えば5台程度とすることができる。なお、プロジェクター22と表示パネル23との距離を大きくすることで、プロジェクター22の投影領域を広げることができ、必要に応じてプロジェクター22の台数をさらに少なくすることもできる。
【0023】
プロジェクター22は、例えば800×600の解像度のものを用いることができ、表示パネル23上での画面サイズが例えば長さ方向に400mm程度及び幅方向に300mm程度の大きさとなる位置に設置されている。また、各プロジェクター22は、隣接するプロジェクター22からの投影画像が長さe(約40mm程度)の範囲での重複する間隔で配置される。ただし、投影画像が重複すると視認性が低下するため、隣接する表示領域の境目には画像の重複を防ぐための遮蔽板25が配置されている。
【0024】
各プロジェクター22の表示画像は、図1に示すように表示制御ボード21によって制御される。この表示制御ボード21は、例えばUSB(Universal Serial Bus)などの伝送路を介して制御装置11に接続されており、制御装置11から送られてきた作業図面データを分割して各プロジェクター22に出力する。これにより、複数のプロジェクター22を協働させて作業図面を表示パネル23上に投影することができる。なお、表示制御ボード21は、隣接するプロジェクター22の投影画像の重複部分が同じ画像となるように表示させる。本実施形態では、この投影画像の重複部分を遮蔽板25で除去することにより、投影画像のつなぎ目部分の視認性を向上させている。
【0025】
図4(a)は、実施形態に係る作業支援装置に用いられる保持具を分解した状態で示す斜視図であり、図4(b)は、同じく保持具を組み立てた状態を示す斜視図である。図5は、実施形態に係る作業支援装置に用いられる保持具を示す断面図である。
【0026】
保持具30は、図4(a)、(b)及び図5に示すように、吸盤31aが形成された本体31とホルダー32が形成されたアーム33とを備えている。
【0027】
本体31の底部には、2つの吸盤31aが形成されており、この吸盤31aを前述の表示パネル23に押し付けることで、本体31を表示パネル23上に固定できる。また、本体31にはアーム33を取り付けるための孔部31bが複数の箇所に形成されている。
【0028】
アーム33は、板状の部材からなり、その一端にはホルダー32が形成され、他端には係合部34が形成されている。アーム33は、透明な材料で形成されており、アーム33の上から表示パネル23上に表示された作業図面を確認することができる。アーム33は、必要に応じて様々な長さのものが用意される。
【0029】
ホルダー32は、アーム33の上面に取り付けられたゴム等の弾性部材からなり、溝32aが形成されている。ホルダー32は、この溝32aでブレーキチューブ等の長尺の部品を挟んで保持する。係合部34には、突起34aが設けられており、この突起34aと本体31の孔部31bとを係合させることでアーム33を本体31に取り付けることができる。保持具30は、アーム33を本体31に取り付けた後、吸盤31aを表示パネル23の所定の位置に押し付けることで、ホルダー32を表示パネル23上の所定の位置に固定できる。
【0030】
図6は、表示パネルに表示される作業図面の例を示す模式図である。図6では連結した2台の作業台20の表示パネル23で1枚の作業図面を表示した例を示している。ここでは、説明を簡単にするため、2本のブレーキチューブを結束してブレーキ配管部品を組み立てる例について説明する。
【0031】
図6において、符号W1で示す部分には、一方のブレーキチューブの設置位置が実物大の大きさで表示され、符号W2で示す部分には、別のブレーキチューブの設置位置が実物大の大きさで表示される。これらのブレーキチューブW1,W2の設置位置は、所定の色(例えば青色や水色等)で表示される。
【0032】
符号Hで示す部分には、ホルダー32の設置位置がブレーキチューブの設置位置と異なる色(例えば緑色等)で表示される。また、符号Tで示す部分には、ブレーキチューブを結束する結束テープの取り付け位置が、ホルダー32の設置位置及びブレーキチューブの設置位置と異なる配色(例えば白色や赤色等)で表示される。なお、ホルダー32の設置位置とともにアーム33及び本体31を含む保持具30全体の設置位置を表示するようにしてもよい。
【0033】
また、特に図示しないが、ブレーキチューブ、ホルダー及び結束テープの設置位置の表示の近くには、ブレーキチューブの部品番号、ホルダーの種別、結束テープの種別や寸法などを示す文字が表示される。
【0034】
次に、組立作業支援装置10を用いたブレーキ配管部品の組立作業について説明する。図7(a)は、表示パネルに保持具を設置する工程を示す模式図であり、図7(b)は、表示パネル上のブレーキチューブの組立工程を示す模式図である。
【0035】
まず、作業者の操作により、組立作業を行うべき製品番号を入力手段13で入力する。制御装置11は、入力された製品番号に対応する作業図面データを読み出して作業台ユニット20に出力する。これにより、作業台ユニット20の表示パネル23に、例えば図6に示すような作業図面が表示される。
【0036】
つぎに、作業者は、図7(a)に示すように、表示パネル23の上に、ホルダー設置位置とホルダー32とが重なるように保持具30を載置し、保持具30の吸盤31aを表示パネル23に押し付けて保持具30を表示パネル23に固定する。これにより、ホルダー32を所定のホルダー設置位置に設置できる。
【0037】
全ての保持具30を表示パネル23に固定した後、図7(b)に示すように、表示パネル23に表示されたブレーキチューブの設置位置W1、W2の上にブレーキチューブ81、82を載置する。この作業は、ブレーキチューブ81、82をホルダー32の溝32aに挟んで仮固定しながら行う。これにより、長尺で動きやすいブレーキチューブ81,82を表示パネル23に表示された位置に位置決めできる。
【0038】
つぎに、図7(b)に示すように、表示パネル23に表示された結束テープの取り付け位置Tで結束テープ90をブレーキチューブ81,82に巻きつけてブレーキチューブを束ねる。その後、結束したブレーキチューブをホルダー32から取り外すことにより、1つのブレーキ配管部品の組立作業が完了する。以後、同じ種類のブレーキ配管部品の組立作業を続ける場合には、ホルダー32(保持具30)の位置を変えずにブレーキチューブ81,82の設置及び結束テープ90による結束作業を繰り返せばよい。
【0039】
また、組み立てるブレーキ配管部品の種類を変更する場合には、入力装置13で製造すべき製品種別を入力して、新たな作業図面を表示パネル23に表示させる。そして、表示パネル23に表示された新たなホルダー設置位置にホルダー32を設置する。ホルダー32は、保持具30の吸盤31aで脱着自在に固定されているので、ホルダー32の設置位置の変更を容易に行うことができる。以後、図7(b)を参照しつつ説明したのと同様の手順でブレーキチューブの載置及び結束テープの取付け作業を行うことで、異なる種類のブレーキ配管部品の製造を行うことができる。
【0040】
以上のように、本実施形態の組立作業支援装置10によれば、プロジェクター22によって作業台20の表示パネル23にブレーキチューブ及びブレーキチューブを保持するための保持具30の設置位置が投影される。
【0041】
このため、作業者は、表示パネル23上の組立作業に適した位置に保持具30を素早く設置できるので、組立作業を開始する前の準備作業に必要な時間を大幅に削減できる。また、ブレーキチューブは保持具30(ホルダー32)によって保持されるので、組立作業の途中で移動したりすることがない。このため、長尺で柔軟なブレーキチューブを用いたブレーキ配管部品の組立作業の効率を向上させることができる。
【0042】
上述の例では、組立作業支援装置10をブレーキ配管部品の組立作業に用いる例について説明したが、本実施形態の組立作業支援装置10はこれに限定されるものではなく、長尺で柔軟な部品を組み立てる工程全般に用いることができる。例えば、ワイヤーハーネス等の電気配線材の組立作業に用いてもよい。また、長尺で柔軟な部品以外であっても、例えば複雑な形状を有し、組立作業において、保持具による仮固定が必要場合に、本実施形態の組立作業支援装置10を用いてもよい。
【符号の説明】
【0043】
10…組立作業支援装置、11…制御装置、12…ディスプレイ、13…入力装置、20…作業台、21…表示制御ボード、22…プロジェクター、23…表示パネル、24…筺体、25…遮蔽板、30…保持具、31…本体、31a…吸盤、31b…孔部、32…ホルダー、33…アーム、34…係合部、34a…突起、81、82…ブレーキチューブ、90…結束テープ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面に組立作業の対象となる部品が載置される表示パネルを備えた作業台と、
前記作業台上で前記部品を保持する保持具と、
前記表示パネル上における前記部品及び前記保持具の位置を示す作業図面データを出力する制御装置と、
前記制御装置から出力された作業図面データに基づいて、前記部品及び前記保持具の設置位置を前記表示パネルの下方から投影する投影装置と、
を備えたことを特徴とする組立作業支援装置。
【請求項2】
前記保持具は吸盤を備えることを特徴とする請求項1に記載の組立作業支援装置。
【請求項3】
前記保持具は、吸盤が形成された本体と、前記本体から伸びる板状のアームと、前記アームの先端に配置され、溝が形成されたホルダーと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の組立作業支援装置。
【請求項4】
前記アームは透明な材料で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の組立作業支援装置。
【請求項5】
前記ホルダーは弾性材料からなること特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の組立作業支援装置。
【請求項6】
前記投影装置は、複数台のプロジェクターからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の組立作業支援装置。
【請求項7】
前記作業台及び前記投影装置が複数連結され、
前記制御装置は、前記作業図面データを分割して複数の前記投影装置に出力することにより、複数の前記作業台に前記部品の載置位置及び前記保持具の設置位置を表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の組立作用支援装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−201550(P2010−201550A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−48956(P2009−48956)
【出願日】平成21年3月3日(2009.3.3)
【出願人】(591023697)東京システム開発株式会社 (5)
【出願人】(500161775)株式会社東京システム複合技術研究所 (2)
【Fターム(参考)】