説明

組立棚

【課題】中間棚部材の位置変更を、他の棚部材はそのままで、当該中間棚部材のみの解体及び組み付けのみで行なうことができる組付棚を提供すること。
【解決手段】2つの主支柱11と主支柱11を連結する連結部12からなる、支柱軸を中心とした対称形状であって、主支柱11の両側面で且つ長手方向に所定のピッチで複数の横溝13が形成された支柱1の4本と、横溝13に係合する突起部25を有し且つ支柱の側面に当接する第1係合部と棚部材3に係合する第2係合部24を有し、支柱1の短手方向の1/2の領域を利用して、支柱1を両側から挟持するように取り付けられる一対の結合部材2と、第2係合部24に係合する第3係合部31が略四隅に形成された棚部材3と、を組み付けてなるものであり、1本の支柱において、一対の結合部材2と棚部材3は、支柱1の短手方向における1/2の領域に配置される組立棚10。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、事務所、家庭、倉庫、店舗等で使用する収納棚、あるいは店舗で使用する陳列棚として使用されるものであり、組み付けと解体が容易な組立棚に関するものである。
【背景技術】
【0002】
登録実用新案公報第3057990号には、長手方向に所定の間隔で複数の環状の係止溝が外周面に形成された支柱と、内周面に形成された突条を前記支柱の係止溝に係止して支柱の外周面に取り付けられ、外形が下方に向かうに従って漸次拡径した形状に形成されたテ−パスリ−ブと、該テ−パスリ−ブの外面形状の一部又は全部に略一致するように下方に向かうに従って漸次拡径した内面形状に形成されるとともに、前記支柱の外周面に取り付けられたテ−パスリ−ブの外周面に差し込まれるリングが四隅に固着された棚部とからなる棚部の係止構造であって、前記棚部の左右のリングは棚部に対して左右異なる高さに固着され、前記テ−パスリ−ブの外周面に上下互い違いに差し込まれるように配置され、左右の棚部が同一の支柱を共用して段差なく連結されるようにした棚部の係止構造が開示されている。
【0003】
登録実用新案公報第3066571号には、 等間隔に円周方向の凹溝を設けた4本の支柱と棚からなり、縦に割って二つに分割すると共に両者を合わせて一体自在とし、内面に支柱に設けた円周方向の凹溝に嵌合する円周方向の突条を設けた、支柱の高さ方向の適宜の位置に止めるテーパースリーブと、支柱を側面から入れることができるように縦方向の切欠きを設けた前記テーパースリーブに被さるテーパースリーブとを用い、該テーパースリーブを棚の一部に一体的に固定し、該テーパースリーブを前記支柱に止めるテーパースリーブに被せて棚を取り付ける構造の金属製ラックであって、棚として、桟と平板状の棚本体とを一体とし、桟の四隅にテーパースリーブを固定した棚と、長さ方向の両端部にテーパースリーブを固定し、ラックの幅方向の支柱に差し渡す一対の桟と、該桟と別体に構成し、該桟に桟の長さ方向に移動可能に架け渡す、幅を前記桟と棚本体とを一体とした棚の半分の幅とした棚本体とをもって構成した棚と、長さ方向の両端部にテーパースリーブを固定し、ラックの長さ方向の支柱に差し渡す一対の桟と、該桟と別体に構成し、該桟に桟の長さ方向に移動可能に架け渡す、長さを前記桟と棚本体とを一体とした棚の半分の長さとした棚本体とをもって構成した棚とをもって構成し、これらの棚を適宜に組み合わせて用いるようになした金属製ラックが開示されている。
【0004】
これら従来の組立棚は、例えば2つの棚部材を長手方向に連結する場合、1本の支柱を共有できるため、見栄えがよく、また組み付けも容易である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】登録実用新案公報第3057990号
【特許文献2】登録実用新案公報第3066571号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら従来の組立棚は、上下複数段を有する組立棚における中間棚部材の位置を変更したい場合(以下、「中抜き操作」とも言う。)、その中間棚部材より上方にある棚部材を必ず取り除く必要があった。このため、組み付けは簡単ではあるが、中抜き操作は不便であり、実質的に中抜きができないものであった。
【0007】
従って、本発明の目的は、組み付けが容易であり、また上下複数段を有する組立棚における中間棚部材の位置変更を、他の棚部材はそのままで、当該中間棚部材のみの解体及び組み付けのみで行なうことができる組付棚を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明は、上記従来の課題を解決したものであって、2つの主支柱と該主支柱を連結する連結部からなる、支柱軸を中心とした対称形状であって、該主支柱の両側面で且つ長手方向に規則又は不規則の間隔で複数の係合凸部又は係合凹部が形成された支柱の4本と、該係合凸部又は係合凹部に係合する係合凹部又は係合凸部を有し且つ支柱の側面に当接する第1係合部と棚部材に係合する第2係合部を有し、該支柱の短手方向の1/2の領域を利用して、該支柱を両側から挟持するように取り付けられる一対の結合部材と、該第2係合部に係合する第3係合部が略四隅に形成された棚部材と、を組み立てるものであり、該1本の支柱において該一対の結合部材と該棚部材は、該支柱の短手方向における1/2の領域に配置されることを特徴とする組立棚を提供するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の組立棚によれば、組み付けが容易であり、また上下複数段を有する組立棚における中間棚部材の位置変更を、他の棚部材はそのままで、当該中間棚部材のみの取り外し及び付け直しを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本例の組立棚の斜視図である。
【図2】本例における組立前の支柱と一対の結合部材の斜視図である。
【図3】棚部材を嵌め込む前の状態を説明する図である。
【図4】棚部材を嵌め込んだ後の状態を説明する図である。
【図5】図3において支柱軸を含む棚部材の短手方向に沿って切断した断面図である。
【図6】棚部材の長手方向に他の棚部材を連結した組立棚の斜視図である。
【図7】中間棚部材の中抜き操作を説明する図である。
【図8】中抜き操作後、中間棚部材が再設置された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の第1の実施の形態における組立棚を図1〜図5を参照して説明する。図1は本例の組立棚の斜視図、図2は本例における組立前の支柱と一対の結合部材の斜視図、図3は棚部材を嵌め込む前の状態を説明する図、図4は棚部材を嵌め込んだ後の状態を説明する図、図5は図3において支柱軸を含む棚部材の短手方向に沿って切断した断面図、図6は棚部材の長手方向に他の棚部材を連結した組立棚の斜視図である。但し、図5は図3の嵌合位置とは棚部材における対角方向にある嵌合部分の図である。
【0012】
組立棚10は、支柱1と、一対の結合部材2と、棚部材3を備えるものである。一つの棚部材3を支柱1に固定するには、1つの棚部材3と、4本の支柱1と、4組の結合部材を必要とする。図1の上下3段棚の組立棚10は、3つの棚部材3と、4本の支柱1と、12組の結合部材を必要とする。12組の結合部材とは一対の結合部材が12つあるの意味であり、結合部材の部材の数としては、24個である。
【0013】
組立棚10において、支柱1は、2つの主支柱11(11a、11b)と主支柱11を連結する連結部12からなる、支柱軸(連結部の中央の仮想の鉛直軸)を中心とした対称形状である。すなわち、支柱1は、2つの主支柱11(11a、11b)と連結部12が一体化したものである。対称形状とは、支柱軸を中心として、使用状態における棚部材の長手方向に線対称であり、また棚部材の短手方向に線対称を言う。主支柱11の平面形状は、特に制限されないが、本例ではやや扁平した略5角形状であり、該略5角形状の角部は丸み状である。主支柱11の上下方向における長さ(長手方向)は棚の段数などにより適宜決定される。このような主支柱11は支柱1に強度を付与するとともに、結合部材2の係合を容易にする。主支柱11は実体であっても、中空体であってもよいが、中空体とすることが、軽量且つ高い強度を付与できる点で好ましい。主支柱が中空体の場合、開放の開端口にキャップを被せることが好ましい。
【0014】
組立棚10は主支柱11(11a、11b)の両側面111a、111bで且つ長手方向(上下方向)に規則正しい所定のピッチで複数の横溝(係合凹部)13が形成されている。横溝(係合凹部)13は丸み状の側面に形成されるため、中央部の深さと両端部の深さは異なり、両端部の深さはゼロとなり主支柱11の形状に連続している。横溝13において、中央部に深さがあれば、突起部25a、25bの係合は確実にでき、棚として支持するには十分である。横溝(係合凹部)13の長手方向のピッチ間隔は主支柱11の長さあるいは使用目的により適宜決定される。また、横溝(係合凹部)13の深さは主支柱11の肉厚あるいは支持重量により適宜決定される。
【0015】
両側面111a、111bの横溝(係合凹部)13、すなわち図2の手前に現れる横溝13とその反対側で図2には表れていない横溝13は互いに対峙する位置にあり、その溝底131は水平方向に互いに平行に延びている。また、図2中、主支柱11aの横溝13と主支柱11bの横溝13は側面視で同一位置にある。横溝13は結合部材2の取り付けを可能にすると共に棚部材の設置位置(高さ)の目安ともなる。
【0016】
連結部12の形状は、所定幅と所定の厚みを有する板状の長尺体である。連結部12の厚みは、支柱1の強度が付与可能な厚みが適宜決定される。また、連結部12の幅(図2中、Y−Y方向の長さ)は結合部材2の第1係合部22a、22bを形成する内側の腕部23a、23bの厚みにより適宜決定される。
【0017】
図1に示すような組立棚10を1基(通常は上下多段)とすると、1基の組立棚で使用する1本の支柱1において、一対の結合部材2、2と棚部材3は、支柱1の短手方向(図2中、Y−Y方向であり、平面視では長手方向)における1/2の領域、すなわち、1つの主支柱11aと連結部12のY−Y方向の半分(図2中、X領域)に配置される。このように、支柱1の半分を使用することにより、組立棚10の2基を、Y−Y方向に連結した際、1本の支柱1を左右の棚部材3、3の固定に際して共有することができる(図4及び図6)。
【0018】
一対の結合部材2a、2bは、支柱1に係合する第1係合部と棚部材3に係合する第2係合部を有し、支柱1の短手方向の1/2の領域を利用して、支柱1を両側から挟持するように取り付けられるものである。一対の結合部材2a、2bは、それぞれ左右対称形状であり、一方の結合部材についてのみ説明する。一方の結合部材2aは、所定の高さ(上下方向の長さ)を有する平面視が略コ字形状のものであり、一方の主支柱11aの一方の側面形状16に相当する形状の凹部22aと、凹部22aの内面に形成される横溝13に嵌る突起部25aと、凹部22aを形成する構成要素の一部であると共に連結部12に当接するまでの長さを有する内側腕部23aを有する。すなわち、第1係合部は主支柱11aの側面に当接する凹部22aと、突起部25aと、内側腕部23aである。腕状部23a、23bは連結部12に当接又は近接するものの、当接又は近接する部分は連結部12の支柱1の短手方向(支柱軸の直交方向)における1/2の領域に配設されている。
【0019】
突起部25aは結合部材2aに一体的に形成されており、主支柱11の横溝13と係合して支柱1と結合部材2の係合を司るものである。突起部25aの形状は、矩形断面でありY−Y方向に延びる棒状である。
【0020】
また、背板21aの外側面で且つ中央のやや下側には、板状物(突状物)(第2係合部)24aが形成されている。この第2係合部24aは中心を通る鉛直軸を中心に左右対称形であり、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜側面242、242、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜背面241を有する。なお、傾斜背面241の傾斜は傾斜側面242より緩やかである。また、第2係合部24aの下端面と結合部材2aの下端面とは面一となっている。
【0021】
また、背板21bの外側面には、一方の結合部材2aと同様に、板状物(突状物)(第2係合部)24b(不図示)が形成されている。この第2係合部24bの形状は一方の結合部材2aの第2係合部24aと同様である。なお、一対の結合部材2a、2bの高さ(上下長さ)は、棚部材3の高さ(厚み)と略同じである。
【0022】
支柱1に一対の結合部材2a、2bを取り付けるには、先ず、一方の結合部材2aを棚部材3を設置したい位置にある2つの横溝13に、結合部材2a、2bの突起部24a、24aが嵌るように近づけ、更に主支柱11aの一方の側面16に一方の結合部材2aの凹部22aをあてがう。次に、他方の結合部材2bも同様にして、主支柱11bにあてがい両者を組み付ける(図3)。一対の結合部材2a、2bと支柱1の組み付け体は、それぞれの部材間にほとんど隙間が存在しないため、あたかも支柱1の一部の形状の如きである。すなわち、一対の結合部材2a、2bと支柱1の組み付け体は、支柱1の短手方向の半分の領域に形成される箱状体であり、この箱状体の両側に板状物(突状物)24a、24bが付設されたものである。
【0023】
棚部材3は、板状物(突状物)24a、24b(第2係合部)に係合する第3係合部31が略四隅に形成されたものである。本例において四隅とは、棚部材3の短手方向における端部である。四隅をこのような位置とすることで、4本の支柱で形成される設置面積が大きくとれ、組立棚10の設置が安定する。棚部材の棚本体部分はボード状又は網目状のいずれでもよいが、ボード状とすることが、第3係合部31の形成が容易となる点で好ましい。
【0024】
棚部材3の第3係合部31は、一対の結合部材2a、2bと支柱1で形成される箱状体を収納する容積に相当する部分311がくり抜かれ更に、板状物24a、24bの形状が収まる容積に相当する部分34がその部分311の両側に形成されたものである。すなわち、第3係合部31の左右の小空間34の前端の傾斜面33は、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜面であり、小空間34の側面341は、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜面である。この棚部材3の第3係合部31を第2係合部24a、24bに係合させると、第2係合部と第3係合部のそれぞれのテーパ部が嵌合して両者が強く固定されるとともに、小空間34を形成する凹部の天面が板状物24aの上面と当接するため、下方への押し込みが停止して上下方向の位置が定まり、且つ一対の結合部材2a、2bの結合が外れることがなくなる(図4)。
【0025】
組立棚10において、支柱1の短手方向における他の1/2の領域に、組立棚の長手方向に連結される同じ形状の他の棚部材と該他の棚部材を固定する同じ形状の他の結合部材が嵌め込み、2つの棚部材3、3を1つの支柱1を介して連結することで組立棚20を形成できる。すなわち、図6に示すように、組立棚20は1本の支柱1の両側にそれぞれ棚部材3を設けて、2連の組立棚としたものである。組立棚20において、組立棚10と異なる点は、中間の支柱1の固定部分である。すなわち、図4に示すように、組立棚10で使用していない、支柱1の短手方向における他の1/2の領域部分に、新たに連結する棚部材3と一対の結合部材2a、2bが取り付けられる。使用する棚部材3及び一対の結合部材2a、2b並びに取り付け方法は、組立棚10の場合と同じである。組立棚10は、同様の方法で3連又はそれ以上に連結した組立棚とすることができる。
【0026】
組立棚10及び組立棚20において、例えば中間棚部材3bを取り除きたい場合、あるいはその設置位置を変更したい場合(中抜き操作)について図1、図7及び図8を参照して説明する。図7の中間棚部材3bの中抜きは、中間部材3bをそのまま上方に若干持ち上げる。その際、中間部材3bの上方空間Xに障害となるものはないし、結合部材2a、2bが存在しない部分における支柱1と棚部材3の第3係合部31とは隙間が十分にある状態となる。少し持ち上がったところで、中間棚部材3bを長手方向に下り傾斜又は上り傾斜となるように傾ける(図7参照)。この傾ける位置は傾けられた中間棚部材3bにおける水平寸法が組立棚10の2つの支柱1、1間の間口より小となる位置である。この中間棚部材3bを傾けた状態から中間棚部材3bをそのままの姿勢で手前に引出せば、中間棚部材3bの中抜きが可能となる。なお、その後、一対の結合部材2a、2bを取り除くか、若しくは位置を変更して取り付ければよい。中間棚部材3bを再設置するには、上記取り除き方法とは逆の操作方法により行なえばよい。中間棚部材3bの再設置後の状態を図8に示す。このように、組立棚10及び組立棚20は、中抜き操作が容易に行える。
【0027】
本発明の組立棚は、上記の実施の形態に限定されず、種々の変形例を採ることができる。例えば、主支柱11の断面形状としては、上記の扁平の略5角形以外に、円形断面形状、楕円断面形状、三角形断面形状などが挙げられる。また、主支柱11の横溝(係合凹部)13と結合部材2の突起部(係合凸部)24の係合に代えて、主支柱11に突起部(係合凸部)24を、結合部材2に横溝13を形成させる係合形態であってもよい。また、これらの係合凹部及び係合凸部の形状としては、上記横溝や矩形断面の棒状部材に限定されず、円形溝と円形突起の係合形態、楕円溝と楕円突起の係合形態など種々の係合形態を採ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明の組立棚は、事務所、家庭、倉庫、店舗等において、また店舗において、組み付けと解体が容易な陳列棚として使用できる。
【符号の説明】
【0029】
1 支柱
2、2a、2b、2c、2d 結合部材
3 棚部材
10、10a 組立棚
11、11a、11b 主支柱
12 連結部
13 横溝(係合凹部)
22a、22b 凹部(第1係合部)
23a 腕状部(第1係合部)
24a、24b 板状物(突状物)(第2係合部)
25a 突起部(係合凸部)
31 くり抜き部(第3係合部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの主支柱と該主支柱を連結する連結部からなる、支柱軸を中心とした対称形状であって、該主支柱の両側面で且つ長手方向に規則又は不規則の間隔で複数の係合凸部又は係合凹部が形成された支柱の4本と、
該係合凸部又は係合凹部に係合する係合凹部又は係合凸部を有し且つ支柱の側面に当接する第1係合部と棚部材に係合する第2係合部を有し、該支柱の短手方向の1/2の領域を利用して、該支柱を両側から挟持するように取り付けられる一対の結合部材と、
該第2係合部に係合する第3係合部が略四隅に形成された棚部材と、
を組み立てるものであり、該1本の支柱において該一対の結合部材と該棚部材は、該支柱の短手方向における1/2の領域に配置されることを特徴とする組立棚。
【請求項2】
該一対の結合部材はそれぞれ対称形状であって、該第1係合部は、該一方の主支柱の一方の側面形状に相当する形状の凹部を備えることを特徴とする請求項1記載の組立棚。
【請求項3】
該主支柱の係合凹部は横溝であり、該係合凹部に係合する結合部材の係合凸部は該横溝の嵌る突起部であることを特徴とする請求項1又は2記載の組立棚。
【請求項4】
該結合部材の係合凹部は横溝であり、該主支柱の係合凸部は該横溝の嵌る突起部であることを特徴とする請求項1又は2記載の組立棚。
【請求項5】
該第2係合部は、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜面を有する突状物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の組立棚。
【請求項6】
該第3係合部は、下方に向かうに従って漸次拡大する傾斜面を有する凹部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組立棚。
【請求項7】
該支柱の短手方向における他の1/2の領域に、組立棚の長手方向に連結される同じ形状の他の棚部材と該他の棚部材を固定する同じ形状の他の結合部材を嵌め込み、2つの棚部材を1つの支柱を介して連結したことを特徴とする請求1〜6のいずれか1項に記載の組立棚。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−233769(P2010−233769A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−84215(P2009−84215)
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【特許番号】特許第4518436号(P4518436)
【特許公報発行日】平成22年8月4日(2010.8.4)
【出願人】(394016874)河淳株式会社 (61)
【Fターム(参考)】