説明

緑化舗装とその施工方法

【課題】緑化舗装を施工するに当たり、その基礎となる強固で且つ植物の生育環境の良好な路盤を簡易に形成できるようにする。
【解決手段】路床1に路盤材としての砕石2を敷き並べて転圧した後、砕石2の上からセメントミルク等の接着性溶液3を格子状に撒いて路盤B内に流し込むことで砕石2,2同士を格子状且つ3次元的に連結させることにより、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体Aを持つ路盤Bを形成し、その後、路盤Bが内包する空隙に植生基盤材4を注入する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行路や駐車場等の舗装を緑化する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用舗装など従来アスファルトやコンクリートを使用していた高強度舗装の代替として舗装緑化を行うに当たっては、植物が生育可能な軟らかい地盤と、車両等の荷重に耐えられる強固な地盤を併せ持たせることが肝要であり、この矛盾する条件を同時に解決するために様々な手法が考案されている。
【0003】
この手法の一つとして、特許文献1、2に見られるように、緑化コンクリートを用いたものがある。緑化コンクリートとは、予め骨材の表面にセメントペーストを付着させておき、任意形状に骨材を敷き並べて固化させることで内部に連続空隙をもたせたコンクリートのことである。
【0004】
しかしながら、この緑化コンクリートの施工に当たっては、骨材をセメントペーストでコーティングするプラントや、該骨材を運搬するダンプトラックなど、大掛かりな機械設備が必要であり、その施工性にやや難が有る。また、セメントペーストでコーティングされた骨材を地面に打設し、ロードローラー、タイヤローラー、振動締固め機等で転圧するといった施工方法では、舗装の全域を平面的な広がりのある緑化コンクリートとせざるを得ない。そのため、セメントのアルカリ分によって植物に悪影響を及ぼす恐れも否定できない。更には、打設後にはセメント分が固化する前に転圧して骨材を締め固める必要があるが、転圧工程で使用する機械にセメントペーストが付着してしまい、後処理が煩雑になってしまう。
【0005】
【特許文献1】特許第3238083号公報
【特許文献2】特許第3238096号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題点を踏まえて成されたものであって、耐荷重緑化舗装を施工するに当たり、その基礎となる強固で且つ植物の生育環境の良好な路盤を簡易に形成できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、請求項1に記載の発明による緑化舗装は、施工対象地に敷き並べられた路盤材から成る路盤の厚み内に、接着性溶液により路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結して成る連続空隙を有する格子状の荷重分散構造体が形成され、路盤が内包する空隙に植生基盤材が保持されて成ることを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緑化舗装であって、格子状の荷重分散構造体が路盤の上部側だけに形成されている点に特徴がある。
【0009】
請求項3に記載の発明による緑化舗装の施工方法は、請求項1又は2に記載の緑化舗装を施工するにあたり、施工対象地に路盤材を敷き並べて転圧した後、該路盤材の上から接着性溶液を格子状に撒いて路盤内に流し込むことで路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結させることにより、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体を持つ路盤を形成し、その後、路盤が内包する空隙に植生基盤材を注入することを特徴としている。
【0010】
尚、路盤材としては、例えば、砕石や砂利の他、一定の強度を有するものであれば、スラグ等の鉱滓でもよい。接着性溶液としては、セメントミルク、水分と反応して硬化するウレタン系樹脂等が採用できる。路盤が内包する空隙に植生基盤材を注入する方法としては、例えば、植生基盤材を水に混ぜて、流動化しておき、これを路盤の上に撒いて、空隙に流し込むといった方法が採用される。また、このようにして施工された緑化駐車場の路盤上を緑化する手法としては、例えば、
(1)注入する植生基盤材に種子・肥料などを混ぜ込んでおく。
(2)路盤の上に芝や植生シートを敷設する。
(3)路盤の上に生育基盤層を別途設け、その上に芝や植生シートを張る。
(4)生育基盤層に種子・肥料を混ぜ込んでおく。
等々の方法が任意に選択できる。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、路盤の厚み内に格子状の荷重分散構造体が形成されているので、車両等の荷重に耐えることができる。即ち、路盤材同士が連結されておらず単に転圧されているだけであれば、荷重は路盤材同士が接している点と点を繋いでその荷重方向へ伝わっていくため、局所的に荷重が掛かってしまうことになるが、路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結することで、荷重は鉛直方向だけでなく水平方向へも伝達されることとなり、荷重を面で支えることが可能となり、荷重を分散させて単位面積あたりに作用する力を小さくすることができる。また、路盤材同士が格子状且つ3次元的に連結されているので、路盤材同士が擦りあわされて磨耗し、空隙が小さくなったり、目減りして路盤が沈下してしまうようなこともない。
【0012】
それでいて、連続空隙を有する荷重分散構造体を格子状とすることにより、つまり、路盤材を格子状に固化させることで、路盤を上から見た状態で路盤材の固化箇所と非固化箇所が規則的に混在し、路盤材の非固化箇所では、固化箇所と比較して空隙を大きくとることができるため、舗装全面の路盤材を固化させる場合に比べて、より多くの植生基盤材を保持させることが可能であり、これによって植物の生育環境を向上することができる。また、接着性溶液としてセメントミルクを用いる場合は、路盤材の固化箇所と非固化箇所が混在することによって、セメント分によるアルカリ害が生じる恐れをも低減できる。
【0013】
請求項1に記載の発明は、路盤の厚み全てを格子状に固化させたり、或いは、格子状固化部の下端側の一部が繋がった状態に固化させて実施することも可能であるが、請求項2に記載の発明のように、格子状の荷重分散構造体を路盤の上部側だけに形成することが望ましい。即ち、路盤の厚み全てを固化させると、その下の路床(地面)に荷重が掛かることになり、余りに大きな荷重が伝播してしまうと、地面が沈み込んでしまう恐れがある。この点、固化部を路盤の上半分程度に抑えることによって、固化部で均一に受けた荷重を固化部の下に存在する路盤材で更に分散させることができるため、このような不都合を回避でき、より好適である。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、施工対象地に路盤材を敷き並べて転圧した後、該路盤材の上から接着性溶液を格子状に撒いて路盤内に流し込むことにより、路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結させるので、接着性溶液が自然と重力で下に流れて行き、固化部においても連続した空隙が形成され、連続空隙を有する格子状の荷重分散構造体が形成されることになる。また、接着性溶液でコーティングされる前の段階で、換言すれば、路盤材のみの状態で転圧できるため、形成する路盤の上面を容易に水平とすることができ、転圧機械への接着性溶液の付着がない。
【0015】
従って、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体を持つ路盤を容易に形成することができ、上述した緒効果を有する緑化舗装を簡易に施工でき、緑化コンクリートにおける従来の問題点を一掃することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明に係る緑化舗装の一例を示す。この緑化舗装は、施工対象域の地面(路床)1に敷き並べられた路盤材としての砕石2から成る路盤Aの厚み内に、接着性溶液(この実施形態においては、セメントミルクが用いられている。)3により砕石2同士を格子状且つ3次元的に連結して成る連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体Bが形成され、路盤3が内包する空隙(これは、路盤Aにおける荷重分散構造体Bが内包する空隙と路盤Aの非固化部分が内包する空隙を意味する。)に植生基盤材4が保持されて成るものである。植生基盤材4としては、保水材としての良質土、ピートモス、木材チップ、藁、バーク堆肥、シュロ等の繊維状有機材料、肥沃土、パーライト等の土壌改良剤等、及び、これらの混合物等が用いられる。
【0017】
この緑化舗装は、施工対象域の地面(路床1)に砕石2を敷き並べて転圧した後、該砕石2の上から接着性溶液3を格子状に撒いて路盤A内に流し込むことで砕石2,2同士を格子状且つ3次元的に連結させることにより、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体Bを持つ路盤Aを形成し、その後、路盤Aが内包する空隙に植生基盤材4を注入することにより、施工される。
【0018】
より詳しく説明すると、図4の(A)に示すように、施工対象域の地表を掘り下げて、路盤設置用のスペースを形成し、路床1の整形・転圧を行う。
【0019】
次いで、図4の(B)に示すように、路床1に砕石2を所定厚さ(例えば、10〜30cm程度)に敷設して、ロードローラー、タイヤローラー、振動締固め機等の転圧機械で転圧する。
【0020】
このようにして、路盤Aの表面を水平にした後、図4の(C)に示すように、砕石2の上から接着性溶液3としてセメントミルクを格子状に撒いて路盤A内に流し込むことにより、砕石2,2同士を格子状且つ3次元的に連結させ、路盤Aの厚み内で且つ上部側のみに格子状の荷重分散構造体Bを有する路盤Aを形成する。
【0021】
しかる後、路盤Aが内包する空隙Sに植生基盤材4を注入して、緑化舗装の施工を完了するのである。路盤Aが内包する空隙Sに植生基盤材4を注入する方法としては、例えば、図5に示すように、植生基盤材4を水5に混ぜて、流動化しておき、これを路盤Aの上に撒いて、空隙に流し込むといった方法が採用される。この場合、図5に破線矢印で示すように、注入する植生基盤材4に種子・肥料6などを混ぜ込んでおくこともできるが、図1〜図3の実施形態においては、図6に示すように、施工が完了した路盤Aの上に生育基盤層7を吹付けにより形成し、生育基盤層7で芝8を発芽・発根させている。生育基盤層7としては、例えば、砂、前記植生基盤材4と同様なもの、或いは、これらの混合物などが用いられる。
【0022】
上記の構成によれば、施工対象域の地面(路床)1に砕石2を敷き並べて転圧した後、該砕石2の上から接着性溶液3を格子状に撒いて路盤A内に流し込むことにより、砕石2,2同士を格子状且つ3次元的に連結させるので、接着性溶液3が自然と重力で下に流れて行き、固化部においても連続した空隙Sが形成され、連続した空隙Sを有する格子状の荷重分散構造体Bが形成されることになる。
【0023】
また、接着性溶液3でコーティングされる前の段階で、換言すれば、砕石2のみの状態で転圧できるため、形成する路盤Aの上面を容易に水平とすることができ、転圧機械への接着性溶液3の付着がない。
【0024】
路盤Aの厚み内に格子状の荷重分散構造体Bが形成されているので、車両等の荷重に耐えることができる。即ち、砕石2,2同士が連結されておらず単に転圧されているだけであれば、荷重は砕石2,2同士が接している点と点を繋いでその荷重方向へ伝わっていくため、局所的に荷重が掛かってしまうことになるが、砕石2,2同士を格子状且つ3次元的に連結することで、荷重は鉛直方向だけでなく水平方向へも伝達されることとなり、荷重を面で支えることが可能となり、荷重を分散させて単位面積あたりに作用する力を小さくすることができる。また、砕石2,2同士が格子状且つ3次元的に連結されているので、砕石2,2同士が擦りあわされて磨耗し、空隙が小さくなったり、目減りして路盤Aが沈下してしまうようなこともない。
【0025】
殊に、上記の構成によれば、格子状の荷重分散構造体Bを路盤Aの上部側だけに形成してあるため、格子状の荷重分散構造体B(砕石2の固化部)で均一に受けた荷重を荷重分散構造体Bの下に存在する固化されていない砕石2で更に分散させることができ、荷重の集中による路床(地面)1の沈み込みを抑制できる。
【0026】
しかも、連続した空隙Sを有する荷重分散構造体Bを格子状とすることにより、つまり、砕石2を格子状に固化させることで、路盤Aを上から見た状態で砕石2の固化箇所と非固化箇所が規則的に混在し、砕石2の非固化箇所では、固化箇所と比較して空隙Sを大きくとることができるため、舗装全面の砕石を固化させる場合に比べて、より多くの植生基盤材4を保持させることが可能であり、これによって植物の生育環境を向上することができる。また、接着性溶液3としてセメントミルクを用いているが、砕石2の固化箇所と非固化箇所が混在することによって、セメント分によるアルカリ害が生じる恐れをも低減できる。
【0027】
緑化舗装の路盤A上を緑化する手法としては、上述したように、注入する植生基盤材4に種子・肥料6などを混ぜ込んでおく方法、生育基盤層7に種子・肥料6を混ぜ込んでおき、生育基盤層7で芝8を発芽・発根させる方法の他、例えば、図7に示すように、路盤Aの上に芝8を敷設してもよく、図8に示すように、路盤Aの上に植生シート(水溶性シートの裏面に種子や肥料を担持させたもの)9を敷設してもよい。また、路盤Aの上に生育基盤層7を別途設け、その上に播種してもよく、芝8や植生シート9を張ってもよい。何れの場合も、後述するような踏圧防止材10を路盤Aの上に設置し、該踏圧防止材10によって植物の葉・茎・根や生育基盤層7などを保護することが望ましい。すなわち、踏圧防止材10によって踏圧を受けない保護された空間を形成し、少なくとも該空間にて植物を健全に生育させるのである。
【0028】
図9、図10は、本発明の他の実施形態を示し、路盤Aの上に車両等の荷重に耐える強度を持った踏圧防止材10を設置し、該踏圧防止材10によって植物の根や生育基盤層7を保護するようにした点に特徴がある。
【0029】
踏圧防止材10は、路盤Aに敷設した芝や植生シートの上に敷き並べてもよいが、図示の例では、直接、路盤Aの上に敷き並べ、しかる後、吹付け等の手段によって、踏圧防止材10の上端と略同じ高さ若しくは若干低い高さに生育基盤層7を形成し、生育基盤層7に混ぜ込んだ種子を発芽、発根させて、路盤A上を緑化してある。図示しないが、路盤Aの上にクッション材となる砂を敷設し、その上に踏圧防止材10を敷き並べてもよい。
【0030】
踏圧防止材10としては、例えば、平面視方形状で且つ表面から裏面に貫通した複数の貫通孔が形成された基板の表面に、均一な高さで且つ上端が平坦な複数の突起部が突設されたものであってもよいが、図示の例では、合成樹脂材料で格子状に成形された平面視方形状の踏圧防止材10が用いられている。何れの場合も、踏圧防止材10は、四周各辺の長さが格子状の荷重分散構造体Bにおける格子部(固化した部分)間の間隔よりも長く設定され、砕石2の固化した部分に荷重が掛かるように設置される。
【0031】
尚、上述した各実施形態において、格子状の荷重分散構造体Bにおける格子部(固化した部分)の幅や非固化部間の間隔は任意に設定できるが、面として荷重を分散させるためには、接着性溶液3を撒く面積を路盤A面積全体の30%以上とすることが望ましい。また、路盤Aに流し込む接着性溶液3の粘度を調整することにより、例えば、流し込み初期では、粘度の低い(流動性の高い)接着性溶液3を用い、流し込み終期では接着性溶液3の粘性を高めることによって、下層固化部の空隙を小さく(強度を大きく)しながらも、上層固化部では空隙を大きくして、植物の根が生育するスペースが大きくすることができる。接着性溶液3としてセメントミルクを用いる場合には、水セメント比の調整に加えて急結剤などの利用も可能である。
【0032】
また、以上の実施形態では、何れも、格子状の荷重分散構造体Bを路盤Aの上部側だけに形成したが、本発明は、図11に示すように、路盤Aの厚み全てを格子状に固化させたり、或いは、格子状固化部の下端側の一部が繋がった状態に固化させて実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る緑化舗装を説明する斜視図である。
【図2】緑化舗装の要部斜視図である。
【図3】緑化舗装の断面図である。
【図4】緑化舗装の施工方法を説明する図である。
【図5】図4に続く施工方法の説明図である。
【図6】路盤上を緑化する方法の説明図である。
【図7】路盤上を緑化する方法の説明図である。
【図8】路盤上を緑化する方法の説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す緑化舗装の斜視図である。
【図10】緑化舗装の断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示す緑化舗装の要部斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
A 路盤
B 荷重分散構造体
S 空隙
1 路床
2 砕石(路盤材)
3 接着性溶液
4 植生基盤材
5 水
6 種子・肥料
7 生育基盤層
8 芝
9 植生シート
10 踏圧防止材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
施工対象地に敷き並べられた路盤材から成る路盤の厚み内に、接着性溶液により路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結して成る連続空隙を有する格子状の荷重分散構造体が形成され、路盤が内包する空隙に植生基盤材が保持されて成る緑化舗装。
【請求項2】
格子状の荷重分散構造体が路盤の上部側だけに形成されている請求項1に記載の緑化舗装。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の緑化舗装を施工するにあたり、施工対象地に路盤材を敷き並べて転圧した後、該路盤材の上から接着性溶液を格子状に撒いて路盤内に流し込むことで路盤材同士を格子状且つ3次元的に連結させることにより、厚み内に連続した空隙を有する格子状の荷重分散構造体を持つ路盤を形成し、その後、路盤が内包する空隙に植生基盤材を注入することを特徴とする緑化舗装の施工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−185456(P2009−185456A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−23628(P2008−23628)
【出願日】平成20年2月4日(2008.2.4)
【出願人】(000231431)日本植生株式会社 (88)
【Fターム(参考)】