説明

緑色の乾燥茶葉の製造方法並びに該方法による乾燥茶葉及び粉末飲料

【課題】生葉の面倒な保管手段、複雑な杜仲茶及び桑茶の製造工程を採用せずに、また、特殊な薬液を使用することもなく、簡便な方法で緑色の杜仲茶及び/又は桑茶を製造する方法を提供する。
【解決手段】杜仲、桑及びふきからなる群から選ばれる少なくとも一種の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程、次いで、乾燥を含む工程を経て製造する緑色の乾燥茶葉の製造方法であって、前記乾燥が、減圧下において、マイクロ波加熱及び遠赤外線加熱を連続的にあるいは間歇的に行うことを特徴とし、さらには、得られた乾燥茶葉を、気流と真空による切断により粉砕して粉末飲料とすることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥茶葉の製造方法、特に、原料に杜仲の生葉、桑の生葉或いはふきの生葉を用いて、鮮やかな緑色を呈する乾燥茶葉を製造する方法、並びに該方法による乾燥茶葉及び粉末飲料に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、杜仲茶は健康飲料として注目されてきており、その製造方法の提案も数多くなされている。
現在、実用化されている杜仲茶の製造方法の発明として、「杜仲生葉を温度100〜110℃で20〜120秒間蒸し、次いで揉捻し、天日で4〜5日、または乾燥機を用いて熟成させながら、水分量5%まで乾燥し、焙煎することを特徴とする杜仲茶の製造方法。」の発明(特許文献1参照)があるが、該方法は緑色を呈する杜仲茶を製造するものではない。
【0003】
上記発明とは別に、杜仲の葉を粉末にして有効成分をまるごと摂取するようにした製品も開発され、その中には緑色を呈する粉末状の杜仲茶もあり、そのような杜仲茶の製造方法の発明も公知である(特許文献2〜5参照)。
しかしながら、特許文献2の方法は、酵素の発酵を止め、葉緑素の劣化を防止するために、複雑な製造工程を採用しなければならないという問題があった。
また、特許文献3の方法は、加熱温度が低く、杜仲葉粉末の緑色を維持するためには、その後の乾燥条件、粉砕条件を微妙に調整しなければならないという問題があった。
また、特許文献4の方法は、杜仲茶の緑色を維持するために、特殊な薬液を使用する必要があった。
さらに特許文献5の方法は、杜仲茶の緑色を維持するために、破砕・粉砕工程と乾燥工程を繰り返さなければならないものであった。
【0004】
また、杜仲茶の緑色を維持するための杜仲の生葉の保管・保存方法の発明も公知である(特許文献6及び7参照)が、特許文献6の方法は、杜仲の生葉の緑色を維持するためには、日光を遮断するだけではなく、容器の通風を良くし、温度管理を厳密に行わなければならないものであった。また、特許文献7の方法も、杜仲の生葉の緑色を維持するためには、容器の通風を良くし、温度管理を厳密に行う必要があるものであった。
【0005】
また、桑茶についても、特許文献8〜9に製造方法が提案されているが、いずれも蒸す工程を採用しており、鮮やかな緑色を呈する桑茶が製造できるものではなかった。
【0006】
本発明者は、上記のような問題を解決し、杜仲及び桑の生葉の面倒な保管手段、複雑な杜仲茶及び桑茶の製造工程を採用せずに、また、特殊な薬液を使用することもなく、簡便な方法で緑色の杜仲茶及び/又は桑茶を製造する方法を見いだし、既に提供している(特願2006−223183)。
この提案による製造方法は、杜仲及び/又は桑の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程に次いで、乾燥を含む工程を経て、緑色の乾燥茶葉を製造するというものである。
【特許文献1】特許第3101901号公報
【特許文献2】特許第2775418号公報
【特許文献3】特開平8−84560号公報
【特許文献4】特開平8−228734号公報
【特許文献5】特開平11−155537号公報
【特許文献6】特開平10−117748号公報
【特許文献7】特許第3084358号公報
【特許文献8】特開平5−153941号公報
【特許文献9】特開平9−206019号公報
【特許文献10】特開2001−136939号公報
【特許文献11】特開2001―54730号公報
【特許文献12】時開2006−247526号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明者は、前記提案の製造方法について、更に研究を重ねたところ、杜仲、桑又はふきの葉の緑色を出来るだけ保持させるばかりでなく、できるだけ低温で乾燥させてそれぞれの葉がもつ成分を維持したまま乾燥させる必要があることが判明した。
また、粉砕においても、従来の気流式粉砕では摩擦熱等で70〜80℃以上の熱を発生するために、粉砕後すぐに冷蔵庫等で冷やす必要があることが判明した。
本発明は、こうした問題を解決し、鮮やかな緑色を呈するとともに、酸化がきわめて少ない高品質の乾燥茶葉を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記の問題を解決すべく検討した結果、上記特許文献11に記載の乾燥方法を採用することにより、低温乾燥で各生葉が有する成分を維持したまま乾燥できるという知見を得た。
また、粉砕方法として、上記特許文献12に記載の粉砕方法を採用することにより、低温でしかも更に微粉砕で、自己破裂型の粉砕の形で水分を吸収しやすく、溶けやすいものにすることができるという知見を得た。
さらに、乾燥茶葉を粉砕したものに、昆布の粉末及びコラーゲンの粉末を添加することにより、健康飲料を提供しうるという知見も得た。
【0009】
本発明は、これらの知見に基づいて完成されたものであり、以下の発明を提供するものである。
(1)杜仲、桑及びふきからなる群から選ばれる少なくとも一種の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程、次いで、乾燥を含む工程を経て製造する緑色の乾燥茶葉の製造方法であって、前記乾燥が、減圧下において、マイクロ波加熱及び遠赤外線加熱を連続的にあるいは間歇的に行うものであることを特徴とする緑色の乾燥茶葉の製造方法。
(2)前記乾燥の前に、低温による予備乾燥を行うことを特徴とする前記(1)の緑色の杜仲茶葉及び/又は桑茶葉の製造方法。
(3)前記乾燥工程の後に粉砕工程を有することを特徴とする前記(1)又は(2)の緑色の乾燥茶葉の製造方法。
(4)前記(1)ないし(3)のいずれかの製造方法で得られた緑色の茶葉を、粉砕して粉末にする工程を含むことを特徴とする緑色の粉末飲料の製造方法。
(5)前記粉砕を、粉砕機内に発生した気流をブレードにより加速して形成された高速の旋回流及び渦流と、部分的に真空となった真空部とによって行うことを特徴とする前記(4)の緑色の粉末飲料の製造方法。
(6)前記(1)ないし(3)のいずれかの方法により製造したことを特徴とする緑色の乾燥茶葉。
(7)前記(4)又は(5)の方法により製造したことを特徴とする緑色の粉末飲料。
(8)前記(7)の緑色の粉末飲料に、乾燥昆布の粉末及びコラーゲンの粉末を加えたことを特徴とする粉末飲料。
【発明の効果】
【0010】
本発明の製造方法により、鮮やかな緑色を呈するとともに、酸化がきわめて少ない高品質の乾燥茶葉を得ることができるとともに、本発明の粉砕方法によれば、低温でしかもさらに微粉砕が可能となり、得られたものは、水分を吸収しやすく、溶けやすいものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明について詳しく説明する。
従来、杜仲又は桑の生葉は、蒸す等の加熱処理を施すことにより、葉中に存在する発酵を促進させる酵素を失活させているが、この加熱処理の温度は、通常、100℃前後であり、加熱処理が、炒る処理の場合でも、200℃を超えるような温度は採用されていない。
本発明においては、杜仲、桑及びふきからなる群から選ばれる少なくとも一種の生葉を原料として用い、300〜350℃という高温での炒り工程を採用することにより、発酵を促進させる酵素の失活を完全に行うことができると共に、予想外に、鮮やかな緑色を維持でき、しかも、その後の乾燥工程においても変色することがないことを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0012】
本発明の炒り工程における装置としては、通常の釜炒り機を用いることができる。
炒り工程の温度が300℃未満では、酵素の失活が十分ではなく、一方350℃を超えると緑色の維持が難しいので、300〜350℃が好ましい。
炒る時間は、5分未満では、酵素の失活が十分ではなく、15分を超えると緑色の維持が難しいので、5〜15分の範囲で調整することが好ましい。
【0013】
本発明においては、炒り工程後の茶葉を乾燥するが、この乾燥方法として、減圧下において、マイクロ波加熱及び遠赤外線加熱を連続的にあるいは間歇的に行う方法を用いることを1つの特徴とするものである。
該乾燥方法は、減圧による作用と、マイクロ波加熱による作用と、遠赤外線加熱による作用とを同時に行うものである。すなわち、減圧により無酸素環境を作りだし、茶葉に含まれる水分の沸騰点を下げた状態で乾燥する。また、マイクロ波加熱により、茶葉内部の水分を茶葉外部に押し出し、遠赤外線加熱により、茶葉表面の水分を瞬時に除去するものである。そして、茶葉は自らの気化熱によりクーリングされるとともに、その温度は真空度によってコントロールされるものである。
【0014】
上記のようにして乾燥された本発明の乾燥茶葉は、無酸素環境において低温で乾燥が行われるため、鮮やかな緑色を呈しているばかりでなく、酸化の極めて少ない高品質な茶葉を得ることができる。また、1回の工程が30〜120分程度の短い時間で乾燥することができるために、エネルギーコストの低い合理的な乾燥が実現できるものである。
【0015】
本発明においては、前記乾燥の前に、低温による予備乾燥を行うこともできる。この低温による予備乾燥は、乾燥機により70℃以下で25〜40分行うことが好ましく、乾燥機としては再乾機を用いることができる。
【0016】
前述のとおり、本発明の方法で得られた杜仲及び/又は桑の乾燥茶葉は、鮮やかな緑色を呈しており、お湯を注いでそのまま飲むことができるが、さらにこの乾燥茶葉を粉砕することにより、乾燥茶葉の鮮やかな緑色を維持したまま粉末状の緑色の杜仲及び/又は桑の粉末飲料を製造することができる。
【0017】
本発明における茶葉の粉砕は、粉砕機内に発生した気流をブレードにより加速して形成された高速の旋回流及び渦流と、部分的に真空となった真空部とによって行うことが好ましい。
すなわち、該粉砕方法は、粉砕室に旋回流を発生させるとともに該旋回流を乱す気流を発生させることにより、該粉砕室に導入された茶葉及び粉砕された茶葉を攪拌しながらの衝突による粉砕とともに、気流の一部に発生する大きな負圧により膨爆に似た状態(いわゆる「かまいたち」状態)による粉砕とによって粉砕されることを特徴とするものであり、粉砕室内の真空の発生した部分では、投入された茶葉に切断する力が加わり、茶葉は徐々に細かくなっていく。
該粉砕方法を採用した場合には、気流と真空による刃で粉砕を行うために、粉砕時においてほとんど温度上昇することなく、茶葉成分の劣化及びダメージを与えずに粉砕することが可能となる。
また、粉砕された茶葉は、上記粉砕方法で得られる独特の形状を有しており、水に対する浸透力に優れており、特に後述する粉末飲料とする際には、水に溶けやすくなるという利点を有している。
【0018】
本発明において、乾燥された茶葉を粉砕して粉末状にし、粉末飲料とした場合には、抽出したものではなく、杜仲の葉、桑の葉或いはふきの葉そのものを食べることになるので、杜仲、桑及びふきの特殊成分だけでなく、植物繊維やあらゆるビタミン、ミネラルが、体に総合的な良い作用を促すこととなる。
【0019】
さらには、本発明の方法により得られた乾燥茶葉と、乾燥昆布とを一緒に混合して粉砕するか、あるいは、本発明の方法により得られた乾燥茶葉を粉砕して粉末状とした後、別途粉末状にした昆布茶とを混合し、さらにこれにコラーゲンの粉末を混合することにより、粉末飲料とすることができる。乾燥昆布の具体的な混合方法としては、前述の気流式粉砕機に投入する際に、乾燥した昆布を粉砕機に投入するか、或いは、それぞれの製品を粉砕機で粉砕した後に混合機で混合することができる。
【0020】
このようにして粉末状昆布と粉末状コラーゲンを混合した粉末飲料食品は、杜仲茶及び/又は桑茶だけでは得られないヨウ素を添加したものとなるので、商品内のミネラルをさらに高め、味もさらにまろやかになり、美味しい飲料食品とすることができるうえ、コラーゲン添加により、ミネラルの吸収を助け、杜仲、桑又はふきに含まれる成分を吸収しやすくした健康食品を提供することができる。
さらには、これらを使用して、ゼリー状に仕上げることも可能である。
【実施例】
【0021】
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
(実施例1:杜仲の生葉からの乾燥茶葉の製造例1)
切断した杜仲の生葉16kgを、4回に分けて、4kgずつ釜炒り機により7分炒った。釜炒り機の設定温度は300〜350℃、回転数は15r.p.m.とし、生葉投入より2分後から排気ブロアを入れ排蒸を行った。
収穫時の杜仲の生葉は、含水率が66.3%であったものを、前記の釜炒りにより、44.9%に下げられた。
次に、減圧下において、マイクロ波加熱及び遠赤外線加熱を連続的にあるいは間歇的に行う、日本バイオコン株式会社製 ハイパードライ(HD)を用いて乾燥させた。乾燥時間は120分で、含水率は2.6%に下がった。
得られた乾燥茶葉は緑色を呈していた。
この茶葉に熱湯を注ぎ抽出して得られた杜仲茶も鮮やかな緑色を呈していた。
【0022】
(実施例2:桑の生葉からの乾燥茶葉の製造例1)
切断した桑の生葉16kgを、4回に分けて、4kgずつ釜炒り機により5分炒ったこと以外は、実施例1と同様にして、乾燥茶葉を得た。この乾燥茶葉は緑色を呈していた。
収穫時の桑の生葉は、含水率が64.9%であったものを、前記の釜炒りにより、46.5%に下げられ、さらに上記乾燥により、2.7%に下がった。
得られた茶葉に熱湯を注ぎ抽出して得られた桑茶も鮮やかな緑色を呈していた。
含水分も2.7%になることから、冷蔵庫に入れず、常温においても緑色の変色は少なく、貯蔵に適する。
【0023】
(実施例3:杜仲の生葉からの乾燥茶葉の製造例2)
杜仲の生葉を、実施例1と同様にして釜炒りした後、再乾機を用いて、50℃で30分の予備加熱を施した。得られた乾燥茶葉の含水率は7.5%であった。
次いで、実施例1に記載の乾燥機を用いて乾燥させた。乾燥時間は60分で、含水率は2.4%に下がった。
得られた乾燥茶葉は緑色を呈していた。
この茶葉に熱湯を注ぎ抽出して得られた杜仲茶も鮮やかな緑色を呈していた。
【0024】
(実施例4:桑の生葉からの乾燥茶葉の製造例2)
含水率46.5%の桑の生葉を、実施例2と同様にして釜炒りした後、再乾機を用いて、50℃で30分の予備加熱を施した。得られた乾燥茶葉の含水率は8%であった。
次いで、実施例1に記載の乾燥機を用いて乾燥させた。乾燥時間は60分で、含水率は2.5%に下がった。
【0025】
(実施例5:粉末飲料の製造例1〉
実施例3で得られた杜仲の乾燥茶葉及び実施例4で得られた桑の乾燥茶葉をそれぞれ、前述のように、気流と真空による刃で粉砕する、有限会社バーリー・ジャパン製 微粉砕機STAYを用いて粉砕し、それぞれの乾燥茶葉の粉末を得た。
得られた杜仲の乾燥茶葉の粉末60g(31.6重量%)及び桑の乾燥茶葉の粉末70g(36.8重量%)に、乾燥昆布5g(2.6重量%)及びコラーゲンの粉末55g(28.9重量%)を混合して粉末飲料とした。
【0026】
(実施例6:粉末飲料の製造例2)
実施例3で得られた杜仲の乾燥茶葉を、前記の有限会社バーリー・ジャパン製 微粉砕機STAYを用いて粉砕し、杜仲の乾燥茶葉の粉末を得た。
得られた杜仲の乾燥茶葉の粉末65g(52.8重量%)に、乾燥昆布3g(2.4重量%)及びコラーゲンの粉末55g(44.7重量%)を混合して粉末飲料とした。
【0027】
(実施例7:粉末飲料の製造例3)
実施例1で得られた杜仲の乾燥茶葉及び実施例2で得られた桑の乾燥茶葉をそれぞれ、前記の有限会社バーリー・ジャパン製 微粉砕機STAYを用いて粉砕し、それぞれの乾燥茶葉の粉末を得た。
得られた杜仲の乾燥茶葉の粉末100g(52.6重量%)及び桑の乾燥茶葉の粉末30g(15.8重量%)に、乾燥昆布5g(2.6重量%)及びコラーゲンの粉末55g(28.9重量%)を混合して粉末飲料とした。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
杜仲、桑及びふきからなる群から選ばれる少なくとも一種の生葉を原料として用い、300〜350℃で炒る炒り工程、次いで、乾燥を含む工程を経て製造する緑色の乾燥茶葉の製造方法であって、前記乾燥が、減圧下において、マイクロ波加熱及び遠赤外線加熱を連続的にあるいは間歇的に行うものであることを特徴とする緑色の乾燥茶葉の製造方法。
【請求項2】
前記乾燥の前に、低温による予備乾燥を行うことを特徴とする請求項1に記載の緑色の杜仲茶葉及び/又は桑茶葉の製造方法。
【請求項3】
前記乾燥工程の後に粉砕工程を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の緑色の乾燥茶葉の製造方法。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の製造方法で得られた緑色の茶葉を、粉砕して粉末にする工程を含むことを特徴とする緑色の粉末飲料の製造方法。
【請求項5】
前記粉砕を、粉砕機内に発生した気流をブレードにより加速して形成された高速の旋回流及び渦流と、部分的に真空となった真空部とによって行うことを特徴とする請求項4に記載の緑色の粉末飲料の製造方法。
【請求項6】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法により製造したことを特徴とする緑色の乾燥茶葉。
【請求項7】
請求項4又は5に記載の方法により製造したことを特徴とする緑色の粉末飲料。
【請求項8】
請求項7に記載された緑色の粉末飲料に、乾燥昆布の粉末及びコラーゲンの粉末を加えたことを特徴とする粉末飲料。