説明

脈管用ステント

【課題】人体に悪影響を与えることがない脈管ステントを提供する。
【解決手段】 生体内に植え込まれた後、生体内で分解され消失する脈管用ステントであって、L−体の光学純度が99.8%以上であって、重量平均分子量が80,000〜300,000の範囲にあるポリ乳酸(PLLA)により形成されている。ここで用いるポリ乳酸(PLLA)は、L−ラクタイドを溶融重合する際に用いられた重合触媒の残存料が原子吸光法により検出されない範囲まで除去されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体の血管、気管や胆管などの脈管内に植え込まれ、脈管の内腔を内側から支持する脈管用ステントに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人体の脈管、例えば、動脈などの血管に狭窄が発生したときに、この狭窄部を拡張して血流を良くする手術である経皮的血管形成術(PTA)が行われている。このPTAを施した部分に再狭窄が発生することを防止するため、管状のステントを植え込むことが行われている。このステントは、縮径された状態で血管内に挿入され、その後拡径されて血管内に植え込まれることにより、血管をその内部から支持し、血管に再狭窄が発生することを防止するようにしている。
【0003】
この種のステントとして、円筒状の金属体に切り込みを設け、拡径又は縮径されるようにしたものが知られている。
【0004】
ところで、金属製のステントは、人体内に長期間留置することにより異物反応を生じさせるおそれもあり、人体内に半永久的に留置させることは適当でない。また、一旦人体内に植え込んだ金属製のステントを除去するためには、外科的手術がさらに必要になり患者への負担が極めて大きなものとなってしまう。
【0005】
そして、PTAを施した部分の再狭窄の発生率は、手術後6ヶ月を経過すると低下するとの報告がある。
【0006】
そこで、狭窄を発生した血管又はその他の脈管を拡径された状態に支持するために用いられる脈管用ステントは、人体内に植え込まれた後、一定期間、例えば6ヶ月程度は、脈管を拡径支持する機能を有しながら、その機能が必要でなくなった後には、人体内から取り出すことなく消失してしまうことが望ましい。
【0007】
本発明者等は、上述したような金属製ステントが有する問題を解消し、脈管用ステント要求される望ましい条件を満たす脈管用ステントとして、人体内の脈管に植え込んだ後、人体内からの取り出しの必要性をなくしたものを提案している。このステントは、生分解性ポリマーを用いて形成したものであり、この種のステントとして、WO92/15342号公報(特許文献1)、WO00/13737号公報(特許文献2)、特開平11−57018号公報(特許文献3)に開示されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】WO92/15342号公報
【特許文献2】WO00/13737号公報
【特許文献3】特開平11−57018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、生分解性ポリマーを用いたステントは、人体の脈管に植え込まれた後、体液により分解され、人体内に吸収される。
【0010】
そこで、生分解性ポリマーを用いたステントにあっては、その構成材料が分解された後人体内に吸収されたとしても、人体に炎症を発生させるなどの悪影響を及ぼすことのない材料を用いる必要がある。
【0011】
また、脈管ステントは、血管等の脈管のPTAを施した部分の再狭窄を防止するため、脈管を拡径された状態を維持するように、脈管の内腔に倣った形状を有することが望ましい。
【0012】
さらに、脈管ステントは、脈管のPTAを施した部分を、一定の期間に亘って一定の強度で拡径された状態に支持する必要がある。
【0013】
そこで、本発明の目的は、人体に悪影響を与えることがない脈管ステントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上述のような目的を達成するために提案される本発明は、生体内に植え込まれた後、生体内で分解され消失する脈管用ステントであって、L−体の光学純度が99.8%以上であって、重量平均分子量が80,000〜300,000の範囲にあるポリ乳酸(PLLA)により形成したものである。
【0015】
ここで用いるポリ乳酸(PLLA)は、L−ラクタイドを溶融重合する際に用いられた重合触媒の残存料が原子吸光法により検出されない範囲まで除去されている。
【発明の効果】
【0016】
ポリ乳酸のL−体の光学異性体であるD−体は、自然な状態では人体内には存在しないものであるので、人体の安全を考慮すると、人体内に残留させないことが望ましい。本発明に係る脈管ステントは、人体内に自然に存在するL−体の光学純度を99.8%以上としたポリ乳酸により構成されているので、人体の脈管内で分解され、人体内に吸収されたとしても、人体に悪影響を及ぼすことはない。
【0017】
ところで、脈管用ステントは、構造や形態にかかわらず、脈管への挿入を可能なように縮径された状態と、脈管を拡径状態に支持する拡径された状態とを維持する必要がある。
【0018】
本発明に係る脈管ステントを構成するポリ乳酸は、L−体の光学純度を99.8%以上としているので、高い結晶化度を実現しながら一定の粘性を維持することができる。その結果、この材料を溶融紡糸して得られる糸は、破断強度が高く、且つ折り曲げ、あるいは湾曲させる等の加工性にも優れたものとなる。このような糸を用いて筒状に形成された脈管用ステントは、高い機械的強度を有し、良好な形態維持特性を保証でき、しかも、縮径された状態と脈管を拡張した状態に支持する拡径状態とを容易に実現することができる。
【0019】
また、本発明に係る脈管ステントは、ポリ乳酸以外の重金属等の不純物の含有量が原子吸光法により検出されない範囲にある極めて純度の高いポリ乳酸からなるものであるので、人体の脈管内に植え込まれても、重金属等の不純物が人体内に残留し悪影響を及ぼすこともない。
【0020】
本発明に係る脈管ステントを構成するポリ乳酸は、重量平均分子量を80,000以上で300,000以下としているので、溶融紡糸法を用いて確実に一連に連続する糸とすることができる。さらに、このポリ乳酸は、重量平均分子量を80,000以上としているので、人体に炎症を生じさせることもない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係る脈管用ステントの一例を示す斜視図である。
【図2】脈管用ステントを構成する糸をジグザク状に折り曲げた状態を示す平面図である。
【図3】ジグザク状に折り曲げた糸の折り曲げ部を接合した状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明に係る脈管ステントのポリマー材料及び脈管用ステント用の糸を説明する。
【0023】
本発明に係る脈管ステントのポリマー材料は、L−体の光学純度が99.8%以上であって、重金属の含有量が、原子吸光法により検出されない範囲にあるポリ乳酸(PLLA)からなる。
【0024】
ここで、人工的に生成されたポリ乳酸(PLLA)に含有される不純物としては、人体内に一定量以上存在するとき、人体に悪影響を与える錫などの重金属があり、さらに具体的には、乳酸を重合してポリ乳酸(PLLA)を生成するときに用いられる錫やリンである。
【0025】
ところで、本発明に用いられるポリ乳酸(PLLA)は、光学純度で99.8%以上のL−ラクタイドに、重合触媒として、ジオクチル酸錫を0.1〜0.4重量%程度添加した重合原料を溶融重合して生成される。
【0026】
重合材料の溶融重合は、得られる重合体の融点以上に加熱溶融し、必要に応じて攪拌や不活性気体の供給と排出、真空などの操作をして実行される。この溶融重合は、例えば、重合原料をあらかじめ混合して、効果的に反応できる装置、例えば2軸混練機(重合機)に供給し、その内部で攪拌、混合しつつ反応させることにより実行される。ここで、L−体を主体とするポリ乳酸(PLLA)の融点は約170℃であるので、重合温度は、180〜230℃、特に190〜220℃が好ましく、重合時間は3分間〜2時間、特に5分間〜60分間が好ましい。得られた重合体の重量平均分子量は、80,000〜300,000の範囲にあることが好ましい。
【0027】
そして、重合機としての2軸混練機を用いて溶融重合されたポリ乳酸(PLLA)は、2軸混練機のノズルから溶融状態で吐出された後冷却固化される。冷却固化されたポリ乳酸(PLLA)は、3〜5mm程度の太さで、長さを3〜5mm程度とするチップ状に切断される。
【0028】
このチップは、アセトン溶剤にて処理され、ポリ乳酸(PLLA)に残存する乳酸モノマー及び重合触媒が除去される。乳酸モノマー及び残存触媒の除去に用いられるアセトン溶剤としては、例えば5N塩酸を7%添加したものが用いられる。
【0029】
ポリ乳酸(PLLA)のチップは、アセトン溶剤にて処理されることにより、ポリ乳酸に残存する乳酸モノマーは、0.8重量%以下まで除去され、残存触媒は、原子吸光法により検出されない範囲まで除去される。この残存触媒は、生成されたポリ乳酸(PLLA)に含有される不純物である。ここで、ポリ乳酸(PLLA)の重合触媒には、ジオクチル酸錫を用いているので、残存触媒は重金属である錫を主体とするものである。
【0030】
そして、乳酸モノマー及び残存触媒が除去されたポリ乳酸(PLLA)のチップは、溶融紡糸され、本発明に係る脈管ステントを構成する糸となる。この溶融紡糸は、例えば、スクリュー押出機を用いて行われる。
【0031】
スクリュー押出機を用いた溶融紡糸を行うには、上述のような工程を経て生成されたポリ乳酸(PLLA)のチップを融点Tm以下の温度で加熱した状態で減圧乾燥する。その後、チップをスクリュー押出機のホッパーに投入し、シリンダ内で融点Tm近傍若しくは融点以上で熱分解点以下の温度まで加熱しながら圧縮して溶融する。この溶融されたポリ乳酸の材料を融点Tm以下の温度であってガラス転移点Tg以上の温度に設定されたノズルより押し出す。この押し出されたポリマーを巻取り機により巻き取ることにより線状体が形成される。この線状体をさらに延伸することにより、本発明に係る脈管用ステントの糸が得られる。
【0032】
ここで、糸は、ポリマーが一連に連続したモノフィラメントとして形成される。糸は、モノフィラメントとして形成されることにより、モノフィラメントの長軸方向に亘って分子配向をほぼ均一となし、さらに結晶化度の制御を全長に亘って容易に均一に制御することができ、全長に亘って均一の強度を有し、均一の弾性を有するものとすることができる。
【0033】
上述のように形成された糸1は、図1に示すように、連続するV字状をなすようにジグザグ状に折り曲げられながら螺旋状に巻回されることにより筒状のステント3を形成する。このとき、糸1は、図2に示すように、V字状をなす1つの折り曲げ部4の一辺を短線部4aとし、他の辺を長線部4bとすることにより螺旋状に巻回された形状が得られる。糸1の中途部に形成される折り曲げ部4の開き角θ1がほぼ同一であって、折り曲げ部4間の短線部4a及び長線部4bの長さをそれぞれほぼ同一とすることにより、図3に示すように、互いに隣接する折り曲げ部4の頂点が互いに接触するようになる。互いに接触した折り曲げ部4の頂点のいくつか若しくは全部は互いに接合される。ステント3を形成する糸1は、折り曲げ部4の互いに頂点を接触させた部分が接合されることにより、確実に筒状の形状を保持した状態に維持される。
【0034】
なお、互いに頂点を接触させた折り曲げ部4の接合は、接合部分を融点Tm以上に加熱し溶融して融着することにより行われる。
【0035】
上述のように筒状に形成されたステント3は、ガラス転移温度Tg以上で融点Tm以下の温度でヒートセットさせることにより、例えば血管内に植え込まれる状態の大きさに形状記憶される。なお、形状記憶されたステント3は、血管内への挿入を可能となす太さに縮径されて保存される。この縮径は、ステント3がガラス転移温度Tg以下に冷却された状態でステント3の外周囲から力学的な圧力を加えながら変形されることによって行われる。
【0036】
なお、外圧が加えられて縮径されたステント1は、(ガラス転移温度Tg以上に)加温されると、折り曲げ部4に与えられていた歪みが開放され、小さな開き角θ2まで折り曲げられた折り曲げ部4が開き角θ1まで開き、初期の形状記億された形状に回復する。すなわち、縮径状態にあるステント1は、人体の脈管に植え込まれ体温により加温されることにより、図1に示すように、初期の形状記憶された大きさに拡径される。人体の脈管内に植え込まれて拡径されたステント1は、脈管の内壁を支持し、この脈管を一定期間に亘って拡張状態に支持する。
【0037】
上述したように、本発明に係る脈管ステントの材料は、人体内に自然に存在するL−体の光学純度を99.8%以上としたポリ乳酸(PLLA)により構成されている。すなわち、この材料は、L−体の光学異性体であるD−体をほとんど含むことのないポリ乳酸(PLLA)により構成されている。
【0038】
ところで、ポリ乳酸のL−体の光学異性体であるD−体は、人体内には存在しないものであるので、人体の安全を考慮すると、人体内に残留させないことが望ましい。そのため、人体の脈管に植え込まれる脈管ステントの材料としては、D−体を含まないポリ乳酸(PLLA)が望ましい。しかし、L−体の光学純度を100%とするポリ乳酸(PLLA)を人工的に生成することとは極めて困難である。
【0039】
本発明者等は、上述したL−体の光学純度が99.8%以上であって、重金属の含有量が、原子吸光法により検出されない範囲にあるポリ乳酸(PLLA)を材料とする糸を用いて図1に示すように形成したステント3を形成し、このステント3を8頭の豚の血管に植え込み経過を観察した。
【0040】
上記ステント3を植え込んだ後、2週間を経過した後、さらに、4週間を経過した後においても、このステント3が植え込まれた血管には、炎症を発生させるなどの悪影響の発生は見られなかった。
【0041】
この実験から、L−体の光学純度を99.8%以上としたポリ乳酸(PLLA)を材料とすることにより、人体に悪影響を与えることのない脈管用ステントを形成できるものと結論付けた。
【0042】
また、本発明に係る脈管ステントの材料は、ポリ乳酸(PLLA)以外の不純物の含有量が原子吸光法により検出されない範囲とされている。特に、ポリ乳酸(PLLA)の生成に用いられた重合触媒の残存触媒である錫やリンが、原子吸光法により検出されない範囲にまで除去されている。この材料を用いて形成された脈管用ステントは、人体の血管などの脈管内に植え込んでも、ポリ乳酸(PLLA)中に不純物として含有される錫やリンなど重金属が人体内に許容量以上残留して悪影響を及ぼすこともない。
【0043】
さらに、本発明に係る脈管ステントの材料を構成するポリ乳酸(PLLA)は、L−体の光学純度を99.8%以上としているので、高い結晶化度を実現することができる。本発明者等の実験によると、示差走査熱量分析法により測定される結晶化度を15%〜60%の範囲で制御することができた。
【0044】
本発明に係る脈管用ステントの材料を上述したスクリュー押出機を用いて溶融紡糸し、直径を0.08mm〜0.3mmとし、結晶化度を15%〜60%の範囲にあるモノフィラメントを形成したところ、破断時の強度を5.8N(ニュートン)〜17Nとするものが得られた。この破断強度は、モノフィラメントを両側から伸長し破断したときの力である。
【0045】
このような破断強度が得られる糸を図1に示すように筒状に形成したステント3は、その外周側からの押圧力に対し十分に大きな耐圧強度を保証でき、良好な形態維持特性が保証され、血管等の脈管に植え込まれたとき、確実に脈管を拡径状態に支持することができる。
【0046】
そして、本発明に係る脈管ステントの材料は、L−体の光学純度が99.8%以上であるので、高い結晶化度を実現しながら一定の粘性を維持することができる。その結果、この材料を溶融紡糸して得られる糸1は、破断強度を上げながら、折り曲げ、あるいは湾曲させる等の加工性に優れたものとなる。このような糸1を用いて、図1に示すように、筒状に形成された脈管用ステント3は、大きな機械的強度を有し、良好な形態維持特性を保証でき、しかも、縮径された状態への変位とともに、脈管を拡張した状態に支持する拡径状態への変位を容易に行うことができる。
【0047】
ところで、ポリ乳酸(PLLA)は、重量平均分子量が80,000以下であると、溶融紡糸法により一連に連続した糸として紡糸することが困難である。また、重量平均分子量が300,000以上であると、粘性が高くなり溶融紡糸することが困難となる。本発明に係る脈管ステントの材料を構成するポリ乳酸(PLLA)は、重量平均分子量を80,000〜300,000としているので、上述したような溶融紡糸法を用いて確実にしかも容易に一連に連続した糸を紡糸することができる。
【0048】
また、重量平均分子量が低いポリマーは、人体内に植え込まれたとき、人体に炎症反応を生じさせるという報告がある("Sustained Local Delivery of Dexamethasone by a Novel Intravascular Eluting Stent to Prevent Restenosis in the Porcine Coronary Injury Model" A.Michael Lincoff, Joseph G.Furst, Stephen G.Ellis, Ronald J.Tuch, Eric J.Topol 著 JACC Vol29, No.4 March 15, 1997 P808)。本発明に係る脈管ステントの材料を構成するポリ乳酸(PLLA)は、重量平均分子量を80,000以上としているので、このポリ乳酸を紡糸した糸により形成したステント人体内に植え込んでも、人体に炎症を生じさせることもない。
【0049】
なお、本発明に係るポリマー材料を溶融紡糸して得られる糸は、モノフィラメントであることが望ましい。モノフィラメントは、全長に亘って均質な特性を有するようでき、このモノフィラメントを用いて筒状に形成した脈管用ステントも、全長に亘って一定の機械的な特性を有するようにでき、全長に亘って一定の力で血管などの脈管の内壁を支持するようにすることができる。
【符号の説明】
【0050】
3 脈管用ステント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体内に植え込まれた後、生体内で分解され消失する脈管用ステントであって、
当該ステントは、L−体の光学純度が99.8%以上であって、重量平均分子量が80,000〜300,000の範囲にあるポリ乳酸(PLLA)により形成されていることを特徴とする脈管用ステント。
【請求項2】
上記ポリ乳酸(PLLA)は、L−ラクタイドを溶融重合する際に用いられた重合触媒の残存料が原子吸光法により検出されない範囲まで除去されていることを特徴とする請求項1記載の脈管用ステント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−31064(P2011−31064A)
【公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−249935(P2010−249935)
【出願日】平成22年11月8日(2010.11.8)
【分割の表示】特願2005−163139(P2005−163139)の分割
【原出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(391022991)株式会社 京都医療設計 (15)
【Fターム(参考)】