説明

脊髄損傷の治療のためのN−(2−アリール−プロピオニル−スルホンアミド類の使用

一般式(I)で表されるN−(2−アリール−プロピオニル)−スルホンアミド類は脊髄損傷の治療に有用である。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脊髄損傷治療薬の製造のための、下記の一般式(I)で表されるN−(2−アリール−プロピオニル)−スルホンアミド類の使用に関する:
【0002】
【化1】

【0003】
[式中、
はアリール基であり、
Rは直鎖もしくは分岐鎖状のC〜C−アルキル基、トリフルオロメチル基、シクロヘキシル基、o−トリル基、3−ピリジル基、2−ピリジル−エチル基、p−シアノ−フェニルメチル基、p−アミノフェニルメチル基、3−シアノ−1−プロピル基、4−アミノブチル基、アルコキシエチレンであるCH−(CH)n−(OCHCH)m−基(式中、nは0または1であり、mは1〜3の整数である)、またはPN−CH−CH−基(式中、PおよびPは独立してH、C〜C−アルキル、ベンジルオキシ−カルボニル、α−、β−もしくはα−ピリドカルボニル、カルボキシカルボニルまたはカルボアルコキシカルボニルであるか、あるいは、PおよびPは自身が結合しているN原子と共にフタルイミド残基、ピペリジノ残基、モルホリノ残基を形成する)であり、
R’はHまたは直鎖もしくは分岐鎖状のC〜C−アルキルであり、好ましくは水素である]。
【背景技術】
【0004】
発明の背景
脊髄損傷(SCI)は神経学および医学において最も苛立たしい症状の1つである。SCI患者の大多数は若年であり、重大な損傷からの生存者の多くは、回復に限界があり、障害が永続する可能性に直面する。新たなSCI症例の発生率は高く、米国では対麻痺または四肢麻痺の新たな症例は1年当たり12,000件を超える(Sekhon L.ら、Spine 26、S2〜S12、2001)。その上、処置が向上したため、SCIの死亡率は着実に下がってきている。その結果、SCIで不具になった患者の罹患率は、今や米国だけでも200,000件近くに達する。永久障害患者の数を抑え、かつ、新たな精髄損傷患者に真の期待を持ってもらうためにも、早急に有効な手立てを講じる必要が特に感じられる。
【0005】
SCIの現行治療は高用量グルココルチコイド療法に限られ、損傷の数時間以内に投与した場合にのみ有効である(Bracken M.B.ら、The New England Journal of Medicine 322、1405〜1411、1990)。ステロイド類がその適度に有益な作用を発揮するメカニズムは未だに不明であるが、一般には、脂質過酸化に対する保護作用によるものとされている。実際に、メチルプレドニゾロンは、損傷脊髄における脂質過酸化を阻害することで、膜および神経フィラメントの破壊を抑えている(Braughler J.M.ら、J.Neurosurg 67、102〜105、1987)。その上、原理が不完全であるにも拘らず、高用量グルココルチコイド治療は依然としてSCIに利用可能な唯一の療法である。
【0006】
SCIの病理発生は、サイトカイン、特に腫瘍壊死因子(TNF)に関連することが現在知られており、その発現がSCI後の神経細胞死(Beattie M.S.ら、Progress in Brain Research 137、37〜47、2002)および白血球浸潤の一因となっている。実際にSCIは、神経構造や血管構造の破壊を特徴とする一次損傷と、全体として組織のさらなる喪失に繋がる二次過程のカスケードの双方を招く。活性化された小グリア細胞や白血球の蓄積を特徴とする外傷後炎症は、二次的な病理発生に寄与すると考えられている(Mautes A.E.M.ら、Physical Therapy 80、673〜687、2000)。好中球またはマクロファージの流入阻止と、損傷脊髄におけるマクロファージの貪食能・分泌活性の阻害とを目的とする方法では、神経保護と運動機能の改善が得られている(Giulian D.ら、Ann.Neurol.27、33〜42、1990;Taoka Y.ら、Neuroscience 79、1177〜1182、1997)。
【0007】
実際、入手可能な知識によれば、インターロイキン−8(CXCL8)誘導性の走化性を選択的に阻害することはSCIの保護にとって十分な条件ではない。事実、科学文献からはSCIの病因に関連する多数の要因が特定されているが、当該要因のうち、CXCL8が最も重要な要因の一つであるとは明らかに考えられない。例えば、Taoka Y.ら(Journal of Neurotrauma 18、533〜543、2001)は、白血球減少症や抗P−セレクチンモノクローナル抗体(白血球接着の非特異的(aspecific)遮断剤)の投与による白血球動員の阻害によって、SCI後に見られる運動障害が顕著に減少することを報告している。さらに、最近の研究では、長期SCI患者におけるインターロイキン−2、インターロイキン−6、可溶性インターロイキン−2受容体、細胞間接着分子−1(ICAM−I)といった炎症性メディエーターの血漿レベルの上昇が、機能回復の遅れの病理発生要因である可能性が示されている(Segal J.L.ら、Arch.Phys.Med.Rehabil.78、44〜47、1997)。US2001/0016195号には、IL−1、IL−6、IL−8等の各種サイトカインのアンタゴニスト(例えば、抗体)を用いたSCIを含む複数の異なる病理の治療が開示されているが、この文献はどのみちSCIとIL−8阻害とを結びつけるものではない。文献データからすると、炎症性応答の非特異的阻害剤、あるいは、少なくとも白血球動員の非特異的阻害剤がSCIの阻害に必要であると考えられる、ということになる。
【0008】
上記の一般式(I)で表されるN−(2−アリール−プロピオニル)−スルホンアミド類は、EP1123276号および欧州特許出願EP04101202.2号に開示されている。これら文献に記載されているスルホンアミド類は、例えば、多形核好中球(PMN白血球)の炎症部位における過剰動員に起因する組織損傷の予防および治療に有用であると報告されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
発明の説明
今回、驚くべきことに、式(I)で表される当該スルホンアミド類、特に下記の式(Ia):
【0010】
【化2】

【0011】
[式中、Rは、水素、ハロゲン原子、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ、ヒドロキシ、C〜C−アシルオキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アシルアミノ、ハロC〜C−アルキル、ハロC〜C−アルコキシ、ベンゾイル、4−(2−メチル−プロピル)−フェニル、3−フェノキシ−フェニル、2−[4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル]、5−ベンゾイル−チエン−2−イル、4−チエノイル−フェニル、C〜C−ハロゲノアルキルスルホニルオキシから選択される同一または異なる1〜3個の置換基を表す]
で表されるスルホンアミド類が、SCIの機能損傷からの保護において有効であることを見出した。
【0012】
式(Ia)で表される化合物において、Rは好ましくは水素、4−イソブチル、3−ベンゾイル、4−トリフルオロメタンスルホニルオキシを表す。
【0013】
SCIの機能損傷からの保護は、ラットでの実験モデル(後ほど詳述)において、2種類の代表的な式(I)の化合物、即ち、式(II)の化合物とそのリジン塩(L−リジンまたはDL−リジン)および式(III)の化合物を用いて実証した。両化合物は、このin vivoモデルにおいて非常に有効であることが判明した。
【0014】
【化3】

【0015】
また、式(II)の化合物および式(III)の化合物は、外傷後腔、稀突起膠細胞のアポトーシスおよび白血球浸潤の拡大として評価したところ、組織損傷も減少させた。
【0016】
以下実施例を挙げて本発明を説明する。
【実施例】
【0017】
体重240〜260gのSprague−Dawley成体ラット(雌)を、標準的な飼育条件下(22±2℃、65%湿度、6時〜20時まで人工照明)で動物施設にて維持した。標準的な乾燥飼料および水を自由給餌とした。
【0018】
ラットのSCIは既報の通り行った(Gorio A.ら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 99、9450〜9455、2002)。損傷発生装置(lesioning apparatus)はコンピュータ制御されており、重力の影響を受けないものである。印加力は1秒当たり1Nとした。
【0019】
SCI後24時間、4日、7日、11日、15日、19日および27日目に「自由歩行試験(free locomotion test)」を行って後肢障害からの回復を評価した。
【0020】
「自由歩行試験」では、肢位と関節の回転を検出することができる。機能回復の質は、オハイオ大学開発の「BBBスケール」に従って定量的に表現する。このような試験では、障害物のないオープンスペースでの動きを観察することでラット後肢の自由歩行差(free locomotion deficit)を定量することができる。
0− 損傷ラットはいずれの肢も動かすことができない
1− 関節(heapまたは膝)がわずかに動く
2〜6− 関節3箇所の動きが徐々に拡大
7− 関節3箇所が良好に動く
8− 動物が体重を足裏で支えずに歩行
9〜11− 動物が時々〜徐々に頻度を上げて体重を足裏で支えながら歩行
12− 歩行中、後肢と前肢を時々連係させる
13〜14− 前肢を徐々に連係させる
15− 安定して体重を足裏で支え、かつ、歩行中に連係;前進時に時々指を動かす
16〜18− 指を動かす傾向が徐々に強まる;歩行中、足が主に身体に対して平行な位置にある
19− 足の位置が身体に対して正確に並行であり、歩行時に尾を低い位置に維持する
20− 横方向へのぐらつきと不安定な歩行運動
21− 正常な状態
稀突起膠細胞のアポトーシスは、薄束および楔状束のレベル(挫傷損傷部位から3mm頭側)にて、SCI後28日目にターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼによるdUTP標識法(TUNEL)を利用して判定した。
【0021】
白血球浸潤は、SCI後1日目および7日目にCD68陽性細胞によって定量的に推定した。
【0022】
外傷後腔の拡張は、典型的な組織学的技術により、SCI後28日目に行った。
【0023】
以下の動物実験群を考慮した:
グループ1(n=28)SCI後、生理食塩水溶液で処理したラット
グループ2(n=28)SCI後、式(II)の化合物で処理したラット
グループ3(n=28)SCI後、式(III)の化合物で処理したラット。
【0024】
生理食塩水または式(II)の化合物(15mg/kg)をSCI後30分以内に静脈内注射し、次いで以後の6時間、2時間毎に皮下注射して動物を処理した。次の日からSCI後7日目まで、動物を午前8時および午後5時に皮下処理した。式(III)の化合物(8mg/kg)をSCI後30分以内に静脈内注射し、次いでSCI後24時間目に皮下注射して動物を処理した。次の日からSCI後7日目まで、動物を36時間毎に皮下処理した。
【0025】
さらに、後肢障害からの回復に対して、皮下(s.c.)持続注入処理後に式(II)の化合物の効力を評価した。ポンプをラットの皮下に埋め込んだ。止血薬を用いて小規模の切開術を肩甲骨間の皮膚に行い、ポケットを皮下結合組織とは離して形成した。流速調整器を切開部とは反対側に向けてポンプと共にポケットへ挿入した。皮膚切開部を創傷クリップで閉じた。SCI後24時間、4日、7日、11日、14日、24日および27日目に機能回復の質を評価した。以下の動物実験群を考慮した:
グループ1(n=8)SCI後30分以内に皮下注入を開始することにより、生理食塩水溶液で処理したラット
グループ2(n=8)SCI後30分以内に2.5mg/kg/hの注入速度にて式(II)の化合物処理を開始したラット
グループ3(n=8)SCI後30分以内に5mg/kg/hの注入速度にて式(II)の化合物処理を開始したラット
グループ4(n=8)SCI後30分以内に10mg/kg/hの注入速度にて式(II)の化合物処理を開始したラット
グループ5(n=8)SCI後24時間目から10mg/kg/hの注入速度にて式(II)の化合物処理を開始したラット。
【0026】
SCI後7日目まで、皮下注入によって動物を生理食塩水または式(II)の化合物で処理した。
【0027】
データはANOVA後にDunnettのt検定を行って分析した。統計学的有意差はP<0.05とした。
【0028】
結果
式(II)の化合物および式(III)の化合物の機能回復に対する作用(運動スコア)を「BBBスケール」に従って定量的に表現し、SCI後の様々な時点で評価した。図1には(R)−イブプロフェンメタンスルホンアミドの作用を、図2にはR−2−[(4’−トリフルオロメタンスルホニルオキシ)フェニル]−N−メタンスルホニルプロピオンアミドの作用を示す。SCIを受けた動物は全て、損傷直後は著しく被害を被っており(全群とも運動スコアが0)、有意な回復はビヒクル(生理食塩水)処理群ではSCI後7日目まで認められなかった。式(II)の化合物および式(III)の化合物で処理することにより、SCI後の後肢の機能回復が顕著に促進された。回復は徐々に進み、最も有効な期間はSCI後4〜11日目であった。
【0029】
白血球浸潤の免疫組織学的な評価をSCI後1日目および7日目に評価した。表1から明らかなように、式(II)の化合物は、SCI後24時間および7日目では白血球浸潤を劇的に減少させた(阻害率80%)。同様の白血球動員阻害も、式(III)の化合物で処理したラットで観察された(データは示していない)。
【0030】
稀突起膠細胞のアポトーシスが、脊髄の外傷性病変後の早期における重大な事象であること、また、このような過程がどのように妨害または弱められるかによっても神経学的な回復の程度が左右されることは周知である。稀突起膠細胞死は、病変を免れた軸索の髄鞘脱落を引き起こし、その結果、病変部位より先に電気インパルスを伝達することができなくなる。従って、稀突起膠細胞のアポトーシスを薬理学的に弱めることは、SCI後の回復促進を目的とした薬理学的治療のいずれにおいても第一の目標である。表2から明らかなように、式(II)の化合物および式(III)の化合物で処理することにより、SCI後28日目に判定したところ、稀突起膠細胞のアポトーシスが阻止された[ラットを(R)−イブプロフェンメタンスルホンアミドおよびR−2−[(4’−トリフルオロメタンスルホニルオキシ)フェニル]−N−メタンスルホニルプロピオンアミドで処理した後の阻害率はそれぞれ85%および65%]。
【0031】
最後に、SCIによる組織損傷に対する式(II)の化合物および式(III)の化合物の作用を検討した。表3から明らかなように、上述の化合物で処理することにより、SCI後28日目では、病変部位および外傷後腔の拡張部において組織損傷が顕著に減少した。
【0032】
次に、機能回復に対する皮下持続注入後の式(II)の化合物の効力を評価した。図3から明らかなように、5mg/kg/hまたは10mg/kg/hの注入速度で式(II)の化合物で処理することにより、SCI後14日目まで評価したところ、SCI後の後肢の機能回復が顕著に促進された。さらに、皮下注入により10mg/kg/hの注入速度で投与した式(II)の化合物は、化合物の投与をSCI後24時間目から開始した場合であっても、後肢の機能回復を顕著に促進した。図4から明らかなように、回復は徐々に進み、最も有効な期間はSCI後7〜24日目であった。
【0033】
結論として、上述のデータからは、式(II)の化合物および式(III)の化合物が、SCI後の機能回復の促進における医療行為にいかにして有益に使用し得るかが明らかである。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

【0036】
【表3】

【0037】
考慮した治療目的のために、従来の技術および「レミントンの薬学便覧」、Mack Publishing社、ニューヨーク、第18版、1990に記載されているような賦形剤を用いて、適切な医薬組成物を調製してもよい。
【0038】
他の投与経路、例えば経口経路を除外するわけではないが、処置すべき病理の緊急性の観点から、本発明の組成物は筋肉内投与、静脈内投与、ボーラス投与するのが好ましい。
【0039】
平均的な1日当たりの投与量は、疾患の重篤度や患者の状態(年齢、性別、体重)といった各種要因に依存する。化合物の用量は、通常1日当たり1mgまたは数mg〜1500mgであり、必要に応じて複数回に分けて投与する。本発明の化合物は毒性が低いため、これよりも高い投与量を長期にわたる治療の場合にも投与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脊髄損傷治療薬の製造のための、下記の一般式(I)で表されるN−(2−アリール−プロピオニル)−スルホンアミド類の使用:
【化1】

[式中、
はアリール基であり、
Rは直鎖もしくは分岐鎖状のC〜C−アルキル基、トリフルオロメチル基、シクロヘキシル基、o−トリル基、3−ピリジル基、2−ピリジル−エチル基、p−シアノ−フェニルメチル基、p−アミノフェニルメチル基、3−シアノ−1−プロピル基、4−アミノブチル基、アルコキシエチレンであるCH−(CH)n−(OCHCH)m−基(式中、nは0または1であり、mは1〜3の整数である)、またはPN−CH−CH−基(式中、PおよびPは独立してH、C〜C−アルキル、ベンジルオキシ−カルボニル、α−、β−もしくはα−ピリドカルボニル、カルボキシカルボニルまたはカルボアルコキシカルボニルであるか、あるいは、PおよびPは自身が結合しているN原子と共にフタルイミド残基、ピペリジノ残基、モルホリノ残基を形成する)であり、
R’はHまたは直鎖もしくは分岐鎖状のC〜C−アルキルであり、好ましくは水素である]。
【請求項2】
下記の式(Ia)で表される化合物の、請求項1記載の使用:
【化2】

[式中、Rは、水素、ハロゲン原子、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ、ヒドロキシ、C〜C−アシルオキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C〜C−アシルアミノ、ハロC〜C−アルキル、ハロC〜C−アルコキシ、ベンゾイル、4−(2−メチル−プロピル)−フェニル、3−フェノキシ−フェニル、2−[4−(1−オキソ−2−イソインドリニル)フェニル]、5−ベンゾイル−チエン−2−イル、4−チエノイル−フェニル、C〜C−ハロゲノアルキルスルホニルオキシから選択される同一または異なる1〜3個の置換基を表す]。
【請求項3】
Rが水素、4−イソブチル、3−ベンゾイル、4−トリフルオロメタンスルホニルオキシを表す、請求項2記載の使用。
【請求項4】
下記の式(II)および(III)で表される化合物の、請求項2記載の使用。
【化3】


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−530478(P2007−530478A)
【公表日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−504310(P2007−504310)
【出願日】平成17年3月17日(2005.3.17)
【国際出願番号】PCT/EP2005/002822
【国際公開番号】WO2005/092315
【国際公開日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【出願人】(506102293)ドムペ・ファ.ル.マ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ (11)
【Fターム(参考)】