説明

脱塩素燃料の製造方法および製造装置

【課題】塩素を除去することにより、燃焼時に炉壁を腐食させる塩化水素ガスの発生を抑制できるとともに、安全なごみ固形化燃料を製造できる脱塩素燃料の製造方法を提供する。
【解決手段】有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を原料とし、水熱反応工程13において高温高圧下で飽和水蒸気による水熱反応により原料中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理し、乾燥工程15において原料中の有機塩素化合物を揮発させて燃料とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱塩素燃料の製造方法および製造装置に関し、可燃ごみ等の塩素を含む原料の性状を水熱反応により変性処理し、最終的に脱塩素燃料を製造する技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来のごみ燃料は、家庭から排出される生ごみ、紙、プラスチックごみなどを加熱・圧縮し、クレヨン状に固めた燃料であり、家庭ごみをエネルギー的に有効利用するひとつの形態として知られている。
【0003】
ごみ燃料の製造には複数の方法がある。例えば、図8に示すように、原料1は、可燃ごみ、生ごみ、プラスチックごみなどであり、受け入れ工程2で原料1をホッパ、ストックヤード等に受け入れて後に、破砕工程3で原料1を一軸破砕機、二軸破砕機などで破砕し、その後に選別工程4で原料1を篩い機、磁選等により選別する。
【0004】
選別した原料1は乾燥工程5で回転乾燥機、通気乾燥機、気流乾燥機などで乾燥し、選別工程6で選別した後に成型工程7で一軸もしくは二軸のスクリュー押出し成形機、ローラ押出し成形機などで成型し、さらに冷却工程8で強制通風冷却装置などで冷却してごみ燃料とする。
【0005】
この方法は、原料を乾燥した後に成形する方法であるが、原料から所定の形状に成形した後に乾燥する方法もある。
しかしながら、原料の可燃ごみを乾燥させるだけでは原料中の塩素を除去できないので、可燃ごみ中の塩素がそのままごみ燃料へ移行する。このため、ごみ燃料をボイラー、焼却炉等で燃焼させる際に、ごみ燃料に含まれた塩素が塩化水素となって炉壁の腐食を進行させたり、燃焼条件によってはダイオキシン類を発生させる原因になる。また、乾燥するだけでは原料の可燃ごみの性状がごみ燃料にそのまま持ち込まれるために、ごみ燃料の発熱量、水分、焼却残渣等の品質にばらつきが生じる。さらに、原料の可燃ごみの性状のばらつきから、各工程の装置能力に余裕を見込む必要があり、工程数が多いためにイニシャルコストが大きくなる。
【0006】
特許文献1には、生ゴミとプラスチック廃棄物を含む有機廃棄物から粉末燃料を製造する装置が記載されており、これは廃棄物を収容して水中で処理する処理容器と、処理容器の内部に水を供給して内部の圧力を1.55MPa以上の処理圧力に、温度を200℃以上の処理温度に制御する温度圧力制御手段と、廃棄物及び水を撹拌する撹拌手段とを備えるものである。
【0007】
特許文献2には、ダイオキシン等の有害な物質を発生させずに、燃料として使用するのに適した性状に変換処理する燃料製造方法が記載されており、これは廃棄物が投入された処理容器内に高圧水蒸気を注入することによって、処理容器内の圧力を1.96MPa以上に保持するとともに昇温し、処理容器内の下方における材料部温度が処理容器内の上方における空隙部温度に一致したときに高圧水蒸気の注入を停止するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2007−112880号公報
【特許文献2】特開2006−28272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述したように、原料の可燃ごみを乾燥させるだけでは原料中の塩素を除去できず、可燃ごみ中の塩素がそのままごみ燃料へ移行する問題があり、特許文献1および2に記載するように、高温高圧の水蒸気で処理する場合には、加水分解作用により原料中の有機化合物が低分子化されることがわかっているが、特に有機塩素化合物について言及したものはない。
【0010】
本発明は、水熱反応の条件によっては有機性塩素化合物も低分子化されて沸点が低下するので、水熱反応の後工程で水熱反応生成物中の有機塩素化合物を揮発させることにより塩素を除去できることに着目したものであり、安全なごみ燃料を製造できる脱塩素燃料の製造方法および製造装置を提供し、製造した脱塩素燃料により燃焼時に炉壁を腐食させる塩化水素ガスの発生を抑制することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明の脱塩素燃料の製造方法は、有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を原料とし、水熱反応工程において飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理し、乾燥工程において原料中の有機塩素化合物を揮発させて燃料となすことを特徴とする。
【0012】
本発明の脱塩素燃料の製造方法は、有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を原料とし、水熱反応工程において飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理し、保管工程において原料中の有機塩素化合物を揮発させて燃料となすことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の脱塩素燃料の製造方法において、乾燥工程もしくは保管工程において原料から揮発する有機塩素化合物を有機塩素除去手段により排ガス中から除去することを特徴とする。
【0014】
本発明の脱塩素燃料の製造装置は、飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料である有機性廃棄物中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理する水熱反応装置と、水熱反応生成物中の有機塩素化合物を揮発させる乾燥装置を備えることを特徴とする。
【0015】
本発明の脱塩素燃料の製造装置は、飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料である有機性廃棄物中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理する水熱反応装置と、水熱反応生成物を保管し、保管中に水熱反応生成物から有機塩素化合物が揮発する保管装置を備えることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の脱塩素燃料の製造装置において、乾燥装置もしくは保管装置から排出する排気中から有機塩素化合物を除去する有機塩素除去装置を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
以上のように本発明によれば、製造した燃料中の塩素濃度は低減されているので、燃料の燃焼に際して塩化水素ガスが発生し難くなり、炉壁の腐食を抑制でき、燃焼時にダイオキシン類の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態における反応装置を示す正面図
【図2】同実施の形態における処理工程を示す図表
【図3】同実施の形態における処理工程を示すフローシート
【図4】本発明の他の実施の形態における処理工程を示すフローシート
【図5】同実施の形態における保管処理工程を示す模式図
【図6】実験に使用する装置を示す模式図
【図7】TOX−Cl濃度の経時変化を示すグラフ図
【図8】従来の処理工程を示すフローシート
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図3において、原料11は有機塩素化合物を含む固形状の有機性廃棄物であり、可燃ごみ、生ごみ、プラスチックごみなどである。
【0020】
受け入れ工程12で原料11をホッパ、ストックヤード等に受け入れて後に、後述する反応装置による水熱反応工程13において高温高圧下で飽和水蒸気による水熱反応の熱変性処理により原料性状を均質化するとともに、原料中の有機化合物および有機塩素化合物を低分子化する。
【0021】
次に、選別工程14において、水熱反応工程13の水熱反応生成物を篩い機、磁選等により燃料化不適物を選別する。選別工程14は後述する乾燥工程の後に行ってもよい。
次に、乾燥工程15において、選別工程14で選別した水熱反応生成物を回転乾燥機、通気乾燥機、気流乾燥機などで乾燥させて水熱反応生成物中の有機塩素化合物を揮発させる。必要に応じて、有機塩素除去手段をなす活性炭吸着装置により排ガス中から有機塩素化合物を除去する。
【0022】
乾燥工程15で有機塩素化合物を揮発させた水熱反応生成物の乾燥物であるごみ燃料は、そのまま粉体燃料とするか、成形して固形燃料とする。これらの燃料中の塩素濃度は低減されているので、燃料の燃焼に際して塩化水素ガスが発生し難くなり、炉壁の腐食およびダイオキシン類の発生を抑制できる。
【0023】
水熱反応工程13の具体的な構成を図1および図2を参照して説明する。図1において、反応装置21は、固形状の有機性廃棄物処理工程を行うものであり、外套容器(ジャケット)22と外套容器22の内部に格納した反応容器23とからなる二重構造をなす。
【0024】
反応装置21では、例えば図2に示すように、投入、加温、反応、減圧、乾燥、排出の各工程を行う。投入工程では、上述した有機性廃棄物を原料11として投入口24から反応容器23内に投入する。反応容器23の内部ではモータ26で回転駆動する攪拌羽根27が原料11を攪拌する。
【0025】
加温工程では、第1蒸気供給口25aから外套容器22の内部に1MPaで飽和水蒸気25jを供給する。反応容器23の容器体温度が約100℃になった時点で第2蒸気供給口25bから反応容器23に3MPaで飽和水蒸気25cを供給し、210℃まで昇温させる。
【0026】
反応工程では、攪拌羽根27により原料11を高温高圧下で攪拌し、反応容器23の内部温度を210〜220℃に一定時間保持し、水熱反応により有機性廃棄物中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理する。本実施の形態では飽和水蒸気を使用するが、過熱水蒸気を用いることも可能であり、水熱反応は2MPaから3MPaの飽和水蒸気または過熱水蒸気により可能である。
【0027】
減圧工程では、蒸気の供給を停止し、排蒸気および排ガス28を排出弁29から排ガス処理設備(図示省略)へ取り出す。
本実施の形態では、反応容器23の内部圧力が大気圧になった後に、排出工程において、取出口31を開放し、水熱反応生成物を取出口31から外部へ取り出す。
【0028】
しかしながら、反応容器23の内部圧力が大気圧になった後に、押込みブロア30により外気34を反応容器23の内部へ供給し、この外気の導入により水熱反応生成物の乾燥を促進し、同時に低分子有機塩素化合物の揮発を促進することも可能である。
【0029】
このとき、第1蒸気供給口25aから外套容器22に供給する飽和水蒸気により反応容器23を所定温度(例えば70℃)以上に保って蒸気間接加熱させる。押込みブロア30による外気の供給に代えて、排出弁29から排ガス処理設備へ至る排気ラインに吸引ファンを設けることでも外気の供給は実現できる。
【0030】
有機塩素化合物を含む排ガスは排出弁29から排ガス処理設備(図示省略)へ取り出し、生物脱臭装置、活性炭吸着装置、燃焼脱臭装置などにより排ガス中から臭気成分およびその他有機塩素化合物を除去する。排出工程では、取出口31を開放し、水熱反応生成物を取出口31から外部へ取り出す。
【0031】
選別工程14を経て乾燥工程15を行う回転乾燥機、通気乾燥機、気流乾燥機などの乾燥機32において乾燥させて燃料33とする。乾燥工程15では反応装置21における乾燥工程で揮発できなかった水熱反応生成物中の有機塩素化合物を効率的に揮発させる。必要に応じて、有機塩素除去手段をなす活性炭吸着装置により排ガス中から有機塩素化合物を除去する。
実施の形態2
図4において、原料11は有機塩素化合物を含む固形状の有機性廃棄物であり、可燃ごみ、生ごみ、プラスチックごみなどである。
【0032】
受け入れ工程12で原料11をホッパ、ストックヤード等に受け入れて後に、先に図1に示した反応装置21による水熱反応工程13において高温高圧下で飽和水蒸気による水熱反応の熱変性処理により原料性状を均質化するとともに、原料中の有機化合物および有機塩素化合物を低分子化する。
【0033】
その後に選別工程14で水熱反応工程13の水熱反応生成物を篩い機、磁選等により選別する。
選別工程14で選別した水熱反応工程13の水熱反応生成物は後述する保管庫における保管工程41で水熱反応生成物中の有機塩素化合物を揮発させて燃料とする。この燃料中の塩素濃度は低減されているので、燃料の燃焼に際して塩化水素ガスが発生し難くなり、炉壁の腐食およびダイオキシン類の発生を抑制できる。
【0034】
保管工程41の具体的な構成を図5を参照して説明する。図5において、保管庫42は閉じた空間を形成するものであり、庫内の燃料層の下部に均一に外気を導入する外気導入ライン47を下部に有し、庫内に連通する排気ライン43を上部に有し、排気ライン43に吸引ファン44および有機塩素除去手段をなす活性炭吸着装置45を設けている。他の有機塩素除去手段としては水洗脱臭、有機溶媒反応管による脱臭(有機溶媒はメタノール、アセトン、エーテルなど)、触媒脱臭がある。
【0035】
この構成により、庫内に保管した燃料46からは低分子化された有機塩素化合物が常温で容易に揮発する。この揮発した有機塩素化合物を含む庫内空気を排気ライン43の吸引ファン44によって強制排気し、排ガス中の有機塩素化合物を活性炭吸着装置45で除去し、乾燥させないで済むので省エネになる。人体に影響の高い有機塩素化合物が大気中に拡散することを防止する。本実施の形態では熱源を用いないので低コストで水熱反応生成物から塩素を除去することができる。
実験例
本発明に係る実験例を説明する。
(1)実験方法
1.投入原料の調整
3種類の材料をブレンドし標準原料を設定した。
・有機物: ドッグフード(粗タンパク質:粗脂肪:粗繊維:粗灰分=26:12:4:9.5)
・無機塩素: 塩化ナトリウム
・有機塩素: 塩化ビニルポリマ
・水分 原料含水率60%になるよう調整し、その後に吸込飽和蒸気相当の加水をした。
・塩素濃度 無機塩素1%、有機塩素1%になるように調整した。
2.分析方法
・重量測定 電子天秤により計測
・固形物濃度 JIS法
・ガス容積計測 水上置換
・塩素濃度 三菱化学社製TOX−100(燃焼温度1000℃)で気化させ、日本ダイオニクス社製イオンクロマトICS−1500で検出した。
・ガスクロマト GC/MS
・経時変化 皿にサンプルの定量を入れて恒温室に放置(時間経過毎の固形物濃度及び塩素濃度を計測)
3.水熱反応生成物の製造方法
図6に示すように、実験機は、反応容器72、攪拌機73、ヒータ69、排気バルブ70、送気バルブ71からなる。
1)反応容器72に有機原料、無機塩素、有機塩素、水を入れて、排気バルブ70および送気バルブ71を閉め、攪拌機73による攪拌およびヒーター69による昇温を開始した。
2)反応容器72の内部温度が80〜110℃にある間に、排気バルブ70を僅かに開いて内部の空気抜きを行った。
3)反応容器72の内部温度が230℃に到達した後に、同条件を5分間保持した。
4)ヒーター69を停止した後に、排気バルブ70を徐々に開放し、排蒸気・排ガスを放出した。
5)排気終了後、送気バルブ71を開いて送気装置62により送風し、10分間の乾燥を行った。
6)乾燥終了後、排気バルブ70を閉めて反応容器72の内部温度が80℃以下になるまで放置した。
7)内部温度が低下した後に、攪拌機73を停止し、蓋を開けて水熱反応生成物68をサンプリングした。
4.保管日数と塩素濃度の変化
サンプリングした水熱反応生成物68を開放状態で25℃恒温室で保管した。その結果、図7に示すように、徐々に塩素濃度が低下する傾向が確認された。水熱反応生成物68の有機塩素化合物が室温での保管中に揮散することが検証できた。
【符号の説明】
【0036】
11 原料
12 受け入れ工程
13 水熱反応工程
14 選別工程
15 乾燥工程
16 成型工程
17 冷却工程
21 反応装置
22 外套容器(ジャケット)
23 反応容器
24 投入口
25a 第1蒸気供給口
25b 第2蒸気供給口
25c、25j 飽和水蒸気
26 モータ
27 攪拌羽根
28 排ガス
29 排出弁
30 押込みブロア
31 取出口
32 乾燥機
33 燃料
34 外気
41 保管工程
42 保管庫
43 排気ライン
44 吸引ファン
45 活性炭吸着装置
46 燃料
47 外気導入ライン
62 送気装置
68 水熱反応生成物
69 ヒーター
70 排気バルブ
71 送気バルブ
72 反応容器
73 攪拌機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を原料とし、水熱反応工程において飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理し、乾燥工程において原料中の有機塩素化合物を揮発させて燃料となすことを特徴とする脱塩素燃料の製造方法。
【請求項2】
有機塩素化合物を含む有機性廃棄物を原料とし、水熱反応工程において飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理し、保管工程において原料中の有機塩素化合物を揮発させて燃料となすことを特徴とする脱塩素燃料の製造方法。
【請求項3】
乾燥工程もしくは保管工程において原料から揮発する有機塩素化合物を有機塩素除去手段により排ガス中から除去することを特徴とする請求項1または2に記載の脱塩素燃料の製造方法。
【請求項4】
飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料である有機性廃棄物中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理する水熱反応装置と、水熱反応生成物中の有機塩素化合物を揮発させる乾燥装置を備えることを特徴とする脱塩素燃料の製造装置。
【請求項5】
飽和水蒸気または過熱水蒸気による水熱反応により原料である有機性廃棄物中の有機化合物および有機塩素化合物を変性処理する水熱反応装置と、水熱反応生成物を保管し、保管中に水熱反応生成物から有機塩素化合物が揮発する保管装置を備えることを特徴とする脱塩素燃料の製造装置。
【請求項6】
乾燥装置もしくは保管装置から排出する排気ガス中から有機塩素化合物を除去する有機塩素除去装置を設けたことを特徴とする請求項4または5に記載の脱塩素燃料の製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−185021(P2010−185021A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30565(P2009−30565)
【出願日】平成21年2月13日(2009.2.13)
【出願人】(595011238)クボタ環境サ−ビス株式会社 (19)
【Fターム(参考)】