説明

脱毛方法

【課題】 一時的な脱毛でなく、肌を痛める危険性がなく、より有効な脱毛方法を提供する。
【解決手段】 体毛の脱毛を行うための方法であって、剃毛された肌に脱毛溶液を塗布する段階と、
上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、プラスイオン発生装置からのプラスイオン風を照射する段階とを有する。また、プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射してもよいし、プラスイオン風を照射すると同時に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射してもよい。また、プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、オゾン発生装置からのオゾンを照射してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体毛の脱毛方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な脱毛方法としては、ピンセットで毛を一本ずつ抜いたり、カミソリで毛を剃ったり、除毛クリームで毛を溶かしたり、脱毛テープで毛を剥がし取るなどの方法が知られている。
【0003】
ところがこれらの脱毛方法は、いずれも痛みを感じたり、肌がヒリヒリするなどの苦痛を伴い、また、一時的な脱毛にすぎないのですぐにまた毛が生えてくるなどの欠点がある。
【0004】
また永久脱毛としては、レーザを用いて、毛根細胞を焼く方法などが知られている。この脱毛法によれば、レーザをスポット的に毛根に照射することで、そのエネルギーを利用して毛根の細胞を焼いて、毛が再生しないようにしている。
また別の方法として、毛包細胞に電流を流して破壊することで、細胞を不活性化して、脱毛する技術がある。この一例として、毛髪を機械的又は化学的に除去して毛包を露出させ、光増感剤を塗布して電流を流すことなどにより毛包を破壊する。この従来技術では、毛包に毛包不活性化合物を導入する。これは、除毛後、空になった毛包に対して、電流を流すことで毛包を破壊して脱毛を行う方法である(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、最近では、温熱脱毛方法として、むだ毛を取り除き、むだ毛を取り除いた箇所に脱毛ジェルを塗布して、脱毛ジェルを塗布した箇所にフィルムを被覆して、そのフィルムを被覆した箇所に温熱パッドを当てて温熱する脱毛方法も提案されている。(例えば、特許文献2)。
【0006】
【特許文献1】特表平10−506554
【特許文献2】特許第3340080号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、従来の脱毛方法は、レーザや熱を利用するため、肌を傷める危険性があり、安全性に問題があった。
また少しでも使い方を誤ると、肌に傷や火傷となって残ってしまうなどの問題があった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、一時的な脱毛でなく、肌を痛める危険性がなく、より有効な脱毛方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の脱毛方法は、体毛の脱毛を行うための方法であって、剃毛された肌に脱毛溶液を塗布する段階と、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、プラスイオン発生装置からのプラスイオン風を照射する段階とを有することを特徴とする。
【0010】
上記プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射する段階をさらに有してもよい。
【0011】
上記プラスイオン風を照射すると同時に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射する段階をさらに有してもよい。
【0012】
上記プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、オゾン発生装置からのオゾンを照射する段階をさらに有してもよい。
【0013】
上記脱毛溶液は、少なくともイソフラボン及び、パパインを含んでもよい。
また、上記脱毛溶液は、少なくともステアロキシプロピルトリモニウムクロリドを含んでもよい。
また、上記脱毛溶液は、少なくともステアロキシプロピルトリモニウムクロリドを含んでもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、肌を熱することがない非熱式の脱毛方法であるため、肌に火傷や傷を残すことがなく、施術を受ける者に痛みなどの苦痛を与えることがない。
また、肌に脱毛剤を塗布して、プラスイオン風を照射するだけでよいから、特別な技術や技能を持っていない人でも、簡単に脱毛の施術を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するために用いる脱毛装置本体10の一例について、図1、図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る脱毛装置10の概観を示した正面図であり、図2は装置内部構成を概念的に示した図である。
図1、図2において、脱毛装置本体10は、電源スイッチSと、マイナスイオン風を噴射する第1プローブ1と、噴射ノズル11と、マイナスイオン噴射スタートボタン12と、マイナスイオン噴射時間設定タイマー13と、マイナスイオン噴射時間設定タイマー作動表示ランプ14と、マイナスイオン噴射エアー調整ツマミ15と、DCファン16、高圧電源17と、オゾン噴射とプラスイオン風噴射とを切り替える切替スイッチ19、エアー吸引口20と、プラスイオン風及びオゾンを噴射する第2プローブ3と、噴射ノズル31と、噴射スタートボタン32と、噴射時間設定タイマー33と、噴射時間設定タイマー作動表示ランプ34と、噴射エアー調整ツマミ35と、調整ツマミ36、オゾン発生装置100、プラスイオン発生装置200、マイナスイオン発生装置300とを有している。
【0016】
電源スイッチSは、脱毛装置本体10の主電源スイッチであり、この電源スイッチSをオンすると外部交流電源と電気的に接続され、各部へ通電できる状態となる。
【0017】
第1プローブ1は、マイナスイオン風を噴射する噴射口である。また第2プローブ3は、オゾン又はプラスイオン風を噴射する噴射口である。
各プローブには、このプローブ1に対してエアーを送り込むためのシリコン製のノズルが接続されている。
【0018】
マイナスイオン噴射スタートボタン12は、高圧電源17及びマイナスイオン発生装置100への通電を制御することで、プローブ1からマイナスイオンを噴射、停止の操作を行うためのボタンである。
マイナスイオン噴射時間設定タイマー13は、マイナスイオンを噴射させる時間を設定するためのタイマーである。このマイナスイオン噴射時間設定タイマー13は、設定された時間だけ高圧電源17及びマイナスイオン電磁弁18への通電をおこない、設定時間になるとこれらへの通電を遮断することで、マイナスイオンの噴射を停止するようになっている。
【0019】
マイナスイオン噴射時間設定タイマー作動表示ランプ14は、LEDにより構成され、動作ボタン12がオンされて噴射状態となると通電されて緑色に点灯し、動作ボタン12がオフ又はタイマーの設定時間になると通電が遮断されて消灯するようになっている。
マイナスイオン調整ツマミ15は、噴射されるマイナスイオンの量を調整するためのツマミである。このマイナスイオン調整ツマミ15は、スライダックを構成し、交流電源から高圧電源17へ供給される電圧を調整することで、噴射されるマイナスイオンの量を調整することができるようになっている。
【0020】
高圧電源17は、オゾン発生装置100、プラスイオン発生装置200、マイナスイオン発生装置300に対して高電圧を供給する電源である。本例では、この高圧電源17により、最大6.2Kvの電圧を供給することができるようになっている。
【0021】
エアー吸引口20は、噴射するエアーの吸引口である。このエアー吸引口20には、気体分離膜8が取り付けられている。この気体分離膜8としては、たとえば松下電器社製の酸素富化膜8(PanaO
)を用いることができ、これにより吸引されるエアーのゴミや塵などを分離できるだけでなく、エアー中の窒素を約10%程度少なくすることができる。これにより、マイナスイオンを生成する際に窒素酸化物が生成されることを抑えることができる。
【0022】
切り替えスイッチ19は、プラスイオン発生装置200とオゾン発生装置300への通電、及び図示しない電磁弁への通電を制御することで、プラスイオン又はマイナスイオンのいずれかの発生に切り替えるスイッチである。
噴射スタートボタン32は、高圧電源17及び図示しない電磁弁への通電を制御することにより、オゾン又はプラスイオン風の噴射を開始させるためのボタンである。
噴射時間設定タイマー33は、オゾン又はプラスイオン風の噴射している時間を設定するタイマーであり、設定された時間になると装置への通電を遮断してオゾン又はプラスイオンの噴射を停止できるようになっている。
【0023】
噴射時間設定タイマー作動表示ランプ34は、LEDにより構成され、噴射時間設定タイマー33がオンとなることにより、通電され緑色に点灯し、設定された時間になると通電が遮断され消灯するように構成されている。
噴射エアー調整ツマミ35は、オゾン又はプラスイオン風を噴射する際のエアーの量を調整するためのものである。この噴射エアー調整ツマミ35は、スライダックにより構成され、図示しない電磁弁への供給する電圧を制御することで、時計方向にツマミを回すと勢いが弱まって噴射される風量も少なくなり、ツマミをいっぱいに回すと、噴射は止まるようになっている。
【0024】
調整ツマミ36は、オゾン又はプラスイオンの発生量を調整するためのものである。この調整ツマミ36はスライダックを構成し、オゾン発生装置又はプラスイオン発生装置へ通電する電圧を調整することでオゾンの濃度又はプラスイオンの電荷量を調整することができる。
【0025】
オゾン発生装置としては、例えば、石英ランプ通電方式の装置などの既存のオゾン発生装置を用いることができる。
【0026】
プラスイオン発生装置200としては、既存のプラスイオン発生装置を用いることができる。
例えば、図4に示すように、セラミックやマイカ等からなる誘電体901の一面に放電電極902を配置すると共に、他面に誘導電極903を配置し、それら放電電極902と誘導電極903との間に交流電圧906と直流バイアス電圧905とを印加して放電(プラズマ)させることによって、周囲の空気をイオン化する装置である。
これにより、放電電極902にプラスの直流バイアス電圧を印加することで、マイナスイオンを放電電極902に吸収させ、プラスイオンだけを取り出すことができ、これを電磁弁を操作する事により、プローブ1又はプローブ2から噴射できるようにしている。
【0027】
また、マイナスイオン発生装置300としても、レナード式、電子放射式、コロナ放電方式、単極放電方式などの既存のマイナスイオン発生装置を用いることができる。
一例を図3に示す。圧電セラミック305と、針状放電電極306と、駆動回路(図示せず)と、電源・外部入出力端子307とから構成されている。
【0028】
マイナスイオン発生器3の回路図としては、発振回路308が出力する信号は、圧電トランス305の共振周波数(長さ方向の寸法で決まる)例えば75KHzの近傍(±5KHz)とし、この信号を電界効果型トランジスタからなるトランス駆動回路309に入力して圧電トランス305を駆動するための交流電圧を出力させる。
【0029】
圧電トランス305は、高効率のトランスであり、その構造の一例としては、薄い長方板体形状の圧電セラミックスにおける長さ方向の半分の対向面に入力電極を形成し、この入力電極の反対側の端面に出力電極を形成した形状からなる。この入力電極にトランス駆動回路309からの共振周波数近傍の交流電圧が印加されると、圧電逆効果により圧電体全体が機械的に振動し、そしてこの機械的振動が圧電効果により出力電極にさらに高電圧となって出力されるものである。
【0030】
そして、圧電トランス305の出力電極からの高電圧出力は、整流回路310が整流して−1.0〜−6.0KVの範囲の負極性高電圧とする。この負極性高電圧が、針状放電電極6に印加されその先端から電子放射することでマイナスイオン
を発生させるものであり、その発生量を1000〜2000000個/ccの範囲内で自在に設定することができる。
【0031】
このマイナスイオンの発生量を制御するのが、発振周波数調整手段311であり、具体的には発振回路308の発振周波数調整用の端子に設けられた可変抵抗器(例えば105KΩ±5KΩ)である。この抵抗値を変化させることで、発振回路308のタイマーICが出力する信号の周波数は75KHz±5KHzの範囲で変化する。そして、圧電トランス5を駆動する交流電圧を75KHz±5KHzの範囲で変化させることで、圧電トランス305からの高電圧出力をその共振周波数からの変位に応じて大きく変化させ、これによりマイナスイオン
の発生量を1000〜2000000個/ccと大きく可変することができるようになっている。
【0032】
次に、上述の装置を用いて脱毛方法について説明する。
まず、剃刀などにより脱毛を行う部分の毛を剃毛する。
次に、脱毛を行う肌の部分(例えば、脇の下、脛、腕など)に脱毛溶液を塗布する。
ここで、脱毛溶液は、少なくともイソフラボンを主成分としたダイズエキス、パパイン、プラスイオン原料としてのステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、感光素としてのクオタニウム−73が含まれている。その他、水、クリセリン、BG、ソルビトール、エタノール、アマチャエキス、クインスシードエキス、水酸化レシチン、カルポマー、シソエキス、グリチルリチン酸2K、アラントイン、水酸化K、セタノール、ステアリルアルコール、PCA−Na、メチルパラペンなどを含んだ溶液である。
この脱毛溶液を塗布することにより、脱毛用溶液に含まれるタンパク質分解酵素であるパパインが、毛細胞、毛根細胞を分解する。また、脱毛用溶液のイソフラボンが、女性ホルモンであるエストラゲン様の働きを行う。これらにより、体毛の毛包細胞に作用して発毛を抑制する働きをする。
【0033】
次に、装置の電源スイッチSを押して電源を投入する。これにより内部に設けられたポンプが作動する。
そして、オゾン噴射時間設定タイマー33のダイヤルを回すことにより、オゾン噴射時間を設定し、オゾン照射装置100の第2プローブ3の先端を肌に当て、オゾン噴射スタートボタン32を押し、脱毛を行いたい肌に第2プローブ3を持っていきオゾンを噴射する。
これによりオゾンの殺菌効果により肌の表面の汚れや雑菌を除去する。またオゾンはプラスに帯電していることから、オゾンを毛包細胞に噴射することで、毛包細胞がプラスに帯電して酸化する。これによっても細胞が酸化されることで、細胞内のイオンバランスが崩れて活動が低下し、発毛が抑制される。
【0034】
次に、マイナスイオン噴射時間設定タイマー13のダイヤルを回すことにより、マイナスイオン噴射時間を設定する。第1プローブの先端を肌に当て、マイナスイオン噴射スタートボタン12を押す。これによりマイナスイオン装置に通電されて作動し、設定時間だけ通電されて動作する。
これにより、脱毛を行いたい肌にマイナスイオンプローブ1からマイナスイオンを噴射する。このマイナスイオンの噴射により、脱毛を行いたい肌を活性化して、その部分の毛穴が開く。つまり、マイナスイオを噴射することにより、細胞膜のATPアーゼが活性して、細胞膜のATP合成機能が高まり、細胞膜のイオン透過性が高まることで、細胞内に残っている余分なナトリウムイオンとカルシュウムイオンが血液中に移動し、細胞内のイオンバランスが整えられ細胞が活性化することで脱毛溶液などの吸収が促進される。これにより肌に塗布した脱毛溶液等の吸収が促進される。
この際、脱毛溶液を浸した綿などの含浸部材をチューブ先端の空隙に取り付けておくことができる。 この際、マイナスイオン噴射エアー調整ツマミ15を操作することで、図示しない電磁弁が開閉操作され、第1プローブ1から噴出す空気量を調整することができる。
【0035】
最後に、図示しない電磁弁を切り替えて、第2プローブ3からプラスイオンを噴射させてプラスイオン風を、脱毛を行いたい肌に噴射する。
これにより、プラスイオンが毛母細胞、毛包細胞に注入され、このプラスイオンの注入による毛根細胞、毛包細胞がプラス電荷に帯電して酸化する。細胞が酸化することで、細胞内のイオンバランスが崩れて活動が低下し(不活性化)、発毛が抑制される。
【0036】
なお、上述の実施形態では、マイナスイオンを噴射したのちに、プラスイオンを噴射しているが、二つのプローブを同時に肌に近接させて、マイナスイオンとプラスイオンの噴射を同時に行ってもよい。
これによっても、同時に噴射されたマイナスイン及びプラスイオンが中和される前に肌に噴射されて届くことから、同様な効果を得ることができる。また、施術工程を短縮することができる。
【0037】
また、上述の実施形態では、プローブを2つ分けた例について説明したが、プローブをひとつにまとめて、マイナスイオンと、プラスイオンを噴射するようにしてもよい。また、1つのプローブとすることで、マイナスイオンとプラスイオンとを同時に噴射する場合には、間単に噴射することができる。
またプローブの先端に脱脂綿などを取り付けて、その脱脂綿に脱毛溶液を含ませて、脱毛溶液を塗りながらプラスイオン及びマイナスイオンを照射するようにしてもよい。
【0038】
また、プラスイオンの噴射と同時に、肌に対して半導体レーザにより、肌にレーザ光を照射してもよい。これにより、毛包細胞に対してレーザのエネルギーを供給することで、細胞の破壊を促進することができる。
この場合、既存の半導体レーザを第1プローブ1又は/及び第2プローブ3の先端に取り付けて、この半導体レーザに通電することで、レーザ光を照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本実施形態にかかる脱毛装置の正面図。
【図2】本実施形態にかかる脱毛装置の内部構造を説明する平面模式図。
【図3】本実施形態にかかるマイナスイオン発生装置の原理を表した図。
【図4】本実施形態にかかるプラスイオン発生装置の原理を示した図。
【符号の説明】
【0040】
脱毛装置本体・・・10、電源スイッチ・・・S、第1プローブ・・・1、噴射ノズル・・・11、マイナスイオン噴射スタートボタン・・・12、マイナスイオン噴射時間設定タイマー・・・13、マイナスイオン噴射時間設定タイマー作動表示ランプ・・・14、マイナスイオン噴射エアー調整ツマミ・・・15、DCファン・・・16、高圧電源・・・17、切替スイッチ・・・19、エアー吸引口・・・20、第2プローブ・・・3、噴射ノズル・・・31、噴射スタートボタン・・・32、噴射時間設定タイマー・・・33、噴射時間設定タイマー作動表示ランプ・・・34、噴射エアー調整ツマミ・・・35、調整ツマミ・・・36、オゾン発生装置・・・100、プラスイオン発生装置・・・200、マイナスイオン発生装置・・・300

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体毛の脱毛を行うための方法であって、
剃毛された肌に脱毛溶液を塗布する段階と、
上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、プラスイオン発生装置からのプラスイオン風を照射する段階と、
を有することを特徴とする脱毛方法。
【請求項2】
上記プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射する段階をさらに有する、
請求項1記載の脱毛方法。
【請求項3】
上記プラスイオン風を照射すると同時に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、マイナスイオン発生装置からのマイナスイオン風を照射する段階をさらに有する、
請求項1又は2記載の脱毛方法。
【請求項4】
上記プラスイオン風を照射する前に、上記脱毛溶液が塗布された肌に対して、オゾン発生装置からのオゾンを照射する段階をさらに有する、
請求項1〜3のいずれかの項に記載の脱毛方法。
【請求項5】
上記脱毛溶液は、少なくともイソフラボン及び、パパインを含む、
請求項1〜4のいずれかの項に記載の脱毛方法。
【請求項6】
上記脱毛溶液は、少なくともステアロキシプロピルトリモニウムクロリドを含む、
請求項1〜5のいずれかの項に記載の脱毛方法。
【請求項7】
上記脱毛溶液は、少なくともステアロキシプロピルトリモニウムクロリドを含む、
請求項1〜6のいずれかの項に記載の脱毛方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−135934(P2007−135934A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−334962(P2005−334962)
【出願日】平成17年11月18日(2005.11.18)
【出願人】(503365017)株式会社ビューティークリニカル (5)
【Fターム(参考)】