説明

脱毛組成物

実質的に平坦なストリップとして提供される脱毛組成物は、ゲル状のマトリックス材料(例えば、ロジンベース又は糖ベースの材料)と、このマトリックス材料と混合された微粒子材料(例えば、ヒュームドシリカのコロイド粒子)と、ホモポリマーの形態のポリエチレンとを含む。粒子により、暖かい周囲条件下での脱毛組成物の流動傾向が抑えられ、既知の脱毛組成物より有効性が向上する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱毛組成物、その製造及び使用に関する。
【背景技術】
【0002】
粘弾性材料から成る脱毛組成物は周知である。特定の実施形態において、この粘弾性材料はロジンベースである。別の実施形態において、粘弾性材料は糖ベースである。コロホニー(colophony)等の粘着性付与剤を含ませることにより、脱毛組成物を粘着性にする場合もある。
【0003】
一部の製品において、脱毛組成物は、セロファン又は織布シートの間に保持させたストリップの形態で供給される。セロファンシートは、組成物又はその成分がシートを透過するのを防止するバリアとして作用し、かつ使用に適した接着性も有するポリ塩化ビニルのコーティングを有し得る。使用時、使用者は、セロファンシートの一方を剥がし、脱毛ストリップを脱毛したい領域にしっかりと押し付け、次に残りのシートの一端を引っ張ってその領域から一気に剥がす。組成物中に捕捉された体毛は処理領域から、最適には、残りの裏張りストリップに依然として付着している組成物全てと共に除去される。
【0004】
別の方法においては、組成物を暖め、次にヘラ又はその他の塗布用具を用いて皮膚に塗布する。次に、布製のストリップを脱毛組成物に密着するようにあてる。次に、ストリップを一気に引き剥がすことにより脱毛組成物及び体毛を皮膚から除去する。
【0005】
どちらの方法においても組成物の粘弾性は重要であるが、脱毛組成物をストリップとして供給する場合は特に重要であり、これはストリップを周囲温度で皮膚に適用するからである。周囲温度で組成物は軟らかくしなやかであるべきであり、これによりストリップが体型にぴったりと沿う。その一方で、組成物は、使用前に流動してしまうほどに軟らかくあってはならない。ストリップを体のしかるべき部分にあて、使用者が残っている裏張りストリップを引っ張ることにより高振動数のひずみ速度を組成物に加えた場合に、その弾性はその粘性を越えるべきである。
【0006】
ストリップの形態で供給される既知の組成物には、前段落に記載した要件の1つを満たすにあたってある問題がある。暖かい周囲条件下において組成物が流動し、シートの間から漏出する場合があることである。これに対処する1つの方法は、ストリップをストリップよりずっと大きいセロファンシートと共に供給することであった。しかしながら、明らかに、組成物がかなり流動する恐れがある場合の解決策として、この方法は不十分である。この方法は材料及び輸送という観点からしても不十分であり、マーケティングの見地からしても望ましくなく、消費者はこのような製品を質が悪いと見なす。
【発明の概要】
【0007】
従って、使用前の暖かい環境における流動に対する抵抗性が改良された脱毛組成物が必要とされている。
【0008】
本発明の第1の態様に従って、ロジン含有又は糖ベースの材料のマトリックスと、微粒子シリカと、ホモポリマーの形態のポリエチレンとの混合物を含む脱毛組成物を提供する。
【0009】
ホモポリマーの形態のポリエチレンを樹脂ミックスとシリカとを含む脱毛組成物に添加することにより、当該分野で既知のその他のポリマー(例えば、ポリイソブタン又はC1-4ポリアルキレン)と比較して、組成物の体毛除去有効性が大幅に改善されることがわかった。この有効性は、脱毛調合物がコールドワックスストリップ様式の場合に特に改善される。ホモポリマーの形態のポリエチレンが、ストリップ上のワックスの安定性及び暖かい状況での流動抵抗性を改善することも観察された。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好ましくは、ポリエチレンは、100〜1000、好ましくは250〜800、より好ましくは300〜600質量単位の分子量を有する。この分子量により、本発明の疎水性粒子中への、溶融及び混和によるポリエチレンの添加が容易になるという利点が得られる。本発明の組成物中での使用に適したポリエチレンは、CH3CH2(CH2CH2nCH2CH3の化学構造を有する実質的に直鎖又は非分岐のポリマーであり、nは2〜26、好ましくは5〜15の平均数である。好ましくは、ポリエチレンの少なくとも90質量%が直鎖又は非分岐である。特に好ましいポリエチレンは、Perfomaleneの登録商標で販売されているものである。その他の適したポリマーには、各種グレードのポリブテン、エチレン・酢酸ビニル、ピペリレン/ブタン/ペンテン/ペンタジエンコポリマー、Goovean fibreビスコースが含まれるが、Performaleneが好ましい。
【0011】
ポリエチレンは、典型的には、組成物の0.1〜5質量%の量にて存在する。好ましくは、組成物の0.5〜4.0質量%、より好ましくは0.5〜3.0質量%である。しかしながら、特に好ましい量は、組成物の0.75〜1.5質量%、例えば約1.0質量%である。
【0012】
シリカ対ポリエチレンの比が16:1〜2:3であることが望ましい。好ましくは、シリカ対ポリマー又はコポリマーの比は、6:1〜6:5である。特に好ましい比は、2:1である。
【0013】
マトリックス材料は、適切には、接着性を備えたゲル状材料である。
【0014】
しかしながら、好ましくは、マトリックス材料は、粘着性付与性のロジン含有材料、例えばロジンエステル及び/又はコロホニーを含む。
【0015】
好ましくは、脱毛組成物は、少なくとも60%(質量/質量)、好ましくは少なくとも70%(質量/質量)、より好ましくは少なくとも80%(質量/質量)のロジン含有材料を含む。
【0016】
好ましくは、脱毛組成物は、いわゆる「コールド(cold)」タイプの脱毛組成物(つまり、再加熱することなく、周囲温度で適用可能な脱毛組成物)である。
【0017】
典型的には、微粒子シリカはヒュームドシリカ(fumed silica)である。好ましくは、微粒子ヒュームドシリカはコロイド材料である。好ましくは、微粒子シリカは、平均粒子直径1〜200nm、より好ましくは5〜100nm、最も好ましくは10〜50nmを有する。
【0018】
好ましくは、粒子は、マトリックス材料中に少なくとも0.5%(質量/質量)、より好ましくは少なくとも1.0%(質量/質量)、最も好ましくは少なくとも1.5%(質量/質量)の量にて存在する。適切には、粒子は、10%(質量/質量)以下、好ましくは8.0%(質量/質量)以下、最も好ましくは6.0%(質量/質量)以下の量にて存在する。微粒子シリカが調合物の実質的に約2.0質量%の量にて存在することが特に好ましい。
【0019】
ヒュームドシリカは、現在、酸水素炎中での四塩化ケイ素の火炎加水分解を伴う処理により製造されている。ヒュームドシリカはシラノール基を有するシリカのコロイド形態であり、水素結合に関与可能である。ヒュームドシリカは、典型的には、平均直径1〜200nmのコロイド粒子を有する。好ましくは、ヒュームドシリカは、平均直径5〜100nm、より好ましくは10〜50nmである。外部表面積は、典型的には、15〜380m2/gである。ヒュームドシリカは典型的には非多孔性であるため、内部表面積を有していない。ヒュームドシリカは疎水性であってよく、本発明で有用であるが、本発明での使用に好ましいヒュームドシリカは親水性である。
【0020】
脱毛組成物は、適切には、40%以下、好ましくは20%以下のその他の成分を含み得るが、これらその他の成分には、天然ワックス、香料、ポリマー、精油、シリコーンオイル、着色料、酸化防止剤、パラフィン、鉱物油の1種以上が含まれ得る。
【0021】
適切には、ロジン含有材料を含む脱毛組成物は、シート状に形成され、かつ負荷応力下にないと、20〜50℃の範囲内の全ての温度において6ヶ月にわたって形状が安定している。
【0022】
適切には、ロジン含有材料を含む脱毛組成物は、シート状に形成され、かつ負荷応力下にないと、20〜50℃の範囲内の全ての温度において6ヶ月にわたって形状が安定しているのに対し、前述の粒子を含有していない対応するマトリックス材料は、平坦なシート状に形成され、かつ負荷応力下にないと、6ヶ月の間に、20〜50℃の範囲内の少なくとも一部の温度において自身の質量で流動してしまう。
【0023】
適切には、脱毛組成物は、その弾性率がその粘性係数を、50℃で0.1rad/秒以下の全振動数で超過するようなものである。
【0024】
好ましくは、脱毛組成物の弾性率は、その粘性係数を、50℃で1rad/秒以下の全振動数にて、より好ましくは50℃で2rad/秒以下の全振動数にて超過する。
【0025】
特定の実施形態において、糖系のマトリックス材料を有する脱毛力の高い組成物は、弾性率が、粘性係数を50℃で20rad/秒以下の全振動数にて超過し得る。
【0026】
また、好ましくは、特定の高振動数(使用者の皮膚からの脱毛組成物の迅速な除去を表す)において、弾性率は、粘性係数を20〜50℃の温度範囲内の温度で超過する。
【0027】
好ましくは、弾性率は粘性係数を、(35℃で測定した場合)少なくとも10000rad/秒の振動数、より好ましくは少なくとも5000rad/秒の振動数で超過する。
【0028】
このため、好ましくは、脱毛組成物は、周囲温度にて、低振動数の負荷応力の場合、弾性率が粘性係数を超過し、高振動数の負荷応力の場合、弾性率が粘性係数を超過し、その中間の中振動数の場合、粘性係数が弾性率を超過するようなものである。輸送中及び保管中の脱毛組成物は低振動数状態に相当しており、組成物の非粘性が、保管及び輸送時における形状安定性の助けとなる。脱毛組成物の皮膚への適用は中振動数の状態に相当し、組成物の粘性が、適用並びに体毛及び皮膚との良好な接触の助けとなる。脱毛組成物を皮膚から一気に引き剥がすことは高振動数の状態に相当しており、組成物の非粘性のガラス様の性質が、効果的な体毛除去の助けとなる。低振動数状態と中振動数状態との間での移行期は、ゲル点として知られている。中振動数状態と高歪み速度状態との間での移行期は、ガラス転移として知られている。
【0029】
弾性率G'(時には貯蔵弾性率として知られる)は、バルク材料が貯蔵及び放出可能なエネルギーに対応する。粘性係数G”(時には損失弾性率として知られる)は、バルク材料を変形させた場合に、その巨大分子間での摩擦によりバルク材料が消失するエネルギーに対応する。
【0030】
σ。
G’ = ― cos δ
γ。

σ。
G” = ― sin δ
γ。

であり、σ。は応力振幅であり、γ。は歪み振幅であり、δは位相ずれ係数である。
【0031】
以下で挙げる測定は、脱毛材料としてのその接着挙動及びその適性をより良く理解するために粘弾性組成物のレオロジーについて行った研究に基づいている。これらの研究は、材料を、規定の振動数の正弦歪を材料に加え、得られた出力を測定する動力学的な試験に供することを含んだ。これらの研究においては、Rheometrics社から市販の応力制御型レオメータであるSRレオメータ(直径25mmの平行板を使用)を用いた。出力は、同相の弾性成分G'及び異相の粘性成分G”を含むことが判明した。出力は、以下のようにして表すことができる。
【0032】
σ = σ。 sin (tω + δ)
= σ。 cosδ sin tω + σ。 cosδ costω
であり、ωは試験振動数であり、tは時間である。
【0033】
材料の線形応力・歪み領域内において、材料の亀裂を防止し、かつ材料と体毛との界面における材料の強力な接着性を確保するために、G'は、望ましくは、中振動数の振動においてG”より低い。中振動数の振動でのG'及びG”の値は、材料が体毛をいかに素早く濡らすかの尺度である。中振動数の振動は長時間の工程であり、材料が皮膚に適用されている時間に対応する。この中振動数でのG'及びG”の値が低ければ低いほど、材料が体毛をより良好に濡らす。このため、体毛が極めて短時間(すなわち、材料を皮膚上に塗り広げるのに必要な時間)で材料中にしっかり埋没する。しかしながら、体毛を効率的に除去するために、G'は、高振動数の振動(使用者が、ストリップを体から迅速に引き剥がす動作に似る)においてはG”より高くなくてはならない。また、低振動数の振動又は無振動時、本発明において、たとえ暖かくとも高い安定性を得るために、G'は好ましくはG”より高い。
【0034】
本明細書中の定義は、その線形応力・歪み領域内で材料に加えられる応力についてのものであり、応力は、典型的には、最高数千Paになり得る。
【0035】
脱毛組成物が上記のパラメータを満たすようにすることにより、簡単に脱毛組成物を体温で皮膚に適用することができ、脱毛組成物は依然として皮膚から体毛を非常に効率的に除去し、驚くべきことに使用者が感じる痛みは少ない。
【0036】
本明細書中で言及の負荷応力下にない材料とは、平坦なシートの形態の、水平面上に載せられた材料のことである。
【0037】
発明者らは、どんな理論によっても拘束されはしないものの、粒子が脱毛組成物全体にわたって網状組織を形成して、暖かい温度での組成物の流動を阻害する構造体又は骨格となると考えている。
【0038】
好みに応じて、本発明の脱毛組成物を容器に入れて提供してもよく、使用者は、例えばヘラ又は容器に合った塗布用具を用いて脱毛組成物を取り出し、皮膚に塗布する。次に、布を用いて、塗布した材料を皮膚から一体で引き剥がすことができる。あるいは、好ましくは、脱毛組成物を、シート(例えば、セロファン、紙、その他の不織材料)の間に挟まれたストリップの形態で提供する。使用時、一方のシートを脱毛組成物のストリップから剥がし、次にそのストリップを残ったシートを上にして皮膚に適用する。そのシートの端部を掴み、一気に引っ張り、接触している体毛と共に皮膚から脱毛組成物のストリップを剥がす。
【0039】
非常に暖かい周囲条件下にあっても本発明の脱毛組成物は流動しないため、製造中、本発明の脱毛組成物を、組成物がシートを従来の脱毛組成物の場合より広い面積にわたって覆うように適用することができる。好ましくは、本発明の脱毛組成物は、シートの面積の少なくとも60%、より好ましくは少なくとも80%、最も好ましくは少なくとも90%覆う。
【0040】
更なる態様に従って、本明細書において定義されるような脱毛組成物から成る脱毛ストリップを含む脱毛製品を提供し、脱毛ストリップは、ストリップから剥離可能なシートの間に挟まれている。
【0041】
更なる態様に従って、本発明の組成物又は製品を用いた、脱毛方法を提供する。
【0042】
ここで本発明を実施例を用いて更に説明する。
【実施例1】
【0043】
組成物は、以下の原料から生成される。
【0044】
【表1】

【0045】
組成物は以下のようにして製造する。1.Performaleneを約100℃で溶融させる。次に、シリカを樹脂ミックス内に分散させる。溶融したPerformaleneをシリカ入りの樹脂ミックスに加える。次に、この混合物を第2タンクに移す。次に、残った原料を第2タンクに添加し、混和し、最終的な脱毛組成物を生成する。
【0046】
パネルスタディ1
実施例1において製造した製品を用いた体毛除去を、ワックス前に体毛を数え、ワックスストリップを適用し、ワックス後に体毛を数えることにより評価した。実施例1の処方による体毛除去率(%)は、ホモポリマーの形態のポリエチレンを含まないものよりも少なくとも10%高かった。
【0047】
パネルスタディ2
同様の手順を、パネルスタディ1と同じように行った。提案の処方による体毛除去は、ホモポリマーの形態のポリエチレンを含まない処方よりも少なくとも8%優れていた。大きな差は得られなかったとはいえ、体毛除去における方向性のある改善が見られた。また、試験中、提案の処方では、ポリエチレンを含まないものより残留物が少なかったことも質的な面で注目された。
【0048】
提案の処方の目に見える有効性も高く、20人の参加者から少なくとも8/10のスコアが得られた。
【0049】
安定性
処方の異なる脱毛組成物を、60℃での1週間にわたる安定性試験に供し、漏出を評価した。本発明の組成物に漏出はなかった。保管条件下において、本発明の組成物は、ポリマー/コポリマーを含まない脱毛組成物よりも低い伸展性を有していることが観察された。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
微粒子シリカ及びホモポリマーの形態のポリエチレンと混合したロジンベース又は糖ベースのマトリックス材料を含むことを特徴とする脱毛組成物。
【請求項2】
前記微粒子材料がコロイド状である、請求項1に記載の脱毛材料。
【請求項3】
前記ポリエチレンが直鎖又は非分岐である、請求項1又は2に記載の脱毛材料。
【請求項4】
前記ポリエチレンが、100〜1000質量単位の分子量を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱毛材料。
【請求項5】
前記ポリエチレンが、250〜800質量単位の分子量を有する、請求項4に記載の脱毛組成物。
【請求項6】
前記ポリエチレンが、CH3CH2(CH2CH2nCH2CH3の構造を有する実質的に直鎖のポリマーであり、nは2〜26の平均数である、請求項3〜5のいずれか1項に記載の脱毛材料。
【請求項7】
前記ポリエチレンの少なくとも90質量%が直鎖である、請求項6に記載の脱毛材料。
【請求項8】
前記ポリエチレンが、前記組成物の0.1〜5質量%の量にて存在する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の脱毛組成物。
【請求項9】
前記ポリエチレンが、前記組成物の0.5〜4.0質量%の量にて存在する、請求項8に記載の脱毛組成物。
【請求項10】
前記ポリマー又はコポリマーが、前記組成物の0.5〜3.0質量%の量にて存在する、請求項9に記載の脱毛組成物。
【請求項11】
前記シリカ及び前記ポリエチレンが、16:1〜2:3の比で存在する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の脱毛組成物。
【請求項12】
前記シリカ対ポリエチレンの比が、6.0:1.0〜6.0:5.0である、請求項11に記載の脱毛組成物。
【請求項13】
前記微粒子シリカがヒュームドシリカである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の脱毛材料。
【請求項14】
シリカが、少なくとも0.5%(質量/質量)の量にて存在する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の脱毛材料。
【請求項15】
前記シリカが、10%(質量/質量)以下の量にて存在する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の脱毛材料。
【請求項16】
前記微粒子シリカが、前記調合物の実質的に約2.0質量%の量にて存在する、請求項14又は15に記載の脱毛材料。
【請求項17】
前記脱毛組成物の少なくとも60質量%が、ロジン含有材料によるものである、請求項1〜16のいずれか1項に記載の脱毛組成物。
【請求項18】
シート状に形成され、かつ負荷応力下にないと、20〜50℃の範囲内の全ての温度において6ヶ月にわたって形状が安定している、請求項1〜17のいずれか1項に記載の、ロジン含有マトリックス材料を含む脱毛組成物。
【請求項19】
請求項1〜18のいずれか1項に記載の脱毛組成物から成る脱毛ストリップを含む脱毛製品であって、前記脱毛ストリップが、前記ストリップから剥離可能なシートの間に挟まれていることを特徴とする製品。

【公表番号】特表2010−519281(P2010−519281A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550752(P2009−550752)
【出願日】平成20年2月19日(2008.2.19)
【国際出願番号】PCT/GB2008/000571
【国際公開番号】WO2008/102125
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(501164056)レキット ベンキサー (ユーケイ) リミテッド (30)
【Fターム(参考)】