説明

脳機能改善用組成物

【課題】 脳機能の改善又は向上に有用な組成物を提供する
【解決手段】 ブルーベリー果実由来物を含有する、脳機能改善用組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脳機能を改善するために使用される組成物並びにこれらの組成物の食品及び医薬としての用途に関する。
【背景技術】
【0002】
我国は急激な高齢化社会を迎えており、そのため脳血管障害又は痴呆症の増加が予測されている。これらの脳疾患の予防又は治療のために能循環・代謝改善薬又は抗痴呆薬などの脳機能改善性を有する医薬の研究・開発が進められている。
【0003】
近年、学習能力、記憶力等の脳の機能を高めたりする物質の探索が多方面にわたって研究されている。また、予防の観点から、日々の食生活などを通じて摂取できる脳機能を改善する物質も必要である。
【0004】
特許文献1にはエゾハリタケ科のキノコの子実体又はその処理物を有効成分とする脳機能改善剤が、特許文献2には乳酸菌発酵乳又は乳酸菌と酵母との共生発酵乳を有効成分として含有する脳機能改善、学習能力増強及び記憶力増強作用を有する機能改善食品が、特許文献3にはテアニンを有効成分とする脳機能改善剤が、それぞれ記載されている。
【0005】
ブルーベリーの果実には、アントシアニジン誘導体であるアントシアニンが含まれている。このアントシアニンについては、視覚障害改善作用、体内の活性酸素除去作用、血管強化作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用などの薬理効果が知られており、欧米では医薬品として認可されている。
【0006】
特許文献4には、有効成分がブルーベリーの果実から抽出されたアントシアニジン誘導体である抗癌剤が記載されている。
しかし、ブルーベリー果実の脳機能改善作用については今まで知られていなかった。
【特許文献1】特開2002−80390号公報
【特許文献2】特開平9−23848号公報
【特許文献3】特開平8−73350号公報
【特許文献4】特開2003−377271号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、脳機能の改善又は向上に有用な組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、ブルーベリー由来物が脳機能を改善又は向上させることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、ブルーベリー由来物を含有することを特徴とする、脳機能改善用組成物に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の組成物には、脳機能を改善又は向上する効果がある。
なお、本発明の組成物は、長期に服用しても副作用などの心配が少なく、安全性が高い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明で使用されるブルーベリー果実由来物とは、ツツジ科のスノキ属(Vaccinium)に属する植物(以下、「ブルーベリー」ともいう)の果実を原料として得られるものであれば特に制限されず、例えば、果実そのもの;果実の細片、粉末(例えば果実を乾燥して粉末化したものなど),及びこれらの懸濁液;果実の抽出液、濃縮抽出液、及びエキス粉末などの抽出物;並びにこの抽出物を精製して得た精製物などが挙げられる。優れた脳機能改善効果が得られる点で、ブルーベリー果実抽出物、特に精製物が好ましい。
本発明では、ブルーベリーの果実として、果実そのものが使用されるが、その果実のみ又は果皮のみを使用してもよい。
また、本発明では、ブルーベリーの果実として、生の果実、果肉、又は果皮を使用しても、乾燥させた果実、果肉、又は果皮を使用してもよい。
【0011】
上記ブルーベリーとして、ツツジ科スノキ属(Vaccinium)に属する植物であれば特に制限されず、V.shei、V.australe、V.corymbosum、V.myrtillus、又はV.angustifoliumが例示されるが、優れた脳機能改善効果を発揮できる点で、V.myrtillus(ビルベリーともいう)が好ましい。
【0012】
本発明では、ブルーベリー果実由来物として、ブルーベリーの果実に含有されている成分も例示される。このような成分として、アントシアニジン誘導体、例えばアントシアニジン、アントシアニン、フラバン−3−ノール、及びフラボノール配糖体などが例示される。
優れた脳機能改善効果を発揮する点で、アントシアニジン誘導体、特にアントシアニンが好ましい。
【0013】
ブルーベリーの果実中に含まれるアントシアニンは、例えば、下記一般式で表されるアントシアニジン骨格を有する。
【0014】
【化1】

【0015】
式中、Glycはアラビノース、グルコース、及びガラクトースのいずれか一つを示す。また、式中のR1、R2、R3は表1に示すような組合せを有する。
【0016】
【表1】


【0017】
V.myrtillusの果実に含まれるアントシアニンは、表1に示したようにR1〜R3の置換基が異なる5種類のアントシアニジンに3種類の糖(アラビノース、グルコース、ガラクトース)が結合した合計15種類が存在する。尚、以下これらの15種類のアントシアニンを総称して「アントシアニン」と言うこととする。
【0018】
ブルーベリーからのアントシアニンの抽出は、公知の方法で行うことができる。例えば、ブルーベリーの果実をすり潰すことで得られたブルーベリージュースをSep−Pac
Plus C18Cartridgeカラム(Waters社製)に吸着させ、滅菌水で洗浄後、1%HCl−メタノール溶液で溶出させることで、純度90%のアントシアニンを抽出した。
なお、アントシアニンを大量に含有したブルーベリー果実抽出物が得られる点で、カラムとしてSEPHADEXLH-20(Amersham pharmacia Biotech AB社製:Cat17-0090-01)を用いることが好ましい。
【0019】
このようにして得られた抽出液のHPLC(高速液体クロマトグラフィー)によるクロマトグラムを標準品のアントシアニンのクロマトグラムと比較したところ、抽出液には、前記した15種類のアントシアニンが含まれていることが確認された。
【0020】
なお、アントシアニンを得るための原料は、ブルーベリーの果実をすり潰したブルーベリージュースに限定されず、市販されているブルーベリー粉末や濃縮液を用いても構わな
い。
本発明において特に好ましいブルーベリーは、インディナ社からのミルトセレクトという商品名で販売されているビルベリーエキスである。本発明者等による分析によると、このビルベリーエキスは、表2に示すようなアントシアニンを有していた。なお、結合糖は、ガラクトースとアラビノースのみであった。使用したビルベリーは、デルフィジニン系(36.7%)、シアニジン系(28.7%)、ペチュジニン系14.7%とデルフィジニン系のアントシアニンが多く含まれていたものであるが、他の種類のブルーベリーを使用することもできる。

【0021】
【表2】

【0022】
本発明の組成物は、ブルーベリー果実由来物、例えば、ブルーベリーの果実、その抽出物、その精製物、又はアントシアニンそのものであってもよいが、他の成分、例えば、脳機能を改善又は向上させる物質などを含んでもよい。
脳機能を改善又は向上させる物質として、例えば、イチョウ葉エキス、ロイヤルゼリー、霊芝、高麗人参、クロレラ、玄米黒酢、プロポリス、セサミン、ウコン、大豆レシチン、DHA、ホスファチジルセリンが好ましい。
【0023】
本発明の組成物は、ブルーベリー果実由来物、例えば、ブルーベリーの果実、その抽出物、その精製物、又はアントシアニンそのものであってもよいが、本発明の効果を損なわない限り、賦形剤、甘味料、酸味料、増粘剤、香料、色素、乳化剤、及びその他に医薬品や食品などで一般に利用されている添加剤や素材を含んでもよい。
【0024】
本発明の組成物は、脳機能障害の予防及び/又は治療に有用である。このような脳機能障害として、例えば、脳血管性痴呆、アルツハイマー型痴呆及び両者の混合型などの痴呆症;健忘症又は物忘れなどの記憶力低下;認知力低下;学習能力低下;メニエール病;並びにくも膜下出血、脳出血、脳血栓、脳梗塞、及び脳浮腫などの脳血管障害の後遺症、例えば、このような後遺症として意識障害、運動障害及び言語障害(出血や梗塞を起こした脳の反対側の手足に麻痺がおこる)、構音障害(顔面神経麻痺を伴う事もある)、失語症、感情障害、思考障害、感覚障害、記憶障害、並びに姿勢異常などが挙げられる。特に本発明の組成物はアルツハイマー型痴呆;メニエール病;並びにくも膜下出血、脳出血、及び脳梗塞の後遺症の予防及び/又は治療に有用である。
また、本発明の組成物は、脳機能障害の予防や治療という目的に使用するばかりではなく、健常人の学習能力、記憶力、又は反射反応能力などの脳機能をより一層向上させることを目的に使用することもできる。
【0025】
本発明に係る組成物は、食品又は動物用飼料として、例えば、健康食品、機能性食品、健康補助食品、特定保健用食品、美容食品、又は栄養補助食品(サプリメント)として使用することができる。これら食品及び動物用飼料は、例えば、お茶及びジュースなどの飲料水;並びにアイスクリーム、ゼリー、あめ、チョコレート、及びチューインガムなどの形態であってもよい。また、液剤、粉剤、粒剤、カプセル剤、又は錠剤の形態であってもよい。ここで、動物用飼料の動物には、ペット動物、畜産動物、又は動物園などで飼育されている動物を含む、むくみの予防又は治療を必要とする全ての動物が含まれる。
【0026】
本発明に係る組成物は、医薬品又は医薬部外品として使用することができる。これら医薬品又は医薬部外品は、例えば、散剤、錠剤、コーティング剤、糖衣錠、硬若しくは軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳濁剤、又は懸濁剤の形態で経口的に投与できるが、例えば、坐剤の形態で直腸的に;例えば、注射剤又は輸液の形態で;例えば軟膏、クリーム剤、ゲル剤、又は液剤の形態で局所的又は経皮的に非経口的に投与することもできる。好ましくは経口投与である。
【0027】
本発明の組成物を状態の形態で用いる場合には、薬学的又は食品学的に認容された種々のキャリアを用いることができ、乳糖、ブドウ糖などの賦形剤、水、エタノールなどの結合剤、カンテン末、乾燥デンプンなどの崩壊剤、ステアリン、カカオバターなどの崩壊抑制剤、カオリン、ベントナイトなどの吸着剤、ラウリル硫酸ナトリウムなどの吸収促進剤、グリセリン、デンプンなどの保湿剤、ホウ酸末、ポリエチレングリコールなどの滑択剤などを例示できる。
【0028】
本発明に係る組成物の摂取量は、特に制限されないが、剤型、並びに使用者若しくは患者などの摂取者又は摂取動物の年齢、体重及び症状に応じて適宜選択することができる。例えば、有効成分量として1日あたり摂取者又は摂取動物の体重1kgにつきアントシアニン量で0.3〜5mg、好ましくは0.35〜3mg、より好ましくは0.35〜1.5mgを経口摂取することが、優れた脳機能改善効果が得られるので、望ましい。
摂取期間は、摂取者又は摂取動物の年齢、症状に応じて任意に定めることができる。
【実施例】
【0029】
以下、製造例、製剤例、試験例などを挙げて本発明を更に詳しく具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。特に、ここでは本発明のブルーベリーの果実を果肉と果皮とに分けないで実施例を示しているが、果肉から果皮を分離してそれぞれを使用することもできる。
【0030】
1.
ブルーベリー果実抽出物の製造例1
ブルーベリー(V. mytrillus)の果実をすり潰し、得られたブルーベリージュースをSep-Pac Plus C18 Cartridgeカラム(Waters社製)に吸着させ、滅菌水で洗浄後、1%HCl−メタノール溶液で溶出させることで、ブルーベリー中のアントシアニンを抽出した。このようにして得られた抽出液を温度37℃においてエバポレータにより濃縮後、pHを7.0に調整し、DMSO(ジメチルスルフォキシド)に溶解させ、次いで乾燥させて、ブルーベリー果実抽出物を得た。なお、アントシアニンを大量に含有したブルーベリー果実抽出物を用いたい場合には、カラムとして、SEPHADEXLH-20(Amersham pharmacia Biotech AB社製: Cat17-0090-01)を用いてもよい。
【0031】
2.試験食の製造
以下の処方に基づき、慣用の方法に従い、配合成分をソフトカプセル(OVAL No.6)中に充填して、試験食として製造例1及びプラセボ食を製造した。
【0032】
【表3】

【0033】
3.被験者
試験実施前に生活習慣アンケート調整を行った50〜70歳の男女で、以下の除外基準に該当しないものを被験者とした。
ア) 既にブルーベリーを常用している者
イ) ブルーベリーを主成分とする医薬品又は健康補助食品を常用している者
ウ) 脳機能又は血液流動に影響する医薬品(ワーファリン等)又は健康補助食品を摂取している者
エ) 糖尿病、又は脳機能、血液流動、消火器、膵臓、肝臓若しくは腎臓等に重篤な疾患を有している者
オ) 本試験開始前に他の臨床試験参加中の者
カ) 食物アレルギー(ブルーベリーを含む)のある者
キ) 生活習慣アンケート調査の結果から、被験者として不適格と判断された者(例えば、試験食組成物中の成分でアレルギーを起こしたことがある者、極端な飲酒傾向がある者など)
ク) 色覚異常又は色覚障害のある者
ケ) その他、試験担当医師画不適格と判断した者
【0034】
4. 試験スケジュール
試験は、二重盲検平行群間比較で行った。
先ず、上記の被験者を試験期間の初日(試験第1日目)に来院させて、問診、身体計測、並びに脳機能検査1及び2を行った。
次いで、これら被験者を、試験群及びプラセボ群の2群に、それぞれ23名及び24名を無作為に割り付け、試験食の摂取を開始させた。
試験群の被験者には製剤例1を、プラセボ群の被験者にはプラセボ食を、それぞれ毎日1回、2カプセル、12週間摂取させた。なお、摂取中は被験者に日誌を付けさせた。
摂食を開始させてから4週間後(試験第28日目)、8週間後(試験第56日目)、及び12週間後(試験第84日目)に、問診、身体計測、及び脳機能検査2をそれぞれ行った。
【0035】
5.検査項目
本試験では、問診、身体計測、及び脳機能検査を行った。各検査方法は以下のとおりであった。また、各試験で得られた値は平均値±標準誤差で表した。
ア)問診
自他覚症状の有無を問診した。
イ)身体計測
身長、体重、体脂肪、血圧、脈拍数、及び視力を計測した。
ウ)脳機能検査
脳機能検査として、以下のとおりの脳機能検査1及び2を行った。検査は空腹状態で行った。また、喫煙者に対しては検査を終えるまでは禁煙させた。
脳機能検査1:改定は瀬川式簡易知能評価スケール(HDS−R)で検査した。
脳機能検査2:単語の想起試験テスト及びストロープテスト(Stroop test)で検査した。各試験とも以下のとおり行った。
(i)単語の想起試験
「あなたの知っている動物の名前をできるだけたくさん言ってください」と被験者に教示し、1つ目の動物の名前が挙げられてから60秒以内に列挙できた動物の名前を記録した。重複したものは除いて列挙された王物の名前の数を記録し、想起数とした。
1つ目の動物がなかなか想起できないときは、「例えば、犬が動物の名前ですね、他にはどんなものがありますか」と被験者に誘導した。この誘導後にも想起できず、30秒経過したら、検査を中止し、想起数0とした。
動物は哺乳類に限らず爬虫類、鳥類、魚類などの名称も想起数に加えた。
同様に野菜及び「あ」で始まる言葉についてもそれぞれ列挙させ、これらの想起数も記録した。
また、これらの動物、野菜、及び「あ」で始まる言葉のそれぞれの想起数を総計し、これを総想起数とした。
(ii)ストロープテスト:
「赤」「青」「黒」の3種類の色の70文字がランダムに書いてある文字を読み上げる試験(ステップ1)、「赤」「青」「黒」の3種類の色70個を読み上げる試験(ステップ2)、並びに「赤」「青」「黒」と書かれた70文字を「赤」「青」「黒」の3種類にランダムに色分けし、その文字を読み上げる試験(ステップ3)及びその色を読み上げる試験(ステップ4)の計4種類の試験を行い、読み上げるのに必要とした秒数を記録した。
エ)日誌
試験食の摂取状況、自覚症状、及び他の医薬品の服薬状況を被験者に記録させた。
【0036】
6.試験結果
プラセボ群及び試験群で、それぞれ24名及び23名の被験者(計47名)が試験に参加したが、脱落・中止した者はいなかった。試験に参加した被験者の背景を表4に示した。年齢、性別、及びHDS-Rによる点数において群間に不均衡はみられなかった(P>0.05)。なお、統計解析は分散分析(ANOVA)で行った。
【0037】
【表4】

【0038】
イ)有効性
試験第1日目、第28日目、第56日目、及び第84日目における、被験者の脳機能検査2の測定結果から製剤例1の脳機能に対する有効性を評価した。
統計解析は、同一郡内で試験第1日目と、試験第28日目、第56日目、及び第84日目とを比較する場合は郡内の対応のあるt検定により検定した。有意水準は両側5%とした。
【0039】
ウ)脳機能検査
(i)単語の想起試験
試験群では、動物、野菜、及び「あ」で始まる言葉の想起並びに総想起数が摂取前より増加した(表5)が、プラセボ群では増加はみられなかった。
(ii)ストロープテスト
試験群では、ステップ1〜4の各ステップにおける読み上げるのに必要とした秒数が減少した(表6)が、プラセボ群では減少はみられなかった。
以上のとおり、プラセボ群では効果は明確に認められず、製剤例1の脳機能改善効果は明らかであった。
【0040】
【表5】

【0041】
【表6】

【0042】
オ)安全性
体重、血圧、及び脈拍に異常は認められなかった。日誌にも特に異常を示す所見は認められなかった。また、本試験期間中に試験食と関連のある有害事象はみ見られなかった。
以上から、製剤例1は安全性であることが認められた。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明の組成物は、脳機能の改善に使用できる。
この組成物は、上記のような目的に、医薬品、あるいは健康食品、健康補助食品、特定保健用食品、又は栄養補助食品などを食品として利用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブルーベリー果実由来物を含有する、脳機能改善用組成物。
【請求項2】
ブルーベリー果実由来物がブルーベリーの果実である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
ブルーベリー果実由来物がアントシアニンである、請求項1又は請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
ブルーベリー果実由来物がビルベリー果実由来物である請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
アントシアニンがデルフィジニン、シアニジン、ペチュジニンを主要成分として含むことを特徴とする請求項3に記載の組成物。
【請求項6】
請求項1から請求項5に記載の組成物を食品に添加してなる脳機能改善機能を有する食品。
【請求項7】
請求項1から請求項5に記載の組成物を主成分として含む脳機能改善機能を有するサプリメント。
【請求項8】
請求項1から請求項5に記載の組成物を主成分として含む脳機能改善機能を有する医薬品。

【公開番号】特開2007−145825(P2007−145825A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292250(P2006−292250)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(500314810)ナチュラルウェイ株式会社 (2)
【Fターム(参考)】