説明

腎臓疾患を治療する方法

有効量のVEGF受容体アゴニスト、例えばFlt1アゴニスト、を投与することによる対象における腎臓疾患を治療する方法が提供される。そのアゴニストは、Flt1の活性化のための使用において薬学的に許容される担体中のVEGF受容体アゴニスト、例えばVEGF、Flt1に対する抗体、Flt1リガンド、Flt1小分子活性化剤、又はFlt1選択的薬剤、を含む組成物から成る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
腎臓疾患を有する対象に、有効量のVEGF受容体調製薬を投与することを含む腎臓疾患を治療する方法であって、前記VEGF受容体調整剤がFlt1アゴニストを含む、方法。
【請求項2】
前記Flt1アゴニストが、Flt1アゴニスト抗体である請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記Flt1アゴニストが、VEGF−A Flt1選択的薬剤である請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記Flt1アゴニストが、VEGF−A、PIGF又はVEGF−Bである請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記Flt1アゴニストが、Flt1の小分子アゴニストである請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記腎臓疾患が、VEGFレベルの低下により特徴付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記腎臓疾患が、炎症性腎臓疾患である請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記炎症性腎臓疾患が、炎症細胞の変化、免疫複合体の堆積、又は糸球体の補体活性化によって特徴づけられる、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記免疫複合体の堆積が、IgMの堆積である請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記補体活性化が、C1q、C3及びC4の活性化を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記腎臓疾患が、糸球体腎炎(腎不全)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記糸球体腎炎が、タンパク尿症、糸球体硬化症、又は高血圧により測定される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記糸球体腎炎が、減少した腎臓メサンギウム細胞の生存性、細胞外マトリックス(ECM)合成の遺伝子発現の増加、又はマトリックス分解の低下により測定される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記糸球体腎炎が、巣状分節状糸球体硬化症(FSGS)である、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
さらに有効量の第二薬剤を投与することを含む請求項1に記載の方法であって、前記第二薬剤が血管新生剤である、方法。
【請求項16】
さらに有効量の第二薬剤を投与することを含む請求項1に記載の方法であって、前記第二薬剤が第二のFlt1アゴニストである、方法。
【請求項17】
前記血管新生剤が、VEGFである請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記抗体が、モノクローナル抗体である請求項2に記載の方法。
【請求項19】
前記抗体が、キメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である請求項2に記載の方法。
【請求項20】
前記対象が腎臓疾患を引き起こす感染を起こしている、請求項1に記載の方法。

【公表番号】特表2009−541207(P2009−541207A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−503201(P2009−503201)
【出願日】平成19年3月26日(2007.3.26)
【国際出願番号】PCT/US2007/064950
【国際公開番号】WO2007/112364
【国際公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】