説明

自動車の車体構造

【課題】一方のパネル部材及び他方のパネル部材の接合に当たってたとえシール剤からシール剤がロケート孔方向にはみ出したとしても、当該はみ出したシール剤がロケート孔側にはみ出さないようにして、両パネル部材の接合作業の効率化を図るとともに、パネル部材の強度及び剛性を向上させるようになす。
【解決手段】サイドフロアパネル2とフロントフロアパネル3とをシール剤によって形成したシール剤4を介在させて接合する場合、サイドフロアパネル2におけるフロントフロアパネル3とのサイドフロアパネル側接合部2cに形成したロケート孔2dを、フロントフロアパネル3方向にバーリング加工することによって突出延在させて突出延在部2eを形成して、突出延在部2eを、フロントフロアパネル側接合部3bの接合面端部3eよりはみ出したシール剤4を堰止めるシール剤堰止め部として構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、2つのパネル部材を接合することにより構成する自動車の車体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の従来の自動車の車体構造は、例えばフロアパネル、フード、ルーフ或いはドアパネルなどとして、一方のパネル部材と他方のパネル部材とをシール剤によって形成されたシール剤を介在させて接合して構成されたものが知られている。かかる車体構造は、2つのパネル部材のうち少なくとも一つのパネル部材のシール剤と面する面(接合面)に一つ以上の孔を設け、シール剤をかかる孔より上面に流出させることで接合面端部より構造体の内側にはみ出すシール剤の量を低減するように構成したものである(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−32030号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の車体構造において、パネル部材のシール剤と面する接合面に孔を設けて、当該孔を両パネル部材を接合する際の位置決め孔であるロケート孔に使用する場合がある。このような場合には、両パネル部材の接合面端部よりはみ出したシール剤がロケート孔へ流入してしまうことがある。このようにはみ出したシール剤がロケート孔へ流入してしまうと、種々の問題が生起することになる。
【0005】
即ち、図6に示すように、一方のパネル部材aと他方のパネル部材bをシール剤からなるシール剤cを介在して接合構成する場合、両パネル部材a、bに互いに連通するロケート孔d、eを設けて、図7に示すようにかかるロケート孔d、eにロケートピンfを嵌合することによって、両パネル部材a、bは、互いに位置決めされた上で、スポット溶接等で接合することになる。かかる場合、シール剤として通常ペースト状のものを使用するために、シール剤cを構成するシール剤が、両パネル部材a、b際に潰され押し広げられて、他方のパネル部材bの接合面端部gからロケート孔d側にはみ出してしまうおそれがある。
【0006】
ロケート孔dにはみ出した漏出シール剤hは、ロケートピンfに付着することになって、両パネル部材a、bの接合後に、ロケートピンfをロケート孔d、eより引き抜く際に、ロケートピンfが、漏出シール剤hによって、ロケート孔eに付着してしまい、引き抜けなくなったり、ロケートピンfの径が大きくなってしまう。この結果、次のパネル部材a、bを接合しようとする際に、ロケート孔eに嵌らなくなり、当該パネル部材aが浮いてしまうことがある。また、たとえロケートピンfをロケート孔eより引き抜くことができたとしても、ロケート孔e内には漏出シール剤hがそのまま残存することになる。このために両パネル部材a、bを接合後にロケート孔d、eにグロメットを嵌着する際に、グロメットは、漏出シール剤hが邪魔となって、嵌着できない場合がある。たとえグロメットをロケート孔d、eに嵌着できたとしても、グロメットによるシール機能が損なわれてしまう恐れがある。
【0007】
かかる点に鑑み、ロケート孔d、eにグロメットを嵌着するに際して、予め図8に示すように漏出シール剤hを生産作業者がウェス等により拭き取る作業を行う必要が出てくる。併せて、次のパネル部材a、bの接合作業の準備として、ロケートピンfに付着したシール剤を拭き取る作業も加わることになる。このために、作業効率は著しく悪くなり、作業工数アップの原因となってしまう。
【0008】
そこで、かかる作業効率の向上や作業工数の軽減などのために、従来、図9に示すように、一方のパネル部材aのロケート孔dに対して、他方のパネル部材bのロケート孔eを非常に大径に形成して、かかる両ローケート孔d、eの径の差により、一方のパネル部材a側に段差部iを形成して、かかる段差部iが漏出シール剤hを受け入れて、漏出シール剤hがロケートピンfに付着しないようにするとともに、ロケート孔d、eへのグロメットの嵌着の妨げにならないようすることがある。
【0009】
しかしながら、このような対策では、他方のパネル部材のロケート孔eを大径に形成したために、その分ロケート孔e周辺における他方のパネル部材bは、強度及び剛性を低下してしまうことになる。
【0010】
かかる従来の技術における未解決課題に鑑み、この発明は、両パネル部材の接合に当たってたとえパネル部材の接合面端からシール剤がロケート孔方向にははみ出したとしても、当該はみ出したシール剤がロケート孔側にはみ出さないようにして、両パネル部材の接合作業の効率化を図るとともに、パネル部材の強度及び剛性を向上させた自動車の車体構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明に係る自動車の車体構造は、一方のパネル部材と他方のパネル部材とをシール剤によって形成されたシール剤を介在させて接合することにより構成する自動車の車体構造であって、一方のパネル部材における他方のパネル部材との接合部に形成したロケート孔を、他方のパネル部材方向にバーリング加工することにより突出延在させて突出延在部を形成して、突出延在部を接合部の接合面端部よりはみ出したシール剤を堰止めるシール剤堰止め部として構成したことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、この発明は、一方のパネル部材における他方のパネル部材との接合部に形成したロケート孔を、他方のパネル部材方向にバーリング加工により突出延在させて突出延在部を形成したことにより、かかる突出延在部が接合部の接合面端部よりはみ出したシール剤を堰止めるシール剤堰止め部を構成して、シール剤を一方のパネルに形成したロケート孔側にはみ出すことを防止することができる。この結果、一方のパネル部材側のロケート孔を塞ぐためグロメットを嵌着する際に、決して、はみ出したシール剤が当該グロメットの嵌着動作の妨げとはならず、グロメットのシール機能が確実に発揮できることになる。
【0013】
また、この発明は、シール剤のロケート孔へのはみ出しを防止することができることから、ロケート孔を大径に形成するなどの対策を必要とせず、パネル部材の剛性或いは強度に影響を及ぼすことがないばかりでなく、むしろ、ロケート孔に突出延在部が存することによって、パネル部材の剛性或いは強度を高めることができることになる。
【0014】
また、この発明は、上記発明に係る両パネル部材の接合部において、他方のパネル部材に一方のパネル部材に設けたロケート孔と連通するロケート下孔を形成し、かかる他方のパネル部材側のロケート下孔に突出延在部を遊嵌するように構成してもよい。
【0015】
かかる構成により、この発明は、一方のパネルのロケート孔と他方のパネルのロケート下孔同士が連通したとしても、他方のパネル部材側のロケート下孔にはみ出したシール剤を突出延在部がシール剤堰止め部となって、ロケートピンに付着するのを防止できることになる。
【発明の効果】
【0016】
このように構成する上記発明は、一方のパネル部材における他方のパネル部材との接合部に形成したロケート孔を、他方のパネル部材方向にバーリング加工により突出延在させて突出延在部を形成したことにより、かかる突出延在部が接合部の接合面端部よりはみ出したシール剤を堰止めるシール剤堰止め部を構成して、シール剤を一方のパネルに形成したロケート孔側にはみ出すことを防止することができる。この結果、一方のパネル部材側のロケート孔を塞ぐためグロメットを嵌着する際に、決して、はみ出したシール剤が当該グロメットの嵌着動作の妨げとはならず、グロメットのシール機能が確実に発揮できることになる。
【0017】
また、上記の発明は、シール剤のロケート孔へのはみ出しを防止することができることから、ロケート孔を大径に形成するなどの対策を必要とせず、パネル部材の剛性或いは強度に影響を及ぼすことがないばかりでなく、むしろ、ロケート孔に突出延在部が存することによって、パネル部材の剛性或いは強度を高めることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明にかかる自動車の車体構造の実施例1としてフロアパネルの一部分を描画した斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1に描画したフロアパネルを構成すべく一方のパネル部材と他方のパネル部材とを接合組立する過程を示す説明図であり、(イ)は他方のパネル部材を接合治具にセットした状態、(ロ)は接合治具にセットした他方のパネル部材の接合部にシール剤を塗布した状態、(ハ)は接合治具にセットした他方のパネル部材に一方のパネル部材をシール剤を介して重合した状態、(ニ)は、一方のパネル部材と他方のパネル部材との重合部をスポット溶接することによって接合密着した状態、をそれぞれ示している。
【図4】本発明に係る実施例2を描画した図2と同様の断面図である。
【図5】本発明に係る実施例3を描画した図2と同様の断面図である。
【図6】従来の自動車の車体構造としてのフロアパネルを描画した図2と同様な断面図である。
【図7】図6における従来のフロアパネルのロケート孔に嵌合したロケートピンにはみ出したシール剤が付着した状態を描画した図2と同様な断面図である。
【図8】従来の自動車の車体構造としてのフロアパネルの他の例を描画した図2と同様な断面図である。
【図9】従来の自動車の車体構造としてのフロアパネルの更に他の例を描画した図2と同様な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
この発明に係る実施例は、自動車の車体構造としてフロアパネルに採用して、かかるフロアパネルを構成する両パネル部材の接合に当たってたとえシール剤からシール剤がロケート孔方向にはみ出したしたとしても、当該はみ出したシール剤がロケート孔側にはみ出さないようにして、両パネル部材の接合作業の効率化を図るとともに、パネル部材の強度及び剛性を向上させるべく構成している。
【0020】
次に、図を用いて、この発明を採用した実施例に係る自動車の車体構造として、フロアパネルに採用した場合について説明する。 先ず、図1〜図3を用いて、この発明に係る実施例1について説明する。
【0021】
この発明の車体構造としての実施例1に係る車体床部を構成するフロアパネル1は、図1に示すように、一方のパネル部材としてのサイドフロアパネル2と他方のパネル部材としてのフロントフロアパネル3とを有して構成している。サイドフロアパネル2は、一端側の起立壁部2aがサイドシルなどに連結されているとともに、他端側が起立壁部に対して直交するように折曲されて横臥壁部2bを構成しており、横臥壁部2bの先端側は、サイドフロアパネル側接合部2cとなっている。サイドフロアパネル側接合部2cには、適宜個数のロケート孔2dが穿設されている。フロントフロアパネル3は、広い面積を有するフロア本体部3aと、フロア本体部3aの車体側部側を下方にL字型に折曲することにより形成したフロントフロアパネル側接合部3bとを有して構成している。フロア本体部3aにも、適宜個数のロケート孔3cが穿設されている。そして、サイドフロアパネル側接合部2cに形成したロケート孔2dは、その孔壁をフロントフロアパネル側接合部3b側にバーリング加工により突出延在させて突出延在部2eを形成している。
【0022】
このように構成したサイドフロアパネル2とフロントフロアパネル3とは、サイドフロアパネル側接合部2cとフロントロアパネル側接合部3bとをシール剤4を介在させた状態で重合した上で、スポット溶接等により接合して、一体のフロアパネル1を構成している。次に、図3(イ)〜(二)を用いて、サイドフロアパネル2とフロントフロアパネル3とを接合して、フロアパネル1を形成する過程を説明する。
【0023】
先ず、図3の(イ)に示すように、接合治具5側のロケートピン5aへフロントフロアパネル側ロケート孔3cを嵌合させ、接合治具5の上にフロントフロアパネル3を位置決めセットする。次に、図3の(ロ)に示すように、フロントフロアパネル側接合部3b上に、ペースト状シール剤などで構成するシール剤を塗布することにより、シール剤4が形成される。次に、図3(ハ)に示すように、接合治具5のロケートピン5bへサイドフロアパネル側ロケート孔2dを嵌合させ、接合治具5上にサイドフロアパネル2を位置決めセットして、サイドフロアパネル側接合部2cをシール剤4上に載置する。そして、かかる状態から、図3の(ニ)に示すように、サイドフロアパネル側接合部2cとフロントフロアパネル側接合部3bとをシール剤4を介してスポット溶接等によって接合して、サイドフロアパネル2及びフロントフロアパネル3とが一体となって、フロアパネル1が構成される。
【0024】
このように、サイドフロアパネル側接合部2cとフロントフロアパネル側接合部3bとが、溶接部5cにて接合される際に、シール剤4が潰されて両接合部2c、3b間に広がってしまう。この結果、図2に示すように、フロントフロアパネル側接合部3bの接合面端部3eより、シール剤4がはみ出すことになる。しかし、かかるはみ出したシール剤4は、サイドフロアパネル側接合部2cに存するロケート孔2dの突出延在部2eに受け止められて、サイドフロアパネル側ロケートピン5bに付着することはない。
【0025】
以上説明したように構成する実施例1においては、サイドフロアパネル2におけるフロントフロアパネル3との接合部であるサイドフロアパネル側接合部2cに形成したロケート孔2dを、フロントフロアパネル側接合部3b方向にバーリング加工により突出延在させることによって突出延在部2eを形成したことで、かかる突出延在部2eがフロントフロアパネル側接合部3bの接合面端部3eよりはみ出したシール剤4を堰止めるシール剤堰止め部を構成していることになって、シール剤4をサイドフロアパネル2に形成したロケート孔2d側へはみ出すことを防止することができる。この結果、サイドフロアパネル2のロケート孔2dを塞ぐためにグロメットを嵌着する際に、決して、はみ出したシール剤4が当該グロメットの嵌着動作の妨げとはならず、グロメットのシール機能を確実に働かせることができる。
【0026】
また、上記実施例1は、ロケート孔2dに突出延在部2eが存することによって、サイドフロアパネル2の剛性或いは強度を高めることができる。
【0027】
図4及び図5は、本発明を採用した実施例2及び3を示している。先ず、図4に記載した実施例2は、フロントフロアパネル3側に、サイドフロアパネル2のロケート孔2dに対向連通するロケート下孔3dを形成して、ロケート下孔3dに突出延在部2eを遊嵌して構成した点、実施例1の構成と相違している。
【0028】
かかる実施例2においては、上記実施例1と同様に、サイドフロアパネル2におけるフロントフロアパネル3との接合部であるサイドフロアパネル側接合部2cに形成したロケート孔2dを、フロントフロアパネル側接合部3b方向にバーリング加工することにより突出延在させて突出延在部2eを形成したことから、かかる突出延在部2eがフロントフロアパネル側接合部3bの接合面端部3eよりはみ出したシール剤4を堰止めるシール剤堰止め部を構成していることになって、シール剤4をサイドフロアパネル2に形成したロケート孔2d側へはみ出すことを防止することができる。この結果、サイドフロアパネル2のロケート孔2dを塞ぐためにグロメットを嵌着する際に、決して、シール剤4が当該グロメットの嵌着動作の妨げとはならず、グロメットのシール機能が確実に発揮することになる。また、シール剤4のロケート孔2dへのはみ出しを防止することができることから、実施例2においては、ロケート孔3dは、大径に形成するなどの対策を必要とせず、サイドフロアパネル2の剛性或いは強度に影響を及ぼすことがないばかりでなく、むしろ、ロケート孔2dに突出延在部2eが存することによって、サイドフロアパネル2の剛性或いは強度を高めることができる。
【0029】
更に、実施例2においては、サイドフロアパネル2及びフロントフロアパネル3のロケート孔2d及びロケート下孔3d同士が連通しているとしても、フロントフロアパネル3側のロケート下孔3dにはみ出したシール剤4を突出延在部2eがシール剤堰止め部となって、サイドフロアパネル側ロケートピン5b側に付着するのを防止できることになる。
【0030】
また、図5に示す実施例3は、図4に示す実施例2の変形例であり、サイドフロアパネル2にサイドフロアパネル側折曲部2fが形成されている場合に、かかるサイドフロアパネル側折曲部2fに対向してフロントフロアパネル3に、フロントフロアパネル側折曲部3fを形成した点が構成上相違している。かかるフロントフロアパネル側折曲部3fは、サイドフロアパネル2とフロントフロアパネル3における接合部2b、3b間からのはみ出したシール剤4を外部にはみ出すのを防止するはみ出しシール剤受け部としての機能を発揮するものである。
【0031】
上記いずれの実施例においても、本発明を自動車のフロアパネルに適用するようにしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えばフード、ルーフ或いはドアパネルなどの自動車の車体構造に広く適用できるものである。
【産業上の利用可能性】
【0032】
以上説明したこの発明は、一方のパネル部材及び他方のパネル部材の接合に当たってたとえシール剤からシール剤がロケート孔方向にはみ出したとしても、当該はみ出したシール剤がロケート孔側にはみ出さないようにして、両パネル部材の接合作業の効率化を図るとともに、パネル部材の強度及び剛性を向上させるようになしたことから、例えばフロアパネルが2つのパネル部材をシール剤からなるシール剤を介して接合することにより構成される自動車の車体構造等に好適であるといえる。
【符号の説明】
【0033】
1 フロアパネル
2 サイドフロアパネル(一方のパネル部材)
2c サイドフロアパネル側接合部(接合部)
2d ロケート孔
2e 突出延在部
3 フロントフロアパネル(他方のパネル部材)
3b フロントフロアパネル側接合部(接合部)
3e 接合面端部
4 シール剤



【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方のパネル部材と他方のパネル部材とをシール剤によって形成されたシール剤を介在させて接合することにより構成する自動車の車体構造であって、前記一方のパネル部材における前記他方のパネル部材との接合部に形成したロケート孔を、前記他方のパネル部材方向にバーリング加工により突出延在させて突出延在部を形成して、該突出延在部を、前記接合部の接合面端部よりはみ出したシール剤を堰止めるシール剤堰止め部として構成したことを特徴とする自動車の車体構造。
【請求項2】
前記両パネル部材の接合部において、前記他方のパネル部材に前記一方のパネル部材に設けた前記ロケート孔と連通するロケート孔を形成し、かかる他方のパネル部材側のロケート孔に前記突出延在部を嵌合したことを特徴とする請求項1に記載した自動車の車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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