説明

航空機の機体構造用積層複合材料及び航空機の機体構造

【課題】耐雷性や、静電気拡散性が良好な航空機の機体構造用積層複合材料及び航空機の機体構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る一の積層複合材料10は、第1の繊維強化樹脂複合材料層(例:CFRP層)11と、この層11の一方の面に形成された導電層(例:金属箔)13と、他方の面に形成された絶縁層(例:GFRP層)14と、この絶縁層の層11に接する面と反対側の面に形成された第2の繊維強化樹脂複合材料層(例:CFRP層)12と、が積層されてなる。他の積層複合材料30は、繊維強化樹脂複合材料層(例:CFRP層)31と、この層31の一方の面に形成された絶縁層(例:GFRP層)32と、この絶縁層の層31に接する面と反対側の面に形成された導電層(例:金属箔)33と、層31の他方の面に形成された高抵抗導電層(例:カーボン混入プライマー)34とが積層されてなる。導電層13や導電層33が機体外面に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機の機体構造用積層複合材料及び航空機の機体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、航空機の機体構造はアルミ合金製が一般的であったが、機体軽量化・メンテナンス低減等の要請により、炭素繊維を強化繊維とする繊維強化樹脂複合材料(CFRP)を主とした構造に置き換わりつつある。
【0003】
CFRPを主要材料とする機体構造としては図3に示す構造が一般的である。
図3に示す積層複合材料50は、CFRP層51と、CFRP層51の一表面上に形成された導電層52と、その反対面に塗布された絶縁性のプライマー層53とからなる。導電層52が機体外面に配置され、被雷した雷電流を拡散することにより、局所的集中による熱破壊やスパークの発生を防止する耐雷層として機能する。スパークは発火の原因ともなり得るのでこれを防がなければならない。導電層52は金属箔等で構成される。積層複合材料50と他の部材との接合には金属ファスナ54が用いられる。
特許文献1,2記載の構造にあっては、プライマーの塗布エリアと、非塗布エリアとを設ける。
特許文献3記載の構造にあっては、内側に絶縁性の内膜を有する金属製の燃料タンク内に導電性の立体格子を設置し、この立体格子と燃料タンクとを電気的に接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開2008/0308678号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開2009/0102486号明細書
【特許文献3】特開平7−257493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、以上の従来技術にあってもさらに次のような問題があった。
図3に示した従来の機体構造においては、被雷時に雷電流が積層複合材料50を突き抜けて機体内部に侵入する可能性が否定できない。
また、図3(b)に示すようにプライマー層53の表面に静電気が蓄積すると、沿面放電が発生して発火の原因となり得る。プライマー層53への静電気の蓄積は、プライマー層53に接する燃料の揺動によって生じる。すなわち、図4(a)に示すように燃料貯留空間の内面をプライマー層53の表面で構成する場合、プライマー層53に接する燃料55が揺動してプライマー層53と燃料55とが逆極性に帯電し、プライマー層53の表面に静電気が蓄積される。
さらに図4(b)に示すように、被雷時に導電層52やCFRP層51を流れる雷電流により、絶縁性であるプライマー層53を介して反対側に配置される導電性部材、例えば、燃料計56等の金属部品に誘導電流が発生し、この誘導電流によりスパークが発生するおそれがある。
以上のような、静電気や誘導電流によって燃料貯留空間で放電が発生すれば、燃料が発火するおそれが高い。
特許文献1,2に記載されているようにプライマー層53への静電気の蓄積を、図5に示すようにプライマーの塗布エリア53aと、非塗布エリア53bとを設けることで防止する技術もある。
しかし、雷電流がCFRP層51を突き抜けて非塗布エリア53bでスパークする可能性が否定できないとともに、プライマーの塗り分けのために塗装手数が増大する。
特許文献3には、内側に絶縁性の内膜を有する金属製の燃料タンク内に導電性の立体格子を設置し、この立体格子と燃料タンクとを電気的に接続することにより、静電気による発火を防止した技術が記載されている。特許文献3記載の技術では、立体格子の製作、設置が必要となる。
【0006】
また、金属ファスナ54は、雷電流が集中しやすく、機体内部への雷電流の侵入経路となり、CFRPとの接触による電食がある点で好ましくない。金属ファスナからの雷電流の侵入を防ぐため、金属ファスナを絶縁体のキャップで覆ってシールすることも行われるが、キャップ脱落のおそれがあり、また製造コストも上がる。加えて、CFRPと金属ファスナとの間にわずかな隙間が生じるとその隙間でスパークが発生するため、CFRPと金属ファスナとの密着性を上げる必要があり、ファスナの寸法精度、組立精度ともに厳しいものとなる。
【0007】
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、耐雷性や、静電気拡散性が良好な航空機の機体構造用積層複合材料及び航空機の機体構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、導電性材料が複合された第1の繊維強化樹脂複合材料層と、
前記第1の繊維強化樹脂複合材料層の一方の面に形成された導電層と、
前記第1の繊維強化樹脂複合材料層の前記一方の面と逆側となる他方の面に形成された絶縁層と、
前記絶縁層の前記第1の繊維強化樹脂複合材料層に接する面と反対側の面に形成され、導電性材料が複合された第2の繊維強化樹脂複合材料層と、が積層されてなる航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0009】
請求項2記載の発明は、前記第1の繊維強化樹脂複合材料層及び前記第2の繊維強化樹脂複合材料層は、強化繊維である炭素繊維を前記導電性材料とする請求項1に記載の航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0010】
請求項3記載の発明は、導電性材料が複合された繊維強化樹脂複合材料層と、
前記繊維強化樹脂複合材料層の一方の面に形成された絶縁層と、
前記絶縁層の前記繊維強化樹脂複合材料層に接する面と反対側の面に形成された導電層と、が積層されてなる航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0011】
請求項4記載の発明は、前記繊維強化樹脂複合材料層の前記一方の面と逆側となる他方の面に高抵抗導電層が積層されてなる請求項3に記載の航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0012】
請求項5記載の発明は、前記繊維強化樹脂複合材料層は、強化繊維である炭素繊維を前記導電性材料とする請求項3又は請求項4に記載の航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0013】
請求項6記載の発明は、前記高抵抗導電層はカーボンナノチューブが混入されたプライマーからなる請求項4に記載の航空機の機体構造用積層複合材料である。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載の航空機の機体構造用積層複合材料を備え、前記導電層が機体外面に配置されてなる航空機の機体構造である。
【0015】
請求項8記載の発明は、前記機体構造用積層複合材料の機体内側に配置される表面が燃料貯留空間の内面を形成する請求項7に記載の航空機の機体構造である。
【0016】
請求項9記載の発明は、前記機体構造用積層複合材料と他の部材との締結に絶縁体ファスナが適用されてなる請求項7又は請求項8に記載の航空機の機体構造である。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、機体外面に適用される導電層によって被雷時に雷電流を拡散し、雷電流の集中を防ぐとともに、絶縁層によって雷電流が突き抜けて機体内部に侵入することを防ぐことができ耐雷性が向上するという効果がある。
また、内面側に発生する静電気の電荷を、導電性材料が複合された繊維強化樹脂複合材料層や、高抵抗導電層に導電させて逃がし、機体内面に静電気が蓄積されることを防ぐことができ静電気拡散性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1実施形態に係る航空機の機体構造を示す断面模式図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る航空機の機体構造用積層複合材料を示す積層状態斜視図(a)及び断面図(b)である。
【図3】従来の一般的なCFRPを主要材料とする機体構造の断面図である。
【図4】CFRPを主要材料として燃料貯留空間を構成した場合の機体構造の断面図である。
【図5】プライマーを塗り分けしたCFRPを主要材料とする機体構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0020】
〔第1実施形態〕
まず、本発明の第1実施形態につき、図1を参照して説明する。
図1に示すように本実施形態の航空機の機体構造は、積層複合材料10を備えて構成される。
積層複合材料10は、炭素繊維を強化繊維とする繊維強化樹脂複合材料層(CFRP層)11、12を、構造強度を担う主要部分とする。CFRP層11,12は強化繊維である炭素繊維が導電性材料であるため電気を通すが、樹脂と複合しているのでその抵抗値が各局所で異なった不均質抵抗材質である。
【0021】
また、積層複合材料10は第1のCFRP層11の一方の面に形成された導電層13を有する。
導電層13は積層複合材料10の一表面を形成する。導電層13は金属材料により導電性に構成されたものである。例えば、導電層13としてメタルホイル、メタルメッシュ、メタルコートされた炭素繊維等の形態で実施する。金属材料としては銅、アルミニウム等を適用する。
【0022】
また、積層複合材料10は第1のCFRP層11の前記一方の面と逆側となる他方の面に形成された絶縁層14を有する。第2のCFRP層12は、絶縁層14の第1のCFRP層11に接する面と反対側の面に形成される。第2のCFRP層11は、導電層13と逆側の一表面を形成する。
絶縁層14は、第1のCFRP層11と第2のCFRP層12との間に介在し、第1のCFRP層11と第2のCFRP層12とを電気的に絶縁する。絶縁層14は、例えばガラス繊維強化樹脂複合材料により構成される。
【0023】
図1に示すように、導電層13が機体外面に配置され、従って第2のCFRP層12が機体内面に配置されて本航空機の機体構造は構成される。
機体が被雷した時は、その雷電流は導電層13及び第1のCFRP層11を流れる。比較的大きな被雷電流を問題なく流すために、第1のCFRP層11及び導電層13からなる外側耐雷層は、積層複合材料10の全板厚の80〜99%の層厚で設計され、そのうち第1のCFRP層11が大部分を占める。また、導電層13は表面抵抗率が1×105〔Ω/□〕未満の導電性に設計される。抵抗率の計測方法は、ASTM D257に従う(以下同じ。)。
【0024】
第2のCFRP層12は、機体内側に発生する静電気を導電させて逃がすための内側防帯電層である。第2のCFRP層12は、比較的ゆっくり蓄積される静電気を流すとともに、外側の雷電流による電磁界発生を抑制するために表面抵抗率が1×105〔Ω/□〕未満の導電性に設計される。第2のCFRP層12は、積層複合材料10の全板厚の20〜1%の層厚で設計される。
絶縁層14は、表面抵抗率が1×1012〔Ω/□〕以上の絶縁性に設計される。
【0025】
図1に示すように、積層複合材料10と機体内部の構造部材20とが絶縁体ファスナ21で締結されて機体構造が構成され、燃料55の貯留空間が構成される。絶縁体ファスナ21は、セラミック、シリコン合金等の絶縁性材料で構成される。
第2のCFRP層12が燃料貯留空間の内面を形成する。構造部材20もCFRPで構成される。絶縁体ファスナ21の内端は燃料55の貯留空間に露出している。積層複合材料10と構造部材20との接合部分に燃料を封止するためのシーラント22が配置されている。燃料55をエンジンに供給するための燃料配管23が構造部材20を貫通して設けられている。第2のCFRP層12には導電体アタッチメント24が接合している。導電体アタッチメント24は、第2のCFRP層12に生じた静電気を集めるためのものである。導電体アタッチメント24と燃料配管23とが電気導線により接続される。
また、第1のCFRP層11が、電気導線を介して接地される。本航空機のカレントリターンネットワークが接地点とされる。導電体アタッチメント24及び燃料配管23は、高抵抗25を介して接地される。
【0026】
導電体アタッチメント24の第2のCFRP層12への接合は、絶縁体ファスナを用いて行ってもよい。絶縁体ファスナを用いない方法としては、積層複合材料10の成形時に第2のCFRP層12に導電体アタッチメント24を当てて置き、硬化していく成形樹脂によって第2のCFRP層12に接合する方法や、積層複合材料10の成形後において接着する方法が適用できる。なお、積層複合材料10と構造部材20との接合についても、同様に絶縁体ファスナを用いない方法を採ってもよい。
【0027】
以上のように本航空機の機体構造が構成されるので、図1に示すように被雷時の雷電流
は、導電層13によって拡散されるとともに、導電層13及び第1のCFRP層11を導電してカレントリターンネットワークに逃がされる。絶縁層14によって雷電流が突き抜けて機体内部に侵入することが防がれる。また、絶縁体ファスナ21を介して雷電流が機体内部に侵入することがない。さらに、導電層13及び第1のCFRP層11を通る雷電流が絶縁体ファスナ21に集中することも無い。
また、導電層13及び第1のCFRP層11を流れる雷電流によって絶縁層14の内側で生じる誘導電流を第2のCFRP層12で流し、機体内部への電磁的影響を遮蔽することができる(電磁シールド効果)。
本航空機の機体構造は、以上のような耐雷機能を有している。
【0028】
一方、燃料55の揺動によって生じた静電気(図1において負電荷)を、第2のCFRP層12から導電体アタッチメント24に集める一方、燃料55に生じた逆極性の静電気(図1において正電荷)を燃料配管23を介して集めて、この両者を再結合さて静電気を減少させることができる。
以上により本航空機の機体構造は、雷及び静電気による被害を防止する。
なお、第2のCFRP層12の部分、すなわち、内側防帯電層をCFRP又は他の材料により表面抵抗率が1×105〔Ω/□〕以上1×1012〔Ω/□〕未満の静電気拡散性を有した材質で構成してもよい。この場合、帯電電荷を流すことはできるが電磁シールド効果を発揮しなくなる。
【0029】
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態につき、図2を参照して説明する。
図2に示す本実施形態の航空機の機体構造用積層複合材料30は、炭素繊維を強化繊維とする繊維強化樹脂複合材料層(CFRP層)31を、構造強度を担う主要部分とする。
また、積層複合材料30はCFRP層31の一方の面に形成された絶縁層32を有する。
また、積層複合材料30は絶縁層32のCFRP層31に接する面と反対側の面に形成された導電層33を有する。
さらに、積層複合材料30はCFRP層31の前記一方の面と逆側となる他方の面に形成された高抵抗導電層34を有する。
CFRP層31を上記第1実施形態のCFRP層11と同様の材質とする。絶縁層32を上記第1実施形態の絶縁層14と同様の材質とする。導電層33は上記第1実施形態の導電層13と同様の材質とする。
高抵抗導電層34は、カーボンナノチューブが混入されたプライマーであり、CFRP層31に塗布されて形成される。
【0030】
本積層複合材料30を用いて航空機の機体構造を構成する場合は、導電層33を機体外面に配置し、高抵抗導電層34を機体内面に配置し、導電層33を接地する。
導電層33を上記第1実施形態の導電層13と同様に耐雷層として機能させ、絶縁層32を、上記第1実施形態の絶縁層14と同様に、雷電流が突き抜けて機体内部に侵入することを防ぐ防護層として機能させる。
高抵抗導電層34を、上記第1実施形態の第2のCFRP層12と同様に、機体内側の静電気を逃がす内側防帯電層、及び電磁シールド層として機能させる。
図2(b)に示しように、被雷時に雷電流が導電層33を流れても、絶縁層32を介した逆側での誘導電流は高抵抗導電層34で導電し、機体内部への電磁的影響及びCFRP層31での高電界の発生を軽減することができる。
以上により航空機の機体構造への雷及び静電気による被害を防止する。
【符号の説明】
【0031】
10 航空機の機体構造用積層複合材料
11 第1のCFRP層
12 第2のCFRP層
13 導電層
14 絶縁層
30 航空機の機体構造用積層複合材料
31 CFRP層
32 絶縁層
33 導電層
34 高抵抗導電層
55 燃料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電性材料が複合された第1の繊維強化樹脂複合材料層と、
前記第1の繊維強化樹脂複合材料層の一方の面に形成された導電層と、
前記第1の繊維強化樹脂複合材料層の前記一方の面と逆側となる他方の面に形成された絶縁層と、
前記絶縁層の前記第1の繊維強化樹脂複合材料層に接する面と反対側の面に形成され、導電性材料が複合された第2の繊維強化樹脂複合材料層と、が積層されてなる航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項2】
前記第1の繊維強化樹脂複合材料層及び前記第2の繊維強化樹脂複合材料層は、強化繊維である炭素繊維を前記導電性材料とする請求項1に記載の航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項3】
導電性材料が複合された繊維強化樹脂複合材料層と、
前記繊維強化樹脂複合材料層の一方の面に形成された絶縁層と、
前記絶縁層の前記繊維強化樹脂複合材料層に接する面と反対側の面に形成された導電層と、が積層されてなる航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項4】
前記繊維強化樹脂複合材料層の前記一方の面と逆側となる他方の面に高抵抗導電層が積層されてなる請求項3に記載の航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項5】
前記繊維強化樹脂複合材料層は、強化繊維である炭素繊維を前記導電性材料とする請求項3又は請求項4に記載の航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項6】
前記高抵抗導電層はカーボンナノチューブが混入されたプライマーからなる請求項4に記載の航空機の機体構造用積層複合材料。
【請求項7】
請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載の航空機の機体構造用積層複合材料を備え、前記導電層が機体外面に配置されてなる航空機の機体構造。
【請求項8】
前記機体構造用積層複合材料の機体内側に配置される表面が燃料貯留空間の内面を形成する請求項7に記載の航空機の機体構造。
【請求項9】
前記機体構造用積層複合材料と他の部材との締結に絶縁体ファスナが適用されてなる請求項7又は請求項8に記載の航空機の機体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−6528(P2012−6528A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145768(P2010−145768)
【出願日】平成22年6月28日(2010.6.28)
【出願人】(000005348)富士重工業株式会社 (3,010)
【Fターム(参考)】