説明

荷物預かりシステム

【課題】
顧客が所有する任意の物品に表示されたバーコードを引換券として使用でき、荷物の引き渡しミスがない荷物預かりシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の荷物預かりシステム1は、顧客が所有する任意の物品に表示されたバーコードである顧客バーコード2と、顧客バーコード2を読み取る読取手段3と、読取手段3で読み取った顧客バーコード2に対応したバーコードである預かりバーコード24を表示した預かりラベル6を発行するラベル発行手段5と、を有し、前記読取手段3で顧客バーコード2を読み取り後に、前記ラベル発行手段5で前記預かりバーコード24を表示した預かりラベル6を発行し、この預かりラベルを顧客の荷物に貼り付け荷物を預かる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホテルや劇場のクローク又は小売店等で手荷物や代金支払済み商品等を預かるシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ホテルや劇場又は小売店、レンタルショップ、レストラン等で顧客の手荷物や代金支払済み商品等の荷物を預かる荷物預かり所があった。
この荷物預かり所の荷物預かり方法として、顧客が荷物を預ける時は、荷物に番号札を取り付け、顧客に番号札に対応した引換券を渡していた。また、顧客が荷物を引き取りに来た時は、顧客から引換券を受け取り、この引換券と荷物に取り付けられた番号札を目視で照合し、引換券に対応した番号札が取り付けられた荷物を顧客に引き渡していた。
また、別の荷物預かり方法として、顧客が荷物を預ける時に、顧客に顧客の氏名、電話番号等の個人情報を記載する項目と、引換券としての控えと、を有する預かり伝票を記載させ、この預かり伝票を荷物に取り付け、控えを荷物の引換券として顧客に渡していた。また、顧客が荷物を引き取りに来た時に、預かり所は、預かり伝票と引換券を目視で照合し、顧客に荷物を引き渡していた。
【0003】
しかしながら、従来の荷物預かり方法は、顧客は荷物預かり所に荷物を預けている時に、荷物の引き渡し時まで荷物預かり所から渡される引換券を所持し続ける手間がかかった。
また、顧客が荷物預かり所に荷物を引き取りに来た時に、引換券と番号札(控えと預かり伝票)を目視確認して照合するため、顧客に荷物の引き渡しミスを発生するという問題があった。
また、使い捨てでない番号札と引換券を使用する場合、荷物預かり所は、番号札及び引換券を対応させて管理し続ける手間がかかった。
また、預かり伝票を使用する場合、顧客又は荷物預かり所が預かり伝票を記載する手間がかかった。
また、預かり伝票(及び控え)には顧客の氏名、電話番号等の個人情報を記載するため、預かり伝票から個人情報が流出する可能性があり、廃棄等の預かり伝票の管理に手間が掛かった。
【0004】
【特許文献1】特開2006−350785
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであって、荷物の引き渡し時まで荷物預かり所から渡される引換券を所持し続ける手間がかからず、荷物の引き渡しミスがなく、番号札及び引換券の管理をする必要がなく、預かり伝票を記載する手間がかからず、個人情報流出の恐れがない荷物預かりシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に掛かる荷物預かりシステムは、顧客が所有する任意の物品に表示されたバーコードである顧客バーコードと、顧客バーコードを読み取る読取手段と、読取手段で読み取った顧客バーコードに対応したバーコードである預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行するラベル発行手段と、を有し、読取手段で顧客バーコードを読み取り後に、前記ラベル発行手段で預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行し、この預かりラベルを顧客の荷物に貼り付け荷物を預かることを特徴とする。
また、荷物預かりシステムは、読取手段から送信される顧客バーコードの情報を受信し、受信後に顧客バーコードの情報を記憶し、預かりラベルに発行する情報である顧客情報をラベル発行手段に送信するホストコンピューターを有することができる。
また、荷物預かりシステムは、荷物の引渡し時に、読取装置で顧客バーコードと預かりバーコードを読み取って照合することができる。
また、読取手段は、顧客バーコードと顧客バーコードを読み取った日時をホストコンピューターに送信することができる。
また、ホストコンピューターは、顧客バーコードと同一の情報を預かりバーコードの情報としてラベル発行手段に送信し、ラベル発行手段は顧客バーコードと同一の情報の預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行することができる。
また、顧客情報は、預かりバーコードと、顧客バーコードを読み取った日時と、荷物番号と、を有することができる。
また、ホストコンピューターは、読取手段から顧客バーコードの情報を受信後に記憶し、顧客バーコードの情報を暗号化する暗号化手段を有することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る荷物預かりシステムは、顧客が所有する任意の物品に表示された顧客バーコードを引換券代わりに使用できるため、荷物預かり所から渡される引換券を顧客が荷物を引き取りに行くまで所持し続けるという手間が掛かない。
また、顧客バーコードと荷物に貼り付けられた預かりラベルの預かりバーコードを照合するため荷物の引き渡しミスがない。
また、引換券として顧客が所有する任意の物品に表示されたバーコードを使用し、荷物に付ける番号札としてラベルを使用するため、引換券及び番号札を対応させて管理する必要がない。
また、顧客バーコードを読取装置で読み取るだけで、荷物預かりの処理が終了するため、預かり伝票を記載する手間がかからない。
また、読取装置で読み取った顧客バーコードを暗号化して預かりラベルに預かりバーコードとして表示するため、個人情報流出の恐れがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明に係る荷物預かりシステムの実施の形態を図1ないし図6に基づき説明する。
【0009】
図1は、荷物預かりシステムのシステム構成図である。図2は読取装置の概略図である。図3は、ホストコンピューターに記憶したテーブルデーター図である。図4は、預かりラベルの表面図である。図5は、荷物預かりシステムの荷物預かり処理の動作を示すフローチャート図である。図6は、荷物預かりシステムの荷物引渡し処理の動作を示すフローチャート図である。
【0010】
図1に示すように、荷物預かりシステム1は、顧客バーコード2と、読取装置3と、ホストコンピューター4と、ラベル発行装置5と、預かりラベル6と、荷物7と、から構成される。
【0011】
顧客バーコード2は、顧客が荷物預かり所に預けた荷物7を引き取りに来た時に荷物7の引換券となるものであって、荷物7を預ける顧客が所有する任意の物品8に表示されたバーコードである。この顧客バーコード2を表示している物品8は、裏面にバーコードを表示したカードやバーコードが表示された消しゴム及び鉛筆等の文具であっても良く、読取装置3で読み取りできるバーコードが表示してある物品8であれば何でも良い。
また、顧客バーコード2は2次元コードであっても良い。
【0012】
図2に示すように読取装置3は、荷物預かり所に設置されたバーコードスキャナであって、バーコード(顧客バーコード2及び預かりバーコード24)を読み取りする読取部10と、読み取った情報及び操作の情報を表示する表示部11と、各種の操作を行う操作部12と、ホストコンピューターと通信する通信部と、を有し、操作部12を操作することによって、顧客から荷物7を預かる時の荷物預かり処理と、顧客へ荷物7を返却する時の荷物引渡し処理と、を切り替えて使用する。
表示部11は、液晶ディスプレイであって、荷物預かり処理と荷物引渡し処理の選択画面と、顧客が荷物7を引き取りに来た時に顧客バーコード2を読み取ると、顧客の荷物7に貼り付けされた預かりラベル6の後述する荷物番号17と、を表示する。
操作部12は、読取装置3の各種操作が行えるキーボード又はタッチパネルである。
荷物預かり処理は、顧客から荷物7を預かる時に顧客が所有する任意の物品8に表示された顧客バーコード2を読み取り、その読み取った顧客バーコード2の情報及び顧客バーコード2を読み取った日時16(西暦、日にち、時間)をホストコンピューター4に送信する処理である。
荷物引渡し処理は、顧客へ荷物7を引き渡す時に顧客が荷物7の引換券として使用する物品8に表示された顧客バーコード2を読み取り、その読み取った顧客バーコード2に対応する後述する荷物番号17を表示部11に表示すると共に、顧客バーコード2を記憶し、荷物7に貼り付けした預かりラベル6に表示された後述する預かりバーコード24と照合する処理である。
また、読取装置3は、バーコード及び2次元コードを読取可能である。
【0013】
ホストコンピューター4は、読取装置3から送信される情報(顧客バーコード2の情報及び読取装置3が顧客バーコードを読み取った日時16)を受信し、図3に示すテーブルデーター15に顧客バーコード2及び日時16として記憶し、読取装置3から受信した情報に荷物番号17を付与した顧客情報18をラベル発行装置5に送信するものであって、読取装置3から送信される顧客バーコード2を暗号化する暗号化手段を有する。
暗号化手段は、読取装置3から送信される顧客バーコード2の情報と対応させ顧客バーコード2とは別のバーコードに変換するものであって、図3のテーブルデーター15の暗号化情報19に示すように、顧客バーコード2の情報が0123456789であったとすると、ラベル発行装置5に送信する情報は9999999999というように顧客バーコード2に対応させた別のバーコード(後述する預かりバーコード24)としてラベル発行装置5に送信する。顧客バーコード2を預かりラベル6に預かりバーコード24として表示する際に暗号化することによって、顧客バーコード2に個人情報が含まれていても預かりバーコード24から個人情報が流出することがない。
なお、暗号化手段をキャンセルして顧客バーコード2の情報と同一の情報をラベル発行装置5に送信しても良い。
荷物番号17は、荷物預かり所が付番した預かり番号である。
【0014】
ラベル発行装置5は、ホストコンピューター4から送信された顧客情報18(預かりバーコード、荷物番号、日時)を表示した預かりラベル6を発行するラベルプリンタであって、ラベルを供給するラベル供給部と、ラベルを搬送するラベル搬送部と、ラベルに印字するラベル印字部と、ホストコンピューターからの情報を受信する受信部と、を有する。
なお、暗号化情報19を預かりバーコード24の情報とする。
【0015】
図4に示すように、預かりラベル6は、ラベル発行装置5によって印字する表示面23と、裏面に粘着剤が塗布された粘着剤層と、を有する。この預かりラベル6は、顧客の荷物7に貼り付け、顧客バーコード2に対応した番号札になるものであって、ラベル発行装置5によって表示面23に荷物番号17と、預かり日時16と、預かりバーコード24を印字する。
預かりバーコード24は、預かりラベル6に表示された顧客バーコード2と対応したバーコードであって、前述したホストコンピューター4によって暗号化した場合は、顧客バーコード2とは違った情報になり、ホストコンピューター4のテーブルデーター15で対応する顧客バーコード2を確認する。また、預かりバーコード24を暗号化しない場合は、顧客バーコード2と同一の情報である。
【0016】
図5のフローチャート図に基づいて荷物預かりシステム1の荷物預かり処理の動作について説明する。
【0017】
STEP1は、読取装置3の操作部12で荷物預かり処理を選択する。
STEP2は、荷物預かり所で顧客が所持している物品7に表示された顧客バーコード2を読取装置3で読取る。
STEP3は、読取った顧客バーコード2の情報及び読取装置3に顧客バーコード2を読み取った日時16をホストコンピューター4に送信する。
STEP4は、ホストコンピューター4はSTEP3で読取装置3から送信された情報(顧客バーコード2、日時16)を受信する。
STEP5は、ホストコンピューター4は、顧客バーコード2の情報を暗号化手段によって暗号化した預かりバーコード24を生成する。
STEP6は、STEP5で生成した預かりバーコード24及び顧客バーコード2を読取装置3で読取った日時16及び荷物番号17の情報である顧客情報18をラベル発行装置5に送信する。
STEP7は、ラベル発行装置5はSTEP6でホストコンピューター4から送信された顧客情報18を受信する。
STEP8は、ラベル発行装置5は顧客情報18を表示した預かりラベル6を発行する。
STEP9は、STEP8で発行された預かりラベル6を顧客の荷物7に貼り付けして、荷物7を荷物預かり所の荷物置き場に置く。
【0018】
図6のフローチャート図に基づいて荷物預かりシステム1の荷物引渡し処理の動作について説明する。
STEP10は、読取装置3の操作部12で荷物引渡し処理を選択する。
STEP11は、顧客から顧客バーコード2が表示された物品8を拝借し、読取装置3で顧客バーコード2を読み取りする。
STEP12は、読取装置3の表示部11に荷物番号17が表示される。この荷物番号17の表示について、読取装置3で顧客バーコード2を読み取った時に、読取装置3に対応する荷物番号17を記憶しておいても良く、また、荷物引渡し処理を選択し、顧客バーコード2を読取装置3で読み取ると、読取装置3の通信部でホストコンピューター4に記憶されたテーブルデーター15(顧客情報18)から荷物番号17を呼び出す処理にしてもよい。
STEP13は、荷物預かり所の作業者は、複数の荷物7のある荷物置き場から読取装置3の表示部11に表示された荷物番号17に一致する荷物番号17が表示された預かりラベル6が貼り付けられている荷物7を目視にて探し、探し当てたら預かりラベル6の預かりバーコード24を読み取りする。
STEP14は、読取装置3(又はホストコンピューター4)はSTEP11で読み取った顧客バーコード2とSTEP13で読み取った預かりバーコード24を照合する。照合が一致していればSTEP16に移行する。照合が一致していなかったときはSTEP15に移行する。
STEP15は、顧客バーコード2と預かりバーコード24の照合が一致しておらず、STEP13で探した荷物に間違いがあるため、荷物預かり所の作業者は、再度荷物置き場から顧客バーコード2に対応する荷物7を探す。
STEP16は、顧客バーコード2と預かりバーコード24の照合が一致したため、その預かりラベル6の荷物7を顧客に引き渡す。
また、読取装置3またはホストコンピューター4の操作によって、荷物引き渡し後に顧客バーコード2、預かりバーコード24、荷物番号17、日時16の情報を読取装置3やホストコンピューター4に記憶されたテーブルデーター15(顧客情報18)から削除しても良い。このようにすることによって顧客の情報を完全に削除することができる。
【0019】
上述した構成によって本発明の荷物預かりシステムは、顧客の所有する物品に表示された顧客バーコードを荷物の引換券として使用することによって荷物の引き渡し時まで引換券を所持し続ける手間がかからず、顧客バーコードと預かりバーコードを照合することによって荷物の引き渡しミスがなく、顧客所有の物品及びラベルの使用によって番号札及び引換券の管理をする必要がなく、読取装置によって顧客バーコードを読み取り預かりラベルを発行するため預かり伝票を記載する手間がかからず、顧客バーコードを暗号化した預かりバーコードを預かりラベルに表示するため個人情報流出の恐れがない。
【0020】
なお、本発明が上記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更可能である。また、上記構成要件の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】荷物預かりシステム1のシステム構成図である。
【図2】読取装置の概略図である。
【図3】ホストコンピューターに記憶したテーブルデーター図である。
【図4】預かりラベルの表面図である。
【図5】荷物預かりシステムの荷物預かり処理の動作を示すフローチャート図である。
【図6】荷物預かりシステムの荷物引渡し処理の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
【0022】
1 荷物預かりシステム
2 顧客バーコード
3 読取装置
4 ホストコンピューター
5 ラベル発行装置
7 荷物
8 物品
10 読取部
11 表示部
12 操作部
15 テーブルデーター
16 日時
17 荷物番号
18 顧客情報
19 暗号化情報
23 表示面
24 預かりバーコード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物を預かる荷物預かりシステムであって、
顧客が所有する任意の物品に表示されたバーコードである顧客バーコードと、
前記顧客バーコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取った前記顧客バーコードに対応したバーコードである預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行するラベル発行手段と、を有し、
前記読取手段で顧客バーコードを読み取り後に、前記ラベル発行手段で前記預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行し、この預かりラベルを顧客の荷物に貼り付け荷物を預かることを特徴とする荷物預かりシステム。
【請求項2】
前記荷物預かりシステムは、読取手段から送信される顧客バーコードの情報を受信し、受信後に顧客バーコードの情報を記憶し、預かりラベルに発行する情報である顧客情報をラベル発行手段に送信するホストコンピューターを有することを特徴とする請求項1記載の荷物預かりシステム。
【請求項3】
前記荷物預かりシステムは、荷物の引渡し時に、前記読取装置で顧客バーコードと預かりバーコードを読み取って照合することを特徴とする請求項1、請求項2記載の荷物預かりシステム。
【請求項4】
前記読取手段は、前記顧客バーコードと顧客バーコードを読み取った日時をホストコンピューターに送信することを特徴とする請求項2、請求項3記載の荷物預かりシステム。
【請求項5】
前記ホストコンピューターは、顧客バーコードと同一の情報を預かりバーコードの情報としてラベル発行手段に送信し、ラベル発行手段は顧客バーコードと同一の情報の預かりバーコードを表示した預かりラベルを発行することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4記載の荷物預かりシステム。
【請求項6】
前記顧客情報は、預かりバーコードと、顧客バーコードを読み取った日時と、荷物番号と、を有することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4、請求項5記載の荷物預かりシステム。
【請求項7】
前記ホストコンピューターは、前記読取手段から顧客バーコードの情報を受信後に記憶し、顧客バーコードの情報を暗号化する暗号化手段を有することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6記載の荷物預かりシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−210349(P2008−210349A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−49069(P2007−49069)
【出願日】平成19年2月28日(2007.2.28)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】