説明

蛍光体分散用ガラス、蛍光体を分散したガラス及びその製造方法

【課題】SiAlONなどの窒化物蛍光体を分散することができ、また蛍光体の失活を防止した蛍光体分散用ガラスを提供する。
【解決手段】ガラス網目を形成する少なくとも1種類の酸化物と、組成比が60mol%以下の二価の酸化物と、アルカリ金属酸化物を含むガラス。ガラス網目を形成する酸化物はTeO2及びB2O3からなるグループから選ばれ、二価の酸化物はZnO及びアルカリ土類金属の酸化物からなるグループから選ばれる。該ガラスを粉砕して窒化物蛍光体とともに二次溶融することにより窒化物蛍光体を分散したガラスの製造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は白色LEDなどに使用するのに適する蛍光体分散用ガラス、蛍光体を分散したガラス及びそのようなガラスの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、白色光源として白色LEDが開発されている。現在、市販されている白色LEDにおいては、青色LEDを光源とし、黄色の蛍光を発するセリウム添加YAG酸化物蛍光体が用いられている。最近では、酸化物蛍光体以外の蛍光体としてより暖かみのあるSiを基本としたSiAlON蛍光体が報告されている(非特許文献1、2)が、これらの蛍光体では、上記のような黄色の蛍光以外に緑、赤などの蛍光も発することから、様々な用途の白色LEDへの応用が期待されている。
【0003】
一般的にLED素子は、直流電流を流してLEDからある波長の光が放出され、その光により蛍光体が励起されて蛍光を発する。この光源の光と蛍光が入り交じって、人間の目には白色光として映る。これらの蛍光体はほとんどの場合樹脂に封止されているため、長期間使用すると水分が樹脂中に侵入しLEDの動作が阻害される、LEDから放出される紫外線または青色光によって樹脂が劣化し光透過特性が低下する等の問題があった。このため、従来の酸化物蛍光体に対しては蛍光体分散ガラスの組成が探索され、使用可能なものが報告されてきた(特許文献1、2)。
【0004】
しかしながら、前述の特許に開示されたガラスでは窒化物蛍光体を分散することは難しく、窒化物蛍光体に適する封止用のガラスはいまだに提案されていない。これは窒化物蛍光体中の希土類イオンのガラスとの反応性が高いために蛍光体の失活が起こり、この問題を克服したガラスを開発することが困難であることによると考えられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、SiAlONなどの窒化物蛍光体を分散することができるとともに蛍光体の失活を防止した蛍光体分散用ガラス、窒化物蛍光体を分散したガラス、更にはそのようなガラスの製造方法を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明では、ガラスと窒化物蛍光体の反応性を制御することによって、窒化物蛍光体を失活させることなく均一に分散することのできる蛍光体分散用ガラス、またこのようなガラスに窒化物蛍光体を分散したガラス、及びこのようなガラスの製造方法を得た。
【0007】
本発明の一側面によれば、ガラス網目を形成する少なくとも1種類の酸化物と、組成比が60mol%以下の二価の酸化物と、アルカリ金属酸化物とを含む窒化物蛍光体分散用ガラスが与えられる。
【0008】
前記ガラス網目を形成する酸化物はTeO及びBからなるグループから選ばれるようにしてよい。
【0009】
前記二価の酸化物はZnO及びアルカリ土類金属の酸化物からなるグループから選ばれるようにしてよい。
【0010】
本発明の他の側面によれば、RO−R’O−B−TeO系ガラスであって、RはLi,Na,Kからなるグループから選ばれる元素であり、ROの組成比は0〜30mol%の範囲であり、R’はCa,Sr,Ba,Znからなるグループから選ばれる元素であり、R’Oの組成比は0〜60mol%の範囲であり、Bの組成比は0〜100mol%の範囲であり、TeOの組成比は0あるいは40〜60mol%の範囲であり、BとTeOの少なくとも何れか一方の組成比は0mol%よりも大きい窒化物蛍光体分散用ガラスが与えられる。
【0011】
本発明の更に他の側面によれば、前記窒化物蛍光体分散用ガラスに窒化物蛍光体を分散したガラスが与えられる。
【0012】
前記窒化物蛍光体はSiAlON蛍光体であってよい。
【0013】
本発明の更に他の側面によれば、ガラス網目を形成する少なくとも1種類の酸化物と、組成比が60mol%以下の二価の酸化物と、アルカリ金属酸化物とを溶融させるステップを含む、窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法が与えられる。
【0014】
本発明の更に他の側面によれば、Li,Na,Kからなるグループから選ばれる元素を酸化物に換算して0〜30mol%と、Ca,Sr,Ba,Znからなるグループから選ばれる元素を酸化物に換算して0〜60mol%と、Bを0〜100mol%と、
TeOを0あるいは40〜60mol%とを含み、BとTeOの少なくとも何れか一方は0mol%よりも多い原料を溶融させるステップを含む窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法が与えられる。
【0015】
前記溶融温度は900℃から1200℃の範囲であってよい。
【0016】
前記溶融の時間は20分以上であってよい。
【0017】
本発明の更に他の側面によれば、前記窒化物蛍光体分散用ガラスを粉砕して窒化物蛍光体とともに二次溶融するステップを含む、窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法が与えられる。
【0018】
前記二次溶融の温度はガラス転移温度Tg以上であってよい。
【0019】
前記窒化物蛍光体分散用ガラスはTeOを含み、前記二次溶融の温度とガラス転移温度Tgとの差が110〜300℃の範囲であってよい。
【0020】
前記二次溶融の時間は20分以上であってよい。
【0021】
前記窒化物蛍光体はSiAlON蛍光体であってよい。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、上記課題を達成した蛍光体分散用ガラス等を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0023】
蛍光体分散ガラスに用いられるガラス(母ガラスとも呼ばれる)としては低融点で加工できることが望ましいため、TeO、Bなどのガラス網目を形成する酸化物を少なくとも1種類用いることが望ましい。しかしながら、これらの酸化物のみではガラスの耐久性が悪かったり、窒化物蛍光体中の希土類イオンやアルカリ土類イオンとの反応性が高かったりするため、本願発明の課題を解決するガラスとしては不適切である。本願発明者は鋭意研究の結果、この問題を解決するには、ガラス網目中に入りガラスの耐久性を高めるZnOやアルカリ土類イオンなどの二価の酸化物を製造された母ガラスにおける組成比が60mol%までの範囲となるように添加すればよいことを見出した。なお、本願において組成比を示す場合、特に明示する場合以外は、全て製造された母ガラスにおける組成比である。
【0024】
他方、窒化物蛍光体は数十μm程度のサイズを有しており、全くガラスと反応しない場合にはガラス融液の密度との違いからガラス表面やガラスの底面に凝集してしまう傾向がある。上述の二成分からなるガラスでは窒化物蛍光体との反応性はほとんどないため、蛍光体が分散しにくいという問題点が顕著になる。この問題に対して、本願発明者は、ガラスの成分にアルカリ金属酸化物を0から30mol%の範囲で添加すれば、SiAlON蛍光体などの窒化物蛍光体の分散性が改善することを見出した(なお、Bが100%の場合には、表1の下から7行目に示すように、アルカリ金属酸化物が0%でもある程度の分散性が得られることが確認できた)。このように分散性が改善されるのは、アルカリ金属酸化物等の低原子価の酸化物を添加することによってガラス中に非架橋酸素が形成され、窒化物蛍光体とわずかにガラスが反応することによって蛍光体の分散性が良くなるためであると考えられる。
【0025】
本発明の蛍光体分散用ガラス、すなわち母ガラスはRO−R’O−B−TeO系ガラスであって、ここで
R:Li,Na,Kであり、酸化物の組成比で表して0〜30mol%、
R’:Ca,Sr,Ba,Znであり、酸化物の組成比で表して0〜60mol%
は0〜100mol%、TeOは0あるいは40〜60mol%(なお、当然ながら、BとTeOの両者が0%となることはない。)
である。上記範囲の組成の場合には、作製されたガラスに窒化物蛍光体を分散させてもこの蛍光体が失活することはない。なお、窒化物蛍光体を分散させたガラスを窒化物蛍光体分散ガラスと呼ぶ。
【0026】
なお、TeOを含むガラスについては、二次溶融の温度とガラス転移温度Tgとの差が110〜300℃の範囲にある場合に蛍光体分散ガラスが作製できる。TeOを含まない場合は二次溶融温度はガラス転移温度Tg以上とすることで、蛍光体分散ガラスが作製できる。
【0027】
以下に、本発明の母ガラス及び蛍光体分散ガラスの実験例を、失敗例とともに例示する。
【実施例】
【0028】
[実験例1]
モル%表示で表す組成がTeO60%、ZnO10%、NaO30%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出して、無色透明な母ガラスを得た。
得られたガラスを最大粒径が100μm以下となるようにメノウ乳鉢で粉砕、分級した後、ガラス4gとSiAlON蛍光体0.04gを混合した。
【0029】
混合物をアルミナ坩堝に入れ、500℃で15分間溶融した。これにより窒化物蛍光体分散ガラスが作製された。
【0030】
この蛍光体分散ガラスを厚みが3mm、大きさが10×10mmの平板状に加工し、両面を鏡面状に研磨した。SiAlON蛍光体の励起波長である450nmで励起したところ、585nmをピークに、500nm〜780nmの広い範囲にわたって発光が認められた。色度座標はx=0.42,y=0.31になり、ほぼ白色となった。
【0031】
[実験例2]
モル%表示で表す組成がTeO50%、ZnO30%、NaO20%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出して、無色透明な母ガラスを得た。
【0032】
得られたガラスを最大粒径が100μm以下となるようにメノウ乳鉢で粉砕、分級した後、ガラス4gとSiAlON蛍光体0.04gを混合した。
【0033】
混合物をアルミナ坩堝に入れ、500℃で15分間溶融した。これにより窒化物蛍光体分散ガラスが作製された。
【0034】
この蛍光体分散ガラスを厚みが3mm、大きさが10×10mmの平板状に加工し、両面を鏡面状に研磨した。SiAlON蛍光体の励起波長である450nmで励起したところ、585nmをピークに、500nm〜780nmの広い範囲にわたって発光が認められた。色度座標はx=0.33,y=0.23になり、ほぼ白色となった。
【0035】
[失敗例1]
モル%表示で表す組成がTeO40%、B20%、ZnO20%、CaO30%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出して、無色透明なガラスを得た。
【0036】
得られたガラスを最大粒径が100μm以下となるようにメノウ乳鉢で粉砕、分級した後、ガラス4gとSiAlON蛍光体0.04gを混合した。
【0037】
混合物をアルミナ坩堝に入れ、600℃で15分間溶融した。得られたガラスは黒くなっており、蛍光体が失活したことが分かった。
【0038】
[失敗例2]
モル%表示で表す組成がTeO60%、ZnO40%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出したところ、褐色のガラスとなってしまい、蛍光体分散ガラスに相応しくないものが得られた。
【0039】
[実験例3]
モル%表示で表す組成がB48%、ZnO50%、LiO2%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出して、無色透明な母ガラスを得た。
【0040】
得られたガラスを最大粒径が100μm以下となるようにメノウ乳鉢で粉砕、分級した後、ガラス4gとSiAlON蛍光体0.12gを混合した。
【0041】
混合物をアルミナ坩堝に入れ、1000℃で10分間溶融した。これにより窒化物蛍光体分散ガラスが作製された。
【0042】
この蛍光体分散ガラスを厚みが3mm、大きさが10×10mmの平板状に加工し、両面を鏡面状に研磨した。SiAlON蛍光体の励起波長である450nmで励起したところ、585nmをピークに、500nm〜780nmの広い範囲にわたって発光が認められた。色度座標はx=0.25,y=0.35になり、ほぼ白色を示した。
【0043】
[失敗例3]
モル%表示で表す組成がB50%、ZnO50%となるように原料を調合して、5g用意し、これを容量30ccのアルミナ坩堝に入れ、1200℃で20分間溶解した。これをステンレス板上に流し出して、無色透明なガラスを得た。
【0044】
得られたガラスを最大粒径が100μm以下となるようにメノウ乳鉢で粉砕、分級した後、ガラス4gとSiAlON蛍光体0.04gを混合した。
【0045】
混合物をアルミナ坩堝に入れ、1000℃で10分間溶融した。これにより得られたガラス中では窒化物蛍光体は失活しなかったものの、不均一に凝集しており、分散性の低いガラスが作製された。
【0046】
[その他の実験(成功例及び失敗例)]
その他、多数の実験を行い、その結果を以下の表1と表2にまとめた。
【0047】
表1と表2の「状態」列中、SiAlON蛍光体の分散性が特によいものは◎、分散性はそれほど良くないが、ガラスが透明なまま蛍光体が分散されているものが○、蛍光体は失活していないが、ガラスが少し不透明なものは△、蛍光体が失活して黒くなってしまったガラスは×で記載している。なお、「状態」列では特記していないが、テルライト(TeO)を含むガラスが特に優れた分散性を示した。
【0048】
また、「B」及び「TeO」列中の数値は夫々対応する酸化物の組成比をモル%で表し、「RO」及び「RO」列中の元素名及び数値は夫々の元素の酸化物の組成比をモル%で表している。また、温度は摂氏で表記している。
【0049】
なお、本願明細書の実験では蛍光体のはいっていないガラスを作製してから、蛍光体を混ぜて再度ガラスを作るという工程を取っているが、蛍光体を混ぜた方の溶融工程をここでは「二次溶融」と呼んでいる。
【0050】
母ガラスを作製する工程における溶融温度は、注1を付した例以外では1200℃としたが、この温度に限定されるものではなく、好適には900℃〜1200℃の範囲である。また、この工程の好適な溶融時間は20分以上である。
【0051】
二次溶融の工程における溶融温度は好適にはガラス転移温度Tg以上、また好適な二次溶融時間は20分以上である。
【0052】
【表1】

【0053】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0054】
以上詳細に説明したように、本発明によれば現在広く利用されている樹脂よりも耐久性に優れたガラス封止白色LEDを実現できるので、産業上の利用可能性は大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0055】
【特許文献1】特開2005−11933
【特許文献2】特開2008−19109
【非特許文献】
【0056】
【非特許文献1】R. −J. Xie and N. Hirosaki, Sci. Tech. Adv. Mater. 8 (2007) 588−600.
【非特許文献2】R. −J. Xie and N. Hirosaki, Appl. Phys. Lett., 84 (2004) 5404−5406.

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラス網目を形成する少なくとも1種類の酸化物と、
組成比が60mol%以下の二価の酸化物と、
アルカリ金属酸化物と
を含む
窒化物蛍光体分散用ガラス。
【請求項2】
前記ガラス網目を形成する酸化物はTeO及びBからなるグループから選ばれる、請求項1に記載の窒化物蛍光体分散用ガラス。
【請求項3】
前記二価の酸化物はZnO及びアルカリ土類金属の酸化物からなるグループから選ばれる、請求項1または請求項2に記載の窒化物蛍光体分散用ガラス。
【請求項4】
O−R’O−B−TeO系ガラスであって、
RはLi,Na,Kからなるグループから選ばれる元素であり、ROの組成比は0〜30mol%の範囲であり、
R’はCa,Sr,Ba,Znからなるグループから選ばれる元素であり、R’Oの組成比は0〜60mol%の範囲であり、
の組成比は0〜100mol%の範囲であり、
TeOの組成比は0あるいは40〜60mol%の範囲であり、
とTeOの少なくとも何れか一方の組成比は0mol%よりも大きい
窒化物蛍光体分散用ガラス。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれかに記載の窒化物蛍光体分散用ガラスに窒化物蛍光体を分散したガラス。
【請求項6】
前記窒化物蛍光体はSiAlON蛍光体である、請求項5に記載の窒化物蛍光体を分散したガラス。
【請求項7】
ガラス網目を形成する少なくとも1種類の酸化物と、
組成比が60mol%以下の二価の酸化物と、
アルカリ金属酸化物と
を溶融させるステップを含む、窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法。
【請求項8】
Li,Na,Kからなるグループから選ばれる元素を酸化物に換算して0〜30mol%と、
Ca,Sr,Ba,Znからなるグループから選ばれる元素を酸化物に換算して0〜60mol%と、
を0〜100mol%と、
TeOを0あるいは40〜60mol%と
を含み、
とTeOの少なくとも何れか一方は0mol%よりも多い原料を溶融させるステップを含む
窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法。
【請求項9】
前記溶融温度は900℃から1200℃の範囲である、請求項7または請求項8に記載の窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法。
【請求項10】
前記溶融の時間は20分以上である、請求項9に記載の窒化物蛍光体分散用ガラスの製造方法。
【請求項11】
請求項1から請求項6のいずれかに記載の前記窒化物蛍光体分散用ガラスを粉砕して窒化物蛍光体とともに二次溶融するステップを含む、窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法。
【請求項12】
前記二次溶融の温度はガラス転移温度Tg以上である、請求項11に記載の窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法。
【請求項13】
前記窒化物蛍光体分散用ガラスはTeOを含み、
前記二次溶融の温度とガラス転移温度Tgとの差が110〜300℃の範囲である、
請求項11に記載の窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法。
【請求項14】
前記二次溶融の時間は20分以上である、請求項12または請求項13に記載の窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法。
【請求項15】
前記窒化物蛍光体はSiAlON蛍光体である、請求項9から請求項14のいずれかに記載の窒化物蛍光体を分散したガラスの製造方法。

【公開番号】特開2011−162398(P2011−162398A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−27112(P2010−27112)
【出願日】平成22年2月10日(2010.2.10)
【出願人】(301023238)独立行政法人物質・材料研究機構 (1,333)
【Fターム(参考)】