説明

蛍光体材料、発光部材および画像形成装置

【課題】高輝度で高い色再現域を表示できるディスプレイ用の蛍光体材料を提供する。
【解決手段】BaxSr1-XGa24:Eu(但し、0<X<0.5)で表される蛍光体材料とする。基体と、前記基体上に配設された、少なくとも、上記蛍光体材料を用いて形成されている蛍光体とを備えることを特徴とする発光部材である。更に、発光部材は、上記蛍光体と、互いに発光ピーク波長の異なる少なくとも2種類の蛍光体とを備えることを好ましい態様として含む。上記発光部材と、この発光部材の蛍光体を励起して発光させる励起源とを備える画像表示装置である。画像表示装置は、上記励起源が、電子線であることを好ましい態様として含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛍光体材料およびこれを用いた発光部材及び画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ディスプレイ用蛍光体として、輝度、色純度等を改善すべく様々な蛍光体材料が研究されている。従来CRTに代表される電子線励起用蛍光体としては、ZnS:Cu,Al、ZnS:Ag,Al、Y22S:Eu等が用いられてきた。また近年では、フラットパネルディスプレイ用途として、多元硫化物蛍光体材料としてSrGa24:Eu等の蛍光体材料が研究されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来のP22型のCRT用蛍光体においては、色再現域、輝度ともに十分な性能が得られていなかった。これに対して、特許文献1に記載されている緑色蛍光体SrGa24:Euは、従来のZnS:Cu,Alと比較すると色再現域は広がるものの、よりいっそうの色再現域の拡大と輝度の向上が望まれていた。
【0004】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、高輝度な蛍光体材料および高い色再現域を表示できるディスプレイ用発光部材ならびにこれを用いたディスプレイを提供することを目的とする。
【0005】
【特許文献1】特公昭60−38431
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一は、下記一般式で特徴付けられる蛍光体材料である。
【0007】
BaxSr1-XGa24:Eu
0<X<0.5
【0008】
本発明の第二は、下記一般式で特徴付けられる蛍光体材料である。
【0009】
BaxSr1-XGa24:Eu
0.03≦X≦0.4
【0010】
本発明の第三は、基体と、前記基体上に配設された、少なくとも、上記蛍光体材料を用いて形成されている蛍光体とを備えることを特徴とする発光部材である。更に、本発明の発光部材は、上記蛍光体と、互いに発光ピーク波長の異なる少なくとも2種類の蛍光体とを備えることを好ましい態様として含む。
【0011】
本発明の第四は、上記発光部材と、この発光部材の蛍光体を励起して発光させる励起源とを備えることを特徴とする画像表示装置である。本発明の画像表示装置は、上記励起源が、電子線であることを好ましい態様として含む。
【発明の効果】
【0012】
本発明の蛍光体材料によれば、色再現域の拡大と輝度の向上が得られる。従って、色再現性のよい明るいディスプレイを得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に、本発明の実施形態について詳しく説明する。
【0014】
本発明の蛍光体材料は、組成式(一般式)として、BaxSr1-XGa24で表される母体材料(host)と、発光中心として付活するユーロピウムとを有する。ここで、母体材料の組成比を示すXは、0<X<0.5の範囲の値をとり、SrGa24、Ba0.5Sr0.5Ga24となることはない。
【0015】
発光中心であるユーロピウムの濃度は、母体材料を構成する元素のSrとBaの総和に対して、0.01から10原子%になるように調整することが好ましい。Eu化合物としてはユーロピウム金属、塩化ユーロピウム、フッ化ユーロピウム、酸化ユーロピウム等が挙げられる。
【0016】
本発明の蛍光体材料は、母体材料の組成比Xを変化させることで、SrGa24:Euの発光ピーク波長である532nmから、Ba0.5Sr0.5Ga24:Euの発光ピーク波長である522nmまでの間で発光色を変化させることができ、最適な緑色の発光色を設定できる。その時の発光色の変化を、CIE表色系による2次元色空間を示すxy色度座標で図1に示す。図中、A点がBa0.5Sr0.5Ga24:Eu、B点がSrGa24:Euであり、A点とB点とを結ぶ破線が本発明のSrXBa1-XGa24:Euである。さらに、本発明の蛍光体材料の組成範囲においては、SrGa24:Euよりも高輝度な発光を観測することができる。以上のように、SrとBaの組成比Xを所望の値に調整することで、522nmよりも大きく、532nmよりも小さな発光ピーク波長を有し、SrGa24:Euよりも高輝度な発光が観測される蛍光体材料が得られる。
【0017】
本発明の蛍光体材料はBa組成比を変化させると、輝度が変化し、画像表示装置に用いる場合、高輝度化の観点で、母体材料の組成比のX値は、0<X<0.5の範囲から選択されることが好ましい。また、広色域化の観点で、母体材料の組成比のX値は、0.03≦X≦0.4の範囲から選択されることがより好ましい。更には、0.1≦X≦0.4の範囲に選択されることがより好ましい。
【0018】
尚、母体材料の組成比は、X線光電子分光(XPS)やEDS(Energy Dispersive X−ray Spectroscopy)、蛍光X線分析等で確認することができる。
【0019】
本発明の蛍光体材料の製造方法としては、原料粉末を混合し結晶化する固相結晶化法が挙げられる。その一例を説明する。
【0020】
先ず、硫化ストロンチウム粉末(SrS)、硫化バリウム粉末(BaS)、硫化ガリウム粉末(Ga23)及び、塩化ユーロピウム粉末(EuCl3)を混合する。この時、例えば、Ba0.2Sr0.8Ga24:Euとなる組成比を得るためには、重量比でおおよそ、SrS:BaS:Ga23:EuCl3≒0.39:0.14:1.0:0.03となる比率で混合すればよい。また、硫化ガリウムとしては、組成比がGaSのものでも良い。
【0021】
このようにして混合した原料を、アルミナ等で形成された坩堝に入れ、硫化水素雰囲気中で1000℃の温度で3時間程度処理することで結晶化することができる。硫化水素雰囲気は、アルゴンや窒素、その他の不活性ガスで数%に希釈したガスを用いることができる。さらに、アルゴンや窒素等の不活性ガス雰囲気中でも良い。
【0022】
また、結晶化処理の温度は、用いる原料粉末の粒径や結晶性により、700℃〜1400℃程度の範囲で製造することができる。
【0023】
次に、本発明の蛍光体材料を用いた画像表示装置について詳細に説明する。
【0024】
従来、CRTディスプレイに代表されるカラーディスプレイは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色3種類の蛍光体を組み合わせて、カラー画像を形成している。
【0025】
上記蛍光体の少なくとも1種として、本発明の蛍光体材料を用いて形成される上述の蛍光体を用いることにより、高輝度で広色域のディスプレイが実現できる。具体的には、従来のCRTディスプレイ用、フィールドエミッションディスプレイ(FED)用、表面伝導型エミッションディスプレイ用の蛍光体と同様の手法で、フェースプレートにブラックマトリクスを形成し、スクリーン印刷等の方法で蛍光体粒子を形成することができる。
【0026】
図2に、本発明の蛍光体材料を用いて形成される蛍光体が基体上に配設された発光部材の一例を示す。図2は、蛍光膜の1画素の構成を示すもので、図中、1は基体、2はブラックマトリクス等の光吸収層、3〜5は、互いに発光ピーク波長の異なる蛍光体である。
【0027】
図2に示すように、少なくとも、620nm〜780nmの波長域に発光ピーク波長を有する赤色の蛍光体3、及び、435nm〜480nmの波長域に発光ピーク波長を有する青色の蛍光体4と、本発明の蛍光体材料を用いて形成された蛍光体5とを基体1上に設けて、3色の蛍光体領域を有する発光部材を形成する。但し、これらの蛍光体領域の順番や配置は、先述の配列に限定されるものではない。また、本発明の発光部材は、蛍光体5のみの1色の蛍光体領域が形成されたものであっても良い。更に、本発明の発光部材は、高輝度で広色域のディスプレイを実現するために必要であれば、4色以上の蛍光体領域が形成されたものであっても良い。
【0028】
また、上記発光部材においては更に、所定の電位が印加される電極をも備えるものであっても良い。この電極は、例えばアルミニウムやITOからなり、蒸着法、スパッタ法で形成される。
【0029】
また、上記の赤色、青色の各色蛍光体を構成する蛍光体材料として、Y22S:Eu(赤)、CaS:Eu(赤)、ZnS:Ag,Al(青)、CaMgSi26:Eu(青)等から、発光部材の表示特性に合わせ、適宜組み合わせて用いることができる。
【0030】
この時、例えば、赤色にY22S:Eu、青色にZnS:Ag,Al、更に本発明のSr0.1Ba0.9Ga24:Euを用いた場合、上記赤、青と従来使用されている緑色蛍光体SrGa24:Euの3色の組み合わせに比べて、表示色域は約7%向上する。また、輝度においてはSr0.1Ba0.9Ga24:Euは、SrGa24:Euに対して高い輝度を得ることができる。
【0031】
最適な、SrXBa1-XGa24:Euの構成比は、用いる他の2色の蛍光体材料との組み合わせや必要な輝度特性により最適な組成比を選択することができ、0.03≦X≦0.4から選択されることが好ましい。
【0032】
上記のような本発明の蛍光体材料を用いて形成された蛍光体を含む3色の蛍光体を用いて、図3及び図5に示すようなFEDを作製することができる。図3は断面図、図5は斜視図であり、内部構造を示すために一部を切り欠いて示している。図3及び図5中、2はブラックマトリクス、3、4、5は蛍光材料、9はカソード電極、10は絶縁層、11はゲート電極、12は絶縁層10の開口部、13は電子放出部、14は基板(フェースプレート21側)、19はメタルバック、21はフェースプレートである。また、8は基板(リアプレレート20側)、23は電子放出領域、24は支持枠である。
【0033】
図3及び図5のディスプレイは、励起源としてスピント(Spindt)型の電子放出素子を用いたもので、図4に素子1個の構成を示す。その他の図中の符号は図3及び図5と同様である。FEDとしては、このスピント型以外にもMIM型や表面伝導型等のものから最適なものを選択することができる。
【0034】
図7に表面伝導型電子放出素子の構成を、図8にこれを用いた本発明の画像表示装置のパネルの概略構成を示す。図8は内部構造を示すために一部を切り欠いて示した斜視図である。図中、51は基板、52,53は素子電極、54は導電性膜、55は電子放出部、62は固定部材、63はスペーサー、64はX方向配線、65はY方向配線、66は電子放出素子であり、図5と同じ部材には同じ符号を付した。
【実施例】
【0035】
以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
【0036】
(実施例1)
本発明の蛍光体材料を作製した。原材料として、硫化ストロンチウム粉末(SrS)、硫化バリウム粉末(BaS)、硫化ガリウム粉末(Ga23)及び、塩化ユーロピウム粉末(EuCl3)を用いて、これらの粉末を乳鉢を用いて混合した。この時、母体材料がBa0.1Sr0.9Ga24となるように、それぞれの粉末を重量で、SrS:BaS:Ga23:EuCl3≒0.44:0.07:1:0.03となるように秤量して用いた。Eu濃度は、Sr+Baのモル濃度に対して3原子%とした。
【0037】
次に、この粉末をアルミナ製坩堝に入れ、アルゴンで2%に希釈した硫化水素ガス雰囲気中にセットし、2時間、1000℃の雰囲気で結晶化処理を行った。このようにして作製した蛍光体材料の粉末の組成比を、蛍光X線により分析した。その結果、モル比率で、Sr:Ba:Ga:S:Eu=1.05:8.68:20.3:40.9:0.29の組成比の蛍光体材料が得られていることが確認できた。
【0038】
次に、作製した蛍光体材料の粉末の発光特性を評価した。0.1gの粉末に、電流密度1mA/cm2の電子線を照射した時の輝度は、454cd/m2であった。これは、同条件で作製したSrGa24:Eu蛍光体のおよそ1.30倍の輝度であった。また、発光色をCIE色度座標で表すと、(x,y)=(0.265,0.683)となった。
【0039】
(実施例2)
実施例1と同様の製法で、組成比の異なる蛍光体材料を作製した。原材料は同様に、硫化ストロンチウム粉末(SrS)、硫化バリウム粉末(BaS)、硫化ガリウム粉末(Ga23)及び、塩化ユーロピウム粉末(EuCl3)を用いた。この時、母体材料がBa0.4Sr0.6Ga24となるように、それぞれの粉末を重量で、SrS:BaS:Ga23:EuCl3≒0.25:0.35:1:0.03となるように秤量して用いた。
【0040】
これにより得られた蛍光体材料の発光特性を評価した。0.1gの粉末に、電流密度1mA/cm2の電子線を照射した時の輝度は、363cd/m2であり、SrGa24:Euの約1.04倍であった。また、CIE色度座標は、(x,y)=(0.219,0.630)であった。
【0041】
(実施例3)
実施例1で作製した蛍光体材料を用いて画像表示装置を作製した。本実施例の画像表示装置は、図4の構成の素子を備えた図3のFEDである。
【0042】
先ず、リアプレート(電子源基板)20の製造方法を説明する。
【0043】
ガラス基板8上にカソード電極9として、スパッタ法でアルミニウムを200nm堆積させた。次に、絶縁層10として、600nmの二酸化ケイ素をCVD法で堆積し、さらに、スパッタ法でゲート電極11としてチタン膜を100nm堆積させた。
【0044】
次に、フォトリソグラフィー及びエッチング工程により、上記ゲート電極11及び絶縁層10に1μm径の開口部12を形成した。
【0045】
次いで、上記の製造工程を経た基板を、スパッタ装置内にセットし、装置内の真空排気を行った後、電子放出部13を形成するために、基板8を回転させながら斜方よりモリブデンを堆積させた。この後、余分なモリブデンをリフトオフし電子放出部13を形成した。上記の工程により、リアプレート20を形成した。尚、ここでは、1画素に対応する領域で説明したが、実際には、これらの構造が基板上にマトリクス状に配置されている。
【0046】
次に、フェースプレート(蛍光面)21の作製方法を説明する。
【0047】
ガラス基板14上に、不要な発光面を除去するために、ブラックマトリクス2をスクリーン印刷により形成した。この時、図2に示す蛍光体3、4、5が形成される領域に開口部を設けた。
【0048】
次に、蛍光体材料の粉末をバインダー等に分散させ、ペースト状にしたのち、このペーストをスクリーン印刷により上記開口部に塗布して、蛍光面を形成した。この時蛍光体材料は、赤色の蛍光体3を形成するためにY22S:Eu、青色の蛍光体4を形成するためにZnS:Ag,Cl、蛍光体5を形成するためにBa0.1Sr0.9Ga24:Euを用いた。尚、Ba0.1Sr0.9Ga24:Euは、実施例1と同様の条件で作製した。
【0049】
次に、フィルミング工程を経て、メタルバック19としてアルミニウムを100nm蒸
着法により堆積し、フェースプレート21を形成した。尚、ここでは、1画素に対応する領域で説明したが、実際には、これらの構造が基板上にマトリクス状に配置されている。
【0050】
このようにして作製した、リアプレート20とフェースプレート21を組み合わせて、FEDを作製した。電子放出部23は、カソード電極9とゲート電極11が交差した領域に設けられている。更に、複数の電子放出部23のそれぞれは、図2に示す蛍光体3〜6のそれぞれに対応するように設けられている。リアプレート20とフェースプレート21の接合部には、支持枠24を配置した。
【0051】
フェースプレート21には、高圧印加端子Hvを接続した。印加電圧は、10kVとした。
【0052】
リアプレート20には、カソード電極9とゲート電極11に、それぞれ信号入力端子Dx1〜Dmx、Dy1〜Dmyが接続されており、それぞれの端子には、駆動ドライバからの信号を入力した。
【0053】
比較のために、従来型の赤(Y22S:Eu)、緑(SrGa24:Eu)、青(ZnS:Ag,Al)色の3色の組み合わせで画像を形成するFEDを作製した。
【0054】
このようにして作製したディスプレイの表示色域を図6のCIE色度座標に示す。本発明のFEDでは従来型のFEDと比較して、表示領域でおよそ7%の色域拡大が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の蛍光体材料の発光色の表示色域をを示すCIE色度座標である。
【図2】本発明の蛍光体材料を用いた蛍光膜の構成を示す図である。
【図3】本発明の画像表示装置の一例に係るFEDを示す断面図である。
【図4】FEDに用いられるスピント型電子放出素子を示す図である。
【図5】本発明の画像表示装置の一例に係るFEDを示す斜視図である。
【図6】実施例3で作製したディスプレイの表示色域を示すCIE色度座標である。
【図7】本発明の画像表示装置に適用できる表面伝導型電子放出素子の構成を示す模式図である。
【図8】表面伝導型電子放出素子を用いた本発明に係る画像表示装置のパネル構成の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0056】
2 ブラックマトリックス
3 蛍光体
4 蛍光体
5 蛍光体
8 基板
9 カソード電極
10 絶縁層
11 ゲート電極
12 開口部
13 電子放出部
14 基板
19 メタルバック
21 フェースプレート
23 電子放出領域
24 支持枠
51 基板
52 素子電極
53 素子電極
54 導電性膜
55 電子放出部
62 固定部材
63 スペーサー
64 X方向配線
65 Y方向配線
66 電子放出素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式、
BaxSr1-XGa24:Eu
0<X<0.5
で表されることを特徴とする蛍光体材料。
【請求項2】
前記Xが0.03≦X≦0.4であることを特徴とする蛍光体材料。
【請求項3】
基体と、前記基体上に配設された、少なくとも請求項1または2に記載の蛍光体材料を備えることを特徴とする発光部材。
【請求項4】
基体と、互いに発光ピーク波長の異なる少なくとも3種類の蛍光体とを備えた発光部材において、前記蛍光体の1種が、請求項1または2に記載の蛍光体を備えることを特徴とする発光部材。
【請求項5】
前記基体上に、電位が印加される電極が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の発光部材。
【請求項6】
請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発光部材と、前記発光部材を発光させる励起源とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項3乃至5のいずれか1項に記載の発光部材と、前記発光部材を発光させる電子放出素子とを備えることを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−274028(P2008−274028A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−116151(P2007−116151)
【出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】