説明

表示パネル

【課題】フレキシブル基板を用いる表示パネルの製造過程において、表示パネルに不良が生じることを防止することができる表示パネルを提供する。
【解決手段】本発明はフレキシブル基板を含む表示パネルに関する。本発明の一実施形態に係る表示パネルは、フレキシブルで、第1角部を有する第1基板と、第1基板上に位置する複数の表示素子とを含み、第1基板は、互いに異なる方向に延びて第1角部で接触する第1主辺及び第2主辺を有し、第1基板の第1角部は、n個(n=2以上の自然数)の頂点を有する第1多角形辺を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示パネルに関し、より詳しくは、フレキシブル基板を含む表示パネル及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、広く使用されているフラットパネル表示装置のなかで代表的なものとして、液晶表示パネル、有機発光表示装置(organic light emitting diode display)、電子泳動表示装置(electrophoretic display)、及びエレクトロウェッティング表示装置(electrowetting display)等がある。
【0003】
液晶表示パネルは、現在、最も幅広く使用されているフラットパネル表示装置の1つであって、画素電極と共通電極など電界生成電極が形成されている2枚の表示板と、その間に挿入されている液晶層とからなり、電界生成電極に電圧を印加して液晶層に電界を生成し、これを通じて液晶層の液晶分子の配向を決定し、入射光の偏光を制御することによって画像を表示するものである。一方、液晶表示パネルの2つの表示板を固定し、液晶層の液晶物質が漏れることを防止するために、2つの表示板の周縁はシーラント(sealant)によって密封されている。
【0004】
有機発光表示装置は、正孔注入電極(アノード)と電子注入電極(カソード)、及びこれらの間に形成されている有機発光層を含み、アノードから注入される正孔とカソードから注入される電子とが有機発光層で再結合して消滅しながら発光する有機発光型表示装置である。
【0005】
このような表示装置は、重くて破損しやすいガラス基板を用いる場合、その携帯性及び表示画面の大きさに限界がある。そこで、最近、重量が少なく、衝撃に強いだけでなく、フレキシブル(flexible)なプラスチック基板を表示パネルの基板として用いる表示装置が開発されている。
【0006】
しかし、プラスチック基板は曲がりやすい性質を有するため、表示装置を製造する過程で若干の衝撃が加わっただけでも表示パネルのプラスチック基板の角部に不良が生じやすい。特に、液晶表示パネルの角部が外部からの衝撃のような物理的刺激によって曲がったり変形したりすると、シーラントによって結合されていた2つの表示板が分離し、またはプラスチック基板自体の組織の結合が解かれる可能性があるため、製品収率が下がる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10−274775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、フレキシブル基板を用いる表示パネルの製造過程において、表示パネルに不良が生じることを防止する表示パネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る表示パネルは、フレキシブルで、第1角部を有する第1基板と、第1基板上に位置する複数の表示素子とを含み、第1基板は、互いに異なる方向に延びて第1角部で接触する第1主辺(first primary edge)及び第2主辺を有し、第1基板の前記第1角部は、n個(n=2以上の自然数)の頂点を有する第1多角形辺(first polygonal edge)を有する。
【0010】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルは、第1基板と対向する、フレキシブルな第2基板をさらに含み、第2基板は第1角部と対向する第2角部を有し、第2基板の第2角部の周縁は第1基板の第1多角形辺と接するものでもよい。
【0011】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルは、第2基板の第2角部は、n個(n=2以上の自然数)の頂点を含む第2多角形辺を有し、第2多角形辺は第1多角形辺の一部と同一の形状を有し、第1角部と第2角部とは、第2多角形辺が第1多角形辺の一部と整列する(aligned with)ように配置するものでもよい。
【0012】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの第1基板は、少なくとも1つのパッド領域を含むものでもよい。
【0013】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの第1角部は、少なくとも1つのパッド領域に連結するものでもよい。
【0014】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの第1多角形辺及び第2多角形辺のうちの少なくとも1つは、nが無限大の曲線辺を含むものでもよい。
【0015】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの曲線辺は円、楕円、放物線、双曲線、三角関数のグラフ、及び3次以上の関数のグラフのうちの少なくとも1つの一部を含むものでもよい。
【0016】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの円の曲率半径の範囲は5〜200mmであってもよい。
【0017】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの第1多角形辺は、前記nが無限大の曲線辺を含むものでもよい。
【0018】
また、本発明の一実施形態に係る表示パネルの曲線辺は円を含み、円の曲率半径の範囲は5〜200mmであってもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明の実施形態のように、液晶表示装置、有機発光表示装置、電子泳動表示装置、エレクトロウェッティング表示装置などの表示装置に含まれる表示パネルの角部が、曲線辺を有し、または少なくとも2つの頂点を有する多角形を有することによって、フレキシブル基板自体に亀裂または剥離が生じて表示パネルに不良が生じることを防ぐことができる。表示パネルがフレキシブル基板を含む場合、両基板を結合させるシーラントが剥がれて基板同士が離隔することを防止することもできる。また、表示パネルの角部で両基板の周縁の距離を近くして一致させることによって、表示パネルの角部に外部からの衝撃が加わっても、フレキシブル基板または両基板を結合するシーラントが破壊されて両基板が分離することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【図2】図1に示した表示パネルのII−II線に沿った断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る表示パネルの基板の断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る表示パネルの衝突実験方法を示す図である。
【図7】図6に示した衝突実験の結果を示すグラフである。
【図8】本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【図10】図6に示した衝突実験の他の条件下での結果を示すグラフである。
【図11】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図13】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【図15】本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【図16】本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【図17】本発明の一実施形態に係る表示パネルの製造方法の一ステップを示す斜視図である。
【図18】本発明の一実施形態に係る表示パネルの製造方法の一ステップを示す斜視図である。
【図19】本発明の一実施形態に係る表示パネルの製造方法の一ステップを示す斜視図である。
【図20】本発明の一実施形態に係る電子泳動表示装置の表示パネルの断面図である。
【図21】本発明の一実施形態に係るエレクトロウェッティング表示装置の表示パネルの断面図である。
【図22】本発明の一実施形態に係る有機発光表示装置の表示パネルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
添付の図面を参照して、本発明の実施形態について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は種々の異なる形態で実現されてもよく、ここで説明する実施形態に限られない。
【0022】
以下、本発明の実施形態に係る表示パネルについて、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図であり、図2は、図1に示した表示パネルのII−II線に沿った断面図であり、図3は、本発明の一実施形態に係る表示パネルの基板の断面図であり、図4及び図5は、それぞれ本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【0024】
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る表示パネルは、液晶表示装置(liquid crystal display)、エレクトロウェッティング表示装置(electrowetting display)、及び電子泳動表示装置(electrophoretic display)等のように二つの基板を含むものでもよい。具体的には、本発明の一実施形態に係る表示パネルは、互いに対向する下部基板110及び上部基板210を含み、表示パネルが液晶表示装置の表示パネルである場合、図2に示すように、両基板110、210の間に位置する液晶層3を含むものでもよい。
【0025】
下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つの基板はフレキシブル基板(flexible substrate)であって、プラスチックを含むものでもよい。図3を参照すると、下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも一方は繊維組織1と高分子樹脂2とを含むものでもよい。繊維組織1は、光繊維(optic fiber)または光繊維を利用した紡績糸(yarn)や織物からなり、高分子樹脂2は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などを含むものでもよい。このような繊維強化プラスチック(fiber reinforced plastic:FRP)は、繊維組織1に高分子樹脂を含浸させ硬化させて製造してもよい。下部基板110及び上部基板210のうちの一方だけがフレキシブル基板であれば、他方はガラス基板であってもよい。
【0026】
下部基板110の上には複数の表示素子が配置される。このような複数の表示素子は、ゲート信号を伝達するゲート線とデータ信号を伝達するデータ線などの信号線、ゲート線及びデータ線に接続されたスイッチング素子、スイッチング素子に接続してデータ信号の印加を受ける画素電極などを含むものでもよい。スイッチング素子は、薄膜トランジスタなどの三端子素子であって、その制御端子はゲート線に接続されており、入力端子はデータ線に接続されており、出力端子は画素電極に接続されている。
【0027】
液晶表示装置の場合、上部基板210は下部基板110と対向して液晶層3を閉じ込める。上部基板210の上にはカラーフィルタ、遮光部材、画素電極と対向して液晶層3に電界を生成するための対向電極などを形成してもよい。または、カラーフィルタ、遮光部材、対向電極のうちの少なくとも1つは、下部基板110の上に形成してもよい。
【0028】
液晶表示装置の場合、液晶層3は誘電率異方性を有する液晶分子31を含む。液晶層3に電界が生成されると、液晶層3の液晶分子31は、誘電率異方性の性質によってその長軸が電界の方向に対して垂直または水平となるように傾くものでもよい。
【0029】
図1及び図2を参照すると、下部基板110及び上部基板210は、複数の画素が配置されて画像を表示する領域である表示領域10と、表示領域10を囲んでいる周辺領域20とを含む。下部基板110と上部基板210との間には両基板110、210を結合させて固定するシーラント(sealant)310が表示領域10の周りに形成されている。シーラント310はシール(seal)または密封材としてもよい。液晶表示装置の場合、シーラント310は液晶層3の液晶物質を閉じ込める役割も果たすものでもよい。
【0030】
下部基板110と上部基板210とを貼り合わせたとき、下部基板110は上部基板210に覆われずに露出しているパッド領域30a、30b、30cを含む。パッド領域30a、30b、30cには、ゲート線及びデータ線などの信号線が駆動部に接続するためのパッド部を配置するものでもよい。図1に示した実施形態において、パッド領域30a、30b、30cは、上部パッド領域30a、左側パッド領域30b、及び右側パッド領域30c等、下部基板110の互いに異なる側に位置する少なくとも三つの部分を有する。左側パッド領域30bまたは右側パッド領域30cにはゲート線にゲート信号を伝達するゲート駆動部が配置されてもよく、上部パッド領域30aにはデータ線にデータ信号を伝達するデータ駆動部を配置するものでもよい。
【0031】
本発明の一実施形態に係る表示パネルの下部基板110及び上部基板210のそれぞれは、4個の主辺(primary edge)と4個の角部(A、B、C、D)とを含むものでもよい。4個の主辺のそれぞれは直線(straight line)をなすものでもよく、角部で接触する隣接する2個の主辺は互いに異なる方向に延びるものでもよい。例えば、4個の主辺は、図1に示したように、それぞれ水平方向または垂直方向に延びるものでもよい。
【0032】
下部基板110の4個の角部(A、B、C、D)のうちパッド領域30a、30b、30cと連結される少なくとも1つの角部の周縁辺(outermost edge)(以下、周縁(edge)と称する)は、丸い曲線辺(curving edge)(Cur1)を含むものでもよい。例えば、図1中の左側上部に位置する角部(A)は、下部基板110の上側主辺及び左側主辺が接する位置に形成され、角部(A)の周縁の曲線辺(Cur1)は曲線をなすものでもよい。曲線辺(Cur1)がなす曲線の例としては、円、楕円、放物線、双曲線、三角関数のグラフ、3次以上の関数グラフなどの一部であってもよい。
【0033】
このような下部基板110の角部の曲線辺(Cur1)について、図4及び図5を参照して説明する。
【0034】
図4を参照すると、下部基板110の角部の曲線辺(Cur1)は円(CL)の一部であってもよい。この場合、円(CL)の曲率半径(R)の範囲は約3〜200mmであってもよく、この場合、外部の影響によって基板110、210が曲がることによって生じうるシーラント310の不良または基板110、210自体の不良を相当減らすことができる。特に、円(CL)の曲率半径(R)が約5mm以上の場合、5mm未満の場合に比べて、製造過程で外部の影響によってシーラント310に生じる不良または基板110、210自体の不良が著しく減少する。これについては、後述する図6及び図7の実験で具体的に説明する。
【0035】
本発明の実施形態において、円(CL)の曲率半径(R)がほぼ無限大に大きくなる場合は、下部基板110の角部が曲線をなさずに直線をなす場合に該当する。この場合も表示パネルの角部から尖った角が除去された形状であるため、表示パネルの製造過程で基板110、210に不良が生じることを相当減らすことができる。これについては、後述する図13に示した実施形態でさらに具体的に説明する。
【0036】
図5を参照すると、下部基板110の角部の曲線辺(Cur1)は楕円(OL)の一部であってもよい。この場合、楕円(OL)の短軸の長さ(La)は約3〜400mmであってもよい。
【0037】
上部基板210の4個の角(A、B、C、D)のうちの少なくとも1つは、下部基板110の角部(A、B、C、D)と同様に丸い曲線をなすものでもよいが、図1に示したように尖った角をなすものでもよい(ここで、角とは、曲線をなさない尖った形状を有し、頂点をなす部分をいう)。この場合、上部基板210の1つの角部(A、B、C、D)は、少なくとも1つの頂点を有するものであってもよい。上部基板210の角部(A、B、C、D)の頂点は、これと対向する下部基板110の曲線辺(Cur1)に接するものでもよい。これとは異なり、上部基板210の角部(A、B、C、D)の頂点と下部基板110の曲線辺(Cur1)との距離はゼロでなくてもよい。
【0038】
図6は、本発明の一実施形態に係る表示パネルの衝突実験の方法を示す図面であり、図7は、図6に示した衝突実験の結果を表すグラフである。
【0039】
具体的に説明すると、図6は、図1に示した表示パネルの角部(A、B、C、D)のうちの曲線辺(Cur1)をなす角部を衝突面と衝突させて、衝突距離を測定する方法を示す。実験に使用された表示パネルは10.1インチの大きさの表示パネルである。ここで、衝突距離は、衝突時に表示パネルの下部基板110または上部基板210に亀裂または剥離が起こるが、またはシーラント310が破壊されて下部基板110及び上部基板210が分離される距離としてもよい。基板110、210に亀裂または剥離が起こる場合とは、図3に示した繊維組織1と高分子樹脂2との結合が解かれる場合としてもよい。衝突実験の1つの条件として、表示パネルの1つの主辺と衝突面とがなす角は45度とし、表示パネルが置かれた傾斜面が地面となす角は30度とした。
【0040】
図7に示したように、表示パネルの角部(A、B、C、D)の曲線辺(Cur1)の曲率半径が増加するほど衝突距離が大きくなる。つまり、表示パネルの角部(A、B、C、D)が曲線をなさないで尖った角をなす場合、尖った角の曲率半径はゼロと見てもよいので、衝突距離は非常に小さい。したがって、若干の衝撃が表示パネルの角部に加えられただけで、下部基板110または上部基板210に不良が生じたりシーラント310が破壊されたりする。
【0041】
しかし、本発明の実施形態のように、表示パネルの角部(A、B、C、D)の周縁が曲線辺(Cur1)である場合は、角部分に外部の衝撃が加わっても基板110、210またはシーラント310が破壊されたり分離したりすることを相当防ぐことができる。特に、図7を参照すると、角部(A、B、C、D)の周縁がなす曲線辺(Cur1)の曲率半径(R)を次第に増加させながら衝突距離を測定してみると、曲線辺(Cur1)の曲率半径(R)が約5mmの場合に衝突距離が急激に増加することが分かる。このことから、図4に示した表示パネルの角部の周縁曲線辺(Cur1)の曲率半径(R)が約5mm以上の場合、表示パネルの製造過程で基板110、210に不良が生じることを相当減らすことができる。
【0042】
したがって、表示パネルの製造工程で、表示パネルが搬送中に若干の衝撃によって基板110、210または両基板110、210の間の結合に不良が生じることを防ぐことができる。
【0043】
以下、図8、図9及び図10を参照して、本発明の他の実施形態に係る表示パネルについて説明する。上述した実施形態と同一の構成要素に対しては同一の参照符号を付し、同一の説明は省略する。
【0044】
図8及び図9は、それぞれ本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図であり、図10は、図6に示した衝突実験の他の条件下での結果を示すグラフである。
【0045】
図8に示した実施形態は、図1に示した表示パネルとほとんど同一であるが、下部基板110は2つのパッド領域30a、30bを有する。左側のパッド領域30bにはゲート駆動部を配置し、上部のパッド領域30aにはデータ駆動部を配置してもよい。図8に示した実施形態によれば、下部基板110の4個の角部中、パッド領域30a、30bが接触する角部(A、B、D)のうちの少なくとも1つが曲線辺(Cur1)を有するものでもよい。
【0046】
図9に示した実施形態も図1に示した表示パネルとほとんど同一であるが、下部基板110は1つのパッド領域30aを有する。この場合、ゲート駆動部は下部基板110の左側または右側周縁領域に集積するものでもよい。上部のパッド領域30aにはデータ駆動部を配置するものでもよい。図9に示した実施形態によれば、下部基板110の4個の角部中、パッド領域30aが接触する角部(A、B)のうちの少なくとも1つが曲線辺(Cur1)を有するものでもよい。
【0047】
図8でパッド領域30a、30bが形成されていない右側下部の角部(C)、または図9でパッド領域30aが形成されていない下部の角部(C、D)は、曲線をなさない尖った角部であり、それぞれ1つの頂点を有するものであってもよい。しかし、図8でパッド領域30a、30bが形成されていない角部(C)、または図9でパッド領域30aが形成されていない角部(C、D)では、下部基板110の周縁と上部基板210の周縁とが一致するので、外部衝撃によって基板110、210及びシーラント310が分離されたり基板110、210の組織が剥離されたりしにくい。これは、上述した図6の衝突実験でパッド領域が形成されていない表示パネルの角部が衝突面に衝突するようにした衝突実験から確認することができる。これについて、図10を参照して説明する。
【0048】
図10を参照すると、表示パネルの角部で下部基板110の周縁と上部基板210の周縁との最短距離が小さくなるほど、下部基板110または上部基板210に亀裂または剥離が生じたりシーラント310が破壊されて、下部基板110及び上部基板210が分離される衝突距離が大きくなることが分かる。つまり、図8の角部(C)または図9の角部(C、D)のように、下部基板110及び上部基板210の周縁が一致して最短距離がゼロとなる場合、表示パネルの角部が外部衝撃によってあまり曲がらないため、基板110、210及びシーラントが分離されたり解体されたりして不良が生じることを減らすことができる。
【0049】
次に、図11、図12、図13、図14、図15、及び図16を参照して、本発明の種々の実施形態における表示パネルについて説明する。上述した図1に示した実施形態と同一の構成要素については同一の参照符号を付し、同一の説明は省略する。
【0050】
図11、図12、図13、及び図14は、それぞれ本発明の一実施形態に係る表示パネルの角部の平面図である。
【0051】
まず、図11(A)を参照すると、本実施形態における表示パネルの下部基板110の角部のうち2つのパッド領域30a、30cが接触する角部は、図1に示した実施形態のように曲線辺(Cur1)をなすものでもよい。下部基板110の曲線辺(Cur1)に対向する上部基板210の角部と下部基板110の曲線辺(Cur1)との最短距離(L1)はゼロより大きくてもよい。特に、上部基板210の角部が尖った角をなす場合、角の頂点と下部基板110の曲線辺(Cur1)との最短距離はゼロより大きいものでもよい。
【0052】
図11(B)を参照すると、1つのパッド領域30bが位置する下部基板110の角部は、図1に示した実施形態のように曲線辺(Cur1)をなすものでもよく、下部基板110の曲線辺(Cur1)に対向する上部基板210の角部は尖った角をなすものでもよい。この場合、上部基板210の尖った角は下部基板110の下側主辺上に配置されてもよい。また、上部基板210の尖った角と下部基板110の曲線辺(Cur1)とは接触しない場合もある。具体的には、下部基板110の曲線辺(Cur1)が2個の終点(Pe1、Pe2)を含む場合、上部基板210の尖った角と、これに近接した下部基板110の曲線辺(Cur1)の終点(Pe1)との間の距離(L2)は、0以上であってもよい。
【0053】
図11に示した下部基板110の角部の形態は、下部基板110の他の角部にも適用されてもよい。図11に示した実施形態において、下部基板110の角部がなす曲線辺(Cur1)の特徴及びその効果は、上述した図1に示した実施形態と同一である。
【0054】
次の図12(A)を参照すると、本実施形態における表示パネルの下部基板110の角部のうち、2つのパッド領域30a、30cが接触する角部は、図1に示した実施形態のように曲線辺(Cur1)なすものでもよい。上部基板210の角部のうち、2つのパッド領域30a、30cが接触する角部も曲線辺(Cur2)を含む。上部基板210の曲線辺(Cur2)は下部基板110の曲線辺(Cur1)の一部をなすものでもよい。この場合、下部基板110の曲線辺(Cur1)と上部基板210の曲線辺(Cur2)との最短距離がゼロであることを意味する。
【0055】
図12(B)を参照すると、1つのパッド領域30bが位置する下部基板110の角部は、図1に示した実施形態のように曲線辺(Cur1)をなすものでもよい。1つのパッド領域30bが位置する上部基板210の角部も曲線辺(Cur2)を含む。上部基板210の曲線辺(Cur2)は下部基板110の曲線辺(Cur1)と一致して、曲線辺(Cur2)の一部分を構成するものでもよい。
【0056】
このように、互いに一致する下部基板110の曲線辺(Cur1)と上部基板210の曲線辺(Cur2)は、表示パネルの製造工程で下部基板110と上部基板210を共に切断して得られたものでもよい。上述した下部基板110の曲線辺(Cur1)に対する特徴は、上部基板210の曲線辺(Cur2)にも同じように適用されてもよい。
【0057】
図11及び図12に示した下部基板110及び上部基板210の角部の形態は、他の角部にも適用されてもよい。
【0058】
次の図13A及び図14Aを参照すると、本実施形態における表示パネルの下部基板110の角部のうち、2つのパッド領域30a、30cが接触する角部は、少なくとも2つの頂点(N1、N2、…)を有する多角形辺(Ob1)を含むものでもよい。言い換えると、下部基板110の角部は、少なくとも1回以上面取りされて、ほぼ直角をなす2つの主辺と、その間の少なくとも1つの直線辺(straight edge)とで形成されてもよい。ここで、多角形辺(Ob1)は、表示パネルの4個の主辺が延びる方向に対して斜めに延びる少なくとも1つの直線辺を含み、隣接した2個の主辺を連結する部分を意味してもよい。
【0059】
図13Aは、下部基板110の1つの角部の多角形辺(Ob1)が2つの頂点(N1、N2)と、2つの頂点(N1、N2)の間の1つの直線辺とを含むことを例として示す。
【0060】
図14Aは、下部基板110の1つの角部がn個の頂点(Nn、n=2以上の自然数)と、隣接する頂点(Nn)の間に(n−1)個の直線辺を含む多角形辺(Ob1)を例として示す。
【0061】
図13B及び図14Bを参照すると、1つのパッド領域30bが位置する下部基板110の角部も、図13A及び図14Aに示した実施形態のように、少なくとも2つの頂点(N1、N2、…)と、2つの頂点(N1、N2、…)の間の少なくとも1つの直線辺とを有する多角形辺(Ob1)を含むものでもよい。図13Bは、下部基板110の1つの角部が、2つの頂点(N1、N2)と、2つの頂点(N1、N2)の間の1つの直線辺とを含み多角形辺(Ob1)をなすことを例として示す。図14Bは、下部基板110の1つの角部がn個の頂点(Nn、n=2以上の自然数)と、隣接する頂点(Nn)の間に(n−1)個の直線辺とを含むことを例として示す。n個の頂点(Nn)と頂点間の(n−1)個の直線辺は、共に多角形辺(Ob1)をなすものでもよい。
【0062】
図13及び図14に示した実施形態において、上部基板210の角部は上述した図11及び図12の実施形態と同様の構成を有するものでもよい。つまり、下部基板110が多角形辺(Ob1)をなす角部で上部基板210の角部は尖った角をなし、その角が有する1つの頂点と下部基板110の多角形辺(Ob1)との最短距離はゼロ以上であってもよい。または、下部基板110が多角形辺(Ob1)をなす角部で上部基板210の角部も2つの以上の頂点を有する斜線辺をなすものでもよい。この場合、上部基板210の角部の周縁が下部基板110の角部の周縁の一部をなすものでもよい。この場合は、下部基板110の角部の周縁と上部基板210の角部の周縁との最短距離がゼロである場合を意味してもよい。
【0063】
図13及び図14に示した下部基板110の角部の形態は、下部基板110の他の角部にも適用されてもよい。
【0064】
図14に示した実施形態でnが無限大の場合、多角形辺(Ob1)は上述した曲線辺(Cur1)をなすものでもよい。
【0065】
図13及び図14に示した実施形態における表示パネルも、上述した実施形態のように表示パネルの角部に外部の衝撃が加わっても、フレキシブル基板110、210またはシーラント310が破壊されたり分離されたりすることを相当減らすことができる。したがって、表示パネルの製造工程で両基板110、210またはその間の結合に不良が生じることを防ぐことができる。
【0066】
次に、図15及び図16を参照して、本発明の他の実施形態に係る表示パネルについて説明する。上述した図1に示した実施形態と同一の構成要素については同一の参照符号を付け、同一の説明は省略する。
【0067】
図15及び図16は、それぞれ本発明の一実施形態に係る表示パネルの平面図である。
【0068】
図15及び図16に示した実施形態における表示パネルの下部基板110は、上部基板210によって覆われていないパッド領域30aの部分を含む。パッド領域30aはデータ線のパッド部が配置されてもよい。このようなパッド領域30aは、表示パネルの4個の角部(A、B、C、D)のうちのいずれもと接触しない。つまり、4個の角部(A、B、C、D)はパッド領域30aを含まない。従って、本実施形態における表示パネルの4個の角部で下部基板110と上部基板210の周縁が一致してもよい。このように表示パネルの角部で下部基板110と上部基板210の周縁を一致させれば、下部基板110が露出している場合に比べて、外部衝撃による基板110、210及びシーラント310の不良を相当減らすことができる。
【0069】
図16は、図15に示した表示パネルの4個の角部(A、B、C、D)のうちの少なくとも1つが曲線辺(Cur1)をなすことを示す。このように表示パネルの角部で下部基板110及び上部基板210の周縁を一致させながら、尖った角ではなく曲線辺(Cur1)をなすようにすれば、シーラント310が離れて基板110、210の間が離隔したり、基板110、210自体に亀裂または剥離が起きて不良が生じることをほとんど防ぐことができる。
【0070】
図16に示したものとは異なり、表示パネルの角部のうちの少なくとも1つが上述した図13及び図14に示した実施形態の多角形辺(Ob1)を含むものでもよい。
【0071】
最後に、前述した多様な構造の表示パネルを製造する方法について、図17及び図18を参照して簡単に説明する。
【0072】
図17、図18及び図19は、それぞれ本発明の一実施形態に係る表示パネルの製造方法の1つのステップを示す斜視図である。
【0073】
まず、図17を参照すると、第1母基板11に多様な信号線と薄膜トランジスタなどを構成する複数の薄膜を形成し、第2母基板21に対向電極などの複数の薄膜を形成する。この場合、第1母基板11及び第2母基板21のうちの少なくとも1つはフレキシブルで、プラスチックなどから形成されるものでもよい。第1母基板11及び第2母基板21のうちの1つだけがフレキシブルである場合、他の1つはガラスから形成するものでもよい。
【0074】
次に第1母基板11または第2母基板21にシーラント310を形成し、液晶物質を充填した後、第1母基板及び第2母基板(11、21)を貼り合わせる。次に、上述した多様な実施形態における下部基板110及び上部基板210の形状を形成するために第1母基板及び第2母基板(11、21)を切断して複数の単位表示パネルに分割する。この場合、レーザー装置を利用して張り合わされた第1母基板及び第2母基板(11、21)を切断してもよい。
【0075】
これとは異なり、図18を参照すると、第1母基板11と第2母基板21とを貼り合わせる前に、第1母基板及び第2母基板(11、21)をそれぞれ複数の下部基板110及び上部基板210に分割してもよい。次の図19を参照すると、分離された下部基板110及び上部基板210をそれぞれ対にしてシーラント310を用いて張り合わせてもよい。この場合、切断された下部基板110及び上部基板210の周縁の形状は、上述した多様な実施形態における形状であってもよい。
【0076】
図17、図18及び図19に示した実施形態においては、1つの第1母基板11または1つの第2母基板21が6個の基板に分割されることを示しているが、本発明はこれに限られない。
【0077】
以上説明した種々の実施形態は、液晶表示装置の表示パネルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、他の色々な表示装置に適用されてもよい。例えば、本発明の一実施形態に係る表示パネルは、電子泳動表示装置、エレクトロウェッティング表示装置、有機発光表示装置など多様な表示装置に適用されてもよい。これについて図20、図21及び図22を参照して説明する。
【0078】
図20は、本発明の一実施形態に係る電子泳動表示装置の表示パネルの断面図であり、図21は本発明の一実施形態に係るエレクトロウェッティング表示装置の表示パネルの断面図であり、図22は、本発明の一実施形態に係る有機発光表示装置の表示パネルの断面図である。
【0079】
図20に示した構造を見ると、本発明の一実施形態に係る電子泳動表示装置に含まれる電子泳動表示パネルは、互いに対向する下部基板110及び上部基板210、下部基板110の上に位置する画素電極(図示せず)、上部基板210の上に位置する対向電極(図示せず)、下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つの上に位置する複数の信号線、及び下部基板110及び上部基板210の間に位置する電子泳動層を含む。下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つはフレキシブル基板であってもよい。下部基板110及び上部基板210のうちの1つだけがフレキシブル基板である場合、他の1つはガラス基板であってもよい。下部基板110及び上部基板210はシーラント(図示せず)によって結合してもよい。シーラント(図示せず)は電子泳動層を閉じ込めるものでもよい。
【0080】
電子泳動層は図20に示したように、例えば、白い帯電粒子36と黒い帯電粒子37、及び透明誘電流体38を含むものでもよい。白い帯電粒子36と黒い色帯電粒子37は互いに反対の電荷を帯電しているものでもよい。
【0081】
本発明の一実施形態に係る電子泳動表示装置は、画素電極及び対向電極にそれぞれ電圧を印加して、白い帯電粒子36及び黒い色帯電粒子37を移動させて多様な階調の画像を表示するものでもよい。
【0082】
次に、図21を参照すれば、本発明の一実施形態に係るエレクトロウェッティング表示装置に含まれるエレクトロウェッティング表示パネルは、互いに対向する下部基板110及び上部基板210、下部基板110の上に位置する第1透明電極(図示せず)、上部基板210の上に位置する第2透明電極(図示せず)、下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つの上に位置する複数の信号線、下部基板110の上に位置し、特定色を有する油層46、及び油層46を覆っている水層47を含む。下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つはフレキシブル基板であってもよい。下部基板110及び上部基板210のうちの1つだけがフレキシブル基板である場合、他の1つはガラス基板であってもよい。下部基板110及び上部基板210はシーラント(図示せず)によって結合するものでもよい。
【0083】
第1透明電極及び第2透明電極の間に電圧が印加されると、油層46が各画素の周縁に押し出された第1状態(S1)となり、第1透明電極及び第2透明電極の間に電圧が印加されなければ、油層46は画素の大部分を覆う第2状態(S2)となるので、その画素は油層46が有する特定色を表示する。
【0084】
次に、図22を参照すれば、本発明の一実施形態に係る有機発光表示装置に含まれる有機発光表示パネルは、下部基板110、下部基板110の上に位置する有機発光表示素子(図示せず)、及び有機発光表示素子を密封する上部基板210を含む。本実施形態において、上部基板210は、通常、封止基板とも言われるものであって、シーラント310によって下部基板110と結合され、シーラント310と共に有機発光表示素子を保護し、外部からの湿気などを防ぐことができる。下部基板110及び上部基板210のうちの少なくとも1つはフレキシブル基板としてもよい。
【0085】
これ以外に、この分野における通常の知識を有する者に知られた電子泳動表示装置、エレクトロウェッティング表示装置、及び有機発光表示装置の種々の特徴に対する説明は省略する。
【0086】
このような電子泳動表示装置、エレクトロウェッティング表示装置、及び有機発光表示装置などの種々の表示装置に含まれる表示パネルも、上述した図1、図4、図5、図8、図9、図11、図12、図13、図14、図15、図16及びそれぞれの変形された実施形態における表示パネルと同一の形状及び特徴を有するものでもよく、それに伴う同一の効果を有するものでもよい。
【0087】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれらに限定されず、次の特許請求の範囲で定義されている本発明の基本概念を利用した当業者の種々の変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
【符号の説明】
【0088】
1 繊維組織
2 高分子樹脂
3 液晶層
11、21 母基板
30a、30b、30c パッド領域
31 液晶分子
110 下部基板
210 上部基板
310 シーラント
Cur1、Cur2 曲線辺
Ob1 多角形辺

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルで、第1角部を有する第1基板と、
前記第1基板上に位置する複数の表示素子と
を含み、
前記第1基板は、互いに異なる方向に延びて前記第1角部で接触する第1主辺及び第2主辺を有し、
前記第1基板の前記第1角部は、n個(n=2以上の自然数)の頂点を有する第1多角形辺を有することを特徴とする表示パネル。
【請求項2】
前記第1基板と対向する、フレキシブルな第2基板をさらに含み、
前記第2基板は、前記第1角部と対向する第2角部を有し、
前記第2基板の前記第2角部の周縁は、前記第1基板の前記第1多角形辺と接することを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記第2基板の前記第2角部は、n個(n=2以上の自然数)の頂点を有する第2多角形辺を有し、
前記第2多角形辺は、前記第1多角形辺の一部と同一の形状を有し、
前記第1角部と前記第2角部は、前記第2多角形辺が前記第1多角形辺の一部と整列するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記第1基板は少なくとも1つのパッド領域を含むことを特徴とする請求項3に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記第1角部は前記少なくとも1つのパッド領域と連結されることを特徴とする請求項4に記載の表示パネル。
【請求項6】
前記第1多角形辺及び前記第2多角形辺のうちの少なくとも1つは、前記nが無限大の曲線辺を含むことを特徴とする請求項5に記載の表示パネル。
【請求項7】
前記曲線辺は、円、楕円、放物線、双曲線、三角関数のグラフ、及び3次以上の関数のグラフのうちの少なくとも1つの一部を含むことを特徴とする請求項6に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記円の曲率半径の範囲は5mmから200mmであることを特徴とする請求項7に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記第1多角形辺は、前記nが無限大の曲線辺を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記曲線辺は円を含み、前記円の曲率半径の範囲は5mmから200mmであることを特徴とする請求項9に記載の表示パネル。

【図2】
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【図7】
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【図10】
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【図22】
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【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公開番号】特開2013−3570(P2013−3570A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−169528(P2011−169528)
【出願日】平成23年8月2日(2011.8.2)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】