説明

表示装置

【課題】比較的少ないドット数を持つものにおいて、コストが安く、部品の在庫管理がし易い、十分な輝度を有する表示装置を提供する。
【解決手段】複数の発光素子がm行、n列の行列状に各々並んだA個(Aは2以上の整数)の表示手段5A,5Bと、入力部10,11から入力されたデータを、m行、n×A列の作業領域に並べる第1記憶部18と、M行(M>m)、N×A列(N>n)の表示領域を持つ第2記憶部20と、制御部14とを備え、前記制御部14は、前記第1記憶部18から前記第2記憶部20へ前記データを転送させ、複数の前記表示手段5A,5Bに対し、前記データを与える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の装置は例えば、特許文献1に示されている。この特許文献1の図1によると、16×16ドットに並んだ複数の表示部3が設けられている。そして、これらの表示部3を駆動する駆動部4が設けられている。この駆動部4に対し、表示データを出力する制御回路9と、制御回路9に対し、データを出力する第1記憶部8が設けられている。
【0003】
制御回路9には、図示されていないが、上記データを表示領域(16行、16×複数列)に記憶する第2記憶部と、第2記憶部を制御する表示制御器と、CPU等が設けられている。本発明者は上記特許文献1の構成に習って、2個の上記表示部3を持つ表示装置を製造した。
【特許文献1】特開2003−99002号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は上記特許文献1の構成に習って、例えば、12×12ドットに並んだ2個の表示部を製造した。そして、12×12×2ドットの表示領域を持つ別機種の第2記憶部と、第2記憶部用の表示制御器(別機種)を使用した。しかし、これらの部品は汎用品でなく、コストが高くなる、第1の欠点がある。また、本発明者が属する製造会社は、2種類の第2記憶部と、2種類の表示制御器を在庫する必要があり、部品在庫管理が煩わしい第2の欠点がある。
【0005】
更に、上記従来の表示装置は、例えば1/16デューティのダイナミック駆動しているので、各発光素子は、全体時間の中で、1/16の時間しか点灯されない。そのため、表示装置全体として、輝度が不十分である、第3の欠点がある。
【0006】
そこで、本発明はこの様な従来の欠点を考慮して、比較的少ないドット数を持つものにおいて、コストが安く、部品の在庫管理がし易い、十分な輝度を有する表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、複数の発光素子がm行、n列の行列状に各々並んだA個(Aは2以上の整数)の表示手段と、入力部から入力されたデータを、m行、n×A列の作業領域に並べる第1記憶部と、M行(M>m)、N×A列(N>n)の表示領域を持つ第2記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記第1記憶部から前記第2記憶部へ前記データを転送させ、複数の前記表示手段に対し、前記データを与える。
【0008】
請求項2の本発明では、前記制御部は、前記作業領域に存在する前記データが、前記表示領域の略中央部に位置する様に、前記データを転送させる。
【0009】
請求項3の本発明では、前記制御部は、前記表示領域において、非表示エリアであると判定すると、次の表示エリアまで進める。
【0010】
請求項4の本発明では、前記第2記憶部から入力された前記データを、シルアルデータからなる表示データに変換する表示制御器を設け、前記表示制御器は複数の前記表示手段に対し、前記表示データを出力する。
【0011】
請求項5の本発明では、前記第1記憶部はRAMからなり、前記第2記憶部はVRAMからなり、前記表示制御器はVRAMコントローラからなり、前記制御部はCPUからなる。
【0012】
請求項6の本発明では、各前記表示手段は各表示部と各駆動部とからなり、各駆動部はスタティック駆動する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の本発明では、複数の発光素子がm行、n列の行列状に各々並んだA個(Aは2以上の整数)の表示手段と、入力部から入力されたデータを、m行、n×A列の作業領域に並べる第1記憶部と、M行(M>m)、N×A列(N>n)の表示領域を持つ第2記憶部と、制御部とを備え、制御部は、第1記憶部から第2記憶部へ前記データを転送させ、複数の表示手段に対し、前記データを与える。上記構成により、M行、N×A列の表示領域を持つ第2記憶部も、n行、n×A列のデータを扱う事ができる。その結果、比較的少ないドット数を持つものにおいて、従来品の第2記憶部(汎用品)を使う事ができ、コストが安く、部品在庫管理がし易い。
【0014】
請求項2の本発明では、制御部は、作業領域に存在するデータが、表示領域の略中央部に位置する様に、データを転送させる。この様に、作業領域に存在するデータが、表示領域の略中央部に位置する様に、データを転送させるので、表示エリア以外のエリアにアクセスする事がなく、無駄なアクセス時間を無くす事ができる。
【0015】
請求項3の本発明では、制御部は、表示領域において、非表示エリアであると判定すると、次の表示エリアまで進める。上記構成(例えば、図3のS7および図4のS11を参照)により、非表示エリアにアクセスすることがないので、無駄なアクセス時間を無くす事ができる。
【0016】
請求項4の本発明では、第2記憶部から入力された前記データを、シルアルデータからなる表示データに変換する表示制御器を設け、表示制御器は複数の表示手段に対し、表示データを出力する。この様に、表示制御器は第2記憶部からのデータを、シリアルデータからなる表示データに変換する。その結果、各表示手段は、このシリアルデータにより、表示動作がし易い。
【0017】
請求項5の本発明では、第1記憶部はRAMからなり、第2記憶部はVRAMからなり、表示制御器はVRAMコントローラからなり、制御部はCPUからなる。上記構成により、従来より表示ドット数が少ない表示装置において、従来と同一の汎用品である、RAMとVRAMと、BRAMコントローラと、CPUを使う事ができる。その結果、コストが安くなり、かつ、部品在庫管理がし易くなる。
【0018】
請求項6の本発明では、各表示手段は各表示部と各駆動部とからなり、各駆動部はスタティック駆動する。上記構成により、複数の発光素子は、全期間中の100%近くの時間に、点灯される事ができる。その結果、表示装置全体として、輝度が十分となり、屋外に設置されるメッセージボード等には、好適である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、図1ないし図6に従い、本発明を実施するための最良の形態に係る表示装置1を説明する。図1は表示装置1のブロック図、図2は表示装置1に用いられる制御手段2のブロック図である。図3は表示装置1における主要制御動作を説明するためのフローチャート、図4は図3に続くフローチャートである。図5は、表示装置1に用いられる第1記憶部18における、作業すべきデータのマトリクスの1例を示す図面である。図6は、表示装置1に用いられる第2記憶部20における、表示すべきデータのマトリクスの1例を示す図面である。
【0020】
最初に、図1において、表示手段5Aは表示部6Aと、駆動部7Aとにより構成されている。表示部6Aは回路基板と、12×12=144個の発光素子(例えば、赤色発光ダイオード等)とからなる。
【0021】
複数の発光素子は、回路基板上に、m行(例えば、m=12)、n列(例えば、n=12)の行列状に並んで配置されている。
【0022】
駆動部7Aは例えば、16個のドライバ(図示せず)からなる。各ドライバはラッチ機能付きのシフトレジスタからなる。各ドライバは表示部6Aの各列毎に接続されている。
【0023】
即ち、表示部6Aを構成する第K列(K=1〜16)の16個の発光素子の陽極は共通して、電源電位(例えば直流5ボルト)に接続されている。上記16個の発光素子の陰極は各々、K番目のドライバの各出力端子(16個)に接続されている。
【0024】
16個のドライバは各々、共通線8に接続され、共通線8を介して、表示データSが入力される。また、各ドライバは共通線8を介して、制御信号D(クロック信号と階調信号等からなる)が入力される。
【0025】
また、16個のドライバは各々、16個の異なるラッチ信号1〜16(図示せず)が入力される。これらの表示部6Aと駆動部7Aとにより、表示手段5Aは構成されている。
【0026】
第1ドライバにラッチ信号1が入力され、ラッチ信号1がロウレベルからハイレベルに変化すると、第1ドライバは共通線8から16個の表示データSを取り込み、記憶する。
【0027】
そして、第1ドライバは、第1列の16個の発光素子に対し、16個の表示データSを出力する。その結果、上記表示データSに従い、第1列の16個の発光素子は点灯または非点灯を開始する。
【0028】
同様に、第2ドライバにラッチ信号2が入力され、ラッチ信号2がロウレベルからハイレベルに変化すると、第2ドライバは共通線8から16個の表示データSを取り込み、記憶する。
【0029】
そして第2ドライバは、第2列の16個の発光素子に対し、16個の表示データSを出力する。その結果、上記表示データSに従い、第2列の16個の発光素子は点灯または非電灯を開始する。
【0030】
この様にして、第1列〜第16列に位置する各16個の発光素子は、表示データSに従い、順次、点灯または非点灯を開始し、継続する。
【0031】
表示手段5Bは、表示部6Bと、駆動部7Bとにより構成される。表示部6Bは表示部6Aと同一の構成である。駆動部7Bは駆動部7Aと同一の構成である。
【0032】
この様にして、表示部6Bの第1列〜第16列に位置する各16個の発光素子は、表示部6Aに続いて、表示データSに従い、順次、点灯または非点灯を開始し、継続する。
【0033】
上記内容をまとめる。各表示手段5A,5Bは各表示部6A,6Bと、各駆動部7A,7Bとから構成されている。各駆動部7A,7Bはスタティック駆動を行なう。また、表示手段5A,5BはA個(上記説明では、A=2)設けられる。
【0034】
外部機器9は例えばパソコン等からなり、入力部10(シリアルポート等)や入力部11(ランコントローラ)を介して、制御手段2に対し、表示すべきデータを出力する。これらの制御手段2と、表示手段5A,5B等により、この表示手段1は構成されている(図1参照)。
【0035】
図2において、バッファ13は、入力部10(シリアルポート)から入力されたデータを電圧変換し、制御部14に対し、出力するものである。
【0036】
制御部14は、例えばCPU等からなり、各部品(後述)を制御するものであり、データバス15に接続されている。
【0037】
第1ロム16は例えば、制御部14の制御プログラムを記憶しており、データバス15に接続されている。第2ロム17は文字コードを記憶しており、データバス15に接続されている。
【0038】
第1記憶部19は例えば、スタティックRAM等からなる。第1記憶部19は入力部10または11から入力され、データバス15を通って入力されたデータを、m行(m=12)、n×A列(12×2)の作業領域19(図5参照)に並べるものである。
【0039】
第2記憶部20は例えば、VRAM等からなる。第2記憶部20は、M行(M=16)N×A列(16×2)の表示領領21(図6参照)を持つものである。但しM>m、N>nである。
【0040】
表示制御器22は例えば、VRAMコントローラ等からなる。表示制御器22は、第2記憶部20から入力されたデータを、シリアルデータからなる表示データSに変換し、複数の表示手段5A,5Bに対し、表示データSを出力するものである。
【0041】
この様に、制御部14は第1記憶部18と、第2記憶部20と、表示制御器22等を制御するものである。コネクタ23の入力側は表示制御器22に接続され、出力側は表示手段5A,5Bに接続されるものである。上記部品により、この制御手段2は構成されている。
【0042】
上記内容をまとめる。第1記憶部18はRAMからなり、第2記憶部20はVRAMからなり、表示制御器22はVRAMコントローラからなり、制御部14はCPUからなる。
【0043】
なお、上記第1記憶部18と、第2記憶部20と、表示制御器22と、制御部14は、本発明者が16×16ドット×2個の表示部を持つ表示装置(上記背景技術で述べた)において用いられた部品と、各々、同一の部品である。
【0044】
次に、主に図3と図4に従い、この表示装置1の動作を説明する。図3において、制御部14は制御動作を開始する。
【0045】
最初に、制御部14は、作業領域19の0行目に設定し、表示領域21の2行目に設定する(ステップS1参照)。次に制御部14は、作業領域19の0列目に設定し、表示領域21の2列目に設定する(ステップS3参照)。
【0046】
そして制御部14は、作業領域19における0行目0列目のデータを、表示領域21における2行目2列目にコピー(転送)する(S4参照)。
【0047】
次に制御部14は、作業領域19の1列目に設定し、表示領域21の3列目に設定する(S4参照)。そして制御部14は、表示領域21の2行目において、列番号を16で割った時の余りの数が14以上か否かを判定する(S5参照)。上記説明では、上記余りの数が3であるので、制御部14はS5の判定を否定する。
【0048】
次に制御部14は、作業領域19における列の数が24以上か否かを判定する(S6を参照)。上記説明では、上記列の数が1であるので、制御部14はS6の判定を否定する。
【0049】
そして制御部14は、ステップS3の直前に戻り、作業領域19における0行目1列目のデータを、表示領域21における2行目3列目に転送する(S3参照)。
【0050】
同様にして、制御部14は、S4とS5とS6とS6とS3の動作を繰り返す。その結果、制御部14は作業領域19における0行目2〜11列目の各データを各々、表示領域21における2行目4〜13列目に転送する。
【0051】
次に、ステップS4に従い、表示領域21において、14列目に設定される。その結果制御部14は、余りの数が14以上になったとして、S5の判定を肯定する。
【0052】
次に制御部14は、表示領域21における列数に4を加算し、18列目に設定する。この様に、制御部14は、第2記憶部20の表示領域21が非表示エリア(14列目〜17列目に相当)であると判定すると、次の表示エリア(即ち18列目)まで進める。
【0053】
同様にして、制御部14は、S6とS3とS4とS5の動作を繰り返す。その結果、制御部14は、作業領域19における0行目12〜23列目のデータを各々、表示領域21における2行目18〜29列目に転送する(S3参照)。
【0054】
次に制御部14は、作業領域19において、24列目を設定し、表示領域21において、30列目を設定する(S4参照)。
【0055】
そして制御部14は、表示領域21の30列目を16で割った時の余りが14であるので、ステップS5を肯定し、表示領域21において、34列目(即ち、第2列目)に設定する(S7参照)。
【0056】
次に制御部14は、作業領域19において、列数が24以上か否かを判定する(S6参照)。上記説明では、24列目であるので、制御部14は、ステップS6の判定を肯定する。
【0057】
そして制御部14は、作業領域19において、1行目を設定し、表示領域21において3行目を設定する(S8参照)。この様に、制御部14は、表示領域19において、非表示エリア(0行目30列目、31列目)であると判定すると、次の表示エリア(3行目)まで進める。
【0058】
次に制御部14は、表示領域21における行数を16で割った時の余りの数が14以上か否かを判定する(S9参照)。上記説明では、上記余りの数は3であるので、制御部14はS9の判定を否定する。
【0059】
そして制御部14は、作業領域19における行数が12以上か否かを判定する(S10を参照)。上記説明では、行数が1行目であるので、制御部14はS10の判定を否定する。
【0060】
次に制御部14は、ステップS2の直前に戻る。制御部14は、S2とS3とS4とS5とS6の動作を繰り返す。その結果、制御部14は、作業領域19における1行目0列目〜23列目のデータを、表示領域21における3行目2列目〜13列目および18列目〜29列目に転送する。
【0061】
そして制御部14は、作業領域19において、2行目を設定し、表示領域21において4行目を設定する(S8参照)。
【0062】
次に制御部14は、ステップS9の判定を否定し、ステップS10の判定を否定し、S2とS3とS4とS5とS6の動作を繰り返す。
【0063】
その結果、制御部4は、作業領域19における2行目0列目〜23列目のデータを、表示領域21における4行目2列目〜13列目および18列目〜29列目に転送する。この様にして、制御部14は、作業領域19における0行目〜11行目の全データを、表示領域21における2行目〜13行目に転送する。
【0064】
次に制御部14は、作業領域19において、12行目を設定し、表示領域21において14行目を設定する(S8参照)。
【0065】
そして制御部14は、表示領域21における14行目が、余った数が14以上であると判定し(S9参照)、表示領域21において、14+4=18行目に設定する(S11を参照)。
【0066】
次に制御部14は、作業領域19における12行目が12以上であると判定し(S10参照)、一連の転送作業を終了する。
【0067】
以上説明した様に、制御部14は、第1記憶部18の作業領域19に存在するデータ(例えば、図5に示したABを表示するための、各ドットにおける点灯、非点灯を指示する信号のこと)が第2記憶部20の表示領域21の中央部に位置する様に、データを転送させる。
【0068】
また、制御部14は、第1記憶部18から第2記憶部21へ、前記データを転送させ、複数の表示手段5A,5Bに対し、前記データを与える。
【0069】
なお、以上の説明と異なり、各表示部において、1ドットが赤色発光素子と緑色発光素子と青色発光素子とからなる、多色表示部で構成されても良い。
【0070】
また、上記説明では、m=12,n=12,A=2,M=16,N=16を例示したが、本発明はこの数値に限定されるものではない。更に、上記説明では、ストップ表示を例示したが、本発明はこれに限定されなく、ランニング表示や、カーテン表示にも適用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】本発明を実施するための最良の形態に係る表示装置1のブロック図である。
【図2】表示装置1に用いられる制御手段2のブロック図である。
【図3】表示装置1の主要動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】表示装置1に用いられる第1記憶部18における、作業すべきデータのマトリクスの1例を示す図面である。
【図6】表示装置1に用いられる第2記憶部20における、表示すべきデータのマトリクスの1例を示す図面である。
【符号の説明】
【0072】
5A,5B 表示手段
10,11 入力部
14 制御部
18 第1記憶部
20 第2記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の発光素子がm行、n列の行列状に各々並んだA個(Aは2以上の整数)の表示手段と、入力部から入力されたデータを、m行、n×A列の作業領域に並べる第1記憶部と、M行(M>m)、N×A列(N>n)の表示領域を持つ第2記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記第1記憶部から前記第2記憶部へ前記データを転送させ、複数の前記表示手段に対し、前記データを与える事を特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記作業領域に存在する前記データが、前記表示領域の略中央部に位置する様に、前記データを転送させる事を特徴とする請求項1の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記表示領域において、非表示エリアであると判定すると、次の表示エリアまで進める事を特徴とする請求項2の表示装置。
【請求項4】
前記第2記憶部から入力された前記データを、シルアルデータからなる表示データに変換する表示制御器を設け、前記表示制御器は複数の前記表示手段に対し、前記表示データを出力する事を特徴とする請求項2の表示装置。
【請求項5】
前記第1記憶部はRAMからなり、前記第2記憶部はVRAMからなり、前記表示制御器はVRAMコントローラからなり、前記制御部はCPUからなる事を特徴とする請求項4表示装置。
【請求項6】
各前記表示手段は各表示部と各駆動部とからなり、各駆動部はスタティック駆動する事を特徴とする請求項1の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−71666(P2006−71666A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−251372(P2004−251372)
【出願日】平成16年8月31日(2004.8.31)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)鳥取三洋電機株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】