説明

表示装置

【課題】奇数フィールド期間に奇数ライン映像信号を複数の画素に書き込み、偶数フィールド期間に偶数ライン映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、静止画表示時のちらつき現象を抑止する。
【解決手段】バッファアンプ29R,29G,29Bのスルーレートが可変制御可能であり、そのスルーレートをスルーレート切換回路28によって切り換える。スルーレート切換回路28は、タイミング制御回路30からのタイミング信号に基づいて、奇数フィールド期間、偶数フィールド期間毎にスルーレートを切り換える。これにより、同一表示ライン上に出力される奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号が平均化される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、特に、インターレース信号を映像ソースとし、奇数フィールドの奇数ライン映像信号と、偶数フィールドの偶数ライン映像信号が同一の表示ライン上に交互に重ねて表示される表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、液晶表示装置や有機EL表示装置の映像ソースの一種として、解像度向上のためにNTSC等のインターレース信号が用いられている。インターレース信号は、図6に示すように、表示画面の480ラインの中、240本の奇数ラインに対応する映像信号である奇数ライン映像信号と、240本の偶数ラインに対応する映像信号である偶数ライン映像信号から構成されている。図6の例では、インターレース信号は「X」という文字の静止画に対応する信号である。
【0003】
1フレームの周波数は30Hzであり、1フレームは、60Hzの周波数で交互に切り替わる奇数フィールドと偶数フィールドから構成され、奇数フィールド期間に奇数ライン映像信号が出力され、偶数フィールド期間に偶数ライン映像信号が出力される。
【0004】
ところで、インターレース信号を受けて表示を行う表示装置の側では、480ラインのインターレース信号に対応して、表示画面のライン数は通常は480本で構成されるが、例えばデジタルカメラの電子ビューファインダーのように、ユーザーの要求仕様から、表示画面の表示ライン数は例えば240本と半分に設定されている。
【0005】
そこで、そのような表示装置においては、図6、図7に示すように、映像ソースの奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号が同一ライン上にフィールド周期毎に重ね書きで表示するようしている。即ち、各ラインは複数の画素が配列されて構成され、奇数フィールド期間に奇数ライン映像信号が240本のラインに次々に書き込まれ、次の偶数フィールド期間に偶数ライン映像信号が240本のラインの画素に次々と書き込まれる。例えば、第1ラインには奇数ライン映像信号Aと偶数ライン映像信号Bが重ね書きされ、第240ラインには奇数ライン映像信号Cと偶数ライン映像信号Dが重ね書きされる。このようにして、図6の例では表示装置に「X」という文字が表示されることになる。
【0006】
インターレース信号を用いた表示装置については、特許文献1〜4に記載されている。
【特許文献1】特開平7−261713号公報
【特許文献2】特開平7−30836号公報
【特許文献3】特開平9−265278号公報
【特許文献4】特開2005−107167号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の表示装置では、映像ソースの奇数フィールドに対応した奇数ライン映像信号と偶数フィールドに対応した偶数ライン映像信号が同一表示ライン上に交互に表示される。
【0008】
しかしながら、有機EL表示装置のように表示素子の応答速度が数μ秒と高速である表示装置において、映像ソースからの静止画を表示する場合に、奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号との間に大きな差があると、ちらつきとして視認され、表示映像が見辛くなるという問題があった。例えば、図6の例では、表示画面上、「X」という文字の模様が60Hzの周波数で上下にちらついて見える。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数の画素を備え、第1のフィールド期間に映像ソースから出力された第1の映像信号を複数の画素に書き込み、第2のフィールド期間に映像ソースから出力された第2の映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、映像ソースからの第1及び第2の映像信号を増幅して、複数の画素に供給するバッファアンプと、前記第1、第2のフィールド期間毎に、複数の画素に重ねて書き込まれる第1及び第2の映像信号が平均化されるように、バッファアンプのスルーレートの切り換えを行うスルーレート切換回路と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、バッファアンプのスルーレートの切り換えにより、第1の映像信号と第2の映像信号が平均化され、その差が減少するため、静止画表示時のちらつき現象が抑制される。
【0011】
また、本発明は複数の画素を備え、第1のフィールド期間に映像ソースから出力された第1の映像信号を複数の画素に書き込み、第2のフィールド期間に映像ソースから出力された第2の映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、
映像ソースからの第1及び第2の映像信号を増幅して、複数の画素に供給するバッファアンプと、前記バッファアンプから出力された第1及び第2の映像信号を積分して前記画素に供給する積分回路と、を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、バッファアンプから出力された第1及び第2の映像信号を積分してから画素に供給しているので、第1の映像信号と第2の映像信号が平均化され、その差が減少することから、静止画表示時のちらつき現象が抑制される。
【発明の効果】
【0013】
本発明の表示装置によれば、奇数フィールド期間に奇数ライン映像信号を複数の画素に書き込み、偶数フィールド期間に偶数ライン映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、静止画表示時のちらつき現象を抑制することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の第1の実施の形態に係る有機EL表示装置について図面を参照して説明する。この有機EL表示装置は、図1のブロック図に示すように、映像ソースから入力されるインターレース信号に対して各種の信号処理を施して、これを複数の画素11がマトリクス状に配列された画素領域を含む表示パネル10に出力する。この例では、インターレース信号はデジタル信号であるが、従来例と同様に、奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号から構成されている。
【0015】
信号処理回路は、シリアル/パラレル変換器21、RGBマトリクス22、選択回路23、色補正回路24、コントラスト/ブライトネス調整回路25、ガンマ補正回路26、D/A変換器27、D/A変換後のRGB(R:赤、G:緑、B:青)のアナログ映像信号を増幅するバッファアンプ29R,29G,29Bを備える。そして、バッファアンプ29R,29G,29Bからのアナログ映像信号が表示パネル10に出力される。このアナログ映像信号についても、奇数フィールドに対応した奇数ライン映像信号と偶数フィールドに対応した偶数ライン映像信号から構成される。
【0016】
表示パネル10は、従来例と同様に、奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号が同一表示ライン上に交互に表示されるように構成されている。
【0017】
本発明の特徴とする点は、バッファアンプ29R,29G,29Bのスルーレートが可変制御可能であり、そのスルーレートをスルーレート切換回路28によって切り換える。スルーレートとは、バッファアンプ29R,29G,29Bの入力に対する出力の応答特性であり、スルーレートが高ければ応答速度が速く、スルーレートが低ければ応答速度が遅い。スルーレート切換回路28は、タイミング制御回路30からのタイミング信号に基づいて、奇数フィールド期間、偶数フィールド期間毎にスルーレートを切り換える。これにより、同一表示ライン上に出力される奇数ライン映像信号と偶数ライン映像信号が平均化されるので、静止画表示時のちらつき現象を抑制することが可能になる。
【0018】
以下、各回路の構成と動作について説明する。シリアル/パラレル変換器21は、シリアル信号であるRGBのデジタル映像信号、及び輝度信号と色差信号とからなるYUV信号をパラレル信号に変換する。このパラレル信号のうちYUV信号は、RGBマトリックス22によってRGBのデジタル映像信号に変換される。シリアル/パラレル変換器21から出力されたRGBデジタル映像信号、もしくはRGBマトリックス22によってYUV信号から変換されたRGBデジタル映像信号は、選択回路23によっていずれか1つ選択されて出力される。
【0019】
選択回路23からのデジタル映像信号は、所定の色補正を行う色補正回路24に入力される。色補正回路24によって色補正されたデジタル映像信号は、そのコントラストや明るさを調整するコントラスト/ブライトネス調整回路25に入力される。コントラスト/ブライトネス調整回路25によってコントラスト及びブライトネス(明るさ)が調整されたデジタル映像信号は、ガンマ補正を行うガンマ補正回路26に入力される。そして、ガンマ補正回路26の出力は、D/A変換器27によってアナログ映像信号に変換される。
【0020】
図2は、図1の画素11とバッファアンプとの関係を示す回路図である。この例では、R(赤)に対応した画素11、バッファアンプ29Rを示したが、他の色に対応した画素、バッファアンプについても同様である。
【0021】
画素11について説明すると、Q1は画素選択用TFTであり、ドレインは映像ラインDLに接続され、ゲートはゲートラインGLに接続され、ソースは駆動用TFT(Q2)のゲートに接続されている。駆動用TFT(Q2)のゲートには保持容量Csの第1の端子が接続されている。保持容量Csの第2の端子には保持容量電圧SCが印加されている。また、駆動用TFT(Q2)のソースは、正電源電位PVddを供給する電源ラインPVLに接続され、そのドレインは有機EL素子OLEDのアノードに接続されている。有機EL素子OLEDのカソードには負電源電位CVが印加されている。
【0022】
そして、D/A変換器27からのアナログ映像信号は、スルーレート切換回路28によって制御されたバッファアンプ29Rを通して映像ラインDLに出力され、画素11に書き込まれる。即ち、ゲートラインGLに出力される画素選択信号に応じて画素選択用TFT(Q1)がオンすると、アナログ映像信号は画素選択用TFT(Q1)を通して、駆動用TFT(Q2)のゲートに印加されるとともに、保持容量Csに保持される、そして、保持容量Csに保持された電圧に応じて、駆動用TFT(Q2)に流れるソースドレイン電流が変化する。有機EL素子OLEDはこのソースドレイン電流に応じた輝度で発光し、これにより表示が行われる。
【0023】
図3は、上述の有機EL表示装置の動作例を示す波形図である。この動作例では、奇数フィールド期間の奇数ライン映像信号が白レベル(H)、偶数フィールド期間の偶数ライン映像信号が黒レベル(L)であり、これらの信号がフィールド期間毎に交互に同一の表示ライン上の画素11に書き込まれる場合を示している。画素選択用TFT(Q1)がオンしている間に映像信号は画素11に書き込まれ、保持容量Csによって保持される。
【0024】
そして、奇数フィールド期間のバッファアンプ29Rはスルーレート1,2に設定され、偶数フィールド期間のスルーレート3,4に設定されている。ここで、スルーレートの数字が小さい程、スルーレートが高いものとする。(スルーレート1>スルーレート2>スルーレート3>スルーレート4である。)
図3の最初の奇数フィールド期間では、バッファアンプ29Rのスルーレートは、最も高いスルーレート1に設定されているので、画素11内の保持容量Csに保持される映像信号は急速に立ち上がり、画素選択用TFT(Q1)がオフするとそのまま保持される。そして、次の偶数フィールド期間では、バッファアンプ29Rのスルーレートは、最も低いスルーレート4に切り換えられるので、保持容量Csに保持された電圧は少しだけ低下する。次の奇数フィールド期間ではスルーレートは、スルーレート2に切り換えられる。さらに次の偶数フィールド期間では、スルーレート3に切り換えられる。以下はその繰り返しである。
【0025】
このように、奇数フィールド期間と偶数フィールド期間とでスルーレートを切り換えることにより、画素11に書き込まれ、保持される映像信号が平均化される。これにより、有機EL素子OLEDの輝度の変化も平均化され、静止画表示時のちらつき現象を抑制することが可能になる。
【0026】
なお、スルーレート切換回路28はインターレース信号が静止画、動画のいずれかに対応するかを判別する機能を備え、インターレース信号が動画に対応する場合には、バッファアンプ29R,29G,29Bのスルーレートの切り換えを停止するようにしてもよい。
【0027】
また、本実施形態では、奇数、偶数の各フィールドでスルーレートの切り換えを行っているが、本発明はこれに限られるものではなく、フィールド期間単位以下であるライン走査期間や画素単位期間毎にスルーレートの切り換えを行ってもよい。ライン走査期間や画素単位期間毎にスルーレートを切り換える場合、1画面全体に亘って映像信号を平均化するのではなく、所定のエリアを選択して平均化するのが好適である。ここで、所定のエリアとは、輝度変化の著しいエリアのこと、つまり、隣り合うライン或いは隣り合う画素の映像信号の差が大きいエリアのことを言う。輝度変化が小さいエリアでは、そもそもちらつき現象が出現しないので、映像信号を平均化しなくてもよい。輝度変化の著しいエリアのみを選択し映像信号を平均化することで消費電力を削減することができる。エリアの選択を行う方法としては、例えばフレームメモリなどの判断手段を信号処理回路に設けることが好適である。
【0028】
また、本実施形態では、奇数フィールド期間のスルーレートをスルーレート1,2に、偶数フィールド期間のスルーレートをスルーレート3,4に設定したが、本発明はこれに限られるものではなく、奇数フィールド期間のスルーレートをスルーレート1,4に、偶数フィールド期間のスルーレートをスルーレート2,3のように自由に設定することができる。さらに、本実施形態では、スルーレートを4段階で設定したが、本発明はこれに限られるものではなく、複数段のスルーレートに設定することができる。
【0029】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る有機EL表示装置について図面を参照して説明する。第1の実施の形態では、バッファアンプ29R,29G,29Bのスルーレートを切り換えているが、この実施の形態では、バッファアンプのスルーレートの切り換えはしないで、バッファアンプ29R,29G,29Bの出力の映像信号を積分して画素11に供給する積分回路を設けたものである。他の構成については、第1の実施の形態の回路と同じである。
【0030】
積分回路の例は図4に示すように、バッファアンプ29Rの出力に接続された抵抗32と、画素11の保持容量Csで構成される。これにより、画素11に書き込まれ保持される映像信号が平均化されることから、静止画表示時のちらつき現象が抑制される。
【0031】
ここで、抵抗32の両端に短絡用TFT31を接続し、その短絡用TFT31のオンオフを静止画・動画判別回路33の判別出力信号によって制御するようにしてもよい。インターレース信号が動画に対応する場合には、抵抗32の両端を短絡することによって抵抗32をバイパスする信号経路を形成し、積分回路を除去することができる。
【0032】
図5は、上述の有機EL表示装置の動作例を示す波形図である。この動作例でも図3と同様に、奇数フィールド期間の奇数ライン映像信号が白レベル(H)、偶数フィールド期間の偶数ライン映像信号が黒レベル(L)であり、これらの信号がフィールド期間毎に交互に同一の表示ライン上の画素11に書き込まれる場合を示している。画素選択用TFT(Q1)がオンしている間に映像信号は画素11に書き込まれ、保持容量Csによって保持される。図5の波形から明らかなように、画素11に書き込まれ保持される映像信号が平均化されることから、有機EL素子OLEDの輝度の変化も平均化され、静止画表示時のちらつき現象が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る有機EL表示装置の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態において、画素とバッファアンプとの関係を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る有機EL表示装置の動作例を示す波形図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態において、画素とバッファアンプとの関係を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る有機EL表示装置の動作例を示す波形図である。
【図6】インターレース信号を用いた表示装置の動作を説明する図である。
【図7】インターレース信号を用いた表示装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
【0034】
10 表示パネル 11 画素
21 シリアル/パラレル変換器 22 RGBマトリクス
23 選択回路 24 色補正回路
25 コントラスト/ブライトネス調整回路
26 ガンマ補正回路 27 D/A変換器
28 スルーレート切換回路
29R,29G,29B バッファアンプ
30 タイミング制御回路 31 短絡用TFT
32 抵抗 33 静止画・動画判別回路
Cs 保持容量
Q1 画素選択用TFT Q2 駆動用TFT

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の画素を備え、第1のフィールド期間に映像ソースから出力された第1の映像信号を複数の画素に書き込み、第2のフィールド期間に映像ソースから出力された第2の映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、
前記映像ソースからの第1及び第2の映像信号を増幅して、前記複数の画素に供給するバッファアンプと、
前記複数の画素に書き込まれる第1及び第2の映像信号が平均化されるように、所定期間毎に、前記バッファアンプのスルーレートの切り換えを行うスルーレート切換回路と、を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記スルーレート切換回路は、前記第1、第2のフィールド期間毎に、前記スルーレートを切り換えるとともに、前記第1のフィールド期間のスルーレートを第1のスルーレートに設定し、前記第2のフィールド期間のスルーレートを第1のスルーレートと異なる第2のスルーレートに設定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記スルーレート切換回路は、前記第1及び第2の映像信号が動画に対応する場合には、前記バッファアンプのスルーレートの切り換えを停止することを特徴とする請求項1、2に記載の表示装置。
【請求項4】
複数の画素を備え、第1のフィールド期間に映像ソースから出力された第1の映像信号を複数の画素に書き込み、第2のフィールド期間に映像ソースから出力された第2の映像信号を複数の画素に重ねて書き込む表示装置において、
前記映像ソースからの第1及び第2の映像信号を増幅して、前記複数の画素に供給するバッファアンプと、
前記バッファアンプから出力された第1及び第2の映像信号を積分して前記画素に供給する積分回路と、を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項5】
前記積分回路は、前記バッファアンプの出力と前記画素の間に接続された抵抗と、前記画素内に設けられ、第1及び第2の映像信号を保持するための保持容量とからなることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の映像信号が動画に対応する場合には、前記積分回路の動作を停止させるスイッチング回路を備えることを特徴とする請求項4、5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記画素は第1及び第2の映像信号を保持する保持容量と、この保持容量に保持された第1及び第2の映像信号に応じた電流を流すトランジスタと、このトランジスタに流れる電流に応じて発光する発光素子を備えることを特徴とする請求項1、4に記載の表示装置。
【請求項8】
前記発光素子は有機EL素子であることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−310222(P2007−310222A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−140395(P2006−140395)
【出願日】平成18年5月19日(2006.5.19)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】