説明

表示装置

【課題】磁石と磁気センサとの任意の位置関係によって、表示画像を制御することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、筺体101と、筺体101外の指示部200と、筺体101内の処理部300と、を備える。指示部200は、磁束を発生させる第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220を有する。第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220のそれぞれは、筺体101に任意に配置可能である。処理部300は、画像を表示する表示部340と、筺体101に配置された磁石から発生する磁束を検出した場合に検出信号を出力する第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320と、これらの検出部から出力される検出信号の組合せに基づいて、表示部340に表示される画像を制御する制御部330と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
屋外の風雨に晒される場所に設置される液晶ディスプレイ等の映像表示装置では、外部からの影響を避けるため、例えば、装置内部の電子回路への水の流入を防ぐため、筺体で装置を密閉する防水構造が採用されている。
【0003】
また、防水構造を維持した状態で、外部からの操作を可能にするためには、防水構造のスイッチなどを設けることが考えられる。
【0004】
この場合、防水構造のスイッチ自体が、一般のスイッチと比較して、構造に制約を有するため、筺体の形状などに制約を受ける。このため、筺体の美観、防水性を損なうことがある。
【0005】
これに対し、筺体内部に映像表示装置に加えて磁気センサを設け、その筺体外部に設けた磁石を用いて、筺体内部の電子回路に信号を供給することが考えられる。
【0006】
例えば、特許文献1には、磁気センサの検出状態に応じて液晶面の画面を切り替える携帯情報端末機が記載されている。特許文献1に記載の携帯情報端末機は、操作キーが配置された第1の筺体と、液晶面が配置された第2の筺体と、が2軸ヒンジにより結合されている。
【0007】
特許文献1に記載の携帯情報端末機は、第1筺体の内部に設置された磁石と、第2筺体の内部に設置された磁気センサとを用いて、第1筺体と第2筺体との相対位置を検出することによって、第2の筺体の液晶面に表示される画面の切替えを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2006−38777号公報(図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載の携帯情報端末では、第1の筺体および第2の筺体が2軸ヒンジにより結合されているため、第1の筺体および第2の筺体の間で採り得る位置関係は限定される。このため、第1の筺体内の磁石と、第2の筺体内の磁気センサと、の位置関係は、限定される。
【0010】
よって、その限定された位置関係とは異なる磁石と磁気センサとの位置関係を用いて、表示画面を制御することができなかったという問題があった。
【0011】
本発明の目的は、上記した課題を解決する表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の表示装置は、筺体と前記筺体内の処理手段と前記筺体外の指示手段とを含む表示装置であって、前記指示手段は、磁束を発生させる複数の発生手段を有し、前記複数の発生手段のそれぞれは、前記筺体の任意の場所に配置可能であり、前記処理手段は、画像を表示する表示手段と、前記筺体に配置された発生手段から発生する磁束を検出した場合に検出信号を出力する複数の検出手段と、前記複数の検出手段から出力される検出信号の組合せに基づいて、前記表示手段に表示される画像を制御する制御手段と、を有する。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、磁石と磁気センサとの任意の位置関係によって、表示画像を制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施形態における表示装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態と、表示部340により表示される画像の輝度レベルと、の関係を示す図である。
【図3】第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態と、表示部340により表示される表示番号と、の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態における表示装置の一構成例を示すブロック図である。
【0017】
表示装置100は、屋外または浴室などに設置される表示装置である。表示装置100は、筺体101と、筺体101外部に存在する指示部200と、筺体101内に格納された処理部300と、を備える。
【0018】
指示部200は、第1および第2磁石211および212と、設定磁石220と、を備える。処理部300は、第1および第2磁石検出部311および312と、設定磁石検出部320と、制御部330と、表示部340と、を備える。制御部330は、制御情報保持部331および表示制御部332を備える。
【0019】
指示部200は、表示装置100の使用者の操作に基づいて、表示部340に表示される表示画像を制御するための指示手段である。指示部200は、表示画像を制御する複数の制御パターンのうち、1つの制御パターンを処理部300に指示する。
【0020】
第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の各々は、磁束を発生させる発生手段である。また、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の各々は、筺体101の任意の場所に配置可能である。
【0021】
第1磁石211および第2磁石212は、表示装置100の使用者が、複数の制御パターンのうちから1つの制御パターンを選択するために使用される磁石である。使用者は、第1磁石211および第2磁石212の配置を操作することにより、表示画像の制御を選択することができる。
【0022】
設定磁石220は、第1磁石211および第2磁石212の配置により定まる制御パターンを設定するために使用される磁石である。設定磁石220は、第1磁石211および第2磁石212の配置により定まる制御パターンの実行を処理部300に指示する。
【0023】
処理部300は、指示部200からの指示に従って処理を行う処理手段である。処理部300は、例えば、防水構造の筺体101にて密閉されている。
【0024】
第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の各々は、磁束を検出する検出手段である。第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320は、例えば、磁気センサであり、ホール素子により実現される。
【0025】
第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の各々は、筺体101に配置された磁石(第1磁石211、第2磁石212または設定磁石220)から発生する磁束を検出した場合には、検出信号を出力する。本実施形態では、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の各々は、自己の近傍に配置された磁石から発生する磁束を検出して、検出信号を出力する。
【0026】
第1磁石検出部311は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220のうちいずれかの磁石が、第1磁石検出部311の近傍に位置するときに、その磁石から発生する磁束を検出して、検出信号を出力する。
【0027】
本実施形態では、第1磁石検出部311は、第1磁石検出部311に対応する第1磁石211が、第1磁石検出部311の近傍に位置するときに、第1磁石211から発生する磁束を検出して、検出信号を表示制御部332に出力する。
【0028】
第2磁石検出部312は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220のうちいずれかの磁石が、第2磁石検出部312の近傍に位置するときに、その磁石から発生する磁束を検出して、検出信号を出力する。
【0029】
本実施形態では、第2磁石検出部312は、第2磁石検出部312に対応する第2磁石212が、第2磁石検出部312の近傍に位置するときに、第2磁石212から発生する磁束を検出して、検出信号を表示制御部332に出力する。
【0030】
設定磁石検出部320は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220のうちいずれかの磁石が、設定磁石検出部320の近傍に位置するときに、その磁石から発生する磁束を検出して、検出信号を出力する。設定磁石検出部320は、一般的に特定検出手段と呼ぶことができる。
【0031】
本実施形態では、設定磁石検出部320は、設定磁石検出部320に対応する設定磁石220が、設定磁石検出部320の近傍に位置するときに、設定磁石220から発生する磁束を検出して、検出信号を表示制御部332に出力する。
【0032】
制御部330は、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力される検出信号の組合せに基づいて、表示部340に表示される表示画像を制御する制御手段である。
【0033】
本実施形態では、制御部330は、設定磁石検出部320から検出信号が出力されたときに、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312から出力される検出信号の組合せに基づいて、表示部340に表示される画像を制御する。
【0034】
制御情報保持部331は、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力される検出信号の組合せと、表示部340に表示される画像を制御するための制御情報と、を互いに関連付けて保持する保持手段である。制御情報保持部331には、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態の組合せごとに、その組合せに対応する表示画像の制御論理情報が予め設定される。
【0035】
本実施形態では、制御情報保持部331は、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312から出力される検出信号の組合せごとに関連付けられた制御情報(制御論理情報)を保持する。制御情報保持部331は、例えば、表示画像の輝度レベル、または、表示文字に関する制御情報を保持する。制御情報保持部331は、例えば、ROM(Read Only Memory)により実現される。
【0036】
表示制御部332は、制御情報保持部331を参照し、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力された検出信号の組合せに関連付けられた制御情報に基づいて、表示部340に表示される画像を制御する表示制御手段である。表示制御部332は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により実現される。
【0037】
本実施形態では、表示制御部332は、設定磁石検出部320から検出信号が出力されたときに、制御情報保持部331を参照し、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312から出力された検出信号の組合せに関連付けられた制御情報に基づいて、表示画像を制御する。
【0038】
表示制御部332は、例えば、設定磁石検出部320から検出信号が出力されたときに、制御情報保持部331を参照し、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312からの検出信号の組合せに関付けられた輝度レベルで、表示部340に画像を表示させる。
【0039】
表示部340は、画像を表示する表示手段である。表示部340は、表示制御部332の制御に従って画像を表示する。表示部340は、例えば、液晶ディスプレイ等の映像表示装置により実現される。
【0040】
図2は、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態と、表示部340の表示状態と、の関係例を示す図である。図2には、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力された検出信号の組合せと、その組合せに対応する表示状態が示されている。
【0041】
検出状態521から523には、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態が、「検出」、「未検出」としてそれぞれ示されている。検出は、磁束が検出されたことにより、検出信号が制御部330に出力されている状態を示す。未検出は、磁束が検出されていない状態を示す。
【0042】
表示動作524には、表示部340の表示状態として、輝度レベルが示されている。表示動作524には、4つの制御情報(制御パターン)として、表示停止、最低輝度での表示、中間輝度での表示および最大輝度での表示が示されている。
【0043】
この例では、設定磁石検出部320の検出状態が「検出」を示す場合に、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312の検出状態の組合せに基づいて、表示部340の表示状態が切り替わる。例えば、設定磁石検出部320の検出状態が「検出」を示し、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312の両者の検出状態が「未検出」を示す場合には、表示制御部332の制御によって、画像表示が停止される。
【0044】
一方、設定磁石検出部320の検出状態が「未検出」を示す場合には、表示状態が切り替わらないため、直前の表示状態が維持される。
【0045】
図3は、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の検出状態と、表示部340の表示状態と、の他の関係例を示す図である。
【0046】
表示動作534には、表示部340の表示状態として、表示番号が示されている。表示動作534には、4つの制御情報として、「0」、「1」、「2」および「3」の表示番号が示されている。なお、検出状態521から523は、図2に示した内容と同様のものであるため、ここでの説明を省略する。
【0047】
例えば、設定磁石検出部320の検出状態が「検出」を示し、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312の両者の検出状態が「未検出」を示す場合には、表示制御部332の制御によって、表示番号「0」が表示される。
【0048】
なお、図2および図3には、表示画像の制御として、輝度レベルおよび表示番号を切り替える例について説明したが、表示画像の色合い、表示画像の上下方向への移動量などを制御するようにしてもよい。
【0049】
本実施形態によれば、指示部200が、筺体101の外部に存在し、また、指示部200が、任意に配置可能な第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220を有する。このため、表示装置100の使用者が、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の各々の位置を、独立して自由に操作することができる。
【0050】
また、本実施形態では、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320の各々が、筺体101内に格納され、また、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220から発生する磁束を検出した場合には、検出信号を出力する。さらに制御部330が、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力された検出信号の組合せに基づいて、表示部340に表示された表示画像を制御する。
【0051】
このため、制御部330は、筺体101に設置された第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の配置に基づいて、さらに言えば、磁石と磁石検出部(磁気センサ)との任意の位置関係によって、表示画像を制御することができる。
【0052】
よって、表示装置100は、その使用者が筺体101外の磁石を自由に操作することによって、表示画像を制御することができる。したがって、表示装置100の使用者は、筺体101の防水性能を損なうことなく、防水構造の筺体101の外部から簡便な手法により、筺体101内の表示部340に表示される画像を制御することがきる。
【0053】
また、表示装置100は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の配置の自由度が十分に高いため、表示画像の制御パターンの数に制限を受けることなく、表示画像を制御することができる。
【0054】
また、本実施形態では、制御部330が、設定磁石検出部320から検出信号が出力されたときに限り、第1および第2磁石検出部311および312から出力される検出信号の組合せに基づいて、表示部340に表示される表示画像を制御する。
【0055】
これにより、制御部330は、設定磁石検出部320から検出信号が出力されない場合には、第1磁石211および第2磁石212から出力された出力信号の組合せに拘わらず、表示画像の制御を抑制する。このため、表示装置100の使用者は、常に、第1磁石211および第2磁石212を、第1磁石検出部311および第2磁石検出部312の近傍に配置し続けるような操作を行う必要が無くなる。
【0056】
したがって、表示装置100の使用者は、設定磁石220を設定磁石検出部320の近傍に配置して表示画像を制御した後は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220を、別の場所に保管することができる。このため、表示装置100の使用者は、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220の紛失などを防止することがきる。
【0057】
また、本実施形態では、制御情報保持部331が、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力される検出信号の組合と、表示部340に表示される画像を制御するための制御情報と、を互いに関連付けて保持する。さらに表示制御部332が、制御情報保持部331を参照し、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320から出力された検出信号の組合せに関連付けられた制御情報に基づいて、表示部340に表示される画像を制御する。
【0058】
これにより、制御情報保持部331に、表示画像の制御に関する制御情報を設定することができる。したがって、表示装置100の使用者は、制御情報保持部331に設定された制御情報に応じて、表示部340に表示される画像を制御することができる。
【0059】
また、本実施形態では、指示部200が、風雨による影響を受け難い磁石を有することによって、表示装置100が風雨に晒されても、その影響を受けることなく、表示画像を制御することができる。
【0060】
また、本実施形態では、第1磁石検出部311、第2磁石検出部312および設定磁石検出部320と、第1磁石211、第2磁石212および設定磁石220と、が1対1で対応する。したがって、使用者が磁石の配置を変更する際に、磁石検出部が、他の磁石の磁束を検出して使用者の意図しない表示画像に切り替わってしまうような誤操作を防止することができる。
【0061】
なお、本実施形態では、磁石および磁石検出部の数をさらに増加させることによって、表示部340に表示される画像の制御パターンを増加させるようにしてもよい。また、本実施形態では、表示部340に表示される画像の制御パターンの定義を2つにする場合には、第1磁気検出部311のみを処理部300に設けるようにしてもよい。
【0062】
なお、本実施形態において、表示装置として、屋外設置型電子掲示板や防水型ディスプレイなどが用いられてもよい。
【0063】
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【符号の説明】
【0064】
100 表示装置
101 筺体
200 指示部
211 第1磁石
212 第2磁石
220 設定磁石
300 処理部
311 第1磁石検出部
312 第2磁石検出部
320 設定磁石検出部
330 制御部
331 制御情報保持部
332 表示制御部
340 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筺体と前記筺体内の処理手段と前記筺体外の指示手段とを含む表示装置であって、
前記指示手段は、磁束を発生させる複数の発生手段を有し、
前記複数の発生手段のそれぞれは、前記筺体の任意の場所に配置可能であり、
前記処理手段は、
画像を表示する表示手段と、
前記筺体に配置された発生手段から発生する磁束を検出した場合に検出信号を出力する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段から出力される検出信号の組合せに基づいて、前記表示手段に表示される画像を制御する制御手段と、を有する、表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記複数の検出手段のうちの特定検出手段から検出信号が出力されたときに、前記特定検出手段以外の検出手段から出力された検出信号の組合せに基づいて、前記表示手段に表示される画像を制御する、表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の表示装置において、
前記制御手段は、
前記複数の検出手段から出力される検出信号の組合せと、前記表示手段に表示される画像を制御するための制御情報と、を互いに関連付けて保持する保持手段と、
前記保持手段を参照し、前記複数の検出手段から出力された検出信号の組合せに関連付けられた制御情報に基づいて、前記表示手段に表示される画像を制御する表示制御手段と、を有する、表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−123732(P2011−123732A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−281720(P2009−281720)
【出願日】平成21年12月11日(2009.12.11)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】