説明

装置、方法及びプログラム

【課題】アラームの停止の操作を困難にする装置、方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】タッチスクリーンディスプレイ2と、アラームアプリケーション9Fにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置をタッチスクリーンディスプレイ2上で変化させるコントローラ10と、を備える。コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2上の当該位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法及びプログラムに関する。特に、本発明は、タッチスクリーンディスプレイを有する装置、その装置を制御する方法及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置が知られている。タッチスクリーンディスプレイを備える装置には、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、タッチスクリーンディスプレイを介して指又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の基本的な動作は、装置に搭載されるAndroid(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、Symbian(登録商標) OS、iOS、Windows(登録商標) Phone等のOS(Operating System)によって実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2008/086302号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この装置には、任意の時刻を設定し、当該時刻が到来した場合に、音等を報知するアラーム機能が搭載されている。このアラーム機能により報知された音は、装置に配置されているアラームオフボタンを操作することにより停止することができる。
しかし、このアラームオフボタンは、容易に操作することができたので、アラームの利便性を向上することが求められていた。
【0006】
本発明は、アラームの利便性を向上する装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る装置は、1つの態様において、タッチスクリーンディスプレイと、アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させるコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する構成である。
【0008】
また、本発明に係る装置では、前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置にオブジェクトを表示する構成でもよい。
【0009】
また、本発明に係る装置では、前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイの所定の領域内において、報知されているアラームを停止するための位置を変化させる構成でもよい。
【0010】
また、本発明に係る装置では、前記コントローラは、前記位置を前記タッチスクリーンディスプレイに複数個表示する構成でもよい。
【0011】
また、本発明に係る装置では、前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対する複数回のジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する構成でもよい。
【0012】
本発明に係る方法は、1つの態様において、コントローラにより、アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させる変化ステップと、コントローラにより、タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する停止ステップとを含む。
【0013】
本発明に係るプログラムは、1つの態様において、コントローラにより、アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させる変化ステップと、コントローラにより、タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する停止ステップと、をコンピュータによって実現するものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、アラームの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。
【図2】図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。
【図3】図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。
【図4】図4は、ホーム画面の一例を示す図である。
【図5】図5は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。
【図6】図6は、ホーム画面の一例を示す図である。
【図7】図7は、アラームの設定画面の一例を示す図である。
【図8】図8は、報知されているアラームを停止するための位置にオブジェクトが表示される一例を示す図である。
【図9】図9は、報知されているアラームを停止するための位置にオブジェクトが表示される一例を示す図である。
【図10】図10は、アラームの設定からアラームの停止までの動作の流れについての説明に供するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
【0017】
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
【0018】
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
【0019】
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
【0020】
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
【0021】
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
【0022】
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
【0023】
タッチは、タッチスクリーンディスプレイ2(例えば、表面)に指が接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
【0024】
リリースは、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
【0025】
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
【0026】
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
【0027】
フリックは、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
【0028】
ピンチインは、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
【0029】
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
【0030】
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
【0031】
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップを検出すると、メールアプリケーションを実行する。ここで、スマートフォン1は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2に対するアイコン50の表示位置(領域)に対応する位置(領域)へのジェスチャを、アイコン50に対応付けられたアプリケーションの実行命令であると解釈する。
【0032】
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定される。
【0033】
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、それらのうちから選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
【0034】
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、現在表示されているホーム画面の位置を示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
【0035】
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。また、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、左から2番目のホーム画面が現在表示されていることを示している。
【0036】
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。また、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
【0037】
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40とは別の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
【0038】
なお、図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
【0039】
図5は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、外部インターフェイス14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、回転検出センサ17とを有する。
【0040】
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
【0041】
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
【0042】
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
【0043】
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
【0044】
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
【0045】
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格としては、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
【0046】
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
【0047】
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
【0048】
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
【0049】
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。テーブル9Dは、キーアサインテーブル等の各種テーブルが格納されている。配置パターンデータベース9Eは、ディスプレイ2Aに表示されるアイコン等の配置パターンが格納されている。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定機能を提供する。
【0050】
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
【0051】
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
【0052】
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
【0053】
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
【0054】
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
【0055】
外部インターフェイス14は、他の装置が接続される端子である。外部インターフェイス14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。外部インターフェイス14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。外部インターフェイス14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
【0056】
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。回転検出センサ17は、スマートフォン1の回転を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及び回転検出センサ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
【0057】
このように構成されるスマートフォン1は、アラームの利便性を向上することができる。以下に、具体的な構成について説明する。
【0058】
スマートフォン1は、図5に示すように、タイマ18を備えている。
また、ストレージ9は、アラームアプリケーション9Fが格納されている。
コントローラ10は、ストレージ9に格納されているアラームアプリケーション9Fにおけるアラームの時刻を設定し、タイマ18を監視する。コントローラ10は、設定したアラームの時刻が到来した場合に、アラームを報知し、報知されているアラームを停止するための位置をディスプレイ2Aに表示する。コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置を変化させ、当該位置に対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する。
【0059】
なお、本実施例では、報知されているアラームを停止するための位置をディスプレイ2に表示するものして説明したが、これに限られない。例えば、コントローラ10は、設定したアラームの時刻が到来し、アラームを報知した場合に、報知されているアラームを停止するための位置を知らせるガイド表示(例えば、「右です」、「左です」等)を行ってもよい。この場合には、コントローラ10は、ガイド表示に従って指示した位置に対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する。
【0060】
具体的には、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されるホーム画面40には、図6に示すように、アラームアプリケーションに対応付けられたアイコン50aが含まれている。コントローラ10は、アイコン50aに対するタップを検出すると、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したタップに対応付けられている動作に基づいて、ストレージ9からアラームアプリケーション9Fを読み出して、実行する。
【0061】
コントローラ10は、図7に示すように、アラームアプリケーション9Fを実行すると、アラームの時刻又はサウンド等を設定する設定画面60を表示する。コントローラ10は、アラーム時刻設定項目61に対するタップを検出すると、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したタップに対応付けられている動作に基づいて、アラーム時刻の設定画面を表示する。コントローラ10は、サウンド設定項目62に対するタップを検出すると、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したタップに対応付けられている動作に基づいて、複数のサウンドの中から好みのサウンドを選択できる設定画面を表示する。なお、サウンドのデータは、ストレージ9に格納されており、アラームアプリケーション9Fにより再生される。設定画面60は、他に、曜日又は日付の設定項目等のアラームに関係する設定項目が含まれていてもよい。
【0062】
本実施例では、アラームの報知方法として、サウンドをレシーバ7から出力することを想定して説明するが、これに限られず、バイブレータによる振動でもよいし、発光部材による点灯動作等であってもよい。また、サウンドは、レシーバ7からではなく、スピーカから出力されてもよい。
【0063】
コントローラ10は、アラームの時刻が設定され、アラームがオン状態(アラームアプリケーション9Fがフォアグランド又はバックグランドで起動している状態)の場合には、タイマ18を監視して、設定したアラームの時刻が到来したか否かを判断する。
【0064】
コントローラ10は、設定したアラームの時刻が到来した場合には、アラームを報知(サウンドをレシーバ7から出力)し、報知されているアラームを停止するための位置をディスプレイ2Aに表示すると共に当該位置を変化させる。コントローラ10は、ストレージ9に格納されている所定のプログラムに従って、順次位置を変化させる。
【0065】
コントローラ10は、当該位置に対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したジェスチャに対応付けられている動作に基づいて、報知されているアラームを停止する。なお、報知されているアラームを停止するジェスチャは、タップを想定するが、これに限られない。
【0066】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するための位置が変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、ディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にさせることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0067】
よって、スマートフォン1は、例えば、本実施例に係るアラーム機能が目覚まし時計として利用された場合、ユーザが無意識の状態や寝ぼけた状態ではアラームの停止の操作を困難にさせるので、ユーザを無意識の状態や寝ぼけた状態から覚醒状態へと変化させることができる。
【0068】
なお、位置の変化は、視覚的に離散的な変化でもよいし、連続的な変化でもよい。
また、上述では、スマートフォン1の構成と動作について説明したが、これに限られず、各構成要素を備え、報知されているアラームの停止の操作を困難にするための方法や、プログラムとして構成されてもよい。
【0069】
コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置にオブジェクトを表示する構成でもよい。
具体的には、コントローラ10は、図8に示すように、報知されているアラームを停止するための位置にオブジェクト(図8中に示す例では、ベルを持つハチ)を表示する。オブジェクトは、報知されているアラームを停止するための位置が変化すれば、その変化に応じて表示位置が変化する。なお、図8中の点線は、オブジェクトが変化している過程を示すものであり、視覚的に表示されるものではない。
【0070】
コントローラ10は、オブジェクトが表示されている位置に対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したジェスチャに対応付けられている動作に基づいて、報知されているアラームを停止する。
よって、ユーザは、報知されているアラームを停止するために、ディスプレイ2Aを注意深く眺めて、動き回るオブジェクトに対してジェスチャを行う必要がある。
【0071】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するためのオブジェクトが変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、ディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にすることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0072】
よって、スマートフォン1は、例えば、本実施例に係るアラーム機能が目覚まし時計として利用された場合、ユーザが無意識の状態や寝ぼけた状態ではアラームの停止の操作を困難にさせるので、ユーザを無意識の状態や寝ぼけた状態から覚醒状態へと変化させることができる。
【0073】
さらに、コントローラ10は、動き回るオブジェクトのサイズを小さくしたり、動きを早くしたりすることにより、ユーザに対して、ディスプレイ2Aをより注意深く見させることができる。
【0074】
コントローラ10は、図9に示すように、ディスプレイ2Aの所定の領域70内において、報知されているアラームを停止するための位置を変化させる構成でもよい。コントローラ10は、アラームの報知と共に、所定のガイド表示(図9に示す例では、「ハチをタッチしてアラーム停止」)を行ってもよい。
【0075】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するためのオブジェクトが所定の領域70内で変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、ディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にすることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0076】
よって、スマートフォン1は、例えば、本実施例に係るアラーム機能が目覚まし時計として利用された場合、ユーザが無意識の状態や寝ぼけた状態ではアラームの停止の操作を困難にさせるので、ユーザを無意識の状態や寝ぼけた状態から覚醒状態へと変化させることができる。
【0077】
また、コントローラ10は、所定の領域70内において、報知されているアラームを停止するためのオブジェクトが移動する領域(図9中では、領域71)とは異なる領域(図9中では、領域72)にスヌーズ機能(再アラーム機能)がオン状態になるボタンを表示する構成でもよい。
このような構成によれば、スマートフォン1は、報知されているアラームの停止の操作と、スヌーズ機能をオン状態にする操作を混同させることがない利点がある。
【0078】
コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置をディスプレイ2Aに複数個表示する構成でもよい。
具体的には、コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置をディスプレイ2Aに複数個表示する。コントローラ10は、この複数の位置すべてに対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したジェスチャに対応付けられている動作に基づいて、報知されているアラームを停止する。
【0079】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するための位置が複数個あって、これらがすべて変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、よりディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にすることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0080】
コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置に対応するタッチスクリーン2B上において複数回のジェスチャを検出した場合、すなわち、ジェスチャの回数をカウントし、予め決められた数回に達したことを検出した場合には、以下のように動作する。コントローラ10は、当該検出に応じて、テーブル9Dに格納されているテーブルを参照して、検出したジェスチャに対応付けられている動作に基づいて、報知されているアラームを停止する。
【0081】
具体的には、コントローラ10は、報知されているアラームを停止するための位置に対応するタッチスクリーン2B上において検出したジェスチャが1回だけでは、報知されているアラームを停止せず、複数回のジェスチャを検出したことを条件に報知されているアラームを停止する。
【0082】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するための位置が複数個あって、これらがすべて変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、よりディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にすることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0083】
つぎに、スマートフォン1によるアラームの設定からアラームの停止までの動作の流れについて、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0084】
ステップST1において、コントローラ10は、ストレージ9に格納されているアラームアプリケーション9Fにおけるアラームの時刻を設定する。
【0085】
ステップST2において、コントローラ10は、タイマ18を監視して、ステップST1で設定したアラームの時刻が到達した場合に、アラームを報知する。
【0086】
ステップST3において、コントローラ10は、ステップST2で報知したアラームを停止するための位置をディスプレイ2Aに表示すると共に当該位置を変化させる。
【0087】
ステップST4において、コントローラ10は、変化している当該位置に対応するタッチスクリーン2B上においてジェスチャを検出した場合に、アラームを停止する。
【0088】
したがって、スマートフォン1は、報知されているアラームを停止するための位置が変化するので、報知されているアラームを停止する際に、ユーザに対して、ディスプレイ2Aを注意深く見させることができ、アラームの停止の操作を困難にすることができ、アラームの利便性を向上することができる。
【0089】
よって、スマートフォン1は、例えば、本実施例に係るアラーム機能が目覚まし時計として利用された場合、ユーザが無意識の状態や寝ぼけた状態ではアラームの停止の操作を困難にさせるので、ユーザを無意識の状態や寝ぼけた状態から覚醒状態へと変化させることができる。
【0090】
なお、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、外部インターフェイス14に接続される読み取り装置が読み取り可能なCD、DVD、又はBlu−ray等の記憶媒体に記憶されていてもよい。
【0091】
また、図5に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図5の例に限定されない。例えば、スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。また、スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えることとしたが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えることとしたが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよいし、位置及び姿勢を検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。また、照度センサ4と近接センサ5は、別体ではなく、単一のセンサにより構成されてもよい。
【0092】
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項に係る発明は、上記実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
【0093】
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
【0094】
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であってもよい。また、添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
【符号の説明】
【0095】
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9D テーブル
9E 配置パターンデータベース
9F アラームアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
12、13 カメラ
14 外部インターフェイス
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 回転検出センサ
18 タイマ
20 ハウジング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンディスプレイと、
アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させるコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する装置。
【請求項2】
前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置にオブジェクトを表示する請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイの所定の領域内において、報知されているアラームを停止するための位置を変化させる請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記位置を前記タッチスクリーンディスプレイに複数個表示する請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対する複数回のジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する請求項1記載の装置。
【請求項6】
コントローラにより、アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させる変化ステップと、
コントローラにより、タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する停止ステップと、を備える方法。
【請求項7】
コントローラにより、アラームアプリケーションにおいて設定されたアラームの時刻が到来し、アラームが報知されている状態で、当該アラームを停止するための位置を前記タッチスクリーンディスプレイ上で変化させる変化ステップと、
コントローラにより、タッチスクリーンディスプレイ上の前記位置に対するジェスチャを検出した場合に、報知されているアラームを停止する停止ステップと、をコンピュータによって実現するためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−72811(P2013−72811A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213331(P2011−213331)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】