説明

装飾シート及びその装飾シートの製造方法

【課題】布地製品からなる物品の装飾に用いられる装飾体を使用に際してフィルムから容易に剥がすことができる装飾シート及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】レーザビーム24を表面12上の模様14aの輪郭に沿って移動させながら照射する。これにより、模様14aが印刷された合成繊維シート片26が合成繊維シート10から切断される。切断時に、合成繊維シート片26の切断部及び合成繊維シート10の切断部では、レーザビーム24の照射による熱によって、フィルム20にその底面28の近くまで伸びる切れ目(溝)30が形成される。また、合成繊維シート片26の接着剤層18の周縁部18aはフィルム20に溶着され、周縁部18aに切れ目30を介して近接する、合成繊維シート10の接着剤層18の周縁部18bはフィルム20に溶着される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテン、衣服等の布地製品の装飾に用いられる模様を有する装飾体を備える装飾シート及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、前記布地製品の装飾手段として装飾シートが用いられている。装飾シートには、その使用に際し、前記布地製品の表面にアイロン等の熱によって容易に取り付けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。その装飾シートは表面に装飾模様が印刷され、該装飾模様の輪郭に沿う切れ目が間隔をおいて連なる切り取り線を備える。
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3135803号
【0004】
しかし、装飾模様を切り取り線に沿って装飾シートから切り離す際、切り取り線の切れ目が浅いと、装飾シートに掛かる力の方向が一定しないため、切り取り線に沿ってきれいに切れない場合がある。また、装飾シートから切り離す際の、ユーザの力加減によっては、切り取り線に沿って切り離すことができず、装飾模様自体が裂けてしまう場合もある。
【0005】
そこで、ユーザに対し、装飾シートから装飾模様を予め切り離した状態で提供することが考えられる。しかし、装飾模様が細長い場合には、装飾模様自体が撚れたり、カール状になることがしばしばあり、販売時の商品としての見栄えが悪くなる。そのため、販売時には装飾模様を平面状に支持する何らかの支持体が必要である。
【0006】
装飾模様を支持体に支持する方法として、一般的な方法は、装飾模様と支持体とを接着剤によって互いに結合することである。しかし、装飾模様が、これを布地製品に接着するための接着剤層(以下、「布地接着剤層」という。)を備える場合には、装飾模様と支持体とを接着する接着剤を含む接着剤層(以下、「支持体接着剤層」という。)を装飾模様に設けることは、支持体接着剤層の接着剤が布地接着剤層の接着剤に浸透し、支持体接着剤層の接着剤と布地接着剤層の接着剤との結合による化学変化によって両接着剤の接着力が弱められる可能性があるので好ましくない。そこで、装飾模様自体が元々備える、布地接着剤層の接着剤を装飾模様と支持体とを接着するために利用することが考えられる。しかし、布地接着剤層の接着剤は、布地製品と装飾模様とを接着させる目的を有するので、一般的に接着力が大きく、布地接着剤層の接着剤を装飾模様と支持体とを接着するために使用すると、装飾模様の使用時に、装飾模様を支持体から剥がすために布地接着剤層の接着剤の接着力以上の力が必要となり、装飾模様を支持体から容易に剥がすことができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、装飾模様を布地製品に接着するために使用される接着剤層を使用して装飾模様を支持体に支持することができるとともに、装飾模様の使用時には装飾模様を支持体から容易に剥がすことができる装飾模様及びその支持体を備える装飾シート及びその装飾シートの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る装飾シートは、表面に少なくとも1つの模様が印刷された合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムとを含み、前記合成繊維シートは、前記模様を含む第1の合成繊維シート片と、該第1の合成繊維シート片を囲む第2の合成繊維シート片とを含む。また、前記フィルムは前記装飾体の周縁部の前記接着剤の層において接着されてもよい。
【0009】
本発明に係る装飾シートは、表面に模様が印刷された少なくとも1つの合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムとを含む。本発明に係る装飾シートは、表面に模様が印刷された合成繊維シートであって該模様の装飾的輪郭を有する合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムであって前記装飾的輪郭と同じ輪郭を有するフィルムとを含む。また、前記フィルムは、前記接着剤の層の周縁部において接着されてもよい。
【0010】
前記フィルムは透明であってもよい。前記接着剤は感圧型接着剤を含むことができる。
【0011】
本発明に係る装飾シートの製造方法は、合成繊維シートの表面に少なくとも1つの模様を印刷すること、前記合成繊維シートの裏面に熱可塑性樹脂製の接着剤の層を設けること、前記接着剤の層にフィルムを重ね合わせること、レーザビームにより、前記模様を前記合成繊維シートから切断するとともに前記合成繊維シートの切断部において前記接着剤の層に前記フィルムを接着させることを含む。
【0012】
前記製造方法は、切断した前記模様の周囲の前記合成繊維シートを取り除くことを含むことができる。また、前記製造方法は、前記フィルムに前記模様の外形に沿って切れ目を形成することを含むことができる。前記模様の前記合成繊維シートからの切断は、前記切れ目に沿って前記フィルムを切断することを含むことができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る装飾シートによれば、模様が印刷された合成繊維シートとフィルムとを接着するために該合成繊維シートの裏面に塗布された熱可塑性樹脂製の接着剤の一部のみが使用されているので、合成繊維シートとフィルムとの接着力は前記接着剤の全部が使用される場合に比較して弱いが、合成繊維シートをフィルムに接着させて該フィルムに支持させるには十分である一方、合成繊維シートをフィルムから容易に剥がすことができる。
【0014】
前記フィルムが前記接着剤の層の周縁部において接着された場合、フィルムに接着するための接着面積は小さいので、その接着力は前記接着剤の層の全面において接着された場合に比較して弱く、前記合成繊維シートをフィルムから容易に剥がすことができる。
【0015】
前記フィルムが透明であれば、そのフィルムに接着された前記合成繊維シートを衣類等の布地製品に接着する前に布地製品に自由に配置して種々のデザインを模索することができる。
【0016】
本発明に係る装飾シートの製造方法によれば、レーザビームにより、模様を切断した合成繊維シートの切断部をフィルムに接着させる熱可塑性樹脂製の接着剤は、レーザビームの熱により溶融した、該切断部付近の接着剤のみなので、前記接着剤の全部が合成繊維シートとフィルムとの接着に使用される場合に比較して接着力は弱いが、切断した前記模様をフィルムに接着して支持させるには十分である一方、切断した前記模様をフィルムから容易に剥がすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1を参照すると、本発明に係る装飾シートの製造方法を説明するために、装飾シートの断面図が概略的に示される。
【0018】
図1(A)に示すように、合成繊維シート10の表面12に模様14a(図2)を印刷し、合成繊維シート10の裏面16に熱可塑性樹脂製の接着剤を塗布して接着剤層18を設け、接着剤層18にポリエステル樹脂製の透明なフィルム20を重ね合わせる。
【0019】
次に、図1(B)に示すように、レーザ装置22からレーザビーム24を表面12上の模様14aの輪郭に沿って移動させながら照射する。これにより、模様14が印刷された合成繊維シート片26が合成繊維シート10から切断される。
【0020】
図示の例では、レーザ装置22及びレーザビーム24を実線及び点線で示すことによって、実線で示されるレーザビーム24を模様14aの輪郭に沿って点線で示されるレーザビーム24に移動させている状態を示している。
【0021】
切断時に、合成繊維シート片26の切断部及び合成繊維シート10の切断部では、レーザビーム24の照射による熱によって、フィルム20にその底面28の近くまで伸びる切れ目(溝)30が形成される。これと同時に、合成繊維シート片26の接着剤層18の周縁部18aは、レーザビーム24の照射による熱によって溶融されて、フィルム20に溶着され、また、周縁部18aに切れ目30を介して近接する、合成繊維シート10の接着剤層18の周縁部18bもレーザビーム24の照射による熱によって溶融されて、フィルム20に溶着される。
【0022】
接着剤層18はその周縁部18a、18b以外ではレーザビーム24の照射による熱によって溶融されないのでフィルム20に接着されていない。
【0023】
合成繊維シート片26はカーテン、衣服等の布地製品からなる物品の装飾に用いられる装飾体(図2において参照番号26a、26b、26c、26dで示される)を形成する。また、合成繊維シート片26が切断された残りの合成繊維シート10は合成繊維シート片26の周囲においてフィルム20を保護するマスキングシート32(図2)を形成する。
【0024】
なお、レーザビームの強度を調整することによって、フィルム20に形成する溝30の深さを調整できるので、たとえば、図1(C)に示すように、レーザビーム24の強度をパルス状に強弱繰り返せば、切れ目30を間隔をおいて連なる切り取り線30aをフィルム20に形成することができる。さらに、レーザビーム24のビーム径を大きくすれば、幅広い切れ目を形成できる。また、熱可塑樹脂製の接着剤として、ホットメルトや感圧型接着剤(PSA)を使用することができる。
【0025】
次に、図1(A)、(B)によって説明した本発明に係る装飾シートの製造方法によって製造される装飾シート40を本発明に係る装飾シートに従う第一実施例として説明する。図2において、装飾シート40の部分平面図が概略的に示される。なお、図1(B)は図2の線1B−1Bに沿って切断される拡大断面図である。
【0026】
図示した装飾シート40は、表面12に4個のばらの花模様42、44、46、48が印刷された合成繊維シート10と、合成繊維シート10の裏面16に重ね合わされたフィルム20(図1)とを含む。
【0027】
合成繊維シート10は、花模様42、44、46、48を、それぞれ、有する装飾体26a、26b、26c、26d(図1において参照番号26で示される)と、これらの装飾体の周囲においてフィルム20を保護するために覆うマスキングシート32(図1の合成繊維シート片26を除いた合成繊維シート10に相当する)を備える。
【0028】
装飾体26a、26b、26c、26dは、それぞれ、ばらの花の装飾的輪郭を有し、それらの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤からなる接着剤層18(図1)を備え、接着剤層18の周縁部18aにおいてフィルム20に接着される。
【0029】
マスキングシート32はその裏面に塗布された熱可塑性樹脂製の接着剤からなる接着剤層18(図1)を備え、接着剤層18の周縁部18bにおいてフィルム20に接着される。
【0030】
装飾体26a、26b、26c、26dは、それぞれ、合成繊維シート10から切断されているので、溝30によってマスキングシート32から離間されている。なお、図示した溝30の底面はフィルム20を示す。
【0031】
次に、本発明に係る装飾シートの第二実施例としての装飾シート50及びその製造方法を説明する。
【0032】
次に、装飾体26a、26b、26c、26dを残して、装飾シート40からマスキングシート32をフィルム20から剥がすことによって、装飾シート40とは別の、本発明に係る装飾シート50が製造される。
【0033】
図3は図2の装飾シート40からマスキングシート32を剥がしている状態を表す図である。マスキングシート32はその裏面に備える接着剤層18の周縁部18bを介してフィルム20に貼り付けられているだけなので、マスキングシート32とフィルム20との接着力は、接着剤層18の全面を介してフィルム20に貼り付けられている場合に比較して弱い。したがって、ユーザはマスキングシート32の端部を掴み、フィルム20から捲って引っ張ることによって、マスキングシート32をフィルム20から容易に剥がすことができる。
【0034】
次に、本発明に係る装飾シートの第三実施例としての装飾シート60の製造方法及びその装飾シート60を説明する。
【0035】
図6には、図2の装飾シート40又は図4の装飾シート50から溝30に沿ってフィルム20を切断し、切り取った装飾体26a及びそのフィルム片20aの部分平面図が概略的に示される。図7は図6の線7−7に沿って切断される拡大断面図であり、葉を形成する装飾体26aの側部62とともに示されている。なお、図6、7において、図1〜3において説明した構成は同じ参照番号を付してその説明を省略している。
【0036】
装飾シート40、50の使用方法の一例としては、ユーザがフィルム20にその溝30に沿って力を加えて、装飾体26aを装飾シート40、50のフィルム20から引き剥がす。このとき、装飾体26aとフィルム20との接着には接着剤層18の一部のみが使用されているので、装飾体26aとフィルム20との接着力は接着剤層の全部が使用される場合に比較して弱いので、装飾体26aをフィルム20に接着させてフィルム20に支持させるには十分である一方、装飾体26aをフィルム20から容易に剥がすことができる。剥がした装飾体26aを衣類等の布地製品の好みの位置に配置する。配置した装飾体26aをアイロン等の加熱手段で布地製品に押し当て、アイロンの熱によって接着剤層18を溶融させて布地製品に接着させる。
【0037】
なお、フィルム20が透明なので、装飾体26aを布地製品に接着する前に布地製品に自由に配置して種々のデザインを模索することができる。
【0038】
また、装飾シート60の使用方法の一例としては、ユーザが装飾シート60を衣類等の布地製品に配置して好みの位置を決める。その後、装飾体26aを装飾シート60のフィルム片20aから引き剥がす。このとき、装飾体26aとフィルム20との接着には接着剤層18の一部のみが使用されているので、装飾体26aとフィルム片20aとの接着力は接着剤層18の全部が使用される場合に比較して弱いので、装飾体26aをフィルム片20aに接着させてフィルム片20aに支持させるには十分である一方、装飾体26aをフィルム片20aから容易に剥がすことができる。剥がした装飾体26aを前もって決めた好みの配置にする。配置した装飾体26aをアイロン等の加熱手段で布地製品に押し当て、アイロンの熱によって接着剤層18を溶融させて布地製品に接着させる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
上記第一から第三の実施例において、合成繊維シートは、ナイロン繊維、ポリエステル繊維のような合成繊維製、アセテートのような化学繊維製、天然繊維製等の織物、不織布、人工皮革から構成してもよい。
【0040】
また、フィルムはポリエステル樹脂製の透明フィルムを使用したが、透明であれば任意の材料を使用してもよく、その厚さを、たとえば、約100〜300μmにしてもよい。
【0041】
さらに、接着剤層の周縁部にフィルムを接着させたが、装飾体の使用時にフィルムから容易に剥がすことができれば、接着剤層のいずれの部分にフィルムを接着させてもよい。この接着剤層には発泡性樹脂を含ませて、立体的な装飾体にしてもよい。
【0042】
また、ばらの花模様を使用したが、他の植物の模様、動物の模様等の種々の模様を使用してもよい。
【0043】
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】(A)及び(B)は本発明に係る装飾シートの製造方法を説明するための拡大断面図であり、(C)は(A)のフィルムに(B)に示した溝を設ける代わりに切り取り線を設けた状態を説明するための拡大断面図である。
【図2】本発明に係る装飾シートの第一実施例を示す部分平面図である。
【図3】図1の装飾シートからマスキングシートを剥がす状態を示す図である。
【図4】本発明に係る装飾シートの第二実施例を示す部分平面図である。
【図5】図4の装飾シートを線5−5に沿って切断した拡大断面図である。
【図6】本発明に係る装飾シートの第三実施例を示す部分平面図である。
【図7】図6の装飾シートを線7−7に沿って切断した拡大断面図である。
【符号の説明】
【0045】
10 合成繊維シート
12 表面
14a、14b、14c、14d 模様
16 裏面
18 接着剤層
18a、18b 周縁部
20 フィルム
26 合成繊維シート片(第1の合成繊維シート片)
26a、26b、26c、26d 装飾体
30 溝(切れ目)
32 マスキングシート(第2の合成繊維シート片)
40、50、60 装飾シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に少なくとも1つの模様が印刷された合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムとを含み、前記合成繊維シートは、前記模様を含む第1の合成繊維シート片と、該第1の合成繊維シート片を囲む第2の合成繊維シート片とを含む、装飾シート。
【請求項2】
表面に模様が印刷された少なくとも1つの合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムとを含む、装飾シート。
【請求項3】
表面に模様が印刷された合成繊維シートであって該模様の装飾的輪郭を有する合成繊維シートと、該合成繊維シートの裏面に塗布された、熱可塑性樹脂製の接着剤の層と、該接着剤の層の一部に接着されたフィルムであって前記装飾的輪郭と同じ輪郭を有するフィルムとを含む、装飾シート。
【請求項4】
前記フィルムは前記第1の合成繊維シート片の前記接着剤の層の周縁部において接着されている、請求項1に記載の装飾シート。
【請求項5】
前記フィルムは前記接着剤の層の周縁部において接着されている、請求項2又は3に記載の装飾シート。
【請求項6】
前記フィルムは透明である、請求項1、2又は3に記載の装飾シート。
【請求項7】
前記接着剤は感圧型接着剤を含む、請求項1、2又は3に記載の装飾シート。
【請求項8】
合成繊維シートの表面に少なくとも1つの模様を印刷すること、
前記合成繊維シートの裏面に熱可塑性樹脂製の接着剤の層を設けること、
前記接着剤の層にフィルムを重ね合わせること、
レーザビームにより、前記模様を前記合成繊維シートから切断するとともに前記合成繊維シートの切断部において前記接着剤の層に前記フィルムを接着させることを含む、装飾シートを製造する方法。
【請求項9】
切断した前記模様の周囲の前記合成繊維シートを取り除くことを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記フィルムに前記模様の外形に沿って切れ目を形成することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記模様の前記合成繊維シートからの切断は、前記切れ目に沿って前記フィルムを切断することによる、請求項10に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−167563(P2009−167563A)
【公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−8087(P2008−8087)
【出願日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(000147590)株式会社青山 (4)
【Fターム(参考)】