説明

誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器

【課題】ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めた誘導加熱調理器専用土鍋を提供することを目的としている。
【解決手段】土鍋本体15と、土鍋本体15の鍋底部の外面に設けた導電性材料からなる発熱層16と、土鍋本体15の鍋底部の内面に設けた熱放射変更部17とを備え、熱放射変更部17は、土鍋本体15の加熱時における発熱層16からの赤外線放射が他の鍋底部とは異なるよう変更したものである。これによって、熱放射変更部17の作用により、土鍋本体15の発熱層16からの放熱がされにくく、また放熱されやすくして、発熱層16の出力を土鍋本体15により適切に調整することができるものである。したがって、どのような火力設定にしても機器本体に不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、誘導加熱される誘導加熱調理器専用土鍋とそれを使用した誘導加熱調理器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、火を使わない調理器として誘導加熱調理器が広く普及している。この誘導加熱調理器は、加熱コイルの下方に赤外線センサを配置し、赤外線センサからの出力に応じて制御手段によりインバータ回路を制御して加熱コイルの出力を制御している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、近年では、鍋底に銀を用いた発熱体を有することで誘導加熱調理器においても加熱が可能とした土鍋も開発されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2005−38660号公報
【特許文献2】特開2005−334351号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の構成の土鍋では、高い入力で加熱すると、発熱体の温度が高温となるため、輻射熱により誘導加熱調理器内部の加熱コイルの温度が上昇し、機器本体の故障や不具合が発生するという問題を有していた。このため、これまでこのような土鍋については、取り扱い説明書でユーザーが使用する際の入力を制限しているものが多いが、誤って高い入力を加えてしまう危険性があった。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、どのような火力設定にしても機器本体に故障や不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めた誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器専用土鍋は、土鍋本体と、土鍋本体の鍋底部の外面に設けた導電性材料からなる発熱層と、土鍋本体の鍋底部の内面に設けた熱放射変更部とを備え、熱放射変更部は、土鍋本体の加熱時における発熱層からの赤外線放射が他の鍋底部とは異なるよう変更したものである。
【0007】
これによって、熱放射変更部の作用により、土鍋本体の発熱層からの放熱がされにくく、また放熱されやすくして、発熱層の出力を土鍋本体により適切に調整することができるものである。したがって、どのような火力設定にしても機器本体に不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めることができる。
【0008】
また、本発明の誘導加熱調理器は、誘導加熱調理器専用土鍋の熱放射変更部を、内装したセンサと対向させてトッププレート上に載置するようにしたものである。
【0009】
これによって、誘導加熱調理器専用土鍋の加熱により、どのような火力設定にしても機器本体に故障や不具合を与えず適切な加熱が行える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器は、どのような火力設定にしても機器本体に不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
第1の発明は、土鍋本体と、土鍋本体の鍋底部の外面に設けた導電性材料からなる発熱層と、土鍋本体の鍋底部の内面に設けた熱放射変更部とを備え、熱放射変更部は、土鍋本体の加熱時における発熱層からの熱放射が他の鍋底部とは異なるよう変更した誘導加熱調理器専用土鍋とすることにより、熱放射変更部の作用により、土鍋本体の発熱層からの放熱がされにくく、また放熱されやすくして、発熱層の出力を土鍋本体により適切に調整することができるものである。したがって、どのような火力設定にしても機器本体に不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めることができる。
【0012】
第2の発明は、特に、第1の発明において、熱放射変更部は、土鍋本体の鍋底部に部分的に設けた隆起部とし、土鍋本体の鍋底部の厚みを部分的に厚くしてその部分から放熱されにくくしたことにより、熱放射変更部である隆起部は、他の鍋底部より発熱層の温度が高くなり、機器本体のセンサ出力を大きくする。これにより、加熱を抑制させ発熱層全体の熱放射を減少させ、機器本体に不具合を与えない出力とすることができる。
【0013】
第3の発明は、特に、第1の発明において、熱放射変更部は、土鍋本体の鍋底部に部分的に設けた凹部とし、土鍋本体の鍋底部の厚みを部分的に薄くしてその部分の発熱層から放熱されやすくしたことにより、熱放射変更部である隆起部は、他の鍋底部より放熱されやすくなり、機器本体のセンサ出力を小さくする。これにより、加熱出力を上げて発熱層全体の熱放射を大きくさせ、高出力で加熱スピードを早くすることができる。
【0014】
第4の発明は、特に、第2または第3の発明において、熱放射変更部である、部分的な隆起部または凹部に代えて、隆起部または凹部をリング状に設けたことにより、機器本体と組み合わせた際、必ず熱放射変更部が機器本体のセンサと対向し、発熱層の出力を適切に調整することができる。
【0015】
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明における誘導加熱調理器専用土鍋の熱放射変更部を、内装したセンサと対向させてトッププレート上に載置するようにした誘導加熱調理器とすることにより、誘導加熱調理器専用土鍋の加熱により、どのような火力設定にしても機器本体に故障や不具合を与えず適切な加熱が行える。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0017】
(実施の形態1)
図1〜図4は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器を示す。
【0018】
図1に示すように、本実施の形態における誘導加熱調理器は、外郭を構成する機器本体1と、機器本体1の上部に取り付けられたトッププレート2を備えている。トッププレート2上には、磁性体よりなる通常の調理鍋あるいは誘導加熱調理器専用土鍋を載置して、加熱調理をする。
【0019】
誘導加熱調理器の内部構成は、図2に示すように、加熱コイル3が樹脂などで形成されたコイルベース4に載置されるとともに、放射状に延び所定の間隔で形成された複数のコイルホルダ5により保持されている。コイルベース4の下方には、制御手段6が設けられており、制御手段6の前方には、誘導加熱調理器を操作する操作パネル7が設けられている。加熱コイル3の前方には鍋の底部の温度を検知する赤外線センサ8が設けられており、赤外線センサ8は基板9上に設置されている。
【0020】
赤外線センサ8は、赤外線入射口10の真下、すなわち、加熱コイル3の内縁部の径方向内側で加熱コイル3の中心とは異なる部位にトッププレート2に対向するように設けられている。
【0021】
赤外線センサ8の上方には可視光の透過を抑制するための平板状のフィルタ11が設けられるとともに、赤外線センサ8の周囲にも可視光の透過を抑制するための側壁12が設けられている。フィルタ11は、赤外線センサ8の周囲を囲繞する側壁12を介して基板9上の赤外線センサ8を覆うように基板9上に取り付けられている。
【0022】
基板9上には赤外線センサ8からの出力信号を増幅する増幅器(図示せず)なども設けられ、赤外線センサ8からの出力信号は増幅器で増幅されて、コネクタ13に接続されたリード線(図示せず)を介して制御手段6に入力される。
【0023】
赤外線センサ8を載置する基板9は、遮光性を有する材料で形成されたケース14に収容されており、ケース14の上面における赤外線センサ8に対向する部分には、鍋から放射された赤外線を通過させるための開口部14aが形成されている。
【0024】
操作パネル7を操作して加熱操作が指示されると、赤外線センサ8からの出力信号は増幅器により増幅され、増幅された出力に基づいて制御手段6は加熱コイル3に高周波電力を供給するインバータ電源を制御し、鍋の温度を所定の温度に調節する。
【0025】
トッププレート2は光を透過する非磁性体であり、その裏面に加熱コイル3に対応して印刷膜を円形に形成することにより、鍋を載置するための加熱部が表示されており、印刷膜の外側(下面)には、光透過率が約ゼロの黒色の遮光層(図示せず)が印刷により形成されている。トッププレート2の少なくとも一部には、赤外線を透過する赤外線入射領域2aが形成されている。本実施の形態において、赤外線入射領域2aは、加熱コイル3の内縁部の径方向内側で加熱コイル3の中心とは異なる部位にトッププレート2に対向するように設けられている。赤外線入射領域2aに対向する印刷膜および遮光層の一部には円形抜き部が形成されている。
【0026】
図3、図4に、本実施の形態における誘導加熱調理器専用土鍋を示す。
【0027】
図に示すように、誘導加熱調理器専用土鍋は、土鍋本体15の鍋底面の外周に凸状で環状に連続的に形成された脚15aを有し、その内側の鍋底部の外面に銀とガラスの混合物からなる導電性材料の発熱層16が転写方式により印刷されている。印刷部の範囲は加熱コイル3に対応する大きさとしている。発熱層16は平坦な面に印刷されており、厚みは全面均一とし約10μm〜30μmとしている。土鍋本体15の鍋底部の内面には、赤外線センサ8の直上に位置して熱放射変更部17を設けている。この熱放射変更部17は、土鍋本体15の加熱時における発熱層16からの赤外線放射が他の鍋底部とは異なるよう変更するものであり、本実施の形態では、土鍋本体15の鍋底部に部分的に設けた隆起部17aとし、土鍋本体15の鍋底部の厚みを部分的に厚くしてその部分の発熱層16から放熱されにくくしている。
【0028】
以上のように構成された誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
【0029】
水と食材を土鍋本体15に入れてトッププレート2上で調理するに際し、土鍋本体15を加熱部の中央に載置して誘導加熱調理器の電源スイッチ(図示せず)を投入すると、操作部パネル7に設けられた切入りキー(図示せず)を操作することで加熱動作が開始可能な状態となる。そこで、赤外線センサ8が土鍋本体15の底部の発熱層16から放射される赤外線を受光する。
【0030】
操作パネル7に設けられた切入りキー(図示せず)が操作されることで加熱動作が開始されると、制御手段6はインバータ電源を介して加熱コイル3に高周波電力を供給する。加熱コイル3に高周波電力が供給されると、加熱コイル3は誘導磁界を発生し、土鍋本体15の底面の発熱層16は誘導加熱によって温度が上昇する。土鍋本体15の発熱層16温度が上昇すると、ステファン・ボルツマンの法則に示されるように、発熱層16は一般にその絶対温度の4剰に比例した赤外線エネルギーを放射する。発熱層16から放射された赤外線は、赤外線入射領域2aとを通過し、赤外線センサ8を覆うように設けられたフィルタ11を透過して赤外線センサ8に到達する。
【0031】
発熱層16の温度が高くなると、赤外線エネルギーを受けた赤外線センサ8出力信号は高くなり、上述したように、この出力信号は増幅器により増幅される。制御手段6は、この増幅された出力があらかじめ設定された所定の値になるようにインバータ電源から出力される高周波電力のON/OFFあるいは強弱を調節する。
【0032】
ここで、土鍋本体15は赤外線センサ8の直上に位置する部分に熱放射変更部17となる隆起部17aを設けて土鍋本体15の底部の厚さを他の部分より厚くなる構成としているため、土鍋本体15を加熱コイル3の中心の直上に発熱層16の中心が位置するように載置して加熱したときに、赤外線センサ8の直上に位置する土鍋本体15の底部の厚さが厚くなっているため、発熱層16からの熱が他の鍋底部よりも放熱されにくくなり、その結果、赤外線センサ8の直上に位置する発熱層16の温度が他の部分よりも高く、赤外線センサ8の出力が大きくなる。
【0033】
誘導加熱調理器は、赤外線センサ8の出力信号に基づいて加熱コイル3の出力を赤外線センサ8の出力信号が一定となるよう制御するため、加熱コイル3の出力が抑えられることになり、そのとき、赤外線センサ8直上部以外の発熱層16の温度は赤外線センサ8直上部よりも低い値となるため、発熱層16全体からの輻射熱を減少させることとなり、発熱層16の面は平坦で、かつ発熱層16の厚みは全面均一な状態でも、加熱コイル3の温度上昇が抑えられ、加熱コイル3の焼きつきなど機器本体1の故障や不具合を防ぐことができる。
【0034】
(実施の形態2)
図5、図6は、本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器専用土鍋を示す。土鍋を加熱する誘導加熱調理器の構成は実施の形態1で示したとおりである。
【0035】
図に示すように、本実施の形態における誘導加熱調理器専用土鍋は、熱放射変更部17を、土鍋本体15の鍋底部に部分的に設けた凹部18とし、土鍋本体15の鍋底部の厚みを部分的に薄くしてその部分の発熱層16から放熱されやすくしたものである。凹部18は赤外線センサ8の直上に位置する部分の土鍋本体15の鍋底部に設けているものである。
【0036】
ここで、土鍋本体15を加熱コイル3の中心の直上に発熱層16の中心が位置するように載置して加熱すると、赤外線センサ8の直上に位置する土鍋本体15の底面の厚さが薄くなっているため、発熱層16からの熱が他の鍋底部よりも放熱されやすくなる。その結果、赤外線センサ8の直上に位置する発熱層16の温度が他の部分よりも低くなり、赤外線センサ8の出力が小さくなる。
【0037】
誘導加熱調理器は、赤外線センサ8の出力信号に基づいて加熱コイル3の出力を赤外線センサ8の出力信号が一定となるよう制御するため、加熱コイル3の出力が大きくなることになり、そのとき、赤外線センサ8直上部以外の発熱層16の温度は赤外線センサ8直上部よりも高い値となるため、発熱層16全体からの輻射熱を増大させることとなる。発熱層16の面は平坦で、かつ発熱層16の厚みは全面均一な状態でも、加熱コイル3の温度上昇を適切に上げて、調理に必要な高火力を得ることができる。
【0038】
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器を示す。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
【0039】
本実施の形態における誘導加熱調理器は、赤外線センサ8に代え、トッププレート2の温度を検知する温度センサ19を備えたものである。そして、誘導加熱調理器専用土鍋は、実施の形態1または2で示した構成のものを採用する。
【0040】
ここで、加熱コイル3の中心の直上に土鍋本体15の発熱層16の中心が位置するように載置したときに、温度センサ19の直上には、熱放射変更部17が位置する。土鍋本体15は熱放射変更部17(隆起部17aまたは凹部18)の作用により、土鍋本体15の発熱層16からの放熱がされにくく、また放熱されやすく変更されるものである。
【0041】
(実施の形態4)
図8、図9は、本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器専用土鍋を示す。土鍋を加熱する誘導加熱調理器の構成は実施の形態1で示したとおりである。
【0042】
本実施の形態における誘導加熱調理器専用土鍋は、熱放射変更部17(隆起部17aまたは凹部18)を、土鍋本体15の鍋底部の内面に部分的ではなくリング状に設けたものである。図では熱放射変更部17をリング状隆起部20として示しているが、リング状凹部であってもよい。
【0043】
ここで、誘導加熱調理器のセンサが、加熱コイル3の中央に配置されて、土鍋本体15を回転させた場合であっても、熱放射変更部17がリング状であるため、センサ直上の発熱層16からの放熱がされにくく、また放熱されやすく変更できるものである。
【産業上の利用可能性】
【0044】
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器専用土鍋と誘導加熱調理器は、どのような火力設定にしても機器本体に不具合を与えない入力となるようにし、ユーザーの使い勝手の向上と、安全性を高めることができるので、卓上用の誘導加熱調理器のほか、キッチンなどに組み込まれる家庭用の誘導加熱調理器など誘導加熱調理器全般に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図
【図2】同誘導加熱調理器の分解斜視図
【図3】同誘導加熱調理器に使用する誘導加熱調理器専用土鍋の平面図
【図4】同誘導加熱調理器専用土鍋の断面図
【図5】本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器専用土鍋の平面図
【図6】同誘導加熱調理器専用土鍋の断面図
【図7】本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の分解斜視図
【図8】本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器専用土鍋の平面図
【図9】同誘導加熱調理器専用土鍋の断面図
【符号の説明】
【0046】
1 機器本体
2 トッププレート
2a 赤外線入射領域
3 加熱コイル
6 制御手段
8 赤外線センサ
15 土鍋本体
16 発熱層
17 熱放射変更部
17a 隆起部
18 凹部
19 温度センサ
20 リング状隆起部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
土鍋本体と、土鍋本体の鍋底部の外面に設けた導電性材料からなる発熱層と、土鍋本体の鍋底部の内面に設けた熱放射変更部とを備え、熱放射変更部は、土鍋本体の加熱時における発熱層からの赤外線放射が他の鍋底部とは異なるよう変更した誘導加熱調理器専用土鍋。
【請求項2】
熱放射変更部は、土鍋本体の鍋底部に部分的に設けた隆起部とし、土鍋本体の鍋底部の厚みを部分的に厚くしてその部分の発熱層から放熱されにくくした請求項1に記載の誘導加熱調理器専用土鍋。
【請求項3】
熱放射変更部は、土鍋本体の鍋底部に部分的に設けた凹部とし、土鍋本体の鍋底部の厚みを部分的に薄くしてその部分の発熱層から放熱されやすくした請求項1に記載の誘導加熱調理器専用土鍋。
【請求項4】
熱放射変更部である、部分的な隆起部または凹部に代えて、隆起部または凹部をリング状に設けた請求項2または3に記載の誘導加熱調理器専用土鍋。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器専用土鍋の熱放射変更部を、内装したセンサと対向させてトッププレート上に載置するようにした誘導加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−78057(P2009−78057A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−250893(P2007−250893)
【出願日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】