説明

調理されたベーコンのスライサー

本開示の実施の形態に従った食品製品をスライスするためのシステムおよび方法は、半分に切断または分離される製品を受け取るための2つ以上の組の搬送ベルトと、搬送ベルトを駆動し、製品を空気圧で調整可能な切断機構を通して移動させ、それによって、製品を二つの断片に分離するモーターとを有するだろう。製品は、双方の搬送ベルトにまたがって配置されるだろう製品キャリアの上に載せられるだろう。空気圧制御切断機構は、ベルト間の空間に、ベルトとほぼ同じ高さを有する切断ローラーまたは他の切断面の上側に整列されるだろう。切断ローラーまたは他の切断面は、切断機構が製品を分離するための圧力を使用することを可能にする対抗面を提供するだろう。空気圧制御切断機構は、製品キャリアを分離しないで製品を分離するための十分な圧力を付与するだろう。製品が2個の横方向に等しい断片に切断されることを確実にするのを援助するために、1つ以上のマーキングが、製品を搬送ベルト上でどこに置くべきかを指し示すために使用されるだろう。1つ以上のエアージェットが、切断機構のクリーニングと性能を促進するだろう。制御パネルが、搬送ベルトをスタート・ストップするために、同様に、搬送ベルトを駆動するモーターの速度を調整するために使用されるだろう。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理されたベーコンのスライサーに関する。(関連出願のクロスリファレンス)本特許出願は、ここにて、参照され、全体として、組み入れられている、2007年8月27日に出願された米国特許出願No.11/845,382に関係付けられている。
【背景技術】
【0002】
食品包装業者は、調理されたベーコンなどの製品をレストランに、例えば、ファーストフードのレストランに販売するだろう。レストランは、ベーコンなどの部分サイズの製品をサンドイッチに使用するだろう。時間を節約するために、ベーコンなどの製品は、(例えば、半分に)切断されるだろうし、それによって、食事を用意するときに、製品を切断すべき従業員時間を節約する。食品サービス産業内で食品を準備するのに、時間を節約することは、重大な関心事だろう。時間が重要であり、ベーコンなどの部分サイズの製品に対する需要が高いであろうファーストフードのレストラン産業においては、ベーコンを切断することは、貴重な時間を浪費するだろう。これらおよびその他の欠点が、現行のシステムで存在する。
【発明の開示】
【0003】
ここでは、各切断台が、空気圧制御切断アッセンブリーと、一組の隣り合わせの搬送ベルトを具備する移動プラットホームとを具備し、前記移動プラットホームが、前記一組の搬送ベルト上に、製品を前記移動プラットホームの第1端部にて受け取って、前記空気圧制御切断アッセンブリーの真下に前記製品を移動させ、それによって、前記製品を二つの別個の製品へと分離し、前記二つの別個の製品を前記移動プラットホームの第2端部へ提供するように構成された、少なくとも一つの切断台と、各切断台に動作可能に結合され、前記移動プラットホームを移動させるように構成されたモータとを具備する装置が開示されている。
【0004】
これらおよびその他の実施例と利点が、種々の実施の形態の原理を例証として説明する以下の詳細な記載から、添付の図面と併せて解釈されて、明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施の形態の目的と利点は、同様の参照記号が同様の構成要素を指し示すために使用されている添付の図面と併せて以下の詳細な記述から、当業分野に通常の知識を有する者にとっては明らかであろうし、図面は次のとおりである。
【図1】図1は、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置の模式図である。
【図2】図2は、本開示の一実施の形態に従った安全筐体を有するスライス装置の斜視図である。
【図3】図3は、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置の端面図である。
【図4】図4は、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置の図である。
【図5】図5は、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置の空気圧制御アッセンブリーである。
【図6】図6は、本開示の一実施の形態に従った制御アッセンブリー用の制御パネルのブロック図である。
【図7】図7は、本開示の一実施の形態に従ったコントローラーアッセンブリーの載置板のブロック図である。
【図8】図8は、本開示の一実施の形態に従った制御アッセンブリー用の高レベル回路図である。
【図9】図9は、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置を使用する方法のフロー図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本開示の実施の形態に従ったスライス装置は、半分に切断または分離される製品を受け取る2つ以上の組の搬送ベルトと、搬送ベルトを駆動し、空気圧によって調整可能な切断機構を介して製品を移動させ、それによって、製品を二つの断片に分離するモーターを有するだろう。製品は、挿間紙、発泡スチロールトレイ、または、その他のキャリアなどの製品キャリアに載せられるだろう。キャリアは、双方の搬送ベルトにまたがって配置されるだろう。空気圧制御切断機構は、ベルト間の空間に整列されるだろう。ベルトとほぼ同じ高さを有する切断ローラーまたは他の切断面は、空気圧制御切断機構の真下のベルト間に配置されるだろう。切断ローラーまたは他の切断面は、切断機構が製品を分離するための圧力を使用することを可能にする対抗面を提供するだろう。空気圧制御切断機構は、製品キャリアを分離しないで製品を分離するための十分な圧力を付与するだろう。安全筐体が切断機構を囲うだろう。1つ以上のマーキングが、製品が搬送ベルト上のどこに配置されるべきかを指し示して、製品が2個の横方向に等しい断片に切断されるのを確実にするように手助けするために、使用されるだろう。1つ以上のエアージェットが、切断機構のクリーニングと性能を促進するだろう。制御パネルが、搬送ベルトをスタート・ストップするために、同様に、搬送ベルトを駆動するモーターの速度を調整するために使用されるだろう。
【0007】
1つ以上の実施例によれば、空気圧制御切断機構を利用することは、他の方法を凌駕して、いくつかの利点を提供するだろう。例えば、1つ以上の実施例では、スライス装置が、調理後の製品をスライスするだろう。その他の方法では、調理に先立ったスライス製品が、調理後の2個のスライスされた部分間で、異種の見栄えをもたらすだろう。製品部分は均一には調理されないだろうから、製品部分は、調理後、不均一なサイズだろう。また、その他の方法においては、調理前などの処理上もっと早い段階にあるスライス製品は、また、処理するプロセスがさらに難しいであろうより小さい製品部分を作り出すだろう。例えば、他の方法においては、挿間紙または他のキャリア上に載置されるのに先立ったスライス製品は、挿間紙または他のキャリア上に配置されるときに傷つけられるより小さい製品をもたらすだろう。さらには、食品製品を準備する他の方法は、挿間紙または他のキャリアを切断、分離する、または、さもなければ傷つける切断機構を使用するだろう。本開示の一実施の形態によれば、空気圧制御切断機構は、切断面に渡って整列されるだろうし、例えば、調理されたベーコンのような製品を同じ長さの2個の別個の断片へと分離するための十分な圧力を付与するだろう。このような空気圧制御切断機構は、挿間紙などの製品キャリアにダメージを与えずに、製品を分離するだろう。これは、製品の取り扱いを促進し、製品の衛生的な取り扱いを改善し、その他の利点を提供するだろう。
【0008】
図1〜図4を参照して、本開示の一実施の形態に従って、製品を二つの断片に切断またはスライスするスライス装置が説明される。スライス装置100は、次なるものの1つ以上を有するだろう、すなわち、移動プラットホームアッセンブリー、モーターアッセンブリー、切断アッセンブリー、コントローラーアッセンブリー、空気送付システム、空気圧制御システムおよびフレームアッセンブリーである。下記の記載は、スライス装置100のアッセンブリーを記述する。尚、これらのアッセンブリーは事例である。複数アッセンブリー、または、1つのアッセンブリーの複数構成部品は、1つ以上のアッセンブリーまたはサブ・アッセンブリーに、組合わされ、統合され、分割され、および/または、分離されるだろう。
【0009】
移動プラットホームアッセンブリーは、1つ以上の搬送ベルト102を有するだろう。図3に示すように、一つの形態では、移動プラットホームアッセンブリーは、4組の2搬送ベルト102a、102bを有するだろう。搬送ベルト102a、102bは、ルイジアナ州ニューオーリンズに本部を置いているイントラロックスで製造されたイントラロックス1100シリーズベルティングだろう。1つ以上の実施例では、移動プラットホームアッセンブリーは、ローラー、スケートホイールコンベヤー、ボールテーブル、金属メッシュベルト、ポリエステルベルト、または、他のマテリアルズハンドリングシステムを使用するだろう。一実施の形態では、各搬送ベルト102は、次の寸法を有するだろう、すなわち、幅4インチで20フィート長の搬送機長を提供する寸法である。搬送ベルト102a、102bは、隣り合わせだろうし、第1端部で製品を受け取るように配置され、その製品を切断アッセンブリーを通して移動させて、結果として生じる製品を第2端部に出力するだろう。一実施の形態では、スライス装置100は、8従業員の作業台(例えば、4組のベルトの各端部に1従業員)を提供するだろう。各組のベルト102a、102bは、1つ以上のガイドレール190間に配置されるだろうし、それらは超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、または、他の耐摩耗材料からなるであろう。
【0010】
例えば、搬送ベルト102a、102bは、限定ではないが、たった一切れのベーコン、または、屋根板またはシート状のベーコンのような製品を搬送ベルト102a、102bの送り込み端部で受け取り、ベーコンを切断アッセンブリーを通して移動させて、搬送ベルト102a、102bの送り出し端部にベーコンの二つの半部を提供するだろう。例えば、屋根板状のベーコンは、例えば、食料雑貨店にて見られるように、お互いの上端に積み重ねられた50スライスのベーコンを具備するだろう。1シートのベーコンは、誰もが食料雑貨店で購入するだろうベーコンと同様に複数のスライスされたベーコンだろう。典型的には、スライス装置100を走り抜けるベーコンは調理されるが、そのベーコンは非調理か、または、部分的に調理されてもよい。
【0011】
移動プラットホームアッセンブリーは、搬送ベルト102の動きを援助する1つ以上のローラー104を有するだろう。図3に示すように、スライス装置100は、3個のボトムローラー104a、104b、104cを有するだろう。ローラー104a、104bおよび/または104cは、例えば、ポリオキシメチレンローラー、デルリンローラーまたは他のポリアセタールローラーなどの超高分子量ポリエチレンローラーだろう。ローラー104a、104bおよび/または104cは、食品産業で用いるために米国食品医薬局(「FDA」)により承認された材料のような他の材料で作られてもよい。ローラー104a、104bおよび/または104cは、ナールドローラー、リングドローラー、リッジドローラー、または、牽引を改善する他のパターンを含有するローラーだろう。1つ以上の実施例では、ローラーはスムースローラーだろう。一実施の形態では、ローラー104a、104bおよび/または104cは、直径が1インチ(1”)だろう。他の直径が使用されてもよい。第一および第二のボトムローラー104a、104bは、搬送ベルト102のほぼ各端部に配置されるだろう。第三のボトムローラー104cは、第一および第二のボトムローラー104a、104b間に入れられるだろう。第三のボトムローラー104cは、駆動ローラーまたは駆動スプロケット(例えば、駆動デルリンボトムローラー)だろう。第三のボトムローラー104cは、モーターアッセンブリーにより駆動されるだろう。1つ以上の実施例によれば、単一のモーターアッセンブリーが、ベルト102a、102bの複数組に動力を供給するだろう。複数組のベルトが、一緒に調節されるだろう(例えば、単一の速度コントローラーまたはオン/オフコントローラーが、全てのベルトのために、機能性を制御するだろう)。
また、ベルト102a、102bの組は、複数のコントローラーによって制御されてもよい。ベルト102a、102bの個々の組の速度では、一組のベルトからモーター106の個々の係合および非係合を可能にするために、クラッチまたは他の機構を使用するだろう。1つ以上の実施例では、複数のモーターアッセンブリーが利用されてもよく、例えば、1つのモーターアッセンブリーが、ベルト102a、102bの各組に専念するだろう。
【0012】
モーターアッセンブリーは、移動プラットホームアッセンブリーを駆動するモーター106を有するだろう。モーター106は、直流(DC)モーターだろうし、および/または、限定ではないが、90ボルト直流(90VDC)ウォッシュダウンデューティー発生機のような可変速DCモーターだろう。モーター106は、実質的にモーター106を覆うモーターガード(図示せず)を有するだろう。モーターガードは、限定ではないが、汚物、ほこりや指などの異物を、モーター106から離した状態に保つことを支援するだろう。モーター106は、第三のボトムローラー104cを駆動するだろうし、それが、引き続いて、搬送ベルト102a、102bを駆動するだろう。モーター106は、搬送ベルト102a、102bに結合されるだろう。
【0013】
例えば、モーター106は、プーリーまたは駆動スプロケット108aを有するだろうし、第三の駆動ボトムローラー104cは、図1および図4に示すように、プーリー108aと108bを接続する、プーリーまたは駆動スプロケット182およびベルト110(例えば、プーリーベルトまたはチェーン)を有するだろう。これにより、モーター106は、装着プーリー108aを駆動するだろうし、それが、引き続いて、ベルト110を駆動するだろう。ベルト110は、第三の駆動ボトムローラー104cに装着されたプーリー108bを駆動するだろうし、それが、引き続いて、搬送ベルト102a、102bを駆動するだろう。図1および図2に示すように、安全ガード112が、プーリー108およびベルト110を覆うだろう。安全ガード112は、限定ではないが、汚物、ほこりや指などの異物を、プーリー108およびベルト110から離した状態に保つことを支援するだろう。一実施の形態では、スプロケットのサイズは、直径4インチで、内径1.25(1
)インチを有するだろう。
【0014】
安全筐体118は、作業者が誤って切断機構180で傷つけられるのを防止するよう支援するだろう。安全筐体118は、レクサン安全筐体だろう。安全筐体118は、ワイヤー布ブランド被溶接ロック・クリンプ形式のステンレスワイヤーメッシュで作られるだろう。安全筐体118は、また、ステンレス鋼または他の丈夫な材料で作られるだろう。安全筐体118は、製品が安全筐体118の下を入出する側または端部(例えば、搬送ベルト102に面する側)に、開口138a、138b(例えば、搬送ベルト102a、102bの上面と安全筐体118の下部の間の領域)を形成するだろう。図2に示すように、第一の開口138aは、安全筐体118の入り口側(例えば、スライスされるべき製品が安全筐体118に入る側)に位置するだろう。第一の開口138aは、搬送ベルト102a、102bの上面および安全筐体118の下部から垂直方向に、ほぼ1.5インチ(1.5”)の高さだろう。図3に示すように、第二の開口138bは、安全筐体118の出口側(例えば、スライスされた製品が安全筐体118を出る側)に位置するだろう。安全筐体118は、安全筐体118を設定位置、例えば、スライス装置100のフレームへと保証する保証機構(図示せず)を有するだろう。保証機構は、安全筐体118以内に入れられたガススプリングだろう。安全筐体は、ユーザが安全筐体118を位置づけおよび取り外すのを支援するだろう1つ以上のハンドルを有するだろう。
【0015】
搬送ベルト102a、102bは、どこに製品が配置されるべきかを指し示す1つ以上のマーキング(図示せず)を有するだろう。第一の実施例によれば、マーキングは、左右の境界としての機能を果たすだろう。例えば、搬送ベルト102a、102bの各々は、左の境界と右の境界を指し示すラインを有するだろう。1つ以上の実施例によれば、マーキングは、均衡トップカッター・ホイール114aと整列する中央ラインを指し示すだろう。一つの実施例では、スライス装置100は、マーキングを提供する1つ以上のレーザー136を有するだろう。レーザー136は、搬送ベルト102a、102bの各々に投射される人間の目に見える光を発光するだろうし、それによって、左の境界、右の境界および/または中央の境界をマーキングを行う。1つ以上のレーザー136は、電力コントローラー122により始動されるだろう。レーザー136は、安全筐体118に取り付けられるだろう。1つ以上の実施例によれば、レーザー136は、揺動支持アーム172に装着された1つ以上の調整可能な取り付け部174に取り付けられるだろう。調整可能な取り付け部174は、180度以上の範囲で、レーザー136の調整を可能にするだろう。調整可能な取り付け部174は、作業者の好み、ベルト速度、製品タイプ、または、他の要因に準じて、ベルトの異なる部分上にマーキングが表示されることを可能にするだろう。
【0016】
スライス装置100は、フレームアッセンブリーを有するだろう。フレームアッセンブリーは、スライス装置100が自立することを可能にするだろう。フレームアッセンブリーは、図2および図3に示すように、4本の垂直脚140、2本の横梁部材142、2本の縦梁部材144および2本の横支持部材146(集合的に「フレーム」)を有するだろう。他のアッセンブリーは、1つ以上の支持部材を経由して、前記フレームに結合されるだろう。例えば、図3に示すように、モーター支持部材148が、モーター106を支持し、少なくとも一つの横梁部材142に結合されるだろう。移動アッセンブリーは、横支持部材146に結合されるだろう。切断機構支持部材116は、横支持部材146に結合されるだろう。安全筐体118は、切断機構支持部材116および/または横支持部材146に結合されるだろう。フレームは、ステンレス鋼または他の適切な材料で作られるだろう。好ましくは、フレーム(および支持部材116、146と148)は、食料製品とともに使用するために、衛生的である材料で作られるだろう。
【0017】
スライスアッセンブリー100は、移動プラットホーム上の製品を二つの断片に切断またはスライスするための切断アッセンブリーを有するだろう。切断アッセンブリーは、切断機構180および切断機構支持フレーム116を有するだろう。切断機構180は、スライス装置100のフレームに取り付けられるだろう切断機構支持フレーム116によって支持されるだろう。切断機構180は、例えば、ベーコンなどの製品を切り通すかまたは製品を分離するだろう、ナイフ、のこぎり、刃、または、他の任意の物体だろう。切断機構180は、均衡トップカッター・ホイール114aだろう。均衡トップカッター・ホイール114aは、比較的に鈍い刃を有する円形切断刃(例えば、直径約3.25インチ)だろう。均衡トップカッター・ホイール114aは、炭素鋼より成るだろう。均衡トップカッター・ホイール114aは、33度ベベルドエッジなどのベベルドエッジを有するだろう。均衡トップカッター・ホイール114aは、製品を切り通すが、製品を搬送するキャリアは切り通さないように垂直方向に調整されるだろう。例えば、製品は、限定ではないが、紙、挿間紙、発泡トレーまたは切断板のようなキャリア上に配置され、均衡トップカッター・ホイール114が、キャリアは切り通ないで、製品を切り通すだろう。
【0018】
1つ以上の実施例では、切断機構180は、トップカッター・ホイール114aに空気圧で制御される圧力を付与するだろう。空気圧で制御される圧力は、トップカッター・ホイール114aが製品上で押し下げる力を調整するだろう。図5を参照して以下に非常に詳細に記述するように、空気圧で制御される圧力は、1つ以上の切断機構180のために、調整可能だろう。空気圧は、空気搬送149に動作可能に接続されるだろう1つ以上の空気弁176によって供給されるだろう。空気弁176は、1つ以上の切断機構180のために、個々の空気圧の設定および/または開放を可能にするだろう。
【0019】
図4に示すように、切断機構180は、搬送ベルト102a、102bが製品を搬送ベルト102a、102bの一端部から他端部へ移動させるときに、切断機構180が製品を貫いて切断またはスライスを行うであろうように、二つの搬送ベルト102a、102b間の開口に配置されるだろう。切断機構180は、均衡トップカッター・ホイール114aを切断ローラー183の真上に位置付けるだろう。カッティングローラー183は、搬送ベルト102a、102b間に配置されるだろうし、均衡トップカッター・ホイール114aのための対抗面を提供するだろう。カッティングローラー183は、ポリオキシメチレンローラー、デルリンローラーまたはその他のポリアセタールローラーのような超高分子量(UHMW)ポリエチレンローラーだろう。カッティングローラー183は、食品産業で用いるために米国食品医薬局(「FDA」)によって承認された材料のような、その他の材料で作られてもよい。カッティングローラー183は、ナールドローラー、リングドローラー、リッジドローラー、または、牽引を改善するその他のローラーだろう。1つ以上の実施例では、切断ローラー183は、スムース面ローラーだろう。1つ以上の実施例によれば、切断ローラー183は、いくつかの製品(例えば、調理されたベーコン)のために、均衡トップカッター・ホイール114aに対してピンチポイントを提供するだろうし、そのような製品は、スライスされおよび/または切断されるよりむしろ、圧力によって分割されるだろう。そのような圧力による分離は、挿間紙などの製品キャリアへのダメージを防ぐだろう。調整可能な空気圧は、切断機構が製品の厚みのために、または、他の製品処理条件のために調整することを可能にするだろう。
【0020】
図4に示すように、1つ以上の切断ローラー183は、ローラー104cによって支持されるだろう。ローラー104cは、1つ以上のブロック184によって支持されるだろう。ブロック184は、フレームアッセンブリーの1つ以上の部分から伸びる横棒、棚、または、その他の面(図示せず)の上に、または、その一部に配置されるだろう。ローラー104cは、ベルト110によってローラー104bに動作可能に接続されるだろう。
【0021】
1つ以上の実施例では、均衡トップカッター・ホイール114aは、切断ローラー183と接触することによって、または、搬送ベルト102a、102b上の均衡トップカッター・ホイール114aの真下を移動する製品により付与される圧力によって駆動されるだろう。1つ以上の他の実施例によれば、均衡トップカッター・ホイール114aは、ベルト110などのベルト、チェーン、または、他の連結によってローラー104へ接続または結合されるだろう。1つ以上の実施例では、均衡トップカッター・ホイール114aは、モーター106への別個の連結を経由するか、または、代替の駆動機構への連結を経由して独立に駆動されるだろう。
【0022】
1つ以上の実施例によれば、スライス装置100は、エアージェット178a、178bなどの1つ以上の空気搬送システムを含むだろう。エアージェット178aおよび/または178bは、通常切断機構180および/または均衡トップカッター・ホイール114aに向かって方向づけられるだろう。エアージェット178a、178bは、切断機構180および/または均衡トップカッター・ホイール114aからの製品残渣または他の物をクリーニングすることを促進するだろう、連続または間欠の空気流を提供するだろう。エアージェット178aおよび178bは、また、製品キャリアからスライスまたは分割された製品の断片を取り除くだろう。
【0023】
他の実施例では、単一の搬送ベルト(図示せず)が、均衡トップカッター・ホイール114aと併せて使用され、搬送ベルトがキャリアとして役目を果たすだろう。安全筐体118は、切断アッセンブリーの一部を覆うだろう。
【0024】
図5を参照して、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置の空気圧制御アッセンブリーが説明される。プライマリー空気圧の供給が、プライマリゲージおよび制御弁199を介して、コンプレッサーまたは他のソースから受け取られるだろう。空気貯蔵庫196、194は、空気圧を安定化するだろう。空気ゲージおよび制御192aは、1つ以上の切断機構180への圧力を監視および制御するだろう。空気圧は、1/10ポンド刻みのような増分で調整可能だろう。複数の空気ゲージおよび制御192aは、各切断機構180の圧力が別個に監視され、設定され、および/または、開放されることを可能にするだろう。空気ゲージおよび制御192aは、空気搬送149を経由して1つ以上の切断機構180の空気弁176へ接続されるだろう。空気ゲージおよび制御198は、スライス装置100の追加部品へ接続されるだろう。例えば、空気ゲージおよび制御198は、1つ以上のエアージェット178a、178bへの空気の流れを制御するだろう。
【0025】
図6を参照して、本開示の一実施の形態に従ったコントローラーアッセンブリーの制御パネルのブロック図が説明される。示されているように、コントローラーアッセンブリー用の制御パネル120は、スライス装置100の動作を制御するために、1つ以上の装置を有するだろう。示されているように、制御パネル120は、電力コントローラー122、緊急停止コントローラー124、複数の速度コントローラー124およびダンプコントローラー132を有するだろう。制御パネル120は、電気制御キャビネット内に存在するだろう。
【0026】
電力コントローラー122は、スライスアッセンブリー100の電源供給134を制御するだろう。電力コントローラー122は、20アンペアのオン/オフ・スイッチなどのオン/オフ・スイッチまたはボタンだろう。電力コントローラーまたはボタン122がオン位置へスイッチされると、スライス装置100が始動されるだろう。電力コントローラーまたはボタン122がオフ位置へスイッチされると、スライス装置100は遮断されるだろう。
【0027】
緊急停止コントローラー124は、オン/オフ・スイッチまたはボタンだろう。緊急停止コントローラー124は、通常、閉鎖位置にあるだろう。緊急停止コントローラーまたはボタン124が押圧されると、モーター106への電力が遮断され、それが、引き続いて、搬送ベルト102a、102bの移動ストップをもたらすだろう。緊急停止コントローラー124は、緊急の場合に、搬送ベルト102a、102bをストップするだろう。
【0028】
ダンプコントローラー132は、1つ以上の切断機構180から空気圧を開放するだろう。これは、切断機構180内に1つ以上の均衡トップカッター・ホイール114aを引っ込ませるだろう。
【0029】
速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、1つ以上のモーター106を移動スタートまたは移動ストップさせるだろうし、それが引き続いて、1つ以上の組の搬送ベルト102a、102bを移動スタートまたは移動ストップさせるだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、スイッチまたはプシュボタンだろう。1つ以上のモーター106は、可変速モーターだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、電力を直線的に、対数的にまたは他の増分にて増加させる可変位置スイッチだろう。最も低いまたは第1の位置で、速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、オフ位置にあるだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、それぞれ、2個のスイッチ、すなわち、オン/オフ・スイッチおよびオフとフル電力位置の間のモーター106の速度を調節する速度コントローラーに、動作可能に接続されるだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、1つ以上のモーター106の速度を制御するだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、ポテンショメーター、例えば、2kポテンショメーターだろう。速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、DCドライバー152を経由して1つ以上のモーター106の速度を制御するだろう。モーター106は、搬送ベルト102a、102bの速度を制御するだろう。具体的には、速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、1つ以上のモーター106の速度を制御するだろうし、それが、引き続いて、モーター106に結合されたプーリー108aの速度を制御するだろうし、それが、プーリーベルト110を経由して、第3の駆動ボトムローラー104cに結合されるだろうし、その速度を制御するだろう。プーリーベルト110は、引き続いて、搬送ベルト102a、102bの速度を制御するだろう。一実施の形態によれば、搬送ベルトの速度は、35フィート/分のデフォルト速度に設定されるだろうが、調整可能でもよい。取り扱われる製品の量は、製品の特質と包装に依存するだろう。例えば、1分当たり35フィートの速度で、各組のベルト102a、102b上で1分当たり75個のベーコンが取り扱われるだろう。1つ以上の実施例では、速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、各々24ボルト電力スイッチだろう。
【0030】
図7を参照して、本開示の一実施の形態に従ったコントローラーアッセンブリーの載置板のブロック図が説明される。示されているように、制御パネル120は載置板150を有するだろう。載置板150は、(ダートコントロールズDCドライバーなどの)DCドライバー152、ディンレールおよび1つ以上のワイヤートレイ156を有するだろう。ディンレールは、接触器158、パワー接続160、ヒューズ130保持用のヒューズホルダー162およびターミナルブロック164を有するだろう。ターミナルブロック164は、エンドアンカーおよび接地端子を有するだろう。
【0031】
図8を参照して、本開示の一実施の形態に従った制御パネル用高レベル回路図が説明される。図1には示されていないが、コンデンサー、抵抗、ワイヤー等のような追加の部品が制御パネル用の実際の回路図に存在するだろう。スライス装置100は、壁の電源端子、例えば、120ボルト交流、60ヘルツ、15アンペア(120VAC/60Hz/15AMP)サービスに差し込まれた標準プラグを使用して電力供給されるだろう。電力コントローラー122は、スライス装置100への電力を制御するだろう。スライス装置100は、例えば、120ボルト交流、60ヘルツ、15アンペア(120VAC/60Hz/15AMP)サービスである壁コンセントに差し込まれる標準プラグを使用して電力供給されるだろう。内部電源供給134は、以下にさらに詳細に記載される1つ以上のレーザー136に電力を提供するために使用されるだろう。示されているように、回路は、また、いくつかのコントローラーまたはスイッチ、例えば、通常は閉じた位置にあるだろう緊急停止コントローラーまたはスイッチ124、通常は閉じた位置にあるストップコントローラーまたはスイッチ126、および、スタートコントローラーまたはスイッチ128を有する。同様に示されているように、電気制御キャビネットへのアクセスドア(図示せず)が閉じられることを確実にするために使用されるだろうドアスイッチ168、例えば、トロージャンドア安全スイッチがある。ドアスイッチ168は、スライス装置が動作している間は、誰も電子部品に不適切にアクセスしないだろうことを確実にすることを支援するための安全対策だろう。また、1つ以上のマスター制御リレー(MCR)170は、モーター106に電力を提供するために、安全回路が適切な位置にある(例えば、ドアスイッチ168が閉じられ、緊急停止コントローラーまたはスイッチ124が閉じられ、ストップコントローラーまたはスイッチ126が閉じられ、スタートコントローラーまたはスイッチ128が閉じられる)ことを確認するだろう。
【0032】
図9を参照して、本開示の一実施の形態に従ったスライス装置を利用するための方法が説明される。本開示に従う方法を実行するためには色々な様式があるので、この実施形態の方法は、一例として提供される。その方法は、一例として図1〜図6に示されたスライス装置によって実行されるとして以下に記述され、スライス装置100の種々の構成要素は、図9の実施形態の方法を説明するのに参照される。図9に示す各ブロックは、その実施形態の方法において実行された1つ以上の処理または方法を表す。スライス装置100が始動されて、ブロック202において、方法200がスタートするだろう。例えば、ユーザは、電力コントローラーまたはボタン122を押すだろう。押された電力コントローラーまたはボタン122に応じて、電力がモーター106およびレーザー136に供給されるだろう。スライス装置100が始動された後に、方法200はブロック204に進むだろう。
【0033】
ブロック204において、搬送ベルト102は始動されるだろうし、必要ならば、搬送ベルト102の速度が調整されるだろう。例えば、ユーザは、オフ位置から1つ以上の速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dをスイッチするだろうし、それが1つ以上のモーター106を始動させるだろうし、それによって搬送ベルト102の移動引き起こす。必要であれば、速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、1つ以上のモーター106の速度を変えるために調整されるだろうし、それが、引き続いて、搬送ベルト102a、102bの速度を変える。1つ以上の実施例では、速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dは、また、1つ以上のベルトへの電力を投入および遮断するだろう。搬送ベルト102a、102bを始動した後、必要ならば、搬送ベルト102a、102bの速度を調整し、方法200はブロック206に進む。
【0034】
ブロック206において、空気圧が付与されるだろう。1つ以上の実施例では、空気圧のソースが適用されるだろう。空気ゲージおよび制御192aなどの1つ以上の空気圧制御が、1つ以上の切断機構180に適切な圧力を供給するために調整されるだろう。
【0035】
ブロック208において、製品は、第1端部で移動プラットホームに置かれるだろう。例えば、ユーザは、1スライスのベーコンまたは1枚のベーコンを搬送ベルト102a、102b上に置くだろう。製品は、キャリア上に置かれるだろうし、キャリアは、一組のベルトにまたがって置かれるだろう。製品は、1つ以上のレーザー境界マーキングに従って置かれるだろう。搬送ベルト102a、102bは、第一の開口138aを経由して、製品をほぼ同じサイズだろう2個の半部に切断または分離するだろう切断機構180を介して、安全筐体118の下に製品を移動させるだろう。空気圧制御切断機構は、ベルト間の空間に整列されるだろう。切断ローラーまたは他の切断面が、空気圧制御切断機構の真下のベルト間に配置されるだろうし、その切断ローラーまたは他の切断面は、ベルトとほぼ同じ高さを有するだろう。切断ローラーまたは他の切断面は、切断機構が製品を分離する圧力を使用することを可能にする対抗面を提供するだろう。空気圧制御切断機構は、製品キャリアを分離せずに、製品を分離するために十分な圧力を付与するだろう。
【0036】
搬送ベルト102a、102bは、安全筐体118の第二の開口138bを通って、切断製品の二つの断片を移動プラットホームの第2端部へと動かし続けるだろうし、そこでは、ユーザが切断製品の二つの断片を回収するだろう。製品が移動プラットホームに置かれ、切断され、安全筐体118を出た後に、方法200はブロック210に進むだろう。
【0037】
ブロック210において、切断製品の各断片は包装されるだろう。例えば、そのユーザ(または、製品を移動プラットホームに置いたのとは異なるユーザ)は、半分のシートのベーコンを包装するだろう。包装されたベーコンは、販売または使用のためにレストランまたはその他に提供されるだろう。1つ以上の製品が包装された後に、方法200はブロック212に進むだろう。
【0038】
ブロック212において、搬送ベルト102a、102bはストップさせられるだろう。例えば、ユーザは、1つ以上の速度コントローラー124a、124b、124cおよび/または124dをオフ位置にスイッチするだろうし、それが、1つ以上のモーター106をストップさせるだろうし、引き続いて、それが、搬送ベルト102をストップさせるだろう。1つ以上の実施例では、搬送ベルト102をストップすることは、スライス装置100への電力を遮断するだろう。1つ以上の実施例では、別個の電力コントローラーが利用されるだろう。搬送ベルト102と1つ以上のモーター106をストップした後に、方法200はブロック214に進むだろう。
【0039】
ブロック214において、スライス装置100は遮断されるだろう。例えば、ユーザは、モーター106およびレーザー136への電力供給をストップする電力コントローラーまたはボタン122を押圧するだろう。緊急の場合、ユーザは、また、緊急コントローラーまたはスイッチ124を押圧するだろうし、それが、モーターを停止させるだろうし、それが、搬送ベルト102a、102bのストップを引き起こすだろう。また、レーザー136は、緊急コントローラーまたはスイッチ124が押圧されると、遮断するだろう。1つ以上の実施例では、電力を遮断することが空気圧パワーの開放をトリガーするだろう。いくつかの実施例では、ダンプコントローラー132などの別個の制御が空気圧を開放するために利用されるだろう。
【0040】
前述の明細書にて、添付の図面を参照して様々な好ましい実施例が記述されてきた。しかしながら、そこには種々の修正と変更がなされるだろうし、そして、追加の実施例が、後述される請求項に記述されている発明のより広い範囲から逸脱しないで、実施されるだろうことはが自明であろう。明細書および図面は、従って、制限的よりはむしろ説明的な意味を有するとみなすべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各切断台が、
空気圧制御切断アッセンブリーと、
一組の隣り合わせの搬送ベルトを具備する移動プラットホームとを具備し、前記移動プラットホームが、前記一組の搬送ベルト上に、製品を前記移動プラットホームの第1端部にて受け取って、前記空気圧制御切断アッセンブリーの真下に前記製品を移動させ、それによって、 前記製品を二つの別個の製品へと分離し、前記二つの別個の製品を前記移動プラットホームの第2端部へ提供するように構成された、少なくとも一つの切断台と、
各切断台に動作可能に結合され、前記移動プラットホームを移動させるように構成されたモータとを
具備する装置。
【請求項2】
各切断台が切断ホイールを具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記切断ホイールが炭素鋼刃を具備することを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
各炭素鋼刃が33°ベベルド切断エッジを具備することを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
各切断台が、さらに、前記切断ホイールに向けて空気を送り、それにより、前記切断ホイールをクリーニングするように構成された空気送付システムを具備することを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項6】
前記空気圧制御切断アッセンブリーが、1/10ポンド刻みで調整されるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記移動プラットホームが、さらに、前記搬送ベルトに結合されて前記搬送ベルトを移動させるように構成された複数のローラーを具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記ローラーの一つが、前記モーターに結合される駆動ローラーであり、前記モーターにより駆動されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記駆動ローラーが、さらに、少なくとも一つのプーリーと、前記モーターに前記少なくとも一つのプーリーを結合する少なくとも一つのプーリーベルトを具備し、それによって、前記モーターが、前記プーリーと前記少なくとも一つのプーリーベルトを経由して、前記搬送ベルトを駆動することを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
さらに、前記搬送ベルトの各々に可視光を発光する少なくとも一つのレーザーを具備し、 それによって、前記発光された可視光が、前記搬送ベルト上の製品載置用の可視指示を提供することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項11】
前記空気圧制御切断アッセンブリーが、製品を搬送する製品キャリアを分離せずに、前記製品を分離するに十分な圧力を付与することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項12】
前記モーターが可変速直流モーターであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項13】
前記製品が、細長い一片のベーコンおよび一枚のベーコンの一つであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項14】
前記ベーコンが調理されていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項16】
移動プラットホームが移動するように誘導するモーターに結合される前記移動プラットホーム上の製品を受け取り、前記移動プラットホームが前記製品を移動させて切断機構と接触させ、前記切断機構が前記製品に対して空気圧で制御される圧力を付与するステップと、それによって、前記製品を二つの断片に分離するステップと、前記二つの断片を、前記移動プラットホームから前記二つの分離された断片を除去するための切断機構から離して、移動させるステップと、を具備する方法。
【請求項17】
さらに、前記モーターにより動力供給され、前記切断機構のための対抗面を提供する切断ローラーを具備し、それによって、前記切断ローラーが回転して前記空気圧制御切断機構の回転を引き起こす請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記製品が、細長い一片のベーコンおよび一枚のベーコンの一つであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記空気圧制御切断機構が、製品を搬送する製品キャリアを分離せずに、前記製品を分離するに十分な圧力を付与することを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項20】
さらに、ポテンショメーターを経由して前記モーターの前記速度を調整するための入力を受け取るステップを具備することを特徴とする請求項16に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2012−516781(P2012−516781A)
【公表日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−548384(P2011−548384)
【出願日】平成22年2月2日(2010.2.2)
【国際出願番号】PCT/US2010/022806
【国際公開番号】WO2010/088641
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【出願人】(511183537)パトリック・カダヒー・インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】