説明

走行玩具及び走行玩具装置

【課題】走行方向の変換機構をコンパクトなものとすることにより、全体構造を小さくすることができ走行玩具及び走行玩具装置を提供する。
【解決手段】軸受プレート15に昇降自在かつ回転自在に支持された第1軸16と、第1軸16の外周に相対的に昇降自在かつ回転不能に支持された第2軸17と、第2軸17の外周に回転自在に嵌合され、駆動源からの回転が伝達される回転伝動要素18と、第2軸17の外周に設けられ、回転伝動要素18の下面19から回転が伝達される駆動輪4と、軸受プレート15及び第1軸16にそれぞれ設けられ、第1軸16が下降位置にあるとき互いに係合してその回転を阻止し、第1軸16が上昇位置にあるとき係合を解除してその回転を許容する係合部23とを備えてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、走行玩具及び走行玩具装置に関し、さらに詳細には、駆動輪の回転方向を切り換え、走行方向を変換することが可能な走行玩具及び走行玩具装置に関する。
【背景技術】
【0002】
走行玩具の1つとして、駆動輪の回転方向を切り換えることにより、走行方向を変換して往復運動するスイッチバック式走行玩具が知られている。駆動輪の回転方向を変換する構造は、従来、種々提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1,2には、駆動輪を駆動させる軸に2つのクラウンギヤあるいはベベルギヤを対向して設け、これらのギヤにモータのピニオンを交互に噛み合わせることにより駆動輪の回転方向を変換させる走行玩具が開示されている。しかしながら、これら先行技術は、いずれも車体に平面的に配置したカム機構によってピニオンと2つの歯車との噛み合いを変えるものであるため、全体構造が大きくならざるをえない。また、このようなカム機構を採用した場合には、部品点数が多くなるだけでなく、組み立ての工数が多くなりコスト高となる。
【特許文献1】実開昭51−24492号公報
【特許文献2】実開平4−58295号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、走行方向の変換機構をコンパクトなものとすることにより、全体構造を小さくすることができ、また部品点数も少なくて済み、組み立てを簡単に行えることができて製造コストを安価にすることができる走行玩具及び走行玩具装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、駆動源からの動力が伝達されて回転する駆動輪と、複数対の従動輪とを有する走行玩具であって、
本体に水平に設けられた軸受プレートと、
この軸受プレートに設けられた孔に貫通して配置され、該軸受プレートに昇降自在かつ回転自在に支持された第1軸と、
前記軸受プレートの下方において前記第1軸の外周に嵌合され、該第1軸に相対的に昇降自在かつ回転不能に支持された第2軸と、
この第2軸の外周に回転自在に嵌合され、駆動源からの回転が伝達される回転伝動要素と、
前記第2軸の外周に設けられ、前記回転伝動要素の下面からから回転が伝達される前記駆動輪と、
前記軸受プレート及び前記第1軸にそれぞれ設けられ、前記第1軸が下降位置にあるとき互いに係合して該第1軸の回転を阻止し、前記第1軸が上昇位置にあるとき係合を解除して該第1軸の回転を許容する係合部とを備え、
前記係合部は前記駆動輪の軸が前記従動輪の軸と平行となる位置であって、該駆動輪が互いに180度反転した状態となる2つの位置に対応させて設けられていることを特徴とする走行玩具にある。
【0006】
前記係合部は、例えば前記第1軸の外周に設けられた係合突起と、前記軸受プレートに設けられた係合溝とからなる構成を採用することができる。
【0007】
前記第1軸を下降位置に向けて付勢する付勢手段を備えてなる構成を採用することができる。この場合、前記第1軸と前記第2軸との間には環状空間が形成されるとともに、前記第1軸の下端部に外向きフランジが、前記第1軸の上端部に内向きフランジがそれぞれ設けられ、前記付勢手段は前記外向きフランジと前記内向きフランジとの間にあって前記第1軸を取り巻いて配置されたコイルバネからなる構成を採用することができる。
【0008】
前記第1軸及び第2軸を相対的に昇降自在かつ回転不能とする手段として、前記第2軸の内周に軸方向に沿って突条が形成され、前記第1軸の前記外向きフランジの外周に前記突起に係合する溝が形成されている構成を採用することができる。ことを特徴とする請求 また、この発明は上記走行玩具と、この走行玩具を走行させるための軌道とを備えた走行玩具装置であって、
前記軌道は前記従動輪を支持して案内する1対のガイドレールと、
このレール間に形成され、前記駆動輪を案内する案内面とを備え、
前記第1軸の下端面に突起が形成され、前記ガイドレール間に前記突起が乗り上げて前記第1軸を上昇させる1対のテーパ状突起が軌道方向に間隔を置いて設けられていることを特徴とする走行玩具装置にある。
【0009】
より具体的には、前記駆動輪は平歯車からなり前記案内面はラックからなる。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、第1軸の下降位置で第1,第2軸が軸受プレートに固定されて駆動輪が回転し、第1軸を上昇させると第1,第2軸が軸受プレートに対して回転して駆動輪が旋回し、180度反転した位置で再び軸受プレートに固定されることとなる。このように、駆動輪の回転方向変換は第1軸の昇降及び第1,第2軸の回転によってなされるので、そのための変換機構は平面的に大きくなることがなく、コンパクトなものとすることができる。また、部品点数も少なくて済み、組み立てを簡単に行えることができて製造コストを安価にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明による走行玩具装置の実施形態を示す全体平面図であり、走行玩具装置は走行玩具1と軌道50とを備えている。図2は走行玩具を示す平面図、図3は同走行玩具の側面図、図4は方向変換機構を示す側面図、図5は同機構の正面図、図6は同機構の分解斜視図である。
【0012】
走行玩具1は、この実施形態では箱形に形成された本体2を有し、本体2の側面には前後1対ずつの従動輪3,3が設けられている。軌道50は1対のレール51,51を有し、これらのレール51,51に従動輪3,3が支持され、案内されて走行玩具1が走行する。すなわち、走行玩具1はこの実施形態ではレール走行方式のものである。
【0013】
駆動輪4は本体2の下部に設けられている。駆動輪4は、この実施形態では歯車からなっている。軌道50のレール51,51間には各レールに沿ってラック52,52が形成されている。駆動輪4がこれらのラック軌条52と噛み合って回転することにより、走行玩具1が走行するようになっている。以下、駆動輪4に動力を伝達する伝動機構及び走行方向の変換機構について説明する。
【0014】
本体2の内部にはバッテリ5からの通電により作動するモータ6と、その動力を伝達する伝動機構が配置されている。すなわち、モータ6の軸にはウォーム7が設けられている。本体2の内部には従動輪3の軸と平行に軸8が配置され、この軸8に設けられたウォームホイール9とウォーム7とが噛み合っている。このウォームホイール9の軸8には、また、大径の平歯車10が設けられている。本体2の内部には軸8と平行に軸11が配置され、この軸11に設けられた小径の平歯車12と平歯車10とが噛み合っている。
【0015】
軸11には、また、ウォーム13が設けられている。本体2の内部には軸受プレート15が水平に設けられ、この軸受プレート15には第1軸16とその外周に嵌合された第2軸17とが垂直に支持されている。ウォーム13は、第2軸に設けられたウォームホイール18と噛み合っている。ウォームホイール18の下面には、クラウンギヤ19が一体に設けられ、このクラウンギヤ19と駆動輪4が噛み合っている。このクラウンギヤ19付きのウォームホイール18が、駆動輪4に回転を伝達する回転伝動要素を構成している。以上のような伝動機構によりモータ6の動力が駆動輪4に伝達され、該駆動輪4が回転する。
【0016】
次に走行方向の変換機構について説明する。軸受プレート15には本体2の幅方向中央に位置するように孔20が設けられている。この孔20に第1軸16が貫通して配置されている。第1軸16は軸受プレート15に対して昇降自在かつ回転自在であり、上端に軸受プレート15に支持させるためのフランジ21を有している。孔20の周壁には半径方向外方に延びる1対の係合溝22,22が形成されている。これらの係合溝22,22は180度の角度間隔を置いた対向位置に形成されている。
【0017】
他方、第1軸16の外周にはフランジ21の直下位置において1対の係合突起23,23が設けられている。これらの係合突起23,23は、第1軸16が下降位置にあるとき係合溝22,22に嵌り込み、互いに係合することが可能である。この係合突起23,23が係合溝22,22に嵌った状態では、第1軸16は回転ができない。
【0018】
第1軸16は、図6に示すように、組み立ての都合上、上方部16aと下方部16bとの2つに分割されている。下方部16bの上端に軸方向に沿って溝24が形成され、この溝24に上方部16aを係合突起23,23の根元まで嵌め込むことにより、上方部16a及び下方部16bが一体化されている。
【0019】
第2軸17は軸受プレート15の下方において第1軸16の外周に嵌合されている。第2軸17の内径は第1軸16の外径よりも大きく、したがって両軸16,17間には環状の空隙が形成されている。第2軸17の上部には環状の段付き部25が形成され、第2軸17に嵌合されたクラウンギヤ19付きのウォームホイール18は、段付き部25に支持されている。このクラウンギヤ19付きのウォームホイール18は、第2軸17に対して回転自在である。第2軸17の下端部には外向きのフランジ26が設けられている。フランジ26は外周に切欠部27を有し(図6参照)、この切欠部27の端面に設けられた軸28に、クラウンギヤ19と噛み合う駆動輪4が支持されている。符合29で示す部材は、軸28に取り付けられるブッシュである。
【0020】
第2軸17の上端に内向きのフランジ30が設けられ、また第1軸16の下端外周に外向きのフランジ31が設けられている。これらフランジ30,31によって第1軸16と第2軸17とがほぼ同軸に保たれている。第2軸17の内周には軸方向に沿って1対の突条35,35が形成されている。他方、第1軸16のフランジ31の外周には突条35,35と嵌り合う溝36,36が設けられ、第1軸16は第2軸17に対して昇降自在であるが回転不能となっている。
【0021】
第1軸16と第2軸17との間の環状隙間には、第1軸16を取り巻いてコイルバネ37が配置されている。このコイルバネ37の上下端は第2軸17の上部フランジ30及び第1軸16の下部フランジ31にそれぞれ係止している。このコイルバネ37により第1軸16は、下降方向に付勢されている。第1軸16の下部フランジ31には、本体2から下方に突出する突起38が設けられている。この突起38はフランジ31に対して偏心した位置に設けられている。他方、軌道50にはその長さ方向に離間して配置された1対の突起53が設けられ、これらの突起53は軌道50の中心線の両側に配置されている。各突起53は走行玩具の走行方向に沿って徐々に高くなる傾斜面54を有し、突起38が突起53上に乗り上がることが可能である。
【0022】
次に上記走行玩具の作用について説明する。第1軸16は、通常は、その係合突起23と軸受プレート15の溝22,22とが嵌り合う下降位置にもたらされている。この第1軸16の下降位置では、第1軸16及び第2軸17とも軸受プレート15に対して回転はしない。このとき、駆動輪4の軸は従動輪3の軸と平行となる位置にある。この状態で走行玩具の従動輪3をレール51,51に載せると、駆動輪4が一方のレール51側のラック52と噛み合う。
【0023】
そしてモータに通電し、該モータからウォームホイール18に動力が伝達されると、ウォームホイール18及びクラウンギヤ19が第2軸17の廻りを回転し、クラウンギヤ19と噛み合う駆動輪4が回転する。駆動輪4はラック52と噛み合っていることから推進力が生じ、走行玩具が走行する。走行玩具が軌道50上を走行して一方の突起53の位置に到達すると、図7に示すように、第1軸16の突起38が突起53上に乗り上がり、その結果、第1軸16がコイルバネ37に抗して上昇する。
【0024】
第1軸16が上昇すると係合突起23が係合溝22から離脱し、第1軸16は回転が可能となる。すると、ウォームホイール18は依然として回転していることから、その回転力によって駆動輪4は回転することなくクラウンギヤ19と噛み合ったまま旋回し、これに伴って第1軸16及び第2軸17が回転する。この第1軸16及び第2軸17の回転時において、突起38は突起53から離脱して第1軸16がコイルバネ37の付勢力により下降しようとするが、係合突起23は係合溝22に嵌まる位置にないので、第1軸16及び第2軸17は回転を続ける。
【0025】
そして、第1軸16及び第2軸17が180度回転し、すなわち駆動輪4が180度旋回し、係合突起23が係合溝22に嵌まる位置に達すると、コイルバネ37の付勢力により第1軸16が下降位置に復帰し、第1軸16及び第2軸17は回転が不能となる。この位置は、図8に示すように、図5に示した位置から駆動輪4が180度反転した位置であり、駆動輪4の回転方向は前記とは逆方向になる。この結果、反転した駆動輪4は他方のレール51側のラック52と噛み合い、走行玩具は前記とは逆方向に走行を始める。そして、走行玩具が他方の突起53に達すると、前記と同様にして駆動輪4が180度反転して逆方向に走行し、このようにして走行玩具はスイッチバック運動をする。
【0026】
上記実施形態は例示にすぎず、この発明は以下に記載すように種々の態様を採ることが可能である。
(1) 上記実施形態では第2軸の外周に設けられて駆動輪4に回転を伝達する回転伝動要素として、歯車要素、具体的にはウォームホイール18が示されているが、ウォームホイール18に限らず平歯車を用いることもできる。
(2) また、上記実施形態では駆動輪4として平歯車が示されているが、軌道50のラック52を無くし、駆動輪4として平歯車に代えてゴム輪を用いることができる。この場合、回転伝動要素18の下面にクラウンギヤに代えて、ゴム輪との間で回転を伝達するための摩擦力が生じるように摩擦面を形成すればよい。
【0027】
(3) 第1軸16を軸受プレート15に固定するための係合部は種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施形態では係合溝22は軸受プレート15を貫通しているが、貫通させずに有底のものとしてもよい。このようにすることにより、第1軸16は係合突起23,23を介して軸受プレート15に支持されるので、フランジ21は必ずしも設けなくともよい。また、軸受プレート15の上面に1対の係合突起を設け、フランジの下面に係合突起が嵌り合う係合凹部を設けるようにしてもよい。
(4) この発明の走行玩具は軌道なしでも楽しむことができる。例えば、上記(2) に記載したように駆動輪をゴム輪とし、走行方向を変換させたいときに、本体を持ち上げて第1軸を下端側から指で押し上げれば、駆動輪を旋回させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】この発明による走行玩具装置の実施形態を示す全体平面図である。
【図2】走行玩具を示す平面図である。
【図3】同走行玩具の側面図である。
【図4】方向変換機構を示す側面図である。
【図5】同機構の正面図である。
【図6】同機構の分解斜視図である。
【図7】同機構の作用説明図である。
【図8】同機構の作用説明図である。
【符号の説明】
【0029】
1 走行玩具
2 本体
3 従動輪
4 駆動輪
15 軸受プレート
16 第1軸
17 第2軸
18 ウォームホイール
19 クラウンギヤ
20 孔
21 フランジ
22 係合溝
23 係合突起
26 フランジ
30 フランジ
31 フランジ
37 コイルバネ
38 突起
50 軌道
51 レール
52 ラック
53 突起
54 傾斜面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動源からの動力が伝達されて回転する駆動輪と、複数対の従動輪とを有する走行玩具であって、
本体に水平に設けられた軸受プレートと、
この軸受プレートに設けられた孔に貫通して配置され、該軸受プレートに昇降自在かつ回転自在に支持された第1軸と、
前記軸受プレートの下方において前記第1軸の外周に嵌合され、該第1軸に相対的に昇降自在かつ回転不能に支持された第2軸と、
この第2軸の外周に回転自在に嵌合され、駆動源からの回転が伝達される回転伝動要素と、
前記第2軸の外周に設けられ、前記回転伝動要素の下面から回転が伝達される前記駆動輪と、
前記軸受プレート及び前記第1軸にそれぞれ設けられ、前記第1軸が下降位置にあるとき互いに係合して該第1軸の回転を阻止し、前記第1軸が上昇位置にあるとき係合を解除して該第1軸の回転を許容する係合部とを備え、
前記係合部は前記駆動輪の軸が前記従動輪の軸と平行となる位置であって、該駆動輪が互いに180度反転した状態となる2つの位置に対応させて設けられていることを特徴とする走行玩具。
【請求項2】
前記係合部は前記第1軸の外周に設けられた係合突起と、前記軸受プレートに設けられた係合溝とからなることを特徴とする請求項1記載の走行玩具。
【請求項3】
前記第1軸を下降位置に向けて付勢する付勢手段を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の走行玩具。
【請求項4】
前記第1軸と前記第2軸との間には環状空間が形成されるとともに、前記第1軸の下端部に外向きフランジが、前記第1軸の上端部に内向きフランジがそれぞれ設けられ、
前記付勢手段は前記外向きフランジと前記内向きフランジとの間にあって前記第1軸を取り巻いて配置されたコイルバネからなることを特徴とする請求項3記載の走行玩具。
【請求項5】
前記第1軸及び第2軸を相対的に昇降自在かつ回転不能とする手段として、前記第2軸の内周に軸方向に沿って突条が形成され、前記第1軸の前記外向きフランジの外周に前記突起に係合する溝が形成されていることを特徴とする請求項4記載の走行玩具。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1に記載の走行玩具と、この走行玩具を走行させるための軌道とを備えた走行玩具装置であって、
前記軌道は前記従動輪を支持して案内する1対のガイドレールと、
このレール間に形成され、前記駆動輪を案内する案内面とを備え、
前記第1軸の下端面に突起が形成され、前記ガイドレール間に前記突起が乗り上げて前記第1軸を上昇させる1対のテーパ状突起が軌道方向に間隔を置いて設けられていることを特徴とする走行玩具装置。
【請求項7】
前記駆動輪は平歯車からなり前記案内面はラックからなることを特徴とする請求項6記載の走行玩具装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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