説明

超音波モータ駆動装置

【課題】 長時間駆動させても外部電極が破断することのない信頼性に優れた超音波モータ駆動装置を提供する。
【解決手段】 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、前記2個の超音波振動子を所定の角度で保持する保持部材と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部で前記2個の超音波振動子と接続された接触部材と、を備えた超音波モータの駆動装置であって、
前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が45〜135度であることを特徴とする超音波モータ駆動装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波モータ駆動装置に関するもので、より具体的には、長時間駆動させても外部電極が破断することのない超音波モータ駆動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、図7に示すように、2個の超音波振動子101a・101bと、超音波振動子101a・101bを所定の角度(例えば、90度)で保持する保持部材102と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体であるロータ105と接し、その端部(V字型の開いている方)で超音波振動子101a・101bと接続された接触部材103と、を備えた共振型の超音波モータ100が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この超音波モータ100では、超音波振動子101a・101bを位相が90度ずれた共振周波数でそれぞれ駆動することにより、接触部材103の先端部には楕円運動が生ずる。楕円運動する接触部材103を一定の力でロータ105の端面に押し付けると、接触部材103とロータ105との間に生ずる摩擦力によってロータ105の外周の接線方向への推力が加わるために、ロータ105を回転させることができる(「共振駆動」という)。
【特許文献1】特開2000−152671号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、本発明の超音波振動子の圧電素子は、後で詳細に説明する2個のリング状の積層型圧電セラミックスを構成部品としているが、この積層型圧電セラミックスの内部電極と通電する外部電極が、超音波モータ駆動装置を長時間駆動させると破断して不具合を発生するという課題があった。
【0005】
本発明者らは、前記した課題を解決するために鋭意検討して本発明を完成したものであり、本発明は、長時間駆動させても外部電極が破断することのない信頼性に優れた超音波モータ駆動装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した本発明の目的は、下記した手段によって解決することができる。
(1)圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、前記2個の超音波振動子を所定の角度で保持する保持部材と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部で前記2個の超音波振動子と接続された接触部材と、を備えた超音波モータの駆動装置であって、
前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が45〜135度であることを特徴とする超音波モータ駆動装置。
【0007】
(2)前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が略90度であることを特徴とする(1)に記載の超音波モータ駆動装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、長時間駆動させても外部電極が破断することのない超音波モータ駆動装置を信頼性良く提供できる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は超音波モータ10の概略構成を示す説明図である。この超音波モータ10は、先に図7に示した超音波モータ100と同じ構造を有するが、改めてより詳しく超音波モータ10の構造について説明する。
【0010】
超音波モータ10は、ランジュバン型の構造を有する2個の超音波振動子11a・11bと、超音波振動子11a・11bを90度の角度で保持する保持部材12と、被駆動体15に接する略V字型の形状を有する接触部材13とを有している。保持部材12には押圧機構14が取り付けられており、押圧機構14は所定の力で接触部材13を被駆動体15に押しあてている。
【0011】
超音波振動子11a・11bは同じ構造を有する。超音波振動子11aは、両端がネジ切りされたボルト21と、ボルト21のネジ溝に嵌合するネジ穴を有する袋ナット22と、ボルト21を通すことができる円柱孔を具備する2枚のリング状の圧電板23a・23bと、ボルト21を通すことができるリング状の電極板24a〜24cとを有している。超音波振動子11bは、超音波振動子11aと同様に、ボルト21´と、袋ナット22´と、2枚のリング状の圧電板23a´・23b´と、リング状の電極板24a´〜24c´とを有している。圧電板23a・23b・23a´・23b´の表裏面には電極(図示せず)が形成されている。
【0012】
保持部材12にはボルト21を通すための孔部が設けられている。接触部材13は、被駆動体15に接する当接部13aと、超音波振動子11a・11bと連結される連結部13b・13b´と、当接部13aと連結部13b・13b´とを連結するネック部13c・13c´から構成されており、連結部13b・13b´にはそれぞれボルト21・21´のネジ溝に嵌合するネジ穴が形成されている。なお、圧電板23a・23bは袋ナット22と接触部材13の連結部13bによって所定の力で締め付けられ、これによってランジュバン型の超音波振動子11aが得られることから、接触部材13の連結部13bは超音波振動子11aの構成要素でもある。同様に、連結部13b´は超音波振動子11bの構成要素でもある。
【0013】
図1に示されるように、圧電板23a・23bが電極板24a〜24cに挟まれるように配置し、これら圧電板23a・23bと電極板24a〜24cおよび保持部材12の孔部にボルト21を通し、ボルト21の端部にそれぞれ接触部材13と袋ナット22を取り付ける。これによって圧電板23a・23bは所定の力で締め付けられる。このように、超音波モータ10においては、接触部材13は被駆動体15に推力を与えるだけでなく、圧電板23a・23bを締め付けてランジュバン型振動子を構成する部材としての役割を担っている。勿論、2個のナットで圧電体23a・23bを締め付けて構成されるランジュバン型振動子を準備し、一方のナットを接触部材13の連結部13bにネジ止めや接着剤による接着や溶接等によって取り付けることによって、超音波モータ10と同等の超音波モータを構成してもよい。
【0014】
圧電板23a・23bには、PZT系等の圧電セラミックスが好適に用いられる。圧電板23a・23bの分極の向きは、圧電板23a・23bの間に挟まれている電極板24bについて対称となっている。また、電極板24a・24cは互いに電気的に接続されている。したがって、電極板24bと電極板24cとの間に電圧を印加すると、圧電板23a・23bには同じ位相で変位(振動)が生ずる。つまり、圧電板23a・23bがその厚み方向に共に伸び、または、共に縮む。
【0015】
通常、ボルト21と袋ナット22と保持部材12は金属製であり、この場合には電極板24a・24cは保持部材12を介して袋ナット22と導通する。このため、保持部材12または超音波振動子11aの袋ナット22を圧電体23a・23bを駆動するための接地電極として用いることができ、このときに超音波振動子11bが具備する圧電板23a´・23b´を駆動するためのアースを同時にとることができる。
【0016】
超音波振動子11aの圧電板23a・23bを伸縮させ、またこれと同時に超音波振動子11bの圧電板23a´・23b´を伸縮させた際には、接触部材13のネック部13c・13c´が適度にしなって、超音波振動子11a・11bの変位が当接部13aにおいて合成され、これによって当接部13aが変位する構成となっている。
【0017】
接触部材13には、耐摩耗性に優れる材料、例えば、ステンレスや超硬合金等の金属材料や、アルミナや窒化ケイ素、炭化ケイ素等のセラミックスが用いられる。接触部材13が金属製であれば、接触部材13にボルト21と連結するためのネジ溝を形成することが容易である。接触部材13が金属製であっても、接触部材13は電極板24aと導通するために、保持部材12または超音波振動子11a・11bの袋ナット22・22´のいずれかを接地すれば、ヘッド13もまた接地される。なお、ヘッド13を金属材料で作製し、その当接部13aの表面に窒化ケイ素等のコーティングを施すことも好ましい。また、接触部材13を金属材料で作製し、当接部13aにセラミック部材を配設し、このセラミック部材が実質的に被駆動体15と接するようにしてもよい。
【0018】
押圧機構14としては、例えば、エアーシリンダや油圧シリンダ、スプリングコイル等が用いられる。
【0019】
このような構造を有する超音波モータ10を共振駆動する場合には、超音波振動子11aと超音波振動子11bとを、位相が90度ずれた交流電圧で駆動する。例えば、図1に示されるように、超音波振動子11aの電極板24bにV=V0sin(2πft)(V0;ゼロ−ピーク電圧、f;周波数、t;時間)の交流電圧を印加し、これと同時に超音波振動子11bの電極板24b´にV=V0cos(2πft)の交流電圧を印加する。これによって超音波振動子11a・11bが伸縮し、当接部13aには図1に示すような反時計回りの楕円運動が生じ、被駆動体15は+Xの向きに移動する。(ここで、図1に示した楕円を含む面を、本発明では、超音波モータの駆動装置の駆動面と定義する。)
【0020】
逆に超音波振動子11aにV=V0cos(2πft)を印加し、超音波振動子11bにV=V0sin(2πft)の交流電圧を印加すれば、時計回りの楕円運動が生じるために、被駆動体15を−Xの向きに移動させることができる。また、超音波振動子11aにV=V0sin(2πft)を印加し、超音波振動子11bにV=−V0cos(2πft)の交流電圧を印加すれば、時計回りの楕円運動が生じるために、被駆動体15を−Xの向きに移動させることができる。
【0021】
次に、本発明に係わる圧電素子とこの側面に形成した略長方形の外部電極の概略構成について詳細に説明する。
上記した超音波振動子では、圧電素子として2枚の圧電板を用いた例で説明したが、本発明では、圧電素子として2個のリング状の積層型圧電セラミックスを構成部品としている。その理由は、従来の圧電板を用いた場合よりも低い電圧で駆動でき、特別な高電圧を出力できる駆動電源を用意する必要がなくなるからである。
ここで、図2に本発明に係るリング状の積層型圧電セラミックスの概略構成を示す斜視図(a)と略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と積層型圧電セラミックスの円柱孔の軸と、を含む面での縦断面図(b)を示した。(図2(b)では、3枚の圧電セラミックス層を積層した場合を模式的に図示した。)
【0022】
図2において、1は上部電極で、2は下部電極である。略長方形の外部電極3は、上部電極1と内部電極4に電気的に接続されている。(外部電極3とは反対側の側面には、下部電極2と内部電極4´に電気的に接続されている外部電極3´が形成されている。)積層型圧電セラミックスは中央に円柱孔5を具備するリング状を呈している。
ここで、2枚の圧電板を用いた図1の従来例で説明したと同様に、本発明に係る超音波振動子は、2個の同一形状の積層型圧電セラミックスが3枚の電極板に挟まれて、図2(b)において図示する円柱孔の軸が互いに同一となるように組み立てられている。したがって、本発明にて定義する圧電素子に形成された円柱孔の軸とは、図2(b)において図示する円柱孔の軸と同一である。
【0023】
図3には、外部電極3の拡大概略模式図を示した。本発明では、図3に示した外部電極の略長方形の長辺と平行な対象線と、図2の(b)にて図示した積層型圧電セラミックスの円柱孔の軸(圧電素子に形成された円柱孔の軸と同一である。)と、を含む面を発明を特定するための構成要件としている。
【0024】
図4に、本発明の特定事項を説明するための図を示した。すなわち、 図4は、圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸(積層型圧電セラミックスに形成された円柱孔の軸と同一である。)とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面(図1に示した楕円を含む面と同一である。)と平行な面と、によって形成される2面角を説明するための図である。(2つの面を両方とも直線視したときの図である。)
図4において、aは、超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面を直線視したときの直線で、bは、圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面を直線視したときの直線であり、αは前記2面により形成される2面角である。
【0025】
ここで、本発明では、圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、前記2個の超音波振動子を所定の角度で保持する保持部材と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部で前記2個の超音波振動子と接続された接触部材と、を備えた超音波モータの駆動装置であって、
前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が45〜135度であることを特徴とする超音波モータ駆動装置を提案している。
【0026】
すなわち、上記図4で説明したように、2面角αが45〜135度であることを特徴とする超音波モータ駆動装置を提案している。
ここで、2面角αが45〜135度の範囲以内を超えた角度であると、長時間駆動させても外部電極が破断することのない超音波モータ駆動装置を信頼性良く提供できなくなるので好ましくない。その理由は、2面角αを45〜135度の範囲以内を超えた角度とすると、超音波モータ駆動装置の駆動時に圧電素子の屈曲振動により発生する応力の外部電極への影響が無視できなくなるほど大きくなるため外部電極が破断するものと推論される。
【0027】
より好ましくは、前記2面角αが略90度であると、圧電素子の屈曲振動により発生する応力の外部電極への影響を最小にすることができるため好ましい。(請求項2係る特定事項である。)
【0028】
以下に本発明を実施例と比較例により詳細に説明する。
(実施例)
実施例として用いた超音波モータ駆動装置の積層型圧電セラミックス(積層数としては7層とした。)は、外径20mm、円柱孔の径11mmで、厚み4.5mmのものを公知の方法にて作成した。なお、内部電極としては、銀−パラジウム電極を、外部電極と上部電極および下部電極には銀電極を用いた。その他の構成部品の組み立て方法については、上記した従来例と同様にして超音波モータ駆動装置を得た。
図5は、本発明の実施例の超音波モータ駆動装置の概略構成を模式的に示した説明図である。
図5に示したように、本発明の超音波モータ駆動装置は、圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子11a,11bと、前記2個の超音波振動子を所定の角度で保持する保持部材12と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部で前記2個の超音波振動子と接続された接触部材6とを有している。
また、超音波振動子11aにおける圧電素子は、前記したように2個の同一形状の積層型圧電セラミックス7が電極板24bを挟んで対象となるように、かつ、円柱孔の軸が同一となるように組み立てられている。(超音波振動子11bについても同様にして圧電素子を組み立てた。)ここで、外部電極3は図示しない上部電極と接続しており、これと反対側の側面には下部電極と接続された外部電極3´(実施例では、図示せず。)が形成されている。
さらに、実施例では、前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が90度となるようにした。 次に、本発明の超音波モータ駆動装置をストローク300mmのステージ取り付け、フィードバックコントローラを用いて加速度3G、速度1.5m/secで往復駆動試験を行ったところ、駆動距離換算で400Kmを超える駆動試験においても圧電素子の外部電極の疲労破壊により破断や亀裂は認められなかった。
また、前記2面角を45度または135度とした場合も、駆動距離換算で300Kmの駆動試験においても圧電素子の外部電極の疲労破壊により破断や亀裂は認められなかった。
【0029】
(比較例)図6は、本発明の比較例の超音波モータ駆動装置の概略構成を模式的に示した説明図である。
比較例では、前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が0度(前記2面が互いに平行である場合。)となるようにした。
その結果、駆動距離換算で約100mの駆動で圧電素子の外部電極が疲労破壊により破断した。
【0030】
以上説明したように、本発明によれば、長時間駆動させても圧電素子の外部電極が破断することのない信頼性に優れた超音波モータ駆動装置が得られることが分かった。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の超音波モータ駆動装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る積層型圧電セラミックスの概略構成を示す斜視図と断面図である。
【図3】本発明に係る略長方形の外部電極の拡大概略模式図である。
【図4】本発明の特定事項を説明するための図である 。
【図5】本発明の実施例の超音波モータ駆動装置の概略構成を示す説明図である。
【図6】本発明の比較例の超音波モータ駆動装置の概略構成を示す説明図である。
【図7】従来の超音波モータの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0032】
1;上部電極
2;下部電極
3,3´;外部電極
4,4´;内部電極
5;円柱孔
6;接触部材
7;積層型圧電セラミックス
10;超音波モータ
11a・11b;超音波振動子
12;保持部材
13;接触部材
13a;当接部
13b;連結部
13c;ネック部
14;押圧機構
15;被駆動体
21・21´;ボルト
22・22´;袋ナット
23a・23b・23a´・23b´;圧電板
24a〜24c;24a´〜24c´;電極板
100;超音波モータ
101a・101b;超音波振動子
102;保持部材
103;接触部材
105;ロータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、前記2個の超音波振動子を所定の角度で保持する保持部材と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部で前記2個の超音波振動子と接続された接触部材と、を備えた超音波モータの駆動装置であって、
前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が45〜135度であることを特徴とする超音波モータ駆動装置。
【請求項2】
前記圧電素子の一側面に形成された略長方形の外部電極の長辺と平行な対称線と前記圧電素子に形成された円柱孔の軸とを含む面と、前記超音波モータの駆動装置の駆動面と平行な面と、によって形成される2面角が略90度であることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ駆動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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